JPH10304389A - コンバーゼンス補正装置 - Google Patents

コンバーゼンス補正装置

Info

Publication number
JPH10304389A
JPH10304389A JP9123030A JP12303097A JPH10304389A JP H10304389 A JPH10304389 A JP H10304389A JP 9123030 A JP9123030 A JP 9123030A JP 12303097 A JP12303097 A JP 12303097A JP H10304389 A JPH10304389 A JP H10304389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
storage
point
controlled
correction device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9123030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3399295B2 (ja
Inventor
Sousuke Koga
崇▲祐▼ 古賀
Naoki Hatakeyama
直樹 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP12303097A priority Critical patent/JP3399295B2/ja
Priority to US09/066,781 priority patent/US6091211A/en
Publication of JPH10304389A publication Critical patent/JPH10304389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3399295B2 publication Critical patent/JP3399295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/701Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
    • H01J29/702Convergence correction arrangements therefor

Landscapes

  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インダクタンスのばらつきを少なくすること
ができ、うなり音やびびりも少なくすることができ、ま
た、接着剤を塗布する必要がなく、製造の際の作業性を
向上させることができるコンバーゼンス補正装置を提供
する。 【解決手段】 被制御コイルを構成するドラムコアのフ
ランジ部14,16はコイルホルダ52の収納部68に
収納されている。フランジ部14,16は、外周面上の
一点P2,P6にて接触する平面71aと、他の一点P
3,P5にて接触し、平面71aと傾斜方向が逆の平面
71bとを有する保持部71によって下側が保持され、
外周面上の一点P1,P4にて接触する直線部62によ
って上側が押さえられることにより、それぞれ3点支持
によって保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏向ヨークに取り
付けてコンバーゼンスを補正するコンバーゼンス補正装
置に係り、特に、コイル類と、このコイル類を収納する
ケース(収納体)とを備えて構成されるコンバーゼンス
補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子銃から発射された電子ビームを水平
及び垂直方向に偏向する偏向ヨークにおいて、PCS
(Precision Convergence System)と称されている偏向
ヨークがある。このPCS偏向ヨークは、画面中央の上
下方向が縮む上下ピンクッション歪特性と、3つの電子
銃から個々に発射された電子ビームが蛍光面上において
収束しかつ集中するコンバーゼンス特性との両立化を図
ったものである。グラフィックディスプレイやモニタ用
ディスプレイ等では、厳密な上下ピンクッション歪特性
とコンバーゼンス特性が要求され、PCS偏向ヨークに
よれば、その要求に応えることができる。
【0003】PCS偏向ヨークにおいては、偏向ヨーク
によって発生させる磁界分布を適当に歪ませることによ
り、スクリーン上で3つの電子ビームを集中させる、い
わゆるセルフコンバーゼンスシステムを基本としてい
る。さらに、一対の水平偏向コイル各々から発生する水
平偏向磁界を垂直偏向周期で差動的に変え、上下辺の横
線ミスコンバーゼンスを補正するコンバーゼンス補正装
置を備えることにより、コンバーゼンスを補正してい
る。従来のコンバーゼンス補正装置としては、例えば、
特開平5−328371号公報や特開平7−23406
号公報に記載のものがある。
【0004】ここで、従来のコンバーゼンス補正装置の
構成について、図12〜図16を用いて説明する。図1
2は従来のコンバーゼンス補正装置の分解斜視図であ
る。図12に示すように、コンバーゼンス補正装置は、
被制御コイル1,2と制御コイル3よりなるコイル類及
び永久磁石4,5と、これらコイル類及び永久磁石4,
5を収納するケースであるコイルホルダ32とよりな
る。
【0005】被制御コイル1は、フェライト等よりなる
一対のドラムコア6,7と、このドラムコア6,7に直
列に巻線されるコイル10,11とよりなる。ドラムコ
ア6,7の長手方向の両端部は、円形のフランジ部14
〜17となっている。なお、26,27は被制御コイル
1のリードである。被制御コイル2は、フェライト等よ
りなる一対のドラムコア8,9と、このドラムコア8,
9に直列に巻線されるコイル12,13とよりなる。ド
ラムコア8,9の長手方向の両端部は、円形のフランジ
部18〜21となっている。なお、28,29は被制御
コイル2のリードである。
【0006】制御コイル3は、フェライト等よりなるド
ラムコア22と、このドラムコア22に巻線されるコイ
ル23とよりなる。ドラムコア22の長手方向の両端部
は、円形のフランジ部24,25となっている。なお、
30,31は制御コイル3のリードである。この制御コ
イル3は、被制御コイル1,2によって挟着される。被
制御コイル1,2の両外側には、フランジ部15,17
及び19,21の外側表面を覆うように、厚み方向に着
磁された永久磁石4,5が装着される。
【0007】一方、コイルホルダ32は、被制御コイル
1,2と制御コイル3と永久磁石4,5とを収納するよ
うに箱状に形成されている。コイルホルダ32は、この
コンバーゼンス補正装置を組み立てる際、まず最初にコ
イル類等の被収納物を組み込む収納側のコイルホルダ半
体35(以下、収納側半体35と略記する)と、この収
納側半体35に薄肉のヒンジ34によって接続され、
H,H′方向に開閉可能で収納側半体35の蓋となるコ
イルホルダ半体33(以下、蓋側半体33と略記する)
とよりなる。コイルホルダ32は、例えばポリプロピレ
ン等の有弾性材料を用い、一体成形によって形成され
る。
【0008】収納側半体35の長手方向の両端部の内側
には、それぞれ2つずつの突起36が形成されており、
被制御コイル1,2と制御コイル3と永久磁石4,5と
を全て収納側半体35に組み込むと、被制御コイル1,
2と制御コイル3と永久磁石4,5とが互いに密着する
よう強嵌合される。収納側半体35のヒンジ34とは反
