JPH10307519A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH10307519A
JPH10307519A JP11700997A JP11700997A JPH10307519A JP H10307519 A JPH10307519 A JP H10307519A JP 11700997 A JP11700997 A JP 11700997A JP 11700997 A JP11700997 A JP 11700997A JP H10307519 A JPH10307519 A JP H10307519A
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JP
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image forming
toner
image
color
peripheral surface
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JP11700997A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像形成体の内部のスペースを有効活用して画
像形成部を軽量かつコンパクト化すると共に取り扱い性
も改善する。 【解決手段】 透明基体の感光体ドラム10の内周面に
配管される各露光光学系12を金属製の薄肉円筒状の支
持部材20の外周面に支持し、その円周面に突起42の
当接により間隙を形成してドラム状の廃トナー収納容器
40を略同芯位置に設置して感光体ドラム10等より回
収される廃トナーを収容すると共に、前記の間隙にパネ
ルヒータPHと冷却パイプPをレイアウトして前記の露
光光学系12による感光体ドラム10内の温度変化を制
御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてドラム状
の像形成体の周面に複数の帯電手段、像露光手段及び現
像手段を配置し、像形成体の一回転中にトナー像を像形
成体上に重ね合わせて形成する電子写真方式のカラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等
を備え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を中
間転写等に重ね合わせてカラー画像とする装置(A)
や、1つの感光体を複数回転して各色毎の帯電,像露光
ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成する装置
(B)あるいは同じく1つの感光体の一回転以内に各色
毎の帯電,像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像
を形成する装置(C)等が知られている。
【0003】しかし前記の装置(A)は複数の感光体や
中間転写体を要するため装置の容積が大型化する欠点が
あり、一方装置(B)は帯電手段,像露光手段や感光体
が一つだけであるので容積は小型化されるものの形成さ
れる画像のサイズが感光体の表面積以下に限定されると
云う制約がある。
【0004】また装置(C)は高速の画像形成を可能と
するものの、感光体の一周内に帯電器,像露光手段と現
像器を複数組配設する必要があること、像露光を行う光
学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚れて画質を
損なうおそれがあり、これを避けるため像露光手段と現
像器の間隔を大きくとる必要があることから必然的に感
光体の径が大きくなって装置を大型化すると云う矛盾が
ある。
【0005】装置(C)における前述したような障害の
欠点を避ける目的から、像形成体の基体を透明体の素材
によって形成し、その内部に複数の像露光手段を収容し
て、画像を前記の基体を通してその外周に形成した感光
層に露光する形態の装置が提案されている(例えば特開
平5−307307号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら像形成体
の内部は廃トナーの収納部として利用されることもある
が、像露光手段を像形成体の内部に設置すると廃トナー
収納のためのスペースを別に設ける必要が生ずる。また
像形成体の内部に像露光手段を設ける場合には像露光手
段は像形成体に近接して配置されることから、像露光手
段の支持体が大型化するのが避けられずその結果重量の
増大により装置に負担がかかり、また変形を生じやすく
取り扱い性も悪くなり、さらに熱容量の増大により加
熱、冷却の効率が低下して像露光手段の光量や像形成体
の感光特性に変動を生じたり、画像形成に当たってのレ
ジストが変化すると云う問題がある。
【0007】本発明は、これ等の点を解決して改良した
結果、像形成体の内部に像露光手段と廃トナー収納容器
の双方の設置を可能とした上でさらに支持体の重量を軽
減し温度調節の効率も高く保つことの出来るカラー画像
形成装置の提供を目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体の
外周面に複数の帯電手段及び現像手段、内周面に複数の
像露光手段を配設し、前記像形成体の一回転中に帯電、
像露光及び現像を繰り返し、前記像形成体の周面に複数
のトナー像を重ね合わせてカラートナー像を形成し、前
記カラートナー像を中間転写体を介して転写材上に転写
するカラー画像形成装置において、前記像露光手段は装
置本体に両端を支持される金属製の中空部材を保持手段
とし、前記保持手段は内部に前記像形成体ならびに前記
中間転写体の各クリーニング手段により回収されるトナ
ーを収める廃トナー収納容器を設けたことを特徴とする
カラー画像形成装置(請求項1に係わる発明)及び、像
形成体の外周面に複数の帯電手段及び現像手段、内周面
に複数の像露光手段を配設し、前記像形成体の一回転中
に帯電、像露光及び現像を繰り返し、前記像形成体の周
面に複数のトナー像を重ね合わせてカラートナー像を形
成し、前記カラートナー像を中間転写体を介して転写材
上に転写するカラー画像形成装置において、前記像露光
手段は装置本体に両端を支持される金属製の中空部材を
保持手段とし、前記保持手段は内部に前記像形成体なら
びに前記中間転写体の各クリーニング手段により回収さ
れるトナーを収める廃トナー収納容器を設けると共に、
前記廃トナー収納容器は前記像形成体のクリーニング手
段からのトナー回収手段を一体とし、前記中間転写体の
クリーニング手段からのトナー回収手段を分離可能とす
ることを特徴とするカラー画像形成装置(請求項6に係
わる発明)及び、像形成体の外周面に複数の帯電手段及
び現像手段、内周面に複数の像露光手段を配設し、前記
像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返
し、前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね合わせ
てカラートナー像を形成し、前記カラートナー像を中間
転写体を介して転写材上に転写するカラー画像形成装置
において、前記像露光手段は装置本体に両端を支持され
る金属性の中空部材を保持手段とし、前記保持手段は内
部に前記像形成体ならびに前記中間転写体の各クリーニ
ング手段により回収されるトナーを収める廃トナー収納
容器を設け、前記廃トナー収納容器は前記中間転写体の
クリーニング手段により回収されるトナーを前記像形成
体のクリーニング手段を経て収納すると共に、前記廃ト
ナー収納容器は前記像形成体のクリーニング手段からの
トナー回収手段を一体とし、前記像形成体のクリーニン
グ手段は前記中間転写体のクリーニング手段からのトナ
ー回収手段を分離可能とすることを特徴とするカラー画
像形成装置(請求項7に係わる発明)によって達成され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の説明に先立っ
て本発明のカラー画像形成装置の全般的な構成とその機
能を図1ないし図3によって説明する。
【0010】ドラム状の像形成体である感光体ドラム1
0は、例えば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形
成される円筒状の透明樹脂基体を内側に設け、透明の導
電層及び有機感光体層(OPC)を該基体の外周に形成
したものであり、接地された状態で図1の矢印で示す方
向に回転される。
【0011】本実施形態では、感光体ドラムの光導電体
層において適切なコントラストを付与できる露光光量を
有していればよい。従って、本実施形態における感光体
ドラムの透明樹脂基体の光透過率は、100%である必
要はなく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収さ
れるような特性であっても構わない。透光性基体の素材
としては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエス
テルモノマーを用い重合したものが、透明性、強度、精
度、表面性等において優れており好ましく用いられる
が、その他一般光学部材などに使用されるフッ素、ポリ
エステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレ
ート、などの各種透光性樹脂が使用可能である。また、
露光光に対し透光性を有していれば、着色していてもよ
い。これらの樹脂の屈折率はほぼ1.5である。透光性
導電層の成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着
法、各種スパッタリング法、各種CVD法を用いて、イ
ンジウム・スズ・酸化物(ITO)、アルミナ、酸化
錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、A
g、Ni、Al等からなる透光性を維持した薄膜が用い
られたり、浸漬塗工法、スプレー塗布法等を用いて上記
金属の微粒子とバインダー樹脂とからなる導電性樹脂等
が用いられる。また、光導電体層としては、各種有機感
光体層(OPC)が使用可能である。
【0012】以下に好ましい像形成体の例を示す。
【0013】プラスチック材料モノマーを合成し、重合
させるための触媒を添加した後、円筒状の型に注ぎ、側
板にて密封して固定し、これを高速に回転させると共
に、適度に加熱することにより均一な重合を促進させ
る。重合終了後は冷却し、得られた透明な樹脂基体を型
より取り出し、切断し、必要ならば仕上げ工程を経て画
像形成装置の感光体ドラム用の透明樹脂基体が製造され
る(遠心重合法)。
【0014】遠心重合によって成型される透明なプラス
チックの透明樹脂基体の素材としては、上記のごとくメ
タクリル酸メチルエステルモノマーを用い重合したもの
が、透明性、強度、精度、表面性等において最も良い
が、その他ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸
ブチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチ
ル、ポリスチレン、ポリイミド、ポリエステル或いはポ
リ塩化ビニル等、又はこれらの共重合体などが使用され
得る。遠心重合法では真円度が成型に用いられる型で決
まるので、高精度の基体を得ることができる。また、偏
肉は重合時の回転ムラや粘度や重合時の加熱条件で変化
する。
【0015】導電層としては、インジウム・スズ・酸化
物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、アル
ミナ、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからな
る導電性微粒子と樹脂とを混合した導電性樹脂が用いら
れ、成膜法としては、浸漬塗工法、スプレー塗布法など
が好ましく利用される。
【0016】有機感光体層は、電荷発生物質(CGM)
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された二層構成の感光体層とされる。二層構成の
有機感光体層は、CGLが薄いために像露光光の透過性
が良く本発明に適する。なお有機感光体層は、電荷発生
物質(CGM)と電荷輸送物質(CTM)を1つの層中
に含有する単層構成とされてもよく、該単層構成又は前
記二層構成の感光体層には、通常バインダー樹脂が含有
される。
【0017】前記二層構成の有機感光体層を有する感光
体ドラムにおいて、CGLに含有されるCGMとして
は、LED,LD等の光源光に感光性を有するアゾ系顔
料、アズレニウム顔料、フタロシアニン系顔料、ペリレ
ン系顔料が用いられ、なかでも赤〜赤外光(600nm
〜850nm)に感光するOPC感光体のCGMとして
は、銅フタロシアニン顔料やチタニルフタロシアニン顔
料等が好ましく用いられる。
【0018】CGLに用いられるバインダー樹脂として
は、ポリビニルブチラール樹脂又はポリカーボネート樹
脂が用いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等にお
いて優れる。これらのバインダー樹脂は、単独で或いは
2種以上の混合物として用いることができる。
【0019】CGLの形成に用いられる溶媒或いは分散
媒としては、ケトン系又はハロゲン系溶剤が好ましく用
いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等が更に良好
となる。また、これらの溶媒は単独或いは2種以上の混
合溶媒として用いることもできる。
【0020】CGL中のCGMとバインダー樹脂との重
量比は100:1〜1000とされ、該CGLの膜厚は
0.01〜10μmとされ、該CGLの形成のための塗
布方法としては、ブレード塗布、ワイヤーバー塗布、ス
プレー塗布、ディップ塗布、スライドホッパー塗布等の
各塗布方法がある。
【0021】次に前記CTLに含有されるCTMとして
は、ヒドラゾン系化合物、スチリル系化合物、ベンジジ
ン系化合物、スチルベン系化合物等が用いられる。
【0022】前記CTLに用いられるバインダー樹脂と
しては、広範囲な絶縁性樹脂から適時選択して使用する
ことができ、好ましい結着樹脂としては、シリコン−ア
ルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリシラン等の絶縁性樹
脂を挙げることができ、これらの結着樹脂は単独或いは
2種以上混合して用いることができる。
【0023】バインダー樹脂とCTMとの配合比は1:
10〜500とされ、更には1:20〜150が好まし
い。CTLの膜厚は100μmとされるが、更に5〜5
0μmが好ましい。
【0024】塗布方法としては、CGLと同様な方法を
用いることができる。
【0025】又、有機感光体層と導電層との間に必要に
より中間層が設けられるが、中間層としては、例えば塩
ビ酢ビ共重合体、塩ビ酢ビマレイン酸共重合体、エチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、共重合タイ
プ若しくは変性タイプのアルコール可溶性ポリアミド樹
脂等の0.01〜2μm厚の樹脂層とされる。
【0026】前記の製造方法によって造られたプラスチ
ックの円筒状の透明樹脂基体を用いることにより、肉厚
が均一で、円筒状の基体の円筒度、真円度に優れ、像露
光光の焦点ズレのない感光体ドラムが提供される。
【0027】11はスコロトロン帯電器(以後単に帯電
器という)で感光体ドラム10の前述した有機感光体層
に対し所定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤに
よるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラ
ム10に対し一様な電位を与える。
【0028】12は像露光手段即ち感光体ドラム10の
軸方向に配列したLEDと等倍結像系であるセルフォッ
クレンズとから構成される露光光学系で、別体の画像読
み取り装置によって読み取られた各色の画像信号がメモ
リより順次取り出されて前記の各露光光学系12にそれ
ぞれ電気信号として入力される。
【0029】前記の各露光光学系12は何れも光学系支
持手段として設けた後に説明する支持部材20に取り付
けられて前記感光体ドラム10の基体内部に収容され
る。
【0030】13Yないし13Kはイエロー(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C)及び黒色(K)の各現像剤
を収容する現像器で、それぞれ感光体ドラム10の周面
に対し所定の間隙を保って同方向に回転する現像スリー
ブ130を備えている。
【0031】前記の各現像器は、前述した帯電器11に
よる帯電,露光光学系12による像露光によって形成さ
れる感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス電圧
の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0032】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像或いは
コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及びKの
各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0033】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により感光体ドラム10を反時計方向へと回転
し、同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ド
ラム10に電位の付与が開始される。
【0034】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始されドラムの回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
【0035】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0036】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更に帯電器11(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第2
の色信号即ちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気
信号による露光が行われ、現像器13(M)による非接
触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像
の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形
成していく。
【0037】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)及び現像器13(C)によって更
に第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、
また帯電器11(K)、露光光学系12(K)及び現像
器13(K)によって第4の色信号に対応する黒色
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナー
像が形成される。
【0038】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た露光波長に対し透明の基体を通して行われる。従って
第2,第3及び第4の色信号に対応する画像の露光は何
れも先に形成されたトナー像の影響を全く受けることな
く行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静電潜
像を形成することが可能となる。また各現像器による現
像作用に際しては、それぞれ現像スリーブ130に対し
直流或いは更に交流を加えた現像バイアスが印加され、
現像器の収容する一成分或いは二成分現像剤によるジャ
ンピング現像が行われて、透明電導層を接地する感光体
ドラム10に対して非接触の反転現像が行われるように
なっている。
【0039】図2は前記の各現像器13と露光光学系1
2の位置を示す要部構成図、また図3はその現像機能に
ついての説明図である。
【0040】図において、130は現像剤搬送体である
現像スリーブで、アルミニウム等の非磁性材料からなり
図の矢示方向に回転可能である。現像剤は現像スリーブ
130の回転によって同方向に移動し現像領域に搬送さ
れる。136は回転する現像スリーブ130の現像領域
上流側に設けられ、現像領域へ搬送される現像剤量を規
制する規制ブレード、133は現像を終えて現像スリー
ブ130に付着する現像剤Dを掻き取る掻き取り部材、
134は撹拌された現像剤の供給を行う供給部材、13
5は現像剤Dを撹拌してトナーを均一に帯電する撹拌ス
クリュー、138は現像ケーシング、139は制御電極
板180の支持部材181の基部を現像ケーシング13
8に固定するため現像ケーシング138に設けられた支
持部、188,189は制御電極板180の支持部材1
81を支持部139に固定するための押さえ板と止めネ
ジである。
【0041】180は現像領域の上流側に現像剤Dの層
に当接するよう設けた電気的絶縁材よりなる絶縁部材1
83上に電圧印加可能な電極部182と、更に電極部1
82の上流側に絶縁部材183を支持するために結合さ
れた支持部材181よりなる制御電極板で、電極部18
2は金属等の導電性材料からなり絶縁部材183の先端
部上に線状に一体に設けられる。
【0042】現像スリーブ130には直流と交流とが重
畳した現像バイアス電圧が印加され、感光体ドラム10
と最も近接した現像領域において、非接触の状態で反転
現像が行われる。ここに示した実施例では現像スリーブ
130は感光体ドラム10の回転に対して対向部で同方
向にかつほぼ同じ線速度で回転している。
【0043】現像スリーブ130上に形成される現像剤
層は感光体ドラム10の表面に接触せず間隙を保つよう
に、現像スリーブ130と規制ブレード136の当接力
・間隙及び現像スリーブ130と感光体ドラム10の最
近接距離g0は調整される。
【0044】また、現像スリーブ130には直流電源E
1と交流電源E2により直流成分に交流成分を重畳した交
流バイアス電圧が印加される。更に、電極部182には
直流電源E3から直流成分のみのバイアス電圧が印加さ
れる。電極部182には、現像剤のトナーと同極性の直
流電圧を印加するのがトナー付着防止の観点から好まし
い。
【0045】以上の現像器13では、上記交流バイアス
電圧印加によって、感光体ドラム10と現像スリーブ1
30との間に形成する交番電界(これを第2の振動電界
ということにする)と共に、制御電極板180の電極部
182と現像スリーブ130との間に第1の振動電界を
発生させるようにしてある。
【0046】この場合、電極部182は感光体ドラム1
0より現像スリーブ130に近接して設けてあるため第
1の振動電界の強さが第2の振動電界の強さより大とな
る。
【0047】上記第1の振動電界によってその電気力線
に直角の方向に、電極部182付近に達した現像剤のト
ナー粒子を振動させるので、トナーは雲霞状になり、い
わゆるトナークラウドを十分に発生させることができ
る。このトナークラウドは第2の振動電界によって感光
体ドラム10上の潜像に向う飛翔を助けられ高効率で均
一な現像が行われる。
【0048】この時、交流バイアス電圧は現像スリーブ
130のみに印加されているため、前記第1の振動電界
と第2の振動電界は同位相となり、トナー粒子を第1の
振動電界から第2の振動電界に円滑に移行させる。
【0049】このカラー画像形成装置では、LED等を
用いた露光光学系12を感光体ドラム10の内側に配置
し、露光光学系12による像露光位置を現像ケーシング
138内で現像スリーブ130の上流側に設けていて、
感光体ドラム10中心と現像スリーブ130中心とを結
ぶ中心線を中心線pとすると、中心線p上の感光体ドラ
ム10と現像スリーブ130との距離が最も近接し、こ
の中心線p上に現像中心Pがある。現像中心P1から上
流側の現像ケーシング138の端面までの感光体ドラム
10上の距離をL1、現像中心Pから像露光位置までの
感光体ドラム10の距離をL2、現像中心P1からの現像
が行われる現像領域の幅(感光体ドラム10の周面方向
の長さ)をw1、感光体ドラム10に塗布された有機感
光体の電位低下時間をT、プロセススピード即ち感光体
ドラム10の周速をvとした時、 L1>L2>vT+w1 の関係に設定されている。
【0050】ここで本実施例においては、L1及びL2
3〜30mmの間に設定する。またプロセススピードv
は30〜300mm/secの間にある。また本実施例
で用いられる有機感光体の電位低下時間Tは、実験的に
容易に求められるが、0.1sec以下である。また現
像領域の幅w1は通常1〜2mmの間にある。
【0051】従ってプロセススピードvが30〜300
mm/secで電位低下時間Tが0.1secのとき
は、vT+w1=4〜32mmとなりプロセススピード
vが30〜300mm/secで電位低下時間Tが0.
05secのときは、vT+w1=2.5〜17mmと
なり、L2>3〜32mm又はL2>2.5〜17mmの
条件を満たす位置で像露光を行うよう構成することで、
感光体電位が充分電位低下し、先に現像されたトナー像
が像形成体上に安定して付着した状態で、次の現像がそ
の上に行われることとなる。
【0052】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写手段として設け
た中間転写ベルト14の周面に転写される。
【0053】中間転写ベルト14は厚さ0.5〜2.0
mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウレ
タンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半導
電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング防
止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行
った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好ま
しい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5m
mの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート等を使用することも
できる。中間転写ベルト14がローラ14A,14B,
14C及び14Dの間に張架され、ローラ14Dに伝達
される動力により感光体ドラム10の周速度に同期して
時計方向に循環して搬送される。
【0054】前記の中間転写ベルト14はローラ14A
とローラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周
面に接し、一方ローラ14C外周のベルト面を転写部材
である転写ローラ15に接していてそれぞれの接点にお
いてトナー像の転写域を形成している。
【0055】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14と
の間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極性
のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14の
