JPH10304702A - 代掻作業機の均平・土寄せ切換え装置 - Google Patents
代掻作業機の均平・土寄せ切換え装置Info
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- JPH10304702A JPH10304702A JP9114664A JP11466497A JPH10304702A JP H10304702 A JPH10304702 A JP H10304702A JP 9114664 A JP9114664 A JP 9114664A JP 11466497 A JP11466497 A JP 11466497A JP H10304702 A JPH10304702 A JP H10304702A
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Abstract
態とに少ない動力で確実に切換え可能とし、遠隔操作を
可能にする。 【解決手段】 均平板の上面に一端を枢支したロッドの
他端を、基端を本体側に枢支した回動アームの先端に枢
着し、この回動アームに設けた係合ピンに対して嵌合・
嵌合離脱可能の嵌合溝を先端に有するプレートを、上記
回動アームの枢支位置とは別の位置に枢支し、該プレー
トの基端部に油圧シリンダのピストンを連結して、該油
圧シリンダの伸縮作動により上記プレートを回動させて
その嵌合部を上記係合ピンに対して嵌合・嵌合離脱さ
せ、上記均平板を均平状態と土寄せ状態とに切換えるよ
うにした。
Description
3点リンクヒッチ機構を介して長さ方向中央部分を昇降
可能に装着し、該中央部分に対し左右両側に延出してい
る作業部の後方に均平板を上下回動自在に枢支し、該均
平板を均平状態と土寄せ状態とに切換え可能にした代掻
作業機の均平・土寄せ切換え装置に関する。
チ機構を介して作業機の長さ方向中央部分を昇降可能に
装着し、この中央部分から左右両側に延出する作業部を
有し、該作業部の後方に均平板を上下回動自在に枢支し
て、該均平板を均平状態と土寄せ状態とに切換え可能と
した代掻作業機が周知である。
においては、均平板を均平状態と土寄せ状態とに切換え
る際、人力による切換えのほか、機械的切換え手段とし
て、カム状のリンクの動きを利用したものなどがある
が、人力による切換えは面倒であり、また、カム状のリ
ンクを利用したものでは動きが悪く、大きな動力を要し
て遠隔操作が困難である、といった問題点があった。
とに切換える操作が少ない動力で確実に行え、遠隔操作
を可能にした代掻作業機の均平・土寄せ切換え装置を提
供することを目的とする。
めに本発明は、トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構
を介して作業機の長さ方向中央部分を昇降可能に装着
し、この中央部分から左右両側に延出する作業部を有
し、該作業部の後方に均平板を上下回動自在に枢支し
て、該均平板を均平状態と土寄せ状態とに切換え可能と
した代掻作業機において、上記均平板の上面に一端を枢
支したロッドの他端を、基端を本体側に枢支した回動ア
ームの先端に枢着し、この回動アームに設けた係合ピン
に対して嵌合・嵌合離脱可能の嵌合溝を先端に有するプ
レートを、上記回動アームの枢支位置とは別の位置に枢
支し、該プレートの基端部に油圧シリンダのピストンを
連結して、該油圧シリンダの伸縮作動により上記プレー
トを回動させてその嵌合部を上記係合ピンに対して嵌合
・嵌合離脱させ、上記均平板を均平状態と土寄せ状態と
に切換えるようにしたことを特徴としている。
土寄せ切換え装置は、油圧シリンダの伸縮作動によりプ
レートを回動させ、プレートの嵌合部を回動アームの係
合ピンに対して嵌合・嵌合離脱させ、均平板を均平状態
と土寄せ状態とに容易に切換える。そして、油圧シリン
ダを遠隔操作することにより、トラクタを操縦して代掻
作業を行いながら均平、土寄せ作業の切換えが行える。
の図面を参照して具体的に説明する。図において、符号
1は左右方向の長さが長く(この実施例では3770m
m)砕土・代掻機能を持つ代掻ハローである。この代掻
ハロー1の前部には、図示しないが、トラクタのトップ
リンクとロアーリンクとからなる周知の3点リンクヒッ
チ機構に連結される,トラクタへの連結部2が設けら
れ、代掻ハロー1はトラクタの後部に昇降可能に装着さ
れる。また、トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジ
ョイント、伝動シャフト等を介して、代掻ハロー1の前
側中央部に設けられた変速ギヤボックス3に、入力軸3
aを介して動力が伝達される。