対側の側面の長手方向の両端部には、孔37aが設けら
れた外側に突出した突出部37が形成されている。蓋側
半体33のヒンジ34とは反対側の側面の長手方向の両
端部には、孔37aに係合する弾性を有する爪38が形
成されている。なお、蓋側半体33の長手方向の両端部
には、図示していない基板にこのコンバーゼンス補正装
置を装着するための爪39が形成されている。
【0009】さらに、収納側半体35の内面の幅方向両
端部には、突壁41が2対形成され、幅方向中央部に
は、4つの突起40が長手方向に並んで形成されてい
る。収納側半体35の幅方向の内壁と突起40とは円弧
状の曲面によって連結されている。蓋側半体33の内面
には、4つの突起42が長手方向に並んで形成されてお
り、蓋側半体33をH′方向に回動させて収納側半体3
5と組み合わせたとき、突起42は突起40と接触する
ようになっている。後述するように、被制御コイル1,
2は突壁41や突起40,42によってその位置が規制
されてコイルホルダ32に収納される。制御コイル3は
長手方向中央部の円筒部50に収納される。
【0010】図13は、被制御コイル1,2と制御コイ
ル3と永久磁石4,5とを収納側半体35に組み込んだ
状態を示す平面図であり、蓋側半体33を開き、蓋側半
体33,収納側半体35の開口側より見た状態を示して
いる。収納側半体35に被制御コイル1,2と制御コイ
ル3と永久磁石4,5とが収納されると、被制御コイル
1,2の周辺には接着剤45が塗布される。この図13
において、被制御コイル1の一対のドラムコア6,7の
中心間距離はL1であり、被制御コイル2の一対のドラ
ムコア8,9の中心間距離はL2である。そして、被制
御コイル1に通電すると、一点鎖線で示すように、ルー
プ状の磁路43が形成され、被制御コイル2に通電する
と、一点鎖線で示すように、ループ状の磁路44が形成
される。
【0011】図14(A)は図13のA−A断面図であ
り、図13中のC方向より見た状態を示している。図1
4(B)は蓋側半体33を収納側半体35方向に所定角
度だけ回動させた状態、図14(C)は突出部37の孔
37aに爪38を係合させ、蓋側半体33を閉じた状態
をそれぞれ示している。なお、図14においては、接着
剤45を省略している。図14(A)において、蓋側半
体33の内面の間隔L3は、収納側半体35の突壁41
の両外側の間隔L4より若干広く設定しているので、図
14(B),(C)のように蓋側半体33を収納側半体
35方向に回動させて蓋側半体33を閉じる際に、蓋側
半体33が突壁41に緩衝しないようになっている。
【0012】図14(C)に示すように、収納側半体3
5に対して蓋側半体33を閉じると、収納側半体35と
蓋側半体33とによって、一対の被制御コイル1を収納
する2つの略円形の収納部48,49が形成される。同
様に、一対の被制御コイル2を収納する2つの略円形の
収納部も形成される。制御コイル3は被制御コイル1,
2の収納部間の円筒部50に収納される。なお、図示は
していないが、一対の被制御コイル2を収納する2つの
略円形の収納部も、収納部48,49と称することとす
る。
【0013】このように、従来のコンバーゼンス補正装
置は、複数の突起40や突壁41を備えた収納側半体3
5に被制御コイル1,2と制御コイル3と永久磁石4,
5とを組み込み、被制御コイル1,2の周辺に接着剤4
5を塗布し、その接着剤45が乾燥しない間にヒンジ3
4を折り曲げ、複数の突起42を備えた蓋側半体33を
覆い被せて、被制御コイル1,2と制御コイル3と永久
磁石4,5とを収納保持する構成である。このようにし
て組み立てられたコンバーゼンス補正装置において、被
制御コイル1,2や制御コイル3と永久磁石4,5との
位置関係は、コンバーゼンス補正装置の特性に多大な影
響を与えるコイル類のインダクタンスを決定する大きな
要因となっている。そこで、複数の突起40,42や突
壁41等によって、被制御コイル1,2と制御コイル3
と永久磁石4,5とが正確な位置関係となるようにして
いる。
【0014】これについてさらに詳細に説明する。被制
御コイル1,2のインダクタンスLは、真空中の透磁率
をμ0、ドラムコア6〜9の比透磁率をμS、ドラムコ
ア6〜9の断面積をS、コイル10〜13の巻数をn、
磁路43,44の長さをL0とすると、 L=μ0・μS・S・n2 /L0 …(1) で表すことができる。
【0015】図13に示す被制御コイル1の一対のドラ
ムコア6,7の中心間距離L1や、被制御コイル2の一
対のドラムコア8,9の中心間距離L2は、被制御コイ
ル1,2の磁路43,44の長さL0を決定する寸法の
1つであるので、中心間距離L1,L2がばらつくと被
制御コイル1,2のインダクタンスLが変化してしまう
ことになる。従って、中心間距離L1,L2が一定とな
るように正確に位置決めすることは、特に重要である。
従来のコンバーゼンス補正装置においては、図14より
分かるように、ドラムコア6,7や8,9の中心間距離
L1,L2は、収納側半体35の突起40や突壁41と
蓋側半体33の突起42とによって、フランジ部14〜
21を位置決めすることによって決定される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のコン
バーゼンス補正装置において、ドラムコア6〜9のフラ
ンジ部14〜21の直径と、収納側半体35と蓋側半体
33とによって形成される略円形の収納部48,49の
直径とがほぼ同一であると、被制御コイル1,2を収納
部48,49に組み込みにくかったり、また、フランジ
部14〜21の直径のばらつきにより、被制御コイル
1,2を収納部48,49に組み込むことができないと
いうことが発生する。そこで、従来においては、収納部
48,49の直径をフランジ部14〜21の直径よりも
若干大きくしていた。
【0017】そのため、ドラムコア6〜9は、上記のよ
うに、収納側半体35の長手方向に強嵌合によって固定
されることから、図15に示すように、ドラムコア6〜
9の位置が幅方向(図中の左右方向)や高さ方向(図中
の上下方向)にずれることがあり、例えばドラムコア
6,7のフランジ部14,16が実線で示す位置と破線
で示す位置の間でずれることがあった。この場合、フラ
ンジ部14,16が共に実線や破線で示す位置であると
きと、フランジ部14,16の一方が実線で他方が破線
で示す位置であるときとの中心間距離L1は異なる。ま
た、図16に示すように、蓋側半体33の内面の間隔L
3と収納側半体35の突壁41の両外側の間隔L4との
差によって、収納側半体35と蓋側半体33とが幅方向
にずれる場合がある。この場合には、蓋側半体33に形
成された突起42がドラムコア7のフランジ部16を図
中右方向に押してその位置をずらしてしまうことがあっ
た。この場合も、フランジ部16は破線で示す位置から
実線で示す位置へとずれ、中心間距離L1が変化する。
【0018】以上のように、従来のコンバーゼンス補正
装置においては、コイルホルダ32内の被制御コイル
1,2の位置が図15や図16に示すように、幅方向や
高さ方向にばらついてしまうため、一対のドラムコア
6,7の中心間距離L1や、一対のドラムコア8,9の
中心間距離L2がばらつき、その結果、磁路43,44
の長さL0が変化して上記(1)式で求められる被制御
コイル1,2のインダクタンスLがばらついてしまうと
いう問題点があった。また、コンバーゼンス補正装置に
通電した場合、被制御コイル1,2のドラムコア6〜9
が微振動してうなり音やびびりを発生するという問題点
もあった。
