JPH10307008A - 厚さ計 - Google Patents

厚さ計

Info

Publication number
JPH10307008A
JPH10307008A JP11549997A JP11549997A JPH10307008A JP H10307008 A JPH10307008 A JP H10307008A JP 11549997 A JP11549997 A JP 11549997A JP 11549997 A JP11549997 A JP 11549997A JP H10307008 A JPH10307008 A JP H10307008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
measured
measurement object
distance
measuring means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11549997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Nishikawa
政光 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11549997A priority Critical patent/JPH10307008A/ja
Publication of JPH10307008A publication Critical patent/JPH10307008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 校正を高速化することができ、高精度な厚さ
データを得ることができる厚さ計を提供する。 【解決手段】 上部距離センサ14及び下部距離センサ
15で、三角測量の原理により測定対象物(図示せず)
までの距離を夫々測定し、演算処理部(図示せず)にお
いて、これらの測定値より厚さを求める。測定対象物が
ないときに、厚さが既知の校正片17をすばやく出し入
れし、校正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光等を使用
した厚さ計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の厚さ計は、例えば図10に示すよ
うに構成されている。即ち厚さ計は、検出部101と、
この検出部101からの検出信号を演算処理する演算処
理部102とからなり、検出部101は、C形フレーム
103の上部及び下部に夫々レーザ距離計からなる上部
距離センサ104及び下部距離センサ105が取り付け
られている。距離センサ104は投光器104a及び受
光器104bを、また距離センサ105は投光器105
a及び受光器105bを夫々有する。C形フレーム10
3の下部には車輪106が設けられて、C形フレーム1
03は台車としても機能し、台車モータ107により駆
動されて、レール108上を左右に走行する。
【0003】測定対象物109の厚さを測定する場合
は、同図(a)に示すように、C形フレーム103を測
定対象物109のあるオンライン側に移動させ、2つの
距離センサ104、105により測定対象物109の厚
さを測定する。
【0004】校正を行う場合は、同図(b)に示すよう
に、C形フレーム103をオフライン側に後退させ、オ
フライン側に固定されて設けられている校正片110の
厚さを2つの距離センサ104、105により測定し、
校正を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の従来の厚さ計では、C形フレーム103をオフライ
ン側とオフライン側との間で移動させて校正を行うた
め、校正に時間がかかっていた。
【0006】また、この厚さ計を鋼板等の圧延ラインの
スタンド間に設置したとき、鋼板の傾きにより厚さの補
正を行うが、鋼板の傾きをルーパ角度から算出している
ため鋼板の傾きの精度に問題があった。
【0007】また、放射線を用いた厚さ計では応答速度
が遅いため、圧延ラインのスタンド間または出側に設け
られた厚さ計で、厚さの周期的な変動(圧延異常)を検
出することが困難であった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、校正時間の短縮化とそれに伴う校正の高頻度化に
より、より高精度な厚さデータを得る厚さ計を提供する
ことを目的とする。
【0009】また、本発明は、スタンド間あるいはスタ
ンドの出側または入側において鋼板の傾きを精度良く測
定し、鋼板が傾いている場合においても厚さデータの精
度を高めるができる厚さ計を提供することを目的とす
る。
【0010】更に、本発明は、測定の高速化により、短
ピッチ毎の厚さデータを得ることができ、圧延異常を検
出することができる厚さ計を提供することを目的とす
る。また、本発明は、周囲の温度やフレームに加わる加
速度による厚さデータの変動を測定し、これらの変動分
を補正することにより、より精度の高い厚さデータを得
ることができる厚さ計を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定対象物の
第1及び第2の側に夫々設けられ、測定対象物に対して
光を照射し測定対象物からの反射光を受光して測定対象
物までの距離に関する第1及び第2の距離情報を夫々得
る第1及び第2の距離測定手段と、これら第1及び第2
の距離測定手段で得られた第1及び第2の距離情報によ
り測定対象物の厚さを算出する手段とを有する厚さ計に
おいて、第1の距離測定手段と第2の距離測定手段との
間における測定対象物の存在し得る範囲外に設置された
校正片、または測定対象物の存在し得る範囲内と範囲外
との間を移動することができる校正片を備え、校正片を
