JPH10307911A - 多次元補間方法及びその装置 - Google Patents

多次元補間方法及びその装置

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JPH10307911A
JPH10307911A JP9134422A JP13442297A JPH10307911A JP H10307911 A JPH10307911 A JP H10307911A JP 9134422 A JP9134422 A JP 9134422A JP 13442297 A JP13442297 A JP 13442297A JP H10307911 A JPH10307911 A JP H10307911A
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照夫 麓
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克洋 金森
Osamu Yamada
修 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補間超立方体の選択が容易で、多次元補
間を行う場合に乗算回数の増加を抑えること。 【解決手段】 多次元空間を各軸に垂直な複数の超平面
で分割した複数の単位超立方体の中から入力点の属する
単位超立方体を選択する。選択された単位超立方体内に
おいて入力点に対する各軸方向の軸座標の大きさ順に従
って当該単位超立方体から次元数に応じた数の稜線方向
を選択する。選択された稜線方向に従って単位超立方体
の原点から稜線を選択した稜線方向順に連結して補間演
算対象の補間超立体を求める。補間超立体の各頂点に対
応した出力データを入力点に対する各軸方向の軸座標を
補間係数にして補間演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカラー画
像データの色処理技術に関し、特にカラー複写機、カラ
ープリンタ、カラーモニタ等で原稿と同じ色再現を行う
ための色処理に応用できる多次元色補正方法及び色補正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やプリンタが広くオフィス
に普及し日常的に使われており、最近ではカラー文書を
コンピュータから直接カラープリンタへ出力し、またプ
リントアウトしたカラー文書をカラー複写機で大量に複
写している。このように、カラーの文書又は画像を印刷
又は複写する場合、機器によって出力される文書や画像
の色が違い十分な色再現性を確保できないといった問題
が生じた。これは、カラー出力機器の種類によっては、
色素がトナーであったり、染料であったり、インクであ
ったりするために、印刷物の色合いが異なるからであ
る。さらに、コンピュータで扱うRGBカラーデータが
加法混色で発色させているのに対して、プリンタの印刷
は減法混色で発色させており、色素の不要吸収のために
混色が色素自体にも多く存在するためである。
【0003】上記カラー画像等に対するデバイス間での
色再現性の問題を解決するために、画像機器の色彩再現
性能を高める色処理方法が開発され、機器の色再現性が
徐々に向上している。
【0004】たとえば、ポストスクリプトプリンタで
は、機器の特性を表わしたカラーレンダリングディクシ
ョナリ(CRD)に基づき入力された画像データを、目
的とする色が再現される様に修正してからプリントして
いる。
【0005】また、電子写真方式のカラー複写機では、
カラースキャナーで得られたRGBカラーデータを、マ
トリックス演算や3次元ルックアップテーブルを用いて
色修正した後、カラーエンジンによりプリントしてい
る。
【0006】以下、3次元ルックアップテーブルを用い
た色修正方法の例を説明する。
【0007】図5に、一般的なカラー複写機の画像信号
処理の流れを示す。
【0008】カラー原稿401はスキャナ402でRG
Bデータとして読み取られ、色修正部403でプリンタ
色修正を行った後、プリンタ404で印刷されて複製画
405として出力される。
【0009】図6は、上記色修正部403で三次元ルッ
クアップテーブル(3D−LUT)を用いて三次元補間
演算を行う場合の機能ブロックである。入力信号(R、
G、B)は画像入力部501によって上位ビットと下位
ビットに分離され、上位ビットは3D−LUT(三次元
ルックアップテーブル)502から補間演算に使用する
複数の格子点データを取り出すのに用いられ、下位ビッ
トは重み係数演算部503で補間演算に必要な重み係数
を計算するのに用いられる。補間演算部504は重み係
数演算部503からの出力と3D−LUT502からの
出力との重み乗算により入力点に対応した画像出力のC
MYKを計算している。
【0010】図7は三次元入力色空間(RGB空間)を
各軸方向に限定数で分割し、単位立体に分割した状態を
表わしている。この単位立体の格子点での色修正データ
