JP3500317B2 - デュアルモード式移動無線装置 - Google Patents
デュアルモード式移動無線装置Info
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- JP3500317B2 JP3500317B2 JP33935298A JP33935298A JP3500317B2 JP 3500317 B2 JP3500317 B2 JP 3500317B2 JP 33935298 A JP33935298 A JP 33935298A JP 33935298 A JP33935298 A JP 33935298A JP 3500317 B2 JP3500317 B2 JP 3500317B2
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- Japan
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- terrestrial
- mobile terminal
- circuit board
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上波移動体端末
をアダプター式衛星通信端末に結合して、衛星無線通信
と地上無線通信の両方の通信を可能としたデュアルモー
ド式移動無線装置に関する。
をアダプター式衛星通信端末に結合して、衛星無線通信
と地上無線通信の両方の通信を可能としたデュアルモー
ド式移動無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デュアルモード式移動無線装置
は、地上波移動体端末の結合部(接触コネクタ)とアダ
プター式衛星通信端末の結合部(接触コネクタ)を電気
的に結合して衛星無線通信と地上無線通信の両方を使用
できるようにしたものである。又、デュアルモード式移
動無線装置を構成するアダプター式衛星通信端末と地上
波移動体端末において、両端末内の回路基板と結合部
(接触コネクタ)との間は屈曲性に優れたフレキシブル
ケーブル等の配線導体を介して結合している。更に、ア
ダプター式衛星通信端末と地上波移動体端末は共に相手
回路の信号の授受をする為に、お互いの回路を導通さ
せ、グランド電位を等しくする必要があった。
は、地上波移動体端末の結合部(接触コネクタ)とアダ
プター式衛星通信端末の結合部(接触コネクタ)を電気
的に結合して衛星無線通信と地上無線通信の両方を使用
できるようにしたものである。又、デュアルモード式移
動無線装置を構成するアダプター式衛星通信端末と地上
波移動体端末において、両端末内の回路基板と結合部
(接触コネクタ)との間は屈曲性に優れたフレキシブル
ケーブル等の配線導体を介して結合している。更に、ア
ダプター式衛星通信端末と地上波移動体端末は共に相手
回路の信号の授受をする為に、お互いの回路を導通さ
せ、グランド電位を等しくする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アダプ
ター式衛星通信端末を地上波移動体端末に結合してデュ
アルモード式移動無線装置として使用する場合は、アダ
プター式衛星通信端末の回路側のグランドが地上波移動
体端末の回路側のグランドと導通するため、地上波移動
体端末を単独に用いた場合に比べて、地上波移動体端末
のアンテナに対するグランド長が大きく変化し、アンテ
ナの特性を著しく劣化させてしまうという問題がある。
ター式衛星通信端末を地上波移動体端末に結合してデュ
アルモード式移動無線装置として使用する場合は、アダ
プター式衛星通信端末の回路側のグランドが地上波移動
体端末の回路側のグランドと導通するため、地上波移動
体端末を単独に用いた場合に比べて、地上波移動体端末
のアンテナに対するグランド長が大きく変化し、アンテ
ナの特性を著しく劣化させてしまうという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決する事を目的とし、請求項1記載の
デュアルモード式移動無線装置は、地上波の無線回線を
利用する地上波移動体端末と、該地上波移動体端末を載
置するとともに少なくとも衛星を介して無線通信を行う