用いて校正を行うことを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、校正時間の短縮
化及びそれに伴う校正の高頻度化を図ることができるの
で、より高精度な厚さデータを得ることができる。この
とき、第1及び第2の距離測定手段のうちの少なくとも
一方から得られる測定対象物までの距離が所定の範囲内
にあるか否かにより、測定対象物の存在の有無を判定す
る判定手段を備え、この判定手段により測定対象物がな
いときに、校正片を用いて校正を行うように構成するこ
ともできる。
【0013】また、上位の計算機等からの測定対象物が
ないことを示す信号または校正命令信号を受信する手段
を備え、この手段によりこれらの信号の一方を受信した
ときに校正片を用いて校正を行うように構成することも
できる。
【0014】更に本発明は、測定対象物の第1及び第2
の側に夫々設けられ、測定対象物に対して光を照射し測
定対象物からの反射光を受光して測定対象物までの距離
に関する第1及び第2の信号を夫々得る第1及び第2の
距離測定手段と、これら第1及び第2の距離測定手段で
得られた前記第1及び第2の信号により測定対象物の厚
さを算出する手段とを有し圧延ラインの圧延スタンド間
に設置された厚さ計において、第1及び第2の距離測定
手段のうちの少なくとも一方から得られる測定対象物ま
での距離情報を用いて測定対象物の傾きを求め、この傾
きの情報により厚さの補正を行うことを特徴とする。
【0015】このような構成によれば、スタンド間にお
いて鋼板の傾きを精度良く測定し、鋼板が傾いている場
合においても厚さデータの精度を高めることができる。
また本発明は、測定対象物の第1及び第2の側に夫々設
けられ、測定対象物に対して光を照射し測定対象物から
の反射光を受光して測定対象物までの距離に関する第1
及び第2の信号を夫々得る第1及び第2の距離測定手段
と、これら第1及び第2の距離測定手段で得られた前記
第1及び第2の信号により測定対象物の厚さを算出する
手段とを有し圧延ラインの圧延スタンド間に設置された
厚さ計において、第1及び第2の距離測定手段のうちの
少なくとも一方から得られる測定対象物までの距離情報
を用いて測定対象物の傾きを求める第1の傾き算出手段
と、圧延スタンド間における測定対象物のルーパ角度を
受信する手段と、受信されたルーパ角度を用いて測定対
象物の傾きを求める第2の傾き算出手段と、第1及び第
2の傾き算出手段により夫々求めた傾きの差が所定の範
囲を越えるときは異常と判定し、所定の範囲内のとき
は、第1及び第2の傾き算出手段のうちの少なくとも一
方により求めた傾きの情報により厚さの補正を行うこと
を特徴とする。
【0016】このような構成によれば、スタンド間にお
いて鋼板の傾きを精度良く測定し、鋼板が傾いている場
合においても厚さデータの精度を高めることができると
ともに、異常を検出することもできる。
【0017】また、本発明は、測定対象物の第1及び第
2の側に夫々設けられ、測定対象物に対して光を照射し
測定対象物からの反射光を受光して測定対象物までの距
離に関する第1及び第2の信号を夫々得る第1及び第2
の距離測定手段と、これら第1及び第2の距離測定手段
で得られた前記第1及び第2の信号により測定対象物の
厚さを算出する手段とを有し圧延ラインの圧延スタンド
の出側または入側に設置された厚さ計において、第1及
び第2の距離測定手段のうちの少なくとも一方から得ら
れる測定対象物までの距離情報を用いて測定対象物の傾
きを求め、この傾きの情報により厚さの補正を行うこと
を特徴とする。
【0018】このような構成によれば、スタンドの出側
または入側において鋼板の傾きを精度良く測定し、鋼板
が傾いている場合においても厚さデータの精度を高める
ことができる。
【0019】上述のような構成に加えて、温度を測定す
る手段を備え、この手段により得られた温度情報により
厚さの補正を行うこともできる。更に、加速度を測定す
る手段を備え、この手段により得られた加速度情報によ
り厚さの補正を行うこともできる。
【0020】また、本発明は、測定対象物の第1及び第
2の側に夫々設けられ、測定対象物に対して光を照射し
測定対象物からの反射光を受光して測定対象物までの距
離に関する第1及び第2の信号を夫々得る第1及び第2
の距離測定手段と、これら第1及び第2の距離測定手段
で得られた第1及び第2の信号により測定対象物の厚さ
を算出する手段とを有し圧延ラインの圧延スタンドのス
タンド間または出側に設置された厚さ計において、圧延
ロールの1回転パルスの周期中の同じタイミング位置に
ある厚さ測定値を複数周期に亘って同期加算し、同期加
算された測定値の最大値と最小値との差が所定値以上で
あるときは異常であると判定することを特徴とする。
【0021】このような構成によれば、圧延ロールの偏
芯、圧延ロールの傷等圧延ロールに起因する圧延異常を
検出することができる。更に、本発明は、測定対象物の
第1及び第2の側に夫々設けられ、測定対象物に対して
光を照射し測定対象物からの反射光を受光して測定対象
物までの距離に関する第1及び第2の信号を夫々得る第
1及び第2の距離測定手段と、これら第1及び第2の距
離測定手段で得られた前記第1及び第2の信号により測
定対象物の厚さを算出する手段とを有し複数の圧延スタ
ンドからなる圧延ラインの圧延スタンドのスタンド間ま
たは出側に設置された厚さ計において、所定の間隔毎に
測定された厚さ測定値の距離による自己相関をとって距
離毎の加算値を得、この各距離毎の加算値が、その平均
値に対して所定値以上の差があるときは異常であると判
定することを特徴とする。
【0022】このとき、所定値以上の差があると判定さ
れた加算値の距離情報から複数の圧延スタンドのうちの
どのスタンドのロールによる異常であるかを更に判定す
ることもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を詳細に説明する。なお、以下の図面におい