を上記3D−LUT502に格子点データとして記憶
し、入力に対応して色修正された出力値を、この格子点
データから補間演算により求める。
【0011】色修正データとして8つの格子点データと
8つの補間係数とを用いて補間演算を行い、立方体補間
法により三次元補間する三次元色補正方法を従来例1と
して説明する。
【0012】従来例1は、図8に示すように、入力デー
タ点から各軸に垂直な3つの面で単位立体を8分割し、
おのおの体積を対向する格子点データの重み係数として
8つの格子点データを積和演算する事によって入力点位
置での出力値を求めている。この場合、補間演算により
色修正データPoutは(1)式により計算される。
【0013】
【数1】 ここで、重み係数Wijkは格子点データP(1-i)(1-j)(1-
k)の重み係数であり、
【0014】
【数2】 で表される。Δx、Δy、Δzはそれぞれの単位立体内で
の入力データの基準点(P000)からの距離を単位立体
の各辺の長さを基準として表わした距離である。
【0015】また、従来例2として、単位立体を複数の
四面体に分割し、その四面体内で補間演算を行う方法が
あり、例えば特公昭58ー16180号公報に記載され
ている。図9に示すように、単位立体を6つの四面体に
分割し、入力点がどの四面体に属するかによって補間出
力は(3)式によって計算される。
【0016】
【数3】 次に、カラー画像がCMYKの4色のカラー信号で表わ
された場合には、従来例1の入力を四次元に拡張するこ
とで対応できる。すなわち、四次元入力空間の各軸を限
定数で分割して出来る単位超立体内で補間演算を行う。
単位超立体内の入力画像点から四軸への垂直面で分割し
た2x2x2x2=16個の超立体体積を重み係数とし
て、以下の式で四次元入力の場合の補間演算を行う事が
出来る。
【0017】
【数4】 これは(5)式の様にも表現される。
【0018】
【数5】 さらに、これをN次元にまで拡張すると、N次元の補間
演算出力PoutNは(6)式で計算される。
【0019】
【数6】 また、従来例2を4次元まで拡張した方法が、特開平2
−226866号公報に記載されている。同公開公報に
記載に補間方法は4次元の補間立体を24個の超五面体
に分割し,入力点がどの超五面体に属するかを判定し,
超五面体の5頂点での出力値と5つの重み係数の積和演
算により4次元の補間を行っている。この場合には積和
演算の回数が従来例1を4次元に拡張した場合に必要な
16回に比べて、5回に減少させているが、補間のため
の重み係数の演算式の種類は従来例1の16種類に比べ
て20種類になっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1では、入
力カラー信号の次元数が増大するにつれて、積和演算の
回数が急激に増大する。たとえば、立方体補間法で4次
元の色修正を4次元ルックアップ方式で補間演算を行う
場合には、1つの画素の演算には、重み係数の演算に1
6個x3回=48回の乗算と補間出力値の計算に16回
の積和演算が必要になる。3次元の場合の8x2=16
個の重み係数乗算と8回の積和演算に比べて計算量が極
端に増大する問題がある。さらに、多次元の場合にはさ
らに多くの乗算が必要になり、N次元の場合の演算には
【0021】
【数7】 が必要である。
【0022】また、補間演算を行うための格子点データ
数も2のN乗となるために多次元ルックアップテーブル
へのメモリアクセス回数も増大し計算速度が低下すると
いう問題を有している。
【0023】また、従来例2では重み係数の計算の種類
が増え計算式が増大する欠点を有している。予め計算し
てROMに格納しておくことにより、計算回数の増大は
防げるが多次元になるにつれて逆にROMのメモリ容量
が増大するという欠点を有している。例えば、重み係数
の計算に入力信号の下位4ビットを利用すると、4次元
補間を行う場合には重み係数のために2の(4(ビッ
ト)x4(次元)=16)乗=64KワードのROMが
必要になる。補間次元数が増大するとこのメモリ容量は
急激に増大する事になる。
【0024】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、多次元補間を行う場合に乗算回
数の増加を抑え、補間のための重み係数の演算が簡単
で、合理的に多次元まで拡張できる多次元補間方法及び
その装置を提供する事を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために次のような手段を講じた。
【0026】請求項1記載の発明は、多次元空間を各軸
に垂直な複数の超平面で分割した複数の単位超立方体の
中から入力点の属する単位超立方体を選択し、選択され
た単位超立方体内において入力点に対する各軸方向の軸
座標の大きさ順に従って当該単位超立方体から次元数に
応じた数の稜線方向を選択し、選択された稜線方向に従
って単位超立方体の原点から稜線を選択した稜線方向順
に連結して補間演算対象の補間超立体を求める構成を採
