JP3236256B2 - 端子接続構造、該構造を用いた電子デバイス測定治具、及び電子デバイス測定装置 - Google Patents

端子接続構造、該構造を用いた電子デバイス測定治具、及び電子デバイス測定装置

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JP3236256B2
JP3236256B2 JP35070297A JP35070297A JP3236256B2 JP 3236256 B2 JP3236256 B2 JP 3236256B2 JP 35070297 A JP35070297 A JP 35070297A JP 35070297 A JP35070297 A JP 35070297A JP 3236256 B2 JP3236256 B2 JP 3236256B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子デバイスの電
気特性を測定するため、電子デバイスが装着される装着
部に適用され電子デバイスの端子との接触が安定して得
られる端子接続構造、該装着部の構造を用いた電子デバ
イス測定治具、及び電子デバイスの測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージ等の電子デバイスの各種
電気特性、例えば信号の入出力特性や周波数特性等は、
電子デバイス測定装置で測定される。図11は、この測
定装置の装着部を示す側断面図である。装着部50は、
基台51上に信号伝送路52が設けられ、予め電子デバ
イス1の端子2(端子数及び配列ピッチ)に対応した信
号ライン52aが設けられ、電子デバイス1をハンド5
3等で吸着した状態でこの信号ライン52aの上方から
接触させる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子デ
バイス1に設けられた複数の端子2のうち一部の端子2
が反っていた場合には、単に電子デバイス1を信号ライ
ン52a上に載置しただけでは接触が不安定となる。こ
のため、ハンド53により電子デバイス1を上方から所
定圧力で押圧する必要があるが、反りの程度が大きいと
きには、電子デバイス1に対し不必要に過大な荷重を加
えることとなる問題があった。
【0004】これを解決するため、図12の側面図に示
すように、電子デバイス1の端子2が接触する部分の信
号ライン52a部分が基板52上から浮くよう片持ち状
の板バネ54を設けて、電子デバイス1の端子2と信号
ライン52aとの接触を安定化させる構成としたものも
ある。この構成によれば、特に、複数の端子2のうち一
部の端子2が反っていて全体の接触位置が高さ方向でず
れていても板バネ54でこの高さの違いが吸収され、全
ての端子2を信号ライン52aに接触させることができ
る。
【0005】しかしながら、上記構成では、電子デバイ
ス1の端子2との接触部分に板バネ54が用いられるた
め、インダクタンス成分が含まれることになり、電子デ
バイス1の電気特性を精度良く測定することができな
い。特に、電子デバイス1のグランド端子は、この板バ
ネ54を介してグランドの信号ライン52aに接続され
るため、板バネ54の長さ分だけグランドの信号ライン
52aに対し長い距離で接続されることになる。一般的
に、電子デバイス1が高周波帯域の信号を扱うものであ
る場合、装着部50の信号伝送路は、高周波伝送路、例
えばマイクロストリップラインを構成するよう基板52
の裏面全面にグランド面52bが形成されており、スル
ーホール52cを介して電子デバイス1のグランドの端
子2に短距離で接続する構成が採られている。しかしな
がら、上記板バネ54を介する構成によりこの板バネ5
4の長さ分だけグランド面52bへの接続距離が長くな
ってしまう問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、電子デバイスの端子を信号ラインに短
距離でかつ安定して接触できる端子接続構造を提供する
ことを目的としている。また、該構造を用いて電子デバ
イスの電気特性を精度良く測定することができる電子デ
バイス測定治具、及び電子デバイス測定装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の端子接続構造は、電子デバイス(1)の端