【0019】さらに、従来のコンバーゼンス補正装置に
おいては、被制御コイル1,2の位置決めをするため、
また、うなり音やびびりを防止するために被制御コイル
1,2の周辺に接着剤45を塗布しなければならず、作
業性の低下を招くという問題点もあった。また、収納側
半体35に設けられた突起40に被制御コイル1,2の
ドラムコア6〜9のフランジ部14〜21がぶつかって
組み込み作業がしずらいという問題点もあった。
【0020】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、インダクタンスのばらつきを少なくするこ
とができ、うなり音やびびりも少なくすることができ、
また、接着剤を塗布する必要がなく、製造の際の作業性
を向上させることができるコンバーゼンス補正装置を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、円形のフランジ部(2
4,25)を両端に有するドラムコア(22)のそのフ
ランジ部間にコイル(23)を巻線した制御コイル
(3)と、円形のフランジ部(14〜21)を両端に有
する少なくとも一対のドラムコア(6〜9)のそのフラ
ンジ部間にコイル(10〜13)を巻線し、前記制御コ
イルを挟むように配置された被制御コイル(1,2)
と、これら制御コイルと被制御コイルとを収納する収納
側の半体(55)と蓋側の半体(53)とよりなる収納
体(52)とを備えてなるコンバーゼンス補正装置にお
いて、前記被制御コイルのフランジ部を前記制御コイル
及び前記被制御コイルの配列方向の断面にて見たとき、
前記フランジ部の外周面上の一点(P2)にて接触する
第1の傾斜面(71a)と、前記フランジ部の外周面上
の他の一点(P3)にて接触し、前記第1の傾斜面と傾
斜方向が逆の第2の傾斜面(71b)とを有する保持部
(71)を、前記収納体の前記収納側の半体に形成した
ことを特徴とするコンバーゼンス補正装置を提供するも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンバーゼンス補
正装置について、添付図面を参照して説明する。図1は
本発明のコンバーゼンス補正装置の第1実施例を示す断
面図、図2は本発明のコンバーゼンス補正装置の第1実
施例を示す分解斜視図、図3は本発明のコンバーゼンス
補正装置の第1実施例を示す平面図、図4は本発明のコ
ンバーゼンス補正装置の原理を説明するための図、図5
は本発明のコンバーゼンス補正装置の第1実施例を説明
するための断面図、図6は本発明のコンバーゼンス補正
装置の第2実施例を示す断面図、図7は本発明のコンバ
ーゼンス補正装置の第3実施例を示す断面図、図8は本
発明のコンバーゼンス補正装置の第4実施例を示す部分
断面図、図9は本発明のコンバーゼンス補正装置の第5
実施例を示す断面図、図10は本発明のコンバーゼンス
補正装置の第6実施例を示す断面図、図11は本発明と
従来例とのインダクタンスのばらつきの程度を比較する
ための図である。なお、図1〜図10において、図12
〜図16と同一部分には同一符号が付してある。
【0023】<第1実施例>まず、本発明のコンバーゼ
ンス補正装置の第1実施例の全体構成について、図2を
用いて説明する。図2において、被制御コイル1は、フ
ェライト等よりなる一対のドラムコア6,7と、このド
ラムコア6,7に直列に巻線されるコイル10,11と
よりなる。ドラムコア6,7の長手方向の両端部は、円
形のフランジ部14〜17となっている。なお、26,
27は被制御コイル1のリードである。被制御コイル2
は、フェライト等よりなる一対のドラムコア8,9と、
このドラムコア8,9に直列に巻線されるコイル12,
13とよりなる。ドラムコア8,9の長手方向の両端部
は、円形のフランジ部18〜21となっている。なお、
28,29は被制御コイル2のリードである。
【0024】制御コイル3は、フェライト等よりなるド
ラムコア22と、このドラムコア22に巻線されるコイ
ル23とよりなる。ドラムコア22の長手方向の両端部
は、円形のフランジ部24,25となっている。なお、
30,31は制御コイル3のリードである。この制御コ
イル3は、被制御コイル1,2によって挟着される。被
制御コイル1,2の両外側には、フランジ部15,17
及び19,21の外側表面を覆うように、厚み方向に着
磁された永久磁石4,5が装着される。
【0025】一方、コイルホルダ52は、被制御コイル
1,2と制御コイル3と永久磁石4,5とを収納するよ
うに箱状に形成されている。コイルホルダ52は、この
コンバーゼンス補正装置を組み立てる際、まず最初にコ
イル類等の被収納物を組み込む収納側のコイルホルダ半
体55(以下、収納側半体55と略記する)と、この収
納側半体55に薄肉のヒンジ54によって接続され、
H,H′方向に開閉可能で収納側半体55の蓋となるな
コイルホルダ半体53(以下、蓋側半体53と略記す
る)とよりなる。コイルホルダ52は、例えばポリプロ
ピレン等の有弾性材料を用い、一体成形によって形成さ
れる。
【0026】収納側半体55の長手方向の両端部の内側
には、それぞれ2つずつの突起56が形成されており、
被制御コイル1,2と制御コイル3と永久磁石4,5と
を全て収納側半体55に組み込むと、被制御コイル1,
2と制御コイル3と永久磁石4,5とが互いに密着する
よう強嵌合される。収納側半体55のヒンジ54とは反
対側の側面の長手方向の両端部には、孔57aが設けら
れた外側に突出した突出部57が形成されている。蓋側
半体53のヒンジ54とは反対側の側面の長手方向の両
端部には、孔57aに係合する弾性を有する爪58が形
成されている。なお、蓋側半体53の長手方向の両端部
には、図示していない基板にこのコンバーゼンス補正装
置を装着するための爪59が形成されている。
【0027】さらに、収納側半体55の内面の幅方向両
端部には、突壁61が2対形成され、幅方向中央部に
は、4つの突起60が長手方向に並んで形成されてい
る。後に詳述するように、収納側半体55の幅方向の内
壁と突起60とは、従来のように円弧状の曲面によって
連結されていない。収納側半体55の幅方向の内壁と突
起60とを連結する部分は、ドラムコア6〜9のフラン
ジ部14〜21の保持部71となっており、本発明はこ
の保持部71の構造に特徴がある。また、第1実施例で
は、蓋側半体53の内面には、図12における突起42
に相当するような突起は形成していない。蓋側半体53
の内面の保持部71に対向する位置には、直線部62が
幅方向に形成されている。蓋側半体53をH′方向に回
動させて収納側半体55と組み合わせたとき、直線部6
2がドラムコア6〜9のフランジ部14〜21の頂部に
接触して押圧するようになっている。制御コイル3は長
手方向中央部の円筒部70に収納される。
【0028】図3は、被制御コイル1,2と制御コイル
3と永久磁石4,5とを収納側半体55に組み込んだ状
態を示す平面図であり、蓋側半体53を開き、蓋側半体
53,収納側半体55の開口側より見た状態を示してい
る。この図3において、被制御コイル1の一対のドラム
コア6,7の中心間距離はL1であり、被制御コイル2
の一対のドラムコア8,9の中心間距離はL2である。
そして、被制御コイル1に通電すると、一点鎖線で示す
ように、ループ状の磁路63が形成され、被制御コイル
2に通電すると、一点鎖線で示すように、ループ状の磁
路64が形成される。
【0029】さて、ここで、第1実施例の特徴である被
制御コイル1,2の保持構造について図1を用いて詳細
に説明する。なお、被制御コイル1の一対のドラムコア
6,7を収納保持する収納側半体55の内面形状と、被
