JPH10306723A - 空気冷却器 - Google Patents

空気冷却器

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JPH10306723A
JPH10306723A JP9130420A JP13042097A JPH10306723A JP H10306723 A JPH10306723 A JP H10306723A JP 9130420 A JP9130420 A JP 9130420A JP 13042097 A JP13042097 A JP 13042097A JP H10306723 A JPH10306723 A JP H10306723A
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JP
Japan
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air
cooling
tubes
liquid
air cooler
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9130420A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Shindo
誠二 進藤
Kenji Yoshimura
賢二 吉村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人為的ミスに起因するエアー抜き及びドレン
抜き忘れを防止し、それによるチューブ損傷防止を図る
空気冷却器を提供すること。 【解決手段】 海水等冷却液が循環する冷却管15、2
2又は/及びその両端に配設された液室14、16、1
7内の一部に残留した残留冷却液若しくは残留空気の排
出構造を具えた空気冷却器において、前記冷却管と液室
を含む冷却液循環経路の任意箇所に設置された空気抜き
管20、21及びドレイン管18、19と、制御信号に
基づいて夫々の管の開閉動作を行なう自動開閉手段E
A、EDと、前記循環経路の冷却液の循環動作の有無を
検知する液循環動作検知手段11とを具え、前記検知手
段11よりの検知信号に基づいて前記循環動作開始より
終了するまでの適宜時間空気抜き管20、21を開放
し、一方前記循環動作終了より次の動作開始までの適宜
時間前記ドレイン管18、19を開放するようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却液が循環する冷
却管又は/及びその両端に配設された液室内の一部に残
留した残留冷却液若しくは残留空気の排出構造を具えた
空気冷却器に係り、特に海水、水その他の冷却液をディ
ーゼル機関の給気と熱交換させて冷却を行なう空気冷却
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より過給器とシリンダ間に空気冷却
器を介装し、該過給機のブロワを出た吸込空気(給気)
を水等の冷却液で冷却して容積を減らし、シリンダ内に
送る給気の重量を増して余分に燃料油を燃焼させて機関
の出力を向上させたディーゼル機関は公知であり、特に
海上船舶に使用される舶用ディーゼル機関の空気冷却器
には海水を冷却水として使用したものが多い。
【0003】図2にかかる舶用ディーゼル機関の概略図
及びその冷却海水の系統を示す。空気冷却装器1は過給
機2から供給された高温給気を導く空気導管3と空気冷
却器1で冷却された給気を掃気トランク4に導く空気導
管5との間に介装されている。尚、図中6は排気管、7
は排気弁箱、8はシリンダカバー、9はシリンダジャケ
ット、10は海水ポンプで、冷却海水入口管12より空
気冷却器1内に海水を導入する。13は空気冷却器1内
で給気と熱交換した温海水を船外に排出する冷却海水出
口管である。
【0004】かかる空気冷却器1の従来構造を図3に示
す。図3に示すように従来の空気冷却器はケーシング2
5に組込まれた多数本のチューブ15群、22の一端側
に冷却水入口水室14と冷却水出口水室17とが上下に
分れて配設されており、又、チューブ15群、22群の
他端側全域には冷却水返り側水室16が配設されている
とともに、冷却水入口水室14には冷却海水入口管1
2、冷却水出口水室17には冷却海水出口管13が夫々
接続されている。そして冷却海水入口管12より冷却水
入口水室14に導入された冷却海水は下側チューブ15
群を通り、冷却水返り側水室16に一旦貯溜した後、上
側チューブ22群を通り冷却水出口水室17に導かれ、
その後冷却海水出口管13より船外に排出される。そし
て過給機2から供給された高温給気は空気導管3よりケ
ーシング25内に導入されて上側チューブ22群間隙及
び下側チューブ15群間隙を順次通過しながら熱交換/
冷却された後、該空気冷却器1で冷却された給気を空気
導管5より掃気トランク4に導くように構成されてい
る。
【0005】また、冷却水入口水室14及び冷却水返り
側水室16の下部には手動弁31d、31cを有するド
レン枝管18、19が設置されており、冷却水出口水室
17及び冷却水返り側水室の上部には手動弁31b,3