る。
【0027】このような構成により、単位超立方体にお
いて入力点に対する軸位置の大きい順に各軸方向の稜線
を選択するだけで、簡単に補間演算対象の補間超立体を
求めることができる。
【0028】請求項2記載の発明は、多次元空間の各単
位超立方体頂点に対させた出力データを多次元メモリに
記憶しておき、前記選択された単位超立方体の各頂点に
対応した出力データを前記多次元メモリから読み出し、
この出力データから前記各軸方向の軸座標の大きさ順に
次元数に応じた数の出力データを選択して補間超立体の
各頂点に対応した出力データを取得し、前記各軸方向の
軸座標を補間超立体の各頂点に対応した出力データの補
間係数にして補間演算する構成を採る。
【0029】このような構成により、入力点の各軸位置
の大きさ順によって補間超立方体の各頂点に対応した修
正データを選択するので、補間超立体の各頂点に対応し
た修正データを容易に求めることができ、多次元補間の
場合に発生する乗算回数の増加を抑制することができ
る。
【0030】請求項3記載の発明は、多次元空間がN次
元の場合、多次元メモリを(N+1)個のサブメモリに
分割して補間超立体の選択時に各頂点において選択対象
となる出力データを各頂点毎に同一サブメモリに記憶
し、補間超立体の各頂点に対応した出力データを前記各
サブメモリから並列に選択する構成を採る。
【0031】このような構成により、多次元メモリにシ
リアルに多数回アクセスすることによる時間ロスを避け
ることで、高速動作を実現できる。
【0032】請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の多次元補間方法において、多次元
色空間を補間する構成を採る。
【0033】このような構成により、CMYK等の4色
以上のカラーデータを持った印刷データをRGBデータ
に変換して印刷結果をシミュレートする色調整装置や、
4色データの色修正装置に適用することができる。
【0034】請求項5記載の発明は、多次元入力点の各
軸のデータを上位データと下位データに分割するデータ
分割部と、多次元空間の各単位超立方体頂点に対応させ
た出力データを記憶した多次元メモリと、前記下位デー
タを大きい順に並べ替えて出力する補間係数セレクタ
と、前記下位データの大きさ順序と前記上位データとに
基づいて補間演算に用いる出力データを前記多次元メモ
リの出力データから選択するデータセレクタと、前記補
間係数セレクタの出力を補正係数にして前記データセレ
クタで選択された出力データを補間演算する補間演算部
とを具備する構成を採る。
【0035】このような構成により、入力信号の下位デ
ータを大きい順番に並べ換えて、大きい下位データの軸
方向に順番に稜線を選択して行く事で互いに直交してか
つ連結したN本の稜線を合理的に選択することができ
る。また、連結した稜線の端点位置の多次元メモリのデ
ータを読み出す事でN次元超立体の各頂点に対応した出
力データも順序づけして読み出す事が出来、順序づけし
た出力データと順序づけした下位データによって補間演
算を行うので、多次元補間を行う場合に発生する乗算回
数の増加を抑えることができる。
【0036】請求項6記載の発明は、N次元入力点の各
軸のデータを上位データと下位データに分割するデータ
分割部と、N次元空間の各単位超立方体頂点に対応させ
た出力データを重複する事なく分割して記憶した(N+
1)個のサブメモリと、前記各軸の下位データの大きさ
の順序を判定する順序判定部と、下位データの順序判定
結果と前記上位データとから補間超立方体の各頂点に対
応した(N+1)個のアドレスを発生する(N+1)個
のアドレス発生部と、(N+1)個のサブメモリから並
列に読み出された出力データから前記補間超立方体の各
頂点に対応した出力データを下位データの順序判定結果
に基づいて選択するデータセレクタと、下位データを順
序判定結果に基づいて大きい順に並べ替える補間係数セ
レクタと、並べ替えた下位データを補間係数にして前記
データセレクタで選択した出力データの補間演算を行う
補間演算部とを具備する構成を採る。
【0037】このような構成により、多次元メモリにシ
リアルに多数回アクセスすることによる時間ロスを避け
ることで、高速動作を実現できる。
【0038】請求項7記載の発明は、請求項5又は請求
項6記載の多次元補間装置において、多次元色空間を補
間する構成を採る。
【0039】このような構成により、CMYK等の4色
以上のカラーデータを持った印刷データをRGBデータ
に変換して印刷結果をシミュレートする色調整装置や、
4色データの色修正装置に適用することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明する。
【0041】(実施の形態1)実施の形態1は、多次元
の単位超立方体(ここでは、N次元超立体とする)を、
その原点とその対角点を結ぶ線と超立方体の互いに直交
しまた連結しているN本の稜線によって形成されるN!