無線部を備えたアダプター式衛星通信端末とから構成さ
れるデュアルモード式移動無線装置において、前記地上
波移動体端末は、地上波用アンテナ素子と、該地上波用
アンテナ素子及び付随した回路素子とグランド電極とを
搭載した第1回路基板と、前記アダプター式衛星通信端
末に載置する際に電気的に結合する第1結合部と、前記
第1回路基板と前記第1結合部を繋ぐ第1配線導体とを
備え、前記アダプター式衛星通信端末は、衛星用アンテ
ナ素子と、該衛星用アンテナ素子及び付随した回路素子
とグランド電極とを搭載した第2回路基板と、前記地上
波移動体端末を載置する際に電気的に結合する第2結合
部と、前記第2回路基板と前記第2結合部を繋ぐ第2配
線導体とを備え、前記第1配線導体又は第2配線導体の
内少なくともどちらか一方の表面を磁性体で覆うように
形成したことを特徴とする。
れらの問題点を解決する事を目的とし、請求項1記載の
デュアルモード式移動無線装置は、地上波の無線回線を
利用する地上波移動体端末と、該地上波移動体端末を載
置するとともに少なくとも衛星を介して無線通信を行う
無線部を備えたアダプター式衛星通信端末とから構成さ
れるデュアルモード式移動無線装置において、前記地上
波移動体端末は、地上波用アンテナ素子と、該地上波用
アンテナ素子及び付随した回路素子とグランド電極とを
搭載した第1回路基板と、前記アダプター式衛星通信端
末に載置する際に電気的に結合する第1結合部と、前記
第1回路基板と前記第1結合部を繋ぐ第1配線導体とを
備え、前記アダプター式衛星通信端末は、衛星用アンテ
ナ素子と、該衛星用アンテナ素子及び付随した回路素子
とグランド電極とを搭載した第2回路基板と、前記地上
波移動体端末を載置する際に電気的に結合する第2結合
部と、前記第2回路基板と前記第2結合部を繋ぐ第2配
線導体とを備え、前記第1配線導体又は第2配線導体の
内少なくともどちらか一方の表面を磁性体で覆うように
形成したことを特徴とする。
【0005】また、請求項2記載のデュアルモード式移
動無線装置は、地上波の無線回線を利用する地上波移動
体端末と、該地上波移動体端末を載置するとともに少な
くとも衛星を介して無線通信を行う無線部を備えたアダ
プター式衛星通信端末とから構成されるデュアルモード
式移動無線装置において、前記地上波移動体端末は、地
上波用アンテナ素子と、該地上波用アンテナ素子及び付
随した回路素子とグランド電極とを搭載した第1回路基
板と、前記アダプター式衛星通信端末に載置する際に電
気的に結合する第1結合部と、前記第1回路基板と前記
第1結合部を繋ぐ第1配線導体とを備え、前記アダプタ
ー式衛星通信端末は、衛星用アンテナ素子と、該衛星用
アンテナ素子及び付随した回路素子とグランド電極とを
搭載した第2回路基板と、前記地上波移動体端末を載置
する際に電気的に結合する第2結合部と、前記第2回路
基板と前記第2結合部を繋ぐ第2配線導体とを備え、少
なくとも前記第1配線導体又は前記第2配線導体の一部
に特定の周波数に対して高インピーダンスに作用する素
子を設けたことを特徴とする。
動無線装置は、地上波の無線回線を利用する地上波移動
体端末と、該地上波移動体端末を載置するとともに少な
くとも衛星を介して無線通信を行う無線部を備えたアダ
プター式衛星通信端末とから構成されるデュアルモード
式移動無線装置において、前記地上波移動体端末は、地
上波用アンテナ素子と、該地上波用アンテナ素子及び付
随した回路素子とグランド電極とを搭載した第1回路基
板と、前記アダプター式衛星通信端末に載置する際に電
気的に結合する第1結合部と、前記第1回路基板と前記
第1結合部を繋ぐ第1配線導体とを備え、前記アダプタ
ー式衛星通信端末は、衛星用アンテナ素子と、該衛星用
アンテナ素子及び付随した回路素子とグランド電極とを
搭載した第2回路基板と、前記地上波移動体端末を載置
する際に電気的に結合する第2結合部と、前記第2回路
基板と前記第2結合部を繋ぐ第2配線導体とを備え、少
なくとも前記第1配線導体又は前記第2配線導体の一部
に特定の周波数に対して高インピーダンスに作用する素
子を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施例
を説明する。又、同じ構成を示す箇所は同一の符号を用