00mm)と左右の作業機部分5L,5R(長さ=各9
30mm)とに3分割され、中央部分4の左右の端部と
左右の作業機部分5L,5Rの内端部とをそれぞれ回転
軸(回転支点)6,6によりほぼ180°回転可能に連
結し、上記中央部分4の背面4aと左右の作業機部分5
L,5Rの背面5La,5Raとを重ね合わせるように
して折り畳み可能としている。図面でも示すように、中
央部分4の長さに対し左右の作業機部分5L,5Rの長
さをほぼ2分の1としている。作業機部分5L,5Rは
左右対称であり、同じ構成であるので一方の作業機部分
5Lについて説明する。
フレームを兼ね、伝動シャフト7,7aを内装した伝動
フレーム8,8aが設けられている。この伝動フレーム
8,8aから、中央部分4においてはトラクタのタイヤ
Tの後方に位置して、また、作業機部分5L,5Rにお
いては外側端に位置して、それぞれチェン伝動ケース9
を垂設している。これら各チェン伝動ケース9の下端部
と伝動フレーム8,8aからチェン伝動ケース9と対向
して垂設した支持フレーム10の下端部との間にロータ
リ軸11が軸架されている。ロータリ軸11の軸周には
多数の砕土・代掻爪12が取付けられて砕土・代掻ロ−
タ13を構成している。
る部分にはドッグクラッチ14が設けられていて、図1
に示す代掻ハロー1全体が作業状態のときはドッグクラ
ッチ14が接続され、左右の作業機部分5L,5Rを回
転軸6を中心に回動して中央部分4上に折り畳むときに
ドッグクラッチ14が切断される。砕土・代掻ロ−タ1
3の上方は、本体フレームに支持されたシールドカバー
15により覆われており、このシールドカバー15の後
端部に、後端位置にレベラー(均平板)17を枢支した
エプロン16の上端部が上下方向に回動自在に枢着され
ている。レベラー17の折り畳み対向部分は、上記回転
軸6の軸心とほぼ等しい軸心で回動するヒンジ18によ
り連結されている。また、レベラー17は、土壌を均平
する均平位置と土壌を掻き寄せる土寄せ位置とに変位可
能である。
はガイド溝19aを有するガイド板19が固設され、こ
のガイド板19の上側に、一端に上記ガイド溝19aに
嵌挿されるガイドピン20aを有し、他端を中央部分4
側に軸20bにより左右方向に回転可能に軸支され、く
字状に屈曲した回転アーム20を設け、この回転アーム
20の中間部と伝動フレーム8との間に油圧シリンダ2
1を介装し、この油圧シリンダ21の伸縮作動により作
業機部分5Lを作業位置と折り畳み位置とに回動させ
る。作業機部分5Lを作業位置にしたときにはロック装
置22によりロックされる。
分4上に折り畳んだとき、中央部分4の左右両端の支持
フレーム10には、車輪付スタンド23が着脱可能に設
けられる。また、上記各各チェン伝動ケース9の下方に
は残耕処理装置が設けられている。
7aによりエプロン16の下端部に上下回動自在に枢支
され、均平板17の上面に設けたブラケット17bにロ
ッド28の一端を枢支している。このロッド28の他端
は、基端を軸26aを介して本体側に枢支した二股状の
回動アーム26の先端にピン26bにより枢着されてい
る。この回動アーム26に設けた係合ピン27に対して
嵌合・嵌合離脱可能の嵌合溝24bを先端に有するプレ
ート24を、上記回動アーム26の軸26aとは別の位
置に軸24aにより枢支し、該プレート24の基端側を
油圧シリンダ25のピストンにピン25aにより連結し
て、この油圧シリンダ25の伸縮作動により上記プレー
ト24を回動させてその嵌合部24bを上記係合ピン2
7に対して嵌合・嵌合離脱させ、上記均平板17を均平
状態と土寄せ状態とに切換える。
の均平・土寄せ切換え装置よれば、均平板の上面に一端
を枢支したロッドの他端を、基端を本体側に枢支した回
動アームの先端に枢着し、この回動アームに設けた係合
ピンに対して嵌合・嵌合離脱可能の嵌合溝を先端に有す
るプレートを、上記回動アームの枢支位置とは別の位置
に枢支し、該プレートの基端部に油圧シリンダのピスト
ンを連結して、該油圧シリンダの伸縮作動により上記プ
レートを回動させてその嵌合部を上記係合ピンに対して
嵌合・嵌合離脱させ、上記均平板を均平状態と土寄せ状
態とに切換えるので、油圧シリンダの伸縮作動によりプ
レートを回動させ、プレートの嵌合部を回動アームの係
合ピンに対して嵌合・嵌合離脱させ、均平板を均平状態
と土寄せ状態とに容易に切換えることができる。そし
て、油圧シリンダを遠隔操作することによって、トラク
タを操縦して代掻作業を行いながら、均平板の均平、土
寄せ作業の切換えを任意に行うことができる。
背面図である。
る。
図、(b)は均平板を土寄せ作業状態にした概略側面図
である。
