JPH10307522A - クリーニング装置 - Google Patents
クリーニング装置Info
- Publication number
- JPH10307522A JPH10307522A JP13032297A JP13032297A JPH10307522A JP H10307522 A JPH10307522 A JP H10307522A JP 13032297 A JP13032297 A JP 13032297A JP 13032297 A JP13032297 A JP 13032297A JP H10307522 A JPH10307522 A JP H10307522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- toner
- image carrier
- cleaning device
- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリーニングユニット内に潤滑剤を有するク
リーニング装置において、回収後のトナーと潤滑剤が回
収後にすぐに混じって再供給されることがなく、常時適
量に像担持体へ供給可能とする。 【解決手段】 クリーニング装置10を、回収トナーの
排出方向に沿う分離壁19で二分し、トナー排出スクリ
ュー17は感光体ドラム1の回転方向下流側の収納部2
0a内に、粉状の潤滑剤21は回転方向上流側の収納部
20b内に収納する。収納部20bから自重で感光体ド
ラム1に供給された潤滑剤21は、クリーニングブレー
ド15で残留トナーとともに大部分が感光体ドラム1上
から除去され、収納部20aに回収され、クリーニング
ブレード15の磨耗やビビリ、めくれを防止する。その
後の感光体ドラム1上には微量の潤滑剤が残るだけなの
で、帯電ローラ3や現像装置4に影響を与えなくなる。
リーニング装置において、回収後のトナーと潤滑剤が回
収後にすぐに混じって再供給されることがなく、常時適
量に像担持体へ供給可能とする。 【解決手段】 クリーニング装置10を、回収トナーの
排出方向に沿う分離壁19で二分し、トナー排出スクリ
ュー17は感光体ドラム1の回転方向下流側の収納部2
0a内に、粉状の潤滑剤21は回転方向上流側の収納部
20b内に収納する。収納部20bから自重で感光体ド
ラム1に供給された潤滑剤21は、クリーニングブレー
ド15で残留トナーとともに大部分が感光体ドラム1上
から除去され、収納部20aに回収され、クリーニング
ブレード15の磨耗やビビリ、めくれを防止する。その
後の感光体ドラム1上には微量の潤滑剤が残るだけなの
で、帯電ローラ3や現像装置4に影響を与えなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真、プリン
ター、ファクシミリ等の画像形成装置の感光体等の像担
持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置に関
し、特にクリーニングユニット内に潤滑剤を有するもの
に関する。
ター、ファクシミリ等の画像形成装置の感光体等の像担
持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置に関
し、特にクリーニングユニット内に潤滑剤を有するもの
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】】クリ
ーニングユニット内に潤滑剤を有するクリーニング装置
は、潤滑剤を像担持体に供給することにより、回転する
像担持体の磨耗低減、クリーニングブレードの磨耗低
減、低温時に起こりやすいクリーニングブレードのめく
れ防止、同ビビリ低減が可能となるだけでなく、像担持
体上のトナーを転写する際の転写ぬけ(虫くい)を防止
するものであり、さらに小粒径トナー使用時にも良好な
クリーニング性能を示すことが可能となる。このため従
来より種々の提案がなされている。例えば特開昭60−
12571号及び特許第2555466号公報に開示の
クリーニング装置においては、像担持体に対して内部に
粉状の潤滑剤を収納したホッパの開口部を対向させて配
置し、潤滑剤を像担持体表面に供給するようにしてい
る。
ーニングユニット内に潤滑剤を有するクリーニング装置
は、潤滑剤を像担持体に供給することにより、回転する
像担持体の磨耗低減、クリーニングブレードの磨耗低
減、低温時に起こりやすいクリーニングブレードのめく
れ防止、同ビビリ低減が可能となるだけでなく、像担持
体上のトナーを転写する際の転写ぬけ(虫くい)を防止
するものであり、さらに小粒径トナー使用時にも良好な
クリーニング性能を示すことが可能となる。このため従
来より種々の提案がなされている。例えば特開昭60−
12571号及び特許第2555466号公報に開示の