子の端部(2da)位置より内側あるいは外側の位置に
所定高さの側面(6c)が位置する基板(6)と、前記
基板上に前記電子デバイスから外側の所定方向に向けて
延出形成され、電子デバイスに高周波信号を入出力する
ための複数の信号ライン(6a)と前記基板に形成され
たグランドライン(6b)とから構成される高周波伝送
路と、を有する端子接続構造において、前記各信号ライ
ンの延出方向に沿って配置される所定長の板状をなし、
前記電子デバイスの各端子の端部(2da)及び前記各
信号ラインにそれぞれ接触して該電子デバイスの各端子
と各信号ラインの電気的導通を図る複数の接点部材(1
0)と、各端部(11a)に前記各接点部材の長さ方向
の基端部(10b)が取り付けられ、前記各信号ライン
に対し前記各接点部材を所定角度(α)傾斜して保持
し、前記電子デバイスの各端子が上方から押圧的に接触
されることにより、前記各端子と各信号ラインが前記各
接点部材を介して導通するように撓む可撓性を有する複
数の保持部材(11)と、を具備することを特徴とす
る。
【0008】また、前記各保持部材(11)は、可撓性
を有するフィルム状の絶縁シートでなり、該各絶縁シー
トは、一端部(11b)が前記各信号ライン(6a)の
面に対し所定の高さを有して固定部材(12,4a)に
よりそれぞれ固定され、各他端部(11a)に前記各接
点部材(10)の基端部(10b)が設けられて該各接
点部材を前記所定角度(α)傾斜して保持する構成とし
てもよい。
【0009】また、前記各信号ライン(6a)又は各接
点部材(10)のいずれかには突起部(6e)が設けら
れ、該突起部に前記各接点部材が電気的に導通する構成
としてもよい。
【0010】また、前記各保持部材(11)は、前記各
信号ライン(6a)上に設けられ、前記各接点部材(1
0)を収容する複数の収容部(16a)を備えた保持ブ
ロック(16)と、前記保持ブロックの各収容部に設け
られ、前記各接点部材を前記所定角度(α)に傾斜保持
し、前記電子デバイス(1)の各端子(2)が前記各接
点部材に接触したときに弾性変形する複数の弾性体(1
7)と、により構成してもよい。
【0011】本発明の電子デバイス測定治具は、高周波
測定信号を入出力する接栓(7a、7b)と、電子デバ
イスの端子の端部位置より内側あるいは外側の位置に所
定高さの側面(6c)が位置する基板(6)と、前記接
栓に導通接続され、前記基板上に前記電子デバイスから
外側の所定方向に向けて延出形成され、電子デバイスの
各端子(2)に前記高周波測定信号を伝送するための信
号ライン(6a)と前記基板に形成されたグランドライ
ンとから構成される高周波伝送路とを有し、電子デバイ
ス(1)の電気特性を測定するために該電子デバイスが
装着される電子デバイス測定治具において、前記各信号
ラインの延出方向に沿って配慮される所定長の板状をな
し、前記電子デバイスの各端子の端部(2da)及び前
記各信号ラインにそれぞれ接触して該電子デバイスの各
端子と各信号ラインの電気的導通を図る複数の接点部材
(10)と、各端部(11a)に前記各接点部材の長さ
方向の基端部(10b)が取り付けられ、前記各信号ラ
インに対し前記各接点部材を所定角度(α)傾斜して保
持し、前記電子デバイスの各端子が上方から押圧的に接
触されることにより、前記各端子と各信号ラインが前記
各接点部材を介して導通するように撓む可撓性を有する
複数の保持部材(11)と、を具備したことを特徴とす
る。
【0012】本発明の電子デバイス測定装置は、高周波
測定信号を入出力する接栓(7a、7b)と、電子デバ
イスの端子の端部位置より内側あるいは外側の位置に所
定高さの側面(6c)が位置する基板(6)と、前記接
栓に導通接続され、前記基板上に前記電子デバイスから
外側の所定方向に向けて延出形成され、電子デバイスの
各端子(2)に前記高周波測定信号を伝送するための複
数の信号ライン(6a)と前記基板に形成されたグラン
ドラインとから構成される高周波伝送路と、を持つ電子
デバイス測定治具を有し、前記電子デバイスの電気特性
を測定する電子デバイス測定装置において、前記測定用
の電子デバイス(1)を供給する供給部(31)と、前
