JPH10305426A - 端材破砕装置 - Google Patents

端材破砕装置

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Publication number
JPH10305426A
JPH10305426A JP11473297A JP11473297A JPH10305426A JP H10305426 A JPH10305426 A JP H10305426A JP 11473297 A JP11473297 A JP 11473297A JP 11473297 A JP11473297 A JP 11473297A JP H10305426 A JPH10305426 A JP H10305426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
hopper
guide
rotary
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP11473297A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Sowa
伸丕 曽和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP11473297A priority Critical patent/JPH10305426A/ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多大な投資を要せず、前処理不要で、発生し
たままの端材を確実に連続して効率良く再生利用のため
の小片に切断破砕しうる。 【解決手段】 ハウジング2内に、固定刃3と、回転に
よりこの固定刃3との間で端材Aを切断破砕する回転刃
4とからなる破砕部5を形成するとともに、端材Aを前
記破砕部5に導き破砕部5に噛み込ませるガイド部6を
有するホッパ7を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂のシ
ート等の成形時などに発生する端材を、再生利用するた
めの小片とする端材破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば熱可塑性樹脂のシート、フィルム
等を成形する際に生じる帯状、縄状などの端材は、一般
に、破砕機により小片に切断破砕され、再生利用され
る。
【0003】このような破砕機は、従来、図11〜13
に示すように、破砕機のハウジングに固定されかつスト
レートの刃部a1を有する固定刃aと、前記ハウジング
に内蔵された回転ロールcに固定されるとともに該回転
ロールcの回転により前記固定刃aの刃部a1とは0.
5mm程度の間隔を隔てて通過するストレートの刃部b1
を有する回転刃bとを具える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の破砕機にあっては、図11に二点鎖線で示す
ように、例えばシート、縄状体等の端材s1が前記固定
刃aと回転刃bとの間に偶然、送り込まれる場合は問題
がないが、同図に一点鎖線で示すように、端材s2が前
記固定刃a上に送り込まれ、図12に示すように、該端
材s2が前記回転刃bに押されて固定刃a上で滑り、こ
の端材s2を小片に破砕することができない場合が多々
生じ、このため連続して端材を投入できないという問題
点がある。
【0005】このような問題点を解決するため、破砕機
に、予め端材を細切りする細切り用シュレッダを取付け
た破砕装置が提案されているが、このものは、通常の破
砕機の2倍程度のコストが懸かり、多大の投資を要す
る。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、端材を破砕部に導き該破砕部に噛み込ませるガイド
部を有するホッパを具えることを基本として、多大な投
資を要することなく、端材を連続して確実に切断破砕し
うる端材破砕装置の提供を目的としている。
【0007】又請求項2記載の発明は、端材を確実に破
砕部に導いて噛み込ませうる端材破砕装置の提供を目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、熱可塑性樹
脂のシート、板状材などの端材、その他の端材を切断破
砕し、再生利用のための小片とする端材破砕装置であっ
て、ハウジング内に、固定刃と、回転によりこの固定刃
との間で前記端材を切断破砕する回転刃とからなる破砕
部を形成するとともに、端材を前記破砕部に導き破砕部
に噛み込ませるガイド部を有するホッパを具えたことを
特徴としている。
【0009】又請求項2記載の発明は、前記ガイド部の
先端100mm以上が、前記破砕部上でかつ固定刃に対し
て直交する方向にのび、しかも平行又は向き合うことに
よって長円をなす対向する一対のガイド板からなること
を特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1乃至5において、本発明
の端材破砕装置1は、熱可塑性樹脂のシート、板状材な
どの端材、その他、フィルム等の端材Aを切断破砕し、
再生利用のための小片Bとする装置であり、端材Aは、
実施例として例えば廃棄物処分場の高密度ポリエチレン
遮水シート、コンクリートの水槽用の高密度ポリエチレ
