JPH1031051A - 半導体装置測定用クランプ装置 - Google Patents

半導体装置測定用クランプ装置

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JPH1031051A
JPH1031051A JP18582996A JP18582996A JPH1031051A JP H1031051 A JPH1031051 A JP H1031051A JP 18582996 A JP18582996 A JP 18582996A JP 18582996 A JP18582996 A JP 18582996A JP H1031051 A JPH1031051 A JP H1031051A
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清光 石村
Kazunori Ogawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は半導体装置のリード25およびフラン
ジ26を基台22側に押し付ける半導体装置測定用のク
ランプ装置に関し、フランジ26の歪みやフランジ26
とリード25との段差にばらつきがあっても一様の押圧
力で押えるようにする。 【解決手段】フランジ26の面に倣うように鋼球4を介
してフランジ26の並ぶ方向に旋回し得るエコライザ7
とスプリング5の反発力でリード25を押さえるプロー
ブ6とをホルダ1に取付け、ホルダ1を下降させるだけ
でフランジ26とリード25を押えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外郭体の両側面よ
り板状のフランジが突出しこのフランジと直交する方向
にパッケージ体から導出される信号入・出力用のリード
をもつ半導体装置の電気特性を測定するために前記リー
ドと前記フランジをストリップラインとアース導体に押
圧接触させる半導体装置測定用クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の半導体装置測定用クランプ
装置の一例を説明するための斜視図である。従来、この
種の半導体装置用クランプ装置は、例えば、図4に示す
ように、半導体装置27のフランジ26が入り込む上面
の溝21cの両側にストリップライン基板21a,21
bが貼り付けられる導電性の基台22と、基台22に載
置された半導体装置27のフランジ26を溝底に押し付
けるフランジ押え部23bとストリップライン24a,
24bにリード25を押し付けるリード押え部23aを
有する押え板23とを備えている。
【0003】ストリップライン基板は誘電体であり、こ
の誘電体の表面に形成される導電性のストリップライン
24a,24bは定められたインピーダンスを有してい
る。また、押え板23は、ばね性のある板部材から製作
され、基台22にネジ止めすることにより、フランジ2
6を溝21cの底面に押し付けるけると同時に撓んだ押
え板23の反発力でリード25をストリップライン24
aに押し付けて半導体装置27の電気特性を測定してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置測定用クランプ装置では、半導体装置のフランジを
基台の溝底であるアース導体にネジ止めにより強固に固
定しアース強化及び放熱性は満足しているものの、リー
ドとフランジとの段差寸法のばらつきが大きくしかもフ
ランジ面とリード面とは平行とは限らず切らずある程度
の傾きがある。このため、押し付けるときに片当りした
りし接触圧が一様でないことが多々ある。また、リード
とフランジとの段差寸法が押え板の撓む範囲より狭くな
ると、リードとストリップラインとの接触が片当りのと
きと同じように悪くなる。そして、これら接触不良はイ
ンピーダンスの不整合を引き起し信号の反射が発生し測
定の結果、特性不良となる。また、逆に、押え板の撓む
範囲を超えると、リードとストリップラインとの接触圧
が過剰となり、ストリップラインの劣化を早めると同時
に特性測定の繰り返し再現性不良となる。さらに、この
押え板の中心であるリード押え部に荷重集中しやがては
押え板が疲労破壊してしまう。
【0005】一方、この種の半導体装置は現状では少量
生産であるので、このような簡易なもので済むものの、
かかるクランプ装置では、入出力端子への測定子への接
触させるのに測定毎に取付ネジの取付け・取り外しを行
なわなければならず、作業性が悪いという欠点がある。
また、ネジ止め式のものは自動化対応に向いていないと
いう問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、半導体装置の入
出力端子およびフランジのそれぞれを一定のインピーダ
ンスをもつストリップラインおよびアース導体に同時に
一様な接触圧て接触できるとともに自動化対応ができる
