JPH10307132A - 液体を充満したブリスターを有する分析試験エレメント - Google Patents

液体を充満したブリスターを有する分析試験エレメント

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JPH10307132A
JPH10307132A JP10052994A JP5299498A JPH10307132A JP H10307132 A JPH10307132 A JP H10307132A JP 10052994 A JP10052994 A JP 10052994A JP 5299498 A JP5299498 A JP 5299498A JP H10307132 A JPH10307132 A JP H10307132A
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Herbert Dr Harttig
ハルトティッグ ヘルベルト
Christian Dr Klein
クライン クリスチャン
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Boehringer Mannheim GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体を充満したブリスターを有する製造容易
な分析試験エレメントを提供する。 【解決手段】 サンプル供給領域5及び検知領域6を有
する吸収材4と液体で充満されたブリスター7を支持部
材1上に有する分析試験エレメントであって、支持部材
1が曲折されたときにスパイク3を形成し、ブリスター
7を開き、液体が放出され吸収材4と接触するように、
支持面が切り欠き2を有する。また、本発明は、この分
析試験エレメントを製造する方法、及びこの分析試験エ
レメントによって検体を測定する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンプルを供給し
検知する領域を有する吸収材、及び液体で満たされたブ
リスターを支持部材上に有する分析試験エレメントに関
する。さらに、本発明は、そのような分析試験エレメン
トを製造する工程、及びそのような分析試験エレメント
を用いて検体を測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】いわゆるキャリア束縛試験
は、サンプルの成分を定性的または定量的に測定するに
あたって頻繁に使用される。これらにおいて、サンプル
と接触する分析試験エレメントの適当な層に試薬が封入
される。概して、検知反応は液相で進行する。この液体
は、サンプルが液体の場合には通常サンプル自身から生
じ、そうでない場合には分析試験エレメント上のサンプ
ルに対して添加される。サンプル及び試薬の反応から、
検知可能な信号が得られる。特に、目視または通常反射
測光による装置により分析することができる色の変化と
して現れる。現在、電気化学的検知方法も分析試験エレ
メントに対して使用することが可能である。
【0003】分析試験エレメントは、細長いキャリア、
すなわちプラスチック材料で形成された支持層と、試験
領域としてその上に載置された検知層によって本質的に
構成される試験片の形式を採ることが多い。しかし、小
さな方形または矩形状板の形の分析試験エレメントも知
られている。
【0004】上述の形式の分析試験エレメントは、例え
ば、ヨーロッパ特許0279574号公報によって既知
である。この特許に記載されている分析試験エレメント
は、サンプル供給及び検知領域を有する吸収層、及び液
体不透過性ハウジング内に破裂可能な特別に成形された
物質からなる液体で満たされたブリスターとを有する。
このブリスターは、ドーム状の表面を有し、その内部に
一つまたはいくつかの尖った、剛性を有し、内側に向け
られた鞘状部(infolds)が形成されるように、固く、し
かし変形可能なプラスチックで形成される。これらの尖
った鞘状部に外圧が加えられると、反対側のブリスター
壁が貫通され、ブリスター内に存在する液体が放出され
る。吸収層に接触して、この液体はこの層に吸収され、
毛管力によってそこに広がる。試験されるサンプル物質
は、その後、液体中で検知試薬と反応する。この特別な
形状を有するブリスターは、比較的製造が困難である。
さらに、液体で満たされたそのようなブリスターの全体
の製造は、最初に射出成形または深絞り工程によって形
状を形成し、その後液体を充填し、最後に貫通可能な箔
によって液密に封入しなければならないため、不連続工
程によってのみ実行可能である。
【0005】この従来技術における問題点は、特許請求
の範囲に、より詳細に記載された発明によって解決され
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の主題
は、分析試験エレメントである。サンプル供給及び検知
領域、及び支持面に切り欠きを有する支持部材上に液体
が満たされたブリスターを有する吸収材を含有する。こ
の切り欠きは、前記支持部材が曲折されたときに、この
位置でスパイクが形成され、それによってブリスターが
開いて液体が放出され、前記吸収材に接触するように形
成される。
【0007】本発明のもう1つの主題は、上記分析試験
エレメントの製造方法である。このためには、吸収材及
び液体で満たされたブリスターの連続したテープは、互
いに隣接する切り欠きを有し、柔軟性かつ剛性を有する
層に載置される。個々のブリスターは、横方向の溶接継
ぎ目によって連続した前記テープから区分けされる。こ
のテープは、2つの横方向の溶接継ぎ目間に位置する一
つのブリスターが前記支持面内の一つの切り欠きの上に
位置づけされるように、柔軟性かつ剛性を有する前記層
に貼り付けられる。最後に、柔軟性かつ剛性を有する前
記層を、前記ブリスターテープの横方向の溶接継ぎ目に
沿って切断することにより個々の分析試験エレメントが
形成される。
【0008】最後に、本発明はまた、本発明にかかる分
析試験エレメントによる検体の測定方法に関する。この
ためには、サンプルを前記サンプル供給領域に接触さ
せ、前記支持部材を曲折して、形成された前記スパイク
によって前記支持部材を曲折して流体が満たされた前記
ブリスターを開く。放出された液体はサンプルと接触す
