JPH10305080A - 指圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍼灸の用具を使うのは難しい、簡単で、安全
な針にかわる用具を、提供する。 【解決手段】 電気回路（１）に、突起の電気回路
（２）を設けたことを、特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、人の健康を守るた
めの、突起を設けた指圧器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、東洋医学では 金・銀・白金
・鉄などの金属製の細針を体表のつぼの身体組織中に刺
し、捻鍼・打鍼・管鍼・などの手技を行っている。ま
た、古くは針状のもの以外にメス状・へら状のものも使
われていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】鍼術を受けるには、鍼
・灸・指圧・マツサージ師の治療院に 通院しなければ
ならない。普通の人が、鍼灸の用具を使うのは難しい。
また自分で体を指圧してもなかなか効果が上がらない。
だれでも使える鍼灸用具がない。本発明は、鍼灸用具で
針状のもの以外にメス状・へら状のものも使われてい
た、という事実を考慮にいれて、鍼治療の原理｛生体が
電気を発する力（起電力）をもっている。人間の体も動
けば過剰電気が蓄積してくる。正常な体で、ふさわしい
環境にあれば、その電気は調整されて対外に放出され
る。何らかの原因で過剰電気がたまり体外にアース（接
地）されていないと人間にストレスを加え、人々を病気
にさせる原因となる。鍼治療は、鍼を患部に刺すことに
より、「体内にたまるこの不必要な過剰電気」を鍼から
施術者の体を通して体外にアースしていると考えられ
る。｝に着目して、その不便を解決するために、発明さ
れたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】電気回路（１）の外部
に、突起の電気回路（２）を設ける。そして、電気回路
（１）と突起の電気回路（２）の材質は、導体である。
また、電気回路（１）の形状は正多面体｛どの面も合同
な正多角形からできる凸な立体（正四面体、正六面体、
正八面体、正十二面体、正二十面体の五種類）｝であ
る。ゆえに、５種類の基本的構造がある。以上の構成か
らなる指圧器。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図１に示すように金属性の棒状の材料から
なる正六面体の電気回路（１）の連続した６つの辺の外
側に、それぞれの線分の長さを、一辺の長さとした金属
性の棒状材料からなる正三角形の突起の電気回路（２）
を設ける。

【０００６】本発明は、以上のような構造よりなってい
る。本発明を使用するときは、指圧器を手に持つて、遊
んでいればよい。つまり、 （Ａ）図３に示すように指圧器を手に持って、手のひ
ら、指又は指の側面で気持ちのよいと感ずる局所（又は
つぼ）に突起の電気回路（２）の先端又は側面を接して
触れるか、軽く圧するか、摩ったりする。

【０００７】（Ｂ）指圧器を手に持つて身体のこつてい
る局所（又はツボ）、自然に手が触つたり、なぜたり、
指圧したり、かいたりしている局所（又はツボ）、すな
わち、過剰電気が備蓄している体の部位に突起の電気回
路（２）の先端を近付けるか、または触れる。

【０００８】（Ｃ）指圧器を手に持って、過剰電気が備
蓄している体の部位に突起の電気回路（２）の先端を近
付けて動かす（曲線運動又は円運動で）、また触れて動
かす（ナイフで切るように）。

【０００９】生体の［過剰電気］は、物体の［静電気］
に類似していることから、 （イ）指圧器を手に持ったときの現象は、［静電誘導］
と類似な現象と考えられる。 （ロ）指圧器を手に持って突起の電気回路（２）の先端
で過剰電気が備蓄している局所を指圧しているときの現
象は、［放電］と類似な現象と考えられる。 （ハ）指圧器を手に持って、突起の電気回路（２）の先
端を過剰電気が備蓄している局所に近かづけたときの現
象は、［気体中の放電］と類似な現象と考えられる。 （ニ）指圧器を手に持って、突起の電気回路（２）の先
端が過剰電気が備蓄している局所に触れたときの現象
は、［放電］と類似な現象と考えられる。

【００１０】よって、身体の過剰電気は、指圧器の使用
法｛（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）｝によって｛（イ）、
（ロ）、（ハ）、（ニ）、｝の現象から、体外にアース
している身体の［過剰電気］一物体の［静電気］に類似
する電気。（なぜなら、自動車が車体からクサリを垂ら
して走っている。これは、自動車が走行することによっ
てバッテリーやエンジンなどに生じる静電気を、機械の
機能が十分に働きにくくなるのを防ぐために放出するも
のであるから）。

【００１１】図２に示すように電気回路（１１）にコイ
ル（１３）を巻いた突起の電気回路（１２）を設けた指
圧器は、指圧器の使用法｛（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）｝に
よつて、フレミングの右手の法則と｛（イ）、（ロ）、
（ハ）、（ニ）｝の現象から、体外にアースしている。

【００１２】

【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏でる。この発
明は特殊な電場を生じる。そのために、体内の過剰電気
を、体外にアース（接地）できる。さらに、指圧器によ
って、針状、ヘラ状、ナイフ状の鍼の使い方をすること
で、安全に、簡単に、肩コリや手足の痛みをとって、ス
トレスを、解消できる。よって、人間の生体電気のバラ
ンスを保つことで、いろいろな病気に、打ち勝つ自然治
癒力を高めることができる。したがって、病気の予防に
役立つ指圧器である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の変化の構造の斜視図

【図３】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 電気回路 ２ 突起の電気回路 ３ コイル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 正多面体の回路（１）に局所を刺激する
   手段（２）を設けた指圧器。