JPH10310390A - リーチ型フォークリフト - Google Patents

リーチ型フォークリフト

Info

Publication number
JPH10310390A
JPH10310390A JP11714197A JP11714197A JPH10310390A JP H10310390 A JPH10310390 A JP H10310390A JP 11714197 A JP11714197 A JP 11714197A JP 11714197 A JP11714197 A JP 11714197A JP H10310390 A JPH10310390 A JP H10310390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal body
seat
driver
pedal
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11714197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Sakata
昌隆 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP11714197A priority Critical patent/JPH10310390A/ja
Publication of JPH10310390A publication Critical patent/JPH10310390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、乗降性を向上しながらも駐車ス
ペースが小さくて済むリーチ型フォークリフトを提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 ペダル本体14はスプリング15の作用
によって所定の傾斜角度で保持されており、作業者がペ
ダル本体14を踏むと、ペダル本体14はスプリング1
5の付勢力に抗して下方へ回動され、ペダル本体14の
裏面がボルト17の頭部18に当接したところでペダル
本体14の回動が停止する。ナット16に螺合されたボ
ルト17を回転して頭部18のリアプレート11からの
突出長さを変えることにより、ペダル本体14を踏み込
んだときのペダル本体14の傾斜角度が調整される。ボ
ルト17をペダル本体14の貫通孔19に通してナット
16に螺合させれば、ペダル本体14は折り畳み状態で
固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リーチ型フォー
クリフトに係り、特に立席型運転席のフロアへの乗降性
の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のリーチ型フォークリフトを
示す。機台1の後部に立席型の運転席2が区画されてい
る。運転席2の前方には荷役レバー3及び走行レバー4
が配置され、運転席2の側方にはステアリングホイール
5が配置されている。ステアリングホイール5の下部に
はリアドア6により開閉される機能品室が形成されてお
り、この機能品室内にドライブタイヤ7を駆動するため
のドライブユニット等が収容されている。作業者は、機
台1の後方から運転席2のフロアに上って運転を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、運転席
2の下方にはキャスタータイヤ8及びそのサスペンショ
ンが設けられており、このため運転席2のフロアは路面
から例えば30cm程度の高さに位置している。作業者
は運転席2へ乗り降りする毎にこのフロアの高さ分以上
に足を上げ下げしなければならず、運転席2への乗降性
に改善の余地があった。乗降性を改善するために乗降用
のステップを機台1の後方へ突出して設けることも考え
られるが、これでは機台1が大型化して、特に、大きな
駐車スペースが必要になるという問題を生じる。この発
明はこのような問題点を解消するためになされたもの
で、乗降性を向上しながらも駐車スペースが小さくて済
むリーチ型フォークリフトを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリーチ型
フォークリフトは、立席型の運転席を有するリーチ型フ
ォークリフトにおいて、運転席の乗降口に運転席へ乗降
するための折り畳み式のペダルを設けたものである。折
り畳み式のペダルは、運転席のフロアの乗降口側端面に
水平軸の回りに回動自在に設けられると共に水平軸の回
りに設けられたスプリングにより所定の傾斜角度で保持
されたペダル本体を有することができる。さらに、運転
席のフロアの乗降口側端面に前記水平軸の下方で且つ外
方へ突出するように進退自在にストッパを取り付け、ペ
ダル本体が踏まれたときにこのストッパによりペダル本
体を係止させることができる。また、運転席のフロアの
乗降口側端面に固定されたナットに螺合するボルトをス
トッパとして用い、このボルトをペダル本体に形成され
た貫通孔を通して前記のナットに螺合することによりペ
ダル本体を折り畳むようにしてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係るリーチ型フォークリフトの後部を示す。機台1
の後部に立席型の運転席2が区画されており、運転席2
の前方には荷役レバー3及び走行レバー4が、運転席2
の側方にはステアリングホイール5がそれぞれ配置され
ている。ステアリングホイール5の下部にはリアドア6
により開閉される機能品室が形成されており、この機能
品室内にドライブタイヤ7を駆動するためのドライブユ
ニット等が収容されている。運転席2のフロア9の下方
にはキャスタータイヤ8及びそのサスペンションが設け
られている。
【0006】運転席2は後方に向いた乗降口10を有し
ており、フロア9の乗降口側端面を形成するリアプレー
ト11に折り畳み式のペダル12が取り付けられてい
る。図2に示されるように、ペダル12は、リアプレー
ト11に水平軸13の回りに回動自在に取り付けられた
ペダル本体14を有している。水平軸13の回りにはス
プリング15が設けられており、このスプリング15に
よってペダル本体14はその先端が持ち上がる方向、す
なわち図2において時計回り方向に付勢されている。そ
の結果、ペダル本体14は、図2に示されるような所定
の傾斜角度で保持されている。リアプレート11には、
水平軸13の下方にナット16が固定されており、この
ナット16にストッパとしてのボルト17が螺合されて
いる。ボルト17の頭部18はリアプレート11から外
方へ突出してペダル本体14の裏面の近傍に位置してい
る。また、ペダル本体14には、折り畳み時にボルト1
7を通すための貫通孔19が形成されている。
【0007】次に、この折り畳み式ペダル12の動作に
ついて説明する。図2に示されるように、ペダル本体1
4はスプリング15の作用によって所定の傾斜角度で保
持されているため、作業者はこのペダル本体14を踏み
台として踏んで運転席2のフロア9へ上る。このとき、
作業者の体重によりペダル本体14はスプリング15の
付勢力に抗して下方へ回動されるが、ペダル本体14の
裏面がボルト17の頭部18に当接するまで回動する
と、このボルト17によりペダル本体14のそれ以上の
回動が阻止される。このため、スプリング15がダンパ
の機能を果たし、ペダル本体14の踏み込みが柔軟性を
有するものとなる。
【0008】このようにして運転席2のフロア9へ上っ
た作業者は、荷役レバー3、走行レバー4及びステアリ
ングホイール5等を操作して荷役作業を行う。荷役作業
終了後は、作業者は再びペダル本体14を踏んで路面に
降りることができる。
【0009】なお、ボルト17はナット16に螺合して
いるため、ボルト17を回転することにより頭部18の
リアプレート11からの突出長さを変えることができ
る。これにより、ペダル本体14を踏み込んだときのペ
ダル本体14の傾斜角度を、作業者の体重等に応じて自
由に調整することが可能となる。
【0010】フォークリフトを駐車する際には、ボルト
17を回して一旦ナット16から外し、図3に示される
ように、ペダル本体14をリアプレート11に近づける
ように回動させてこの状態でボルト17をペダル本体1
4の貫通孔19に通し、ナット16に螺合する。これに
より、ペダル本体14は折り畳み状態で固定される。従
って、駐車スペースが小さくて済む。なお、水平軸13
の回りに設けられたスプリング15を例えば水平軸13
の軸方向へスライドさせることにより、このスプリング
15とペダル本体14との係合を解除し得るように構成
すれば、容易にペダル本体14を折り畳むことができ
る。
【0011】ペダル本体14の表面は、ゴム等からなる
滑り止め材から形成されているが、図4に示されるよう
に粗いヤスリ状の表面を有するペダル本体20、あるい
は図5に示されるように複数の平行な凸部21を有する
ペダル本体22を用いれば、さらに滑り止めの効果が上
がり、雨天時や冷蔵庫内での作業時であっても滑ること
なく運転席2へ乗降することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、運転席の乗降口に折り畳み式のペダルを設けたの
で、駐車スペースを小さく抑えながらも乗降性を向上す
ることができる。ペダルは機台に着脱されるのではな
く、折り畳み式であるので、ペダルを紛失することもな
く、また保管場所を確保しなくても済む。運転席のフロ
アの乗降口側端面に水平軸の回りに回動自在にペダル本
体を設け、水平軸の回りに設けられたスプリングにより
ペダル本体を所定の傾斜角度で保持するようにすれば、
ダンパの機能を持たせてペダル本体の踏み込みを柔軟性
あるものとすることができる。さらに、水平軸の下方で
且つ外方へ突出するように進退自在にストッパを取り付
け、ペダル本体が踏まれたときにこのストッパによりペ
ダル本体を係止させるようにすれば、ストッパの突出長
さを変えることにより、ペダル本体を踏み込んだときの
ペダル本体の傾斜角度を、作業者の体重等に応じて調整
することが可能となる。また、ストッパとして、運転席
のフロアの乗降口側端面に固定されたナットに螺合する
ボルトを用い、このボルトをペダル本体に形成された貫
通孔を通してナットに螺合すれば、ペダル本体を折り畳
んだ状態で固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るリーチ型フォーク
リフトの後部を示す斜視図である。
【図2】使用時のペダルを示す側面図である。
【図3】折り畳み時のペダルを示す側面図である。
【図4】ペダルの変形例を示す斜視図である。
【図5】ペダルの他の変形例を示す斜視図である。
【図6】従来のリーチ型フォークリフトの後部を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 機台 2 運転席 9 フロア 10 乗降口 11 リアプレート 12 ペダル 13 水平軸 14,20,22 ペダル本体 15 スプリング 16 ナット 17 ボルト 18 頭部 19 貫通孔 21 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立席型の運転席を有するリーチ型フォー
    クリフトにおいて、 運転席の乗降口に運転席へ乗降するための折り畳み式の
    ペダルを設けたことを特徴とするリーチ型フォークリフ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記折り畳み式のペダルは、運転席のフ
    ロアの乗降口側端面に水平軸の回りに回動自在に設けら
    れると共に水平軸の回りに設けられたスプリングにより
    所定の傾斜角度で保持されたペダル本体を有する請求項
    1に記載のリーチ型フォークリフト。
  3. 【請求項3】 前記折り畳み式のペダルは、運転席のフ
    ロアの乗降口側端面に前記水平軸の下方で且つ外方へ突
    出するように取り付けられて前記ペダル本体が踏まれた
    ときに前記ペダル本体を係止するストッパを有し、この
    ストッパは前記乗降口側端面に対して進退自在に設けら
    れた請求項2に記載のリーチ型フォークリフト。
  4. 【請求項4】 前記ストッパは、運転席のフロアの乗降
    口側端面に固定されたナットに螺合するボルトからな
    り、このボルトを前記ペダル本体に形成された貫通孔を
    通して前記ナットに螺合することにより前記ペダル本体
    が折り畳み状態となる請求項3に記載のリーチ型フォー
    クリフト。
JP11714197A 1997-05-07 1997-05-07 リーチ型フォークリフト Pending JPH10310390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11714197A JPH10310390A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 リーチ型フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11714197A JPH10310390A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 リーチ型フォークリフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10310390A true JPH10310390A (ja) 1998-11-24

Family

ID=14704480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11714197A Pending JPH10310390A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 リーチ型フォークリフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10310390A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109081273A (zh) * 2018-07-31 2018-12-25 华南理工大学 一种双自由度调节平台的调节方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109081273A (zh) * 2018-07-31 2018-12-25 华南理工大学 一种双自由度调节平台的调节方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7607695B2 (en) Motor vehicle with limited angle of inclination
CN100537283C (zh) 具有有限倾角的机动车
US5503368A (en) Safety vehicle lift
US4977974A (en) Locking device for automobiles
US6830134B2 (en) Snow chain mechanism for a vehicle
JPH10310390A (ja) リーチ型フォークリフト
US7175159B1 (en) Hydraulic floor jack release and method of use
JP2010143302A (ja) ブリッジ
KR100506014B1 (ko) 차량의 자동 밀림방지장치
JP2002178895A (ja) ゴルフカートのブレーキ制御装置
JP3254804B2 (ja) 産業車両
JP2000225972A (ja) 自転車用スタンドロック連動式錠
JP2000211430A (ja) 車両用乗降ステップ装置
JPH08308330A (ja) 乗用型田植機
KR200292955Y1 (ko) 이륜자동차의 보조 휠 장치
JPH0976886A (ja) 駐車用安全器具
JP3511579B2 (ja) 立乗型フォークリフト
KR200342659Y1 (ko) 차량용 안전 발걸이
JPH0554092U (ja) クレーン車用乗降ハシゴ
JP2002306535A (ja) 車椅子用自走車
JPH1191443A (ja) クローラ走行装置を備えた車両
JPS6238453Y2 (ja)
JP2023009349A (ja) 輪止め装置
JPH07137661A (ja) 車両用踏板装置
JPH08216758A (ja) 車輌のアウターグリップの取付構造