JP3197298B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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Description
地局のアンテナ装置に関し、特に、基地局装置の送受信
機能を試験するための試験装置用のアンテナを内蔵する
アンテナ装置に係る。
験を行なうためには、基地局の空中線を介して実際に電
波を送受信して行なう方法を採ることが最も現実的であ
り、望ましい方法と言える。そのためには、基地局のア
ンテナとは別に、該基地局のアンテナとの間で電波を送
受信する試験用のアンテナを設ける必要がある。そし
て、基地局アンテナと試験用アンテナとの間の伝搬損失
が正確に分かっていなければならない。
従来の無線基地局の構成の一例を示す図であって、11
は基地局アンテナ、12aは試験用アンテナ、13a,
13bは給電線、14は無線基地局装置、15は試験用
無線装置を表わしている。
線13aを介して無線基地局装置14に接続される。ま
た、試験用アンテナ12aは給電線13bを介して試験
用無線装置15と接続される。無線基地局装置14は、
基地局アンテナ11を介して無線信号を送受信する装置
である。試験用無線装置15は、試験用アンテナ12a
を介して無線基地局装置14との間で無線信号を送受信
する装置である。試験用アンテナ12aは、基地局アン
テナ11の近傍に基地局アンテナ11と一定の距離を隔
てて設置される。試験用アンテナ12aとしては半波長
ダイポールアンテナ等を用いるのが一般的である。
る試験用アンテナ12aは基地局アンテナ11の近傍に
適宜設置されていた。基地局アンテナと試験用アンテナ
との間の伝搬損失は前述のように、正確に分かっている
必要があり、また、それが安定であることが要求される
が、上記の構成の場合には試験用アンテナ12aが周囲
からの影響を受けないようにするためには、設置場所等
の選定にかなりの困難を伴うと言う問題があった。その
ため、上述した半波長ダイポールアンテナ等の試験用ア
ンテナをそのまま基地局アンテナと共に基地局アンテナ
装置の中に組み込んで構成するものが作られている。
線基地局の例を示す図であって、11は基地局アンテ
ナ、12bは試験用アンテナ、13a,13bは給電
線、14は無線基地局装置、15は試験用無線装置、1
6は基地局アンテナ装置を表わしている。
用アンテナとの結合があまり密であっては、実際の状態
に則した試験ができないので、基地局アンテナと試験用
アンテナの結合損失は一定の値以上のものが必要であ
る。しかし、上述の図4に示したような試験用アンテナ
と基地局アンテナを一体化して構成する基地局アンテナ
装置の場合には、基地局アンテナと試験用アンテナが近
接しているため、両アンテナ間の結合損失は小さい。
ナ間の結合損失を所要値以上確保する必要から、両アン
テナの間隔を大とせざるを得ず、このような構造のアン
テナ装置では基地局アンテナ装置全体の大きさが大きく
なるから、アンテナ取付場所の制約を生ずると言う問題
点があった。また、アンテナ装置が大となる結果、風圧
荷重が増すのでアンテナ構造の強度を増したり、アンテ
ナ装置の取付構造の強度を増したりしなければならない
から経済性が損なわれると言う問題点もあった。
るため、試験用アンテナを内蔵し、かつ、構造を小形に
成し得る無線基地局用のアンテナを実現することを目的
としている。
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項1の発明は、基地局アンテナ
を用いて無線信号を送受信する装置と、該基地局アンテ
ナとの間で試験用アンテナを用いて無線信号を送受信し
て基地局装置の機能試験を実施する試験装置とを有する
無線基地局構成において、基地局アンテナに、基地局ア
ンテナの素子に比してはるかに寸法の小なる導体片を少
なくとも1個試験用の微小アンテナとして内蔵せしめた
アンテナ装置である。請求項2の発明は、請求項1記載
のアンテナ装置において、試験用アンテナと試験装置と
の間に通過形抵抗減衰器を設けて構成したものである。
て微小アンテナを用いるので、試験用アンテナを基地局
アンテナ装置内に内蔵せしめても、アンテナ装置の構造
が従来のように大となることがない。また、微小アンテ
ナを用いることから、基地局アンテナとの結合減衰量を
大きくとることができる。
アンテナと試験装置との間に通過形抵抗減衰器を挿入す
る構成としているので、微小アンテナを用いたことによ
るインピーダンス特性の劣化を低減せしめて、給電線を
介して接続される試験用無線装置の出力インピーダンス
との整合条件を改善することができる。
向って左側の図は正面図を、また右側の図は側面図を示
しており、1は基地局アンテナ装置、2は基地局アンテ
ナ、3は微小アンテナ、4,5は給電線接続口、6はア
ンテナ支持のための構造体を表わしている。
のマイクロストリップアンテナや、プリントダイポール
アンテナを合成して形成されるもので、給電線接続口5
に接続される給電線を介して無線基地局装置に接続され
る。また試験用アンテナとして用いる微小アンテナ3は
給電線接続口4に接続される給電線を介して試験用無線
装置に接続される。
して微小アンテナを用いているので、図に示すように、
基地局アンテナ2に試験用アンテナを近接させて設けて
も、両アンテナ間の結合減衰量が小さくなることはな
く、充分実用的な結合減衰量を確保することができる。
て、数字符1〜6は図1の場合と同様であり、7は通過
形抵抗減衰器を表わしている。微小アンテナは、その構
造上給電線の特性インピーダンスとの整合をとることが
困難な面を有しているが、本実施例のように、通過形抵
抗減衰器7を設けて微小アンテナ3を該通過形抵抗減衰
器7を介して給電線で試験用無線装置に接続することに
より、整合の条件を良好なものとすることができる。
線基地局のアンテナ装置を、基地局アンテナのみの場合
とほぼ同じ大きさのまま内部に試験用アンテナを組入れ
ることができる。そのため、アンテナ装置が大形化する
ことがなく、従って、アンテナ設置上の場所の制約が緩
和され、また、風圧などの影響を受けにくいから、無線
基地局のアンテナ装置を経済的に実現できる利点があ
る。
成の例を示す図である。
して構成した例を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基地局アンテナを用いて無線信号を送受
信する装置と、該基地局アンテナとの間で試験用アンテ
ナを用いて無線信号を送受信して基地局装置の機能試験
を実施する試験装置とを有する無線基地局構成におい
て、基地局アンテナに、基地局アンテナの素子に比してはる
かに寸法の小なる導体片を少なくとも1個試験用の微小
アンテナとして内蔵せ しめたことを特徴とするアンテナ
装置。 - 【請求項2】 試験用アンテナと試験装置との間に通過
形抵抗減衰器を設けた請求項1記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23489091A JP3197298B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23489091A JP3197298B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575319A JPH0575319A (ja) | 1993-03-26 |
JP3197298B2 true JP3197298B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=16977923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23489091A Expired - Lifetime JP3197298B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3197298B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1511117A1 (de) * | 2003-08-28 | 2005-03-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Antennensystem und Funkgerät mit einem solchen Antennensystem |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP23489091A patent/JP3197298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575319A (ja) | 1993-03-26 |
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