て、同一部分又は対応部分は同符号で示す。
【0024】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係る厚さ計の検出部の概略構成を示す図で
ある。
【0025】即ち、C形フレーム13の上部13a及び
下部13bには、レーザ距離計からなる上部距離センサ
14及び下部距離センサ15が夫々取り付けられる。上
部距離センサ14は投光器14a及び受光器14bを、
また下部距離センサ15は投光器15a及び受光器15
bを夫々有する。C形フレーム13の中間部13cには
可動支持部材16により支持されて校正片17が取り付
けられる。
【0026】測定対象物例えば鋼板の厚さを測定する場
合は、上部距離センサ14と下部距離センサ15との間
の測定空間に測定対象物例えば鋼板を置き、上部距離セ
ンサ14により三角測量の原理により測定対象物の上側
表面までの距離を、また下部距離センサ15により三角
測量の原理により測定対象物の下側表面までの距離を、
夫々測定し、演算処理部(図示せず)において、両セン
サ間の距離からこれらの距離を引くことにより厚さを求
める。
【0027】校正を行うには、測定対象物である鋼板が
ないときに、厚さが既知の校正片17をすばやく出し入
れし、校正片17が上部距離センサ14と下部距離セン
サ15との間の測定空間にあるときに校正片17の厚さ
を測定対象物の場合と同様にして測定し、この測定値と
既知の値との差をとって補正値とし、この補正値により
測定対象物の厚さの実測値の補正を行う。
【0028】この第1の実施形態では、校正を行うため
に、測定対象物である鋼板のない時間が2〜3秒あれば
よく、従来のものに比べて鋼板のない時間が短くてよい
ので、従来のものより校正の頻度を高めることができ
る。従って、測定精度の低下を防ぐことができるので、
従来のものと比較して、より高精度な厚さデータを得る
ことができる。
【0029】この第1の実施形態に係る厚さ計を鋼板の
圧延ラインに適用した場合について更に詳細に説明す
る。この場合の、より具体的な構成を図2に示す。同図
(a)は測定対象物の厚さを測定する場合、同図(b)
は、校正を行う場合の図である。
【0030】図において、11は検出部、12は演算処
理部である。検出部11はC形フレーム13を有し、こ
のC形フレーム13の上部13a及び下部13bには、
上部距離センサ14及び下部距離センサ15が夫々取り
付けられる。またC形フレーム11の中間部13cには
可動支持部材16により支持されて厚さが既知の校正片
17が取り付けられる。この校正片17は、駆動部18
により駆動される可動支持部材16により左右に移動す
ることができるように構成されている。
【0031】更に、C形フレーム13の上部及び下部に
おいて、上部距離センサ14に隣接した位置に、温度計
19及び加速度計20、下部距離センサ15に隣接した
位置に及び温度計21及び加速度計22が夫々設けられ
ている。
【0032】測定対象物23の厚さを測定する場合は同
図(a)に示すように、測定対象物である鋼板23が上
部距離センサ14と下部距離センサ15との間の測定空
間にあり、校正片17はC形フレーム13の中間部13
c寄りに後退した位置にある。検出部11の上部距離セ
ンサ14及び下部距離センサ15により得られた検出信
号は演算処理部12に供給され、演算処理部12におい
て、上部距離センサ14からの検出信号を用いて三角測
量の原理により測定対象物23の上側表面までの距離
を、また下部距離センサ15からの検出信号を用いて三
角測量の原理により測定対象物の下側表面までの距離
を、夫々算出し、両センサ間の距離からこれらの距離を
引くことにより厚さを求める。
【0033】ここで、測定対象物23が通過する空間が
ある範囲に限られているため、測定対象物23がある場
合の上部距離センサ14及び下部距離センサ15での測
定値は所定の値以下となる。測定対象物がない場合は、
上部距離センサ14によりC形フレーム13の下部13
bまでの距離を、また下部距離センサ15により、C形
フレーム13の上部13aまでの距離を夫々測定するこ
とになり、この測定値は、測定対象物23がある場合の
所定の値より大きい。従って、両距離センサ14、15
で測定される距離が所定の値より小さいか大きいかによ
り演算処理部12において測定対象物23の有無を判定
することができる。
【0034】校正を行う場合は、演算処理部12におけ
る測定対象物23がないと判定した判定信号により、ま
たは、上位の計算機からの測定対象物がないことを示す
信号または校正指示信号を受信しこの信号により、演算
処理部12から検出部11の駆動部18に駆動指令信号
を送出し、厚さが既知の校正片17を同図(b)に示す
ようにライン側の測定空間に移動させ、この校正片17
の厚さを測定して既知の値との差をとって補正値とし、
この補正値により測定対象物の厚さの実測値の補正を行
う。
【0035】ところで、周囲の温度変化によりC形フレ
ーム13の上部に取り付けられた上部距離センサ14及
びC形フレーム13の下部に取り付けられた下部距離セ
ンサ15の温度も変化する。この温度変化により、上部
距離センサ14の投光器14aと受光器14bとの間の
距離、及び下部距離センサ15の投光器15aと受光器
15bとの間の距離が夫々変化するので、上部距離セン
サ14及び下部距離センサ15で測定される距離はこの
影響を受けて変化する。
【0036】この温度変化による影響を補正するためC
形フレーム13の上部に設けられた温度計19、及びC
形フレーム13の下部に設けられた温度計21により温
度を測定し、予め測定していた温度に基づく補正データ
により、測定対象物の厚さの実測値の補正を行う。
【0037】また、C形フレーム13に加わる衝撃等に
よる振動や、測定対象物の幅方向に亘って厚さを次々に
測定するためのC形フレーム13の移動により、C形フ
レーム13の上部及び下部には加速度が加わることがあ
り、上部距離センサ14及び下部距離センサ15で測定
される距離は、この加速度の影響を受けて変化する。
【0038】そこで、この加速度による影響を補正する
ためC形フレーム13の上部に設けられた加速度計2
0、及びC形フレーム13の下部に設けられた加速度計
22により加速度を測定し、予め測定していた加速度に
基づく補正データにより、測定対象物の厚さの実測値の
補正を行う。このように温度と加速度に基づく補正を行
うことにより、より精度の高い厚さデータを得ることが
できる。
【0039】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態に係る厚さ計について説明する。図3はこの第
2の実施形態の検出部の概略構成を示す図である。
【0040】この実施形態においては、第1の実施形態
におけるように校正片16を移動させずに、固定させる
ように構成している。図に示すように、測定対象物がな
いとき、上部距離センサ14の投光器14aからのレー
ザ光が照射されるC形フレームの下部の所定位置に校正
片17Aを、そして下部距離センサ15の投光器15a
からのレーザ光が照射されるC形フレームの上部の所定
位置に校正片17Bを夫々配置する。このとき、距離セ
ンサ14の投光器14aからのレーザ光の照射経路と、
下部距離センサ15の投光器15aからのレーザ光の照
射経路とがずれるように投光器14a及び校正片17B
並びに投光器15a及び校正片17Aを配置する。なお
図において、Sで示す範囲が測定対象物が通過する空間
である。
【0041】測定対象物(図示せず)がある場合は、測
定対象物の厚さを測定する。測定対象物がない場合は、
上部距離センサ14により校正片17Aまでの距離を、
また下部距離センサ15により、校正片17Bまでの距
離を夫々測定し、これら各測定値とこれらの各校正片1
7A、17Bまでのそれぞれの既知の距離との差を算出
し、これらの値を用いて補正値を求め、この補正値によ
り測定対象物の厚さの実測値の補正を行う。
【0042】この場合においても、測定対象物が通過す
る空間がある範囲Sに限られているため、測定対象物が
ある場合の上部距離センサ14及び下部距離センサ15
での測定値は所定の値以下となる。測定対象物がない場
合は、上部距離センサ14により校正片17Aまでの距
離を、また下部距離センサ15により、校正片17Bま
での距離を夫々測定することになり、この測定値は、測
定対象物がある場合の所定の値より大きい。従って、両
距離センサ14、15で測定される距離が所定の値より
小さいか大きいかにより測定対象物の有無を判定するこ
とができる。
【0043】この第2の実施形態の場合は、第1の実施
形態のように校正片を出し入れする必要がないので、測
定対象物のない時間が第1の実施形態の場合より更に短
くてよく、0.1秒以下の時間で測定が可能となる。な
お、この実施形態においては、2つの校正片17A、1
7Bを設けたが、このうちの一方のみを設けて校正を行
うことも可能である。
【0044】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態に係る厚さ計について説明する。この実施形態
は圧延ラインのスタンド間に厚さ計を設置した場合にお
いて、鋼板の傾きを精度良く測定し、これにより厚さの
補正を行うものである。
【0045】図4はこの構成を示すもので、41、42
は夫々圧延ラインの第1及び第2のスタンド(圧延
機)、11は厚さ計の検出部、14及び15は夫々上部
距離センサ及び下部距離センサである。また、43はル
ーパで、このルーパ43は、先端にロール43aを取り
付けたアーム43b、およびこのアーム43bを上下に
回動させる駆動部43cからなる。
【0046】このように圧延ラインのスタンド41、4
2間に厚さ計を設置した場合、測定対象物である鋼板2
3はルーパ43により上下移動する。そのため、厚さ計
で測定している鋼板23は図のように傾いているので、
測定した厚さと実際の厚さに差がでる。
【0047】これを、補正するため、下部距離センサ1
5で求めた距離の測定値から、鋼板23の傾き角を求
め、この値を用いて、測定した厚さを実際の厚さに変換
する。即ち、鋼板23の傾き角をθ1、下部距離センサ
15で求めた距離をx、下部距離センサ15と第1のス
タンド41との間の水平距離をa、鋼板23が傾いてい
ない場合の下部距離センサ15から鋼板23までの距離
をbとすると、
【0048】
【数1】(x−b)/a=tanθ1 となり、これよりθ1を求めると次のようになる。
【0049】
【数2】θ1=tan-1((x−b)/a) 上下の距離センサ14、15より求めた厚さtは、鋼板
23が角度θ1傾いた状態での測定値であるから、鋼板
23の真の厚さtzは、次の通りとなる。
【0050】
【数3】tz=t*cosθ1 このようにして、鋼板23の実際の厚さを求めることが
できる。また、ルーパ角θ2、ルーパ基準角θ3が、上
位の計算機より得られる場合は、傾き角θ1は次のよう
にして求めることができる。即ち、第1のスタンド41
とルーパ43のロール43aとの間の水平距離をd、ル
ーパ43のアーム43bの支点とロール43aとの間の
水平距離をcとし、θ2=θ3のときにθ1=0となる
とすると、
【0051】
【数4】tanθ1=c*(tan(90−θ2)−t
an(90−θ3))/d となるので、これよりθ1が求められる。上下の距離セ
ンサより求めた厚さtは、鋼板23が角度θ1傾いた状
態での測定値であるから、鋼板23の真の厚さtzは、
次の通りとなる。
【0052】
【数5】tz=t*cosθ1 ここで、上位の計算機より得られたルーパ角θ2、θ3
により求めた傾き角θ1を、下部距離センサ15で求め
た傾き角θ1と対比させ、両者がある所定範囲を越える
場合はロール43aの摩耗、距離センサ15の異常、ま
たはルーパ角情報の異常等であるので、このことを上位
の計算機に知らせる。
【0053】両者がある所定範囲内の場合は、上述のよ
うに傾き角θ1による厚さの補正を行ない、真の厚さt
zを求める。従って、この実施形態によれば、スタンド
間において鋼板の傾きを精度良く測定し、鋼板が傾いて
いる場合においても厚さデータの精度を高めることがで
きる。またロール43aの摩耗、距離センサ15の異
常、またはルーパ角情報の異常等を検出することもでき
る。
【0054】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態に係る厚さ計について説明する。この実施形態
は圧延ラインのスタンド間あるいは出側に厚さ計を設置
した場合において、レーザ厚さ計のもつ、高速性(高応
答性)と高精度を利用して、圧延ロールの回転分割パル
スに同期して測定した測定値を、同期加算したデータか
ら圧延の異常を検出するものである。
【0055】図5は厚さ計をスタンド間に設置した場合
の概略構成を示す。図において51、52は夫々圧延ラ
インの第1及び第2のスタンド(圧延機)、11は厚さ
計の検出部、14及び15は夫々上部距離センサ及び下
部距離センサである。また、PGは第2のスタンド52
の圧延ロール52aの回転軸に取り付けられたパルス発
生器で、図6(a)に示すように圧延ロール52aが1
回転する毎に1つのパルス(1回転パルス)と、同図
(b)に示すように1回転する毎に所定数の分割パルス
(鋼板でいうところの定長パルス)とを生成する。
【0056】厚さ計の演算処理部(図示せず)において
は、パルス発生器PGから得られた分割パルスに同期し
て厚さ測定値を得る。そして1回転パルスが所定数生成
される期間(即ち圧延ロール52aが所定数回転する期
間)において、各1回転パルスの周期中の同じタイミン
グ位置にある分割パルス位置の厚さ測定値を所定数同期
加算し、図6(c)に示すように各分割パルス位置毎の
同期加算測定値を得る。そして、この同期加算測定値の
最大値と最小値との差aが所定値以上である場合は、例
えば圧延ロール52aの偏芯、圧延ロールの傷等ロール
に起因する圧延異常であると判定する。
【0057】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態に係る厚さ計について説明する。この実施形態
は圧延ラインのスタンド間あるいは出側に厚さ計を設置
した場合において、レーザ厚さ計のもつ、高速性(高応
答性)と高精度を利用して、圧延ロールの回転分割パル
スに同期して測定した測定値の距離による自己相関をと
り、圧延の異常を検出するものである。
【0058】図7は厚さ計を複数のスタンドの出側に設
置した場合の概略構成を示す。図において71、72、
723、74は圧延ラインのスタンド(圧延機)、11
は厚さ計の検出部、14及び15は夫々上部距離センサ
及び下部距離センサである。また、PGは圧延機43の
圧延ロール71aの回転軸に取り付けられたパルス発生
器で、図6(a)に示すように圧延ロール71aが1回
転する毎に1つのパルス(1回転パルス)と、同図
(b)に示すように1回転する毎に所定数の分割パルス
(鋼板でいうところの定長パルス)とを生成する。
【0059】厚さ計の演算処理部(図示せず)において
は、パルス発生器PGから得られた分割パルスに同期し
て厚さ測定値を得る。そして、この測定値の距離による
自己相関をとり、図8に示すように各加算位置毎の厚さ
加算値を得る。そして平均値に対して、所定値以上の差
がある場合は、異常と判定し、その加算位置を出力す
る。
【0060】このとき、複数のスタンド71、72、7
23、74の各圧延ロールの外周の長さ即ち各圧延ロー
ルが1周するときの各圧延ロールの位置での鋼板23の
長さと、厚さ計の検出部11における鋼板23の長さと
の間には一定の対応関係があり、しかも各圧延ロールの
外周の長さに対応する厚さ計の検出部11における鋼板
23の長さは各圧延ロール毎に異なっているので、厚さ
計の検出部11において異常と判定された加算値に対応
する加算位置(距離)から、どのスタンドの圧延ロール
による圧延異常であるかを判定することができる。
【0061】(第6の実施形態)次に、本発明の第6の
実施形態に係る厚さ計について説明する。この実施形態
は圧延ラインのスタンドの出側または入側に厚さ計を設
置した場合において、鋼板の傾きを精度良く測定し、こ
れにより厚さの補正を行うものである。
【0062】図9はこの構成を示すもので、91はスタ
ンド(圧延機)、11は厚さ計の検出部、14及び15
は夫々上部距離センサ及び下部距離センサである。図示
のように鋼板23が傾いている場合、上下の距離センサ
14、15により測定した厚さと実際の厚さに差がで
る。
【0063】これを、補正するため、下部距離センサ1
5で求めた距離の測定値から、鋼板23の傾き角を求
め、この値を用いて、測定した厚さを実際の厚さに変換
する。即ち、鋼板23の傾き角をθ、下部距離センサ1
5で求めた距離をb、鋼板23が傾いていない場合の下
部距離センサ15から鋼板23までの距離をa、下部距
離センサ15とスタンド91との間の水平距離をcとす
ると、傾き角θは次のようになる。
【0064】
【数6】θ=tan-1((b−a)/c) そして、鋼板23の真の厚さtzは、次の通りとなる。
【0065】
【数7】tz=t*cosθ このようにして、鋼板23の実際の厚さを求めることが
できる。従って、この実施形態によれば、スタンドの出
側または入側において鋼板23の傾きを精度良く測定
し、鋼板23が傾いている場合においても厚さデータの
精度を高めることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
校正を高速化することができ、それに伴い校正の高頻度
化が可能となるため、高精度な厚さデータを得ることが
できる。
【0067】また、スタンド間あるいはスタンドの出側
または入側において鋼板が傾いている場合においても、
鋼板の傾きを精度良く測定し、厚さデータの精度を高め
ることができる。
【0068】更に、測定の高速化により、短ピッチ毎の
厚さデータを得ることができるので、これにより圧延異
常を検出することも可能である。また、周囲の温度やフ
レームに加わる加速度による厚さデータの変動を測定
し、これらの変動分を補正することにより、より精度の
高い厚さデータを得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る厚さ計の検出
部の概略構成を示す図。
【図2】 第1の実施形態に係る厚さ計のより具体的な
構成を示す図。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る厚さ計の検出
部の概略構成を示す図。
【図4】 本発明の第3の実施形態に係る厚さ計の概略
構成を示す図。
【図5】 本発明の第4の実施形態に係る厚さ計の概略
構成を示す図。
【図6】 本発明の第4の実施形態における各部で得ら
れる信号及び演算結果を示す図。
【図7】 本発明の第5の実施形態に係る厚さ計の概略
構成を示す図。
【図8】 本発明の第5の実施形態における演算結果を
示す図。
【図9】 本発明の第6の実施形態に係る厚さ計の概略
構成を示す図。
【図10】 従来の厚さ計の構成を示す図。
【符号の説明】
11、101…検出部 12、102…演算処理部 13、103…C形フレーム 14、104…上部距離センサ 15、105…下部距離センサ 14a、15a,104a、105a…投光器 14b、15b、104b、105b…受光器 16…可動支持部材 17、110…校正片 18…駆動部 19、21…温度計 20、22…加速度計 23…測定対象物(鋼板) 41、42、51、52、71、72、73、74、9
1…スタンド(圧延機) 43…ルーパ 43a…ロール 43b…アーム 43c…駆動部 52a、71a…圧延ロール PG…パルス発生器 106…車輪 107…台車モータ 108…レール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物の第1及び第2の側に夫々設
    けられ、測定対象物に対して光を照射し測定対象物から
    の反射光を受光して測定対象物までの距離に関する第1
    及び第2の距離情報を夫々得る第1及び第2の距離測定
    手段と、これら第1及び第2の距離測定手段で得られた
    前記第1及び第2の距離情報により測定対象物の厚さを
    算出する手段とを有する厚さ計において、前記第1の距
    離測定手段と第2の距離測定手段との間における測定対
    象物の存在し得る範囲外に設置された校正片、または測
    定対象物の存在し得る範囲内と範囲外との間を移動する
    ことができる校正片を備え、前記校正片を用いて校正を
    行うことを特徴とする厚さ計。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の距離測定手段のうち
    の少なくとも一方から得られる測定対象物までの距離が
    所定の範囲内にあるか否かにより、測定対象物の存在の
    有無を判定する判定手段を備え、この判定手段により測
    定対象物がないときに前記校正片を用いて校正を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の厚さ計。
  3. 【請求項3】 測定対象物がないことを示す信号または
    校正命令信号を受信する手段を備え、この手段により前
    記信号の一方を受信したときに前記校正片を用いて校正
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の厚さ計。
  4. 【請求項4】 測定対象物の第1及び第2の側に夫々設
    けられ、測定対象物に対して光を照射し測定対象物から
    の反射光を受光して測定対象物までの距離に関する第1
    及び第2の信号を夫々得る第1及び第2の距離測定手段
    と、これら第1及び第2の距離測定手段で得られた前記
    第1及び第2の信号により測定対象物の厚さを算出する
    手段とを有し圧延ラインの圧延スタンド間に設置された
    厚さ計において、前記第1及び第2の距離測定手段のう
    ちの少なくとも一方から得られる測定対象物までの距離
    情報を用いて測定対象物の傾きを求め、この傾きの情報
    により厚さの補正を行うことを特徴とする厚さ計。
  5. 【請求項5】 測定対象物の第1及び第2の側に夫々設
    けられ、測定対象物に対して光を照射し測定対象物から
    の反射光を受光して測定対象物までの距離に関する第1
    及び第2の信号を夫々得る第1及び第2の距離測定手段
    と、これら第1及び第2の距離測定手段で得られた前記
    第1及び第2の信号により測定対象物の厚さを算出する
    手段とを有し圧延ラインの圧延スタンド間に設置された
    厚さ計において、前記第1及び第2の距離測定手段のう
    ちの少なくとも一方から得られる測定対象物までの距離
    情報を用いて測定対象物の傾きを求める第1の傾き算出
    手段と、圧延スタンド間における測定対象物のルーパ角
    度を受信する手段と、受信されたルーパ角度を用いて測
    定対象物の傾きを求める第2の傾き算出手段と、前記第
    1及び第2の傾き算出手段により夫々求めた傾きの差が
    所定の範囲を越えるときは異常と判定し、所定の範囲内
    のときは、前記第1及び第2の傾き算出手段のうちの少
    なくとも一方により求めた傾きの情報により厚さの補正
    を行うことを特徴とする厚さ計。