記電子デバイスが装着され、該電子デバイスの端子
(2)に接触する前記複数の信号ラインが設けられた装
着部(32)と、前記装着部の複数の信号ラインに接続
され、前記電子デバイスの電気特性を測定する測定部
(35)と、前記測定後の電子デバイスを電気特性の測
定結果に基づき選別する回収部(33)と、前記電子デ
バイスを前記装着部から取り出し搬送して前記測定部に
装着するとともに、電気特性測定後の電子デバイスを前
記装着部から取り外し前記回収部に搬送する搬送部(3
4)とを備え、前記装着部は、前記各信号ラインの延出
方向に沿って配置される所定長の板状をなし、前記電子
デバイスの各端子の端部(2da)及び前記各信号ライ
ンにそれぞれ接触して該電子デバイスの各端子と前記各
信号ラインの電気的導通を図る複数の接点部材(10)
と、各端部(11a)に前記各接点部材の長さ方向の基
端部(10b)が取り付けられ、前記各信号ラインに対
し前記各接点部材を所定角度(α)傾斜して保持し、前
記電子デバイスの各端子が上方から押圧的に接触される
ことにより、前記各端子と各信号ラインが前記各接点部
材を介して導通するように撓む可撓性を有する複数の保
持部材(11)と、を具備したことを特徴とする。
【0013】
【0014】電子デバイス1の各端子2は、複数の信号
ライン6a上の各接点部材10に接触する。信号ライン
6aは基板6の上面に複数形成され下面にはグランド面
6bが形成されこれら信号ライン6a、グランド面6b
による高周波伝送路が構成されている。各接点部材10
は、基端部10bが保持部材11の一端部11aに設け
られ、この保持部材11により信号ライン6a上で所定
角度傾斜して保持されている。各端子2の接触力により
保持部材11が撓み、各端子2と各信号ライン6aとを
電気的に導通させる。この際、各接点部材10が所定角
度傾斜した状態で信号ライン6aに接触するため、接触
安定性を良好にすることができる。また、端子2と信号
ライン6aとを短距離で導通させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の端子接続構造の
実施形態を説明するための図であり、電子デバイス測定
装置のうち電子デバイス1が装着される装着部の側面図
が示されている。また、図2には同装着部の平面図を示
す。本実施の形態では、電子デバイス1が高周波信号を
扱うものとし、対応して図示の装着部も同高周波信号を
測定可能な構成とされている。
【0016】電子デバイス1は、パッケージ面1aから
外方に導出された複数本の端子2を有する。これら端子
2は図示の如く、途中部分の2か所でL字形に折曲され
取付片2dがパッケージ面1aとほぼ平行に折曲されて
いる。電子デバイス1の製造時にはこの取付片2dが全
て同一面位置上に位置するよう折曲形成されている。装
着部は、電子デバイス1の端子2との電気的接続部分が
高周波線路で構成されている。図示の例では高周波線路
は、マイクロストリップラインで構成されている。以
下、装置2の構成を詳細に説明する。
【0017】基台4には、中央部に突起部4aが突出形
成されている。電子デバイス1のパッケージ面1a下面
は突起部4aの上面(つきあて面4aa)に載置され
る。基台4上には、マイクロストリップラインを形成す
る基板6が設けられている。基板6は所定厚さの誘電体
で形成され、下面全面にはグランド電位とされたグラン
ド面6bが形成されている。一方、基板6の上面には電
子デバイス1の端子2との接触部分に信号ライン6aが
形成されている。この信号ライン6aは突起部4a部分
を中心として接栓(入出力コネクタ)7a,7bにそれ
ぞれ導出されている。入出力コネクタ7a,7bは基板
6の信号ライン6aとグランド面6bにそれぞれ接続さ
れ、図示しないケーブルを介して電子デバイス測定装置
の測定部に導出される。
【0018】そして、基板6は、突起部4aに面する部
分が突起部4aから所定距離離れて垂直に切り欠かれた
切欠部6cを有する。この切欠部6cの面位置は、電子
デバイス1の端子2の取付片2dの端部2daを基準と
してこの端部2daと重ならない位置、即ち、端部2d
aより内側あるいは外側に位置するよう形成される。図
示の例では切欠部6cの面位置は、電子デバイス1の端
子2の取付片2dの端部2daの位置よりそれぞれ内側
