JPH10305055A - 開口部のカップリング - Google Patents

開口部のカップリング

Info

Publication number
JPH10305055A
JPH10305055A JP10007706A JP770698A JPH10305055A JP H10305055 A JPH10305055 A JP H10305055A JP 10007706 A JP10007706 A JP 10007706A JP 770698 A JP770698 A JP 770698A JP H10305055 A JPH10305055 A JP H10305055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupling
coupling member
lock ring
split lock
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10007706A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter L Steer
ピーター・エル・スティアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bristol Myers Squibb Co
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bristol Myers Squibb Co filed Critical Bristol Myers Squibb Co
Publication of JPH10305055A publication Critical patent/JPH10305055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
    • A61F5/445Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices
    • A61F5/448Means for attaching bag to seal ring

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実な係合を達成できるカップリングを提供
する。 【解決手段】 体の開口部を包囲する第1および第2の
カップリング部材10、20は、第1のカップリング部材10
に設けられた可撓性のスプリットロックリング30によっ
て着脱自在に組付け可能である。スプリットロックリン
グ30は、第2カップリング部材20に対してその周囲に実
質的に連続的に係合可能となるように構成されており、
そのアーム部に外力が作用して拡径したときに第2カッ
プリング部材20との係合が外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部に適用され
るカップリングに関する。本発明は、人工的な開口部の
分野において使用するのに特に適しているが、そのよう
に限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】人工
的開口部に対して適用されるオストミーカップリング(o
stomy coupling)は、開口部からの排出物を受け入れる
バッグを、医療用グレードの接着パッドまたは着用者の
肌のぜん動領域に取り付けられるベースに着脱するのに
使用される。
【0003】多様なオストミーカップリングが知られて
いる。特に、EP-A-0737459には、可撓性を有
するスプリットロックリングによって第1および第2の
カップリング部材が互いに保持されるカップリングが開
示されている。ロックリングの各アーム部に対称に配置
された多数のタブが、第1カップリング部材周縁の開口
部を通して突出しており、該ロックリングを第1カップ
リング部材上に保持する。タブの先端部は、開口部を通
して第2カップリング部材と係合可能であり、各カップ
リング部材を互いに固定する。ロックリングが移動する
と、タブは大略半径方向外側に引っ張られ、各カップリ
ング部材を分離することができる。このことは、ロック
リングのアーム部に外力を加え、該アーム部を変形し、
これによりリングを拡径することによって達成すること
ができる。
【0004】
【発明の開示】上記従来技術に対して、本発明の第1の
態様により提供されるカップリングにおいては、体の開
口部を包囲する第1および第2のカップリング部材は、
第1のカップリング部材に設けられた可撓性のスプリッ
トロックリングによって着脱自在に組付け可能である。
スプリットロックリングは、第2カップリング部材に対
してその周囲に実質的に連続的に係合可能となるように
構成されており、そのアーム部に外力が作用して拡径し
たときに第2カップリング部材との係合を外す。
【0005】このような構成によれば、スプリットロッ
クリングは、従来技術の場合に比べて非常に大きな面積
で第2カップリング部材と係合することが可能になり、
この結果、より確実な係合を提供できる。
【0006】ロックリングは、第2カップリング部材周
辺において単一点毎に該カップリングと係合する必要は
ない。好ましい実施例においては、ロックリングは、1
つのアーム部上の連続的な第1係合領域と、第2のアー
ム部上の連続的な第2係合領域とを含む。第1および第
2の係合領域は、使用に際して、係合しない小さな領域
をカップリング周囲上に残す。この小さな領域は、ロッ
クリングの“ヒンジ”領域または回動点であって、同リ
ングの分割点(“split”)の反対側に位置する。この小
さな領域は、リングが変形する場合にも、半径方向にま
ったく移動しないか、またはその移動量がごく僅かであ
る。
【0007】本発明の第2の態様において提供されるカ
ップリングにおいては、体の開口部を包囲する第1およ
び第2のカップリング部材は、第1のカップリング部材
に設けられた可撓性のスプリットロックリングによって
着脱自在に組付け可能である。スプリットロックリング
は、第2カップリング部材と係合可能である。第1カッ
プリング部材は、スプリットロックリングの半径方向外
側に延在して該リングを保持する保持手段を備えてい
る。この保持手段は、スプリットロックリングのアーム
部に外力が作用したときに該リングが拡径することを許
容し、これにより、第2カップリング部材との係合を離
して、該カップリングが外されることを許容する。
【0008】このような構成によれば、第1カップリン
グ部材上のリング保持手段は、リングを半径方向外側か
ら保持することができる。言い換えると、リングと第2
カップリング部材周面との間に保持手段を配置する必要
がなくなる。これによって、リングと第2カップリング
部材との間に大きな係合面積を提供できる。この態様に
おいて本質的事項ではないけれども、第2カップリング
部材に対してその周囲に実質的に連続的に係合できるよ
うにリングを構成することが有利である。
【0009】好ましい実施例においては、第1カップリ
ング部材に設けられるリング保持手段は、1または2以
上の保持用ラグで構成される。
【0010】本発明のさらに別の態様において提供され
るカップリングにおいては、体の開口部を包囲する第1
および第2のカップリング部材は、第1のカップリング
部材と一体的に構成されており該カップリング部材上に
保持された可撓性のスプリットロックリングによって着
脱自在に組付け可能である。使用に際して、リングは、
そのアーム部に外力を作用させることによって変形可能
である。そして、この変形によって、両カップリング部
材を分離することができる。
【0011】密接に関連する態様において、本発明は、
上記第3の態様にしたがって使用されるカップリングの
製造方法を提供する。この方法は、カップリング部材と
該部材に対して可撓性ウェブで連結される隣接したスプ
リットロックリングとを一体的に型成形する工程と、ウ
ェブを折り畳んでスプリットロックリングをカップリン
グ部材上に重ねる工程と、を含む。
【0012】そのような方法は、取り付けられたスプリ
ットロックリングを備えるカップリング部材を製造する
のに都合の良い技術を提供し、また、カップリング部材
とロック部材とを別個に型成形する場合よりも迅速で簡
単な組立を実現する。ロック部材は、カップリング部材
から突出する1または2以上のラグによって折り畳まれ
た動作状態に保持されることが好ましい。さらに好まし
い特徴は、ロックリングとカップリング部材とを連結す
る可撓性ウェブが、ロックリングの分割領域(交差領域)
と反対側に存在していることである。
【0013】本明細書において、“スプリットリング”
の語は、あらゆるリングまたは部分的なリング部材を意
味する。それらは、互いに近接したり離れたりして該リ
ングの拡径および縮径を行うことができる2つのアーム
部を備えており、使用に際してリングとして機能するも
のである。
【0014】すべての態様において、カップリングはオ
ストミーカップリングであることが好ましい。その場
合、第1および第2のカップリング部材の一方が体側の
カップリング部材とされ、他方がバッグ側のカップリン
グ部材とされる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照しつ
つ単なる例示として以下に説明する。図示した好適なオ
ストミーカップリングは、第1カップリング部材10、第
2カップリング部材20、およびスプリットロックリング
30を備えている。この実施例においては、第1カップリ
ング部材10は、人体に取り付けられるものであって、フ
ランジ11を有している。フランジ11には円筒壁12が立設
されており、この円筒壁12は、胃に連絡する開口部(sto
mal orifice)を囲む。フランジ11は、医療用グレードの
接着パッド15(図3参照)に取り付けられる。このパッド
は、ポリエチレン等のポリマー材料と接着層とで構成さ
れる薄いフィルムであることが好ましく、接着層は基材
の後面に設けられる。そのような接着層は、1または2
以上の水溶性または膨化性のヒドロコロイドガムが間欠
的に分散された、1または2以上の感圧性の粘性または
弾性材料の均質ブレンドとして構成されることが好まし
く、1または2以上の熱可塑性エラストマーおよび(ま
たは)1または2以上の膨化性粘着強化剤をさらに含ん
でいてもよい。
【0016】図1および3を参照すると、第2カップリ
ング部材20は、従来のバッグ側オストミーカップリング
部材と非常によく似ていて、円筒壁21および半径方向外
側に延在するフランジ22を備えている。フランジ22の表
面22aには、例えば接着等の何らかの適切な方法で、オ
ストミーポーチ26が取り付けられる。円筒壁21は、第1
カップリング部材10の円筒壁12の周囲に近接して位置す
ることとなるように寸法が決められている。弾性シール
ストリップ23は、円筒壁21と一体的に設けられており、
カップリングが組立られたときに第1カップリング部材
10の円筒壁12と接触することとなるように延在してい
る。シールストリップ23の機能は、漏れを防ぎ、第1お
よび第2のカップリング部材10、20の型成形工程で生じ
た許容差の僅かな変動を吸収することである。
【0017】シールストリップ23の外側には、円筒壁21
の外縁部が存在する。この外縁部は、ロックリング30と
ラッチ係合できる断面形状を有する。この断面形状は、
半径方向に傾斜した先導傾斜面24と環状の当接面25とを
含む。
【0018】この実施例においては、ロックリング30
は、第1カップリング部材10と一体的に形成されてお
り、該部材10に対してヒンジウェブ31で連結されてい
る。ウェブ31の近傍において、ロックリング30には切欠
き32が形成されている。この切欠き32は可撓性領域を提
供し、この領域において、ロックリング30のアーム部の
変形が許容される。図2に最も良く示されるように、ロ
ックリング30は、2つのアーム部33、34を含んでいる。
両アーム部は、切欠き32から反対方向に延在し、切欠き
32の反対側にあるスプリット(分割)領域35において互い
に交差する。この領域35は、リングの分割部分に対応し
ており、アーム部の変形およびこれに基づくリングの拡
径および縮径を許容する。各アーム部33、34は、互いに
交差した後、フィンガー突起36、37において終結してい
る。各フィンガー突起36、37を互いに近接するように指
で押圧すると、リングを拡径することができる。
【0019】図1および3に最も良く示されるように、
各アーム部33、34は、半径方向にフラットな平坦部38を
備えており、そこから外周リム39が延在している。平坦
部38の半径方向内側端は、係合のための略三角形の断面
形状とされている。この断面形状は、先導傾斜面41と、
第2カップリング部材20とラッチ係合するための当接面
42とを含んでいる。
【0020】この実施例においては、スプリットロック
リング30は、第1カップリング部材10と一体的に型成形
されて、“8”の字状とされている。このことは、カッ
プリングの部品点数を削減するのに都合の良い方法であ
り、また、組立工程を簡単にするものでもある。カップ