制御コイル2の一対のドラムコア8,9を収納保持する
収納側半体55の内面形状とは同一である。図1等の本
発明の実施例を説明するための断面図においては、被制
御コイル1の一対のドラムコア6,7のフランジ部1
4,16を収納保持する収納側半体55の内面形状のみ
を図示しているが、ドラムコア6,7のフランジ部1
5,17やドラムコア8,9のフランジ部18〜21に
ついても全く同様である。
【0030】図1は図3のA−A断面図であり、図3中
のC方向より見た状態を示している。図1において、蓋
側半体53の内面の間隔L3は、収納側半体55の突壁
61の両外側の間隔L4より若干広く設定している。従
って、蓋側半体53を収納側半体55方向に回動させて
蓋側半体53を閉じる際に、蓋側半体53が突壁61に
緩衝しないようになっている。収納側半体55に対して
蓋側半体53を閉じると、収納側半体55と蓋側半体5
3とによって、被制御コイル1,2を収納する収納部6
8が形成される。前述のように、収納側半体55の幅方
向の内壁と突起60とを連結する部分は、ドラムコア6
〜9のフランジ部14〜21を載置して保持する保持部
71となっている。また、フランジ部14〜21の頂部
は直線部62が接触しており、フランジ部14〜21は
保持部71と直線部62とによって挟着された状態とな
っている。
【0031】保持部71は、フランジ部14〜21の中
心から外側(幅方向の内壁)に向かって傾斜した第1の
傾斜面である平面71aと、中心から内側(突起60)
に向かって傾斜した第2の傾斜面である平面71bと、
これらの平面71a,71bとを連結する平面71cと
よりなる。平面71aと平面71bとは、互いに傾斜方
向が逆となっている。そして、図1に示すように、フラ
ンジ部14について断面にて見れば、外周面の一点であ
る点P1で直線部62に接触し、外周面の一点である点
P2で平面71aに接触し、外周面の一点である点P3
で平面71bに接触している。また、フランジ部16に
ついて断面にて見れば、外周面の一点である点P4で直
線部62に接触し、外周面の一点である点P5で平面7
1bに接触し、外周面の一点である点P6で平面71a
に接触している。
【0032】即ち、ドラムコア6〜9のフランジ部14
〜21は、長手方向、即ち、被制御コイル1,2及び制
御コイル3の配列方向の断面にて見れば、それぞれ3点
支持によって収納部68に収納されている。このこと
は、図4に示すように、直線部62と保持部71の平面
71a,71bとをそれぞれ延長してできる三角形ab
c(以下、△abc)によってフランジ部14〜21を
固定しているのと等価である。なお、第1実施例では、
平面71a,71bは等角度で傾斜しているので、△a
bcは二等辺三角形であり、角b,cは同一のαなる角
度である。この説明より分かるように、保持部71の底
面である平面71cはフランジ部〜21の位置決めには
何らの影響も与えていないので、保持部71の底面は平
面でなくてもよく、あるいは、保持部71をV字状に形
成してもよい。
【0033】このように構成すると、ドラムコア6〜9
のフランジ部14〜21の大きさ(直径)がばらついて
も、フランジ部14〜21の中心は、図4に示す△ab
cの点a上、即ち、点P2,P5におけるフランジ部1
4〜21の接線と、点P3,P6におけるフランジ部1
4〜21の接線との交点上を図中の垂直方向に動くのみ
となるので、ドラムコア6,7間の中心間距離L1やド
ラムコア8,9間の中心間距離L2は全く変化しない。
【0034】従って、図5に示すように、収納側半体5
5に対して蓋側半体53を閉じる際、蓋側半体53が収
納側半体55に対して図中の右側(水平方向)にずれた
としても、ドラムコア6〜9の位置は全くずれることは
なく、中心間距離L1,L2は一定である。なお、ドラ
ムコア6〜9のフランジ部14〜21の大きさのばらつ
きを考慮し、蓋側半体53の直線部62がフランジ部1
4〜21の外周面の頂部である点P1,P4に確実に接
触して押圧するようにしておけば、蓋側半体53は可撓
性を有するので、フランジ部14〜21の大きさにばら
つきがあっても、収納部68はドラムコア6〜9を強固
に保持することができる。
【0035】このような構成によって、第1実施例で
は、被制御コイル1,2のインダクタンスのばらつきを
少なくすることができる。さらに、被制御コイル1,2
の周辺に従来のような接着剤45を塗布する必要はな
く、従って、製造の際の作業工数を削減することができ
る。また、収納部68がドラムコア6〜9を強固に保持
するので、うなり音やびびりも少なくすることができ
る。また、収納側半体55に形成する突起60は、被制
御コイル1,2を位置決めできる程度の高さがあればよ
いので、従来のように高くする必要はない。また、突起
60はなくてもよい。よって、被制御コイル1,2の組
み込み作業も容易である。
【0036】なお、第1実施例では、直線部62によっ
てフランジ部14〜21の外周面の頂部である点P1,
P4を押圧する構成であるが、フランジ部14〜21の
外周面の上側の1点(望ましくは頂点)を押圧する面で
あれば、直線状の平面に限定されることはない。
【0037】<第2実施例>図6に示す第2実施例は、
収納側半体55に形成された保持部71の形状が図1に
示す第1実施例と異なっている。図6において、図1と
同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。第
2実施例においては、保持部71の平面71a,71b
は等角度で傾斜していない。従って、フランジ部14に
対して、直線部62と保持部71の平面71a,71b
とをそれぞれ延長してできる三角形def(以下、△d
ef)や、フランジ部16に対して、直線部62と保持
部71の平面71a,71bとをそれぞれ延長してでき
る三角形ghi(以下、△ghi)は、第1実施例のよ
うに二等辺三角形とはなっていない。
【0038】即ち、△defの角e,fはそれぞれ互い
に異なるα1,α2なる角度であり、△ghiの角h,
iはそれぞれ互いに異なるα3,α4なる角度である。
このように、角度α1〜α4が異なっていると、ドラム
コア6〜9のフランジ部14〜21の大きさがばらつい
たとき、ドラムコア6,7間の中心間距離L1やドラム
コア8,9間の中心間距離L2は多少変化する。しか
し、このような構成でも、中心間距離L1,L2が変化
しないという作用効果を除く他の作用効果は、第1実施
例と全く同様に奏するので、インダクタンスのばらつき
が許容範囲内であれば、保持部71の平面71a,71
bは必ずしも等角度で傾斜していなくてもよい。勿論、
平面71a,71bを等角度で傾斜させた第1実施例の
方が、より望ましい実施例である。
【0039】<第3実施例>図7に示す第3実施例は、
収納側半体55に形成された保持部71の形状と、蓋側
半体53の内面形状が図1に示す第1実施例と異なって
いる。図7において、図1と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。第3実施例において、保持部
71は、フランジ部14〜21の中心から外側(幅方向
の内壁)に向かって傾斜した第1の傾斜面である曲面7
1a′と、中心から内側(突起60)に向かって傾斜し
た第2の傾斜面である曲面71b′と、これらの曲面7
1a′,71b′とを連結する平面71cとよりなる。
曲面71a′と曲面71b′とは、互いに傾斜方向が逆
となっている。
【0040】一方、蓋側半体53において、ドラムコア
6〜9の内面のフランジ部14〜2に当接する部分に