  6. 【請求項6】 測定対象物の第1及び第2の側に夫々設
    けられ、測定対象物に対して光を照射し測定対象物から
    の反射光を受光して測定対象物までの距離に関する第1
    及び第2の信号を夫々得る第1及び第2の距離測定手段
    と、これら第1及び第2の距離測定手段で得られた前記
    第1及び第2の信号により測定対象物の厚さを算出する
    手段とを有し圧延ラインの圧延スタンドの出側または入
    側に設置された厚さ計において、前記第1及び第2の距
    離測定手段のうちの少なくとも一方から得られる測定対
    象物までの距離情報を用いて測定対象物の傾きを求め、
    この傾きの情報により厚さの補正を行うことを特徴とす
    る厚さ計。
  7. 【請求項7】 温度を測定する手段を更に備え、この手
    段により得られた温度情報により厚さの補正を行うこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
    厚さ計。
  8. 【請求項8】 加速度を測定する手段を更に備え、この
    手段により得られた加速度情報により厚さの補正を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記
    載の厚さ計。
  9. 【請求項9】 測定対象物の第1及び第2の側に夫々設
    けられ、測定対象物に対して光を照射し測定対象物から
    の反射光を受光して測定対象物までの距離に関する第1
    及び第2の信号を夫々得る第1及び第2の距離測定手段
    と、これら第1及び第2の距離測定手段で得られた前記
    第1及び第2の信号により測定対象物の厚さを算出する
    手段とを有し圧延ラインの圧延スタンドのスタンド間ま
    たは出側に設置された厚さ計において、圧延ロールの1
    回転パルスの周期中の同じタイミング位置にある厚さ測
    定値を複数周期に亘って同期加算し、同期加算された測
    定値の最大値と最小値との差が所定値以上であるときは
    異常であると判定することを特徴とする厚さ計。
  10. 【請求項10】 測定対象物の第1及び第2の側に夫々
    設けられ、測定対象物に対して光を照射し測定対象物か
    らの反射光を受光して測定対象物までの距離に関する第
    1及び第2の信号を夫々得る第1及び第2の距離測定手
    段と、これら第1及び第2の距離測定手段で得られた前
    記第1及び第2の信号により測定対象物の厚さを算出す
    る手段とを有し複数の圧延スタンドからなる圧延ライン
    の圧延スタンドのスタンド間または出側に設置された厚
    さ計において、所定の間隔毎に測定された厚さ測定値の
    距離による自己相関をとって距離毎の加算値を得、この
    各距離毎の加算値が、その平均値に対して所定値以上の
    差があるときは異常であると判定することを特徴とする
    厚さ計。
  11. 【請求項11】所定値以上の差があると判定された加算
    値の距離情報から複数の圧延スタンドのうちのどの圧延
    スタンドのロールによる異常であるかを更に判定するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の厚さ計。
JP11549997A 1997-05-06 1997-05-06 厚さ計 Pending JPH10307008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11549997A JPH10307008A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 厚さ計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11549997A JPH10307008A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 厚さ計

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003056583A Division JP2003227708A (ja) 2003-03-04 2003-03-04 厚さ計
JP2003056582A Division JP3625465B2 (ja) 2003-03-04 2003-03-04 厚さ計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10307008A true JPH10307008A (ja) 1998-11-17

Family

ID=14664031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11549997A Pending JPH10307008A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 厚さ計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10307008A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10060144A1 (de) * 2000-12-04 2002-06-13 Dillinger Huettenwerke Ag Vorrichtung zur Dickenmessung an bahn- oder plattenförmigen Meßobjekten
GB2479572A (en) * 2010-04-15 2011-10-19 Paul Roderick Hayes Griffin Thickness guage for measurement of hot metal plate on the procss line