作業機部分の背面 5Ra 右作業機部分の背面 6 回転軸(回転支点) 7,7a 伝動シャフト 8 伝動フレーム 9 チェン伝動ケース 10 支持フレーム 11 ロータリ軸 12 砕土・代掻爪 13 砕土・代掻ロ−タ 14 ドッグクラッチ 15 シールドカバー 16 エプロン 17 レベラー(均平板) 17a 枢支部 17b
ブラケット 18 ヒンジ 19 ガイド板 19a ガイド溝 20 回転アーム 20a ガイドピン 20b 軸 21,25 油圧シリンダ 25a ピン 22 ロック装置 23 車輪付スタンド 24 プレート 24a 軸 24b 嵌合溝 26 回動アーム 26a 軸 26b ピン 27 係合ピン 28 ロッド T トラクタのタイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構
を介して作業機の長さ方向中央部分を昇降可能に装着
し、この中央部分から左右両側に延出する作業部を有
し、該作業部の後方に均平板を上下回動自在に枢支し
て、該均平板を均平状態と土寄せ状態とに切換え可能と
した代掻作業機において、 上記均平板の上面に一端を枢支したロッドの他端を、基
端を本体側に枢支した回動アームの先端に枢着し、この
回動アームに設けた係合ピンに対して嵌合・嵌合離脱可
能の嵌合溝を先端に有するプレートを、上記回動アーム
の枢支位置とは別の位置に枢支し、該プレートの基端部
に油圧シリンダのピストンを連結して、該油圧シリンダ
の伸縮作動により上記プレートを回動させてその嵌合部
を上記係合ピンに対して嵌合・嵌合離脱させ、上記均平
板を均平状態と土寄せ状態とに切換えるようにしたこと
を特徴とする代掻作業機の均平・土寄せ切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11466497A JP3524324B2 (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 代掻作業機の均平・土寄せ切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11466497A JP3524324B2 (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 代掻作業機の均平・土寄せ切換え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304702A true JPH10304702A (ja) | 1998-11-17 |
JP3524324B2 JP3524324B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=14643499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11466497A Expired - Fee Related JP3524324B2 (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 代掻作業機の均平・土寄せ切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3524324B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008005796A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Sasaki Corporation | 耕耘装置の整地板作動リンク機構 |
JP2020025531A (ja) * | 2018-08-18 | 2020-02-20 | 株式会社ササキコーポレーション | 折畳み式砕土装置 |
JP2022060515A (ja) * | 2018-08-18 | 2022-04-14 | 株式会社ササキコーポレーション | 折畳み式砕土装置 |
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JPH0994002A (ja) * | 1995-09-30 | 1997-04-08 | Sasaki Corp:Kk | 農用砕土機 |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP11466497A patent/JP3524324B2/ja not_active Expired - Fee Related
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