半導体装置測定用クランプ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
装置の外郭体より導出される入出力端子をインピーダン
スの一定のストリップラインに押圧接触させる第1の押
圧部材と、前記入出力端子の伸びる方向と垂直に互に前
記半導体装置の外郭体から外方に延在する一対のフラン
ジをアース導体に押圧接触させる第2の押圧部材とを備
える半導体装置測定用クランプ装置において、前記入出
力端子および前記フランジに向けて上下動するホルダ
と、このホルダの穴に摺動する前記第1の押圧部材に反
発力を与えるスプリングと、前記フランジの並ぶ方向の
平面内を旋回自在に前記第2の押圧部材を前記ホルダに
連結する連結機構とを備える半導体装置測定用クランプ
装置である。
【0008】また、前記連結機構が溝に嵌合する鋼球を
備えるか、あるいは前記第2の押圧部材の後端部の両側
の傾斜面と接触する一対の回転自在ピンを備えるか、も
しくは前記第2の押圧部材の中心を貫通し回転自在に前
記ホルダに取り付けられる軸を備えるかである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0010】図1(a)〜(c)は本発明の一実施の形
態における半導体装置測定用クランプ装置を説明するた
めの分解斜視図および断面図である。この半導体装置測
定用クランプ装置は、図1に示すように、基台22に載
置される半導体装置27のリード25およびフランジ2
6に向けて上下動するとともに上部にカバー3と片側面
に側板2が取付けられるホルダ1と、このホルダ1の垂
直の方向の二つの穴8に摺動しホルダ1の下降に伴なっ
てリード25をストリップライン24a,24bにスプ
リング5の反発力で押え込むプローブ6と、フランジ2
6の並ぶ方向の平面内を矢印に示すように自在に旋回し
得るように互のV溝9a,9bに嵌合される鋼球4を介
してホルダ1に連結されるとともにホルダ1の下降に伴
なって両端の突出部a,10bで一対のフランジ26を
基台22の溝21cの底面に押し付けるエコライザ7と
を備えている。
【0011】半導体装置27は基台22であるアース導
体に加工された溝21cにフランジ26が入り込み載置
される。そして、この基台22の上部に被着されたスト
リップライン基板21a,21bにはリード25と接触
するストリップライン24a,24bが設けられてい
る。このストリップライン24a,24bにリード25
を押し付けるプローブ6は、ホルダ1の穴8内を円滑に
摺動するように外形がシリンダ状の部分とその下はやや
平板状で先端がストリップライン24aと24bとに十
分接触面積が得られるように形成されている。
【0012】一方、フランジ26を溝21cの底に押し
付けるエコライザ7は、鋼球4を介してホルダ1に連結
され、すなわち、ピボット軸受のようにフランンジ26
が並ぶ方向に旋回し得るようにかつこれと直角方向はホ
ルダ1の内壁と滑合するようにホルダ1のカバー3に連
結されている。従って、二つのフランジ26の面が傾む
きにばらつきが有っても、このエコライザ7がフランジ
26の面に倣って押え込むので、従来のように片当りの
ようなことが起こることなく一様な接触圧で押さえるこ
とができる。
【0013】図2(a)〜(c)は図1の半導体装置測
定用クランプ装置の一変形例を説明するための分解斜視
図および断面図である。この半導体装置測定用クランプ
装置におけるエコライザ7のホルダ1への取付け構造
は、図2に示すように、フランジ26を押え込むときフ
ランジ26の面の傾きに応じてエコライザ7を傾むけエ
コライザ7の両肩の傾斜部12と回転しながら接触し押
圧力を与える二つの回転自在ピン11を設けたことであ
る。
【0014】すなわち、ホルダ1が下降し、エコライザ
7の突出部10a,10bが半導体装置27のフランジ
26に接触し、下降するにつれてフランジ26の緬に倣
ってエコライザ7がいずれかに傾くと同時に回転自在ピ
ン11がエコライザ7の傾斜部12に接触しながら回転
する。これによりホルダ1の押圧力は回転自在ピン11
を介してエコライザ7の突出部10a,10bに伝えら
れ、プローブ6はリード25をスプリング5の反発力で
押える。
【0015】図3は図1の半導体装置測定用クランプ装
置の他の変形例を説明するための分解斜視図である。こ
の半導体装置測定用クランプ装置におけるエコライザ7
のホルダ1への取付けは、図3に示すように、カバー3
の穴を貫通する空気シリンダのピストンロッド13の取
付穴14の穴16に挿入されるジョイントピン15で行
なわれている。
【0016】このジョイントピン15はエコライザ7の
穴16とは精密に嵌合され、がたを生ずることなくエコ
ライザ7をフランジ26の並ぶ方向に旋回できる。ま
た、図面には示していないが、ジョイントピン15はエ
コライザ7の穴16から抜けないように、エコライザ7
の両側面においてリテーナリングで止められている。そ
れ以外は図1と同じである。
【0017】この空気シリンダのピストンロッド13に