クリーニング装置においては、像担持体に対して内部に
粉状の潤滑剤を収納したホッパの開口部を対向させて配
置し、潤滑剤を像担持体表面に供給するようにしてい
る。
【0003】ところで特開昭60−012571号公報
及び特許第2555466号に開示されているクリーニ
ング装置では、像担持体に塗布する潤滑剤の量は制御し
ているが、クリーニングユニットから潤滑剤を供給する
だけでなく、同一ユニット内に像担持体上の残留トナー
も回収しており、クリーニングユニットの開口近傍でト
ナーと潤滑剤が混在し、潤滑剤の供給が均一には行えな
くなることもあり得る構造になっている。
及び特許第2555466号に開示されているクリーニ
ング装置では、像担持体に塗布する潤滑剤の量は制御し
ているが、クリーニングユニットから潤滑剤を供給する
だけでなく、同一ユニット内に像担持体上の残留トナー
も回収しており、クリーニングユニットの開口近傍でト
ナーと潤滑剤が混在し、潤滑剤の供給が均一には行えな
くなることもあり得る構造になっている。
【0004】従って本発明は、クリーニングユニット内
に潤滑剤を有するクリーニング装置において、回収後の
トナーと潤滑剤が回収後にすぐに混じって再度像担持体
の表面へ供給されることがなく、適量の潤滑剤を像担持
体に常時供給できるクリーニング装置を提供することを
目的とする。
に潤滑剤を有するクリーニング装置において、回収後の
トナーと潤滑剤が回収後にすぐに混じって再度像担持体
の表面へ供給されることがなく、適量の潤滑剤を像担持
体に常時供給できるクリーニング装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクリーニング装
置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するた
めに、像担持体上に圧接して該像担持体上の残留トナー
を掻き落とすクリーニングブレードと、該掻き落とした
トナーを外部へ排出する機構を内蔵するユニットからな
るクリーニング装置であって、上記ユニット内を2分割
して一対の収納部を形成し、該収納部の一方に粉状潤滑
剤を収納し、外周の産の他方側に上記クリーニングブレ
ードを配してなることを特徴とする。
置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するた
めに、像担持体上に圧接して該像担持体上の残留トナー
を掻き落とすクリーニングブレードと、該掻き落とした
トナーを外部へ排出する機構を内蔵するユニットからな
るクリーニング装置であって、上記ユニット内を2分割
して一対の収納部を形成し、該収納部の一方に粉状潤滑
剤を収納し、外周の産の他方側に上記クリーニングブレ
ードを配してなることを特徴とする。
【0006】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記像担持体の回転方向に対して上流側と
下流側に上記一対の収納部が位置するように上記ユニッ
トを分割し、上流例の収納部に上記粉状潤滑剤を収納し
てなることを特徴とする。
するために、上記像担持体の回転方向に対して上流側と
下流側に上記一対の収納部が位置するように上記ユニッ
トを分割し、上流例の収納部に上記粉状潤滑剤を収納し
てなることを特徴とする。
【0007】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、上記クリーニング装置を上記像担持体の上
方に位置させ、上記収納部内の粉状潤滑剤をその自重に
より上記像担持体上に供給可能としてなることを特徴と
する。
するために、上記クリーニング装置を上記像担持体の上
方に位置させ、上記収納部内の粉状潤滑剤をその自重に
より上記像担持体上に供給可能としてなることを特徴と
する。
【0008】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、上記一対の収納部がそれらの上部で連結し
ていることを特徴とする。
するために、上記一対の収納部がそれらの上部で連結し
ていることを特徴とする。
【0009】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、上記ユニット内の分割を、上記トナーの排
出方向に沿う壁によって行い、該壁の高さをトナー排出
方向に行くに従って高くし、上記収納部を連結している
空間を徐々に狭くするようにしてなることを特徴とす
る。
するために、上記ユニット内の分割を、上記トナーの排
出方向に沿う壁によって行い、該壁の高さをトナー排出
方向に行くに従って高くし、上記収納部を連結している
空間を徐々に狭くするようにしてなることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では、画像形成の一連のプ