は、凸部65が設けられている。この凸部65は、点P
1,P4で、ドラムコア6〜9のフランジ部14〜21
の外周面の頂部に接触している。凸部65のフランジ部
14〜21に接触する部分は例えば直線状となってい
る。この場合には、凸部65のフランジ部14〜21に
接触する部分においては、図1等の直線部62と等価で
ある。
【0041】そして、図7に示すように、フランジ部1
4について断面にて見れば、外周面の一点である点P1
で凸部65に接触し、外周面の一点である点P2で曲面
71a′に接触し、外周面の一点である点P3で曲面7
1b′に接触している。また、フランジ部16について
断面にて見れば、外周面の一点である点P4で凸部65
に接触し、外周面の一点である点P5で曲面71b′に
接触し、外周面の一点である点P6で曲面71a′に接
触している。即ち、ドラムコア6〜9のフランジ部14
〜21は、長手方向の断面にて見れば、それぞれ3点支
持によって収納部68に収納されている。
【0042】このことは、保持部71のドラムコア6〜
9に接する部分が、収納部68の内側に凸となった曲面
71a′,71b′であっても、第1実施例の平面71
a,71bと等価な状態であることを意味する。この場
合、フランジ部14の点P1〜P3における接線やフラ
ンジ部16のP4〜P6における接線をそれぞれ延長し
てできる三角形は、図4と同様、二等辺三角形とするこ
とができ、第1実施例と全く同一の作用効果を奏するこ
とになる。
【0043】なお、蓋側半体53の内面に形成された凸
部65の幅(図7中の左右方向の長さ)は、図5で説明
したように、収納側半体55に対して蓋側半体53を閉
じる際、蓋側半体53が収納側半体55に対して図中の
右側にずれた際でも、フランジ部14〜17の外周面の
頂部に接触する程度の長さがあればよい。この第3実施
例では、保持部71のドラムコア6〜9に接する部分を
曲面71a′,71b′とし、蓋側半体53の内面に凸
部65を形成した構成例であるが、保持部71のドラム
コア6〜9に接する部分を曲面71a′,71b′と
し、蓋側半体53の内面を第1実施例のような凸部65
を形成していない直線部62としてもよいし、保持部7
1のドラムコア6〜9に接する部分を平面71a,71
bとし、蓋側半体53の内面に凸部65を形成してもよ
い。
【0044】<第4実施例>図8に示す第4実施例は、
収納側半体55に形成された保持部71の形状と、蓋側
半体53の内面形状が図1に示す第1実施例と異なって
いる。図8において、図1と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。また、簡略化のため、蓋側半
体53,収納側半体55を部分的に示している。第4実
施例において、保持部71は、フランジ部14〜21の
中心から外側(幅方向の内壁)に向かって傾斜した第1
の傾斜面である曲面71a″と、中心から内側(突起6
0)に向かって傾斜した第2の傾斜面である曲面71
b″と、これらの曲面71a″,71b″とを連結する
平面71cとよりなる。曲面71a″と曲面71b″と
は、互いに傾斜方向が逆となっている。
【0045】一方、蓋側半体53において、ドラムコア
6〜9の内面のフランジ部14〜21に当接する部分に
は、凹部66が設けられている。この凹部66は、点P
1,P4でドラムコア〜96のフランジ部14〜21の
外周面の頂部に接触している。凹部66のフランジ部1
4〜21に接触する部分は例えば直線状となっている。
この場合には、凹部66のフランジ部14〜21に接触
する部分においては、図1等の直線部62と等価であ
る。
【0046】そして、図8に示すように、フランジ部1
4について断面にて見れば、外周面の一点である点P1
で凹部66に接触し、外周面の一点である点P2で曲面
71a″に接触し、外周面の一点である点P3で曲面7
1b″に接触している。また、フランジ部16について
断面にて見れば、外周面の一点である点P4で凹部66
に接触し、外周面の一点である点P5で曲面71b″に
接触し、外周面の一点である点P6で曲面71a″に接
触している。即ち、ドラムコア6〜9のフランジ部14
〜21は、長手方向の断面にて見れば、それぞれ3点支
持によって収納部68に収納されている。
【0047】このことは、保持部71のドラムコア6〜
9に接する部分が、収納部68の外側に凸となった曲面
71a″,71b″であっても、第1実施例の平面71
a,71bと等価な状態であることを意味する。この場
合、フランジ部14の点P1〜P3における接線やフラ
ンジ部16のP4〜P6における接線をそれぞれ延長し
てできる三角形は、図4と同様、二等辺三角形とするこ
とができ、第1実施例と全く同一の作用効果を奏するこ
とになる。
【0048】なお、蓋側半体53の内面に形成された凹
部66の幅(図8中の左右方向の長さ)は、図5で説明
したように、収納側半体55に対して蓋側半体53を閉
じる際、蓋側半体53が収納側半体55に対して図中の
右側にずれた際でも、フランジ部14〜17の外周面の
頂部に接触し、フランジ部14〜17が凹部66の側壁
に接触しない程度の長さがあればよい。この第4実施例
では、保持部71のドラムコア6〜9に接する部分を曲
面71a″,71b″とし、蓋側半体53の内面に凹部
66を形成した構成例であるが、保持部71のドラムコ
ア6〜9に接する部分を曲面71a″,71b″とし、
蓋側半体53の内面を第1実施例のような凹部66を形
成していない直線部62としてもよいし、保持部71の
ドラムコア6〜9に接する部分を平面71a,71bと
し、蓋側半体53の内面に凹部66を形成してもよい。
また、第3実施例の構成と第4実施例の構成は適宜に組
み合わせてもよい。
【0049】<第5実施例>図9に示す第5実施例は、
主に、蓋側半体53の内面形状が図1に示す第1実施例
と異なっている。図9において、図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。第5実施例におい
て、蓋側半体53の内面には、ドラムコア6〜9のフラ
ンジ部14〜21の上側を押さえて保持する上側保持部
81が形成されている。この上側保持部81は、保持部
71と同様の形状である。なお、図9においては、突起
60を省略し、保持部71の平面71bの頂部どうしを
直線状に平面にて連結している。
【0050】上側保持部81は、フランジ部14〜21
の中心から外側(幅方向の内壁)に向かって傾斜した平
面81aと、中心から内側に向かって傾斜した平面81
bと、これらの平面81a,81bとを連結する平面8
1cとよりなる。平面81aと平面81bとは、互いに
傾斜方向が逆となっている。
【0051】そして、図9に示すように、フランジ部1
4について断面にて見れば、外周面の一点である点P1
1で上側保持部81の平面81aに接触し、外周面の一
点である点P12で上側保持部81の平面81bに接触
し、外周面の一点である点P2で保持部71の平面71
aに接触し、外周面の一点である点P3で保持部71の
平面71bに接触している。また、フランジ部16につ
いて断面にて見れば、外周面の一点である点P41で上
側保持部81の平面81bに接触し、外周面の一点であ
る点P42で上側保持部81の平面81aに接触し、外
周面の一点である点P5で保持部71の平面71bに接
触し、外周面の一点である点P6で保持部71の平面7
1aに接触している。
【0052】即ち、ドラムコア6〜9のフランジ部14
〜21は、長手方向の断面にて見れば、それぞれ4点支
持によって収納部68に収納されている。このことは、