1aを有するエアー抜き枝管21、20が設置されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来公知の空気
冷却器においては、ディーゼル機関運転時は冷却海水入
口管12から冷却水入口水室14に海水が供給され、下
側チューブ15群、冷却水返り側水室16、上側チュー
ブ22群、冷却水出口水室17の中を満水状態で満たし
ながら冷却海水出口管13へ排出される構造となってい
る。この時、冷却水返り側水室16、チューブ22及び
冷却水出口水室17にエアーが溜まることを防ぐため、
エアー抜き枝管20、21の手動弁31a、31bを開
き、エアー抜きを行なう必要がある。このエアー抜きを
人為的ミスで忘れた場合、図4及び図5(A)のケース
1に示す如く、冷却水返り側水室16上部、上側チュー
ブ22群の上方に位置する一又は複数のチューブ22a
及び冷却水出口水室17上部にエアーが残留し、冷却海
水がチューブ22a内を流れず高温給気の冷却が妨げら
れることになる。この結果エアーが残留している所のチ
ューブ22aは、高温給気により、チューブ22aの表
面温度が上昇し、供給される冷却海水中の塩分がチュー
ブ22a内部へ付着堆積し、最悪の場合局部的にチュー
ブ22a内を閉塞してしまい空気冷却器1の冷却効率の
低下及びディーゼル機関の性能が低下する原因となり得
る。
【0007】また、ディーゼル機関の停止時は、図2に
示す海水ポンプ10もこれに連動して停止され空気冷却
器1への冷却海水は供給されなくなる。この時、図4に
示す如く冷却水返り側水室16、チューブ15及び冷却
水入口水室14内に冷却海水が残留するためドレン枝管
19、18の手動弁31c、31dを開き、ドレン抜き
を行なう必要がある。このドレン抜きを人為的ミスで忘
れた場合、図5(B)のケース2に示す如く、冷却水入
口水室14底部、下側チューブ15群の底部に位置する
一又は複数のチューブ15a及び冷却水返り側水室16
底部に海水が残留し、特にディーゼル機関を長時間にわ
たり停止している場合、残留した海水が蒸発し塩分が堆
積することになる。この結果、次のディーゼル機関運転
時に、冷却海水を空気冷却器へ供給した場合、この塩分
堆積が原因で、次に供給された冷却海水に微量に含まれ
ている海洋生成分が付着・堆積し、以下前記動作を多数
回繰り返すことにより、いずれは局部的にチューブ15
内を閉塞してしまい空気冷却器の冷却効率及びディーゼ
ル機関の性能が低下する原因となり得る。
【0008】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、前
記人為的ミスに起因するエアー抜き及びドレン抜き忘れ
を防止し、それによるチューブ損傷防止とともに、空気
冷却器の冷却効率及びディーゼル機関の性能低下を有効
に阻止し得る空気冷却器を提供する事にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
海水、水その他の冷却液が循環する冷却管又は/及びそ
の両端に配設された液室内の一部に残留した残留冷却液
若しくは残留空気の排出構造を具えた空気冷却器におい
て、前記冷却管と液室を含む冷却液循環経路の任意箇所
に設置された空気抜き管及びドレイン管と、制御信号に
基づいて夫々の管の開閉動作を行なう自動開閉手段と、
前記循環経路の冷却液の循環動作の有無を検知する液循
環動作検知手段とを具え、前記検知手段よりの検知信号
に基づいて前記自動開閉手段の開閉動作を行ない、前記
循環動作開始より終了するまでの適宜時間空気抜き管を
開放し、一方前記循環動作終了より次の動作開始までの
適宜時間前記ドレイン管を開放するようにしたことを特
徴とするものである。
【0010】即ち本発明は、例えばディーゼル機関の運
転前準備時、液循環動作検知手段より冷却液循環ポンプ
等の起動信号を検知し、該ポンプ起動後空気抜き管を所
定時間開放して前記循環経路中の一部に残留している残
留空気を除去した後、ディーゼル機関の運転を行なう。
またディーゼル機関の停止時において、液循環動作検知
手段より前記循環ポンプの停止信号を検知し、該ポンプ
の停止後、ドレイン管を所定時間開放して前記循環経路
中の一部に残留している残留冷却液を除去した後、次の
ディーゼル機関の運転待機を行なう。また、機関運転中
に於いても定期的に空気抜き管を所定時間開放して前記
循環経路中の一部に残留している残留空気の除去を行な
う。これによりエアー抜き、ドレン抜き操作の人為的ミ
スが防げることになる。この結果手動操作によるエアー
抜き及びドレン抜き忘れによる空気冷却器のチューブ損
傷を防ぎ、冷却効率や機関性能の低下を防止することが
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、こ
の発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説
明例にすぎない。
【0012】図1に本発明の実施形態に係る空気冷却器
の構成例を示す。空気冷却器1の冷却水返り側水室16
上部に遠隔制御弁EA1を有するエア抜き枝管20およ
び冷却水出口水室17上部に遠隔制御弁EA2を有する
エア抜き枝管21を夫々設ける。又空気冷却器1のレー
ザー冷却水入口水室14底部に遠隔制御弁ED2を有す