ロセスをNP法の例で行う。図1は本発明の一実施形態
を示す断面図である。図中1は感光体ドラムで、その周
囲に除電ランプ2、帯電ローラ3、現像装置4、レジス
トローラ対5及びガイド板の対6、転写ローラ7、分離
電極8、搬送ガイド板9及びクリーニング装置10が配
してある。なお図中11は感光体ドラム1露光用のレー
ザ光を示す。
参照して説明する。なお以下では、画像形成の一連のプ
ロセスをNP法の例で行う。図1は本発明の一実施形態
を示す断面図である。図中1は感光体ドラムで、その周
囲に除電ランプ2、帯電ローラ3、現像装置4、レジス
トローラ対5及びガイド板の対6、転写ローラ7、分離
電極8、搬送ガイド板9及びクリーニング装置10が配
してある。なお図中11は感光体ドラム1露光用のレー
ザ光を示す。
【0011】図示せぬ装置本体の操作部でプリントボタ
ンが押されると、除電ランプ2、帯電ローラ3、現像装
置4内の現像ローラ12、転写ローラ7、分離電極8に
それぞれ所定の電圧または電流が順次所定のタイミング
で印加され、それとほぼ同時に感光体ドラム1、帯電ロ
ーラ3、現像ローラ12、及び現像装置4内の左スクリ
ュー13、右スクリュー14、転写ローラ7、さらには
クリーニング装置10内のトナー排出スクリュー17が
所定の方向に回転し始める。そして感光体ドラム1は除
電ランプ2で除電され、接触回転している帯電ローラ3
で一様に負に帯電(−850V)され、レーザー光4で
潜像形成(黒ベタ電位は−150V)が行われる。その
潜像が現像ローラ12で形成される磁気ブラシにより現
像(印加電圧は−650V)され、トナー像が形成され
る。そのトナー像は、感光体ドラム1と転写ローラ7と
の間に図示せぬ給紙機構から給送され、レジストローラ
対5で画像先端と同期を取って供給される転写紙に転写
(+10μA)される。転写紙は、分離電極8で感光体
ドラム1から分離され、搬送ガイド板9から図示せぬ定
着装置を経てコピーとして排出される。転写ローラ7で
転写されずに感光体ドラム1上に残留したトナーは、感
光体ドラム1の回転でクリーニング装置10まで移送さ
れ、クリーニング装置10が備えるクリーニングブレー
ド15により感光体ドラム1上から除去される。
ンが押されると、除電ランプ2、帯電ローラ3、現像装
置4内の現像ローラ12、転写ローラ7、分離電極8に
それぞれ所定の電圧または電流が順次所定のタイミング
で印加され、それとほぼ同時に感光体ドラム1、帯電ロ
ーラ3、現像ローラ12、及び現像装置4内の左スクリ
ュー13、右スクリュー14、転写ローラ7、さらには
クリーニング装置10内のトナー排出スクリュー17が
所定の方向に回転し始める。そして感光体ドラム1は除
電ランプ2で除電され、接触回転している帯電ローラ3
で一様に負に帯電(−850V)され、レーザー光4で
潜像形成(黒ベタ電位は−150V)が行われる。その
潜像が現像ローラ12で形成される磁気ブラシにより現
像(印加電圧は−650V)され、トナー像が形成され
る。そのトナー像は、感光体ドラム1と転写ローラ7と
の間に図示せぬ給紙機構から給送され、レジストローラ
対5で画像先端と同期を取って供給される転写紙に転写
(+10μA)される。転写紙は、分離電極8で感光体
ドラム1から分離され、搬送ガイド板9から図示せぬ定
着装置を経てコピーとして排出される。転写ローラ7で
転写されずに感光体ドラム1上に残留したトナーは、感
光体ドラム1の回転でクリーニング装置10まで移送さ
れ、クリーニング装置10が備えるクリーニングブレー
ド15により感光体ドラム1上から除去される。
【0012】クリーニング装置10は、ユニットケース
16内にトナー排出スクリュー17を備えるとともに、
感光体ドラム1側、即ち下側を開口し、感光体ドラム1
の回転方向下流側の下端縁にホルダ18を介して上述の
クリーニングブレード15を取り付けてある。このクリ
ーニング装置10のユニットケース16は、内部にトナ
ー排出スクリュー17による回収トナーの排出方向(図
の紙面に垂直の方向)に沿う分離壁19を設けてあり、
ユニット内を2分してある。トナー排出スクリュー17
は感光体ドラム1の回転方向下流側の収納部20a内に
設けてあり、感光体ドラム1の回転方向上流側の収納部
20b内には、感光体ドラム1に供給する粉状の潤滑剤
21を収納してある。またユニットケース16の感光体
ドラム1の回転方向の最上流側の壁には、ホルダ22を
介して入口シール材23が設けてあり、分離壁19には
同じくホルダ24を介して入口シール材25が取り付け
てある。
16内にトナー排出スクリュー17を備えるとともに、
感光体ドラム1側、即ち下側を開口し、感光体ドラム1
の回転方向下流側の下端縁にホルダ18を介して上述の
クリーニングブレード15を取り付けてある。このクリ
ーニング装置10のユニットケース16は、内部にトナ
