JPH10305783A - クリップの取付構造 - Google Patents
クリップの取付構造Info
- Publication number
- JPH10305783A JPH10305783A JP15425597A JP15425597A JPH10305783A JP H10305783 A JPH10305783 A JP H10305783A JP 15425597 A JP15425597 A JP 15425597A JP 15425597 A JP15425597 A JP 15425597A JP H10305783 A JPH10305783 A JP H10305783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- panel
- flange
- projecting pieces
- fender panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリップ取付座を設定することなく、クリッ
プをパネルに簡単に取付けるようにすることである。 【解決手段】 角部２を有するパネル１の端縁３に断面
コ字状のフランジ４を形成し、フランジ４にはその端末
に角部２において互いに対向する突片５，５を設け、該
突片５，５によりパネル１の角部２にクリップ６を保持
可能とした。
プをパネルに簡単に取付けるようにすることである。 【解決手段】 角部２を有するパネル１の端縁３に断面
コ字状のフランジ４を形成し、フランジ４にはその端末
に角部２において互いに対向する突片５，５を設け、該
突片５，５によりパネル１の角部２にクリップ６を保持
可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】被取付面を覆うパネルへのク
リップの取付構造に関し、特に、パネルの角部へのクリ
ップの取付構造に関する。
リップの取付構造に関し、特に、パネルの角部へのクリ
ップの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、図６に示すように被取付面１０
１を覆うパネル１０２は、一般に、パネル１０２に取付
けたクリップ１０３を被取付面１０１に設けたクリップ
穴１０４に押し込んで固定している。
１を覆うパネル１０２は、一般に、パネル１０２に取付
けたクリップ１０３を被取付面１０１に設けたクリップ
穴１０４に押し込んで固定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図６に示す
ようにパネル１０２にクリップ取付座１０５を一体成形
もしくは別体成形により設定しておりコスト高となって
いる。本発明は上記クリップ取付座１０５を設定するこ
となく簡単に固定出来るクリップの取付構造を提供する
ことを課題とする。
ようにパネル１０２にクリップ取付座１０５を一体成形
もしくは別体成形により設定しておりコスト高となって
いる。本発明は上記クリップ取付座１０５を設定するこ
となく簡単に固定出来るクリップの取付構造を提供する
ことを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、図１ないし図
３に示すように角部２を有するパネル１の端縁３に断面
コ字状のフランジ４を形成し、フランジ４にはその端末
に角部２において互いに対向する突片５，５を設け、該
突片５，５によりパネル１の角部２にクリップ６を保持
可能としたことを特徴とする（請求項１）。クリップ６
は突片５，５により抜け止めされると共に、かつ、突片
５，５のたわみにより確実に固定される。
３に示すように角部２を有するパネル１の端縁３に断面
コ字状のフランジ４を形成し、フランジ４にはその端末
に角部２において互いに対向する突片５，５を設け、該
突片５，５によりパネル１の角部２にクリップ６を保持
可能としたことを特徴とする（請求項１）。クリップ６
は突片５，５により抜け止めされると共に、かつ、突片
５，５のたわみにより確実に固定される。
【０００５】
【発明の実施の形態】図５には本発明を適用したフェン
ダパネル１の例を示す。図は車両前部の斜視図である。
フェンダパネル１は上部のエプロン側固定部７とフロン
トピラー側固定部８間に略三角形の角部２を有し、フロ
ントウインドピラー１１の下端部と対向してボデーカウ
ル部９を覆っている。上記角部２を有するフェンダパネ
ル１のエプロン側固定部７とフロントピラー側固定部８
間の端縁３に図１および図４に示すように断面コ字状の
フランジ４を形成し、該フランジ４にはその端末に上記
角部２において互いに対向する突片５，５が設けてあ
る。
ダパネル１の例を示す。図は車両前部の斜視図である。
フェンダパネル１は上部のエプロン側固定部７とフロン
トピラー側固定部８間に略三角形の角部２を有し、フロ
ントウインドピラー１１の下端部と対向してボデーカウ
ル部９を覆っている。上記角部２を有するフェンダパネ
ル１のエプロン側固定部７とフロントピラー側固定部８
間の端縁３に図１および図４に示すように断面コ字状の
フランジ４を形成し、該フランジ４にはその端末に上記
角部２において互いに対向する突片５，５が設けてあ
る。
【０００６】クリップ６は合成樹脂製の周知のもので、
図４に示すように頭部６１と、ボデーカウル部９（図
３）への当て面部６２と、上記ボデーカウル部９に設け
たクリップ穴１０へ圧入される軸部６３を備えている。
そして、上記クリップ６は図１および図２に示すように
頭部６１をフェンダパネル１の角部２の突片５，５間に
押し込むことにより、突片５，５で抜け止めされると共
に、かつ、突片５，５のたわみにより確実に固定され
る。
図４に示すように頭部６１と、ボデーカウル部９（図
３）への当て面部６２と、上記ボデーカウル部９に設け
たクリップ穴１０へ圧入される軸部６３を備えている。
そして、上記クリップ６は図１および図２に示すように
頭部６１をフェンダパネル１の角部２の突片５，５間に
押し込むことにより、突片５，５で抜け止めされると共
に、かつ、突片５，５のたわみにより確実に固定され
る。
【０００７】かくして、フェンダパネル１のボデーカウ
ル部９への取付けに当っては、図３および図４に示すよ
うにボデーカウル部９に設けられたクリップ穴１０内
に、クリップ６の軸部６３を押し込んで係合させること
により、フェンダパネル１の角部２はフロントウインド
ピラー１１の下端部に対向して面一、かつ正確に位置決
めされて取付けることが出来る。また、フェンダパネル
１の角部２に外力が作用した場合にこの外力は突片５，
５に固定されたクリップ６を介してボデーカウル部９に
充分受け支えられる。
ル部９への取付けに当っては、図３および図４に示すよ
うにボデーカウル部９に設けられたクリップ穴１０内
に、クリップ６の軸部６３を押し込んで係合させること
により、フェンダパネル１の角部２はフロントウインド
ピラー１１の下端部に対向して面一、かつ正確に位置決
めされて取付けることが出来る。また、フェンダパネル
１の角部２に外力が作用した場合にこの外力は突片５，
５に固定されたクリップ６を介してボデーカウル部９に
充分受け支えられる。
【０００８】
【発明の効果】本発明のクリップの取付構造によれば、
パネルの端縁に形成された断面コ字状のフランジを利用
し、その角部に対向する突片を設けたことにより、別個
の取付座を設定することなくクリップを簡単に固定する
ことが出来、コスト低減を図ることができる。
パネルの端縁に形成された断面コ字状のフランジを利用
し、その角部に対向する突片を設けたことにより、別個
の取付座を設定することなくクリップを簡単に固定する
ことが出来、コスト低減を図ることができる。
【図１】本発明のクリップの取付構造に係わるパネルと
クリップの分解斜視図である。
クリップの分解斜視図である。
【図２】本発明のクリップの取付構造に係わるパネルと
クリップの組付状態の斜視図である。
クリップの組付状態の斜視図である。
【図３】本発明をフェンダパネルに適用した例を示す斜
視図である。
視図である。
【図４】図２におけるＩＶ−ＶＩ線断面図である。
【図５】本発明が適用されるフェンダパネルを備えた車
両前部の斜視図である。
両前部の斜視図である。
【図６】従来のクリップの取付構造の例を示す断面図で
ある。
ある。
１…パネル（フェンダパネル） ２…角部 ３…端縁 ４…フランジ ５…突片
Claims (1)
- 【請求項１】角部を有するパネルの端縁に断面コ字状の
フランジを形成し、該フランジにはその端末に上記角部
において互いに対向する突片を設け、該突片によりパネ
ルの角部にクリップを保持可能としたクリップの取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15425597A JPH10305783A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | クリップの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15425597A JPH10305783A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | クリップの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305783A true JPH10305783A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15580219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15425597A Pending JPH10305783A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | クリップの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10305783A (ja) |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP15425597A patent/JPH10305783A/ja active Pending
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