る。そして、測定されるべき検体は、前記サンプル供給
領域自体または前記液体が移送される検知領域のいずれ
かにおいて検知される。
【0009】本発明にかかる分析試験エレメントの重要
な構成要素は支持部材である。この支持部材は、一方
で、機能エレメント、本質的にはサンプル供給及び検知
領域を有する吸収材、及び液体が満たされたブリスター
の機能エレメントを支持することができる充分な剛性を
有するとともに、使用者がこの分析試験エレメントを取
り扱うことができる充分な剛性を有することが必要であ
る。他方で、支持部材を曲折することができ、この曲げ
る過程で切り欠きから、液体が満たされたブリスターを
開くことができるようなそれ自体剛性、固さを有するス
パイクが形成されることが必要である。このためには、
必要なスパイクが露出されるように、切り欠きの部分を
曲折することのできるプラスチック材料が特に適してい
る。このためには、ポリエステル、ポリスチレンまたは
ポリアミド箔相当品が特に有利であることが証明され
た。所望の位置で支持部材を曲折するため、そこには予
め定められた曲折位置が設定される。例えば、これは、
適当に薄い材料の断面で構成されるか、所定の位置で支
持部材が曲折しやすいように長手方向の切り欠きが組み
込まれる。
【0010】支持面の切り欠きは、好適には、V型に形
成され、支持部材が直線に沿って曲折されたとき、V型
部分の上面にスパイクが形成される。しかし、支持部材
を曲折したときに液体で満たされたブリスターが開くな
らば、スパイクが形成されるような他の切り欠きも可能
である。例えば、支持部材を曲折したときに、ブリスタ
ーを開くことのできる2つのスパイクが形成されるよう
なW型の切り欠きを形成しても良い。
【0011】液体で満たされたブリスターは、支持部材
が曲折したときに切り欠きの露出したスパイクによって
開かれるように、支持面の切り欠き位置の上方に配置さ
れなければならない。このためには、ブリスターを支持
面の切り欠きの直ぐ上方に位置決めし、サンプル供給及
び検知領域を有する吸収材をブリスターの隣りに配置す
ることでブリスターが開かれたときに、放出された液体
が吸収材に吸い上げられるようにするか、もしくはブリ
スターを支持部材の切り欠きの位置の上方にブリスター
と支持部材の間に位置する吸収材上に配置し、支持部材
が曲折したときに露出するスパイクが吸収材を通してブ
リスターに接触し、ブリスターを開く。後者の場合、吸
収材は、支持面の切り欠きの位置にくぼみを有するか、
そのようなくぼみの存在しない支持部材の上に配置する
ことができる。吸収材にくぼみが存在しない場合には、
吸収材の上に位置するブリスターをも開くことができる
ように、支持部材が曲折したときに露出するスパイクに
よって吸収材が貫通されることが必要である。
【0012】基本的に、いわゆる液体の吸収のための乾
燥試験に一般的に使用されるすべての材料を吸収材とし
て使用することができる。例えば、この目的のために、
メンブレンが有利であることが見出された。しかし、フ
リース、織物、編み物等の繊維状の吸収基質材料が特に
好適である。この中でも特にフリースが好適である。繊
維基質材料には、ガラス、セルロース、ポリエステル、
ビスコース、及びポリビニルアルコールを含めることが
できる。本発明にかかる分析試験エレメントにおいて、
ヨーロッパ特許出願第0571941号公報に記載のよ
うに、グラスファイバー、ポリアミドファイバー、セル
ロースファイバーに加えて溶融可能なコーポリエステル
繊維を含むフリース材料もまた使用することができる。
例えば、ティーバッグ紙のような紙も使用することがで
きる。
【0013】基本的には、本発明にかかる分析試験エレ
メントの支持部材を曲げたときに形成される鋭利部材に
よって開くことができ、液体を充満させたすべてのエレ
メントをブリスターとして使用することができる。金
属、プラスチックまたはプラスチックで被覆された金属
の薄皮で液体を封入するエレメントが、上記目的のため
には有利であることが証明された。プラスチックで被覆
された金属、特にアルミニウムで形成されたブリスター
は、本発明においては特に好適である。
【0014】上記の特に好適なブリスターを製造するた
め、プラスチックで被覆された金属箔の側縁部を高温溶
接し、プラスチックで被覆された金属管を形成する。こ
の管の長手方向に直角に、横方向の熱溶接、すなわち、
熱シールを施し、上方から管の開口を介して液体を満た
すことができるように底部が閉じられた容器を形成す
る。再び新たに液体レベルの上方または液体を介して横
方向の溶接を行い、この工程を何回か繰り返し、一連の
多くのブリスターを含む液体で満たされたテープを製造
する。引き続き、または後で、横方向の溶接継ぎ目に沿
ってテープを切断することにより、所望のこれらのブリ
スターを区分けする。
【0015】支持部材が曲折されたときに、液体で満た
されたブリスターが露出したスパイクの圧力を回避する
ことがないようにするため、例えば、指または構成上の
手段によって手動でブリスターを保持することが必要で
ある。この目的のため、例えば、ブリスターは、支持部
材の横方向の溶接継ぎ目に沿って、試験エレメントの長
手方向に平行に、すなわちブリスターが開いた後に試験
エレメント内で液体が移動される方向に沿って取り付け
ることが必要である。この取付は、例えば、両面接着テ
ープによって行うことができる。この取付は、好適には
ホットメルト片によって行われる。特に好適な実施例と
しては、ブリスターを試験エレメントの長手方向の2つ
の面だけでなく、液体の移送方向とは反対の面にも取り
付けることである。このようにして、ブリスターが開い
たときに、放出された液体は特に有効に、ブリスターに
近接する吸収材によって吸い上げられる。
【0016】ブリスターを分析試験エレメントに設ける
もう1つの効果的な方法としては、支持部材が曲折され
た時にブリスターを覆い、液体が満たされたブリスター
の上に密着して広がる箔を設け、ブリスターが所定位置
から移動しないようにする方法がある。このような箔
は、分析試験エレメント内の液体の移動を妨げないよう
に、支持部材の長手方向の面に取り付けられる。本実施
例においては、支持部材上のブリスターに直接設けなく
とも良い状況も存在するであろう。このような箔はま
た、ブリスターが突起物によって不用意に開かれること