ン等を用いた防食ライニングシートの接合切れ端など、
種々のものがある。
【0011】又端材破砕装置1は、ハウジング2内に、
固定刃3と、回転によりこの固定刃3との間で前記端材
Aを切断破砕する回転刃4とからなる破砕部5が形成さ
れるとともに、端材Aを前記破砕部5に導き破砕部5に
噛み込ませるガイド部6を有するホッパ7を具える。
【0012】前記ハウジング2は、本例では、一対の矩
形の側板20、20の両側端を前板21、背板22で繋
いだ直方体状の基体23を具えるとともに、前記前板2
1と背板22とは、側板20の下端上方で途切れ、各途
切れ端から向き合う方向に斜め下にのびる斜め片19、
19に、垂下片18、18を連設することにより、この
垂下片18、18と前記側板20、20とによって、前
記小片Bを下方に配した袋Cに落とす小片取出し口27
を形成している。なお該袋Cは、適宜の上開放の箱体D
に収容される。
【0013】前記基体23の前板21、背板22の向き
合う面には、回転刃4が回転する方向に固定刃3、3A
を受け該固定刃3、3Aをグラツキなく強固に固定する
ための受け部30を有する固定刃取付け具31が略同高
さ位置に水平に設けられる。
【0014】前記固定刃3は、図3に示すように、横長
矩形の基部33の一方の上縁を刃部34(切断辺52)
としてなり、前記基部33を前記受け部30に載置しか
つプレート35を介して該受け部30にボルト等の固着
具36を用いて取外し可能に固定される。
【0015】なお前記基体23の、背板22側の上部に
は、着脱自在の蓋体37の取外しにより開放される開口
部32が形成され、この開口部32により、背板22に
突設された前記固定刃取付け具31の受け部30下面に
固定された固定刃3Aを容易に交換しうるとともに、前
板21側の固定刃3は、例えば基体23の該前板21に
設けられ適宜のシート状体39によって遮蔽される開口
部40を用いて容易に交換しうる。
【0016】又前記斜め片19、19上方の基体23内
部には、減速電動機M等により図2において右回転する
回転ロール29が、前記側板20、20間に架け渡され
ることにより水平に配設される。
【0017】前記回転ロール29には、図2乃至5に示
すように、回転中心に向かう回転刃取付け面41と、こ
の回転刃取付け面41の回転中心側の端縁から略直角に
ロール面に向かってのびる奥面42とによって囲まれる
凹部44を、略120度の間隔を隔てて3個、設けられ
ている。
【0018】前記回転刃4は、前記固定刃3と同様な基
部46の一方の下縁を刃部47(切断辺53)としてな
り、前記各回転刃取付け面41に夫々該基部46が押し
当てられプレート49を介してボルト等の固着具50を
用いて強固にかつ取外し可能に回転ロール29に固定さ
れる。本例では3枚の回転刃4…を用いているが、回転
刃4の枚数は適宜増減できる。
【0019】なお前記固定刃3、3Aの刃部34と、前
記回転刃4の刃部47とは、回転ロール29の回転によ
り、切断辺52、53を向き合わせてすれ違うととも
に、背板22側の固定刃3Aは、回転刃4の刃部47を
清掃するのに役立つ。
【0020】又前記固定刃3と前記回転刃4とは、図
4、図5に示すように、前記端材Aを切断破砕する前記
破砕部5を形成する。
【0021】なお前記回転ロール29の下方には、φ8
mm程度の穴が多く設けられているメッシュ61が配設さ
れ、比較的大きな小片を選別する。
【0022】前記ホッパ7は、前記基体23の上面かつ
前記開口部32の前方で立上がるホッパ背板54、ホッ
パ前板55の両側端をホッパ側板56、56で繋いだホ
ッパ本体57と、端材Aを前記破砕部5に導き破砕部5
に噛み込ませるガイド部6とを具える。
【0023】前記ガイド部6は、本例では、シリンダ等
の昇降手段59を用いて昇降自在にかつ前記ホッパ背板
54に沿って配されるとともに図1乃至5に示す下位置
において下端近傍で前記回転刃4の刃部47を通すガイ
ド板14と、このガイド板14と平行かつ前記ホッパ前
板55の下端から垂下するとともに端材Aの下端部を前
記固定刃3を越えて前記凹部44に導くガイド板15と
からなり、該ガイド板15の下端(先端)から100mm
以上の先端部分13が前記破砕部5上でかつ固定刃3に
対して直交する方向にのび、しかも本例では前記側板2
0、20と共に、断面偏平の長方形の筒状体12を形成
している。なおガイド板14、15は、必ずしも固定刃
3に対して直交する必要はなく、要は、端材Aを破砕部
5に案内できれば良い。
【0024】なお本例では、前記ガイド板15は、その
下端に前記回転ロール29に向かって斜め下にのびる斜
め片17を設けており、この斜め片17によって、端材
Aを更に確実に固定刃3を越えて前記凹部44に向けて
導きうる。
【0025】又前記ガイド部6は、1枚の前記ガイド板
15のみから形成してもよく、さらに向き合うことによ
って長円をなす対向する一対のガイド板から形成しても
よい。
【0026】又前記ガイド板14は、前記昇降手段59
により上昇できるため、大量の端材をホッパ7に投入す
るときには便利である。
【0027】又前記先端部分13は、図9に示すよう
に、ガイド部6の先端(下端)から100mm以上の高さ
を有しかつ固定刃3に対して略直交方向にのびるととも
に断面偏平の長方形の一体な筒状体12であってもよ
く、更には、図10に示すように、断面偏平の長円形の
一体な筒状体12であっても良い。
【0028】又図6、図7に示すように、固定刃3、回
転刃4の各刃部34、47を、矩形の切込みを一定間隔
で設けかつ図8に示す如く噛み合う形状としても良い。
【0029】このとき、前記ガイド板14の下端部分
に、回転刃4の刃部47を通す切欠き60…を設けるこ
とも出来る。
【0030】このように、端材破砕装置1は、前記構成
のホッパ7を具え、かつ本例では前記回転ロール29に
前記凹部44…を形成しているため、図4に示すよう
に、端材Aを、確実に前記固定刃3を越えてかつ凹部4
4の前記奥面42に向かって導いてやることができ、図
5に示すように、確実にかつ連続して効率良く再生利用
のための小片Bに切断破砕しうるとともに、細切り用シ
ュレダのような装置を用いて前処理する必要がなく、従
って、多大な投資を要せず、発生したままの端材Aを切
断破砕できる。
【0031】又前記ガイド部6の前記先端部分13が、
平行又は向き合うことによって長円をなす対向する一対
のガイド板からなるときには、シート状、フィルム状、
縄状等の端材Aの該先端部分13内部でのバタツキを防
止でき、更に確実に該端材Aを前記破砕部5に噛み込ま
せて切断破砕しうる。なお該先端部分13を筒状体12
とすることによって、端材Aのバタツキをより効果的に
抑制しうる。
【0032】しかしながら、前記先端部分13の高さが
100mmよりも小さいと、端材Aの前記バタツキを十分
に抑制することが困難となるため、該高さを100mm以
上としている。
【0033】又先端部分13は、余り高すぎると、端材
Aの絡み合い等により該端材Aのホッパ7への投入が困
難となり、かつ端材破砕装置1の大型化を招くことにも
なるので、先端から200mm以下が好ましい。
【0034】
【発明の効果】叙上の如く本発明の端材破砕装置は、端
材を、固定刃と回転刃とからなる破砕部に導き該破砕部
に噛み込ませるガイド部を有するホッパを具えているた
め、簡易な構成でかつ多大な投資を要せず、前処理不要
で、発生したままの端材を確実に連続して効率良く再生
利用のための小片に切断破砕しうる。
【0035】又請求項2の発明において、前記ガイド部
の先端100mm以上が前記破砕部上でかつ固定刃に対し
て直交する方向にのび、しかも平行又は向き合うことに
よって長円をなす対向する一対のガイド板からなるとき
には、端材のバタツキを防ぎながら該端材を前記破砕部
に導きうるため、連続した切断破砕を更に確実化しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端材破砕装置の実施の形態の一例を示
す斜視図である。
【図2】その断面図である。
【図3】その破砕部とガイド部とを説明するための部分
斜視図である。
【図4】その作用を説明するための部分断面図である。
【図5】その作用を説明するための部分断面図である。
【図6】本発明の実施の他の形態を示す断面図である。
【図7】その固定刃と回転刃とを示す部分斜視図であ
る。
【図8】固定刃と回転刃との噛み合わせを説明するため
の部分平面図である。
【図9】ガイド部の他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図10】ガイド部の他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図11】従来の技術を説明するための部分断面図であ
る。
【図12】従来の技術を説明するための部分断面図であ
る。
【図13】固定刃と回転刃とを示す部分平面図である。
【符号の説明】
2 ハウジング 3 固定刃 4 回転刃 5 破砕部 6 ガイド部 7 ホッパ 14、15 ガイド板 A 端材 B 小片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂のシート、板状材などの端
    材、その他の端材を切断破砕し、再生利用のための小片
    とする端材破砕装置であって、 ハウジング内に、固定刃と、回転によりこの固定刃との
    間で前記端材を切断破砕する回転刃とからなる破砕部を
    形成するとともに、 端材を前記破砕部に導き破砕部に噛み込ませるガイド部
    を有するホッパを具えたことを特徴とする端材破砕装
    置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部は、その先端100mm以上が
    前記破砕部上でかつ固定刃に対して直交する方向にの
    び、しかも平行又は向き合うことによって長円をなす対
    向する一対のガイド板からなることを特徴とする端材破
    砕装置。
JP11473297A 1997-05-02 1997-05-02 端材破砕装置 Pending JPH10305426A (ja)

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JP11473297A JPH10305426A (ja) 1997-05-02 1997-05-02 端材破砕装置

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JP11473297A JPH10305426A (ja) 1997-05-02 1997-05-02 端材破砕装置

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