JPH10309637A - 高速度工具鋼を用いた刃物又はブレードの製造方法 - Google Patents
高速度工具鋼を用いた刃物又はブレードの製造方法Info
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- JPH10309637A JPH10309637A JP11810297A JP11810297A JPH10309637A JP H10309637 A JPH10309637 A JP H10309637A JP 11810297 A JP11810297 A JP 11810297A JP 11810297 A JP11810297 A JP 11810297A JP H10309637 A JPH10309637 A JP H10309637A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速度工具鋼を用いて刃物又はブレードを製
造する工程の作業性を向上する。 【解決手段】 刃物又はブレードを所定の形状に切断す
る前に、高速度工具鋼の板素材に焼入れ及び焼戻し、所
定の板厚及び平面度並びに所定の面粗さに仕上げ加工す
ることにより、つまり大きな板材あるいはコイルの素材
の状態で、焼入れ、焼戻し及び両面仕上げ加工を行うこ
とにより、小さく切断したワークの状態での研削作業を
行う必要をなくして作業性を向上させる。
造する工程の作業性を向上する。 【解決手段】 刃物又はブレードを所定の形状に切断す
る前に、高速度工具鋼の板素材に焼入れ及び焼戻し、所
定の板厚及び平面度並びに所定の面粗さに仕上げ加工す
ることにより、つまり大きな板材あるいはコイルの素材
の状態で、焼入れ、焼戻し及び両面仕上げ加工を行うこ
とにより、小さく切断したワークの状態での研削作業を
行う必要をなくして作業性を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速度工具鋼を用
いて刃物又はブレードを製造する方法に係り、例えば、
丸刃物や平刃物等の刃物、又はコーターブレードやドク
ターブレード等の刃物に類似するブレードの製造方法に
関する。
いて刃物又はブレードを製造する方法に係り、例えば、
丸刃物や平刃物等の刃物、又はコーターブレードやドク
ターブレード等の刃物に類似するブレードの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、高速度工具鋼の素材は、素材メー
カによって所定の厚みに圧延され、圧延の熱影響を除去
するために焼鈍処理された後、コイルないし所定寸法の
板材(3×6材等)に切断した素材として刃物メーカに
納入される。刃物メーカは、従来、そのような高速度工
具鋼の素材を用い、次の工程により刃物を製造してい
る。
カによって所定の厚みに圧延され、圧延の熱影響を除去
するために焼鈍処理された後、コイルないし所定寸法の
板材(3×6材等)に切断した素材として刃物メーカに
納入される。刃物メーカは、従来、そのような高速度工
具鋼の素材を用い、次の工程により刃物を製造してい
る。
【0003】 素材を所定の刃物寸法に切断 焼入れ、焼戻し 両面研削 しのぎ加工(刃付け)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、刃物
メーカの工程を簡単化して生産性を向上させる配慮に欠
けていた。
メーカの工程を簡単化して生産性を向上させる配慮に欠
けていた。
【0005】すなわち、高温の温度管理や急冷が必要と
なる焼入れ、焼戻し等の熱処理、及び研削、研磨等の仕
上げ処理を、コイルや所定寸法の素材のまま行うと、大
型の設備が必要となり経済的でないこと、また面積に応
じて歪量が大きくなるので研削代が大きくなること、歪
を少なくするために熱処理中に長さ方向や幅方向に張力
をかける必要があり、設備が大変であることなどから、
コイル等の素材を所定の刃物等の形状のワークに切断し
た後に、焼入れ及び焼戻しを行っている。
なる焼入れ、焼戻し等の熱処理、及び研削、研磨等の仕
上げ処理を、コイルや所定寸法の素材のまま行うと、大
型の設備が必要となり経済的でないこと、また面積に応
じて歪量が大きくなるので研削代が大きくなること、歪
を少なくするために熱処理中に長さ方向や幅方向に張力
をかける必要があり、設備が大変であることなどから、
コイル等の素材を所定の刃物等の形状のワークに切断し
た後に、焼入れ及び焼戻しを行っている。
【0006】ところで、焼入れ及び焼戻しの熱処理によ
りワーク寸法が変化したり、ワーク表面に酸化膜などが
形成される。したがって、焼入れ及び焼戻し後にワーク