を防止するという、機械的保護機能をも有する。さら
に、このような箔は、適切に構成された場合には、ブリ
スター内に存在する液体を光学的に保護するようにも機
能する。
【0017】本発明にかかる分析試験エレメントの支持
部材が曲折された時にブリスターを保持するためのもう
一つの効果的な方法は、一方で、曲折の際に形成される
スパイクを回避しないようにし、他方で、分析試験エレ
メントの支持部の曲折を可能とするような必要な程度に
ブリスターを覆う安定したハウジングを設けることであ
る。
【0018】本発明にかかる分析試験エレメントのブリ
スターに封入される液体は、分析試験エレメントの吸収
材上に位置する検体及び試薬に接触して、吸収材の中の
サンプル物質及び/または試薬の反応及び/または移動
をクロマトグラフィーによって可能とするのに十分な液
体を伴う溶出液とすることができる。しかし、前記ブリ
スター液は、本発明にかかる分析試験エレメントにおい
て測定される検体を検知するために必要なすべてのまた
はある程度の量の試薬を有することもできる。
【0019】従って、吸収材には異なる成分を有するも
のが使用できる。いずれの場合でも、吸収材は、ブリス
ターから放出された液体が吸収材に吸い上げられるよう
に、液体で満たされたブリスターとの関連で調整される
べきである。本発明にかかる分析試験エレメントの吸収
材は、少なくとも一つのサンプル供給領域及び一つの検
知領域を含む。最も単純なのは、サンプル供給及び検知
領域の吸収材が同一の場合である。吸収材が液体で満た
されたブリスターとの関連で、ブリスターが開かれた後
に、そのブリスターから放出される液体がサンプル供給
領域と検知領域の吸収材によって吸い上げられるように
類似の領域を設けることもできる。サンプル供給領域と
検知領域が同一であれば、ブリスター液が、少なくとも
検知反応に必要な試薬の一部を含むのが好適である。
【0020】しかし、サンプル供給領域と検知領域が吸
収材の異なる領域に位置することも可能である。この場
合、吸収材もまた、追加的に、測定されるべき検体を検
知するために必要な1つまたはいくつかの追加的な領域
を有することができる。同じ吸収材に種々の領域を設け
ることも可能である。また一方で異なる吸収材にそれら
の領域を設けることも可能である。基本的に、サンプル
供給領域または溶出液供給領域は、ブリスターを開いた
ときに液体がサンプル供給領域を通過することができ、
サンプル供給領域と検知領域が同一であって、この位置
で測定されるべき検体の検知を可能とするか、もしくは
サンプル物質がこの位置から、他の試薬を含む中間領域
を介して選択的に検知領域に移動することができるかの
どちらかのとき、液体で満たされたブリスターに結合し
ていれば、分析試験エレメントを構成することが可能と
なる。
【0021】本発明にかかる分析試験エレメントは容易
に製造することができる。上述したように、液体で満た
されたブリスターテープは、支持面内に互いに隣接する
ように配置された切り欠きを有する支持テープの上に設
けられた状態で製造することができる。支持部材が曲折
されたときに、この支持面には一つのスパイクが形成さ
れ、2つの横方向の溶接継ぎ目の間の各ブリスターが支
持面内において一つの切り欠き上に位置するように吸収
材がすでに設けられている。さらに、液体がブリスター
から放出されたとき、この液体が吸収材によって吸い上
げられるように、吸収材がブリスターテープとの関連で
配置されることが重要である。これに引き続き、本発明
にかかる分析試験エレメントは、支持テープをブリスタ
ーテープの横方向に溶接継ぎ目に沿って切断することに
より区分けされる。
【0022】上記分析試験エレメントは、液体を必要と
する分析試験において、特に取り扱いが単純である。本
発明によって、支持部材を曲折し支持面に形成されたス
パイクによって液体で満たされたブリスターを開き、サ
ンプル供給領域において試験されるサンプル物質に接触
させることで十分だからである。ブリスターから放出さ
れた液体はサンプルと接触し、本発明にかかる上述の分
析試験エレメントの構造にもよるが、サンプル供給領域
自体、または試験される検体が液体とともに移送される
離間した検知領域において、測定される物質の検知がな
される。試験されるサンプルは固体であっても液体であ
っても良い。それは、分析試験エレメントに供給するこ
とができるか、分析試験エレメントを試験されるべきサ
ンプルに接触させることができればよい。すなわち、液
体サンプルを分析試験エレメントのサンプル供給領域に
供給することが可能だからである。しかし、また、サン
プル供給領域を有する分析試験エレメントを、サンプル
供給領域が試験されるべき液体サンプルによって満たさ
れるまで、試験されるべきサンプルに浸し、その後液体
中から再び引き上げることも可能である。固体物質をサ
ンプル供給領域に供給することも可能である。しかし、
例えば、サンプル供給領域を固体表面で拭くようにし
て、固体または液体物質がその後試験されるサンプル供
給領域に達するようにすることも可能である。
【0023】本発明にかかる分析試験エレメントによっ
て、気体状の物質をも試験することができる。このため
には、サンプル供給及び検知領域は、例えば、同一に構
成される。気体状の検体を検知するための試薬を含有す
るブリスター内の液体は、分析試験エレメントを曲折す
ることによって放出され、吸収材に吸収される。試薬を
含有する湿った検知領域に接触する気体状の検体がこの
位置において検知信号が得られる。
【0024】本発明にかかるすべての分析方法におい
て、考慮の対象となる検知信号は、特に、視覚的または
機器を利用して分析することのできる色の変化であっ
て、特に反射測光である。この場合、色の変化は、色の
形成(色が存在しない状態から色が存在する状態への変
化)または、色の消滅(色が存在する状態から色が存在
しない状態への変化)を含んだものと理解することので
きる色の変化である。
【0025】「色の変化」という用語には、色彩の強度
の変化も含まれるものと理解される。さらに、検知信号
はまた蛍光の形成または抑制とすることも可能である。
試験エレメントの検知領域に適当な電極が備えられてい
る場合には、検体を測定するにあたって、電流値、電位