いる。
を説明する。又、同じ構成を示す箇所は同一の符号を用
いる。
【0007】図1は、アダプター式衛星通信端末と地上
波移動体端末がそれぞれの回路基板下部にある結合部で
互いに結合し、衛星無線通信と地上無線通信の両方を可
能としたデュアルモード式移動無線装置の構成の概略図
である。
波移動体端末がそれぞれの回路基板下部にある結合部で
互いに結合し、衛星無線通信と地上無線通信の両方を可
能としたデュアルモード式移動無線装置の構成の概略図
である。
【0008】図1において、1は地上波用アンテナ、2
は回路基板、3は回路基板2に配線導体を固定するコネ
クタ、4は配線導体を示すフレキシブルケーブル、5は
接触コネクタ、6は筐体ケースを示し地上波移動体端末
を構成する各構成部である。又、7は衛星用アンテナ、
8は回路基板、9は回路基板8に配線導体を固定するコ
ネクタ、10は配線導体を示すフレキシブルケーブル、
11は接触コネクタ、12は筐体ケースを示しアダプタ
ー式衛星通信端末を構成する各構成部である。地上波移
動体端末とアダプター式衛星通信端末は、それぞれの接
触コネクタ、5と11が接触することで両フレキシブルケ
ーブル4と10及びコネクタ3と9を介して回路基板2
と8が接続される。
は回路基板、3は回路基板2に配線導体を固定するコネ
クタ、4は配線導体を示すフレキシブルケーブル、5は
接触コネクタ、6は筐体ケースを示し地上波移動体端末
を構成する各構成部である。又、7は衛星用アンテナ、
8は回路基板、9は回路基板8に配線導体を固定するコ
ネクタ、10は配線導体を示すフレキシブルケーブル、
11は接触コネクタ、12は筐体ケースを示しアダプタ
ー式衛星通信端末を構成する各構成部である。地上波移
動体端末とアダプター式衛星通信端末は、それぞれの接
触コネクタ、5と11が接触することで両フレキシブルケ
ーブル4と10及びコネクタ3と9を介して回路基板2
と8が接続される。
【0009】図1の構成において、地上波移動体端末は
それ単独で地上無線通信が実行可能である上、両接触コ
ネクタ5と11の接触により、両回路基板2と8を流れる
電流の授受が可能となり、衛星無線通信時は地上波移動
体端末の操作部(図示せず)が衛星無線通信操作のマン
マシンインターフェースを担う。又、アダプター式衛星
通信端末と地上波移動体端末を結合している時にも地上
無線通信を行うことが可能であるが、地上波移動体端末
のアンテナ1の特性は、アダプター式衛星通信端末の回
路基板8のグランド状態の変化の影響を受け、感度が劣
化する。
それ単独で地上無線通信が実行可能である上、両接触コ
ネクタ5と11の接触により、両回路基板2と8を流れる
電流の授受が可能となり、衛星無線通信時は地上波移動
体端末の操作部(図示せず)が衛星無線通信操作のマン
マシンインターフェースを担う。又、アダプター式衛星
通信端末と地上波移動体端末を結合している時にも地上
無線通信を行うことが可能であるが、地上波移動体端末
のアンテナ1の特性は、アダプター式衛星通信端末の回
路基板8のグランド状態の変化の影響を受け、感度が劣
化する。
【0010】図2は本発明の第1の実施例を示し、地上
波移動体端末側のフレキシブルケーブル4に磁性体シー
ト13を貼り付けた要部説明図である。図2に示す様
に、磁性体シート13をフレキシブルケーブル4に貼り
付けることで、地上波移動体端末のアンテナ給電点付近
から回路基板2の中に流れるグランド電流が接触コネク
タ5と11を介してアダプター式衛星通信端末に流れ出
した時に、アンテナ使用周波数帯域において磁性体で反
射もしくは吸収されるので、地上波移動体端末のアンテ
ナ特性はアダプター式衛星通信端末の回路基板8のグラ
ンド状態の変化の影響を受けなくなる。
波移動体端末側のフレキシブルケーブル4に磁性体シー
ト13を貼り付けた要部説明図である。図2に示す様
に、磁性体シート13をフレキシブルケーブル4に貼り
付けることで、地上波移動体端末のアンテナ給電点付近
から回路基板2の中に流れるグランド電流が接触コネク
タ5と11を介してアダプター式衛星通信端末に流れ出
した時に、アンテナ使用周波数帯域において磁性体で反
射もしくは吸収されるので、地上波移動体端末のアンテ
ナ特性はアダプター式衛星通信端末の回路基板8のグラ
ンド状態の変化の影響を受けなくなる。
【0011】図3は本発明の第2の実施例を示し、アダ
プター式衛星通信端末側のフレキシブルケーブル10に
磁性体シート14を貼り付けた要部説明図で、図3
(a)はアダプター式衛星通信端末の内部を横から見た
図、図3(b)はアダプター式衛星通信端末の内部立体
図である。図3のようにアダプター式衛星通信端末のフ
レキシブルケーブル10に磁性体シート14を貼り付け
る構成をとることで、地上波移動体端末のアンテナ給電
点付近から回路基板2の中に流れるグランド電流が接触
コネクタ5と11を介してアダプター式衛星通信端末に
流れ出した時に、アンテナ使用周波数帯域において磁性
体で反射もしくは吸収されるので、地上波移動体端末の
アンテナ特性はアダプター式衛星通信端末の回路基板8
のグランド状態の変化の影響を受けなくなる。よって、
図2又は図3に示す様に、地上波移動体端末又はアダプ
ター式衛星通信端末のどちらか一方のフレキシブルケー
ブルに磁性体シートを貼り付けることで良好なアンテナ
特性を保つことが出来る。又、両方のフレキシブルケー
ブルに磁性体シートを貼り付けても良い。
プター式衛星通信端末側のフレキシブルケーブル10に
磁性体シート14を貼り付けた要部説明図で、図3
(a)はアダプター式衛星通信端末の内部を横から見た
図、図3(b)はアダプター式衛星通信端末の内部立体
図である。図3のようにアダプター式衛星通信端末のフ
レキシブルケーブル10に磁性体シート14を貼り付け
る構成をとることで、地上波移動体端末のアンテナ給電
点付近から回路基板2の中に流れるグランド電流が接触
コネクタ5と11を介してアダプター式衛星通信端末に
流れ出した時に、アンテナ使用周波数帯域において磁性
体で反射もしくは吸収されるので、地上波移動体端末の
アンテナ特性はアダプター式衛星通信端末の回路基板8
のグランド状態の変化の影響を受けなくなる。よって、
図2又は図3に示す様に、地上波移動体端末又はアダプ
ター式衛星通信端末のどちらか一方のフレキシブルケー
ブルに磁性体シートを貼り付けることで良好なアンテナ
特性を保つことが出来る。又、両方のフレキシブルケー
ブルに磁性体シートを貼り付けても良い。
【0012】図4は本発明の第3の実施例を示し、フレ
キシブルケーブル4を回路基板2に固定するコネクタ3
のラインに、特定の周波数に対して高インピーダンスに
作用する素子としてフェライトビーズ15を配置した要
部説明図である。フェライトビーズ15を配置すること
で、アンテナ1の使用周波数帯域において、地上波移動
体端末のアンテナ給電点付近から回路基板2を流れるグ
ランド電流は、高インピーダンスに作用する素子のフェ
ライトビーズ15においてフレキシブルケーブル4と高
周波的に分離されるので、アンテナ特性は、アダプター
式衛星通信端末の回路基板8およびフレキシブルケーブ
ル10のグランドの影響を受けなくなる。
キシブルケーブル4を回路基板2に固定するコネクタ3
のラインに、特定の周波数に対して高インピーダンスに
作用する素子としてフェライトビーズ15を配置した要
部説明図である。フェライトビーズ15を配置すること
で、アンテナ1の使用周波数帯域において、地上波移動
体端末のアンテナ給電点付近から回路基板2を流れるグ
ランド電流は、高インピーダンスに作用する素子のフェ
ライトビーズ15においてフレキシブルケーブル4と高
周波的に分離されるので、アンテナ特性は、アダプター
式衛星通信端末の回路基板8およびフレキシブルケーブ
ル10のグランドの影響を受けなくなる。
【0013】図5は本発明の第3の実施例を応用したも
ので、地上波移動体端末内の回路基板2にフレキシブル
ケーブル4を固定するコネクタ3の付近に高インピーダ
ンスの素子としてフェライトビーズ15を配置する代わ
りに、フレキシブルケーブル4の配線導体中に高インピ
ーダンスの素子としてフェライトビーズ15を配置した
要部説明図である。
ので、地上波移動体端末内の回路基板2にフレキシブル
ケーブル4を固定するコネクタ3の付近に高インピーダ
ンスの素子としてフェライトビーズ15を配置する代わ
りに、フレキシブルケーブル4の配線導体中に高インピ
ーダンスの素子としてフェライトビーズ15を配置した
要部説明図である。