を研削する必要があり、その研削作業は小さく切断され
たワークに対して行うことになるため、研削作業が煩雑
になるという問題がある。
りワーク寸法が変化したり、ワーク表面に酸化膜などが
形成される。したがって、焼入れ及び焼戻し後にワーク
を研削する必要があり、その研削作業は小さく切断され
たワークに対して行うことになるため、研削作業が煩雑
になるという問題がある。
【0007】本発明は、高速度工具鋼を用いて刃物又は
ブレードを製造する工程の作業性を向上することを課題
とする。
ブレードを製造する工程の作業性を向上することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、刃物又はブレード等の所定形状に切断す
る前に、高速度工具鋼の素材に焼入れ及び焼戻しを施
し、かつ所定の板厚、平面度並びに面粗さに仕上げ加工
することを特徴とする。つまり、大きなコイル素材ある
いは板素材の状態で、焼入れ、焼戻し及び仕上げ加工を
行うことにより、これを切断したワークの状態での研削
作業を省いて作業性を向上させたのである。また、大き
な寸法の板素材あるいはコイル素材の状態で行う焼入
れ、焼戻し及び仕上げ加工は、量的な面から素材メーカ
において行うことが効率的である。
め、本発明は、刃物又はブレード等の所定形状に切断す
る前に、高速度工具鋼の素材に焼入れ及び焼戻しを施
し、かつ所定の板厚、平面度並びに面粗さに仕上げ加工
することを特徴とする。つまり、大きなコイル素材ある
いは板素材の状態で、焼入れ、焼戻し及び仕上げ加工を
行うことにより、これを切断したワークの状態での研削
作業を省いて作業性を向上させたのである。また、大き
な寸法の板素材あるいはコイル素材の状態で行う焼入
れ、焼戻し及び仕上げ加工は、量的な面から素材メーカ
において行うことが効率的である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜5を参照しながら、本発明
の一実施の形態について説明する。図1は本発明の一実
施形態に係る製造方法の工程図である。図2は焼入れ及
び焼戻しを説明する図であり、同図(A)は焼入れ焼戻
し装置の構成図、同図(B)は焼入れ及び焼戻しの工程
図である。図3は本発明の一実施形態により製造する丸
刃の構成図であり、同図(A)は平面図、同図(B)は
断面図である。図3に示す丸刃は、薄物の帯状素材を細
帯状に切断してフィルム、紙テープ、箔等を得るスリッ
タや、薄物の帯状素材の両端を切断して所定幅の帯状材
を得るサイドトリマなどの刃物として用いられるもので
あり、これを製造する場合を例にして、図1に示す製造
工程を説明する。図4は、丸刃の刃付け研削方法の一例
を説明する図である。また、図5は、本発明を適用可能
なブレードの一例を示し、同図(A)は平面図、同図
(B)は側面図である。
の一実施の形態について説明する。図1は本発明の一実
施形態に係る製造方法の工程図である。図2は焼入れ及
び焼戻しを説明する図であり、同図(A)は焼入れ焼戻
し装置の構成図、同図(B)は焼入れ及び焼戻しの工程
図である。図3は本発明の一実施形態により製造する丸
刃の構成図であり、同図(A)は平面図、同図(B)は
断面図である。図3に示す丸刃は、薄物の帯状素材を細
帯状に切断してフィルム、紙テープ、箔等を得るスリッ
タや、薄物の帯状素材の両端を切断して所定幅の帯状材
を得るサイドトリマなどの刃物として用いられるもので
あり、これを製造する場合を例にして、図1に示す製造
工程を説明する。図4は、丸刃の刃付け研削方法の一例
を説明する図である。また、図5は、本発明を適用可能
なブレードの一例を示し、同図(A)は平面図、同図
(B)は側面図である。
【0010】刃物などに用いる高速度工具鋼(例えば、
SKH51)の素材は、通常、ロール圧延によって所定
の厚さと幅に形成される(S1)。次いで、焼入れ、焼
戻し、及び必要に応じて磨き処理され、コイル材又は所
定寸法に切断した板材に形成される(S2)。ここで、
焼入れ焼戻し装置は、例えば、図2(A)に示すように
構成されている。巻き出しリール11から巻き出される
圧延ロール材12は、テンションローラー13、焼入れ
装置14、第1ローラーレベラー装置15、第1焼戻し
装置16、第2ローラーレベラー装置17、第2焼戻し
装置18、テンションローラー19を通って、巻き取り
リール20に巻き取られる間に、図2(B)に示す焼入
れ、焼戻し処理を受けるようになっている。焼入れ装置
14における焼入れ処理は、加熱ゾーン14aにて例え
ば1,200℃まで段階的に昇温し、その温度で2〜3
分保持した後、オーステナイト組織からマルテンサイト
組織に変態させるため、冷却ゾーン14bにてマルテン