JP2014222156A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 パナソニック株式会社 厚み検査方法および厚み検査装置
CN104180761A (zh) * 2013-05-28 2014-12-03 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 壁厚测量仪
DE102019114061A1 (de) * 2019-05-27 2020-12-03 Dieffenbacher GmbH Maschinen- und Anlagenbau Vorrichtung und Verfahren zur Dickenmessung an bewegten bahn- oder plattenförmigen Messobjekten
DE102019117193A1 (de) * 2019-06-26 2020-12-31 Baumer Electric Ag Sensorvorrichtung zur Bestimmung einer Wegstrecke, einer Fläche oder eines Volumens

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10060144A1 (de) * 2000-12-04 2002-06-13 Dillinger Huettenwerke Ag Vorrichtung zur Dickenmessung an bahn- oder plattenförmigen Meßobjekten
GB2479572A (en) * 2010-04-15 2011-10-19 Paul Roderick Hayes Griffin Thickness guage for measurement of hot metal plate on the procss line
JP2014222156A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 パナソニック株式会社 厚み検査方法および厚み検査装置
CN104180761A (zh) * 2013-05-28 2014-12-03 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 壁厚测量仪
DE102019114061A1 (de) * 2019-05-27 2020-12-03 Dieffenbacher GmbH Maschinen- und Anlagenbau Vorrichtung und Verfahren zur Dickenmessung an bewegten bahn- oder plattenförmigen Messobjekten
DE102019117193A1 (de) * 2019-06-26 2020-12-31 Baumer Electric Ag Sensorvorrichtung zur Bestimmung einer Wegstrecke, einer Fläche oder eines Volumens
DE102019117193B4 (de) 2019-06-26 2023-06-07 Baumer Electric Ag Sensorvorrichtung zur Bestimmung einer Wegstrecke, einer Fläche oder eines Volumens

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8228488B2 (en) Method and apparatus for thickness measurement
JP3625465B2 (ja) 厚さ計
EP1398610B1 (en) Method and apparatus for determining geometrical data of a motor vehicle wheel mounted rotatably about an axis of rotation
JPH10307008A (ja) 厚さ計
JPH01152306A (ja) 形状測定方法およびその装置
JP2000136923A (ja) 接触式管内径測定装置
KR960013682B1 (ko) 스틸영역 사이즈 측정 방법 및 장치
JPH05141957A (ja) 膜厚測定装置
JP3876758B2 (ja) H形鋼の熱間寸法・形状測定装置
JP2003227708A (ja) 厚さ計
JPS5842904A (ja) 測長装置
JPH09113526A (ja) 板速度検出器の校正装置
JP3028058B2 (ja) 管の真円度測定装置
JPH08128807A (ja) 圧延機のロール変位測定方法及びその装置
KR20010063525A (ko) 냉연강판용 폭측정장치
JP3028686B2 (ja) 鉄道用レール頭部上面の曲がり測定方法及び装置
JP3334091B2 (ja) 圧延ロールプロフィール測定方法
KR100711390B1 (ko) 강판의 길이 측정장치 및 방법
JPH06167327A (ja) キャンバ測定方法
KR100862775B1 (ko) 열연 강판 형상측정기의 시뮬레이터
JPH08146020A (ja) 移動体の移動速度・移動量測定装置
JPH09126746A (ja) 厚さ計
KR100332710B1 (ko) 이동하는띠강판의형상및/또는평탄화측정방법과그장치
JP2000046809A (ja) 探傷方法
JPH06229742A (ja) 円筒状物体の曲りと外径と真円度の同時測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323