【0014】又、本発明の第1および第2の実施例を応
用した発明として、図2及び図3中の磁性体シートの代
わりに、フェライトコアを貼り付けることで、同様の動
作を実現できる。
用した発明として、図2及び図3中の磁性体シートの代
わりに、フェライトコアを貼り付けることで、同様の動
作を実現できる。
【0015】更に、本発明の第3の実施例を応用した発
明として、図4中のフェライトビーズの代わりに、イン
ダクタンス素子を配置することで、同様の特性を実現で
きる。
明として、図4中のフェライトビーズの代わりに、イン
ダクタンス素子を配置することで、同様の特性を実現で
きる。
【0016】又、本発明の第1、第2、第3の実施例を
応用した発明として、コネクタ3や9、およびフレキシ
ブルケーブルの被膜の材料として、磁性体やフェライト
を用いることにより、同様の動作を実現できる。
応用した発明として、コネクタ3や9、およびフレキシ
ブルケーブルの被膜の材料として、磁性体やフェライト
を用いることにより、同様の動作を実現できる。
【0017】又、図4及び図5は地上波移動体端末内の
フレキシブルケーブル4及びコネクタ3に高インピーダ
ンスに作用する素子としてフェライトビーズ15を配置
するようにしているが、アダプター式衛星通信端末に同
様の構成をとっても同じ効果を奏する。
フレキシブルケーブル4及びコネクタ3に高インピーダ
ンスに作用する素子としてフェライトビーズ15を配置
するようにしているが、アダプター式衛星通信端末に同
様の構成をとっても同じ効果を奏する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は配線導体に
磁性体シートやフェライトコアやフェライトビーズ等を
備えてアンテナ給電点付近から回路基板を流れるグラン
ド電流の流出を阻止することで、地上波移動体端末にア
ダプター式衛星通信端末を接続した際にも、地上波移動
体端末のアンテナ特性が変動するのを防ぐ事が出来ると
ともに、地上無線通信時に、アダプター式衛星通信端末
の有無に関わらず良好なアンテナ感度を維持する事が出
来る。
磁性体シートやフェライトコアやフェライトビーズ等を
備えてアンテナ給電点付近から回路基板を流れるグラン
ド電流の流出を阻止することで、地上波移動体端末にア
ダプター式衛星通信端末を接続した際にも、地上波移動
体端末のアンテナ特性が変動するのを防ぐ事が出来ると
ともに、地上無線通信時に、アダプター式衛星通信端末
の有無に関わらず良好なアンテナ感度を維持する事が出
来る。
【図1】アダプター式衛星通信端末と地上波移動体端末
から構成されるデュアルモード式移動無線装置を示す概
略構成図。
から構成されるデュアルモード式移動無線装置を示す概
略構成図。
【図2】本発明の一実施例であって、地上波移動体端末
のフレキシブルケーブルに磁性体シートを貼り付ける要
部説明図。
のフレキシブルケーブルに磁性体シートを貼り付ける要
部説明図。
【図3】本発明の一実施例であって、アダプター式衛星
通信端末のフレキシブルケーブルに磁性体シートを貼り
付ける要部説明図。
通信端末のフレキシブルケーブルに磁性体シートを貼り
付ける要部説明図。
【図4】本発明の一実施例であって、地上波移動体端末
のコネクタ付近にフェライトビーズ設けた要部説明図。
のコネクタ付近にフェライトビーズ設けた要部説明図。
【図5】本発明の一実施例であって、地上波移動体端末
のフレキシブルケーブルのライン上に高インピーダンス
の素子を設けた要部説明図。
のフレキシブルケーブルのライン上に高インピーダンス
の素子を設けた要部説明図。
1:地上波用アンテナ
2:回路基板
3:コネクタ
4:フレキシブルケーブル
5:接触コネクタ
6:地上波移動体端末の筐体ケース
7:衛星用アンテナ
8:回路基板
9:コネクタ
10:フレキシブルケーブル
11:接触コネクタ
12:アダプター式衛星通信端末の筐体ケース
13:磁性体シート
14:磁性体シート
15:フェライトビーズ
Claims (2)
- 【請求項1】地上波の無線回線を利用する地上波移動体
端末と、該地上波移動体端末を載置するとともに少なく
とも衛星を介して無線通信を行う無線部を備えたアダプ
ター式衛星通信端末とから構成されるデュアルモード式