リングを使用する前に、ロックリング30を動作位置へと
畳む必要がある。この動作位置においては、ロックリン
グ30が第1カップリング部材10の円筒壁12を包囲する
(図1および3参照)。スプリットロックリング30は、フ
ランジ11から突出する多数のL字型の保持用ラグ13によ
って、その動作位置に保持される(図示の例において
は、保持用ラグは4つである)。まず最初に、スプリッ
トロックリング30を保持用ラグ13の下方にフィットさせ
るために、フィンガー突起36、37を水平方向に互いに離
れる方向に移動させて該リングを縮径する必要がある。
リングがラグの下方へと通過すると、フィンガー突起3
6、37から手を離して元のサイズへと拡径する。
【0021】スプリットロックリング30を動作位置に保
持して、第2カップリング部材20を第1カップリング部
材10上へと進めるとカップリングを組み立てることがで
きる。第2カップリング部材20の先導傾斜面24がスプリ
ットロックリング30の先導傾斜面41を段階的に受け止め
て、リング30の両アーム部33、34を押圧して互いの距離
を広げる。これによって、第2カップリング部材20の係
合断面がスプリットロックリング30の係合断面を通過す
ることができる。この後、スプリットロックリング30が
弾性によって元の形状に戻り(図3参照)、リング30の当
接面42が第2カップリング部材20の当接面25と係合し、
これにより、第2カップリング部材20が所定位置に係止
される。このように、ユーザーが自分でスプリットロッ
クリング30を操作しなくても、第2カップリング部材20
は第1カップリング部材10に対してスナップフィットす
る。
【0022】カップリングを外す際には、ユーザーは、
リング30のフィンガー突起36、37を互いに接近するよう
に押圧してアーム部33と34との間隔を大きくし、リング
30を拡径する。これによって、リング30の当接面42が横
方向に移動し、第2カップリング部材20の当接面25から
外れ、第2カップリング部材20を第1カップリング部材
10から分離することができる。リング30のアーム部33お
よび34の移動量は、交差部(領域35)において最も大き
く、かつ、可撓性領域32に近づくにつれて徐々に小さく
なっていくことが望ましい。リング30の当接面42のサイ
ズは、このことを反映して、交差部付近においては半径
方向に大きく延在しており(すなわち、半径方向内側へ
の突出量が大きい)、したがって、第2カップリング部
材20の当接面25から離脱するためには、より大きな移動
量が必要となる。そして、リング30の当接面42のサイズ
は、可撓性領域32に向かうにつれて半径方向の延在量が
小さくなっている。したがって、第2カップリング部材
20の当接面25から離脱するために必要な移動量は小さ
い。
【0023】図1および2から分かるように、フランジ
11は、保持用ラグ13と同様の拡がりを有する開口部14を
備える。開口部14は、カップリング使用時においては何
らの機能を有するものでもなく、一体的なラグ13を備え
たフランジ11を型成形するのに使用される型部品の形状
に起因するものである。一般的に、ラグ13を形成するた
めの型部品は、図4に示すようなものである。図4にお
いては、参照数字50は凹部52を備える上部成形型を、参
照数字54は突部56を備える下部成形型を、それぞれ示し
ている。両成形型部品の間のスペース58が、型成形され
るカップリング部材の形状を規定する。フランジがラグ
下方において開口部を有することによって、矢印60で示
した方向のみにおける単一動作で成形型部品(特に、ラ
グ下方の突部56)を分離することができる。勿論、必要
があれば、開口部14を有しないフランジ11を型成形する
こともできる。しかし、その場合には、より複雑な成形
型部品が必要となるだろう(例えば、型を開けるとき
に、ラグ13の下方領域から回動できる部分を有する型等
である)。
【0024】スプリットロックリング30を型成形する場
合、図5に示したように、アーム部33、34は交差領域35
において薄い接続ウェブ62を有するものとして型成形す
るのが都合良いということが分かるだろう。アーム部33
および34間の僅かな隙間は、各アームがその適正な面内
から著しく逸れた状態で型成形されてしまうことなく、
成形型部品が交差領域35において両アーム部間にフィッ
トするための僅かな空間があるということを意味してい
る。型成形後、リング30を動作位置へと折り畳む前に、
ウェブ62を切断する必要があるだろう。勿論、ウェブ62
を有しないアーム部33、34を型成形することが望まれる
場合には、成型時にアーム部間にフィットする薄い舌状
部分を成形型に含めることが必要となる。しかしなが
ら、そのような薄い成形型部分は、製造工程において損
傷し易く、修理費用が高い。
【0025】上述の実施例においては、スプリットロッ
クリング30を第1カップリング部材10と一体的に型成形
しているが、このことは必須の事項ではない。他の実施
例においては、リング30は、別個の部材として型成形さ
れ、上述と同様の方法で第1カップリング部材10に取り
付けられる。
【0026】本発明の特に好ましい実施例によって、使
用および製造が簡単であって、カップリング部材の周縁
の大部分にわたって確実な係合を達成できるカップリン
グが提供される。
【0027】一態様においては、半径方向外側に延在す
るラグは、スプリットロックリングの半径方向内側の係
合面を邪魔しない。このことは、カップリング部材周囲
において利用できる係合面積を増加させるのに極めて都
合の良い方法を提供する(しかし、必ずしもそれだけで
はない)。スプリットロックリングおよび(または)着脱
可能なカップリング部材は、実質的に連続的なロックま
たは係合面をその周囲に有するか、離散的なタブまたは
舌状部を備える。
【0028】他の態様においては、第2カップリング部
材周囲における該カップリング部材とスプリットロック
リングとの実質的に連続的な係合により、極めて確実な
係合が提供され、カップリングが不用意に外れてしまう
ことが防止される。しかもこのカップリングは、この分
野における他のカップリングと同様に、手で簡単に外す
ことができる。
【0029】さらに他の態様においては、スプリットロ
ックリングを第1カップリング部材と一体的に型成形す
ることによって、部品点数を減じ、組立を簡単にする都
合の良い方法が提供される。
【0030】特に重要と思われる本発明の態様を明細書
および特許請求の範囲で強調しているが、強調する記載
の有無にかかわらず、出願人は、ここに説明し、図示し
たあらゆる新規な特徴またはそれらの組み合わせの保護
を請求する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカップリングの構成要素を示す分解
図である。
【図2】 組立前における一体的なカップリング部材お
よびロックリングを示す平面図である。
【図3】 組立後におけるカップリングの縦断面図であ
る。
【図4】 第1カップリング部材を形成するための型を
示す部分概略図である。
【図5】 スプリットリングの詳細を示す部分概略図で
ある。
【符号の説明】
10 第1カップリング部材 11 フランジ 12 円筒壁 13 保持用ラグ 14 開口部 20 第2カップリング部材 21 円筒壁 22 フランジ 22a フランジ表面 23 弾性シールストリップ 24 傾斜面 25 当接面 26 オストミーポーチ 30 スプリットロックリング 31 ヒンジウェブ 32 切欠き 33、34 アーム部 35 分割(交差)領域 36、37 フィンガー突起 38 平坦部 39 外周リム 41 傾斜面 42 当接面 50 上部成形型 52 凹部 54 下部成形型 56 突部 58 スペース 60 矢印 62 接続ウェブ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体の開口部を包囲する第1および第2の
    カップリング部材(10、20)と、第1のカップリング部材
    (10)に設けられた可撓性のスプリットロックリング(30)
    と、を備える医療器具用のカップリングであって、 第1および第2のカップリング部材(10、20)は、スプリ
    ットロックリング(30)によって着脱自在に組付け可能で
    あって、 スプリットロックリング(30)は、第2カップリング部材
    (20)に対してその周囲に実質的に連続的に係合して、第
    1および第2のカップリング部材(10、20)を固定すると
    ともに、外力によって拡径したときに第2カップリング
    部材(20)を離す、カップリング。
  2. 【請求項2】 上記スプリットロックリング(30)は、第
    1および第2のアーム部(33、34)を備えており、 各アーム部(33、34)は、第2カップリング部材(20)の周
    囲に連続的に接触する連続的な係合部を有している、請
    求項1記載のカップリング。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2のアーム部(33、34)
    のぞれぞれは、スプリットロックリング(30)の端部付近
    で互いに交差する終端部を有している、請求項1記載の
    カップリング。
  4. 【請求項4】 上記終端部がフィンガー突起(36、37)を
    含んでいる、請求項3記載のカップリング。
  5. 【請求項5】 上記スプリットロックリング(30)が第1
    カップリング部材(10)上に保持されており、第1カップ
    リング部材(10)は、スプリットロックリング(30)を保持
    する保持手段を備えている、請求項1記載のカップリン
    グ。
  6. 【請求項6】 上記第1カップリング部材(10)およびス
    プリットロックリング(30)が一体的に構成されている、
    請求項1記載のカップリング。
  7. 【請求項7】 体の開口部を包囲する第1および第2の
    カップリング部材(10、20)と、第1のカップリング部材
    (10)に設けられた可撓性のスプリットロックリング(30)
    と、を備える医療器具用のカップリングであって、 第1および第2のカップリング部材(10、20)は、スプリ
    ットロックリング(30)によって着脱自在に組付け可能で
    あって、 第1カップリング部材(10)は、スプリットロックリング
    (30)を保持する保持手段を備えており、該保持手段は、
    スプリットロックリング(30)に外力が作用したときに該
    リング(30)が拡径することを許容し、 スプリットロックリング(30)は、拡径して第2カップリ
    ング部材(20)を離し、該カップリングが外されることを
    許容する、カップリング。
  8. 【請求項8】 上記保持手段は、第1カップリング部材
    (10)から突出する保持用ラグ(13)を少なくとも1つ含
    む、請求項7記載のカップリング。
  9. 【請求項9】 上記第1カップリング部材(10)は、各保
    持用ラグ(13)に関連する開口部(14)を備える、請求項8
    記載のカップリング。
  10. 【請求項10】 上記第1カップリング部材(10)および
    スプリットロックリング(30)が一体的に構成されてい
    る、請求項7記載のカップリング。
  11. 【請求項11】 上記スプリットロックリング(30)は、
    可撓性ウェブ(31)によって第1カップリング部材(10)に
    連接されている、請求項10記載のカップリング。
  12. 【請求項12】 上記可撓性ウェブ(31)は、スプリット
    ロックリング(30)を第1カップリング部材(10)上に折り
    畳むことを許容するヒンジ部を備えている、請求項11記
    載のカップリング。
  13. 【請求項13】 上記スプリットロックリング(30)およ
    び第2カップリング部材(20)の少なくともいずれか一方
    が、両者の係合を容易ならしめるテーパ面(41、24)を有
    している、請求項7記載のカップリング。
  14. 【請求項14】 上記第1カップリング部材(10)が医療
    用グレードの接着パッド(15)に取り付けられている、請
    求項7記載のカップリング。
  15. 【請求項15】 人工的開口部に対して使用される、請
    求項7記載のカップリング。
  16. 【請求項16】 上記第1カップリング部材(10)が体側
    カップリング部材であって、第2カップリング部材(20)
    がバッグ側カップリング部材である、請求項15記載のカ
    ップリング。
JP10007706A 1997-01-17 1998-01-19 開口部のカップリング Pending JPH10305055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9700914 1997-01-17
GB9700914A GB2310604B (en) 1997-01-17 1997-01-17 Orifice coupling

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10305055A true JPH10305055A (ja) 1998-11-17

Family

ID=10806138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10007706A Pending JPH10305055A (ja) 1997-01-17 1998-01-19 開口部のカップリング

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5957905A (ja)
EP (1) EP0853933B1 (ja)
JP (1) JPH10305055A (ja)
AU (1) AU720589B2 (ja)
CA (1) CA2227343A1 (ja)
DE (1) DE69817632T2 (ja)
DK (1) DK0853933T3 (ja)
ES (1) ES2210667T3 (ja)
GB (1) GB2310604B (ja)
ZA (1) ZA98349B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536438A (ja) * 2007-08-16 2010-12-02 コンバテック テクノロジーズ インコーポレイテッド オストミー連結のためのアダプタ

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK173488B1 (da) * 2000-01-07 2000-12-18 Biotap As Stomipose med kobling
DK173652B1 (da) * 2000-07-31 2001-05-21 Biotap As Klemme til med en klemkraft løsbart at montere en indretning på et fortrinsvis ringformet implantat
WO2010060115A1 (en) * 2008-11-19 2010-05-27 Convatec Technologies Inc. Ostomy pouch appliance
WO2012052032A1 (en) * 2010-10-20 2012-04-26 Coloplast A/S Ostomy bag with outer rotatable adhesive fitting wafer
CN103561696B (zh) * 2011-07-01 2016-05-11 科洛普拉斯特公司 用于造口术器具的联接件
BR112014020900B1 (pt) * 2012-03-06 2021-06-01 Coloplast A/S Anel de travamento para um acoplamento para um aparelho de ostomia, acoplamento para um saco de ostomia, e, aparelho de ostomia
JP6574418B2 (ja) 2013-07-23 2019-09-11 コンバテック・テクノロジーズ・インコーポレイテッドConvatec Technologies Inc 成形接着剤ウエハー
GB202002393D0 (en) * 2020-02-20 2020-04-08 Convatec Ltd An astomy appliance coupling assembly

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4294252A (en) * 1979-11-05 1981-10-13 Eystein Einset Ostomy device
US5026360A (en) * 1989-06-27 1991-06-25 E. R. Squibb & Sons Clamping systems for two piece ostomy device
DK361889D0 (da) * 1989-07-21 1989-07-21 Coloplast As Laasbar kobling til opsamlingsorganer og lukkeorganer for legemsaabninger
US5098241A (en) * 1991-02-05 1992-03-24 Xyzyx International Corp. Variable length telescopic connector and method for use
GB2261376B (en) * 1991-10-22 1995-11-29 Simpla Plastics An annular connector
GB2273049B (en) * 1992-11-19 1996-10-09 Squibb & Sons Inc Ostomy appliance
GB2289221B (en) * 1994-05-06 1997-08-20 Squibb & Sons Inc Ostomy coupling
DK0737456T3 (da) * 1995-04-13 2004-10-04 Bristol Myers Squibb Co Ostomikobling
GB9507666D0 (en) * 1995-04-13 1995-05-31 Squibb & Sons Inc Ostomy coupling

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536438A (ja) * 2007-08-16 2010-12-02 コンバテック テクノロジーズ インコーポレイテッド オストミー連結のためのアダプタ

Also Published As

Publication number Publication date
ES2210667T3 (es) 2004-07-01
DE69817632D1 (de) 2003-10-09
DK0853933T3 (da) 2003-12-22
US5957905A (en) 1999-09-28
GB2310604B (en) 1998-03-04
GB9700914D0 (en) 1997-03-05
AU5208998A (en) 1998-07-23
EP0853933A1 (en) 1998-07-22
GB2310604A (en) 1997-09-03
CA2227343A1 (en) 1998-07-17
EP0853933B1 (en) 2003-09-03
ZA98349B (en) 1999-07-15
AU720589B2 (en) 2000-06-08
DE69817632T2 (de) 2004-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5647861A (en) Ostomy coupling
US4460363A (en) Ostomy bag
JP6000964B2 (ja) 排出制御式ストーマ装具および成形可能な粘着ウェーハ
JP3423636B2 (ja) 分配用バルブ
JP2582819B2 (ja) 人工肛門用袋カップリング
AU722363B2 (en) An ostomy coupling
JP3853425B2 (ja) カップリング
JP2000504968A (ja) 挿入手段を備えたコンタクトレンズ容器装置
JP2649725B2 (ja) 医療および外科用捕集バッグアッセンブリ
JPH10305055A (ja) 開口部のカップリング
EP1013250B1 (en) Ostomy coupling
US5364379A (en) Stoma equipment
JPH03168146A (ja) 人工肛門用カップリング
JP3853422B2 (ja) 人工肛門具のカップリング
JP3569552B2 (ja) 男性用失禁装置
JPH0626554B2 (ja) 人工肛門用具
JPH10305054A (ja) オストミーバッグの排出孔バルブ
EP0730852A2 (en) Ostomy coupling
JPH04261654A (ja) ストマ装置
JP3865833B2 (ja) 人工開口用のオストミー・カップリング
JPS6214844Y2 (ja)
MXPA98000516A (en) Coupling of orifi
JPS6214846Y2 (ja)
JP3737153B2 (ja) 人工肛門具のカップリング
JP3571816B2 (ja) 化粧用コンパクト容器