に位置している。
【0019】この切欠部6c部分には、基板6の面に対
し所定角度を有するよう板状の接点部材10が配置され
る。この接点部材10は、電気的接点として一般的な導
電性の良好な材質でなり、保持部材11により前記基板
の面に対し所定角度を有して保持される。保持部材11
は、可撓性を有するフィルム状の絶縁シートでなり、こ
の保持部材11の一端部11aに接点部材10が形成さ
れてなる。また、保持部材11の他端部11bは、基板
6上で所定高さ突出する固定部材12に固定保持され
る。したがって、図示の如く保持部材11は固定された
他端部11bから下方に湾曲して一端部11aに設けら
れた接点部材10を所定角度αで保持する。ここで、接
点部材10は、電子デバイス1の測定時にのみ基板6の
信号ライン6aと接触すればよく、必ずしも常時接触さ
せておく必要はない。
【0020】次に、上記構成による作用を説明する。図
3は、電子デバイス1の測定状態を示す側断面図であ
る。電子デバイス1は、パッケージ面1aが基台4のつ
きあて面4a上に位置するよう載置され、押当ブロック
21により上方から所定の荷重が加えられる。これによ
り、電子デバイス1の端子2は、接点部材10に上方か
ら接触し、この接点部材10を介して信号ライン6aに
電気的に導通される。
【0021】電子デバイス1は、信号入出力用、バイア
ス(電源)用、グランド用に複数の端子を有する。図3
(a)は、信号入出力用の端子部分での裁断側面図であ
る。電子デバイス1の信号入出力用の端子2dが信号ラ
イン6aに接触した状態で、切欠部6cの面位置は、電
子デバイス1の端子2の取付片2dの端部2daの位置
より内側に位置する。このため、図4の部分拡大図に示
す如く、取付け片2dが上方から接触すると、接点部材
10は、この取付け片2dの端部2daが作用点とな
り、切欠部6cの上端縁6caを支点として図中一点鎖
線位置から実線位置に回動する。ここで、接点部材10
は、保持部材11の撓み特性により基端部10bで図中
矢印方向に示す反力が発生する。
【0022】この反力によって、接点部材10は支点部
分で信号ライン6a方向に付勢されるため、端子2は接
点部材10から上端縁6ca部分を介して信号ライン6
aに導通し、端子2と信号ライン6aとを短距離で電気
的に導通させることができる。また、電子デバイス1測
定時には、保持手段11が撓むため上方から加えられる
負荷が保持手段11が吸収されるため、端子2には一定
圧力以上が加えられず、端子2を故意に曲げるおそれが
ない。ここで、接点部材10に対する端子2の下降量
は、端子2が接触したときにおいても接点部材10が傾
斜するよう設定する。これにより、端子2接触時には常
に接点部材10が信号ライン6aに対し端部で接触して
接触安定性を良好にできるようになる。
【0023】また、図3(b)は、電子デバイス1のグ
ランド用の端子部分での裁断側面図である。同図及び図
2に示すように、電子デバイス1のグランド用の端子2
は、基板6上に形成されたグランド用の信号ライン(グ
ランドライン)6aaの接触箇所の近傍にて基板6の上
面から下面に貫通するスルーホール6abを介して基板
6の下面のグランド面6bに接続されている。このグラ
ンドライン6aaにおいても、上記信号ライン6a同様
に接点部材10は、電子デバイス1の端子2に設けられ
た取付片2dの端部2daが作用点となり、切欠部6c
の上端縁6caを支点として回動する。これによって、
接点部材10は支点部分でグランドライン6aa方向に
付勢されるため、端子2は接点部材10を介してグラン
ドライン6aaに短距離で安定して電気的に導通するこ
とができる。そして、このグランドライン6aaはスル
ーホール6abを介して短距離でグランド面6bに接続
されており、電気的特性を良好にできる。
【0024】この他、図2に示すように、信号ライン6
aとしてのバイアスライン6acに接続される端子2に
ついても同様に短距離で電気的に導通させることができ
る。ここで、電子デバイス1は複数の端子2を有する
が、これら端子2が何らかの原因で曲がった状態(例え
ば反り等)であり取付片2d同士の高さ位置が揃ってい
ない場合であっても、この曲がりの度合いに応じて保持
部材11が撓み反力を生じるため、接点部材10が端子
2と信号ライン6a(グランドライン6aa及びバイア
スライン6acを含む)との間でいずれに対しても安定
して接触することができるようになる。
【0025】次に、図5は、本発明の第2実施形態を示
す側面図である。図5(a)に示すように、この実施形
態では保持部材11の固定位置を変更した構成としてい
る。上記実施形態同様の保持部材11は両端部にそれぞ
れ接点部材10が設けられ、基台4と突起部4aとの間
に挟持固定される。これにより、保持部材11は固定さ
れた他端部11bから下方に湾曲して一端部11aに設
けられた接点部材10を所定角度αで保持する。即ち、
突起部4aは前記固定部材12同様に保持部材11の基
端部を基板6の信号ライン6aの面に対し所定の高さを
有して固定する。
【0026】上記構成においても、電子デバイス1の端
子2の取付け片2dが上方から接触すると、接点部材1
0は、この取付け片2dの端部2daが作用点となり、
切欠部6cの上端縁6caを支点として回動する。ここ
で、接点部材10は、保持部材11の撓み特性により保
持部材11との接合点部分11bで図中矢印方向に示す
反力が発生する。この反力によって、接点部材10は支
点部分で信号ライン6a方向に付勢されるため、端子2
は接点部材10を介して信号ライン6aに短距離で電気
的接触が安定した状態で導通させることができる。
【0027】次に、図6は、本発明の第3実施形態を示
す部分拡大図である。この実施形態では、基板6の信号
ライン6a上には接点部材10と接触する箇所に接点用
突起6eを突出形成する。この構成によれば、電子デバ
イス1の端子2接触時に接点部材10は突起部6eを支
点として図中一点鎖線の位置から実線位置に回動し、か
つ、この突起部6e部分で電気的に導通される。この構
成によっても、端子2は接点部材10を介して信号ライ
ン6aに短距離で電気的接触が安定した状態で導通させ
ることができる。尚、接点用突起は、信号ライン6a側
ではなく接点部材10側に設けてもよい。
【0028】次に、図7は、本発明の第4実施形態を示
す部分拡大図である。この実施形態では、接点部材10
の先端部10aを信号ライン6aに接触する構成とす
る。電子デバイス1の端子2接触時には、接点部材10
は先端部10aを支点として図中一点鎖線の位置から実
線位置に回動し、かつ、この先端部10a部分で電気的
に導通される。この構成によっても、端子2は接点部材
10を介して信号ライン6aに短距離で電気的接触が安
定した状態で導通させることができる。
【0029】次に、図8は、本発明の第5実施形態を示
す図である。図8(a)は部分平面図、図8(b)は同
部分側断面図である。基板6上において、接点部材10
は保持部材15によって保持される。保持部材15は、
絶縁性を有する保持ブロック16、及び弾性体17で構
成される。保持ブロック16は、接点部材10の長さ及
び幅に対応して溝形成された収容部16aを有し、接点
部材10を位置決め保持する。接点部材10の略中央位
置には両側部に係合突起10fが突出形成され、収容部
16aにはこの係合突起10fを係合保持する長溝16
bが上下方向に溝形成されている。また、収容部16a
において、接点部材10の基端部10b下部と基板6と
の間には、弾性体17として絶縁性を有するゴムが配置
されており、接点部材10を前記所定角度αの傾斜状態
で保持する。ゴム17の形状は、図示の球形状に限らず
矩形状のもの等も考えられる。弾性体17は、ゴムに限
らず非導電性のバネ等であってもよい。
【0030】上記構成によっても、電子デバイス1の端
子2接触時には、接点部材10は取付け片2dの端部2
daが作用点となり、基板6の切欠部6cの上端縁6c
aに接する部分(先端部10a)を支点としてゴム17
を弾性変形させて回動する。この構成によっても、端子
2は接点部材10を介して信号ライン6aに短距離で導
通させることができる。ここで、ゴム17は、前記実施
形態で説明した保持部材11が有する撓み特性と同様に
接点部材10に対する反力を生じさせるものであり、端
子2と信号ライン6aとを安定して電気的に接触させる
作用を有している。
【0031】次に、上記説明した端子接続構造を有する
装着部が設けられた電子デバイス測定装置の全体構成を
説明する。図9に示すように、装置は、電子デバイス1