移動無線装置において、 前記地上波移動体端末は、地上波用アンテナ素子と、該
地上波用アンテナ素子及び付随した回路素子とグランド
電極とを搭載した第1回路基板と、前記アダプター式衛
星通信端末に載置する際に電気的に結合する第1結合部
と、前記第1回路基板と前記第1結合部を繋ぐ第1配線
導体とを備え、 前記アダプター式衛星通信端末は、衛星用アンテナ素子
と、該衛星用アンテナ素子及び付随した回路素子とグラ
ンド電極とを搭載した第2回路基板と、前記地上波移動
体端末を載置する際に電気的に結合する第2結合部と、
前記第2回路基板と前記第2結合部を繋ぐ第2配線導体
とを備え、 前記第1配線導体又は第2配線導体の内少なくともどち
らか一方の表面を磁性体で覆うように形成したことを特
徴とするデュアルモード式移動無線装置。 - 【請求項2】地上波の無線回線を利用する地上波移動体
端末と、該地上波移動体端末を載置するとともに少なく
とも衛星を介して無線通信を行う無線部を備えたアダプ
ター式衛星通信端末とから構成されるデュアルモード式
移動無線装置において、 前記地上波移動体端末は、地上波用アンテナ素子と、該
地上波用アンテナ素子及び付随した回路素子とグランド
電極とを搭載した第1回路基板と、前記アダプター式衛
星通信端末に載置する際に電気的に結合する第1結合部
と、前記第1回路基板と前記第1結合部を繋ぐ第1配線
導体とを備え、 前記アダプター式衛星通信端末は、衛星用アンテナ素子
と、該衛星用アンテナ素子及び付随した回路素子とグラ
ンド電極とを搭載した第2回路基板と、前記地上波移動
体端末を載置する際に電気的に結合する第2結合部と、
前記第2回路基板と前記第2結合部を繋ぐ第2配線導体
とを備え、 少なくとも前記第1配線導体又は前記第2配線導体の一
部に特定の周波数に対して高インピーダンスに作用する
素子を設けたことを特徴とするデュアルモード式移動無
線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33935298A JP3500317B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | デュアルモード式移動無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33935298A JP3500317B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | デュアルモード式移動無線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000165284A JP2000165284A (ja) | 2000-06-16 |
JP3500317B2 true JP3500317B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=18326655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33935298A Expired - Fee Related JP3500317B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | デュアルモード式移動無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3500317B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100673406B1 (ko) * | 2005-01-26 | 2007-01-24 | 아태위성산업 주식회사 | 지상 휴대전화기에 탑재되는 위성 통신 장치 및 방법 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP33935298A patent/JP3500317B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000165284A (ja) | 2000-06-16 |
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