JPH10303791A - とう道内の情報伝送装置 - Google Patents

とう道内の情報伝送装置

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JPH10303791A
JPH10303791A JP9120146A JP12014697A JPH10303791A JP H10303791 A JPH10303791 A JP H10303791A JP 9120146 A JP9120146 A JP 9120146A JP 12014697 A JP12014697 A JP 12014697A JP H10303791 A JPH10303791 A JP H10303791A
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JP
Japan
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road
power line
fixed station
circuit
line
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JP9120146A
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Yoshihiro Isobe
義弘 磯部
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BOSAI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】とう道内の情報伝送システムにおいて、送受信
の良好な装置を提供する。 【解決手段】とう道1の開口部付近の地上部又はとう道
内に固定局2を設け、この固定局2の情報信号をFM波
信号にして当該固定局2からとう道1内の既設の電灯線
3に接続して、この既設の電灯線3をアンテナ線として
とう道1内の適宜箇所で受信機からなる移動局により上
記固定局2と情報信号を送受信する情報伝送回路におい
て、上記電灯線3とは別に導線6を設けてこの一端6a
を接地し、この導線6及び上記電灯線3に夫々信号を送
受信する接続器7を設けてこれらの接続器7相互間に直
列接続したLC回路10を設け、かつこのLC回路10
の両端を接地し、共振をとる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は地中に設けた、と
う道内への又はとう道内からの情報、又はとう道内での
情報を伝送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来とう道の外部と内部との通信、又は
とう道内部の通信は専用線を配線して、この専用線によ
り通信している。また無線による通信は、とう道内には
高圧ケーブルが通っているためこれらの電磁波の影響を
受けノイズが生じる等の理由により、行われていない。
また最近地下構築物内で、既設の配線を利用してラジオ
電波を送っている。しかしながら専用回線を設けるには
手間や費用がかかり、また専用回線ではとう道の所定箇
所でしか通信できず、任意の箇所では通信できないため
不便であった。さらにラジオ電波方式は一方の送信のみ
で、双方通信はできないものである。 しかし災害時等
の際に備えて、とう道の内外の連絡や通信が自由に採れ
るよう強く要求されている。
【0003】そこで、図3に示すようにとう道1の開口
部付近の地上部又はとう道内に固定局2を設け、この固
定局2の情報信号をFM波信号にして当該固定局2から
とう道1内の既設の電灯線3に接続して、この既設の電
灯線3をアンテナ線としてとう道1内の適宜箇所で受信
機からなる移動局4により上記固定局1と情報信号を送
受信する情報伝送システムが開発された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記とう
道1内の電灯線3は分電盤箇所3aでは接地されている
が、その末端部分3bは接地されておらず、従って大地
帰路方式が形成されていない。それ故受信する際、雑音
が入り、聴きずらいものとなっている。また図4に示す
ごとく、とう道1内で当該電灯線3と隣接する別系統の
電灯線3´がある場合、この別系統の電灯線3´をアン
テナ線として当該電灯線3とスイッチ5箇所で接続して
いるが、この場合は、当該別系統の電灯線3´の分電盤
3´aの接地により大地帰路方式は形成されているが、
電灯線3と電灯線3´との信号接続が悪く、雑音等が入
り受信しにくい。
【0005】この発明は、この様なとう道内の情報伝送
システムにおいて、送受信の良好な装置を提供し、上記
課題を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、と
う道の開口部付近の地上部又はとう道内に固定局を設
け、この固定局の情報信号をFM波信号にして当該固定
局からとう道内の既設の電灯線に接続して、この既設の
電灯線をアンテナ線としてとう道内の適宜箇所で受信機
からなる移動局により上記固定局と情報信号を送受信す
る情報伝送回路において、上記電灯線とは別に導線を設
けてこの一端を接地し、この導線及び上記電灯線に、夫
々信号の送受信をする接続器を設けてこれらの接続器相
互間に直列接続したLC回路を設け、かつこのLC回路
の両端を接地し、共振をとる構成とした、とう道内の情
報伝送装置とした。
【0007】また請求項2項の発明は、とう道の開口部
付近の地上部又はとう道内に固定局を設け、この固定局
の情報信号をFM波信号にして当該固定局からとう道内
の既設の電灯線に接続して、この既設の電灯線をアンテ
ナ線としてとう道内の適宜箇所で受信機からなる移動局
により上記固定局と情報信号を送受信する情報伝送回路