フランジ部14〜21の点P11,P12,P2,P3
もしくはP41,P42,P5,P6における接線をそ
れぞれ延長してできる四角形によってドラムコア6〜9
のフランジ部14〜21を固定しているのと等価であ
る。
【0053】この場合も、ドラムコア6〜9のフランジ
部14〜21の大きさのばらつきを考慮し、蓋側半体5
3の上側保持部81がフランジ部14〜21の外周面の
点P11,P12,P41,P42に確実に接触して押
圧するようにしておけば、蓋側半体53は可撓性を有す
るので、フランジ部14〜21の大きさにばらつきがあ
っても、収納部68はドラムコア6〜9を強固に保持す
ることができる。
【0054】この図9に示す構成では、図1中のL3,
L4に相当する間隔をほぼ同一にしており、収納側半体
55に対して蓋側半体53を閉じる際、蓋側半体53が
収納側半体55に対して図中の右側にずれないようにな
っている。従って、蓋側半体53と収納側半体55とを
接続しているヒンジ54は、蓋側半体53を収納側半体
55に対してなるべく垂直方向(図中上側)より組み合
わせることができるよう長くしている。また、ヒンジ5
4を用いず、蓋側半体53と収納側半体55とを分割
し、収納側半体55に対して蓋側半体53を覆い被せる
ような構成としてもよい。
【0055】第1実施例〜第4実施例のような、蓋側半
体53がドラムコア6〜9にそれぞれ1点によって接触
する構成の場合には、蓋側半体53と収納側半体55と
の水平方向のずれはドラムコア6,7の中心間距離L1
やドラムコア8,9の中心間距離L2に影響を与えない
が、第5実施例のような、蓋側半体53がドラムコア6
〜9にそれぞれ2点によって接触する構成の場合には、
上記のような工夫を施すことによって、中心間距離L
1,L2への影響を防ぐことが可能である。なお、第5
実施例においても、ドラムコア6〜9のフランジ部14
〜21に接触する保持部71,上側保持部81の面を曲
面としてもよい。
【0056】<第6実施例>図10に示す第6実施例
は、以上説明した被制御コイル1,2のドラムコア6〜
9の保持構造を、制御コイル3のドラムコア22の保持
構造に応用したものである。図10において、(A)は
従来と同様、ドラムコア22のフランジ部24,25を
円筒部70で収納保持した構成であり、(B)は被制御
コイル1,2のドラムコア6〜9の保持構造を、制御コ
イル3のフランジ部24,25の保持構造に応用した構
成例である。なお、図10において、図1と同一部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。また、図10
は、図3もしくは図13のB−B断面図に相当するもの
である。
【0057】図10(B)に示す第6実施例において、
収納側半体55に対して蓋側半体53を閉じると、収納
側半体55と蓋側半体53とによって、制御コイル3を
収納する収納部98が形成される。収納部98(収納側
半体55)の底部には、ドラムコア22のフランジ部2
4,25を載置して保持する保持部91が形成されてい
る。一方、蓋側半体53の内面の保持部91に対向する
位置には、直線部92が幅方向に形成されている。蓋側
半体53を回動させて収納側半体55と組み合わせたと
き、直線部92がフランジ部24,25の頂部に接触し
て押圧するようになっており、フランジ部24,25は
保持部91と直線部92とによって挟着された状態とな
っている。
【0058】保持部91は、フランジ部24,25の中
心から外側(幅方向の内壁)に向かって傾斜した第1の
傾斜面である平面91aと、中心から外側(幅方向の内
壁)に向かって傾斜した第2の傾斜面である平面91b
と、これらの平面91a,91bとを連結する平面91
cとよりなる。平面91aと平面91bとは、互いに傾
斜方向が逆となっている。そして、図10(B)に示す
ように、フランジ部24について断面にて見れば、外周
面の一点である点P7で直線部92に接触し、外周面の
一点である点P8で平面91aに接触し、外周面の一点
である点P9で平面91bに接触している。
【0059】即ち、ドラムコア22のフランジ部24,
25は、長手方向、即ち、被制御コイル1,2及び制御
コイル3の配列方向の断面にて見れば、3点支持によっ
て収納部98に収納されている。このことは、直線部9
2と保持部91の平面91a,91bとをそれぞれ延長
してできる三角形によってフランジ部24,25を固定
しているのと等価である。なお、平面91a,91bを
等角度で傾斜させれば、その三角形は二等辺三角形とな
る。この場合も、保持部91の底面である平面91cは
フランジ部24,25の位置決めには何らの影響も与え
ていないので、保持部91の底面は平面でなくてもよ
く、あるいは、保持部91をV字状に形成してもよい。
【0060】そして、ドラムコア22のフランジ部2
4,25の大きさ(直径)のばらつきを考慮し、蓋側半
体53の直線部92がフランジ部24,25の外周面の
頂部である点P7に確実に接触して押圧するようにして
おけば、蓋側半体53は可撓性を有するので、フランジ
部24,25の大きさにばらつきがあっても、収納部9
8はドラムコア22を強固に保持することができる。
【0061】このような構成によって、第6実施例で
は、制御コイル3の位置もコイルホルダ32内に正確か
つ強固に位置決めされるから、被制御コイル1,2と制
御コイル3の位置関係をさらに正確なものとすることが
でき、コンバーゼンス補正装置としての特性の向上に寄
与する。また、制御コイル3自体のうなり音やびびりも
少なくすることができる。さらに、このような構成で
は、制御コイル3を収納するための収納側半体55の開
口を、従来のものより大きくすることができるので、制
御コイル3の収納側半体55への組み込みも容易とな
る。
【0062】第6実施例の構成においても、平面91
a,91bを曲線にしたり、フランジ部24,25の上
側を2点支持にしてもよい。また、第6実施例の構成
は、第1〜第5実施例のいずれと組み合わせてもよい。
【0063】ここで、本発明のコンバーゼンス補正装置
の効果について、インダクタンスのばらつきという点で
説明する。図11において、(A)は従来のコイルホル
ダ32による被制御コイル1,2のインダクタンスのば
らつきの程度、(B)は本発明の第1実施例のコイルホ
ルダ52による被制御コイル1,2のインダクタンスの
ばらつきの程度を示している。図11(A),(B)に
おいて、横軸は頻度(個数)、縦軸はインダクタンス値
(単位はμH;マイクロヘンリー)であり、従来と本発
明のコンバーゼンス補正装置をそれぞれ複数個用意し、
それらのインダクタンス値を測定した結果を示してい
る。図11(A),(B)を比較すれば明らかなよう
に、本発明のコンバーゼンス補正装置においては、被制
御コイル1,2のインダクタンスのばらつきは各段に少
なくなっている。
【0064】ところで、以上説明した本実施例では、制
御コイル3を2対のドラムコア6〜9を有する被制御コ
イル1,2によって挟着した構成のコンバーゼンス補正
装置を例に挙げたが、制御コイルを1対のドラムコアを
有する被制御コイルによって挟着した構成や、制御コイ
ルをさらに多く対のドラムコアを有する被制御コイルに
よって挟着した構成のコンバーゼンス補正装置に対して
も、本発明を適用することができる。
【0065】制御コイルを1対のドラムコアを有する被
制御コイルによって挟着した構成のコンバーゼンス補正
装置においては、上述のような平行に並んだ2つのフラ
ンジ部の間隔がばらつくという問題点を有していない。
しかしながら、本発明をこのような構成のコンバーゼン
