JPH10308151A - サーキットブレーカ - Google Patents

サーキットブレーカ

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JPH10308151A
JPH10308151A JP11395197A JP11395197A JPH10308151A JP H10308151 A JPH10308151 A JP H10308151A JP 11395197 A JP11395197 A JP 11395197A JP 11395197 A JP11395197 A JP 11395197A JP H10308151 A JPH10308151 A JP H10308151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bimetal
conductive
circuit
rocking piece
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP11395197A
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English (en)
Inventor
Masao Tanaka
正雄 田中
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METRO DENSO KK
Original Assignee
METRO DENSO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点数、部品点数を減らして構造の簡略化を
図る。 【解決手段】 操作ノブ17によりバイメタル15の接
点20bに導電性揺動片14の接点20aを圧接させる
ようにオン操作して回路を閉成した状態において、回路
に流れる過電流によりバイメタル15が変形して回路が
遮断された際、前記操作ノブ17により導電性揺動片1
4を揺動させて連動部材24を介し前記バイメタル15
を変形前の位置まで連動復帰させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接点数、部品点数
を減らして構造の簡略化を図り、製造コストの抑制が可
能な、サーキットブレーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようなスイッチ1に、
ON状態の際に回路を遮断するサーキットブレーカの機
能を備えたものがある。このスイッチ1では、ケーシン
グ2に設けた外部回路につながる端子3a,3bを、中
継端子3cの頂部に揺動可能に載置した揺動片4を、操
作ボタン5の脚部5aの押圧付勢下に、左右に節動的に
揺動変位させ、揺動片4を図中右端側を端子3bに圧
接、離脱させることで、ONOFFさせ、回路の閉成、
遮断を行っている。なお、前記端子3aと中継端子3c
とは、中継端子3c側に取り付けたバイメタル6を、逆
U字状にケーシング2内壁に取り付けた板ばね7の付勢
下に、前記端子3aに圧接させることで、常時端子3a
と中継端子3cとを電気的につながった状態としてい
る。
【0003】ところで、前記操作ボタン5は支持体8に
揺動自在に保持されているが、この支持体8を、ケーシ
ング2上から、ケーシング2上部に形成された開口部
(図示省略)に被せて、操作ボタン5の脚部5aをケー
シング2内に臨入させ、脚部5aを前記揺動片4に押圧
当接するようにしている。なお、前記操作ボタン5の脚
部5aには、コイルばね(図示省略)が介装され、この
コイルばねの弾発力によってコイルばね先端に保持した
ボール9を前記揺動片4に押圧当接している。
【0004】かかるスイッチ1において、サーキットブ
レーカとしての機能を説明すると、操作ボタン5の操作
によりON状態とした回路に、何らかの要因で、定格電
流を越えた過電流が流れると、発熱によって前記バイメ
タル6が湾曲変形して板ばね7の付勢力に抗して端子3
aから離脱し、回路を遮断するようにしている(図6参
照)。この状態では、バイメタル6から熱が放散して温
度が低下しても、バイメタル6が端子3a側に復帰する
復元力よりも、板ばね7の付勢力が勝っているので、バ
イメタル6は変形状態(回路遮断状態)を維持する。そ
こで、操作ボタン5を操作して、揺動片4を変位させ
て、図7に示すように変形したバイメタル6を押し下げ
て、板ばね7の付勢力が逆にバイメタル6の復帰する側
にかかる位置にバイメタル6をもたらすことにより、バ
イメタル6は端子3a側に復帰圧接し、復帰操作が完了
し、再び回路を閉成するようにしている(図7参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図示している
ように、前述のスイッチ1では、電気的接触箇所がバイ
メタル6と端子3a、および揺動片4と端子3bという
ように2箇所あり、部品点数が比較的多く、組立て工程
数の増加を招き、製造コストを抑制するのは困難となっ
ている。本発明はこのような課題を改善するために提案
されたものであって、接点数、部品点数を減らして構造
の簡略化を図り、製造コストの抑制が可能な、サーキッ
トブレーカを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、ケーシングに、回路につながる一対の端
子を設けると共に、前記ケーシング内において前記一対
の端子のうちの一方の端子に導電性揺動片を揺動自在に
保持すると共に、前記一対の端子のうちの他方の端子に
接続したバイメタルを、弾性部材の付勢下に保持する構
成とし、前記導電性揺動片を、操作ノブの脚部の押圧付