等の電気化学的信号も使用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明にかかる分析試験エレメン
トの好適例を図1に示す。分析試験エレメントの底面図
1(A)に示されるように、切り欠き(2)は、支持部
(1)が曲折した際にスパイク(3)が形成される得る
支持部(1)の表面に位置する。本実施例においては、
V型の切り欠き(2)が備えられる。しかし、上述のよ
うに、他の形式の切り欠きを使用することも可能であ
る。支持部(1)が曲折したときに、分析試験エレメン
ト上に位置する液体で満たされたブリスター(7)が開
かれるような、スパイク(3)の露出のみが重要であ
る。示された分析試験エレメントの好適例においては、
位置決め孔(18)が支持部(1)に位置し、これによ
って、その製造工程において分析試験エレメントの個々
の要素を正確に位置決めした組立が可能となる。
【0027】図1(B)に示されるように、吸収材
(4)が支持部(1)の上側に配置される。液体で満た
されたブリスター(7)が、吸収材(4)と支持部
(1)の切り欠き(2)の上方に位置するように、ホッ
トメルト片(8)を有する支持部(1)の縁部に取り付
けられる。吸収材は、ブリスター(7)の基部領域より
も広いため、吸収材(4)の領域は、ブリスター(7)
によって覆われていない切り欠き(2)の隣りにも露出
する。吸収材(4)のこの領域は、本発明にかかる分析
試験エレメントのサンプル供給領域(5)及び検知領域
(6)を含む。図1に示された分析試験エレメントの好
適例の場合には、サンプル供給領域(5)及び検知領域
(6)は同一である。すなわち、試験されるサンプル
は、検体が検知される吸収材(4)の領域に供給され
る。ブリスター(7)は、液体が放出されたときに、こ
の液体が吸収材(4)に広がったり、サンプル供給領域
(5)及び検知領域(6)に液体が移送されることを防
止もしくは邪魔するような方法で付着してはならない。
本実施例においては、ブリスター(7)は三辺をホット
メルト(8)によって取り付けられているため、支持部
(1)が曲折した際に、ブリスター(7)が切り欠き
(2)の露出したスパイク(3)を回避することはでき
ない。
【0028】検体を測定するため、試験されるサンプル
材料が、図1(C)の断面図に示される好適な分析試験
エレメント上の吸収材(4)のサンプル供給領域(5)
に供給される。図1(D)の断面図に示されるように、
支持部(1)が曲折されると、スパイク(3)が液体で
満たされたブリスター(7)を貫通し、サンプル供給領
域(5)の方向に広がる。そして、液相において検知反
応が起こり、サンプル供給領域(5)と同一の検知領域
(6)において観察することができる信号によって導か
れる。支持部(1)が適切に作成されていれば、前記信
号は、本好適例においては、支持部(1)の上方または
下方のいずれかにおいて観察することのできる色信号で
ある。支持部(1)を介して観察を行うため、支持部
(1)は透明に形成されるか、検知領域(6)において
吸収材(4)を観察することができるように検知領域
(6)の領域に開口を設けなければならない。検知反応
に必要な試薬は、吸収材(4)の内部または吸収材
(4)上に完全に存在するか、ブリスター(7)の液体
に含まれるように構成することができる。もちろん、試
薬の一部をブリスター(7)の液体内に含有させ、残り
を吸収材(4)の内部または吸収材(4)上に存在させ
るようにすることも可能である。とりわけ、試薬の成分
が直接接触すると緩衝相互作用を起こす場合には、試薬
を分けておくことが必要である。
【0029】本発明にかかる分析試験エレメントのもう
一つの好適例を図2に示す。本好適例の場合には、吸収
材(4)が互いに隣接する複数の異なる機能領域に分割
される。ブリスター(7)は、検知反応に必要な試薬が
存在する試薬領域(9)に隣接するサンプル供給領域
(5)のすぐ隣に隣接される。検体は、サンプル供給領
域(5)と検知領域(6)の間に配置された試薬領域
(9)の隣の検知領域(6)において測定される。本発
明にかかる上記分析試験エレメントは、サンプルが供給
された後、検知反応を開始し、実施する前にある程度の
時間を待つ必要があるときに使用するのが特に有利であ
る。サンプル安定剤がサンプル供給領域に存在する場合
には、サンプルがサンプル供給領域に供給された後、支
持部(1)が曲折され、液体が充填されたブリスター
(7)を開くことにより検知反応が開始され、実行され
る前の比較的長い時間そこに保持することができる。
【0030】ブリスターの製造方法を図3及び図4に示
す。これらの図には、本発明にかかる分析試験エレメン
トに使用されると特に有利であることが判明した特徴の
ある中間生成物を示している。製造工程は、簡単に実施
することができ、図3に示すように、例えば、プラスチ
ック被覆アルミニウム等のプラスチック被覆金属箔(1
0)を、長手方向の縁部を溶接することによりプラスチ
ック被覆金属管(13)を形成することが含まれる。こ
のようにして、図3に示す一対のシールローラ(11)
である高温ローラを通過させることで、連続してシール
することのできるアルミニウムテープから金属管(1
3)を形成することが可能となる。図4は、同期工程に
おける一対の加熱顎部(14)によって、金属管(1
3)を供給方向に対して直角にシールする方法を示して
いる。金属管を天井部から底部までガイドすることによ
り、横方向溶接継ぎ目(15)の上方の液体内(16)
を供給することが可能となり、これによって、まずブリ
スターテープ(17)を形成し、その後に区分けされる
同期クロス溶接によって液体が充填されたブリスター
(7)を製造することができる。底部が閉じられた金属
管の一部に所定量の液体を入れ、その後、加熱顎部(1
4)を利用して液体レベルの上方に横方向の溶接継ぎ目
(15)を形成するため、加熱顎部(14)の密封サイ
クルに遅らせたサイクルを用いて、金属管(13)をブ
リスター液(16)で満たすことも可能であるが、横方
向溶接継ぎ目(15)によって金属管(13)をまずシ
ールした後、底部の閉じられた金属管(13)に大量の
液体(16)を満たし、それから、ブリスター液(1
6)を通して加熱顎部(14)によって横方向溶接継ぎ
目(15)を形成することも可能である。後者の工程
は、ブリスター(7)にほとんど空気が混入しない点に