サイト組織への変態開始温度(Ms点)まで急冷し、そ
の後は結晶構造の変化に伴う体積増加による変形や割れ
などを防止するために徐冷する。なお、急冷する理由
は、パーライト変態域又はベイナイト変態域に入らない
ようにするためである。また、マルテンサイト組織に変
態する冷却時間帯においては、外部から力を与えること
により所望の形に倣わせることができるので、400〜
500℃まで降温した時点で、プレスなどで押したり、
張力を付与して歪取りを行うことができることから、空
冷又は油冷の第1ローラーレベラー装置15とテンショ
ンローラー13,19により、所定の形状及び平面度に
調整する。
SKH51)の素材は、通常、ロール圧延によって所定
の厚さと幅に形成される(S1)。次いで、焼入れ、焼
戻し、及び必要に応じて磨き処理され、コイル材又は所
定寸法に切断した板材に形成される(S2)。ここで、
焼入れ焼戻し装置は、例えば、図2(A)に示すように
構成されている。巻き出しリール11から巻き出される
圧延ロール材12は、テンションローラー13、焼入れ
装置14、第1ローラーレベラー装置15、第1焼戻し
装置16、第2ローラーレベラー装置17、第2焼戻し
装置18、テンションローラー19を通って、巻き取り
リール20に巻き取られる間に、図2(B)に示す焼入
れ、焼戻し処理を受けるようになっている。焼入れ装置
14における焼入れ処理は、加熱ゾーン14aにて例え
ば1,200℃まで段階的に昇温し、その温度で2〜3
分保持した後、オーステナイト組織からマルテンサイト
組織に変態させるため、冷却ゾーン14bにてマルテン
サイト組織への変態開始温度(Ms点)まで急冷し、そ
の後は結晶構造の変化に伴う体積増加による変形や割れ
などを防止するために徐冷する。なお、急冷する理由
は、パーライト変態域又はベイナイト変態域に入らない
ようにするためである。また、マルテンサイト組織に変
態する冷却時間帯においては、外部から力を与えること
により所望の形に倣わせることができるので、400〜
500℃まで降温した時点で、プレスなどで押したり、
張力を付与して歪取りを行うことができることから、空
冷又は油冷の第1ローラーレベラー装置15とテンショ
ンローラー13,19により、所定の形状及び平面度に
調整する。
【0011】次いで、焼入れにより変態したマルテンサ
イト組織は不安定なため、第1焼戻し装置16により例
えば530〜560℃に再加熱して一定時間保持する1
次焼戻し処理を施して、速やかに安定した焼戻しマルテ
ンサイト組織に変態させる。この焼戻しの場合も、結晶
構造の変化が起きるので、空冷又は油冷の第2ローラー
レベラー装置17とテンションローラー13,19によ
り歪取りを行う。また、1次焼戻しにおいて、焼入れ時
の残留オーステナイト組織がマルテンサイト組織に変態
するため、これを第2焼戻し装置18により安定な焼戻
しマルテンサイトにする。このようにして焼入れ、焼戻
し処理されたコイル材に、例えばベルトサンダーやバフ
による磨き処理を施して、表面を清浄にした後、コイル
素材又は所定寸法に切断した板素材として、刃物用の高
速度工具鋼の素材とする。
イト組織は不安定なため、第1焼戻し装置16により例
えば530〜560℃に再加熱して一定時間保持する1
次焼戻し処理を施して、速やかに安定した焼戻しマルテ
ンサイト組織に変態させる。この焼戻しの場合も、結晶
構造の変化が起きるので、空冷又は油冷の第2ローラー
レベラー装置17とテンションローラー13,19によ
り歪取りを行う。また、1次焼戻しにおいて、焼入れ時
の残留オーステナイト組織がマルテンサイト組織に変態
するため、これを第2焼戻し装置18により安定な焼戻
しマルテンサイトにする。このようにして焼入れ、焼戻
し処理されたコイル材に、例えばベルトサンダーやバフ
による磨き処理を施して、表面を清浄にした後、コイル
素材又は所定寸法に切断した板素材として、刃物用の高
速度工具鋼の素材とする。
【0012】このようにして形成された刃物用の高速度
工具鋼の素材は、十分な硬度及び平面度と仕上げ面粗を
有することから、所定の寸法にワークを切り出し、これ
に刃付けすることにより、直ちに刃物を製造することが
できる。例えば、図3に示す丸刃21は、円板の外周部
に刃22が形成され、これを回転して用いるために、中
心部に回転軸を挿通する通孔23が形成されている。そ
こで、図1の工程S3においてレーザビームなどにより
丸刃21の寸法形状に切断し、次いで工程S4において
丸刃21の通孔23の内径を所定寸法に仕上げ加工した
後、外周部に刃22を刃付けすることにより、丸刃21
を形成する。この刃付けの研削処理は、例えば、図4に