を供給する供給部31と、上記装着部32と、測定後の
電子デバイス1を選別回収する回収部33と、上記供給
部31から装着部32を介し回収部33に至るまでの間
で電子デバイス1を搬送するハンド等の搬送部34と、
前記装着部32に装着された電子デバイス1の電気特性
を測定する測定部35とを有している。
【0032】次に、電子デバイス測定装置全体の処理工
程を図10のフローチャートに基づき説明する。電子デ
バイス1は、搬送部34で供給部31から1個づつ取り
出され、装着部32まで搬送される(SP1)。装着部
32においては、上述したように電子デバイス1を上方
から突起部4a上に載置する。突起部4a上には、電子
デバイス1のパッケージ面1aの外径に対応した位置決
め溝が設けられており、電子デバイス1の水平方向への
移動が規制された状態で装着される(SP2)。搬送部
34は、下端部に上記説明した押当ブロック21が設け
られており、電子デバイス1のパッケージ面1aを突起
部4aのつきあて面4aaに載せた状態を保持する。こ
こで、押当ブロック21は端子2自体を信号ライン6a
に押し付けるものではない。
【0033】この保持状態の期間中に測定部35は、電
子デバイス1に対し入出力コネクタ7a,7bに所定の
測定信号を送出し電気特性、例えば、入出力特性や周波
数特性を測定する(SP3)。この測定後、搬送部34
は、電子デバイス1を装着部32から取り出し、回収部
33に搬送する(SP4)。測定部35は前記電気特性
の測定により電子デバイス1の製品良否を判断し対応す
る選別信号を回収部33に出力する。回収部33は、選
別信号に対応して電子デバイス1を良品側あるいは不良
品側に選別する(SP5)。
【0034】そして、この電子デバイス測定装置におい
ては、特に装着部32における電子デバイス1と信号ラ
イン6aとの間の電気的接触が短距離で、かつ、接触状
態が安定しているため、電子デバイス1の電気特性を高
精度に測定できるようになり、併せて電子デバイス1の
選別精度も向上できるようになる。また、装着部32に
おいては、電子デバイス1を上方から載置するだけで電
気特性を測定できるため、電子デバイス1を信号ライン
6aに対し短時間で脱着することができ、測定時間を短
縮化できるようになる。また、電子デバイス1装着時の
搬送部34の下降量は前記したように、パッケージ面1
aが突起部4a上に載った状態を保持するだけの構成で
あり、例え端子2が反っていても対応してハンドの下降
量を変化させる必要はなく、端子2に一定以上の負荷を
加えることはない。即ち、端子2の反りに応じて移動量
を可変する必要がなく一定な移動量で済むため、装着部
32に対する電子デバイス1の装着時間を短くできる。
尚、この装着部32によって電子デバイスの測定治具が
構成されている。
【0035】上記実施の形態では、電子デバイス1が高
周波信号を扱うものとして、対応して基板6をマイクロ
ストリップラインで構成した例を説明したが、基板6は
他の高周波伝送路、例えばコープレナーラインで構成し
てもよく、この場合でも同様に高周波の測定特性を劣化
させることなく電子デバイス1を高精度に測定すること
ができる。
【0036】本発明の端子接続構造によれば、信号ライ
ン上で平板状の接点部材の基端部が保持部材の一端部に
所定角度傾斜して保持された構成であり、電子デバイス
の端子接触時には、端子の端部から接点部材を介し信号
ラインの端部に至る短距離での接続が行え、電子デバイ
スの電気特性の測定を高精度化できるようになる。ま
た、接点部材は保持部材が有する可撓性により端子及び
信号ラインの双方に対して安定して接触状態を維持する
ことができ、電気特性の測定に影響を与えることがなく
安定した測定を行えるようになる。さらに、装着時に
は、接点部材を保持する保持部材が撓み端子に接するた
め、端子に対し一定圧力以上の負荷を加えることがな
く、端子を曲げるおそれがない。また、電子デバイスの
多数ある端子のうち一部の端子が反っていて装着された
場合であっても、その端子と信号ラインの介在する接点
部材を支える保持部材が端子毎に独立して、端子の反り
具合に対応して撓むため、良好な接触状態を確保でき、
高精度な測定が可能となる。
【0037】本発明の電子デバイス測定装置は、上記端