勢下に、両端側を節動的に揺動変位させて、バイメタル
に導電性揺動片を圧接、離脱させることで、オンオフさ
せ、回路の閉成、遮断を行う構成とし、前記導電性揺動
片のバイメタルとの接触箇所近傍に、導電性揺動片の動
作に連動するように一端側を係止する一方、他端側を前
記バイメタルの変形方向側の面に係止するようにした連
動部材を設け、操作ノブによりバイメタルに導電性揺動
片を圧接させて回路を閉成した状態において、回路に流
れる過電流によりバイメタルが変形して回路が遮断され
た際、前記操作ノブにより導電性揺動片を変位させて連
動部材を介し前記バイメタルを変形前の位置まで連動復
帰させるようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるサーキット
ブレーカの一つの実施の形態を挙げ、添付の図面に基づ
いて、以下説明する。図1、図2に、サーキットブレー
カ10を示し、このサーキットブレーカ10は、ケーシ
ング11に、回路につながる一対の端子12,13を設
けると共に、前記ケーシング11内において前記一対の
端子12,13のうちの一方の端子12に導電性揺動片
14を揺動自在に保持する一方、前記一対の端子12,
13のうちの他方の端子13に接続したバイメタル15
を、弾性部材である、U字状にケーシング11内壁に取
り付けた板ばね16の付勢下に保持する構成とし、前記
導電性揺動片14を、操作ノブ17の脚部17aの押圧
付勢下に、導電性揺動片14の両端側に節動的に揺動変
位させて、バイメタル15に導電性揺動片14を圧接、
離脱させることで、オンオフさせ、回路の閉成、遮断を
行うスイッチ構成としている。
【0008】前記一方の端子12のケーシング11内に
おける先端は、前記導電性揺動片14を乗せて導電性揺
動片14の中心部を下から支えることができるように、
図中、鉛直上方に起曲形成されている。また、この先端
には、両幅側に前記導電性揺動片14が落ちないように
突片18,18が形成されている。一方、前記導電性揺
動片14の中心部には、前記突片18,18間に、挟持
されるように切込み部19,19が形成されている。さ
らに前記導電性揺動片14の図中、左端側には、前記バ
イメタル15に接触させるための接点20aを設けてい
る。なお、前記導電性揺動片14は、中央部近傍を平坦
形状とし、この中央部近傍を境に両端側を若干上方に変
位させた形状としている。
【0009】一方、前記他方の端子13に接続したバイ
メタル15には、周知の構成のものを適用することがで
き、左端側にU字状の板ばね16が取り付けられ、さら
にこの板ばね16との取り付け箇所近傍に前記導電性揺
動片14における接点20aと接触するための接点20
bを設けている。
【0010】また、前記操作ノブ17は、ケーシング1
1上部に形成した開口突縁部21に揺動自在に取り付け
られており、操作ノブ17の脚部17aを前記ケーシン
グ11内に臨入させ、脚部17aを前記導電性揺動片1
4に押圧当接するようにしている。すなわち、前記操作
ノブ17の脚部17aに、コイルばね22を介装して、
このコイルばね22の弾発力によってコイルばね22先
端に保持したボール23を前記導電性揺動片14に押圧
当接するようにしている。
【0011】そして、前記導電性揺動片14のバイメタ
ル15との接触箇所である接点20a近傍に、導電性揺
動片14の揺動動作に連動するように連動部材24を設
けている。この連動部材24は長手方向を図中、鉛直方
向に指向させると共に鉛直方向に移動自在に保持されて
いる。かかる連動部材24は、導電性揺動片14におけ
る接点20a近傍の上面に、当接するように張り出し形
成した上部突出部24aと、下端側を前記バイメタル1
5下方に延在させると共に、バイメタル15下面側に当
接するように張り出し形成した下部突出部24bとを有
している。
【0012】かかる構造により、サーキットブレーカ1
0では、操作ノブ17によりバイメタル15の接点20
bに導電性揺動片14の接点20aを圧接させるように
オン操作して回路を閉成した状態において、回路に流れ
る過電流によりバイメタル15が変形して回路が遮断さ
れた際、前記操作ノブ17により導電性揺動片14を揺
動させて連動部材24を介し前記バイメタル15を変形
前の位置まで連動復帰させるようにしている。
【0013】以上のような構成のサーキットブレーカ1
0において、操作ノブ17によりバイメタル15の接点
20bに導電性揺動片14の接点20aを圧接させるよ
うにスイッチ操作を行うことで回路を閉成することがで
きる(図3参照)。この際、導電性揺動片14の接点2
0a側は下降するので、連動部材24も導電性揺動片1
4における接点20a近傍の上面に、上部突出部24a
が当接した状態で下降する。
【0014】ここで、この閉成された回路に、何らかの
要因で、定格電流を越えた過電流が流れると、バイメタ
ル15が熱によって湾曲し、板ばね16の付勢力に抗し
て導電性揺動片14の接点20aからバイメタル15の
接点20bが離脱し、前記回路が遮断される(図4参
照)。この際、バイメタル15は、下降した連動部材2
4の下部突出部24bに当接する。かかる状態では、バ
イメタル15から熱が放散して温度が低下しても、バイ
メタル15が導電性揺動片14側に復帰する復元力より
も、板ばね16の付勢力が勝っているので、バイメタル
15は変形状態を維持する。そこで、操作ノブ17を操
作して、導電性揺動片14を、操作ノブ17の脚部17
aの押圧付勢下に、導電性揺動片14の接点20a側を
節動的に持ち上げ変位させることで、連動部材24を導
電性揺動片14における接点20a近傍の上面に、上部
突出部24aが当接した状態で上昇させ、これによって
バイメタル15が連動部材24の下部突出部24bによ
り持ち上げられ、変形前の位置にもたらすことができ、
復帰操作が完了し、再び通常のスイッチ操作を行うこと
ができる状態となる。
【0015】以上のように、このサーキットブレーカ1
0では、ケーシング11に第1、第2端子12,13
と、前記第1端子12に接続した導電性揺動片14の先
端近傍に、第2端子13に接続したバイメタル15を、
U字状にケーシング11内壁に取り付けた板ばね16の
付勢下に保持した構成として、操作ノブ17により回路
を閉成した状態から、バイメタル15が変形することで
回路が遮断された状態を、操作ノブ17により前記バイ
メタル15を変形前の位置に復帰させる構成であり、ま
た、前記操作ノブ17を、ケーシング11上部に形成し
た開口突縁部21に揺動自在に取り付けただけの構造で
あり、従来のサーキットブレーカに比較して構造が単純
で部品点数が少なく、組立て工程数も減らすことができ
るので、製造コストの抑制が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、接点数と
共に、部品点数を減らすことで構造を簡略化することが
でき、製造コストを抑制することができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサーキットブレーカの一例を示
す概観斜視説明図である。
【図2】図1に示すサーキットブレーカの内部構成を示
す、概略断面説明図である。
【図3】本発明にかかるサーキットブレーカの機能説明
図である。
【図4】本発明にかかるサーキットブレーカの機能説明
図である。
【図5】現行のスイッチの一例を示す、概略断面説明図
である。
【図6】図5に示すスイッチの機能説明図である。
【図7】図5に示すスイッチの機能説明図である。
【符号の説明】
10 サーキットブレーカ 11 ケーシング 12 第1端子 13 第2端子 14 導電性揺動板 15 バイメタル 16 板ばね 17 操作ノブ 17a 脚部 18 突片 19 切込み部 20a,20b 接点 21 開口突縁部 22 コイルスプリング 23 ボール 24 連動部材 24a 上部突出部 24b 下部突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに、回路につながる一対の
    端子を設けると共に、前記ケーシング内において前記一
    対の端子のうちの一方の端子に導電性揺動片を揺動自在
    に保持すると共に、前記一対の端子のうちの他方の端子
    に接続したバイメタルを、弾性部材の付勢下に保持する
    構成とし、前記導電性揺動片を、操作ノブの脚部の押圧
    付勢下に、両端側を節動的に揺動変位させて、バイメタ
    ルに導電性揺動片を圧接、離脱させることで、オンオフ
    させ、回路の閉成、遮断を行う構成とし、前記導電性揺
    動片のバイメタルとの接触箇所近傍に、導電性揺動片の
    動作に連動するように一端側を係止する一方、他端側を
    前記バイメタルの変形方向側の面に係止するようにした
    連動部材を設け、操作ノブによりバイメタルに導電性揺
    動片を圧接させて回路を閉成した状態において、回路に
    流れる過電流によりバイメタルが変形して回路が遮断さ
    れた際、前記操作ノブにより導電性揺動片を変位させて
    連動部材を介し前記バイメタルを変形前の位置まで連動
    復帰させるようにしたことを特徴とするサーキットブレ
    ーカ。
JP11395197A 1997-05-01 1997-05-01 サーキットブレーカ Pending JPH10308151A (ja)

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JP11395197A JPH10308151A (ja) 1997-05-01 1997-05-01 サーキットブレーカ

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JP11395197A JPH10308151A (ja) 1997-05-01 1997-05-01 サーキットブレーカ

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JPH10308151A true JPH10308151A (ja) 1998-11-17

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ID=14625305

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JP11395197A Pending JPH10308151A (ja) 1997-05-01 1997-05-01 サーキットブレーカ

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JP (1) JPH10308151A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102990621A (zh) * 2012-12-04 2013-03-27 张家港华捷电子有限公司 电动工具用开关

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CN102990621A (zh) * 2012-12-04 2013-03-27 张家港华捷电子有限公司 电动工具用开关

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