示すように、丸刃21を回転可能なチャック25に取付
け、そのチャック25を所定の刃角に応じて傾けて回転
させる。そして、回転砥石26の回転砥石面を丸刃21
の周縁部に当て、図示矢印27方向に移動させながら、
刃付けを行う。この場合、回転砥石26を移動させるこ
とに代えて、チャック25を矢印27方向に移動させる
ようにしてもよい。
工具鋼の素材は、十分な硬度及び平面度と仕上げ面粗を
有することから、所定の寸法にワークを切り出し、これ
に刃付けすることにより、直ちに刃物を製造することが
できる。例えば、図3に示す丸刃21は、円板の外周部
に刃22が形成され、これを回転して用いるために、中
心部に回転軸を挿通する通孔23が形成されている。そ
こで、図1の工程S3においてレーザビームなどにより
丸刃21の寸法形状に切断し、次いで工程S4において
丸刃21の通孔23の内径を所定寸法に仕上げ加工した
後、外周部に刃22を刃付けすることにより、丸刃21
を形成する。この刃付けの研削処理は、例えば、図4に
示すように、丸刃21を回転可能なチャック25に取付
け、そのチャック25を所定の刃角に応じて傾けて回転
させる。そして、回転砥石26の回転砥石面を丸刃21
の周縁部に当て、図示矢印27方向に移動させながら、
刃付けを行う。この場合、回転砥石26を移動させるこ
とに代えて、チャック25を矢印27方向に移動させる
ようにしてもよい。
【0013】上述したように、本実施形態によれば、コ
イル素材の状態で、焼入れ、焼戻し及び両面仕上げ加工
を行っていることから、素材自体が十分な硬度と平面度
と仕上げ面粗を有しているので、これを切断して刃付け
をするだけで、丸刃21を形成することができる。つま
り、ワークの状態での研削作業が不要であるから、作業
性を著しく向上させることができる。
イル素材の状態で、焼入れ、焼戻し及び両面仕上げ加工
を行っていることから、素材自体が十分な硬度と平面度
と仕上げ面粗を有しているので、これを切断して刃付け
をするだけで、丸刃21を形成することができる。つま
り、ワークの状態での研削作業が不要であるから、作業
性を著しく向上させることができる。
【0014】また、図1の工程S1,S2は刃物メーカ
よりも素材メーカにおいて行うことが効率的であること
から、刃物メーカの焼入れ焼戻し設備を不要にすること
ができる。
よりも素材メーカにおいて行うことが効率的であること
から、刃物メーカの焼入れ焼戻し設備を不要にすること
ができる。
【0015】上記の実施の形態では、丸刃を製造する例
について説明したが、本発明に係る刃物はこれに限られ
るものではなく、平刃物、コーターブレードあるいはド
クターブレード等の板状刃物にそのまま適用できる。こ
こで、コーターブレードあるいはドクターブレードは、
例えば印刷インキやコーティング材等の塗布工程におい
て塗布層の厚みを均一にしたり不要な塗布物を掻き落す
ものとして用いられるもので、図5に示すように、平刃
物に類似する形状を有するものである。
について説明したが、本発明に係る刃物はこれに限られ
るものではなく、平刃物、コーターブレードあるいはド
クターブレード等の板状刃物にそのまま適用できる。こ
こで、コーターブレードあるいはドクターブレードは、
例えば印刷インキやコーティング材等の塗布工程におい
て塗布層の厚みを均一にしたり不要な塗布物を掻き落す
ものとして用いられるもので、図5に示すように、平刃
物に類似する形状を有するものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速度工具鋼を用いて刃物を製造する工程、特に両面仕
上げの作業性を向上することができる。
高速度工具鋼を用いて刃物を製造する工程、特に両面仕
上げの作業性を向上することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る製造方法の工程図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る焼入れ及び焼戻しを説明する図で
あり、(A)は焼入れ及び焼戻しを実施する装置の構成
図、(B)は焼入れ及び焼戻しの工程図である。
あり、(A)は焼入れ及び焼戻しを実施する装置の構成
図、(B)は焼入れ及び焼戻しの工程図である。
【図3】本発明の一実施形態により製造する丸刃の構成
図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。
図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図4】本発明の丸刃の刃付け研削の一例を説明する図
である。
である。