子接続構造により装着部が構成されており、供給部、装
着部、測定部、回収部、搬送部を備えて電子デバイスを
連続的に自動測定する構成であり、この自動測定の工程
中における装着部への電子デバイスの装着について、端
子を信号ラインに短距離で安定して接触させることがで
きるため、測定部における電気特性の測定を高精度に行
えるようになる。また、電子デバイスの端子に反りがあ
っても、装着部に対し常時一定な移動量で装着するだけ
で端子と信号ラインの接触を短距離で安定して行えるよ
うになり、装着部に対する搬送部の昇降移動量は端子の
反りにかかわらず一定にでき移動制御を簡素化でき、ま
た、装着時間も短くできるようになる。尚、この装着部
により電子デバイス測定治具が構成され、電子デバイス
が装着されてこの電子デバイスの電気特性が測定され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子接続構造の実施の形態を示す側面
図。
【図2】同構造の平面図。
【図3】電子デバイスの測定状態を示す側断面図。
【図4】接触状態を示す部分拡大図。
【図5】本発明の第2実施形態を示す側面図。
【図6】本発明の第3実施形態を示す部分拡大図。
【図7】本発明の第4実施形態を示す部分拡大図。
【図8】本発明の第5実施形態を示す図。
【図9】本発明の電子デバイス測定装置を示すブロック
図。
【図10】同電子デバイス測定装置の処理工程を示すフ
ローチャート。
【図11】従来の端子接続構造を示す側断面図。
【図12】従来の端子接続構造の他の例を示す側面図。
【符号の説明】
1…電子デバイス、2…端子、2da…端部、4…基
台、4a…突起部、4aa…つきあて面、6…基板、6
a…信号ライン、6b…グランド面、6c…切欠部、6
ca…上端縁、7a,7b…入出力コネクタ、10…接
点部材、10a…先端部、11…保持部材、12…固定
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 G01R 1/06 - 1/073 H01L 21/66

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子デバイス(1)の端子の端部(2d
    a)位置より内側あるいは外側の位置に所定高さの側面
    (6c)が位置する基板(6)と、 前記基板上に前記電子デバイスから外側の所定方向に向
    けて延出形成され、電子デバイスに高周波信号を入出力
    するための複数の信号ライン(6a)と前記基板に形成
    されたグランドライン(6b)とから構成される高周波
    伝送路と、を有する端子接続構造において、 前記各信号ラインの延出方向に沿って配置される所定長
    の板状をなし、前記電子デバイスの端子の端部(2d
    a)及び前記信号ラインにそれぞれ接触して該電子デ
    バイスの端子と信号ラインの電気的導通を図る複数
    接点部材(10)と、 端部(11a)に前記接点部材の長さ方向の基端部
    (10b)が取り付けられ、前記信号ラインに対し前
    接点部材を所定角度(α)傾斜して保持し、前記電
    子デバイスの端子が上方から押圧的に接触されること
    により、前記端子と信号ラインが前記接点部材を
    介して導通するように撓む可撓性を有する複数の保持部
    材(11)と、 を具備することを特徴とする端子接続構造。
  2. 【請求項2】 前記各保持部材(11)は、可撓性を有
    するフィルム状の絶縁シートでなり、 該各絶縁シートは、一端部(11b)が前記各信号ライ
    ン(6a)の面に対し所定の高さを有して固定部材(1
    2,4a)によりそれぞれ固定され、各他端部(11
    a)に前記各接点部材(10)の基端部(10b)が設
    けられて該各接点部材を前記所定角度(α)傾斜して保
    持する構成とされた請求項1記載の 端子接続構造。
  3. 【請求項3】 前記各信号ライン(6a)又は各接点部
    材(10)のいずれかには突起部(6e)が設けられ、
    該突起部に前記各接点部材が電気的に導通する構成であ
    る請求項1記載の端子接続構造。
  4. 【請求項4】 前記各保持部材(11)は、前記各信号
    ライン(6a)上に設けられ、前記各接点部材(10)
    を収容する複数の収容部(16a)を備えた 保持ブロッ
    ク(16)と、 前記保持ブロックの各収容部に設けられ、前記各接点部
    材を前記所定角度(α)に傾斜保持し、前記電子デバイ
    ス(1)の各端子(2)が前記各接点部材に接触したと
    きに弾性変形する複数の弾性体(17)と、 により構成された請求項1記載の 端子接続構造。
  5. 【請求項5】 高周波測定信号を入出力する接栓(7
    a、7b)と、電子デバイスの端子の端部位置より内側
    あるいは外側の位置に所定高さの側面(6c)が位置す
    る基板(6)と、 前記接栓に導通接続され、前記基板上に前記電子デバイ
    スから外側の所定方向に向けて延出形成され、電子デバ
    イスの各端子(2)に前記高周波測定信号を伝送するた
    めの信号ライン(6a)と前記基板に形成されたグラン
    ドラインとから構成される高周波伝送路とを有し、電子
    デバイス(1)の電気特性を測定するために該電子デバ
    イスが装着される電子デバイス測定治具において、 前記各信号ラインの延出方向に沿って配慮される所定長
    の板状をなし、前記電子デバイスの各端子の端部(2d
    a)及び前記各信号ラインにそれぞれ接触して該電子デ
    バイスの各端子と各信号ラインの電気的導通を図る複数
    の接点部材(10)と、 各端部(11a)に前記各接点部材の長さ方向の基端部
    (10b)が取り付けられ、前記各信号ラインに対し前
    記各接点部材を所定角度(α)傾斜して保持し、前記電
    子デバイスの各端子が上方から押圧的に接触されること
    により、前記各端子と各信号ラインが前記各接点部材を
    介して導通するように撓む可撓性を有する複数の保持部
    材(11)と、 を具備したことを特徴とする電子デバイス測定治具。
  6. 【請求項6】 高周波測定信号を入出力する接栓(7
    a、7b)と、 電子デバイスの端子の端部位置より内側あるいは外側の
    位置に所定高さの側面(6c)が位置する基板(6)
    と、 前記接栓に導通接続され、前記基板上に前記電子デバイ
    スから外側の所定方向に向けて延出形成され、電子デバ
    イスの各端子(2)に前記高周波測定信号を伝送するた
    めの複数の信号ライン(6a)と前記基板に形成された
    グランドライン とから構成される高周波伝送路と、を持
    つ電子デバイス測定治具を有し、 前記電子デバイスの電気特性を測定する電子デバイス測
    定装置において、 前記測定用の電子デバイス(1)を供給する供給部(3
    1)と、 前記電子デバイスが装着され、該電子デバイスの端子
    (2)に接触する前記複数の信号ラインが設けられた装
    着部(32)と、 前記装着部の複数の信号ラインに接続され、前記電子デ
    バイスの電気特性を測定する測定部(35)と、 前記測定後の電子デバイスを電気特性の測定結果に基づ
    き選別する回収部(33)と、 前記電子デバイスを前記装着部から取り出し搬送して前
    記測定部に装着するとともに、電気特性測定後の電子デ
    バイスを前記装着部から取り外し前記回収部に搬送する
    搬送部(34)とを備え、 前記装着部は、前記各信号ラインの延出方向に沿って配
    置される所定長の板状をなし、前記電子デバイスの各端
    子の端部(2da)及び前記各信号ラインにそれぞれ接
    触して該電子デバイスの各端子と前記各信号ラインの電
    気的導通を図る複数の接点部材(10)と、 各端部(11a)に前記各接点部材の長さ方向の基端部
    (10b)が取り付けられ、前記各信号ラインに対し前
    記各接点部材を所定角度(α)傾斜して保持し、前記電
    子デバイスの各端子が上方から押圧的に接触されること
    により、前記各端子と各信号ラインが前記各接点部材を
    介して導通するように撓む可撓性を有する複数の保持部
    材(11)と、 を具備したことを特徴とする 電子デバイス測定装置。
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