個の(N+1)次元超立体に分割し、この(N+1)次
元超立体内で補間演算を行う。
【0042】この様な超立体補間を用いた場合、補間超
立体を選択したN本の稜線は互いに垂直であり、N次元
空間の各軸方向にそれぞれ平行であるため、各軸方向の
出力変移量の線形和を原点出力値に加算した値が多次元
補間演算の出力になる。
【0043】したがって、稜線の端点の出力差分値に各
稜線上での原点からの距離を乗算して、それら乗算値を
多次元立方格子の原点の出力値に累積加算する事で補間
演算を行なう事ができる。
【0044】ここで、単位超立体から、互いに直交する
(N+1)個の稜線を持ったN次元超立体(補間超立
体)を選択する方法について説明する。
【0045】図1は、5次元(N=5)の場合の分割方
法の説明図である。同図を用いて、入力信号がX,Y,
Z,A,Bの5軸を持った5次元入力信号の上位信号に
よって形成される単位超立方体から5本の稜線を選択す
る方法を説明する。
【0046】図1(1)は入力上位信号(Xh,Yh,Z
h,Ah,Bh)によって選択された単位超立方体と各入
力軸との関係を表したもので、A軸とB軸はそれぞれ4
次元軸と5次元軸の方向を表している。入力信号の下位
信号(Δx,Δy,Δz,Δa,Δb)の順序づけによ
ってΔx>Δy>Δa>Δz>Δbの関係が得られた場
合に、図1(2)は第1番目の稜線が単位超立方体の原
点Oから伸びた5本の稜線から順位づけの最大方向であ
るX軸方向の稜線を選択している事を示している。図1
(3)は第2番目の稜線として、第1番目の稜線の端点
から新たに伸びる稜線で第1番目の稜線方向を除いた4
本の稜線から下位信号の第2番目の順位づけであるY方
向の稜線を選択している。図1(4)は第3番目の稜線
として、第2番目の稜線の端点から新たに伸びる稜線で
第1と第2の稜線方向を除いた3本の稜線から下位信号
の第3番目の順位づけであるA方向の稜線を選択してい
る。図1(5)は第4番目の稜線として、第3番目の稜
線の端点から新たに伸びる稜線で第1と第2と第3の稜
線方向を除いた2本の稜線から下位信号の第4番目の順
位づけであるZ方向の稜線を選択している。図1(6)
は最後の稜線として,第4番目の稜線の端点から新たに
伸びる稜線で第1と第2と第3と第4の稜線方向を除い
た残り1本の稜線で下位信号の第5番目の順位づけであ
るB方向の稜線を第5番目の稜線として選択している。
最後に、この第5番目の稜線の端点と単位超立方体の原
点とを結んだ線分の合計6本の線分の端点の6頂点によ
って囲まれた超立体を補間立体として選択している。入
力信号の5次元空間上の位置はこの選択された補間超立
体内にあり、この超立体を補間立体として使用する。
【0047】この様な補間立体の選択アルゴリズムを用
いると、図1を容易にN次元まで拡張できるため、合理
的な補間立体の選択方法であるといえる。また、第1の
稜線の選択にはN種の選択があり,第2の稜線の選択に
は(N−1)種の選択、以下(N−2)、(N−
3)、...,2、1種の選択がある事になり,合計N
!種類の選択がある事から、単位補間超立方体はN!個
の補間超立体へ分割されている事がわかる。
【0048】このような実施の形態によれば、入力信号
によってN次元補間立体のN本の稜線を選択して補間を
行う多次元補間立体を特定し、多次元メモリの読み出し
アドレスを決定して補間演算に必要な(N+1)個の格
子点データを取り出す事が出来る。すなわち、入力信号
の下位信号を大きい順番に並べ換えて、大きい下位信号
を持った信号の軸方向に順番に稜線を選択して行く事で
互いに直交してかつ連結したN本の稜線を合理的に選択
することができる。また、連結した稜線の端点位置の多
次元メモリのデータを読み出す事でN次元超立体の格子
点データも順序づけして読み出す事が出来る。それらの
順序づけした格子点データと順序づけした下位信号によ
って補間演算を行う形態をとるので、多次元補間を行う
場合に発生する乗算回数の増加を抑えることができる。
【0049】CMYK等の4色以上のカラーデータを持
った印刷データをRGBデータに変換して印刷結果をシ
ミュレートする色調整装置や、4色データの色修正装置
に適用することができる。また、4色以上の場合にも、
同じ手法を容易に適用する事が出来る。
【0050】(実施の形態2)実施の形態2は、上記実
施の形態1の多次元補間方法を多次元色補正装置に適用
した例である。
【0051】この多次元色補正装置は、入力される多次
元カラー信号を上位部分と下位部分に分割する入力信号
分割手段と、N次元入力カラー空間の離散的な入力点の
出力値を予め計算して記憶した多次元メモリ手段と、上
位部分の信号をアドレス信号として単位超立方体を選択
して多次元メモリから上位部分に対応する1つの単位超
立方体を選択する単位超立方体選択手段と、選択された
単位超立方体から補間演算を行うための単位超立方体を
構成するN!個の(N+1)面体から1つを選択するた
め下位部分を大きい順番に順位づけする手段と、順位づ
け結果によって単位超立方体から互いに直交しかつ連結
したN本の稜線を選択する手段と、連結したN本の稜線
の両端点と各連結位置の合計(N+1)点の出力データ
を連結順序で多次元メモリから読み出すデータ読み出し
手段と、順位づけした(N+1)個の格子点出力データ
と順序づけした下位部分を重み係数として多次元補間を
行う補間演算部とを備える。
【0052】また、上記多次元色補正装置の高速化を図
るのであれば、上記構成で多次元メモリを(N+1)個
のサブメモリに分割して格子点データを記憶し、独立し
た(N+1)個のアドレス発生器によって補間に必要な
(N+1)個の超立体格子点データを同時に読み出せる
ように構成する。
【0053】このような構成を採ることで、多次元メモ
リを(N+1)回アクセスすることによる時間ロスを避
けることができる。
【0054】(実施の形態3)図2は本実施の形態に係
る4次元の色修正装置の信号処理の流れを示すブロック
図である。図2において、201はデータ分割部で入力
された入力信号CMYKを上位部分Ch、Mh、Yh、
Khと下位部分Δc、Δm、Δy、Δkに分割して出力
する。202は上位信号によって選択された単位超立体
を選択するためのアドレス発生部,203は入力信号の
上位ビットにそれぞれ対応した位置の出力値を記憶して
いる多次元メモリで16個の単位超立方体格子点のメモ
リ値を出力する。204は下位信号の順位判定部206
からの出力によって16個の多次元メモリから補間に必
要な5個の格子点データを選択するセレクタ,205は
5個の選択された格子点データと順位づけされた入力信
号の下位部分を重み係数として積和演算を行う補間演算
部である。また,206は入力下位部分の順位判定部
で,その結果によって,セレクタ207で入力下位信号
を大きい順番に並べ替えたり,セレクタ204の選択信
号として204の動作を制御して該格子点データの選択
を行う。修正された色信号は出力線208から出力され
る。
【0055】図2では、出力は1次元であるが,203
〜205を多重にすれば出力は多重数だけの出力を取り
出す事ができる。また、多次元メモリの内容を書き換え
る事で順次色信号の出力を得る事もできる。
【0056】以上にように構成された4次元色修正装置
の動作を詳しく説明する。
【0057】入力信号を8ビットの4色信号としてCM
YKの信号をデータ分割部201で上位データと下位デ
ータに分割する。ここでは、上位4ビットと下位4ビッ
トに分割している。
【0058】
【数8】 下位信号Δc、Δm、Δy、Δkを順序判定部206で
大きさの順序を判定し、順序判定結果に基づいて補間係
数セレクタ207で大きい順序に並び替える。その結果
が、Δmax、Δmid-high、Δmid-low、Δminとなる。
【0059】
【数9】 並べ替えられたこれらの係数は補間演算部205に入力
される。
【0060】一方、上位データCh、Mh、Yh、Kh
はアドレス発生部202に入力されて、上位データのア
ドレスにより示された4次元空間の原点から始まる単位
4次元超立方体を選択し、その超立方体の16個の頂点
位置のデータを多次元メモリ203から取り出す。取り
出された16個の格子点データから、順序判定部206
の判定結果によって4次元補間演算に必要となる5個の
データを順序づけて取り出す。このデータの取り出しは
データセレクタ204によって行われるが、P0とP4
は格子点位置が決まっているので実際にデータセレクタ
204で選択するのはP1、P2、P3の3種類であ
る。
【0061】具体的に説明すると、4次元補間立体の第
1の頂点P1のセレクタ信号S1を
【0062】
【数10】 に設定する。次に、第2の頂点P2のセレクタ信号S2
【0063】
【数11】 に設定する。さらに、第3の頂点P3のセレクタ信号S
3を
【0064】
【数12】 に設定する。
【0065】この3つのセレクタ信号によって1〜14
番の多次元メモリデータからP1、P2、P3データを
選択する。セレクタ信号は(0、0、0、0)と(1、
1、1、1)を除く値をとり、セレクタ信号の2進表示
を10進表示すれば1〜14の値に対応し、これは図2
の多次元メモリの出力番号に対応している。
【0066】補間演算部205では、(9)式の重み係
数のデータと(10)式〜(12)式の座標の格子点デ
ータP0〜P4を用いて(13)式の演算によって補間
出力Poutを得る。
【0067】
【数13】 以上の説明では、4次元補間を例にしているが、N次元
補間にも容易に拡張が出来る。それは(8)式をN次元
まで拡張してN組の上位と下位の信号を分離し、(9)
式で下位部分の順序判定を4個からN個へ拡張し、選択
した格子点数が(N+1)個になり、(13)式の積和
演算の回数がN回にまで拡張する事で実現出来る。
【0068】このような実施の形態によれば、下位信号
がそのまま重み係数として補間演算に使用され、多次元
補間演算の場合でも演算回数が次元の増大に対してそれ
ほど増加しない効果がある。
【0069】(実施の形態4)図3は、本実施の形態に
係る4次元色修正装置の信号処理の流れを示すブロック
図である。
【0070】本実施の形態は、実施の形態3で用いてい
た多次元メモリ203を、4次元超補間立体の5頂点に
対応して5分割している。なお、4次元入力信号CMY
Kがデータ分割部301で上位部分Ch、Mh、Yh、
Khと下位部分Δc、Δm、Δy、Δkに分けられ、ま
た下位部分の信号が順序判定部306で大きい順に順序
づけられ、補間係数セレクタ307によって下位信号は
大きい順にそれぞれΔmax、Δmid-high、Δmod-low、Δ
minに並べ替えられて補間演算器305に入力するのは
上記実施の形態3と同じである。
【0071】次に、多次元メモリがどの様に5つのメモ
リに分割されるかを図4を用いて説明する。4次元単位
超立方体の基準点を(0、0、0、0)で表わした時に
基準点はMem0に記憶したとして、この基準点から超
立方体の稜線にそって1つ移動した4つの点は、補間立
体の選択過程ではこの4点から1点のみ選択されるから
これらの4点は同じメモリMem1に記憶しても補間立
体の格子点としてMem1から重複して読み出される事
はないので(1、0、0、0)、(0、1、0、0)、
(0、0、1、0)、(0、0、0、1)はMem1に
記憶する。次に(1、0、0、0)を原点として1つ稜
線を移動した4点は同様に重複して読み出される事はな
いので(2、0、0、0)、(1、1、0、0)、
(1、0、1、0)、(1、0、0、1)はMem2に
記憶する。次に(1、1、0、0)を原点として1つ稜
線を移動した4点は同様に重複して読み出される事はな
いので(2、1、0、0)、(1、2、0、0)、
(1、1、1、0)、(1、1、0、1)はMem3に
記憶する。次に(1、1、1、0)を原点として1つ稜
線を移動した4点は同様に重複して読み出される事はな
いので(2、1、1、0)、(1、2、1、0)、
(1、1、2、0)、(1、1、1、1)はMem4に
記憶する。図4に補間立体の頂点の値をどのメモリに記
憶するかを以上の方法により決めたメモリの種類を示し
た。
【0072】この様に多次元メモリを分割して格子点デ
ータを分割記憶する事によって、補間に必要な5種の4
次元テーブルの値を同時に読み出す事が出来るため、逐
次多次元メモリをアクセスして読み出す場合に比べて並
列読み出しのために読み出し速度は(N+1)倍にな
り、高速動作が可能になる。
【0073】ここで、4次元単位超立方体の基準点はM
em0としたが、例えばX軸方向に隣接する単位超立方
体の基準点はMem1に記憶されている事になり、基準
点のメモリは単位超立方体の位置により変化することに
なる。そこで、このメモリ分割記憶の方法を詳しく説明
する。
【0074】4次元データの場合、入力4次元色空間を
各軸均等に4ビットで16等分割し、各軸に最後の格子
点を含んで17点の格子点がある。そこで、各格子点の
アドレスを(x、y、z、k)とし、この点の格子点デ
ータをP(x、y、z、k)とするとP(x、y、z、
k)を格納するメモリの種類(Mem0〜4)とそのメ
モリアドレスは(14)式によって決定する。
【0075】
【数14】 ここで、%は割り算の余りを示し、/は整数割り算の商
を示す。また、これらをN次元まで拡張した場合には、
各軸が16分割の場合、各格子点の多次元アドレスを
(A1、A2、A3,...AN)iとした場合、格納され
るメモリの種類MiとそのメモリアドレスAiは(15)
式によって表される。
【0076】
【数15】 以上の原理に基づき格納された各分割メモリに対する読
み出しアドレスを発生させる方法を説明する。
【0077】図3の補正アドレス発生器309が発生す
る補正アドレスは単位超立方体の原点から4つの稜線を
順次選択した場合の各端点のアドレスの単位超立方体原
点からの相対アドレスである。例えば、図4の場合であ
れば、それぞれの補正アドレス発生器302の出力は、
4次元補間立体の原点には(0、0、0、0)、第1の
頂点には(1、0、0、0)、第2の頂点には(1、
1、0、0)、第3の頂点には(1、1、1、0)、第
4の頂点には(1、1、1、1)となる。
【0078】この値と原点の絶対アドレスを加算した各
頂点の絶対アドレスから(15)式によって各頂点の格
子点データが格納されているメモリの種類とアドレスが
計算出来る。すなわち、単位補間超立体の原点メモリア
ドレスOと各格子点Pに対するアドレス補正器の出力を
Cとすると各格子点のアドレスAは
【0079】
【数16】 で表わせる。したがって、各頂点の位置での出力値を格
納してあるメモリの種類MiとアドレスMAiは
【0080】
【数17】 で表わされる。
【0081】ここで、アドレス発生器302によって、
格子点P0〜P4に対応するメモリの種類Miとそれぞ
れのアドレスMAiが計算された。アドレスセレクタ3
10はMiをセレクト信号SELiとして使用してメモ
リアドレスMAiを対応するメモリMem0〜4のアド
レスに切り替える。各格子点P0〜P4に対してメモリ
アドレスの切り替えを以下に示す。以下の対応表はP0
〜P4に対して共通である。 SEL信号(SELi=Mi) アドレスを配布するメモリの種類 0 Mem0 1 Mem1 2 Mem2 3 Mem3 4 Mem4 また、読み取られたデータはデータセレクタ304によ
って上記と同じ対応表で選択されて補間演算部308へ
入力される。補間演算部308は実施の形態3と同様に
(13)式により計算する。
【0082】この実施の形態4も容易に多次元に拡張す
る事が出来る。N次元に拡張した場合には図3の分割メ
モリ303は(N+1)個に分割され、それに対応した
アドレス発生器302、補正アドレス発生器309は
(N+1)個まで拡張する。また、順序判定部306、
補間係数セレクタ307、データ分割部301の入出力
はN組になり、データセレクタ304の入出力は(N+
1)組まで拡張される。また、この場合(17)式は
(18)式に拡張される事になる。
【0083】
【数18】 なお、多次元色補正装置を例に説明したが、一般の多次
元空間座標の補間演算処理にも適用する事が出来る。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、N次元補
間法(Nは4以上の整数)での補間立体を、N組の入力
上位信号によって選択された単位超立方体の原点と単位
超立方体対角点を結ぶ1本の線と、互いに直交し且つ連
続して接続できるN本の単位超立方体の稜線で囲まれた
N!種類のN次元超立体から入力下位信号の大きい順序
に並べた時と同じ方向順に選択されたN本の稜線を持っ
たN次元超立体を選択する事により、補間のための補間
係数が入力下位信号を大きさの順序に入れ替えるだけと
なり、乗算回数がN回で補間演算が実行出来る。
【0085】また、本発明によれば、多次元メモリをサ
ブメモリとして(N+1)個に分割する事によって、単
位超立方体に各頂点に対応した出力データを重複するこ
となく複数のサブメモリに分割記憶し、各頂点に対応し
た各出力データを多次元メモリから同時に読み出すこと
ができるので、動作の高速化を図ることができ、容易に
多次元に拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における単位超立方体か
ら補間超立体の稜線を選択する状態を示す状態遷移図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態3に係る多次元色修正装置
のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態4に係る多次元色修正装置
のブロック図である。
【図4】補間立体の格子点データとサブメモリとの関係
を示す概念図である。
【図5】従来のカラー複写機の機能ブロック図である。
【図6】従来の色修正装置のブロック図である。
【図7】3次元テーブルにより色修正する場合の入力色
空間の分割図である。
【図8】従来の3立方体補間法の説明図である。
【図9】従来の4面体補間法での空間分割図である。
【符号の説明】
201 データ分割部 202 アドレス発生部 203 多次元メモリ 204 データセレクタ 205 補間演算部 206 順序判定部 207 補間係数セレクタ 208 補間出力端子 302 アドレス発生器 303 分割メモリ 304 データセレクタ 305 補間演算部 306 順序判定部 307 補間係数セレクタ 309 補正アドレス発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G06F 17/11 G06F 15/32 (72)発明者 山田 修 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 本村 秀人 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多次元空間を各軸に垂直な複数の超平面
    で分割した複数の単位超立方体の中から入力点の属する
    単位超立方体を選択し、選択された単位超立方体内にお
    いて入力点に対する各軸方向の軸座標の大きさ順に従っ
    て当該単位超立方体から次元数に応じた数の稜線方向を
    選択し、選択された稜線方向に従って単位超立方体の原
    点から稜線を選択した稜線方向順に連結して補間演算対
    象の補間超立体を求めることを特徴とする多次元補間方
    法。
  2. 【請求項2】 多次元空間の各単位超立方体頂点に対応
    させた出力データを多次元メモリに記憶しておき、前記
    選択された単位超立方体の各頂点に対応した出力データ
    を前記多次元メモリから読み出し、この出力データから
    前記各軸方向の軸座標の大きさ順に次元数に応じた数の
    出力データを選択して補間超立体の各頂点に対応した出
    力データを取得し、前記各軸方向の軸座標を補間超立体
    の各頂点に対応した出力データの補間係数にして補間演
    算することを特徴とする請求項1記載の多次元補間方
    法。
  3. 【請求項3】 多次元空間がN次元の場合、多次元メモ
    リを(N+1)個のサブメモリに分割し、補間超立体の
    選択時に各頂点において選択対象となる出力データを各
    頂点毎に同一サブメモリに記憶し、補間超立体の各頂点
    に対応した出力データを前記各サブメモリから並列に選
    択することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の多
    次元補間方法。
  4. 【請求項4】 多次元空間が多次元色空間であることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の多次
    元補間方法。
  5. 【請求項5】 多次元入力点の各軸のデータを上位デー
    タと下位データに分割するデータ分割部と、多次元空間
    の各単位超立方体頂点に対応させた出力データを記憶し
    た多次元メモリと、前記下位データを大きい順に並べ替
    えて出力する補間係数セレクタと、前記下位データの大
    きさ順序と前記上位データとに基づいて補間演算に用い
    る出力データを前記多次元メモリの出力データから選択
    するデータセレクタと、前記補間係数セレクタの出力を
    補正係数にして前記データセレクタで選択された出力デ
    ータを補間演算する補間演算部とを具備する多次元補間
    装置。
  6. 【請求項6】 N次元入力点の各軸のデータを上位デー
    タと下位データに分割するデータ分割部と、N次元空間
    の各単位超立方体頂点に対応させた出力データを重複す
    る事なく分割して記憶した(N+1)個のサブメモリ
    と、前記各軸の下位データの大きさの順序を判定する順
    序判定部と、下位データの順序判定結果と前記上位デー
    タとから補間超立方体の各頂点に対応した(N+1)個
    のアドレスを発生する(N+1)個のアドレス発生部
    と、(N+1)個のサブメモリから並列に読み出された
    出力データから前記補間超立方体の各頂点に対応した出
    力データを下位データの順序判定結果に基づいて選択す
    るデータセレクタと、下位データを順序判定結果に基づ
    いて大きい順に並べ替える補間係数セレクタと、並べ替
    えた下位データを補間係数にして前記データセレクタで
    選択した出力データの補間演算を行う補間演算部とを具
    備する多次元補間装置。
  7. 【請求項7】 多次元空間が多次元色空間であることを
    特徴とする請求項5又は請求項6記載の多次元補間装
    置。
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