おいて有利である。
【0031】図1の本発明にかかる分析試験エレメント
の好適例の好適な製造工程の重要な工程のステップが図
5乃至図7に示されている。本発明にかかる分析試験エ
レメントの好適例の製造のために、長いテープ状の支持
部(1)が使用され、この支持部(1)には、支持部
(1)が曲折したときにスパイクが形成されるように近
接した切り欠き(2)が備えられる。同様に、一本の長
いテープ状に形成される吸収材(4)が、これら切り欠
き(2)の上方に存在する支持部(1)上に備えられ
る。この工程については図5に示されている。
【0032】ブリスターテープ(17)は、液体で満た
されたブリスター(7)が切り欠き(2)の上方に位置
するように、ホットメルト(8)によって吸収材(4)
に取り付けられる。横方向溶接継ぎ目(15)はそれぞ
れ2つの切り欠き(2)の間に位置する。このような配
置は、テープとして存在する支持部(1)の縁部に位置
する位置決め孔(18)によって可能となる。この工程
は図6に示されている。
【0033】すべての工程が完了すると、テープはブリ
スターテープ(17)の横方向溶接継ぎ目(15)に沿
って切断され、このようにして本発明にかかる個々の分
析試験エレメントが準備される。本発明にかかる分析試
験エレメントのこの切断工程におけるブリスター(7)
からの液体の放出を防止するためには、もちろん、横方
向溶接継ぎ目(15)は適当な幅を有することが必要で
あり、また、ブリスターの両側が開くことがないように
横方向の溶接継ぎ目を切断するため、再現可能かつ精度
良く切断工程を行う必要がある。
【0034】この区分け分析試験エレメントは図7に示
されている。これらの試験エレメントは、簡易な構成を
有するのみならず、製造コストが低く、上記構成を有す
るため、液体を必要とする分析試験をするにあたって扱
い易い。
【0035】本発明は、以下に示す実施例によってさら
に明瞭となる。 実施例1:ブリスターテープ(17)の製造 接着剤が塗布されるとともに、15g/cm2のポリエ
チレン被覆(製造者:ドイツ国、シンゲン、Alu−S
ingen社製)を施した26mm幅、30μmの厚さ
のアルミニウム箔が、連続工程において加熱シールさ
れ、チューブが形成される。継ぎ目の幅は2.5mmで
あって、ローラ温度は180℃、ローラ速度は0.2m
/分である。
【0036】横方向溶接装置が溶接ステーションの下方
に位置する。180℃の温度の2つの加熱顎部を有し、
溶接時間4秒でこの横方向溶接装置ステーションが運転
される。長手方向の溶接によって形成された管には、高
さ約10cmまで蒸留水で満たされる。平均距離12m
mでクロス溶接が行われる。継ぎ目の幅は4mmであ
る。
【0037】実施例2:テープ状の支持部(1)の製造 360μmの厚さのポリエステル箔(メリネックス型、
製造者:英国、ダムフリーズ、ICI社製)を支持部
(1)として使用する。この支持箔は、幅40mmにわ
たって、約0.8mm径のホットメルト(ダイナポル
型、製造者、ドイツ国、トロイスドルフ、Dynami
t Nobel社製)のスポットで覆われている。案内
孔及びV型切り欠きが、ローラスタンプ装置によって1
2mm間隔で刻まれる。この箔はローラ切断装置によっ
て72mm幅に切断される。
【0038】実施例3:本発明にかかる分析試験エレメ
ントの製造 実施例2からの支持部(1)、40mm幅の紙(VLS
353型、製造者:ドイツ国、マンハイム、ベーリンガ
ー マンハイム ゲーエムベーハー社製)、及び実施例
1のブリスターテープ(17)が、タイミングを調整し
て、長手方向に対して直角方向に加熱接着される。シー
ル方向及び位置はパイロット孔によって調整される。形
成されるバンドは巻き取られ、後の工程において、孔制
御切断装置によって、12mm幅の切断片に切断され
る。
【0039】実施例4:簡易機能試験 微量の結晶状のコンゴーレッドが平滑面に供給される。
この表面は、実施例3で製造された試験エレメントの紙
の端部で拭かれる。肉眼によるとこの紙にはほとんど着
色されていないように見える。試験エレメントの支持部
(1)が、その後V型の領域で曲折され、再び直線状に
曲折される。曲折されることによってブリスター(7)
に穴が空き、ブリスター(7)から水が放出され、毛管
力によって紙に沿って水が移動する。コンゴーレッドに
よって汚染された表面上の前記紙によって拭かれた領域
が非常に明瞭に視認することのできる赤色を形成する。
【0040】これらの実施例によって、試験計画を非常
に単純にすることが可能となることが示される。この原
理をより複雑な試験に適用することも可能である。すな
わち、ブリスター(7)の液体と反応することのできる
システムを組み合わせることに加え、それを前記紙に染
み込ませることにより、多様の検知反応が可能となる。
【0041】実施例5:コカインの測定 A.免疫学的試薬の生産 a.ベンゾイルエクゴニンマレインイミドエチルアミド
の生産 1gのハイドロキシコハク酸アミドと、1.8gのジシ
クロヘキシルカルボジイミドを、200mlのドライア
セトニトリル中の2.4gのベンゾイルエクゴニン塩化
水素に添加し、3時間攪拌する。その沈殿をろ過によっ
て取り除き、ろ液を蒸留により濃縮し、ニトロメタンに
溶解し、再びろ過する。蒸留によって溶液を取り除いた
後、エーテルとともに粉砕することにより、1.13g
のベンゾイルエクゴニンスクシンイミドエステルが得ら
れる。この生成物を、0.47gのマレインイミドエチ
ルアミン塩酸(WO90/15798参照)とともに、
100mlのドライアセトニトリルに溶解する。1.1
gのトリエチルアミンを添加し、室温で12時間攪拌す
る。反応混合物を蒸留によって濃縮し、50mlのエチ
ルアセテートに溶解し、炭化水素ナトリウム溶液ととも
に3度振り混ぜる。エチルアセテート相は、蒸留により
濃縮され、生成物が、塩酸が飽和した10mlのジオキ
サンに溶解することによって塩化水素に転化する。それ
をろ過し、エーテルによって洗浄し、1gのベンゾイル
エクゴニンマレインイミドエチルアミド塩酸が得られ
る。
【0042】b.コカイン免疫原の生産 25ml 0.1モルのリン酸カリウム緩衝剤(pH
8.5)中の300mgのウシ血清アルブミンを、室温
で3時間、5mlのジオキサンに溶解したS−アセチル
チオプロピオン酸スクシンイミドエステル106.6m