において、上記電灯線と系統の異なる電灯線とを、これ
らの各電灯線に夫々信号の送受信をする接続器を設けて
これらの接続器相互間に直列接続したLC回路を設け、
かつこのLC回路の両端を接地し、共振をとる構成とし
た、とう道内の情報伝送装置とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図
に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施の形
態例を示し、上記電灯線3とは別に導線6を設けてこの
一端6aを接地し、この導線6の他端6bと上記電灯線
3の先端3bに、夫々信号を送受信するループアンテナ
状の接続器7を設けてこれらの接続器7の相互間にコイ
ル8及びコンデンサー9を直列接続したLC回路10を
設け、このLC回路10の両端10aを接地し、かつこ
れらのLC回路10の両端で共振をとる構成とした。
【0009】これにより電灯線3の分電盤箇所3aの接
地と導線6の一端6aの接地により大地帰路方式が形成
される。しかも上記LC回路10により電灯線3と導線
6との共振をとるため、上記電灯線3のアンテナ線とし
ての機能が増し、このアンテナ線からの移動局4での受
信性能が良くなり、また固定局2での受信状態もよくな
る。
【0010】図2はこの発明の第2の実施の形態例を示
し、上記電灯線3の先端のスイッチ5箇所と、隣接する
系統の異なる電灯線3´の先端部のスイッチ5箇所と
を、これらの各電灯線3、3´の先端に夫々信号を送受
信するループアンテナ状の接続器7を設けてこれらの接
続器7の相互間にコイル8及びコンデンサー9を直列接
続したLC回路10を接し、このLC回路10の両端1
0aを接地し、かつこれらのLC回路10の両端で共振
をとる構成とした。
【0011】これにより一方の電灯線3は分電盤3a箇
所で接地し、他の電灯線3´も分電盤3´a箇所所で接
地しているため、これらの電灯線3、3´により大地帰
路方式が構成される。しかも上記LC回路10により共
振をとるため、上記電灯線3、3´のアンテナ線として
の機能が増し、このアンテナ線からの移動局4での受信
性能が良くなり、また固定局2での受信状態もよくな
る。
【0012】なお上記実施の形態例では、固定局をとう
道内に設けているが、これに限らずとう道の開口部付近
の地上部に設けてもよい。また上記実施の形態例では電
灯線3と導線6、又は電灯線3と電灯線3´とを、信号
を送受信するループアンテナ状の接続器で接続している
が、これらはこれに限らず、信号を送受信する接続器で
あれば適宜のものでよい。
【0013】
【発明の効果】請求項1項の発明は、とう道内の電灯線
をアンテナ線として使用しており、この電灯線の一端が
接地されていなくとも、この電灯線の先端に導線を接続
してこの一端を接地させることにより大地帰路方式が形
成され、しかもこれらの接続は、LC回路を介し、かつ
共振を取らせているため、アンテナ線の感度が良くな
り、このアンテナ線を介しての固定局と移動局での送受
信が雑音なく、極めて良好となる。
【0014】また請求項2項の発明は、とう道内の電灯
線をアンテナ線として使用しており、この電灯線の一端
が接地されていなくとも、この電灯線の先端と、隣接す
る別系統の電灯線とを接続することにより大地帰路方式
が形成され、しかもこれらの接続は、LC回路を介し、
かつ共振を取らせているため、アンテナ線の感度が良く
なり、このアンテナ線を介しての固定局と移動局での送
受信が雑音なく、極めて良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態例の概略構成図で
ある。
【図2】この発明の第2の実施の形態例の概略構成図で
ある。
【図3】従来例を示す概略構成図である。
【図4】他の従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 とう道 1a 開口部 2 固定局 3 電灯線 3´ 電灯線 4 移動局 5 スイッチ 6 導線 7 接続器 8 コイル 9 コンデンサー 10 LC回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 とう道の開口部付近の地上部又はとう道
    内に固定局を設け、この固定局の情報信号をFM波信号
    にして当該固定局からとう道内の既設の電灯線に接続し
    て、この既設の電灯線をアンテナ線としてとう道内の適
    宜箇所で受信機からなる移動局により上記固定局と情報
    信号を送受信する情報伝送回路において、上記電灯線と
    は別に導線を設けてこの一端を接地し、この導線及び上
    記電灯線に夫々信号を送受信する接続器を設けてこれら
    の接続器相互間に直列接続したLC回路を設け、かつこ
    のLC回路の両端を接地し、共振をとる構成にしたこと
    を特徴とする、とう道内の情報伝送装置。
  2. 【請求項2】 とう道の開口部付近の地上部又はとう道
    内に固定局を設け、この固定局の情報信号をFM波信号
    にして当該固定局からとう道内の既設の電灯線に接続し
    て、この既設の電灯線をアンテナ線としてとう道内の適
    宜箇所で受信機からなる移動局により上記固定局と情報
    信号を送受信する情報伝送回路において、上記電灯線と
    系統の異なる電灯線とを、これらの各電灯線に夫々信号
    を送受信する接続器を設けてこれらの接続器相互間に直
    列接続したLC回路を設け、かつこのLC回路の両端を
    接地し、共振をとる構成としたことを特徴とする、とう
    道内の情報伝送装置。
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