るドレン枝管18および冷却水返り側水室16底部に遠
隔制御弁ED1を有するドレン枝管19を夫々設ける。
また、この遠隔制御装置EA1、EA2、ED1、ED
2の開閉を直接制御する制御ボックス24を設ける。こ
の制御ボックス24は海水ポンプ10の駆動/停止状態
を検知するポンプ駆動/停止センサ11よりの検知信号
又同様にディーゼル機関の駆動/停止信号等の制御信号
を補機器類をコントロールするコントロールパネル23
に取込み、これらの信号に基づいて制御ボックス24内
で遠隔制御弁EA1、EA2、ED1、ED2の開閉を
自動制御するように構成されている。
【0013】即ち本実施形態は、従来の空気冷却器に於
ける、エアー抜き枝管20、21の手動弁31a、31
b並びにドレン管19、18の手動弁31c、31dの
人為的な操作ミスを防ぐために、ドレン管19、18の
それぞれに遠隔制御弁をED1、ED2を、またエア抜
き枝管20、21のそれぞれに遠隔制御弁EA1、EA
2を設置し、これらの遠隔制御弁は補機類を制御するコ
ントロールパネル23に導入されたポンプ駆動/停止検
知センサ11の検知信号やディーゼル機関の駆動/停止
信号に基づいて制御ボックス24から得られた開閉制御
信号によって弁開閉の制御が行なわれるシステムで構成
している。
【0014】かかる実施形態における空気冷却器は、例
えばディーゼル機関の運転前準備時、より具体的にはポ
ンプ駆動/停止検知センサ11より海水ポンプ10の起
動信号をコントロールパネル23より制御ボックス24
へ取込み、海水ポンプ10の起動後、遠隔制御弁EA
1、EA2を所定時間自動開とする。またディーゼル機
関の停止時に、ポンプ駆動/停止検知センサ11より海
水ポンプ10の停止信号をコントロールパネル23より
制御ボックス24へ取込み、海水ポンプ10の起動後、
遠隔制御弁EA1、EA2を自動開海水ポンプ10の停
止後、遠隔制御弁ED1、ED2を所定時間自動開とす
る。また、ディーゼル機関運転中に於いても制御ボック
ス24内でのプログラムに基づいて定期的に遠隔制御弁
EA1、EA2を適宜時間自動開とする。これによりエ
アー抜き、ドレン抜き操作の人為的ミスが防げることに
なり、手動操作によるエアー抜き及びドレン抜き忘れに
よる空気冷却器1のチューブ損傷を防ぎ、機関性能の低
下を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】従って本発明による簡単な構成にて、空
気冷却器に必要なエアー抜き又はドレン抜きの操作忘れ
が解消出来、空気冷却器のチューブの損傷を防止するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空気冷却器のシステム
概念図を示す。
【図2】本発明が適用される空気冷却器のディーゼル機
関に於ける取付図を示す。
【図3】従来の空気冷却器の正面図を示す。
【図4】空気冷却器を正面から見た、空気及び海水の残
留状態図である。
【図5】(A)は図4のケース1の丸で囲った部分の拡
大図、(B)は図4のケース2の丸で囲った部分の拡大
図である。
【符号の説明】
1 空気冷却器 2 過給機 3、5 空気導管 4 掃気トランク 6 排気管 7 排気弁箱 8 シリンダカバー 9 シリンダジャケット 10 海水ポンプ 11 ポンプ駆動/停止検知センサ 12 冷却海水入口管 13 冷却海水出口管 14 冷却水入口水室 15、22 チューブ 16 冷却水返り側水室 17 冷却水出口水室 18、19 ドレン枝管 20、21 エアー抜き枝管 23 コントロールパネル 24 制御ボックス 25 ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F28F 17/00 501 F28F 17/00 501E 19/01 19/00 501Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水、水その他の冷却液が循環する冷却
    管又は/及びその両端に配設された液室内の一部に残留
    した残留冷却液若しくは残留空気の排出構造を具えた空
    気冷却器において、 前記冷却管と液室を含む冷却液循環経路の任意箇所に設
    置された空気抜き管及びドレイン管と、 制御信号に基づいて夫々の管の開閉動作を行なう自動開
    閉手段と、 前記循環経路の冷却液の循環動作の有無を検知する液循
    環動作検知手段とを具え、 前記検知手段よりの検知信号に基づいて前記自動開閉手
    段の開閉動作を行ない、前記循環動作開始時点から停止
    するまでの適宜時間空気抜き管を開放し、一方前記循環
    動作停止時点より次の動作開始までの適宜時間前記ドレ
    イン管を開放するようにしたことを特徴とする空気冷却
    器。
JP9130420A 1997-05-02 1997-05-02 空気冷却器 Withdrawn JPH10306723A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
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Effective date: 20040706