【図5】本発明の製造方法が適用可能なブレードの構成
図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 憲司 宮城県仙台市宮城野区港4丁目15番1号 東洋刃物株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 高速度工具鋼の板素材に焼入れ及び焼戻
し、所定の板厚、平面度並びに面粗さに仕上げ加工した
後、所定の形状に切断し、これに所定のしのぎを付けて
刃物又はブレードを形成することを特徴とする高速度工
具鋼を用いた刃物又はブレードの製造方法。 - 【請求項2】 高速度工具鋼の圧延材に張力をかけなが
ら焼入れ、焼戻し及び所定の板厚、平面度並びに面粗さ
に仕上げ加工をして磨き鋼帯を形成し、該磨き鋼帯を所
定の形状に切断し、これに所定のしのぎを付けて刃物又
はブレードを形成することを特徴とする高速度工具鋼を
用いた刃物又はブレードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11810297A JPH10309637A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 高速度工具鋼を用いた刃物又はブレードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11810297A JPH10309637A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 高速度工具鋼を用いた刃物又はブレードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309637A true JPH10309637A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14728065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11810297A Pending JPH10309637A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 高速度工具鋼を用いた刃物又はブレードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10309637A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100312284B1 (ko) * | 1997-07-21 | 2002-11-07 | 차동훈 | 파이프 절단용 캇타의 제조방법 |
KR100414134B1 (ko) * | 2001-02-23 | 2004-01-07 | 아서테크주식회사 | 초경합금 소재로 된 원형칼날 가공방법 |
KR100948342B1 (ko) | 2008-10-27 | 2010-03-22 | 박승복 | 티엠알 사료 배합기용 컷터날 제조방법 및 이에 의한 컷터날 |
KR20210134107A (ko) * | 2020-04-29 | 2021-11-09 | 주식회사 마산특수강 | 로우 핀 튜브 성형용 디스크형 성형툴의 제조방법 |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP11810297A patent/JPH10309637A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100312284B1 (ko) * | 1997-07-21 | 2002-11-07 | 차동훈 | 파이프 절단용 캇타의 제조방법 |
KR100414134B1 (ko) * | 2001-02-23 | 2004-01-07 | 아서테크주식회사 | 초경합금 소재로 된 원형칼날 가공방법 |
KR100948342B1 (ko) | 2008-10-27 | 2010-03-22 | 박승복 | 티엠알 사료 배합기용 컷터날 제조방법 및 이에 의한 컷터날 |
KR20210134107A (ko) * | 2020-04-29 | 2021-11-09 | 주식회사 마산특수강 | 로우 핀 튜브 성형용 디스크형 성형툴의 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070327 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070724 |