gと反応させる。0.1モルのリン酸カリウム緩衝剤
(pH8.5)を有するACA202におけるゲルクロ
マトグラフィーによって低分子量反応生成物から改変さ
れたウシ血清アルブミンを区分けする。57.5mlの
リン酸カリウム緩衝剤中(pH8.5)中に310.5
mgの溶液生成物が得られる。
【0043】100mgの改変ウシ血清アルブミンに相
当する量の溶液が4.7ml 1モルのヒドロキシアミ
ン溶液と反応する。その後、49.4mgのベンゾイル
エクゴニンマレインイミドエチルアミド塩酸が転化さ
れ、4℃で12時間反応する。得られたコカイン免疫原
は、0.1モルのリン酸カリウム緩衝剤(pH8.5)
を有するACA202におけるゲルクロマトグラフィー
によって低分子量反応生成物から区分けされ、0.1モ
ルのリン酸カリウム緩衝剤(pH8.5)に溶解した9
5mgのコカイン免疫原が得られる。
【0044】c.コカインの抗体の単離 10匹のひつじに、フロイントの完全アジュバントにお
けるコカイン免疫原によって免疫性を与えた。各ケース
について、一匹あたり、最初及びそれに引き続く免疫性
の付与において200μgの免疫原を与えた。免疫性の
付与は1ヶ月の間隔で行われた。得られた血清をコカイ
ン抗体の存在下でマイクロタイタープレート分析によっ
て検査した。このため、ストレプタビディンで覆われた
マイクロタイタープレートがベンゾイルエクゴニン−
[N’−ビオチニルアミノカプロイル−(3,6−ジオ
クサ−8−アミノオクチル)アミド]によって培養さ
れ、ベンゾイルエクゴニンスクシンイミドエステル、及
びN−(ビオチニルアミノカプロイル)−1,8−ジア
ミノ−3,6−ジオクサオクタンから準備され、洗浄さ
れ、それに引き続き、検査された血清によって培養さ
れ、再び洗浄され、検査のためペルオキシターゼの複合
体及びうさぎの対ひつじ免疫グロブリンによって培養さ
れ、洗浄され、基質が添加される。コカインの相対的親
和性は、ヨーロッパ特許0547029号からの第12
例と類似の方法で測定される。コカインとの親和性の良
いS4987からの血清が、さらに調査するために選択
された。
【0045】d.コカインの抗体の複合体及びアルカリ
ホスファターゼの準備 DE(PAB<コカイン>SIGG(DE))で浄化さ
れたひつじからの多クローン性のコカインの抗体が、本
発明の属する技術分野における熟練者に知られている工
程によって、硫酸アンモニウム沈降及び脂質が除去され
た生の血清(ひつじ)からのDEAEセパローズクロマ
トグラフィーによって単離される。
【0046】PAB<BZE<S−IGG(DE)の免
疫吸着浄化 コカイン免疫吸着剤の準備 製造業者の指令により、例5e(ビオチン化工程を除
く)からのコカインポリハプテンが、グルタルジアルデ
ヒド活性親和性吸着剤(活性スフェロシル、ベーリンガ
ーマンハイム、注文番号665,525)にバインドさ
れる。
【0047】免疫収着 (PAB<コカイン>SIGG(DE)が、PBS/ア
ジ化物(50mモル/l リン酸カリウム、pH7.
5、150mモル/l NaCl、0.1%Naアジ化
物)に透析し、それに引き続き、室温で2時間適当な寸
法を有する吸収コラム(吸収材のバインド能力及びIG
G(DE)の力価による)に供給される。PBS/アジ
化物によって、バインドされていないタンパク質を洗い
流した後、バインドされた抗体を、1モルのプロピオン
酸によって室温で溶出させる。溶出物は、30mモルの
リン酸カリウム緩衝剤(pH7.1)に透析される。
【0048】PAB<S−IGG(IS)−AP複合体
の準備 IGGの活性化 免疫吸着的に浄化されたIGGが、5倍超過(マレイン
イミドヘクサノイル−N−ヒドロキシスクシンイニドエ
ステル(MHS))を有する30mモルのリン酸カリウ
ム緩衝剤(pH7.1)の中の10mgタンパク質/m
lの濃度で25℃で1時間培養される。この反応混合
は、MHSとの関連における100倍モル超過のL−リ
シン/塩酸を添加し、10mモルのリン酸カリウム、5
0mlの塩化ナトリウム及び10mモルの塩化マグネシ
ウムで、pH6.1で透析することによって終了する。
【0049】アルカリホスファターゼ(AP)の活性化 アルカリホスファターゼ(EIA品質、ベーリンガーマ
ンハイム、注文番号567744)が、30mモルのト
リエタノールアミン、3モルの塩化ナトリウム、0.1
mモルの塩化亜鉛、1mモルの塩化マグネシウム、pH
7.0の30倍モル超過スクシンイミジル−アセチルチ
オプロピオネート(SATP)中で、10mgタンパク
質/mlの濃度で25℃で1時間培養される。この反応
混合は、L−リシン/塩酸を、最終的に濃度が10mモ
ルになるまで添加して、10mモルのリン酸カリウム、
50mモルの塩化ナトリウムで、pH7.5で透析する
ことによって終了する。保護されているSHグループを
脱アセチルするため、1モルのヒドロキシアミン溶液
(pH7.5)を、最終的な濃度が20mモルになるま
で添加し、0.1モルのEDTA溶液を最終的な濃度が
0.5mモルになるまで添加し、25℃で15分間培養
する。活性化されたAP溶液を直ぐに化学結合のために
使用する。
【0050】化学結合 活性化されたAP溶液及び活性化されたIGG溶液を同
モル混合し、pHを6.8乃至7.0に調整し、再蒸留
水によってAP濃度を5mg/mlに調整する。25℃
で3時間反応させた後、さらに、N−エチルマレインア
ミド(5mモルまで、30分間25℃)及び1モルのヒ
ドロキシアミン溶液(pH7.5)(20mモルまで、
1時間、25℃)を添加することにより、反応混合を停
止する。複合体溶液が50mモルのトリエタノールアミ
ン/塩酸、150mモルの塩化ナトリウム、1mモルの
塩化マグネシウム、0.1mモルの塩化亜鉛で、pH
7.6で透析し、10mg/mlのウシの血清及び3モ
ルの塩化ナトリウムの最終的な濃度になるまで追加され
る。
【0051】e.ビオチン化されたコカインポリハプテ
ンの準備 リン酸緩衝剤(pH8)における25mg/mlの濃度
でうさぎのIgGが、ジメチルスルホキシドに溶解した
6倍モルのS−アセチルチオプロピン酸スクシンイミド
エステルと反応する。25℃で1時間経過した後、1モ
ル/lのリシン溶液を添加することによって反応が停止
する。その後、1mモル/lのEDTAを含有する0.
