JPH10304432A - 所在場所管理システム - Google Patents
所在場所管理システムInfo
- Publication number
- JPH10304432A JPH10304432A JP9113103A JP11310397A JPH10304432A JP H10304432 A JPH10304432 A JP H10304432A JP 9113103 A JP9113103 A JP 9113103A JP 11310397 A JP11310397 A JP 11310397A JP H10304432 A JPH10304432 A JP H10304432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile station
- identification code
- base station
- information table
- location
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】施設内での各個人の所在場所を集中管理する。
【解決手段】PHSのプロトコルを用いた移動局PSj
と交信可能な自営用の基地局CSi(i=1,2,…
…)を施設内に複数設ける。センタ装置CNTは、各基
地局CSiを集中管理し、移動局PSj(j=1,2,
……)から位置登録が要求されると、個人情報テーブル
TBIおよびエリア管理テーブルTBAを用いて、個人
情報と基地局CSiの設置場所とを対応付ける。したが
って、基地局CSiの交信エリアARiの精度で各移動
局PSjの位置がわかる。
と交信可能な自営用の基地局CSi(i=1,2,…
…)を施設内に複数設ける。センタ装置CNTは、各基
地局CSiを集中管理し、移動局PSj(j=1,2,
……)から位置登録が要求されると、個人情報テーブル
TBIおよびエリア管理テーブルTBAを用いて、個人
情報と基地局CSiの設置場所とを対応付ける。したが
って、基地局CSiの交信エリアARiの精度で各移動
局PSjの位置がわかる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各個人の所在場所
を集中管理することによって各種サービスを行なうこと
ができるようにした所在場所管理システムに関するもの
である。
を集中管理することによって各種サービスを行なうこと
ができるようにした所在場所管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種施設内での個人の存在場
所を無線により監視して、施設内の各種設備の管理や施
設内での個人の安全を管理する管理システムが提案され
ている。この種の管理システムでは施設内の個人に各別
に識別可能な無線式の移動局を所持させることが要求さ
れ、この種の要求を比較的容易に満たすことができるこ
とから、移動局としてPHSの技術を適用することが考
えられている。
所を無線により監視して、施設内の各種設備の管理や施
設内での個人の安全を管理する管理システムが提案され
ている。この種の管理システムでは施設内の個人に各別
に識別可能な無線式の移動局を所持させることが要求さ
れ、この種の要求を比較的容易に満たすことができるこ
とから、移動局としてPHSの技術を適用することが考
えられている。
【0003】図16はPHSの技術を用いた基本的な管
理システムの概略を示すものであって、複数の基地局C
Si(i=1,2,……)がセンタ装置CNTに有線で
接続され、センタ装置CNTは公衆網NTに接続され
る。各基地局CSiは、それぞれの交信エリアARi
(i=1,2,……)内に存在する移動局PSj(j=
1,2,……)との間で無線による情報の双方向の伝送
が可能になっている。ここに、移動局PSjと基地局C
Siとの間の無線信号はPHSのプロトコルに準拠した
方式で伝送される。また、各基地局CSiにはそれぞれ
固有の識別符号(CS−IDという)が付与され、移動
局PSjにもそれぞれ固有の識別符号(PS番号とい
う)が付与されている。各移動局PSjがどの基地局C
Siの交信エリアARiに存在しているかの対応関係
は、移動局PSjと基地局CSiとの間の無線による情
報の伝送によってセンタ装置CNTが管理しており、こ
の対応関係は位置登録情報データベースDBPに格納さ
れる。すなわち、位置登録情報データベースDBPに
は、移動局PSjのPS番号と基地局CSiのCS−I
D(交信エリアARiを示すからエリア情報になる)と
を対応付けた位置登録情報テーブルTBPが格納され
る。
理システムの概略を示すものであって、複数の基地局C
Si(i=1,2,……)がセンタ装置CNTに有線で
接続され、センタ装置CNTは公衆網NTに接続され
る。各基地局CSiは、それぞれの交信エリアARi
(i=1,2,……)内に存在する移動局PSj(j=
1,2,……)との間で無線による情報の双方向の伝送
が可能になっている。ここに、移動局PSjと基地局C
Siとの間の無線信号はPHSのプロトコルに準拠した
方式で伝送される。また、各基地局CSiにはそれぞれ
固有の識別符号(CS−IDという)が付与され、移動
局PSjにもそれぞれ固有の識別符号(PS番号とい
う)が付与されている。各移動局PSjがどの基地局C
Siの交信エリアARiに存在しているかの対応関係
は、移動局PSjと基地局CSiとの間の無線による情
報の伝送によってセンタ装置CNTが管理しており、こ
の対応関係は位置登録情報データベースDBPに格納さ
れる。すなわち、位置登録情報データベースDBPに
は、移動局PSjのPS番号と基地局CSiのCS−I
D(交信エリアARiを示すからエリア情報になる)と
を対応付けた位置登録情報テーブルTBPが格納され
る。
【0004】移動局PSjの位置は、以下の手順により
検出される。PHSの無線区間ではTDMA方式により
データを多重化して伝送しており、1フレームには8個
のタイムスロットが設けられている。8スロットのうち
4個は基地局CSiから移動局PSjへの下りチャネル
であり、残りの4個が移動局PSjから基地局CSiへ
の上りチャネルである。つまり、4チャネルが使用可能
になっている。さらに、4チャネルのうちの1チャネル
は制御信号を伝送するための制御チャネルであり、残り
の3チャネルが通信用の通信チャネルとして用いられ
る。
検出される。PHSの無線区間ではTDMA方式により
データを多重化して伝送しており、1フレームには8個
のタイムスロットが設けられている。8スロットのうち
4個は基地局CSiから移動局PSjへの下りチャネル
であり、残りの4個が移動局PSjから基地局CSiへ
の上りチャネルである。つまり、4チャネルが使用可能
になっている。さらに、4チャネルのうちの1チャネル
は制御信号を伝送するための制御チャネルであり、残り
の3チャネルが通信用の通信チャネルとして用いられ
る。
【0005】しかして、図17に示すように、各基地局
CSiは、制御チャネルを用いてエリア情報(スーパー
フレーム情報)を交信エリアARi内に間欠的に送信し
続けている(1)。いま、移動局PSjが、電源をオフ
からオンにするか、あるいは異なる基地局CSiの交信
エリアARiに移動すると(捕捉した基地局CSiのC
S−IDが前のものと異なると)、位置登録情報テーブ
ルTBPを更新させるために、移動局PSjは位置登録
要求を基地局CSiに通知する(2)。つまり、位置登
録が開始される。位置登録要求を受けた基地局CSi
は、移動局PSjに対して正当な移動局PSjか否かを
確認するために基地局CSiの内部で認証乱数(R)を
発生し、認証内容を含んだメッセージである認証要求を
移動局PSiに対して送出する(3)。移動局PSjは
基地局CSiから受信した認証乱数(R)に基づいて、
あらかじめ定められている認証演算を実行した後、認証
演算結果(C)を記録するとともに、認証演算結果
(C)を含むメッセージである認証応答を基地局CSi
に返送する(4)。次に、認証演算結果(C)を受け取
った基地局CSiは、移動局PSjに送信した認証乱数
(R)を移動局PSjから受信した認証演算結果(C)
とともにセンタ装置CNTに位置登録認証要求として通
知する(5)。センタ装置CNTでは、基地局CSiか
らの認証乱数(R)および認証演算結果(C)に基づい
て移動局PSjが正当な移動局であることを確認すると
(位置登録認証)、位置登録情報データベースDBPに
移動局PSjおよび基地局CSiを登録する(位置登録
情報DB更新)。センタ装置CNTは位置登録情報デー
タベースDBPへの登録が終了すると、位置登録認証応
答を基地局CSiに返送して登録完了を基地局に通知す
る(6)。基地局CSiではセンタ装置CNTからの位
置登録認証応答を受信すると、位置登録要求を行なった
移動局PSjに対して位置登録受付を通知し(7)、位
置登録が完了したことを知らせる。つまり、位置登録が
完了する。以上の(2)〜(7)の処理を位置登録処理
と呼ぶ。
CSiは、制御チャネルを用いてエリア情報(スーパー
フレーム情報)を交信エリアARi内に間欠的に送信し
続けている(1)。いま、移動局PSjが、電源をオフ
からオンにするか、あるいは異なる基地局CSiの交信
エリアARiに移動すると(捕捉した基地局CSiのC
S−IDが前のものと異なると)、位置登録情報テーブ
ルTBPを更新させるために、移動局PSjは位置登録
要求を基地局CSiに通知する(2)。つまり、位置登
録が開始される。位置登録要求を受けた基地局CSi
は、移動局PSjに対して正当な移動局PSjか否かを
確認するために基地局CSiの内部で認証乱数(R)を
発生し、認証内容を含んだメッセージである認証要求を
移動局PSiに対して送出する(3)。移動局PSjは
基地局CSiから受信した認証乱数(R)に基づいて、
あらかじめ定められている認証演算を実行した後、認証
演算結果(C)を記録するとともに、認証演算結果
(C)を含むメッセージである認証応答を基地局CSi
に返送する(4)。次に、認証演算結果(C)を受け取
った基地局CSiは、移動局PSjに送信した認証乱数
(R)を移動局PSjから受信した認証演算結果(C)
とともにセンタ装置CNTに位置登録認証要求として通
知する(5)。センタ装置CNTでは、基地局CSiか
らの認証乱数(R)および認証演算結果(C)に基づい
て移動局PSjが正当な移動局であることを確認すると
(位置登録認証)、位置登録情報データベースDBPに
移動局PSjおよび基地局CSiを登録する(位置登録
情報DB更新)。センタ装置CNTは位置登録情報デー
タベースDBPへの登録が終了すると、位置登録認証応
答を基地局CSiに返送して登録完了を基地局に通知す
る(6)。基地局CSiではセンタ装置CNTからの位
置登録認証応答を受信すると、位置登録要求を行なった
移動局PSjに対して位置登録受付を通知し(7)、位
置登録が完了したことを知らせる。つまり、位置登録が
完了する。以上の(2)〜(7)の処理を位置登録処理
と呼ぶ。
【0006】移動局PSjは上述の手順で基地局CSi
からの位置登録受付を受信すると、待ち受け状態にな
り、基地局CSiからの制御チャネルの内容を受信し
(8)、各種サービスを待つ状態になる。また、この状
態で制御チャネルで伝送されるCS−IDが変わると、
上述した位置登録処理(2)〜(7)を再実行する。一
方、公衆綱を通していずれかの移動局PSjが呼び出さ
れると、センタ装置CNTは位置登録情報データベース
DBPを用いることにより、どの基地局CSiの交信エ
リアARi内にその移動局PSjが存在するかを検索
し、検索された基地局CSiを通して移動局PSjを呼
び出すのである。
からの位置登録受付を受信すると、待ち受け状態にな
り、基地局CSiからの制御チャネルの内容を受信し
(8)、各種サービスを待つ状態になる。また、この状
態で制御チャネルで伝送されるCS−IDが変わると、
上述した位置登録処理(2)〜(7)を再実行する。一
方、公衆綱を通していずれかの移動局PSjが呼び出さ
れると、センタ装置CNTは位置登録情報データベース
DBPを用いることにより、どの基地局CSiの交信エ
リアARi内にその移動局PSjが存在するかを検索
し、検索された基地局CSiを通して移動局PSjを呼
び出すのである。
【0007】以上の説明から明らかなように、位置登録
情報データベースDBPにおいて基地局CSiのCS−
IDに基地局CSiの設置場所を対応付けておけば、セ
ンタ装置CNTによって各移動局PSjの位置を基地局
CSiの設置場所程度の精度で管理することが可能にな
る。
情報データベースDBPにおいて基地局CSiのCS−
IDに基地局CSiの設置場所を対応付けておけば、セ
ンタ装置CNTによって各移動局PSjの位置を基地局
CSiの設置場所程度の精度で管理することが可能にな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各種の施設
(主としてビル)内での個人の存在場所を監視すること
によって実施することができる管理項目や処理項目とし
ては、以下のようなものが考えられる。まず、ビル内の
各オフィスでそれぞれの従業員の所在場所を管理する場
所管理がある。この種の場所管理は、オフィスに設置し
た出退表示盤に個々の従業員が行先を手で記入すること
で行なわれているのが現状である。したがって、従業員
がオフィスから出るときに記入し忘れたりすると、従業
員の実際の所在場所と出遅表示盤に記入されている場所
とが異なることになり、従業員との連絡がとれなくなる
場合が生じる。
(主としてビル)内での個人の存在場所を監視すること
によって実施することができる管理項目や処理項目とし
ては、以下のようなものが考えられる。まず、ビル内の
各オフィスでそれぞれの従業員の所在場所を管理する場
所管理がある。この種の場所管理は、オフィスに設置し
た出退表示盤に個々の従業員が行先を手で記入すること
で行なわれているのが現状である。したがって、従業員
がオフィスから出るときに記入し忘れたりすると、従業
員の実際の所在場所と出遅表示盤に記入されている場所
とが異なることになり、従業員との連絡がとれなくなる
場合が生じる。
【0009】他の管理項目には、各オフィスで従業員の
出勤時刻および退社時刻を管理する勤務時間管理があ
る。この種の勤務時間管理にはタイムカードを用いるこ
とが多いが、出退表示盤に各従業員が記入する場合もあ
る。いずれにしても従業員自身の作業によって管理され
るものであるから、タイムカードの押し忘れや出退表示
盤への記入忘れが生じる可能性がある。また、各従業員
ごとにパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う)が与えられているようなオフィスでは、従業員がパ
ソコンの電源を投入した時刻を出勤時刻とし、パソコン
の電源を切った時刻を退社時刻とすることにより、出勤
時刻および退社時刻を自動的に管理することも考えられ
ている。しかしながら、従業員が出勤してもすぐにパソ
コンの電源を投入するとは限らないから、実際の勤務時
間に一致しない場合が生じる。
出勤時刻および退社時刻を管理する勤務時間管理があ
る。この種の勤務時間管理にはタイムカードを用いるこ
とが多いが、出退表示盤に各従業員が記入する場合もあ
る。いずれにしても従業員自身の作業によって管理され
るものであるから、タイムカードの押し忘れや出退表示
盤への記入忘れが生じる可能性がある。また、各従業員
ごとにパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う)が与えられているようなオフィスでは、従業員がパ
ソコンの電源を投入した時刻を出勤時刻とし、パソコン
の電源を切った時刻を退社時刻とすることにより、出勤
時刻および退社時刻を自動的に管理することも考えられ