ス補正装置に用いれば、制御コイルと被制御コイルとの
位置関係をばらつきなく一定にすることができ、接着剤
をなくすことができ、うなり音やびびりも少なくするこ
とができ、製造の際の作業の容易化及び作業工数の削減
することができる等の効果を発揮することができるの
で、このような場合でも極めて有効である。さらに、本
発明は、断面が円形のものを収納体にて収納保持する全
ての構成に応用することが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のコ
ンバーゼンス補正装置は、被制御コイルのフランジ部を
制御コイル及び被制御コイルの配列方向の断面にて見た
とき、フランジ部の外周面上の一点にて接触する第1の
傾斜面と、フランジ部の外周面上の他の一点にて接触
し、第1の傾斜面と傾斜方向が逆の第2の傾斜面とを有
する保持部を、収納体の収納側の半体に形成したので、
インダクタンスのばらつきを少なくすることができ、う
なり音やびびりも少なくすることができ、また、接着剤
を塗布する必要がなく、製造の際の作業性を向上させる
ことができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の原理を説明するための図である。
【図5】本発明の第1実施例を説明するための断面図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す部分断面図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図10】本発明の第6実施例を示す断面図である。
【図11】本発明と従来例とのインダクタンスのばらつ
きの程度を比較するための図である。
【図12】従来例を示す分解斜視図である。
【図13】従来例を示す平面図である。
【図14】従来例を説明するための断面図である。
【図15】従来例の問題点を説明するための断面図であ
る。
【図16】従来例の問題点を説明するための断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 被制御コイル 3 制御コイル 4,5 永久磁石 6〜9,22 ドラムコア 10〜13,23 コイル 14〜21,24,25 フランジ部 52 コイルホルダ(収納体) 53 コイルホルダ半体(蓋側半体) 54 ヒンジ 55 コイルホルダ半体(収納側半体) 60 突起 61 突壁 62,92 直線部 63,64 磁路 65 凸部 66 凹部 68,98 収納部 70 円筒部 71,91 保持部 71a,81a,91a 平面(第1の傾斜面) 71b,81b,91b 平面(第2の傾斜面) 71a′,71a″ 曲面(第1の傾斜面) 71b′,71b″ 曲面(第2の傾斜面) 81 上側保持部 L1,L2 中心間距離
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図13に示す被制御コイル1の一対のドラ
ムコア6,7の中心間距離L1や、被制御コイル2の一
対のドラムコア8,9の中心間距離L2は、被制御コイ
ル1,2の磁路43,44の長さL0を決定する寸法の
1つであるので、中心間距離L1,L2がばらつくと被
制御コイル1,2のインダクタンスLが変化してしまう
ことになる。従って、中心間距離L1,L2が一定とな
るようにドラムコア6〜9を正確に位置決めすること
は、特に重要である。従来のコンバーゼンス補正装置に
おいては、図14より分かるように、ドラムコア6,7
や8,9の中心間距離L1,L2は、収納側半体35の
突起40や突壁41と蓋側半体33の突起42とによっ
て、フランジ部14〜21を位置決めすることによって
決定される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】さて、ここで、第1実施例の特徴である被
制御コイル1,2の保持構造について図1を用いて詳細
に説明する。なお、被制御コイル1の一対のドラムコア
6,7を収納保持する収納側半体55の内面形状と、被
制御コイル2の一対のドラムコア8,9を収納保持する
収納側半体55の内面形状とは同一である。図1等の本
発明の実施例を説明するための断面図においては、被制
御コイル1の一対のドラムコア6,7のフランジ部1
4,16を収納保持する収納側半体55の形状のみを図
示しているが、ドラムコア6,7のフランジ部15,1
7やドラムコア8,9のフランジ部18〜21について
も全く同様である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】一方、蓋側半体53において、ドラムコア
6〜9の内面のフランジ部14〜21に当接する部分に
は、凹部66が設けられている。この凹部66は、点P
1,P4でドラムコア6〜9のフランジ部14〜21の
外周面の頂部に接触している。凹部66のフランジ部1
4〜21に接触する部分は例えば直線状となっている。
この場合には、凹部66のフランジ部14〜21に接触
する部分においては、図1等の直線部62と等価であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形のフランジ部を両端に有するドラムコ
    アのそのフランジ部間にコイルを巻線した制御コイル
    と、円形のフランジ部を両端に有する少なくとも一対の
    ドラムコアのそのフランジ部間にコイルを巻線し、前記
    制御コイルを挟むように配置された被制御コイルと、こ
    れら制御コイルと被制御コイルとを収納する収納側の半
    体と蓋側の半体とよりなる収納体とを備えてなるコンバ
    ーゼンス補正装置において、 前記被制御コイルのフランジ部を前記制御コイル及び前
    記被制御コイルの配列方向の断面にて見たとき、前記フ
    ランジ部の外周面上の一点にて接触する第1の傾斜面
    と、前記フランジ部の外周面上の他の一点にて接触し、
    前記第1の傾斜面と傾斜方向が逆の第2の傾斜面とを有
    する保持部を、前記収納体の前記収納側の半体に形成し
    たことを特徴とするコンバーゼンス補正装置。
  2. 【請求項2】前記被制御コイルのフランジ部を前記制御
    コイル及び前記被制御コイルの配列方向の断面にて見た
    とき、前記フランジ部の外周面上の一点にて接触する面
    を、前記収納体の前記蓋側の半体に形成したことを特徴
    とする請求項1記載のコンバーゼンス補正装置。
  3. 【請求項3】前記第1の傾斜面の前記一点における前記
    フランジ部の接線と、前記第2の傾斜面の前記他の一点
    における前記フランジ部の接線との交点が、前記フラン
    ジ部の中心上となるように、前記第1及び第2の傾斜面
    の傾斜角度を設定したことを特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載のコンバーゼンス補正装置。
  4. 【請求項4】前記制御コイルのフランジ部を前記制御コ
    イル及び前記被制御コイルの配列方向の断面にて見たと
    き、前記フランジ部の外周面上の一点にて接触する第1
    の傾斜面と、前記フランジ部の外周面上の他の一点にて
    接触し、前記第1の傾斜面と傾斜方向が逆の第2の傾斜
    面とを有する保持部を、前記収納体の前記収納側の半体
    に形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のコンバーゼンス補正装置。