1モル/lのリン酸カリウム緩衝剤(pH6)による透
析が行われる。そして、pHが7.8に調整され、最終
的に20mモル/lの濃度になるまで1モル/lのヒド
ロキシアミン溶液(pH7.5)が添加され、25℃で
1時間培養される。化学結合のために、5倍モル超過の
ベンゾイルエクゴニンマレインイミドエチルアミド塩酸
がジメチルスルホキシドに溶解し、スルフヒドリル基グ
ループによって改変されたうさぎのIgGに攪拌しなが
ら添加される。25℃で2時間培養した後、さらに0.
1モル/lのシステイン溶液を最終的な濃度が1mモル
/lになるまで添加し、0.5モル/lのヨードアセト
アミド溶液を最終的な濃度が5mモル/lになるまで添
加することにより反応を停止させる。0.1モル/lの
リン酸カリウム緩衝剤(pH8.5)で一晩混合物を透
析し、メンブレンろ過によって、タンパク質の濃度が1
0mg/mlとなるまで濃縮する。その後、得られたコ
カインポリハプテンを、ジメチルスルホキシドに溶解し
た8倍モル超過ビオチニルカプロン酸によってビオチン
化する。上記生成物は、20mモル/lのナトリウムア
セテート(pH4.3)によって透析し、FPLCによ
って浄化される。
【0052】B.図8による分析試験エレメントの構成ブリスターキャリー領域(19) ドイツ連邦共和国、ハッツフェルド、バイゼル社のポリ
エステルフリースが使用される。これは、10%のクラ
ロン(登録商標)によって強化された純粋なポリエステ
ルフリースである。この材料の厚さは1.0乃至1.2
mmであって、吸収能力は1800ml/m2である。
【0053】サンプル供給領域(5) 80%がポリエステルで、20%が、20%のクラロン
(登録商標)で強化されたセルウールで構成され、厚さ
0.32mm、吸収能力500ml/m2の混合フリー
スが、次の溶液に浸され、その後乾燥された。その溶液
は、A.d.によって作成された、コカイン抗体及びア
ルカリホスファターゼ、3mモル/lの塩化ナトリウ
ム、1mモルの塩化マグネシウム、0.1mモルの塩化
亜鉛及び30mモル、pH7.6で製造された3.8×
10-8モル/Lの複合体である。
【0054】捕捉マトリックスとしての試薬領域(9) 2%のエタドゥリンで強化された100%リンターから
なる、厚さ0.35mm、吸収能力372ml/m2
フリースが、次の溶液に浸され、その後乾燥された。そ
の溶液は、10mモルのリン酸ナトリウム、pH7.
5、(EP−B−0331127の1dの例によって作
成された)、200mg/lのポリマー化されたステプ
タビディンである。
【0055】浸透前のフリースが、その後再び、10m
モルのリン酸ナトリウム、pH7.5、Aeの例に示さ
れた200mg/lのコカインポリハプテンに浸され、
その後乾燥される。
【0056】検知領域(6) 2%のエタドゥリンで強化された100%リンターから
なる、厚さ0.35mm、吸収能力372ml/m2
フリースが使用される。
【0057】この吸収基質は、第2例に従って、わずか
にポリエステル箔(メリネックス型、英国、ダンフリー
ズ、ICI製)に重ねて張り付けられるため、領域19
はポリエステル箔のV型切り欠き上に位置するようにな
る。第1例に類似の方法により製造された緩衝剤液(1
50mモル/lの塩化ナトリウム、50mモル/lのリ
ン酸カリウム緩衝剤(pH7.2))で満たされたブリ
スターテープは、ホットメルトによって領域19の材料
に第3例と類似の要領で貼着され、その後12mm幅の
小片に切断され、図8の分析試験エレメントが形成され
る。
【0058】C.測定 図8に示す分析試験エレメントのサンプル供給領域
(5)にコカインが供給される。その後、試験エレメン
トの支持部(1)がV型切り欠きのところで曲折され、
再び直線状に曲折される。曲折の際に、ブリスター
(7)に穴が開き、緩衝剤液が放出されブリスターキャ
リー領域(19)によって吸収される。
【0059】液体が検知領域(6)にクロマトグラフさ
れる。フリースの上側をマイクロタイタープレートのウ
ェルに入れた状態で円形部分が、DIN821に規定さ
れるパンチによってこれから打ち抜かれる。100μl
の基質液体(ルミフォス530、ジ−ソディウム3−
(メソキシスピロ{1,2−ジオクタン−3,2’−ト
リシクロ[3,3,1,1,3,7]デケイン}フェニルリ
ン酸塩、ベーリンガーマンハイム)がルミネッセンスマ
イクロタイタープレートリーダー(ルミノスカン)に添
加される。このルミネッセンスが10分間にわたって測
定される。
【0060】ブランク値を測定するため、コカインを添
加しない状態で分析エレメントが使用される。
【0061】 測定値 コカイン供給量(pg) ルミネッセンス(相対ユニット/60秒) ブランク値 60.46 1 78.86 10 106 100 134.4 1000 244.7
【図面の簡単な説明】
図1乃至図8は、本発明にかかる特に有利な分析試験エ
レメント、この分析試験エレメントに使用される液体が
充満するブリスターの製造工程、及び本発明にかかる分
析試験エレメントに使用される製造工程の中で重要な工
程を示すものである。
【図1】図1(A)乃至図1(C)は、本発明にかかる
分析試験エレメントの一実施例を示す底面図、上面図、
及び側面図であって、図1(D)は、曲折状態にある本
発明にかかる分析試験エレメントの側面図である。
【図2】図2(A)乃至図2(C)は、本発明にかかる
他の実施例を示す底面図、上面図、及び側面図である。
【図3】液体を充満したブリスターテープの製造工程を
示す図である。
【図4】液体を充満したブリスターテープの製造工程を
示す図である。
【図5】図1に示す本発明にかかる分析試験エレメント
の一実施例の製造工程の中で重要な工程を示す図であ
る。
【図6】図1に示す本発明にかかる分析試験エレメント
の一実施例の製造工程の中で重要な工程を示す図であ
る。
【図7】図1に示す本発明にかかる分析試験エレメント
の一実施例の製造工程の中で重要な工程を示す図であ
る。
【図8】本発明にかかる分析試験エレメントのもう一つ
の特に好適な例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 支持部材 2 切り欠き 3 スパイク 4 吸収材 5 サンプル供給領域 6 検知領域 7 ブリスター 8 ホットメルト 9 試薬領域 10 プラスチック被覆金属箔 11 シールローラ 12 長手方向溶接継ぎ目 13 プラスチック被覆金属管 14 加熱顎部 15 横方向溶接継ぎ目 16 ブリスター液 17 ブリスターテープ 18 位置決め孔 19 ブリスターキャリー領域

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプル供給及び検知領域を有する吸収
    材と、液体で満たされたブリスターを支持部材上に有す
    る分析試験エレメントであって、前記支持部材が曲折さ
    れるとき、そこにスパイクが形成されるように、前記支
    持部材が支持面に切り欠きを有し、これによって、前記
    ブリスターが開かれ、液体が放出されて前記吸収材に接
    触することを特徴とする分析試験エレメント。
  2. 【請求項2】 前記ブリスターが前記吸収材と接触して
    いることを特徴とする請求項1記載の分析試験エレメン
    ト。
  3. 【請求項3】 前記サンプル供給領域と検知領域が、前
    記吸収材と同一領域にあることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の分析試験エレメント。
  4. 【請求項4】 前記サンプル供給領域と検知領域がそれ
    ぞれ互いに区分けされた領域であることを特徴とする請
    求項1または2記載の分析試験エレメント。
  5. 【請求項5】 前記サンプル供給及び検知領域がそれぞ
    れ互いに異なる材質で構成されることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか一項に記載の分析試験エレメン
    ト。
  6. 【請求項6】 前記支持面内の前記切り欠きがV型であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記
    載の分析試験エレメント。
  7. 【請求項7】 前記ブリスターが前記吸収材上に載置さ
    れることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に
    記載の分析試験エレメント。
  8. 【請求項8】 前記ブリスターが前記支持部材に直接取
    り付けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    か一項に記載の分析試験エレメント。
  9. 【請求項9】 前記ブリスターが、該ブリスター上に張
    り出し該ブリスターの前後の前記支持部材に直接取り付
    けられる箔によって、前記支持部材に保持されることを
    特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の分析
    試験エレメント。
  10. 【請求項10】 前記支持部材が曲折されると前記ブリ
    スターを開くことができるスパイクが形成され、また、
    前記支持部材が曲折されるとき、前記ブリスターが前記
    スパイクを避けることができない程度まで、前記ブリス
    ターが、安定したハウジングに覆われ、その内に位置決
    めされることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一
    項に記載の分析試験エレメント。
  11. 【請求項11】 前記サンプル供給領域と検知領域の外
    側部分の前記吸収材が、液体不浸透性の箔によって覆わ
    れ、該箔と前記支持部材の間に配置されることを特徴と
    する請求項1乃至10のいずれか一項に記載の分析試験
    エレメント。
  12. 【請求項12】 吸収材、及び横方向の溶接継ぎ目によ
    って区分けされ液体で満たされたブリスターの連続した
    テープが、曲折可能であるが所定の剛性を有する支持部
    材上に配置され、該支持部材は、前記支持面内に近接す
    る切り欠きを有し、いずれの場合においても2つの横方
    向の溶接継ぎ目の間に1つのブリスターが前記支持面内
    の1つの切り欠きの上に位置し、そして個々の分析試験
    エレメントが前記ブリスターテープ内の横方向の溶接継
    ぎ目に沿って切断することにより形成されることを特徴
    とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の分析試
    験エレメントの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記サンプルを前記サンプル供給領域
    に接触させ、前記支持部材を曲折して、形成された前記
    スパイクによって前記ブリスターを開き、放出された液
    体を前記サンプルに接触させ、前記サンプル供給領域自
    体または前記液体が移送される検知領域のいずれかにお
    いて前記検体を検知することを特徴とする請求項1乃至
    11のいずれか一項に記載の分析試験エレメントによる
    検体の測定方法。
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