ている。しかしながら、従業員が出勤してもすぐにパソ
コンの電源を投入するとは限らないから、実際の勤務時
間に一致しない場合が生じる。
【0010】また、処理項目には、従業員に対して電話
を取り次ぐ電話管理がある。一般には、電話をかけられ
た従業員が不在であれば電話をとった人の判断によって
対応しているのが現状であり、必ずしも適切な対応がで
きるとは限らないという問題がある。そこで、特開平6
−70036号公報には従業員の所在場所や従業員の希
望に応じて内線電話を転送したり対応方法を設定したり
することができるようにする技術が提案されている。し
かしながら、上記公報に記載の技術では、従業員のスケ
ジュールなどに合わせた対応方法までは考慮されていな
いものであり、重要会議中など電話が転送されると不都
合な場合まで考慮されているものではない。
を取り次ぐ電話管理がある。一般には、電話をかけられ
た従業員が不在であれば電話をとった人の判断によって
対応しているのが現状であり、必ずしも適切な対応がで
きるとは限らないという問題がある。そこで、特開平6
−70036号公報には従業員の所在場所や従業員の希
望に応じて内線電話を転送したり対応方法を設定したり
することができるようにする技術が提案されている。し
かしながら、上記公報に記載の技術では、従業員のスケ
ジュールなどに合わせた対応方法までは考慮されていな
いものであり、重要会議中など電話が転送されると不都
合な場合まで考慮されているものではない。
【0011】他の処理項目としては、上述のように各従
業員にPHSの移動局PSjを携帯させて各種の管理を
行なう場合であって、各移動局PSjの異常を管理する
移動局の状態管理がある。ここに、移動局PSjの異常
とは、故障やバッテリー切れのほか、移動局PSjの電
源投入忘れや置き忘れを含む。このような移動局の状態
管理を行なわないと、従業員の所在場所と移動局PSj
の位置とを対応付けることができなくなり、上述した場
所管理や勤務時間管理を正確に行なうことができなくな
る。
業員にPHSの移動局PSjを携帯させて各種の管理を
行なう場合であって、各移動局PSjの異常を管理する
移動局の状態管理がある。ここに、移動局PSjの異常
とは、故障やバッテリー切れのほか、移動局PSjの電
源投入忘れや置き忘れを含む。このような移動局の状態
管理を行なわないと、従業員の所在場所と移動局PSj
の位置とを対応付けることができなくなり、上述した場
所管理や勤務時間管理を正確に行なうことができなくな
る。
【0012】さらに他の管理項目には、施設内を巡回す
る警備員が異常事態に遭遇していないか否かを管理する
警備員の行動管理がある。たとえば、警備員は暴漢に教
われる可能性があり、また何らかの原因で倒れることも
あるが、このような異常事態に遭遇したことを管理事務
所で知ることができなければ、さらに大きな事故に発展
したり何らかの被害が発生する可能性がある。そこで、
一般には警備員にはトランシーバを携行させ、警備員と
管理事務所と緊密に連絡を取り合うことによって、異常
事態の発生を未然に防止することが考えられている。し
かしながら、警備員の所在位置は警備員が管理事務所に
報告しなければ管理事務所側で知ることができないか
ら、異常事態が発生したときに管理事務所側では発生場
所をすぐに特定することができず、異常事態への対応が
遅れるという問題を有しているのが現状である。
る警備員が異常事態に遭遇していないか否かを管理する
警備員の行動管理がある。たとえば、警備員は暴漢に教
われる可能性があり、また何らかの原因で倒れることも
あるが、このような異常事態に遭遇したことを管理事務
所で知ることができなければ、さらに大きな事故に発展
したり何らかの被害が発生する可能性がある。そこで、
一般には警備員にはトランシーバを携行させ、警備員と
管理事務所と緊密に連絡を取り合うことによって、異常
事態の発生を未然に防止することが考えられている。し
かしながら、警備員の所在位置は警備員が管理事務所に
報告しなければ管理事務所側で知ることができないか
ら、異常事態が発生したときに管理事務所側では発生場
所をすぐに特定することができず、異常事態への対応が
遅れるという問題を有しているのが現状である。
【0013】別の処理項目としては、美術館や博物館な
どの施設において展示物を説明するアナウンスがある。
たとえば、現状では展示物の説明には展示物の近くに配
置された押釦を押操作することによってアナウンスがな
されるものや、展示物の前に人が立ったことを赤外線セ
ンサなどの人体検知センサによって検出することにより
アナウンスがなされるものがある。しかしながら、いず
れの場合も他の人がアナウンスを聞いている途中である
と、アナウンスを全部聞くことができず、アナウンスを
全部聞こうとすれば、他の人がアナウンスを聞き終わっ
てからアナウンスを再度流さなければならないという不
都合が生じる。
どの施設において展示物を説明するアナウンスがある。
たとえば、現状では展示物の説明には展示物の近くに配
置された押釦を押操作することによってアナウンスがな
されるものや、展示物の前に人が立ったことを赤外線セ
ンサなどの人体検知センサによって検出することにより
アナウンスがなされるものがある。しかしながら、いず
れの場合も他の人がアナウンスを聞いている途中である
と、アナウンスを全部聞くことができず、アナウンスを
全部聞こうとすれば、他の人がアナウンスを聞き終わっ
てからアナウンスを再度流さなければならないという不
都合が生じる。
【0014】さらに別の処理項目としては、許可者以外
が立ち入ることを禁止されている立入禁止区域や所要の
装備がなければ立ち入ることができない危険区域(有害
な科学物質を扱っているなど)などであることを警告す
る侵入警告がある。この種の侵入警告は一般に看板を用
いて示されることが多いが、各個人が看板を見て侵入す
ることができるか否かを自分で判断しなければならない
から、判断を誤って侵入してしまうこともある。
が立ち入ることを禁止されている立入禁止区域や所要の
装備がなければ立ち入ることができない危険区域(有害
な科学物質を扱っているなど)などであることを警告す
る侵入警告がある。この種の侵入警告は一般に看板を用
いて示されることが多いが、各個人が看板を見て侵入す
ることができるか否かを自分で判断しなければならない
から、判断を誤って侵入してしまうこともある。
【0015】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、各個人の所在場所を集中管理するこ
とにより、上述したような場所管理、勤務時間管理、電
話管理、移動局の状態管理、警備員の行動管理、アナウ
ンス、侵入警告などの各種のサービスを不都合なく行な
うことができるようにした所在場所管理システムを提供
することにある。
あり、その目的は、各個人の所在場所を集中管理するこ
とにより、上述したような場所管理、勤務時間管理、電
話管理、移動局の状態管理、警備員の行動管理、アナウ
ンス、侵入警告などの各種のサービスを不都合なく行な
うことができるようにした所在場所管理システムを提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、固有
に設定された第1の識別符号を有し第1の識別符号を無
線によって伝送可能であって各個人が携行する移動局
と、比較的狭い交信エリア内で移動局と無線により交信
可能であって各別に第2の識別符号を有するとともに施
設内に配置された複数の基地局と、基地局を集中管理す
るセンタ装置と、移動局を携行する各個人の所在位置を
表示可能な出退表示盤とを備え、センタ装置は、移動局
と基地局との交信によって対応付けた第1の識別符号と
第2の識別符号との対応関係を格納する位置登録情報テ
ーブルと、第1の識別符号と移動局を携行した各個人の
個人情報とを対応付けた個人情報テーブルと、第2の識
別符号と各基地局の設置場所とを対応付けたエリア情報
テーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人がどの
基地局の交信エリア内に所在するかを検出し、出退表示
盤に表示するものである。この構成によれば、移動局を
携行している各個人の施設内での所在位置を基地局の交
信エリアの精度で知ることが可能になる。
に設定された第1の識別符号を有し第1の識別符号を無
線によって伝送可能であって各個人が携行する移動局
と、比較的狭い交信エリア内で移動局と無線により交信
可能であって各別に第2の識別符号を有するとともに施
設内に配置された複数の基地局と、基地局を集中管理す
るセンタ装置と、移動局を携行する各個人の所在位置を
表示可能な出退表示盤とを備え、センタ装置は、移動局
と基地局との交信によって対応付けた第1の識別符号と
第2の識別符号との対応関係を格納する位置登録情報テ
ーブルと、第1の識別符号と移動局を携行した各個人の
個人情報とを対応付けた個人情報テーブルと、第2の識
別符号と各基地局の設置場所とを対応付けたエリア情報
テーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人がどの
基地局の交信エリア内に所在するかを検出し、出退表示
盤に表示するものである。この構成によれば、移動局を
携行している各個人の施設内での所在位置を基地局の交
信エリアの精度で知ることが可能になる。
【0017】請求項2の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置と、移
動局を携行する各個人の所在位置を表示可能な出退表示
盤とを備え、センタ装置は、移動局と基地局との交信に
よって対応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との
対応関係を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識
別符号と移動局を携行した各個人の個人情報と出入口に
設置した基地局を通過したか否かを示す出入口用基地局
通過フラグとを対応付けた個人情報テーブルと、第2の
識別符号と各基地局の設置場所と基地局が出入口に設置
されているか否かを示す出入口用基地局フラグとを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに出入口を通過した時刻を検出し、各個
人の出退時刻を出退表示盤に表示するものである。この
構成によれば、移動局を携行している各個人の出勤時刻
や退社時刻をセンタ装置で自動的に管理することができ
る。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置と、移
動局を携行する各個人の所在位置を表示可能な出退表示
盤とを備え、センタ装置は、移動局と基地局との交信に
よって対応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との
対応関係を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識
別符号と移動局を携行した各個人の個人情報と出入口に
設置した基地局を通過したか否かを示す出入口用基地局
通過フラグとを対応付けた個人情報テーブルと、第2の
識別符号と各基地局の設置場所と基地局が出入口に設置
されているか否かを示す出入口用基地局フラグとを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに出入口を通過した時刻を検出し、各個
人の出退時刻を出退表示盤に表示するものである。この
構成によれば、移動局を携行している各個人の出勤時刻
や退社時刻をセンタ装置で自動的に管理することができ
る。
【0018】請求項3の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルと、各個人のスケジ
ュール情報と電話に対する応対種別とを対応付けた個人
スケジュール情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに各個人に電話がかかってきた時刻を個
人スケジュール情報テーブルに照合して対応種別を抽出
し、その対応種別に応じて電話に対応するものである。
この構成によれば、かかってきた電話に対し各個人のス
ケジュールに合わせて電話の転送や留守録や保留という
ような各種応対が可能になる。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルと、各個人のスケジ
ュール情報と電話に対する応対種別とを対応付けた個人
スケジュール情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに各個人に電話がかかってきた時刻を個
人スケジュール情報テーブルに照合して対応種別を抽出
し、その対応種別に応じて電話に対応するものである。
この構成によれば、かかってきた電話に対し各個人のス
ケジュールに合わせて電話の転送や留守録や保留という
ような各種応対が可能になる。
【0019】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、個人情報テーブルには個人情報として各個人の職制
や国籍を示す役割が格納されており、センタ装置は各個
人の役割に応じて電話への対応種別の内容を変更するも
のである。この構成によれば、たとえば各個人の国籍に
応じて留守録や保留の際の応答言語を切り換えることが
可能になる。
て、個人情報テーブルには個人情報として各個人の職制
や国籍を示す役割が格納されており、センタ装置は各個
人の役割に応じて電話への対応種別の内容を変更するも
のである。この構成によれば、たとえば各個人の国籍に
応じて留守録や保留の際の応答言語を切り換えることが
可能になる。
【0020】請求項5の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動
局を携行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在
するかを検出するとともに、センタ装置から各移動局に
エリア内存在確認メッセージを定期的に送り、移動局か
らの応答があれば移動局に異常がないとセンタ装置が判
断するものである。この構成によれば、各移動局の電源
断、故障、電池切れなどの異常をセンタ装置で知ること
ができる。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動
局を携行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在
するかを検出するとともに、センタ装置から各移動局に
エリア内存在確認メッセージを定期的に送り、移動局か
らの応答があれば移動局に異常がないとセンタ装置が判
断するものである。この構成によれば、各移動局の電源
断、故障、電池切れなどの異常をセンタ装置で知ること
ができる。
【0021】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、エリア情報テーブルには基地局が出入口に設置され
ているか否かを示す出入口用基地局フラグが格納され、
位置登録情報テーブルには各移動局が直前に交信してい
た基地局における第2の識別符号が格納され、センタ装
置は各移動局にエリア内存在確認メッセージを送ったと
きに移動局からの応答がないときに、エリア情報テーブ
ルと位置登録情報テーブルとを用いてその移動局が直前
に交信していた基地局が出入口に設置されたものである
ときには移動局が施設から外に出たと判断するものであ
る。この構成によれば、移動局から応答がないときでも
移動局の異常か移動局が施設外に出たのかを判断するこ
とが可能になる。
て、エリア情報テーブルには基地局が出入口に設置され
ているか否かを示す出入口用基地局フラグが格納され、
位置登録情報テーブルには各移動局が直前に交信してい
た基地局における第2の識別符号が格納され、センタ装
置は各移動局にエリア内存在確認メッセージを送ったと
きに移動局からの応答がないときに、エリア情報テーブ
ルと位置登録情報テーブルとを用いてその移動局が直前
に交信していた基地局が出入口に設置されたものである
ときには移動局が施設から外に出たと判断するものであ
る。この構成によれば、移動局から応答がないときでも
移動局の異常か移動局が施設外に出たのかを判断するこ
とが可能になる。
【0022】請求項7の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動
局を携行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在
するかを検出し、各移動局の交信する基地局が変化した
ときにその時刻と基地局の設置場所とを移動局に対応付
けて格納する位置登録履歴管理テーブルを設け、センタ
装置では位置登録履歴管理テーブルに基づいて各移動局
を携行した各個人の行動履歴を監視するものである。こ
の構成によれば、各移動局を携行している各個人の行動
履歴を知ることができるから、たとえば警備員に移動局
を携行させ警備員の行動計画と実際の行動履歴とを比較
すれば、警備員が事故に遭遇したようなときに警備員の
所在場所を知って迅速に対処することができる。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動
局を携行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在
するかを検出し、各移動局の交信する基地局が変化した
ときにその時刻と基地局の設置場所とを移動局に対応付
けて格納する位置登録履歴管理テーブルを設け、センタ
装置では位置登録履歴管理テーブルに基づいて各移動局
を携行した各個人の行動履歴を監視するものである。こ
の構成によれば、各移動局を携行している各個人の行動
履歴を知ることができるから、たとえば警備員に移動局
を携行させ警備員の行動計画と実際の行動履歴とを比較
すれば、警備員が事故に遭遇したようなときに警備員の
所在場所を知って迅速に対処することができる。
【0023】請求項8の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セン
タ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付けた
第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納す
る位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を
携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テー
ブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに、各移動局の所在場所にアナウンスの
内容を対応付けたアナウンス情報管理テーブルを用いて
各移動局に音声メッセージによるアナウンスを送るもの
である。この構成によれば、美術館や博物館などの展示
場において、展示物の説明を各個人別に行なうことがで
きる。つまり、展示物の前に到着した人ごとにアナウン
スを開始して過不足のないアナウンスを行なうことが可
能になる。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セン
タ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付けた
第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納す
る位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を
携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テー
ブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに、各移動局の所在場所にアナウンスの
内容を対応付けたアナウンス情報管理テーブルを用いて
各移動局に音声メッセージによるアナウンスを送るもの
である。この構成によれば、美術館や博物館などの展示
場において、展示物の説明を各個人別に行なうことがで
きる。つまり、展示物の前に到着した人ごとにアナウン
スを開始して過不足のないアナウンスを行なうことが可
能になる。
【0024】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、センタ装置から移動局に対して一連のアナウンスを
送った後に移動局から指示されると次のアナウンスを選
択して送るものである。この構成によれば、移動局を携
行している各個人の希望に応じてアナウンスを聞くこと
ができ、アナウンスが不要であればアナウンスを停止さ
せることも可能になる。
て、センタ装置から移動局に対して一連のアナウンスを
送った後に移動局から指示されると次のアナウンスを選
択して送るものである。この構成によれば、移動局を携
行している各個人の希望に応じてアナウンスを聞くこと
ができ、アナウンスが不要であればアナウンスを停止さ
せることも可能になる。
【0025】請求項10の発明は、固有に設定された第
1の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送
可能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交
信エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別
に第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された
複数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを
備え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セ
ンタ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付け
た第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納
する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局
を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テ
ーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所と基地
局の交信エリアで規定された区画への侵入許可者とを対
応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携
行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するか
を検出するとともに、個人情報と侵入許可者とを照合し
て移動局を携行する人が侵入許可者でなければ音声メッ
セージによる警告を報知するものである。この構成によ
れば、区画内への侵入が許可されていない人が侵入しよ
うとすれば警告が報知されるから誤って侵入してしまう
のを防止することができる。
1の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送
可能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交
信エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別
に第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された
複数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを
備え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セ
ンタ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付け
た第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納
する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局
を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テ
ーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所と基地
局の交信エリアで規定された区画への侵入許可者とを対
応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携
行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するか
を検出するとともに、個人情報と侵入許可者とを照合し
て移動局を携行する人が侵入許可者でなければ音声メッ
セージによる警告を報知するものである。この構成によ
れば、区画内への侵入が許可されていない人が侵入しよ
うとすれば警告が報知されるから誤って侵入してしまう
のを防止することができる。
【0026】
(実施形態1)本実施形態は、移動局PSjを携行した
各個人の所在場所を集中管理するものである。なお、以
下で説明する移動局PSjは基本的にはPHS電話機で
あるものとする。基本的な構成は従来の技術として説明
したものと同様であるが、図1に示すように、センタ装
置CNTは位置登録情報データベースDBPに加えて、
出退表示盤ESDを備える。また、位置登録情報データ
ベースDBPは、位置登録情報テーブルTBPのほか
に、個人情報テーブルTBIおよびエリア管理テーブル
TBAを備えている。
各個人の所在場所を集中管理するものである。なお、以
下で説明する移動局PSjは基本的にはPHS電話機で
あるものとする。基本的な構成は従来の技術として説明
したものと同様であるが、図1に示すように、センタ装
置CNTは位置登録情報データベースDBPに加えて、
出退表示盤ESDを備える。また、位置登録情報データ
ベースDBPは、位置登録情報テーブルTBPのほか
に、個人情報テーブルTBIおよびエリア管理テーブル
TBAを備えている。
【0027】個人情報テーブルTBIは、各移動局PS
jを携行する各個人の氏名と所属と役割とを移動局PS
jのPS番号に対応付けたテーブルであって、PS番号
をキーにして検索すれば個人に関する必要な情報を得る
ことができるものである。役割は、職制や国籍などであ
って、所属とは別の各個人の属性である。図示例では個
人情報テーブルTBIに、出入口用基地局通過フラグの
フィールドを設けているが、このフィールドは実施形態
2において用いるものであって、本実施形態においては
設けなくてもよい。また、エリア管理テーブルTBA
は、基地局CSiのCS−IDと基地局CSiの設置場
所(所在地)とを対応付けたテーブルであり、交信エリ
アARiの中に移動局PSjが存在している基地局CS
iのCS−IDをキーにして検索することにより、移動
局PSjの所在範囲を知ることができるようになってい
る。図示例ではエリア管理テーブルTBAに、出入口用
基地局フラグのフィールドを設けているが、このフィー
ルドは実施形態2において用いるものであって、本実施
形態においては設けなくてもよい。
jを携行する各個人の氏名と所属と役割とを移動局PS
jのPS番号に対応付けたテーブルであって、PS番号
をキーにして検索すれば個人に関する必要な情報を得る
ことができるものである。役割は、職制や国籍などであ
って、所属とは別の各個人の属性である。図示例では個
人情報テーブルTBIに、出入口用基地局通過フラグの
フィールドを設けているが、このフィールドは実施形態
2において用いるものであって、本実施形態においては
設けなくてもよい。また、エリア管理テーブルTBA
は、基地局CSiのCS−IDと基地局CSiの設置場
所(所在地)とを対応付けたテーブルであり、交信エリ
アARiの中に移動局PSjが存在している基地局CS
iのCS−IDをキーにして検索することにより、移動
局PSjの所在範囲を知ることができるようになってい
る。図示例ではエリア管理テーブルTBAに、出入口用
基地局フラグのフィールドを設けているが、このフィー
ルドは実施形態2において用いるものであって、本実施
形態においては設けなくてもよい。
【0028】また、出退表示盤ESDはCRTや液晶表
示器のように文字や図形を表示することができるディス
プレイを備えたものであって、位置登録情報データベー
スDBPの検索結果に基づいて、各移動局PSjの存在
範囲(実際には基地局CSiの設置場所)および各移動
局PSjを携行している各個人の勤務時間を表示する機
能を有している。
示器のように文字や図形を表示することができるディス
プレイを備えたものであって、位置登録情報データベー
スDBPの検索結果に基づいて、各移動局PSjの存在
範囲(実際には基地局CSiの設置場所)および各移動
局PSjを携行している各個人の勤務時間を表示する機
能を有している。
【0029】基本的な手順は従来の技術で説明したもの
と同様であるから、相違点を中心として説明する。図2
における(1)〜(8)の処理は従来の技術において説
明した処理と同様である。本実施形態においては、基地
局CSiからセンタ装置CNTへの位置登録認証要求が
あると(5)、PS番号をキーとして個人情報テーブル
TBIから個人情報(氏名、所属、役割)を検索し、P
S番号を用いて位置登録情報テーブルTBPから得た基
地局CSiのCS−IDと個人情報とをリンクさせる。
また、位置登録情報テーブルTBPの各基地局CSiの
CS−IDをキーとしてエリア管理テーブルTBAから
基地局CSiの所在地を検索し、CS−IDを用いて位
置登録情報テーブルTBPから得た移動局PSjのPS
番号と基地局CSiの所在地とをリンクさせる。このよ
うにして、基地局CSiの所在地と個人情報とがリンク
されることになる。ここにおいて、位置登録情報テーブ
ルTBPに個人情報テーブルTBIおよび基地局CSi
の所在地に対応するフィールドを設けておき、個人情報
および所在地を各フィールドに書き込むことによって、
個人情報と所在地とを対応付けるようにしてもよい。
と同様であるから、相違点を中心として説明する。図2
における(1)〜(8)の処理は従来の技術において説
明した処理と同様である。本実施形態においては、基地
局CSiからセンタ装置CNTへの位置登録認証要求が
あると(5)、PS番号をキーとして個人情報テーブル
TBIから個人情報(氏名、所属、役割)を検索し、P
S番号を用いて位置登録情報テーブルTBPから得た基
地局CSiのCS−IDと個人情報とをリンクさせる。
また、位置登録情報テーブルTBPの各基地局CSiの
CS−IDをキーとしてエリア管理テーブルTBAから
基地局CSiの所在地を検索し、CS−IDを用いて位
置登録情報テーブルTBPから得た移動局PSjのPS
番号と基地局CSiの所在地とをリンクさせる。このよ
うにして、基地局CSiの所在地と個人情報とがリンク
されることになる。ここにおいて、位置登録情報テーブ
ルTBPに個人情報テーブルTBIおよび基地局CSi
の所在地に対応するフィールドを設けておき、個人情報
および所在地を各フィールドに書き込むことによって、
個人情報と所在地とを対応付けるようにしてもよい。
【0030】センタ装置CNTでは、上述のようにして
個人情報と基地局CSiの所在地とを対応つけ、基地局
CSiに対して位置登録認証応答を送出した後(6)、
各移動局PSjを携行している各個人の個人情報に基づ
いて所属を抽出し、各所属に応じて配置されている出退
表示盤ESDに対して位置登録情報更新要求を通知し、
各個人の所在地を知らせる(9)。出退表示盤ESDで
は位置登録情報更新要求を受信すると、表示内容を更新
した後(出退表示更新)、センタ装置CNTに表示内容
の更新を完了したことを知らせるために位置登録情報更
新完了を通知する(10)。
個人情報と基地局CSiの所在地とを対応つけ、基地局
CSiに対して位置登録認証応答を送出した後(6)、
各移動局PSjを携行している各個人の個人情報に基づ
いて所属を抽出し、各所属に応じて配置されている出退
表示盤ESDに対して位置登録情報更新要求を通知し、
各個人の所在地を知らせる(9)。出退表示盤ESDで
は位置登録情報更新要求を受信すると、表示内容を更新
した後(出退表示更新)、センタ装置CNTに表示内容
の更新を完了したことを知らせるために位置登録情報更
新完了を通知する(10)。
【0031】以上説明した処理手順によって、移動局P
Sjを携行する各個人の存在場所を各基地局CSiの交
信エリアARiの範囲程度の精度で検出することができ
るのである。ここに、移動局PSjと基地局CSiとの
間の無線区間はPHSのプロトコルに準拠して通信を行
なっており、基地局CSiは自営用基地局として交信エ
リアARiを比較的小さく設定してある。
Sjを携行する各個人の存在場所を各基地局CSiの交
信エリアARiの範囲程度の精度で検出することができ
るのである。ここに、移動局PSjと基地局CSiとの
間の無線区間はPHSのプロトコルに準拠して通信を行
なっており、基地局CSiは自営用基地局として交信エ
リアARiを比較的小さく設定してある。
【0032】(実施形態2)本実施形態は、各移動局P
Sjを携行する各個人の出勤・退社の時刻を管理するも
のである。本実施形態においては、図1における少なく
とも1台の基地局CS1 を施設の出入口に設置してあ
り、他の1台の基地局CS2 を施設内で各個人の所属に
応じた出入口に設置してある。
Sjを携行する各個人の出勤・退社の時刻を管理するも
のである。本実施形態においては、図1における少なく
とも1台の基地局CS1 を施設の出入口に設置してあ
り、他の1台の基地局CS2 を施設内で各個人の所属に
応じた出入口に設置してある。
【0033】また、図2における(1)〜(8)の処理
は実施形態1と同様である。ところで、基地局CSiか
らセンタ装置CNTに対して位置登録認証要求が通知さ
れたときに(5)、センタ装置CNTでは位置登録情報
データベースDBPの個人情報テーブルTBIからPS
番号をキーとして個人情報(氏名、所属、役割)を抽出
するだけではなく、出入口用基地局通過フラグも抽出し
て位置登録情報テーブルTBPにリンクさせる。出入口
用基地局通過フラグは、0、1、2の3値のいずれかを
設定することができ、デフォルト値は0である。出入口
用基地局通過フラグは、0であると移動局PSj(つま
り、移動局PSjを携帯する個人)が施設内に存在しな
いことを示し、1であると施設内に入った状態、2であ
ると施設内の所属場所に入った状態を示す。つまり、出
入口用基地局通過フラグが2であると各個人が所属場所
において勤務時間中であることを示す。
は実施形態1と同様である。ところで、基地局CSiか
らセンタ装置CNTに対して位置登録認証要求が通知さ
れたときに(5)、センタ装置CNTでは位置登録情報
データベースDBPの個人情報テーブルTBIからPS
番号をキーとして個人情報(氏名、所属、役割)を抽出
するだけではなく、出入口用基地局通過フラグも抽出し
て位置登録情報テーブルTBPにリンクさせる。出入口
用基地局通過フラグは、0、1、2の3値のいずれかを
設定することができ、デフォルト値は0である。出入口
用基地局通過フラグは、0であると移動局PSj(つま
り、移動局PSjを携帯する個人)が施設内に存在しな
いことを示し、1であると施設内に入った状態、2であ
ると施設内の所属場所に入った状態を示す。つまり、出
入口用基地局通過フラグが2であると各個人が所属場所
において勤務時間中であることを示す。
【0034】しかして、施設の出入口に設置された基地
局CS1 の交信エリアAR1 に移動局PSjが入ったと
きに出入口用基地局通過フラグが0であったとすると、
個人情報テーブルTBIの出入口用基地局通過フラグを
1に更新する。また、施設内で各個人の所属場所の出入
口に設置された基地局CS2 の交信エリアAR2 に移動
局PSjが入ったときに出入口用基地局通過フラグが1
であったとすると、個人情報テーブルTBIの出入口用
基地局通通フラグを2に更新する。出入口用基地局通通
フラグが2に更新されたときには、センタ装置CNT
は、位置登録認証応答を基地局CSiに返送した後に、
移動局PSjを携行している個人の所属場所に設置した
出退表示盤ESDに位置登録情報更新要求を通知する
(9)。したがって、出退表示盤ESDでは移動局PS
jの所有者の出勤時刻を知ることができる。なお、基地
局CSiが施設の出入口に設置されているか各個人の所
属場所の出入口に設置されているかにはかかわりなく、
出入口に設けた基地局CS1 ,CS2 のCS−IDには
出入口用基地局フラグを1として対応付けてあり、出入
口に設置されていない基地局CSiのCS−IDには出
入口用基地局フラグを0として対応付けてある。
局CS1 の交信エリアAR1 に移動局PSjが入ったと
きに出入口用基地局通過フラグが0であったとすると、
個人情報テーブルTBIの出入口用基地局通過フラグを
1に更新する。また、施設内で各個人の所属場所の出入
口に設置された基地局CS2 の交信エリアAR2 に移動
局PSjが入ったときに出入口用基地局通過フラグが1
であったとすると、個人情報テーブルTBIの出入口用
基地局通通フラグを2に更新する。出入口用基地局通通
フラグが2に更新されたときには、センタ装置CNT
は、位置登録認証応答を基地局CSiに返送した後に、
移動局PSjを携行している個人の所属場所に設置した
出退表示盤ESDに位置登録情報更新要求を通知する
(9)。したがって、出退表示盤ESDでは移動局PS
jの所有者の出勤時刻を知ることができる。なお、基地
局CSiが施設の出入口に設置されているか各個人の所
属場所の出入口に設置されているかにはかかわりなく、
出入口に設けた基地局CS1 ,CS2 のCS−IDには
出入口用基地局フラグを1として対応付けてあり、出入
口に設置されていない基地局CSiのCS−IDには出
入口用基地局フラグを0として対応付けてある。
【0035】上述の説明は出勤時についてのものである
が、退社時についても同様であって、各移動局PSjか
らの位置登録要求を受け取った基地局CSiが出入口に
設置されており、その移動局PSjに対応する個人情報
テーブルTBIの出入口用基地局通過フラグが2である
ときには、出入口用基地局通過フラグを0に変更すると
ともに、その移動局PSjを携行する個人の所属場所に
設置した出退表示盤ESDに位置登録情報更新要求を通
知する(9)。この場合、出退表示盤ESDでは移動局
PSjの所有者の退社時刻を知ることになる。なお、勤
務中において施設から一時的に外出することがあるか
ら、出入口用基地局通過フラグを2から0に変更したと
きには退社時刻とみなさずに仮退出時刻としておき、翌
日になってから最終の仮退出時刻を退社時刻としてもよ
い。出退表示盤ESDでは位置登録情報更新要求を受信
すると、表示内容を更新した後(出退表示更新)、セン
タ装置CNTに表示内容の更新を完了したことを知らせ
るために位置登録情報更新完了を通知する(10)。他
の構成および処理手順は実施形態1と同様である。な
お、実施形態1、2では、空調や照明を人の存在に連動
させたり、鍵の施解錠を人の存在に連動させることが可
能であるから、センタ装置CNTにより空調・照明管理
システムSYS1 や鍵管理システムSYS2 を連動制御
してもよい。
が、退社時についても同様であって、各移動局PSjか
らの位置登録要求を受け取った基地局CSiが出入口に
設置されており、その移動局PSjに対応する個人情報
テーブルTBIの出入口用基地局通過フラグが2である
ときには、出入口用基地局通過フラグを0に変更すると
ともに、その移動局PSjを携行する個人の所属場所に
設置した出退表示盤ESDに位置登録情報更新要求を通
知する(9)。この場合、出退表示盤ESDでは移動局
PSjの所有者の退社時刻を知ることになる。なお、勤
務中において施設から一時的に外出することがあるか
ら、出入口用基地局通過フラグを2から0に変更したと
きには退社時刻とみなさずに仮退出時刻としておき、翌
日になってから最終の仮退出時刻を退社時刻としてもよ
い。出退表示盤ESDでは位置登録情報更新要求を受信
すると、表示内容を更新した後(出退表示更新)、セン
タ装置CNTに表示内容の更新を完了したことを知らせ
るために位置登録情報更新完了を通知する(10)。他
の構成および処理手順は実施形態1と同様である。な
お、実施形態1、2では、空調や照明を人の存在に連動
させたり、鍵の施解錠を人の存在に連動させることが可
能であるから、センタ装置CNTにより空調・照明管理
システムSYS1 や鍵管理システムSYS2 を連動制御
してもよい。
【0036】(実施形態3)本実施形態は、図3に示す
ように、各個人のスケジュールを個人スケジュール情報
データベースDBSに登録しておくことにより、各個人
のスケジュールに従って各個人にかかってきた電話に対
してどのように応対するかを管理するものである。この
機能を実現するために、個人スケジュール情報データベ
ースDBSには個人スケジュール登録テーブルTBSが
格納される。個人スケジュール登録テーブルTBSで
は、各個人の氏名にスケジュール情報(時刻および内
容)と応対の仕方である応対種別とが対応付けられてい
る。また、実施形態1と同様に、各個人の所在場所を知
るために、位置登録情報データベースDBPには位置登
録情報テーブルTBPのほか、個人情報テーブルTBI
およびエリア管理テーブルTBAが設けられる。なお、
本実施形態では、出入口用基地局通過フラグおよび出入
口用基地局フラグは不要であるからこれらのフィールド
は設けていない。
ように、各個人のスケジュールを個人スケジュール情報
データベースDBSに登録しておくことにより、各個人
のスケジュールに従って各個人にかかってきた電話に対
してどのように応対するかを管理するものである。この
機能を実現するために、個人スケジュール情報データベ
ースDBSには個人スケジュール登録テーブルTBSが
格納される。個人スケジュール登録テーブルTBSで
は、各個人の氏名にスケジュール情報(時刻および内
容)と応対の仕方である応対種別とが対応付けられてい
る。また、実施形態1と同様に、各個人の所在場所を知
るために、位置登録情報データベースDBPには位置登
録情報テーブルTBPのほか、個人情報テーブルTBI
およびエリア管理テーブルTBAが設けられる。なお、
本実施形態では、出入口用基地局通過フラグおよび出入
口用基地局フラグは不要であるからこれらのフィールド
は設けていない。
【0037】次に、本実施形態における処理手順を説明
する。図4に示す(1)〜(8)の処理手順は実施形態
1と同様である。しかして、本実施形態においては、個
人のスケジュールを管理する必要があるから、基地局C
Siからセンタ装置CNTに対して位置登録認証要求が
通知されたときに(5)、実施形態1と同様に個人情報
テーブルTBIおよびエリア管理テーブルTBAを位置
登録情報テーブルTBPにリンクさせるだけでなく、個
人スケジュール情報テーブルについても氏名をキーにし
て位置登録情報テーブルTBPにリンクさせる。一方、
公衆網NTを通して外線電話がかかるかもしくは内線電
話がかかったときに、センタ装置CNTは呼設定を受信
するから(9)、呼設定を受信した時刻における被呼者
(電話をかけられた人)のスケジュールを、個人スケジ
ュール情報テーブルTBSより検索し、その応対種別を
抽出する。応対種別には、転送、留守録、保留などがあ
り、たとえば、応対種別が転送であれば、センタ装置C
NTは位置登録情報テーブルTBPに基づいて、被呼者
の移動局PSjが交信エリアARiの中に存在している
基地局CSiを抽出し、その基地局CSiに対して着信
処理を行なう(10)(11)。この着信処理に対して
移動局PSjがオフフックして応答すれば(12)、移
動局PSjを用いて通話することができる(13)。な
お、応対種別が留守録や保留の場合にも同様に処理する
ことが可能である。他の構成および処理手順は実施形態
1と同様である。
する。図4に示す(1)〜(8)の処理手順は実施形態
1と同様である。しかして、本実施形態においては、個
人のスケジュールを管理する必要があるから、基地局C
Siからセンタ装置CNTに対して位置登録認証要求が
通知されたときに(5)、実施形態1と同様に個人情報
テーブルTBIおよびエリア管理テーブルTBAを位置
登録情報テーブルTBPにリンクさせるだけでなく、個
人スケジュール情報テーブルについても氏名をキーにし
て位置登録情報テーブルTBPにリンクさせる。一方、
公衆網NTを通して外線電話がかかるかもしくは内線電
話がかかったときに、センタ装置CNTは呼設定を受信
するから(9)、呼設定を受信した時刻における被呼者
(電話をかけられた人)のスケジュールを、個人スケジ
ュール情報テーブルTBSより検索し、その応対種別を
抽出する。応対種別には、転送、留守録、保留などがあ
り、たとえば、応対種別が転送であれば、センタ装置C
NTは位置登録情報テーブルTBPに基づいて、被呼者
の移動局PSjが交信エリアARiの中に存在している
基地局CSiを抽出し、その基地局CSiに対して着信
処理を行なう(10)(11)。この着信処理に対して
移動局PSjがオフフックして応答すれば(12)、移
動局PSjを用いて通話することができる(13)。な
お、応対種別が留守録や保留の場合にも同様に処理する
ことが可能である。他の構成および処理手順は実施形態
1と同様である。
【0038】(実施形態4)本実施形態も実施形態3と
同様に外線電話ないし内線電話に対する対応を管理する
ものである。ただし、本実施形態ではセンタ装置CNT
が呼設定を受信し、被呼者のスケジュール内容を個人ス
ケジュール情報テーブルTBSより検索して応対種別を
抽出するときに、同時に、個人情報テーブルTBIから
役割を抽出する。たとえば、応対種別が保留であって、
かつ被呼者の役割が日本人(ここでは役割として国籍を
用いている)である場合に、センタ装置CNTは発呼者
(電話をかけた人)に対して日本語で応対する。なお、
応対種別が留守録や転送の場合も同様に処理することが
可能である。他の構成および処理手順は実施形態3と同
様である。
同様に外線電話ないし内線電話に対する対応を管理する
ものである。ただし、本実施形態ではセンタ装置CNT
が呼設定を受信し、被呼者のスケジュール内容を個人ス
ケジュール情報テーブルTBSより検索して応対種別を
抽出するときに、同時に、個人情報テーブルTBIから
役割を抽出する。たとえば、応対種別が保留であって、
かつ被呼者の役割が日本人(ここでは役割として国籍を
用いている)である場合に、センタ装置CNTは発呼者
(電話をかけた人)に対して日本語で応対する。なお、
応対種別が留守録や転送の場合も同様に処理することが
可能である。他の構成および処理手順は実施形態3と同
様である。
【0039】(実施形態5)本実施形態は移動局PSj
における異常(電源断、故障、バッテリー切れなど)を
検出しようとするものである。本実施形態の構成は、図
5に示すように、基本的には実施形態1と同様の構成で
あるが、出退表示盤ESDは設けておらず、また個人情
報テーブルTBIには出入口用基地局通過フラグのフィ
ールドを設けず、エリア管理テーブルTBAには出入口
用基地局フラグのフィールドを設け、位置登録情報テー
ブルTBPには各移動局PSjが直前に交信エリアAR
i内に存在していた基地局CSiを登録する直前エリア
情報のフィールドが設けられている。このフィールドに
は基地局CSiのCS−IDが格納される。さらに、本
実施形態では実施形態2と同様に1つの基地局CS1 を
施設への出入口に設置してある。
における異常(電源断、故障、バッテリー切れなど)を
検出しようとするものである。本実施形態の構成は、図
5に示すように、基本的には実施形態1と同様の構成で
あるが、出退表示盤ESDは設けておらず、また個人情
報テーブルTBIには出入口用基地局通過フラグのフィ
ールドを設けず、エリア管理テーブルTBAには出入口
用基地局フラグのフィールドを設け、位置登録情報テー
ブルTBPには各移動局PSjが直前に交信エリアAR
i内に存在していた基地局CSiを登録する直前エリア
情報のフィールドが設けられている。このフィールドに
は基地局CSiのCS−IDが格納される。さらに、本
実施形態では実施形態2と同様に1つの基地局CS1 を
施設への出入口に設置してある。
【0040】次に、処理手順について説明する。図6に
示す(1)〜(8)の処理は基本的には実施形態1と同
様であり、移動局PSjからの位置登録要求に対して個
人情報テーブルTBIおよびエリア管理テーブルTBA
を位置登録情報テーブルTBPにリンクさせる点も実施
形態1と同様である。ただし、本実施形態では、基地局
CSiからセンタ装置CNTに位置登録認証要求があっ
たときに(5)、位置登録情報テーブルTBPにその基
地局CSiのCS−IDを書き込むだけではなく、その
移動局PSjに対応する前の基地局CSiのCS−ID
を直前エリア情報のフィールドに書き込む。つまり、エ
リア情報のフィールドの内容を直前エリア情報のフィー
ルドに転送する。
示す(1)〜(8)の処理は基本的には実施形態1と同
様であり、移動局PSjからの位置登録要求に対して個
人情報テーブルTBIおよびエリア管理テーブルTBA
を位置登録情報テーブルTBPにリンクさせる点も実施
形態1と同様である。ただし、本実施形態では、基地局
CSiからセンタ装置CNTに位置登録認証要求があっ
たときに(5)、位置登録情報テーブルTBPにその基
地局CSiのCS−IDを書き込むだけではなく、その
移動局PSjに対応する前の基地局CSiのCS−ID
を直前エリア情報のフィールドに書き込む。つまり、エ
リア情報のフィールドの内容を直前エリア情報のフィー
ルドに転送する。
【0041】また、各種サービス待ちの状態では、セン
タ装置CNTは位置登録情報テーブルTBPに登録され
ている全ての移動局PSjに対して、存在確認を行なう
ためのメッセージであるエリア内存在確認要求を定期的
に送信する(9)。各移動局PSjはエリア内存在確認
要求を受信すると、センタ装置CNTに対して手動もし
くは自動でエリア内に確かに存在していることを通知す
るためのメッセージであるエリア内存在確認完了を送信
する(10)。センタ装置CNTでは、エリア内存在確
認要求の送信に対してエリア内存在確認完了が受信され
るとその移動局PSjが正常であると判断するのであ
る。
タ装置CNTは位置登録情報テーブルTBPに登録され
ている全ての移動局PSjに対して、存在確認を行なう
ためのメッセージであるエリア内存在確認要求を定期的
に送信する(9)。各移動局PSjはエリア内存在確認
要求を受信すると、センタ装置CNTに対して手動もし
くは自動でエリア内に確かに存在していることを通知す
るためのメッセージであるエリア内存在確認完了を送信
する(10)。センタ装置CNTでは、エリア内存在確
認要求の送信に対してエリア内存在確認完了が受信され
るとその移動局PSjが正常であると判断するのであ
る。
【0042】また、センタ装置CNTは、図7のよう
に、エリア内存在確認完了を受信しないときには、位置
登録情報テーブルTBPに登録されているその移動局P
Sjの直前エリア情報に登録されている基地局CSiが
出入口に設置された基地局CS 1 かどうかによって、移
動局PSjが異常であるのか施設外に出たのかを判断す
る。つまり、直前エリア情報に登録されている基地局C
S1 が出入口に設置されたものであれば(エリア管理テ
ーブルTBAの出入口用基地局フラグによって知ること
ができる)、その移動局PSjは施設外に出たと判断す
るのである。また、直前エリア情報に登録されている基
地局CSiが出入口用でなければ、移動局PSjに電源
断、故障、バッテリー切れなどの異常があると判断する
のである。ここにおいて、移動局PSjでの手操作によ
ってエリア内存在確認完了を発生すれば、置き忘れを検
出することも可能になる。他の構成および処理手順は実
施形態1と同様である。
に、エリア内存在確認完了を受信しないときには、位置
登録情報テーブルTBPに登録されているその移動局P
Sjの直前エリア情報に登録されている基地局CSiが
出入口に設置された基地局CS 1 かどうかによって、移
動局PSjが異常であるのか施設外に出たのかを判断す
る。つまり、直前エリア情報に登録されている基地局C
S1 が出入口に設置されたものであれば(エリア管理テ
ーブルTBAの出入口用基地局フラグによって知ること
ができる)、その移動局PSjは施設外に出たと判断す
るのである。また、直前エリア情報に登録されている基
地局CSiが出入口用でなければ、移動局PSjに電源
断、故障、バッテリー切れなどの異常があると判断する
のである。ここにおいて、移動局PSjでの手操作によ
ってエリア内存在確認完了を発生すれば、置き忘れを検
出することも可能になる。他の構成および処理手順は実
施形態1と同様である。
【0043】(実施形態6)本実施形態は、移動局PS
jを携行する各個人の移動について行動履歴をとるもの
である。たとえば、警備員に移動局PSjを携行させて
行動履歴を管理すれば、警備員が何らかの異常に遭遇し
ていないか否かを容易に知ることができる。そこで、図
8に示すように、位置登録情報データベースDBPに
は、位置登録履歴管理テーブルTBHを設けている。位
置登録履歴管理テーブルTBHは、各移動局PSjのP
S番号と基地局CSiのCS−IDとの対応関係に加え
て基地局CSiのCS−IDが変化した時刻(更新時
刻)を格納するテーブルであり、各移動局PSjごとに
日毎の情報が格納されている。位置登録情報テーブルT
BP、個人情報テーブルTBI、エリア管理テーブルT
BAは基本的に実施形態1のものと同様であるが、出入
口基地局通過フラグおよび出入口基地局フラグのフィー
ルドは設定していない。
jを携行する各個人の移動について行動履歴をとるもの
である。たとえば、警備員に移動局PSjを携行させて
行動履歴を管理すれば、警備員が何らかの異常に遭遇し
ていないか否かを容易に知ることができる。そこで、図
8に示すように、位置登録情報データベースDBPに
は、位置登録履歴管理テーブルTBHを設けている。位
置登録履歴管理テーブルTBHは、各移動局PSjのP
S番号と基地局CSiのCS−IDとの対応関係に加え
て基地局CSiのCS−IDが変化した時刻(更新時
刻)を格納するテーブルであり、各移動局PSjごとに
日毎の情報が格納されている。位置登録情報テーブルT
BP、個人情報テーブルTBI、エリア管理テーブルT
BAは基本的に実施形態1のものと同様であるが、出入
口基地局通過フラグおよび出入口基地局フラグのフィー
ルドは設定していない。
【0044】しかして、図9に示すように、(1)〜
(8)の処理は基本的には実施形態1と同様の処理にな
る。ただし、センタ装置CNTでは基地局CSiからの
位置登録認証要求を受け取ったときに、その移動局PS
jのPS番号に基づいて位置登録履歴管理テーブルTB
Hに基地局CSiのCS−IDおよびその時刻を書き込
む。同様にして移動局PSjからの位置登録認証要求を
受け取るたびに位置登録履歴管理テーブルTBHに移動
局PSjのPS番号と更新時刻と基地局CSiとの組を
追加するのである。
(8)の処理は基本的には実施形態1と同様の処理にな
る。ただし、センタ装置CNTでは基地局CSiからの
位置登録認証要求を受け取ったときに、その移動局PS
jのPS番号に基づいて位置登録履歴管理テーブルTB
Hに基地局CSiのCS−IDおよびその時刻を書き込
む。同様にして移動局PSjからの位置登録認証要求を
受け取るたびに位置登録履歴管理テーブルTBHに移動
局PSjのPS番号と更新時刻と基地局CSiとの組を
追加するのである。
【0045】センタ装置CNTでは位置登録履歴管理テ
ーブルTBHの内容を常時ないしは定期的に読み込ん
で、各移動局PSjの行動履歴として監視・管理する。
これによって、移動局PSjを携行している各個人が異
常な行動をしてるか否かを知ることができる。たとえ
ば、移動局PSjを警備員が携行しているのであれば、
管理・監視している行動履歴が予定の行動計画と異なる
ときに、暴漢に教われているか倒れているか寄り道をし
ているかなどの異常と判断することができ、しかも移動
局PSjの所在地がわかっているから、異常行動に対し
て迅速に対応することが可能になる。他の構成および処
理手順は実施形態1と同様である。
ーブルTBHの内容を常時ないしは定期的に読み込ん
で、各移動局PSjの行動履歴として監視・管理する。
これによって、移動局PSjを携行している各個人が異
常な行動をしてるか否かを知ることができる。たとえ
ば、移動局PSjを警備員が携行しているのであれば、
管理・監視している行動履歴が予定の行動計画と異なる
ときに、暴漢に教われているか倒れているか寄り道をし
ているかなどの異常と判断することができ、しかも移動
局PSjの所在地がわかっているから、異常行動に対し
て迅速に対応することが可能になる。他の構成および処
理手順は実施形態1と同様である。
【0046】(実施形態7)本実施形態は、実施形態6
に実施形態5の処理を組み合わせたものであって、移動
局PSjを携行している個人の行動履歴とともに移動局
PSjの異常の有無も検出しようとするものである。し
たがって、図10に示すように、位置登録履歴管理テー
ブルTBHにデータを書き込むことによって行動履歴を
管理するだけではなく、エリア内存在確認要求(9)お
よびエリア内存在確認完了(10)をセンタ装置CNT
と移動局PSjとの間で定期的に授受することによっ
て、移動局PSjの異常を監視するようになっている。
他の構成および処理手順は実施形態1と同様である。
に実施形態5の処理を組み合わせたものであって、移動
局PSjを携行している個人の行動履歴とともに移動局
PSjの異常の有無も検出しようとするものである。し
たがって、図10に示すように、位置登録履歴管理テー
ブルTBHにデータを書き込むことによって行動履歴を
管理するだけではなく、エリア内存在確認要求(9)お
よびエリア内存在確認完了(10)をセンタ装置CNT
と移動局PSjとの間で定期的に授受することによっ
て、移動局PSjの異常を監視するようになっている。
他の構成および処理手順は実施形態1と同様である。
【0047】(実施形態8)本実施形態は、各種の展示
物の説明などのアナウンスを自動的に行なうものであっ
て、図11に示すように実施形態1の基本構成に加え
て、センタ装置CNTには自動アナウンスデータベース
DBAおよびアナウンス情報管理テーブルTBNを設け
ている。自動アナウンスデータベースDBAは、実際に
アナウンスする内容に検索用のキーを付けて格納したも
のである。アナウンスは通常は音声により行なわれるか
ら、音声をデジタル録音したものや音声合成用のテキス
トデータなどをアナウンスの内容として登録しておく。
また、アナウンスを画像に連動させるような場合には、
映像記録媒体と連動させるようにしてもよい。アナウン
ス情報管理テーブルTBNには、各基地局CSiのCS
−IDをエリア情報として格納したフィールドと、自動
アナウンスデータベースDBAからアナウンスの各内容
を検索するためのキーとしてのアナウンス情報のフィー
ルドとを対応付けて格納してある。したがって、各基地
局CSiの受信エリアARiに移動局PSjが入ると、
その基地局CSiに対応付けたアナウンス情報に基づい
て自動アナウンスデータベースDBAを検索し、所要の
アナウンスを自動的に行なうことができるのである。
物の説明などのアナウンスを自動的に行なうものであっ
て、図11に示すように実施形態1の基本構成に加え
て、センタ装置CNTには自動アナウンスデータベース
DBAおよびアナウンス情報管理テーブルTBNを設け
ている。自動アナウンスデータベースDBAは、実際に
アナウンスする内容に検索用のキーを付けて格納したも
のである。アナウンスは通常は音声により行なわれるか
ら、音声をデジタル録音したものや音声合成用のテキス
トデータなどをアナウンスの内容として登録しておく。
また、アナウンスを画像に連動させるような場合には、
映像記録媒体と連動させるようにしてもよい。アナウン
ス情報管理テーブルTBNには、各基地局CSiのCS
−IDをエリア情報として格納したフィールドと、自動
アナウンスデータベースDBAからアナウンスの各内容
を検索するためのキーとしてのアナウンス情報のフィー
ルドとを対応付けて格納してある。したがって、各基地
局CSiの受信エリアARiに移動局PSjが入ると、
その基地局CSiに対応付けたアナウンス情報に基づい
て自動アナウンスデータベースDBAを検索し、所要の
アナウンスを自動的に行なうことができるのである。
【0048】さらに具体的に説明すると図12のような
処理手順になる。(1)〜(8)の処理は基本的に実施
形態1の処理と同様である。ただし、本実施形態におい
ては、センタ装置CNTは、位置登録情報データベース
DBPの内容を更新する際に、アナウンス情報管理テー
ブルTBNからその基地局CSiに対応したアナウンス
情報を検索し、抽出したアナウンス情報を自動アナウン
スデータベースDBAに照合してアナウンスの内容を取
り出し、移動局PSjに対してアナウンスの内容を転送
するのである(9)〜(12)。ここにアナウンスの内
容を移動局PSjに転送する処理は電話による通話処理
と同様である。このように、個々の移動局PSjでアナ
ウンスを受け取るから、同じ展示物の近くに他の人が居
てもアナウンスの内容を個別に聞くことが可能になるの
である。他の構成および処理手順は実施形態1と同様で
ある。
処理手順になる。(1)〜(8)の処理は基本的に実施
形態1の処理と同様である。ただし、本実施形態におい
ては、センタ装置CNTは、位置登録情報データベース
DBPの内容を更新する際に、アナウンス情報管理テー
ブルTBNからその基地局CSiに対応したアナウンス
情報を検索し、抽出したアナウンス情報を自動アナウン
スデータベースDBAに照合してアナウンスの内容を取
り出し、移動局PSjに対してアナウンスの内容を転送
するのである(9)〜(12)。ここにアナウンスの内
容を移動局PSjに転送する処理は電話による通話処理
と同様である。このように、個々の移動局PSjでアナ
ウンスを受け取るから、同じ展示物の近くに他の人が居
てもアナウンスの内容を個別に聞くことが可能になるの
である。他の構成および処理手順は実施形態1と同様で
ある。
【0049】(実施形態9)本実施形態は実施形態8と
同様に移動局PSjを用いてアナウンスを聞くものであ
るが、図13に示すように、移動局PSjからの指示に
よってアナウンスの内容を選択する機能を追加してあ
る。すなわち、センタ装置CNTは一連のアナウンスが
終了すると、移動局PSjからの指示を待ち、その指示
によって選択された次の一連のアナウンスを行なうので
ある。また、アナウンスが不要であれば移動局PSjか
らアナウンスの停止を指示することも可能になる。ここ
に、移動局PSjからの指示は音声によって行なっても
またトーン信号などを用いて行なってもよい。他の構成
および処理手順は実施形態8と同様である。
同様に移動局PSjを用いてアナウンスを聞くものであ
るが、図13に示すように、移動局PSjからの指示に
よってアナウンスの内容を選択する機能を追加してあ
る。すなわち、センタ装置CNTは一連のアナウンスが
終了すると、移動局PSjからの指示を待ち、その指示
によって選択された次の一連のアナウンスを行なうので
ある。また、アナウンスが不要であれば移動局PSjか
らアナウンスの停止を指示することも可能になる。ここ
に、移動局PSjからの指示は音声によって行なっても
またトーン信号などを用いて行なってもよい。他の構成
および処理手順は実施形態8と同様である。
【0050】(実施形態10)本実施形態は、施設内で
侵入が制限されている区域への侵入者に対して必要に応
じて侵入警告を行なうものである。しかして、図14に
示すように、エリア管理テーブルTBAには、各区域
(エリア情報により指定される区域)への侵入が許可さ
れている人を登録する侵入可能メンバ情報のフィールド
が設けられている。このフィールドに格納されている人
以外は各区域への侵入は許可されず、侵入しようとすれ
ば警告が報知されるのである。また、このフィールドに
何も格納されていなければ誰でも侵入可能な区域という
ことになる。警告は音声メッセージとして各個人に報知
されるのであって、音声メッセージを報知するための自
動警告メッセージデータベースDBMがセンタ装置CN
Tに設けられている。自動警告メッセージデータベース
DBMは各区域ごとに警告メッセージを登録したもので
あって、警告メッセージはデジタル録音や音声合成用の
テキストデータの形で格納される。
侵入が制限されている区域への侵入者に対して必要に応
じて侵入警告を行なうものである。しかして、図14に
示すように、エリア管理テーブルTBAには、各区域
(エリア情報により指定される区域)への侵入が許可さ
れている人を登録する侵入可能メンバ情報のフィールド
が設けられている。このフィールドに格納されている人
以外は各区域への侵入は許可されず、侵入しようとすれ
ば警告が報知されるのである。また、このフィールドに
何も格納されていなければ誰でも侵入可能な区域という
ことになる。警告は音声メッセージとして各個人に報知
されるのであって、音声メッセージを報知するための自
動警告メッセージデータベースDBMがセンタ装置CN
Tに設けられている。自動警告メッセージデータベース
DBMは各区域ごとに警告メッセージを登録したもので
あって、警告メッセージはデジタル録音や音声合成用の
テキストデータの形で格納される。
【0051】図15に示すように(1)〜(8)の手順
は基本的に実施形態1における手順と同様である。ただ
し、本実施形態においては、センタ装置CNTは、位置
登録情報データベースDBPの内容を更新する際に、エ
リア管理テーブルTBAから獲得した侵入可能メンバ情
報と個人情報テーブルTBIから獲得した所属や役割と
を照合し、照合結果が不一致であるときには、各基地局
CSiの設置場所に応じた警告メッセージを自動警告メ
ッセージデータベースDBMから取り出してその移動局
PSjに対して警告メッセージを報知するのである
(9)〜(12)。ここに、移動局PSjを携行する人
が危険区域に侵入しようとするときには、所要の装備を
着用するような指示を警告メッセージとしてもよい。他
の構成および処理手順は実施形態1と同様である。
は基本的に実施形態1における手順と同様である。ただ
し、本実施形態においては、センタ装置CNTは、位置
登録情報データベースDBPの内容を更新する際に、エ
リア管理テーブルTBAから獲得した侵入可能メンバ情
報と個人情報テーブルTBIから獲得した所属や役割と
を照合し、照合結果が不一致であるときには、各基地局
CSiの設置場所に応じた警告メッセージを自動警告メ
ッセージデータベースDBMから取り出してその移動局
PSjに対して警告メッセージを報知するのである
(9)〜(12)。ここに、移動局PSjを携行する人
が危険区域に侵入しようとするときには、所要の装備を
着用するような指示を警告メッセージとしてもよい。他
の構成および処理手順は実施形態1と同様である。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明は、固有に設定された第
1の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送
可能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交
信エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別
に第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された
複数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置と、
移動局を携行する各個人の所在位置を表示可能な出退表
示盤とを備え、センタ装置は、移動局と基地局との交信
によって対応付けた第1の識別符号と第2の識別符号と
の対応関係を格納する位置登録情報テーブルと、第1の
識別符号と移動局を携行した各個人の個人情報とを対応
付けた個人情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局
の設置場所とを対応付けたエリア情報テーブルとを用い
て、各移動局を携行する各個人がどの基地局の交信エリ
ア内に所在するかを検出し、出退表示盤に表示するもの
であり、移動局を携行している各個人の施設内での所在
位置を基地局の交信エリアの精度で知ることが可能にな
るという利点がある。
1の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送
可能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交
信エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別
に第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された
複数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置と、
移動局を携行する各個人の所在位置を表示可能な出退表
示盤とを備え、センタ装置は、移動局と基地局との交信
によって対応付けた第1の識別符号と第2の識別符号と
の対応関係を格納する位置登録情報テーブルと、第1の
識別符号と移動局を携行した各個人の個人情報とを対応
付けた個人情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局
の設置場所とを対応付けたエリア情報テーブルとを用い
て、各移動局を携行する各個人がどの基地局の交信エリ
ア内に所在するかを検出し、出退表示盤に表示するもの
であり、移動局を携行している各個人の施設内での所在
位置を基地局の交信エリアの精度で知ることが可能にな
るという利点がある。
【0053】請求項2の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置と、移
動局を携行する各個人の所在位置を表示可能な出退表示
盤とを備え、センタ装置は、移動局と基地局との交信に
よって対応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との
対応関係を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識
別符号と移動局を携行した各個人の個人情報と出入口に
設置した基地局を通過したか否かを示す出入口用基地局
通過フラグとを対応付けた個人情報テーブルと、第2の
識別符号と各基地局の設置場所と基地局が出入口に設置
されているか否かを示す出入口用基地局フラグとを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに出入口を通過した時刻を検出し、各個
人の出退時刻を出退表示盤に表示するものであり、移動
局を携行している各個人の出勤時刻や退社時刻をセンタ
装置で自動的に管理することができるという利点があ
る。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置と、移
動局を携行する各個人の所在位置を表示可能な出退表示
盤とを備え、センタ装置は、移動局と基地局との交信に
よって対応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との
対応関係を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識
別符号と移動局を携行した各個人の個人情報と出入口に
設置した基地局を通過したか否かを示す出入口用基地局
通過フラグとを対応付けた個人情報テーブルと、第2の
識別符号と各基地局の設置場所と基地局が出入口に設置
されているか否かを示す出入口用基地局フラグとを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに出入口を通過した時刻を検出し、各個
人の出退時刻を出退表示盤に表示するものであり、移動
局を携行している各個人の出勤時刻や退社時刻をセンタ
装置で自動的に管理することができるという利点があ
る。
【0054】請求項3の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルと、各個人のスケジ
ュール情報と電話に対する応対種別とを対応付けた個人
スケジュール情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに各個人に電話がかかってきた時刻を個
人スケジュール情報テーブルに照合して対応種別を抽出
し、その対応種別に応じて電話に対応するものであり、
かかってきた電話に対し各個人のスケジュールに合わせ
て電話の転送や留守録や保留というような各種応対が可
能になるという利点がある。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルと、各個人のスケジ
ュール情報と電話に対する応対種別とを対応付けた個人
スケジュール情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに各個人に電話がかかってきた時刻を個
人スケジュール情報テーブルに照合して対応種別を抽出
し、その対応種別に応じて電話に対応するものであり、
かかってきた電話に対し各個人のスケジュールに合わせ
て電話の転送や留守録や保留というような各種応対が可
能になるという利点がある。
【0055】請求項4の発明のように、個人情報テーブ
ルには個人情報として各個人の職制や国籍を示す役割が
格納され、センタ装置が各個人の役割に応じて電話への
対応種別の内容を変更するものでは、たとえば各個人の
国籍に応じて留守録や保留の際の応答言語を切り換える
ことが可能になるという利点がある。請求項5の発明
は、固有に設定された第1の識別符号を有し第1の識別
符号を無線によって伝送可能であって各個人が携行する
移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局と無線によ
り交信可能であって各別に第2の識別符号を有するとと
もに施設内に配置された複数の基地局と、基地局を集中
管理するセンタ装置とを備え、センタ装置は、移動局と
基地局との交信によって対応付けた第1の識別符号と第
2の識別符号との対応関係を格納する位置登録情報テー
ブルと、第1の識別符号と移動局を携行した各個人の個
人情報とを対応付けた個人情報テーブルと、第2の識別
符号と各基地局の設置場所とを対応付けたエリア情報テ
ーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人がどの基
地局の交信エリア内に所在するかを検出するとともに、
センタ装置から各移動局にエリア内存在確認メッセージ
を定期的に送り、移動局からの応答があれば移動局に異
常がないとセンタ装置が判断するものであり、各移動局
の電源断、故障、電池切れなどの異常をセンタ装置で知
ることができるという利点がある。
ルには個人情報として各個人の職制や国籍を示す役割が
格納され、センタ装置が各個人の役割に応じて電話への
対応種別の内容を変更するものでは、たとえば各個人の
国籍に応じて留守録や保留の際の応答言語を切り換える
ことが可能になるという利点がある。請求項5の発明
は、固有に設定された第1の識別符号を有し第1の識別
符号を無線によって伝送可能であって各個人が携行する
移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局と無線によ
り交信可能であって各別に第2の識別符号を有するとと
もに施設内に配置された複数の基地局と、基地局を集中
管理するセンタ装置とを備え、センタ装置は、移動局と
基地局との交信によって対応付けた第1の識別符号と第
2の識別符号との対応関係を格納する位置登録情報テー
ブルと、第1の識別符号と移動局を携行した各個人の個
人情報とを対応付けた個人情報テーブルと、第2の識別
符号と各基地局の設置場所とを対応付けたエリア情報テ
ーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人がどの基
地局の交信エリア内に所在するかを検出するとともに、
センタ装置から各移動局にエリア内存在確認メッセージ
を定期的に送り、移動局からの応答があれば移動局に異
常がないとセンタ装置が判断するものであり、各移動局
の電源断、故障、電池切れなどの異常をセンタ装置で知
ることができるという利点がある。
【0056】請求項6の発明のように、エリア情報テー
ブルには基地局が出入口に設置されているか否かを示す
出入口用基地局フラグが格納され、位置登録情報テーブ
ルには各移動局が直前に交信していた基地局における第
2の識別符号が格納され、センタ装置は各移動局にエリ
ア内存在確認メッセージを送ったときに移動局からの応
答がないときに、エリア情報テーブルと位置登録情報テ
ーブルとを用いてその移動局が直前に交信していた基地
局が出入口に設置されたものであるときには移動局が施
設から外に出たと判断するものでは、移動局から応答が
ないときでも移動局の異常か移動局が施設外に出たのか
を判断することが可能になるという利点がある。
ブルには基地局が出入口に設置されているか否かを示す
出入口用基地局フラグが格納され、位置登録情報テーブ
ルには各移動局が直前に交信していた基地局における第
2の識別符号が格納され、センタ装置は各移動局にエリ
ア内存在確認メッセージを送ったときに移動局からの応
答がないときに、エリア情報テーブルと位置登録情報テ
ーブルとを用いてその移動局が直前に交信していた基地
局が出入口に設置されたものであるときには移動局が施
設から外に出たと判断するものでは、移動局から応答が
ないときでも移動局の異常か移動局が施設外に出たのか
を判断することが可能になるという利点がある。
【0057】請求項7の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動
局を携行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在
するかを検出し、各移動局の交信する基地局が変化した