JP12303097A 1997-04-25 1997-04-25 コンバーゼンス補正装置 Expired - Fee Related JP3399295B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12303097A JP3399295B2 (ja) 1997-04-25 1997-04-25 コンバーゼンス補正装置
US09/066,781 US6091211A (en) 1997-04-25 1998-04-27 Mis-convergence correction device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12303097A JP3399295B2 (ja) 1997-04-25 1997-04-25 コンバーゼンス補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10304389A true JPH10304389A (ja) 1998-11-13
JP3399295B2 JP3399295B2 (ja) 2003-04-21

Family

ID=14850486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12303097A Expired - Fee Related JP3399295B2 (ja) 1997-04-25 1997-04-25 コンバーゼンス補正装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6091211A (ja)
JP (1) JP3399295B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376995B1 (ko) * 2000-06-24 2003-03-26 삼성전기주식회사 인어 핀 개선 회로
KR100396498B1 (ko) * 2000-12-18 2003-09-02 삼성전기주식회사 편향요크의 정밀 컨버젼스 시스템
KR20040009159A (ko) * 2002-07-22 2004-01-31 삼성전기주식회사 편향요크의 모듈레이터

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7057486B2 (en) * 2001-11-14 2006-06-06 Pulse Engineering, Inc. Controlled induction device and method of manufacturing
US7109837B2 (en) * 2003-03-18 2006-09-19 Pulse Engineering, Inc. Controlled inductance device and method
US20050088267A1 (en) * 2002-09-17 2005-04-28 Charles Watts Controlled inductance device and method
US7009482B2 (en) 2002-09-17 2006-03-07 Pulse Engineering, Inc. Controlled inductance device and method
DE102006041715A1 (de) * 2006-09-06 2008-03-27 Wilo Ag Spulenträgervorrichtung

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4554488A (en) * 1981-06-14 1985-11-19 Victor Company Of Japan, Limited Device for correcting an image on a picture tube having in-line electron guns and a coil assembly for the device
KR930006233Y1 (ko) * 1991-07-02 1993-09-15 삼성전관 주식회사 다이나믹 컨버전스 보정장치
JPH05328371A (ja) * 1992-05-20 1993-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンバーゼンス補正装置
US5360352A (en) * 1992-12-24 1994-11-01 The Whitaker Corporation Wire retainer for current mode coupler
JPH0723406A (ja) * 1993-06-29 1995-01-24 Murata Mfg Co Ltd ミスコンバーゼンス補正装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376995B1 (ko) * 2000-06-24 2003-03-26 삼성전기주식회사 인어 핀 개선 회로
KR100396498B1 (ko) * 2000-12-18 2003-09-02 삼성전기주식회사 편향요크의 정밀 컨버젼스 시스템
KR20040009159A (ko) * 2002-07-22 2004-01-31 삼성전기주식회사 편향요크의 모듈레이터

Also Published As

Publication number Publication date
JP3399295B2 (ja) 2003-04-21
US6091211A (en) 2000-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10304389A (ja) コンバーゼンス補正装置
US11057713B2 (en) Vibratable element for loudspeaker use and loudspeaker device
JP4319797B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2002058095A (ja) 電磁音響変換器
JPH1139811A (ja) 磁気ディスク装置
JPH03257742A (ja) 偏向ヨーク
JPS5890174A (ja) 加速度計
JP3273185B2 (ja) 偏向ヨーク
JPH0119325Y2 (ja)
JPH0267550U (ja)
JP2828249B2 (ja) 光学系駆動装置
JPH103865A (ja) 陰極線管用偏向ヨーク
JPH0747788Y2 (ja) テレビジョン受像機の偏向ヨーク
JPS633083Y2 (ja)
JPH08306325A (ja) 偏向ヨ−ク装置
JP3056600B2 (ja) 偏向ヨーク
KR200202672Y1 (ko) 편향요크의 퍼멀로이 보정편 결합구조
KR100464705B1 (ko) 음극선관용전자빔편향시스템
JPH0636310A (ja) 光学系支持装置
KR200228837Y1 (ko) 편향요크조립체
JPH04110992U (ja) 磁気センサ
JPS6332733A (ja) 光ピツクアツプの対物レンズ支持装置
JPS5919500A (ja) Mc型ピツクアツプカ−トリツジ
JPH10116425A (ja) 光ピックアップ装置
JPH0573870A (ja) 磁気ヘツドアクチユエータ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees