JPH0976886A - 駐車用安全器具 - Google Patents
駐車用安全器具Info
- Publication number
- JPH0976886A JPH0976886A JP26761795A JP26761795A JPH0976886A JP H0976886 A JPH0976886 A JP H0976886A JP 26761795 A JP26761795 A JP 26761795A JP 26761795 A JP26761795 A JP 26761795A JP H0976886 A JPH0976886 A JP H0976886A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- base plate
- road surface
- wheel
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】各種自動車の駐・停車時において、その場所が
急坂道や砂地、雪面、濡面、凍結路面等であっても、外
れたり脱落したり滑り抜けたりしない駐車用安全器具を
提供する。 【構成】台板本体1の両端に、三角形状車止め部2と、
逆進防止用小突起部3をそれぞれ設けると共に、底面全
域にわたって地面密着用スパイク状針群を突設したこと
を特徴とする。
急坂道や砂地、雪面、濡面、凍結路面等であっても、外
れたり脱落したり滑り抜けたりしない駐車用安全器具を
提供する。 【構成】台板本体1の両端に、三角形状車止め部2と、
逆進防止用小突起部3をそれぞれ設けると共に、底面全
域にわたって地面密着用スパイク状針群を突設したこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種自動車の駐車時に
おいて、その暴走を阻止する駐車用安全器具に関するも
のである。
おいて、その暴走を阻止する駐車用安全器具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種自動車が急な坂道などで駐車
または停車した際、ハンドブレーキを施している。ま
た、念のためいわゆる車止めを車輪のタイヤにかますこ
とが行われている。特に、大型自動車や積載貨物の多い
トラック等にあっては、その総重量に対してハンドブレ
ーキが抗しきれない場合が起きやすいので、万全を期す
ためにも車止めが実施されている。また、その構造は図
3のように断面三角形状のブロック体を車輪のタイヤの
前部または後部にかますのが一般的である。
または停車した際、ハンドブレーキを施している。ま
た、念のためいわゆる車止めを車輪のタイヤにかますこ
とが行われている。特に、大型自動車や積載貨物の多い
トラック等にあっては、その総重量に対してハンドブレ
ーキが抗しきれない場合が起きやすいので、万全を期す
ためにも車止めが実施されている。また、その構造は図
3のように断面三角形状のブロック体を車輪のタイヤの
前部または後部にかますのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の三角形状ブロッ
ク体の車止めでも、ほぼその目的を達することができる
が、極端な急坂道であったり、地面が滑りやすい砂地で
あったり、過大な荷物を積載していたり、ハンドブレー
キが緩んだり、幾多の悪条件が重なったりすると前記車
止めが外れる恐れがある。万一外れた場合には自動車の
暴走となり、思わぬ事故や災害を惹起することは必至で
ある。
ク体の車止めでも、ほぼその目的を達することができる
が、極端な急坂道であったり、地面が滑りやすい砂地で
あったり、過大な荷物を積載していたり、ハンドブレー
キが緩んだり、幾多の悪条件が重なったりすると前記車
止めが外れる恐れがある。万一外れた場合には自動車の
暴走となり、思わぬ事故や災害を惹起することは必至で
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、従来の
三角形状ブロック体車止めの有する欠陥を著しく改善
し、その機能を万全とした駐車用安全器具である。車輪
のタイヤXの動きを三角形状車止め部2と、逆進防止用
小突起部3とを台板本体1上の両端に設け、且つ底面全
域にわたって地面密着用スパイク状針群4を突設したこ
とを特徴としたものである。
三角形状ブロック体車止めの有する欠陥を著しく改善
し、その機能を万全とした駐車用安全器具である。車輪
のタイヤXの動きを三角形状車止め部2と、逆進防止用
小突起部3とを台板本体1上の両端に設け、且つ底面全
域にわたって地面密着用スパイク状針群4を突設したこ
とを特徴としたものである。
【0005】また、車輪のタイヤXの接触する面には滑
り止め用ゴム5を貼着またはコーティングされている。
なお本体構造素材は、鋼板、アルミ、硬質プラスチック
等を適宜選択して採用することができる。また、軽量化
のための打ち抜き孔を設けたり、携帯や収納の便宜のた
めの折り畳み構造を採用することも自由である。
り止め用ゴム5を貼着またはコーティングされている。
なお本体構造素材は、鋼板、アルミ、硬質プラスチック
等を適宜選択して採用することができる。また、軽量化
のための打ち抜き孔を設けたり、携帯や収納の便宜のた
めの折り畳み構造を採用することも自由である。
【0006】
【作用及び実施例】これを図面に基づいて説明する。台
板本体1を駐車を予定する急坂道の地面Y上に載置す
る。しかしてこの台板本体1に乗り上げるように自動車
を前進または後進させて駐車する。即ち、逆進防止用小
突起部3を乗り越えて三角形状車止め部2で止まる。つ
まり車輪のタイヤXは前記両者の間にすっぽり収まるこ
とになる。なお、この作業は少なくとも後輪の左右に実
施することを要し、前輪の左右にも実施すれば万全であ
る。
板本体1を駐車を予定する急坂道の地面Y上に載置す
る。しかしてこの台板本体1に乗り上げるように自動車
を前進または後進させて駐車する。即ち、逆進防止用小
突起部3を乗り越えて三角形状車止め部2で止まる。つ
まり車輪のタイヤXは前記両者の間にすっぽり収まるこ
とになる。なお、この作業は少なくとも後輪の左右に実
施することを要し、前輪の左右にも実施すれば万全であ
る。
【0007】上述の時点において、乗り上げられた台板
本体1には車体重量と積載物重量の荷重がストレートに
かかることになる。当然に該台板本体はその過大な重量
に厳しく押圧される。従って、その底面に備えられた地
面密着用スパイク状針群4は否応なく地面Yに食い込む
ことになる。即ち、いかに急坂道であっても、滑りやす
い砂地や雪面、濡面、凍結路面等であっても、外れたり
脱落したり滑り抜けるようなことが起こらない。なお本
発明の製作にあたっては、軽車両用として硬質プラスチ
ック製ないしアルミ製のコンパクトサイズが好適である
が、大型車両用としては凹凸型打ち鋼板や凹凸溝付丸棒
やL型鋼材等を適宜組み合わせ、堅牢且つ大サイズに製
作することが望ましい。また、折り畳み式とする場合
は、該台板本体1の中央を分断し、これへ頑丈な蝶番を
介して接続すればよい。不使用時は二つ折りにして持ち
運びに便利であるし、使用時にはこれを展開するだけで
足り、その効果は変わらない。
本体1には車体重量と積載物重量の荷重がストレートに
かかることになる。当然に該台板本体はその過大な重量
に厳しく押圧される。従って、その底面に備えられた地
面密着用スパイク状針群4は否応なく地面Yに食い込む
ことになる。即ち、いかに急坂道であっても、滑りやす
い砂地や雪面、濡面、凍結路面等であっても、外れたり
脱落したり滑り抜けるようなことが起こらない。なお本
発明の製作にあたっては、軽車両用として硬質プラスチ
ック製ないしアルミ製のコンパクトサイズが好適である
が、大型車両用としては凹凸型打ち鋼板や凹凸溝付丸棒
やL型鋼材等を適宜組み合わせ、堅牢且つ大サイズに製
作することが望ましい。また、折り畳み式とする場合
は、該台板本体1の中央を分断し、これへ頑丈な蝶番を
介して接続すればよい。不使用時は二つ折りにして持ち
運びに便利であるし、使用時にはこれを展開するだけで
足り、その効果は変わらない。
【0008】
【発明の効果】上述のように本発明は、単に駐車中の車
輪と地面の隙間に挿入して進路を阻止するものではな
く、いったん車両を乗り上げさせその車体総重量を利用
して、地面へのスパイク食い込みによる密着性を飛躍的
に向上させている。故に、駐車場所がたまたま急坂道で
あったり、砂地や雪面、濡面、凍結路面等であったりし
ても、外れたり脱落したり滑り抜けたりすることがな
く、車輪のタイヤを確実に確保、保持する。従って、駐
車中の車両の不測の暴走を防止でき、よって惹起する事
故や災害を未然に阻止することができる有益な発明を提
供するものである。
輪と地面の隙間に挿入して進路を阻止するものではな
く、いったん車両を乗り上げさせその車体総重量を利用
して、地面へのスパイク食い込みによる密着性を飛躍的
に向上させている。故に、駐車場所がたまたま急坂道で
あったり、砂地や雪面、濡面、凍結路面等であったりし
ても、外れたり脱落したり滑り抜けたりすることがな
く、車輪のタイヤを確実に確保、保持する。従って、駐
車中の車両の不測の暴走を防止でき、よって惹起する事
故や災害を未然に阻止することができる有益な発明を提
供するものである。
【0009】
【図1】 本発明の実施状態を示す要部側面断面図。
【図2】 本発明の実施状態を示す全体側面図。
【図3】 従来の実施状態を示す要部側面断面図。
1 台板本体 2 三角形状車止め
部 3 逆進防止用小突起部 4 地面密着用スパ
イク状針群 5 滑り止め用ゴム 6 従来の車止め X 車輪のタイヤ Y 地面
部 3 逆進防止用小突起部 4 地面密着用スパ
イク状針群 5 滑り止め用ゴム 6 従来の車止め X 車輪のタイヤ Y 地面
Claims (1)
- 【請求項1】台板本体1の片側上に三角形状車止め部2
を設け、その反対側に車輪のタイヤXを載置し得る間隔
をおいて逆進防止用小突起部3を設けると共に、該台板
本体1の底面全域にわたって地面密着用スパイク状針群
4を突設してなる駐車用安全器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26761795A JPH0976886A (ja) | 1995-09-10 | 1995-09-10 | 駐車用安全器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26761795A JPH0976886A (ja) | 1995-09-10 | 1995-09-10 | 駐車用安全器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0976886A true JPH0976886A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17447196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26761795A Pending JPH0976886A (ja) | 1995-09-10 | 1995-09-10 | 駐車用安全器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0976886A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102806956A (zh) * | 2012-07-20 | 2012-12-05 | 昆山西马克动力机械有限公司 | 拖车及其车轮固定装置 |
CN114086750A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-02-25 | 中建八局西南建设工程有限公司 | 一种脚手架滚轮防滑装置 |
-
1995
- 1995-09-10 JP JP26761795A patent/JPH0976886A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102806956A (zh) * | 2012-07-20 | 2012-12-05 | 昆山西马克动力机械有限公司 | 拖车及其车轮固定装置 |
CN114086750A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-02-25 | 中建八局西南建设工程有限公司 | 一种脚手架滚轮防滑装置 |
CN114086750B (zh) * | 2021-10-25 | 2023-11-17 | 中建八局西南建设工程有限公司 | 一种脚手架滚轮防滑装置 |
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