ときにその時刻と基地局の設置場所とを移動局に対応付
けて格納する位置登録履歴管理テーブルを設け、センタ
装置では位置登録履歴管理テーブルに基づいて各移動局
を携行した各個人の行動履歴を監視するものであり、各
移動局を携行している各個人の行動履歴を知ることがで
きるから、たとえば警備員に移動局を携行させ警備員の
行動計画と実際の行動履歴とを比較すれば、警備員が事
故に遭遇したようなときに警備員の所在場所を知って迅
速に対処することができるという利点がある。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、センタ装置は、移動局と基地局との交信によって対
応付けた第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係
を格納する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と
移動局を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人
情報テーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所
とを対応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動
局を携行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在
するかを検出し、各移動局の交信する基地局が変化した
ときにその時刻と基地局の設置場所とを移動局に対応付
けて格納する位置登録履歴管理テーブルを設け、センタ
装置では位置登録履歴管理テーブルに基づいて各移動局
を携行した各個人の行動履歴を監視するものであり、各
移動局を携行している各個人の行動履歴を知ることがで
きるから、たとえば警備員に移動局を携行させ警備員の
行動計画と実際の行動履歴とを比較すれば、警備員が事
故に遭遇したようなときに警備員の所在場所を知って迅
速に対処することができるという利点がある。
【0058】請求項8の発明は、固有に設定された第1
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セン
タ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付けた
第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納す
る位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を
携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テー
ブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに、各移動局の所在場所にアナウンスの
内容を対応付けたアナウンス情報管理テーブルを用いて
各移動局に音声メッセージによるアナウンスを送るもの
であり、美術館や博物館などの展示場において、展示物
の説明を各個人別に行なうことができるのであって、展
示物の前に到着した人ごとにアナウンスを開始して過不
足のないアナウンスを行なうことが可能になるという利
点がある。
の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送可
能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交信
エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別に
第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された複
数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを備
え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セン
タ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付けた
第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納す
る位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を
携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テー
ブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出するとともに、各移動局の所在場所にアナウンスの
内容を対応付けたアナウンス情報管理テーブルを用いて
各移動局に音声メッセージによるアナウンスを送るもの
であり、美術館や博物館などの展示場において、展示物
の説明を各個人別に行なうことができるのであって、展
示物の前に到着した人ごとにアナウンスを開始して過不
足のないアナウンスを行なうことが可能になるという利
点がある。
【0059】請求項9の発明のように、センタ装置から
移動局に対して一連のアナウンスを送った後に移動局か
ら指示されると次のアナウンスを選択して送るもので
は、移動局を携行している各個人の希望に応じてアナウ
ンスを聞くことができ、アナウンスが不要であればアナ
ウンスを停止させることも可能になるという利点があ
る。
移動局に対して一連のアナウンスを送った後に移動局か
ら指示されると次のアナウンスを選択して送るもので
は、移動局を携行している各個人の希望に応じてアナウ
ンスを聞くことができ、アナウンスが不要であればアナ
ウンスを停止させることも可能になるという利点があ
る。
【0060】請求項10の発明は、固有に設定された第
1の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送
可能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交
信エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別
に第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された
複数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを
備え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セ
ンタ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付け
た第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納
する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局
を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テ
ーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所と基地
局の交信エリアで規定された区画への侵入許可者とを対
応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携
行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するか
を検出するとともに、個人情報と侵入許可者とを照合し
て移動局を携行する人が侵入許可者でなければ音声メッ
セージによる警告を報知するものであり、区画内への侵
入が許可されていない人が侵入しようとすれば警告が報
知されるから誤って侵入してしまうのを防止することが
できるという利点がある。
1の識別符号を有し第1の識別符号を無線によって伝送
可能であって各個人が携行する移動局と、比較的狭い交
信エリア内で移動局と無線により交信可能であって各別
に第2の識別符号を有するとともに施設内に配置された
複数の基地局と、基地局を集中管理するセンタ装置とを
備え、移動局は音声メッセージを受信可能であって、セ
ンタ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付け
た第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納
する位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局
を携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テ
ーブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所と基地
局の交信エリアで規定された区画への侵入許可者とを対
応付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携
行する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するか
を検出するとともに、個人情報と侵入許可者とを照合し
て移動局を携行する人が侵入許可者でなければ音声メッ
セージによる警告を報知するものであり、区画内への侵
入が許可されていない人が侵入しようとすれば警告が報
知されるから誤って侵入してしまうのを防止することが
できるという利点がある。
【図1】実施形態1および実施形態2を示す概略構成図
である。
である。
【図2】同上の動作フローを示す動作説明図である。
【図3】実施形態3および実施形態4を示す概略構成図
である。
である。
【図4】同上の動作フローを示す動作説明図である。
【図5】実施形態5を示す概略構成図である。
【図6】同上の動作フローを示す動作説明図である。
【図7】同上の他の動作フローを示す動作説明図であ
る。
る。
【図8】実施形態6を示す概略構成図である。
【図9】同上の動作フローを示す動作説明図である。
【図10】実施形態7の動作フローを示す動作説明図で
ある。
ある。
【図11】実施形態8を示す概略構成図である。
【図12】同上の動作フローを示す動作説明図である。
【図13】実施形態9の動作フローを示す動作説明図で
ある。
ある。
【図14】実施形態10を示す概略構成図である。
【図15】同上の動作フローを示す動作説明図である。
【図16】従来例を示す概略構成図である。
【図17】同上の動作フローを示す動作説明図である。
AR1 〜ARi 交信エリア CNT センタ装置 CS1 〜CSi 基地局 DBA 自動アナウンスデータベース DBM 自動警告メッセージデータベース DBP 位置登録情報データベース DBS 個人スケジュール情報データベース ESD 出退表示盤 NT 公衆網 PSj 移動局 TBP 位置登録情報テーブル TBA エリア管理テーブル TBH 位置登録履歴管理テーブル TBI 個人情報テーブル TBN アナウンス情報管理テーブル TBS 個人スケジュール情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小伊勢 祥二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 角野 浩三 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 上野 喜昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 藤本 一彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 柴村 一朗 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 下畦 聡司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岩佐 多基 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 固有に設定された第1の識別符号を有し
第1の識別符号を無線によって伝送可能であって各個人
が携行する移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局
と無線により交信可能であって各別に第2の識別符号を
有するとともに施設内に配置された複数の基地局と、基
地局を集中管理するセンタ装置と、移動局を携行する各
個人の所在位置を表示可能な出退表示盤とを備え、セン
タ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付けた
第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納す
る位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を
携行した各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テー
ブルと、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応
付けたエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行
する各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを
検出し、出退表示盤に表示することを特徴とする所在場
所管理システム。 - 【請求項2】 固有に設定された第1の識別符号を有し
第1の識別符号を無線によって伝送可能であって各個人
が携行する移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局
と無線により交信可能であって各別に第2の識別符号を
有するとともに施設内に配置された複数の基地局と、基
地局を集中管理するセンタ装置と、移動局を携行する各
個人の所在位置を表示可能な出退表示盤とを備え、セン
タ装置は、移動局と基地局との交信によって対応付けた
第1の識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納す
る位置登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を
携行した各個人の個人情報と出入口に設置した基地局を
通過したか否かを示す出入口用基地局通過フラグとを対
応付けた個人情報テーブルと、第2の識別符号と各基地
局の設置場所と基地局が出入口に設置されているか否か
を示す出入口用基地局フラグとを対応付けたエリア情報
テーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人がどの
基地局の交信エリア内に所在するかを検出するとともに
出入口を通過した時刻を検出し、各個人の出退時刻を出
退表示盤に表示することを特徴とする所在場所管理シス
テム。 - 【請求項3】 固有に設定された第1の識別符号を有し
第1の識別符号を無線によって伝送可能であって各個人
が携行する移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局
と無線により交信可能であって各別に第2の識別符号を
有するとともに施設内に配置された複数の基地局と、基
地局を集中管理するセンタ装置とを備え、センタ装置
は、移動局と基地局との交信によって対応付けた第1の
識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納する位置