ー排出スクリュー17による回収トナーの排出方向(図
の紙面に垂直の方向)に沿う分離壁19を設けてあり、
ユニット内を2分してある。トナー排出スクリュー17
は感光体ドラム1の回転方向下流側の収納部20a内に
設けてあり、感光体ドラム1の回転方向上流側の収納部
20b内には、感光体ドラム1に供給する粉状の潤滑剤
21を収納してある。またユニットケース16の感光体
ドラム1の回転方向の最上流側の壁には、ホルダ22を
介して入口シール材23が設けてあり、分離壁19には
同じくホルダ24を介して入口シール材25が取り付け
てある。
【0013】このため感光体ドラム1の表面は、入口シ
ール23を通過したところで収納部20b内の潤滑剤2
1と摺擦し、表面に潤滑剤21が付着する。収納部20
b内の潤滑剤21は、下側が開口しているため、複雑な
押圧手段や送り手段等用いなくても自重により押されて
感光体ドラム1へと供給される。感光体ドラム1に付着
した潤滑剤21は、クリーニングブレード15で残留ト
ナーとともに大部分が感光体ドラム1上から除去され、
収納部20aに回収される。即ち、潤滑剤21はクリー
ニングブレード15より回転方向上流側で供給され、ク
リーニングブレード15は、この潤滑剤21によりその
磨耗やビビリを減らされつつ、かつめくれも防止されつ
つトナーを回収することになる。
ール23を通過したところで収納部20b内の潤滑剤2
1と摺擦し、表面に潤滑剤21が付着する。収納部20
b内の潤滑剤21は、下側が開口しているため、複雑な
押圧手段や送り手段等用いなくても自重により押されて
感光体ドラム1へと供給される。感光体ドラム1に付着
した潤滑剤21は、クリーニングブレード15で残留ト
ナーとともに大部分が感光体ドラム1上から除去され、
収納部20aに回収される。即ち、潤滑剤21はクリー
ニングブレード15より回転方向上流側で供給され、ク
リーニングブレード15は、この潤滑剤21によりその
磨耗やビビリを減らされつつ、かつめくれも防止されつ
つトナーを回収することになる。
【0014】そして、クリーニングブレード15を通過
した感光体ドラム1上には微量の潤滑剤が残り、次の画
像形成行程に向かう。即ち、供給した潤滑剤21を供給
後にクリーニングブレード15によってある程度掻き取
って回収するため、感光体ドラム1上の潤滑剤付着量は
少量に制御され、帯電ローラ3や現像装置4にほとんど
影響を与えなくなる。
した感光体ドラム1上には微量の潤滑剤が残り、次の画
像形成行程に向かう。即ち、供給した潤滑剤21を供給
後にクリーニングブレード15によってある程度掻き取
って回収するため、感光体ドラム1上の潤滑剤付着量は
少量に制御され、帯電ローラ3や現像装置4にほとんど
影響を与えなくなる。
【0015】また分離壁19はユニットケース16の天
井まで達しておらず、収納部20a、20b間を連通さ
せる隙間26を残してある。即ち、収納部20a、20
bが連通しているので、収納部20b内に収納された潤
滑剤21が少量になっても、クリーニングブレード15
で掻き取られた潤滑剤21を含んだトナーが収納部20
aから収納部20bへ供給され、既に収納部20b内に
ある潤滑剤21の最上部に積もってくるので、最後まで
自重による潤滑剤21の供給ができるようになってい
る。
井まで達しておらず、収納部20a、20b間を連通さ
せる隙間26を残してある。即ち、収納部20a、20
bが連通しているので、収納部20b内に収納された潤
滑剤21が少量になっても、クリーニングブレード15
で掻き取られた潤滑剤21を含んだトナーが収納部20
aから収納部20bへ供給され、既に収納部20b内に
ある潤滑剤21の最上部に積もってくるので、最後まで
自重による潤滑剤21の供給ができるようになってい
る。
【0016】一方、図1中の矢印A方向から見た図2に
示すように、分離壁19はトナー排出スクリュー17の
トナー搬送方向奥側(図2中の右側:矢印Bの方向)に
向かって徐々にその高さが高くなって、収納部20a、
20b間を連通させている隙間26を徐々に狭くしてい
る。収納部20aに回収されたトナーはトナー排出スク
リュー17によってユニット外へ排出されるため、ユニ
ット内のトナーはトナー排出スクリュー17の回転によ
って排出方向に片寄る。すると、分離壁19を越えて収
納部20bに供給されるトナー量も排出方向側が多くな
り、潤滑剤21の自重による押圧力がトナー排出スクリ
ュー17の長手方向で不均等になり、それに伴って感光
体ドラム1への潤滑剤21の供給が不均一になる。そこ
で、上述のように隙間26を変えて収納部20bへのト
ナー供給がトナー排出スクリュー17の長手方向で均等
に行われるようにしている。
示すように、分離壁19はトナー排出スクリュー17の
トナー搬送方向奥側(図2中の右側:矢印Bの方向)に
向かって徐々にその高さが高くなって、収納部20a、
20b間を連通させている隙間26を徐々に狭くしてい
る。収納部20aに回収されたトナーはトナー排出スク
リュー17によってユニット外へ排出されるため、ユニ
ット内のトナーはトナー排出スクリュー17の回転によ
って排出方向に片寄る。すると、分離壁19を越えて収
納部20bに供給されるトナー量も排出方向側が多くな
り、潤滑剤21の自重による押圧力がトナー排出スクリ
ュー17の長手方向で不均等になり、それに伴って感光
体ドラム1への潤滑剤21の供給が不均一になる。そこ
で、上述のように隙間26を変えて収納部20bへのト
ナー供給がトナー排出スクリュー17の長手方向で均等
に行われるようにしている。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係るクリーニング装置は、以
上説明してきたように、クリーニングユニット内を2分
割して一対の収納部を形成し、一方の収納部に粉状潤滑
剤を収納し、他方の収納部側にクリーニングブレードを
配して構成したので、クリーニングブレードでトナーと
一緒に回収された粉状潤滑剤が回収トナーとともにすぐ
に像担持体へ供給されることがなくなるので、粉状潤滑
剤の供給が常時均一に行えるようになるという効果があ
る。
上説明してきたように、クリーニングユニット内を2分
割して一対の収納部を形成し、一方の収納部に粉状潤滑
剤を収納し、他方の収納部側にクリーニングブレードを
配して構成したので、クリーニングブレードでトナーと
一緒に回収された粉状潤滑剤が回収トナーとともにすぐ
に像担持体へ供給されることがなくなるので、粉状潤滑
剤の供給が常時均一に行えるようになるという効果があ
る。
【0018】請求項2に係るクリーニング装置は、以上
説明してきたように、像担持体の回転方向に対して上流
側と下流側に一対の収納部が位置するようにユニットを
分割し、上流例の収納部に粉状潤滑剤を収納したので、
上記共通の効果に加え、上流側で供給された潤滑剤を供
給後すぐにクリーニングブレードによってある程度掻き
取って回収するため、像担持体上の潤滑剤の付着量を少
量に制御でき、帯電装置や現像装置に副作用等の悪影響
を与えずに済むという効果がある。
説明してきたように、像担持体の回転方向に対して上流
側と下流側に一対の収納部が位置するようにユニットを
分割し、上流例の収納部に粉状潤滑剤を収納したので、
上記共通の効果に加え、上流側で供給された潤滑剤を供
給後すぐにクリーニングブレードによってある程度掻き
取って回収するため、像担持体上の潤滑剤の付着量を少
量に制御でき、帯電装置や現像装置に副作用等の悪影響
を与えずに済むという効果がある。
【0019】請求項3に係るクリーニング装置は、以上
説明してきたように、クリーニング装置を像担持体の上
方に位置させ、収納部内の粉状潤滑剤がその自重により
像担持体上に供給されるようにしたので、上記共通の効
果に加え、装置構成を簡単なものにできるという効果が
ある。
説明してきたように、クリーニング装置を像担持体の上
方に位置させ、収納部内の粉状潤滑剤がその自重により
像担持体上に供給されるようにしたので、上記共通の効
果に加え、装置構成を簡単なものにできるという効果が
ある。
【0020】請求項4に係るクリーニング装置は、以上
説明してきたように、一対の収納部の上部を連結したの
で、上記共通の効果に加え、クリーニングブレードによ
りトナーとともに回収された粉状潤滑剤が外部への排出
途中で上部から戻されるようになり、粉状潤滑剤が供給
されていっても、潤滑剤を含んだトナーが潤滑剤の最上
部に積もってくるので、装置作動中に潤滑剤が切れてし
まうことがほぼなくなるという効果がある。
説明してきたように、一対の収納部の上部を連結したの
で、上記共通の効果に加え、クリーニングブレードによ
りトナーとともに回収された粉状潤滑剤が外部への排出
途中で上部から戻されるようになり、粉状潤滑剤が供給
されていっても、潤滑剤を含んだトナーが潤滑剤の最上
部に積もってくるので、装置作動中に潤滑剤が切れてし
まうことがほぼなくなるという効果がある。
【0021】請求項5に係るクリーニング装置は、以上
説明してきたように、トナーの排出方向に沿って徐々に
高くなる壁でユニット内を分割し、収納部を連結してい
る空間を徐々に狭くするように構成したので、上記共通
の効果に加え、粉状潤滑剤の収納部への潤滑剤及びトナ
ーの戻りが、トナーの排出方向で均等になされるように
なり、潤滑剤は均等に自重によって像担持体に供給され
るという効果がある。
説明してきたように、トナーの排出方向に沿って徐々に
高くなる壁でユニット内を分割し、収納部を連結してい
る空間を徐々に狭くするように構成したので、上記共通
の効果に加え、粉状潤滑剤の収納部への潤滑剤及びトナ
ーの戻りが、トナーの排出方向で均等になされるように
なり、潤滑剤は均等に自重によって像担持体に供給され
るという効果がある。
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1中の矢印A方向から見たトナー排出スクリ
ューと分離壁の位置関係を示す図である。
ューと分離壁の位置関係を示す図である。
1 感光体ドラム 2 除電ランプ 3 帯電ローラ 4 現像装置 5 レジストローラ対 6 ガイド板の対 7 転写ローラ 8 分離電極 9 搬送ガイド板 10 クリーニング装置 11 レーザ光 12 現像ローラ 15 クリーニングブレード 16 ユニットケース 17 トナー排出スクリュー 19 分離壁 20a、20b 収納部 21 潤滑剤 23 入口シール材 25 入口シール材 26 隙間
Claims (5)
- 【請求項1】 像担持体上に圧接して該像担持体上の残
留トナーを掻き落とすクリーニングブレードと、該掻き
落としたトナーを外部へ排出する機構を内蔵するユニッ
トからなるクリーニング装置であって、上記ユニット内
を2分割して一対の収納部を形成し、該収納部の一方に
粉状潤滑剤を収納し、外周の産の他方側に上記クリーニ
ングブレードを配してなることを特徴とするクリーニン
グ装置。 - 【請求項2】 上記像担持体の回転方向に対して上流側
と下流側に上記一対の収納部が位置するように上記ユニ
ットを分割し、上流例の収納部に上記粉状潤滑剤を収納
してなることを特徴とする請求項1のクリーニング装
置。 - 【請求項3】 上記クリーニング装置を上記像担持体の
上方に位置させ、上記収納部内の粉状潤滑剤をその自重
により上記像担持体上に供給可能としてなることを特徴
とする請求項2のクリーニング装置。 - 【請求項4】 上記一対の収納部がそれらの上部で連結
していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
のクリーニング装置。 - 【請求項5】 上記ユニット内の分割を、上記トナーの
排出方向に沿う壁によって行い、該壁の高さをトナー排
出方向に行くに従って高くし、上記収納部を連結してい
る空間を徐々に狭くするようにしてなることを特徴とす
る請求項4のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13032297A JPH10307522A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13032297A JPH10307522A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | クリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10307522A true JPH10307522A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15031575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13032297A Pending JPH10307522A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10307522A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7035582B2 (en) * | 2003-06-06 | 2006-04-25 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and process cartridge including lubricant applying device that prevents waste of lubricant |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP13032297A patent/JPH10307522A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7035582B2 (en) * | 2003-06-06 | 2006-04-25 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and process cartridge including lubricant applying device that prevents waste of lubricant |
CN100388135C (zh) * | 2003-06-06 | 2008-05-14 | 株式会社理光 | 图像形成装置及处理卡盒 |
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