周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像は
接地したローラ14Aの案内によりトナーを散らすこと
なく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する1〜2
kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベルト14
側に効率良く転写される。
【0056】一方では給紙カセット(図示せず)の給紙
ローラ17の作動により転写紙Pが搬出されてタイミン
グローラ18に給送され、中間転写ベルト14上のカラ
ートナー像の搬送に同期して転写ローラ15の転写域へ
と給紙される。
【0057】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙PAは転写ローラ15と前記の接地状態に
あるローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域にお
いて中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され
転写ローラ15への1〜2kVのトナーと反対極性のバ
イアス電圧の印加により順次カラートナー像は転写紙P
A上に転写される。
【0058】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0059】前述した感光体ドラム10及び中間転写ベ
ルト14にはそれぞれクリーニング装置100及び14
0が設置され、それぞれの備えるブレードが常時圧接さ
れていて、残留した付着トナーの除去がなされて周面は
常に清浄な状態に保たれている。
【0060】(実施の形態1)請求項1に係わる発明の
実施形態を図4ないし図6によって説明する。
【0061】各露光光学系12の保持手段たる前記の支
持部材20にはアルミニウム等の軽金属材料から形成さ
れる中空部材で、好ましくは0.5〜5mmの薄肉の円
筒部材が使用されていて、それによって画像形成部の重
量が軽減されかつ熱容量が小さくなって温度調節の効率
が高められている。また、円筒部材の外径は感光体ドラ
ムの外径より露光光学系の分として40〜80mm小さ
い20〜160mmφが好ましく使用される。また支持
部材20としては強度の点から薄肉で中空のステンレス
材も用いられる。
【0062】各露光光学系12はそれぞれの両端部が中
間部材たるスペーサブロック120を挟み前記の支持部
材20の外周面に取り付け固定される。
【0063】前記のスペーサブロック120は上面を露
光光学系12の底面に対応する傾斜面とし、下面を支持
部材20の外周面に対応する円筒面としていて、支持部
材20の軸方向に移動することにより露光光学系12の
結像位置を感光体ドラム10の感光層に合致するよう調
節したのち接着剤により露光光学系12ならびに支持部
材20に対し固定されて一体化される。
【0064】前記の支持部材20は感光体ドラム10を
支持した状態で、両端部の内周面を装置本体の側面基板
30の突設する係合部31により支持して固定される。
その際一方の側面基板30の係合部31の外周面に備え
る係合ピン32が支持部材20端面の切欠20Aに係合
して支持部材20の装置本体に対する設置角度が規制さ
れて各露光光学系12が所定位置に設定される。
【0065】前記の支持部材20は外周に直接保持する
軸受B1と、支持部材20と一体とする円盤部材22の
保持する軸受B2を介して感光体ドラム10側端のフラ
ンジ部材100Aと100Bをそれぞれ支持していて、
感光体ドラム10をフランジ部材100Aの歯車100
Gに噛合する駆動歯車Gの動力により回動可能に支持し
ている。
【0066】前記の支持部材20はさらに内周部にドラ
ム状の廃トナー収納容器40を内蔵していて装置のクリ
ーニング手段すなわち前記の各クリーニング装置100
ならびに140と内部にトナー搬送用のフレキシブルの
スクリュを設けたトナー回収管41を介して接続され、
感光体ドラム10と中間転写ベルト14より回収される
廃トナーが前記のトナー回収管41を経て図4に示す如
く前記の廃トナー収納容器40内に収容されるようにな
っている。
【0067】前記の廃トナー収納容器40は図5に示す
如く外周面の複数個所に突起42を設けていて、各突起
42の頂部を支持部材20の内周面に当接することによ
り支持部材20の略同軸上に保持されてその内周面との
間に略均等な間隙が形成されている。
【0068】前記の間隙は第1の利用手段として図4に
示す如く前記の各露光光学系12を装置本体の電源に接
続するリード線の収納スペースとして使用され、また第
2の利用手段として図5に示す如く前記間隙は加熱手段
および冷却手段としてのパネルヒータPHおよび冷却パ
イプPの収納スペースとして使用することも出来るし、
さらに第3の利用手段として図6に示す如く一方の端部
にメッシュヒータMH、他方の端部にプロペラファンF
を設置して前記のメッシュヒータMHをONあるいはO
FFに切り替えることにより、前記間隙は温風あるいは
冷風の空気流の流通路として使用することも可能として
いる。温度制御は温度センサからの出力検知によるPD
I制御や温度センサからの出力検知とLED点灯量によ
る予測温度制御等が行われる。
【0069】従って前記の支持部材20は内部のスペー
スを廃トナー収納容器40と、さらに露光光学系20の
配線もしくは温度調節用の各手段設置のためのスペース
として利用されることとなり、その結果画像形成部は機
能が向上した上コンパクト化されメンテナンスに際して
の取り扱いも容易となる。
【0070】(実施の形態2)請求項6に係わる発明の
実施形態を図4及び図7によって説明する。
【0071】各露光光学系12の保持手段たる前記の支
持部材20にはアルミニウム等の軽金属材料から形成さ
れる中空部材で、好ましくは0.5〜5mmの薄肉の円
筒部材が使用されていて、それによって画像形成部の重
量が軽減されかつ熱容量が小さくなって温度調節の効率
が高められている。また、円筒部材の外径は感光体ドラ
ムの外径より露光光学系の分として40〜80mm小さ
い20〜160mmφが好ましく使用される。また支持
部材20としては強度の点から薄肉で中空のステンレス
材も用いられる。
【0072】前記の支持部材20は、外周面に各露光光
学系12を取り付け固定し、また直接あるいは間接的に
保持する軸受B1およびB2を介して感光体ドラム10
を回動可能に支持した状態で、両端部の内周面を装置本
体の側面基板30の突設する係合部31の支持により固
定されていて、さらに内周部にそのスペースを利用して
廃トナー収納容器40を内蔵している。
【0073】前記の廃トナー収納容器40は、感光体ド
ラム10の周面に設置される前記クリーニング装置10
0と中間転写ベルト14の周面に設置される前記のクリ
ーニング装置装置140に対し、図7(a)に示す如く
トナー回収手段として内部にトナー搬送用のフレキシブ
ルのスクリュを設けたトナー回収管41A及び41Bを
介して個別に接続されている。
【0074】クリーニング装置100に接続するトナー
回収管41Aは、図7(b)に示す如く側面基板30の
内側において前記の支持部材20の周面を貫通して配管
されて廃トナー収納容器40に一体化されており、一方
クリーニング装置140に接続するトナー回収管41B
は、図7(c)に示す如く側面基板30を貫通してその
外側を経由して配管されて廃トナー収納容器40に対し
接合部Jにより着脱可能に接続されている。
【0075】従って廃トナー収納容器40は、前記の接
合部Jの操作によりクリーニング装置140からのトナ
ー回収管41Bの接続を解除すれば、感光体ドラム10
のクリーニング装置100と共に画像形成部と一体で装
置本体に着脱されることとなって、廃トナーが充満した
廃トナー収納容器40は画像形成部と共に装置本体から
取り出されて処理がなされるので、その取り扱いが極め
て容易となる。
【0076】(実施の形態3)請求項7に係わる発明の
実施形態を図4および図8によって説明する。各露光光
学系12の保持手段たる前記の支持部材20にはアルミ
ニウム等の軽金属材料から形成される中空部材で、好ま
しくは0.5〜5mmの薄肉の円筒部材が使用されてい
て、それによって画像形成部の重量が軽減されかつ熱容
量が小さくなって温度調節の効果が高められている。ま
た、円筒部材の外径は感光体ドラムの外径より露光光学
系の分として40〜80mm小さい20〜160mmφ
が好ましく使用される。また支持部材20としては強度
の点から薄肉で中空のステンレス材も用いられる。
【0077】前記の支持部材20は、外周面に各露光光
学系12を取り付け固定しさらに直接あるいは間接的に
保持する軸受B1およびB2を介して感光体ドラム10
を回動可能に支持した状態で、両端部の内周面を装置本
体の側面基板30の突設する係合部31の支持により固
定されていて、さらに内周部にそのスペースを利用して
廃トナー収納容器40を内蔵している。
【0078】前記の廃トナー収納容器40は、トナー回
収手段として図8(a)に示す如く感光体ドラム10の
周面に設置される前記のクリーニング装置100と内部
にトナー搬送用のフレキシブルのスクリュを設けたトナ
ー回収管41Aを介して接続され、一方中間転写ベルト
14の周面に設置される前記のクリーニング装置140
は前記のクリーニング装置100に対し内部にトナー搬
送用のフレキシブルのスクリュを設けたトナー回収管4
1Bを介して接続されている。
【0079】クリーニング装置100に接続するトナー
回収管41Aは、図8(b)に示す如く側面基板30の
内側において前記の支持部材20の周面を貫通して配管
されて廃トナー収納容器40に一体化されており、一方
クリーニング装置100とクリーニング装置140とを
接続するトナー回収管41Cは、側面基板30を貫通し
てその外側を経由して配管されてクリーニング装置10
0に対し接合部Jにより着脱可能に接続されている。
【0080】従って、廃トナー収納容器40は、前記の
接合部Jの操作によりトナー回収管41Cの接続を解除
すれば、感光体ドラム10のクリーニング装置100と
共に画像形成部と一体で装置本体に着脱されることとな
って、廃トナーが充満した廃トナー収納容器40は画像
形成部と共に装置本体から取り出されて処理がなされる
ので、その取り扱いが極めて容易となる。
【0081】
【発明の効果】本発明は、請求項1により像形成体の内
部が像露光手段を配置した上廃トナーの収納さらに像露
光手段の配線あるいは温度調節手段の収容スペースとし
て利用されることとなり、また請求項6および7により
前記の廃トナー収納部が像形成体のクリーニング手段と
共に画像形成ユニット内に組み込まれて一体で着脱され
ることとなって、廃トナーが充満した廃トナー収納容器
40は画像形成ユニットと共に取り出されて処理がなさ
れるので処理性に優れ、多くの機能を備えながら軽量か
つコンパクトで取り扱い性も良好なカラー画像形成装置
が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】現像器の構成を示す要部図。
【図3】現像器の機能を示す説明図。
【図4】画像形成部の断面構成図。
【図5】画像形成部の要部断面図。
【図6】像形成体の断面構成図。
【図7】トナー回収手段の配管(その一)の説明図。
【図8】トナー回収手段の配管(その二)の説明図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14 中間転写ベルト 20 支持部材 30 側面基板 31 係合部 40,400 廃トナー収納容器 41,410 トナー回収管 42 突起 100,140 クリーニング装置 PH パネルヒータ P 冷却パイプ MH メッシュヒータ F プロペラファン J 接合部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体の外周面に複数の帯電手段、及
    び現像手段、内周面に複数の像露光手段を配設し、前記
    像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返
    し、前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね合わせ
    てカラートナー像を形成し、前記カラートナー像を中間
    転写体を介して転写材上に転写するカラー画像形成装置
    において、 前記像露光手段は装置本体に両端を支持される金属製の
    中空部材を保持手段とし、前記保持手段は内部に前記像
    形成体ならびに前記中間転写体の各クリーニング手段に
    より回収されるトナーを収める廃トナー収納容器を設け
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記廃トナー収納容器は前記保持手段の
    内周面に対し間隙を形成して設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記間隙に前記像露光手段のリード線を
    配線したことを特徴とする請求項2記載のカラー画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記間隙に加熱手段及び/又は冷却手段
    を配置したことを特徴とする請求項2記載のカラー画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記間隙に空気流を通したことを特徴と
    する請求項2記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 像形成体の外周面に複数の帯電手段及び
    現像手段、内周面に複数の像露光手段を配設し、前記像
    形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返し、
    前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね合わせてカ
    ラートナー像を形成し、前記カラートナー像を中間転写
    体を介して転写材上に転写するカラー画像形成装置にお
    いて、 前記像露光手段は装置本体に両端を支持される金属製の
    中空部材を保持手段とし、前記保持手段は内部に前記像
    形成体ならびに前記中間転写体の各クリーニング手段に
    より回収されるトナーを収める廃トナー収納容器を設け
    ると共に、前記廃トナー収納容器は前記像形成体のクリ
    ーニング手段からのトナー回収手段を一体とし、前記中
    間転写体のクリーニング手段からのトナー回収手段を分
    離可能とすることを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像形成体の外周面に複数の帯電手段及び
    現像手段、内周面に複数の像露光手段を配設し、前記像
    形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返し、
    前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね合わせてカ
    ラートナー像を形成し、前記カラートナー像を中間転写
    体を介して転写材上に転写するカラー画像形成装置にお
    いて、 前記像露光手段は装置本体に両端を支持される金属製の
    中空部材を保持手段とし、前記保持手段は内部を前記像
    形成体ならびに前記中間転写体の各クリーニング手段に
    より回収されるトナーを収める廃トナー収納容器を設
    け、前記廃トナー収納容器は前記中間転写体のクリーニ
    ング手段により回収されるトナーを前記像形成体のクリ
    ーニング手段を経て収納すると共に、前記廃トナー収納
    容器は前像形成体のクリーニング手段からのトナー回収
    手段を一体とし、前記像形成体のクリーニング手段は前
    記中間転写体のクリーニング手段からのトナー回収手段
    を分離可能とすることを特徴とするカラー画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020034700A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020034700A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US11526117B2 (en) 2018-08-29 2022-12-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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