ジョイントピン15を介してエコライザ7を取り付けれ
ば、空気シリンダのピストンロッド13の下降によりエ
コライザ7がフランジ26と接触し、さらに下降に伴な
いフランジ26の面に倣いエコライザ7が傾くと同時に
プローブ6によりリード25は一定の圧力でストリップ
ライン24a,24bに押し付けられる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体装
置のフランジをアース導体に押え込む押え部材に二つの
フランジがなす平面の傾きに倣うように旋回し得る機構
と押え部材の押え込む動作に伴なって半導体装置のリー
ドをストリップラインにばね圧で押え込むプローブとを
設けることによって、フランジの傾きやリードとフラン
ジとの段差寸法のばらつきがあっても、リードおよびフ
ランジへの押圧力を一定にでき、信頼性の高い測定でき
るという効果がある。荷重をフランジ押えの中心部に集
め左右に均一な分力を作ることにより、左右のフランジ
に均一に荷重を加えることを可能とした。また、フラン
ジ押え部材とリード押え部材と一つのホルダに取付ける
ことによって、単にホルダのみ上下動させるだけでクラ
ンプ動作が行なえるので、自動化し易いという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における半導体装置測定
用クランプ装置を説明するための分解斜視図および断面
図である。
【図2】図1の半導体装置測定用クランプ装置の一変形
例を説明するための分解斜視図および断面図である。
【図3】図1の半導体装置測定用クランプ装置の他の変
形例を説明するための分解斜視図である。
【図4】従来の半導体装置測定用クランプ装置の一例を
説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 2 側板 3 カバー 4 鋼球 5 スプリング 6 プローブ 7 エコライザ 8,16 穴 9a,9b V溝 10a,10b 突出部 11 回転自在ピン 12 傾斜部 13 シリンダロッド 14 取付穴 15 ジョイントピン 16,16a ホルダー 21a,21b ストリップライン基板 22 基台 23a リード押え部 23b フランジ押え部 24a,24b ストリップライン 25 リード 26 フランジ 27 半導体装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の外郭体より導出される入出
    力端子をインピーダンスの一定のストリップラインに押
    圧接触させる第1の押圧部材と、前記入出力端子の伸び
    る方向と垂直に互に前記半導体装置の外郭体から外方に
    延在する一対のフランジをアース導体に押圧接触させる
    第2の押圧部材とを備える半導体装置測定用クランプ装
    置において、前記入出力端子および前記フランジに向け
    て上下動するホルダと、このホルダの穴に摺動する前記
    第1の押圧部材に反発力を与えるスプリングと、前記フ
    ランジの並ぶ方向の平面内を旋回自在に前記第2の押圧
    部材を前記ホルダに連結する連結機構とを備えることを
    特徴とする半導体装置測定用クランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記連結機構が溝に嵌合する鋼球を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置測定用ク
    ランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記連結機構が前記第2の押圧部材の後
    端部の両側の傾斜面と接触する一対の回転自在ピンを備
    えることを特徴とする請求項1の半導体装置測定用クラ
    ンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記連結機構が前記第2の押圧部材の中
    心を貫通し回転自在に前記ホルダに取り付けられる軸を
    備えることを特徴とする請求項1記載の半導体装置測定
    用クランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104374958A (zh) * 2014-06-24 2015-02-25 吴江市创源电子有限公司 一种组装、测试夹具
CN112154335A (zh) * 2018-05-28 2020-12-29 三菱电机株式会社 半导体器件的电气特性测定装置

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CN112154335B (zh) * 2018-05-28 2023-08-22 三菱电机株式会社 半导体器件的电气特性测定装置

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