登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を携行し
た各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テーブル
と、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応付け
たエリア情報テーブルと、各個人のスケジュール情報と
電話に対する応対種別とを対応付けた個人スケジュール
情報テーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人が
どの基地局の交信エリア内に所在するかを検出するとと
もに各個人に電話がかかってきた時刻を個人スケジュー
ル情報テーブルに照合して対応種別を抽出し、その対応
種別に応じて電話に対応することを特徴とする所在場所
管理システム。 - 【請求項4】 個人情報テーブルには個人情報として各
個人の職制や国籍を示す役割が格納されており、センタ
装置は各個人の役割に応じて電話への対応種別の内容を
変更することを特徴とする請求項3記載の所在場所管理
システム。 - 【請求項5】 固有に設定された第1の識別符号を有し
第1の識別符号を無線によって伝送可能であって各個人
が携行する移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局
と無線により交信可能であって各別に第2の識別符号を
有するとともに施設内に配置された複数の基地局と、基
地局を集中管理するセンタ装置とを備え、センタ装置
は、移動局と基地局との交信によって対応付けた第1の
識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納する位置
登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を携行し
た各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テーブル
と、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応付け
たエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行する
各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを検出
するとともに、センタ装置から各移動局にエリア内存在
確認メッセージを定期的に送り、移動局からの応答があ
れば移動局に異常がないとセンタ装置が判断することを
特徴とする所在場所管理システム。 - 【請求項6】 エリア情報テーブルには基地局が出入口
に設置されているか否かを示す出入口用基地局フラグが
格納され、位置登録情報テーブルには各移動局が直前に
交信していた基地局における第2の識別符号が格納さ
れ、センタ装置は各移動局にエリア内存在確認メッセー
ジを送ったときに移動局からの応答がないときに、エリ
ア情報テーブルと位置登録情報テーブルとを用いてその
移動局が直前に交信していた基地局が出入口に設置され
たものであるときには移動局が施設から外に出たと判断
することを特徴とする請求項5記載の所在場所管理シス
テム。 - 【請求項7】 固有に設定された第1の識別符号を有し
第1の識別符号を無線によって伝送可能であって各個人
が携行する移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局
と無線により交信可能であって各別に第2の識別符号を
有するとともに施設内に配置された複数の基地局と、基
地局を集中管理するセンタ装置とを備え、センタ装置
は、移動局と基地局との交信によって対応付けた第1の
識別符号と第2の識別符号との対応関係を格納する位置
登録情報テーブルと、第1の識別符号と移動局を携行し
た各個人の個人情報とを対応付けた個人情報テーブル
と、第2の識別符号と各基地局の設置場所とを対応付け
たエリア情報テーブルとを用いて、各移動局を携行する
各個人がどの基地局の交信エリア内に所在するかを検出
し、各移動局の交信する基地局が変化したときにその時
刻と基地局の設置場所とを移動局に対応付けて格納する
位置登録履歴管理テーブルを設け、センタ装置では位置
登録履歴管理テーブルに基づいて各移動局を携行した各
個人の行動履歴を監視することを特徴とする所在場所管
理システム。 - 【請求項8】 固有に設定された第1の識別符号を有し
第1の識別符号を無線によって伝送可能であって各個人
が携行する移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動局
と無線により交信可能であって各別に第2の識別符号を
有するとともに施設内に配置された複数の基地局と、基
地局を集中管理するセンタ装置とを備え、移動局は音声
メッセージを受信可能であって、センタ装置は、移動局
と基地局との交信によって対応付けた第1の識別符号と
第2の識別符号との対応関係を格納する位置登録情報テ
ーブルと、第1の識別符号と移動局を携行した各個人の
個人情報とを対応付けた個人情報テーブルと、第2の識
別符号と各基地局の設置場所とを対応付けたエリア情報
テーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人がどの
基地局の交信エリア内に所在するかを検出するととも
に、各移動局の所在場所にアナウンスの内容を対応付け
たアナウンス情報管理テーブルを用いて各移動局に音声
メッセージによるアナウンスを送ることを特徴とする所
在場所管理システム。 - 【請求項9】 センタ装置から移動局に対して一連のア
ナウンスを送った後に移動局から指示されると次のアナ
ウンスを選択して送ることを特徴とする請求項8記載の
所在場所管理システム。 - 【請求項10】 固有に設定された第1の識別符号を有
し第1の識別符号を無線によって伝送可能であって各個
人が携行する移動局と、比較的狭い交信エリア内で移動
局と無線により交信可能であって各別に第2の識別符号
を有するとともに施設内に配置された複数の基地局と、
基地局を集中管理するセンタ装置とを備え、移動局は音
声メッセージを受信可能であって、センタ装置は、移動
局と基地局との交信によって対応付けた第1の識別符号
と第2の識別符号との対応関係を格納する位置登録情報
テーブルと、第1の識別符号と移動局を携行した各個人
の個人情報とを対応付けた個人情報テーブルと、第2の
識別符号と各基地局の設置場所と基地局の交信エリアで
規定された区画への侵入許可者とを対応付けたエリア情
報テーブルとを用いて、各移動局を携行する各個人がど
の基地局の交信エリア内に所在するかを検出するととも
に、個人情報と侵入許可者とを照合して移動局を携行す
る人が侵入許可者でなければ音声メッセージによる警告
を報知することを特徴とする所在場所管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9113103A JPH10304432A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 所在場所管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9113103A JPH10304432A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 所在場所管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304432A true JPH10304432A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14603569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9113103A Withdrawn JPH10304432A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 所在場所管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10304432A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002045448A1 (fr) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Systeme et procede de messagerie |
JP2003512798A (ja) * | 1999-10-18 | 2003-04-02 | ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | パーソナル移動通信デバイス |
JP2003116166A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置検出システム |
JP2004222313A (ja) * | 1999-05-11 | 2004-08-05 | Nokia Corp | 無線ネットワークシグナリングのための完全性保護方法 |
JP2010267105A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Yahoo Japan Corp | 行動履歴を検索する装置、方法及びプログラム |
JP2014056411A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | 警報システム及び警報方法 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP9113103A patent/JPH10304432A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004222313A (ja) * | 1999-05-11 | 2004-08-05 | Nokia Corp | 無線ネットワークシグナリングのための完全性保護方法 |
US7246242B1 (en) | 1999-05-11 | 2007-07-17 | Nokia Corporation | Integrity protection method for radio network signaling |
JP2003512798A (ja) * | 1999-10-18 | 2003-04-02 | ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | パーソナル移動通信デバイス |
WO2002045448A1 (fr) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Systeme et procede de messagerie |
JP2003116166A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置検出システム |
JP2010267105A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Yahoo Japan Corp | 行動履歴を検索する装置、方法及びプログラム |
JP2014056411A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | 警報システム及び警報方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6642844B2 (en) | Direct dispatcherless automatic vehicle-to-vehicle and non-vehicle to vehicle police/emergency medical service notification system for life threatening accidents, hijackings, thefts and medical emergencies | |
US5805670A (en) | Private notification system for communicating 9-1-1 information | |
US7308246B2 (en) | Emergency notification system and emergency notification device | |
JP5514562B2 (ja) | 位置管理方法及び携帯端末 | |
GB2193359A (en) | Area communication systems | |
WO2002049392A1 (en) | Mobile personal security monitoring service | |
EP0578374A1 (en) | Method and apparatus for providing a personal locator, access control and asset tracking service using an in-building telephone network | |
US6266396B1 (en) | Digital control of a security system | |
GB2247761A (en) | Security systems | |
US20100233956A1 (en) | Method and Appliance for Communication Between a Multiplicity of Mobile Stations and a Fixed Network Underground | |
US6701156B2 (en) | System and method for managing response to a need at a site | |
EP1528766B1 (en) | Method in a mobile station for answering a call during an emergency situation | |
JPH10304432A (ja) | 所在場所管理システム | |
JP4602877B2 (ja) | 通信装置の位置情報を利用する通信システム | |
JP2004110117A (ja) | 保守管理システム | |
JPH09297796A (ja) | 派遣技術サービス員決定システム | |
KR100343045B1 (ko) | 인터넷을 이용한 방범 방법 | |
JP3207154B2 (ja) | 事故緊急通報システム及び事故緊急通報装置 | |
JP3261217B2 (ja) | 安全管理送受信方法及び安全管理送受信装置 | |
JP3494932B2 (ja) | 広域ビル監視システム | |
JP2998797B2 (ja) | 緊急呼接続方式 | |
KR200205599Y1 (ko) | 원격 모니터링 시스템 | |
KR20000030536A (ko) | 위급 상황시 이동통신 단말기 버튼 순간 조작을 통한긴급신고 시스템 | |
JPH09186797A (ja) | 音声通報応答装置 | |
RU2277264C2 (ru) | Устройство вызова экстренной помощи, оперативной связи и подачи скрытого радиосигнала |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |