JPH10303702A - 平均値算出回路並びにこれを用いた相関値算出回路、マッチドフィルタ及び通信機 - Google Patents

平均値算出回路並びにこれを用いた相関値算出回路、マッチドフィルタ及び通信機

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JPH10303702A
JPH10303702A JP11312197A JP11312197A JPH10303702A JP H10303702 A JPH10303702 A JP H10303702A JP 11312197 A JP11312197 A JP 11312197A JP 11312197 A JP11312197 A JP 11312197A JP H10303702 A JPH10303702 A JP H10303702A
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    • H03H17/02Frequency selective networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成をより簡単にする。 【解決手段】一端に基準電位VSSが印加されたキャパ
シタC1〜Cnと、入力信号D1〜Dnの入力端とキャ
パシタC1〜Cnの他端とのそれぞれの間に接続された
スイッチング素子SW11〜SW1nと、共通配線CO
Mと、キャパシタC1〜Cnの他端と共通配線COMと
の間に接続されたスイッチング素子SW21〜SW2n
と、一端が共通配線COMに接続され、他端に基準電位
VTTが印加されたリセット用スイッチング素子SWr
とを備え、スイッチング素子SW11〜SW1n及びS
Wrとスイッチング素子SW21〜SW2nとの一方が
オンのとき他方がオフにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平均値算出回路並
びにこれを用いた相関値算出回路、マッチドフィルタ及
び通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のDS方式スペクトラム拡
散通信用受信機を示す概略ブロック図である。アンテナ
7で受信された信号は、その一部がバンドパスフィルタ
8を通り、検波回路9に供給される。検波回路9は、A
SK、FSK又はPSKで変調された信号を包絡線検波
又は同期検波してアナログ又はデジタルの、スペクトラ
ム拡散された信号DINに変換する。マッチドフィルタ
10Pは、このスペクトラム拡散信号DINとPN(Ps
eudorandom Noise)符号系列との相関値DOUTを算出
する。判定回路11は、相関値DOUTに基づいて、同
期捕捉のためにシンボル区間を判定し且つベースバンド
データを得る。データ量削減のためにこのベースバンド
データが例えば予測符号化等で符号化されている場合に
は、復号化回路12で復号化される。音声データの場合
には、復号化回路12の出力がD/A変換回路13でア
ナログ値に変換され、次いでローパスフィルタ14を通
ってスピーカ15に供給される。画像やテキスト等のデ
ータの場合には、復号化回路12の出力が再生データと
して用いられる。
【0003】このような受信機を用いたスペクトルラム
拡散通信は、干渉波排除能力、通信内容の秘匿性及び周
波数利用効率の点で、他の通信方式よりも優れている。
図9は、従来のマッチドフィルタ10Pの構成を示す。
デジタル又はアナログのシフトレジスタ20は、遅延素
子DL1〜DLnが縦続接続され、その遅延素子DL1
のデータ入力端にスペクトラム拡散信号DINが供給さ
れている。クロックCLKに同期して遅延素子DL1〜
DLnの入力値DIN及び遅延信号S1〜Sn−1がそ
れぞれ遅延素子DL1〜DNnに保持され、遅延信号S
1〜Snとして出力される。遅延素子DL1〜DLn
は、スペクトラム拡散信号DINがデジタルの場合には
フリップフロップであり、スペクトラム拡散信号DIN
がアナログである場合にはサンプルホールド回路又はC
CDなどである。
【0004】遅延信号S1〜SnのPN符号系列P1〜
Pnに対する一致度D1〜Dnがそれぞれ一致度演算回
路M1〜Mnで算出される。一致度演算回路M1〜Mn
は例えば、PN符号が1又は−1の場合には乗算器であ
り、PN符号が‘1’又は‘0’のビットの場合にはイ
クスクルーシブノアゲートである。一致度D1〜Dnは
加算回路21に供給され、これらの総和が相関値DOU
Tとして求められる。
【0005】このようなマッチドフィルタ10Pを用い
れば、相関値DOUTがクロック周期毎に直ちに求めら
れる。PN符号系列は受信機毎に異なり、受信側のPN
符号系列が、送信側のスペクトラム拡散用PN符号系列
と異なる場合には、相関値DOUTが常に小さくなるの
で、受信データを解読できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】nは例えば256であ
り、この場合、一致度D1〜D256の総和をクロック
CLKの1周期で算出しなければならず、加算回路21
の構成、従って相関値算出回路、マッチドフィルタ及び
通信機の構成が複雑になる。本発明の目的は、このよう
な問題点に鑑み、より簡単な構成の平均値算出回路並び
にこれを用いた相関値算出回路、マッチドフィルタ及び
通信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1の平均値算出回路では、例えば図1において、第1〜
nキャパシタC1〜Cnと、入力信号D1〜Dnに応じ
た電荷をそれぞれ該第1〜nキャパシタC1〜Cnに保
持させ、次に該第1〜nキャパシタC1〜Cnを並列接
続させ、並列接続された該第1〜nキャパシタC1〜C
nの電圧を平均値として出力するスイッチング回路23
とを有する。
【0008】入力信号D1〜Dnに応じた電荷をそれぞ
れ第1〜nキャパシタC1〜Cnに保持させたときの第
1〜nキャパシタC1〜Cnの電圧をそれぞれV1〜V
nとし、次に第1〜nキャパシタC1〜Cnを並列接続
させたときのキャパシタの電圧をDOUTとすると、第
1〜nキャパシタC1〜Cnに保持された電荷の総量が
並列接続の前後で不変であるので、 C1・V1+C2・V2+・・・+Cn・Vn=(C0
+C1+・・・+Cn)DOUT が成立する。DOUTは、入力信号D1〜Dnに応じた
電圧V1〜Vnの重み付き平均値となり、電圧V1〜V
nの重みはそれぞれC0〜Cnである。
【0009】この平均値算出回路は、キャパシタC1〜
Cnとスイッチング回路23とで構成されているので、
構成が従来よりも簡単になるという効果を奏し、平均値
算出回路並びにこれを用いた相関値算出回路、マッチド
フィルタ及び通信機の製造コスト低減に寄与するところ
が大きい。請求項2の平均値算出回路では、請求項1に
おいて、上記第1〜nキャパシタの一端には第1基準電
位VSSが印加され、上記スイッチング回路23は、上
記入力信号D1〜Dnの入力端と該第1〜nキャパシタ
C1〜Cnの他端とのそれぞれの間に接続された第11
〜1nスイッチング素子SW11〜SW1nと、共通配
線COMと、該第1〜nキャパシタC1〜Cnの他端と
該共通配線COMとの間に接続された第21〜2nスイ
ッチング素子SW21〜SW2nと、一端が該共通配線
COMに接続され、他端に第2基準電位VTTが印加さ
れたリセット用スイッチング素子SWrとを有し、該第
11〜1nスイッチング素子SW11〜SW1n及び該
リセット用スイッチング素子SWrと該第21〜2nス
イッチング素子SW21〜SW2nとの一方がオンのと
き他方がオフにされる。
【0010】第2基準電位は、第1基準電位と等しくて
もよい。請求項3の平均値算出回路では、請求項1又は
2において、例えば図2に示す如く、上記第1〜nキャ
パシタは、一端に上記第1基準電位が印加された第11
〜1n容量素子と、一端に第3基準電位が印加された第
21〜2n容量素子と、該第11〜1n容量素子の他端
と該第21〜2n容量素子の他端とのそれぞれの間に接
続された第31〜3nスイッチング素子とを有する。
【0011】第3基準電位は、第1基準電位と等しくて
もよい。この平均値算出回路によれば、第31〜3nス
イッチング素子をオン/オフ制御することにより、重み
付き平均の重みが可変になるという効果を奏する。請求
項4の相関値算出回路では、例えば図1に示す如く、請
求項1乃至3のいずれか1つに記載の平均値算出回路
と、信号S1〜Snと信号P1〜Pnとのそれぞれの一
致度を上記入力信号D1〜Dnとして算出する一致度演
算回路M1〜Mnとを有する。
【0012】請求項5のマッチドフィルタでは、例えば
図1に示す如く、請求項4記載の相関値算出回路と、第
1〜n遅延素子DL1〜DLnが縦続接続され、第1遅
延素子DL1に入力信号DINが供給され、各遅延素子
がクロックCLKに同期して入力値を保持するシフトレ
ジスタ20とを有し、上記信号S1〜Snは該第1〜n
遅延素子DL1〜DLnの出力信号S1〜Snであり、
上記信号P1〜PnはPN符号系列である。
【0013】請求項6のマッチドフィルタでは、請求項
5において、例えば図2に示す如く、上記第1〜n遅延
素子はいずれもフリップフロップであり、上記第1〜n
一致度演算回路はイクスクルーシブオアゲート又はイク
スクルーシブノアゲートである。
【0014】請求項7のマッチドフィルタでは、請求項
5において、例えば図5に示す如く、上記第1〜n遅延
素子はいずれもサンプルホールド回路であり、上記第1
〜n一致度演算回路は乗算回路である。請求項8のマッ
チドフィルタでは、例えば図4に示す如く、請求項3記
載の平均値算出回路と、第1〜n遅延素子が縦続接続さ
れ、第1遅延素子に入力信号が供給され、各遅延素子が
クロックに同期して入力値を保持するシフトレジスタ
と、該第1〜n遅延素子の出力信号S1〜SnとPN符
号系列P1〜Pnとのそれぞれの一致度を上記入力信号
D1〜Dnとして算出する一致度演算回路と、を有し、
上記第1〜nキャパシタは、一端に上記第1基準電位が
印加された互いに同一容量の第11〜1n容量素子と、
一端に第3基準電位が印加された互いに同一容量の第2
1〜2n容量素子と、該第11〜1n容量素子の他端と
該第21〜2n容量素子の他端とのそれぞれの間に接続
された第31〜3nスイッチング素子とを有し、上記P
N符号系列は各桁が2ビットであり、該2ビットの一方
についての該PN符号系列の第1〜n桁がそれぞれ上記
第1〜n一致度演算回路に供給され、該2ビットの他方
についての該PN符号系列の第1〜n桁でそれぞれ該第
31〜3nスイッチング素子がオン/オフ制御される。
【0015】請求項9の多ビットマッチドフィルタで
は、各桁がmビットの入力データに対し該mビットの各
々について請求項5記載のマッチドフィルタを有する。
請求項10の多ビットマッチドフィルタでは、請求項9
において、上記m個のマッチドフィルタがそれぞれ第1
〜mマッチドフィルタとして備えられ、j=2〜mの各
々について、第jマッチドフィルタの上記第1〜nキャ
パシタの容量がそれぞれ第(j−1)マッチドフィルタ
の該第1〜nキャパシタの容量の2倍であり、該m個の
マッチドフィルタの各相関値出力端が共通に接続されて
いる。
【0016】この多ビットマッチドフィルタによれば、
m個のマッチドフィルタの各相関値出力端を共通に接続
すればよいので、多ビットマッチドフィルタの構成が簡
単になるという効果を奏する。請求項11の多ビットマ
ッチドフィルタでは、請求項9において、上記m個のマ
ッチドフィルタがそれぞれ第1〜mマッチドフィルタと
して備えられ、j=2〜mの各々について第jマッチド
フィルタの相関値出力に対する重みが第(j−1)マッ
チドフィルタの相関値出力に対する重みの2倍になるよ
うにして該第1〜mマッチドフィルタの相関値出力の重
み付き平均を算出する重み付き平均演算回路を有する。
【0017】この多ビットマッチドフィルタによれば、
互いに同一構成のm個のマッチドフィルタを用いること
ができるという効果を奏する。請求項12の多ビットマ
ッチドフィルタでは、請求項11において、上記重み付
き平均演算回路は、上記第1〜mマッチドフィルタの出
力端にそれぞれ接続された第1〜mA/D変換回路と、
該第2〜mA/D変換回路の出力端にそれぞれ接続さ
れ、該第2〜mA/D変換回路の出力をそれぞれk2〜
km倍する第2〜m乗算回路と、該第1A/D変換回路
の出力と該第2〜m乗算回路の出力との総和を算出する
加算回路とを有し、j=2〜mの各々について、比rj
=kj/(第jA/D変換回路の分解能)が比rj−1
の2倍である。
【0018】この多ビットマッチドフィルタによれば、
第2〜m乗算回路を用いることにより、分解能が比較的
低い第2〜mA/D変換回路を用いることができるとい
う効果を奏する。請求項13の通信機では、請求項5乃
至12のいずれか1つに記載のマッチドフィルタを有す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図2は、本発明の第1実施形態のマッ
チドフィルタ10Aを示す。マッチドフィルタ10A
は、例えば図8のマッチドフィルタ10Pの替わりに用
いられる。このマッチドフィルタ10Aは、図1の構成
例であって、スペクトラム拡散信号DINがビットスト
リームである場合に用いられる。簡単化のために、図2
では図1のnの値を5としている。
【0020】シフトレジスタ20Aでは、Dフリップフ
ロップDL1A〜DLOAが縦続接続されており、これ
らのクロック入力端CKにクロックCLKが供給され、
初段のDフリップフロップDL1Aのデータ入力端D
に、スペクトラム拡散された信号DINが供給される。
DフリップフロップDL1A〜DL5Aの出力S1〜S
5はそれぞれ、イクスクルーシブノアゲートM1A〜M
5Aの一方の入力端に供給され、イクスクルーシブノア
ゲートM1A〜M5Aの他方の入力端にはそれぞれ、P
N符号保持回路22からPN符号P1〜P5が供給され
る。例えば、P1=S1のときD1=‘1’となり、P
1≠S1のときD1=‘0’となる。イクスクルーシブ
ノアゲートM1A〜M5Aの出力D1〜D5はそれぞ
れ、PN符号系列P1〜P5に対する遅延信号S1〜S
5の一致度を示している。
【0021】キャパシタC1〜C5は互いに同一容量で
あり、これらの一端はグランド線GNDに接続され、こ
れらの他端はそれぞれ、一方ではスイッチング素子SW
11〜SW15を介してイクスクルーシブノアゲートM
1A〜M5Aの出力端に接続され、他方ではスイッチン
グ素子S21〜SW25を介して共通線COMに接続さ
れている。共通線COMとグランド線GNDとの間に
は、共通線電位リセット用スイッチング素子SWrが接
続されている。スイッチング素子SW11〜SW15、
SW21〜SW25及びSWrは、キャパシタC1〜C
5に対するスイッチング回路23を構成している。
【0022】スイッチング素子SW11〜SW15及び
SWrはいずれも、クロック*CLKが高レベルのとき
オンになり、クロック*CLKが低レベルのときオフに
なる。スイッチング素子SW21〜SW25はいずれ
も、クロック*CLKと相補的なクロックCLKが高レ
ベルのときにオンになり、クロックCLKが低レベルの
ときにオフになる。
【0023】スイッチング回路23とキャパシタC1〜
C5とで平均値算出回路が構成され、この平均値算出回
路とイクスクルーシブノアゲートM1A〜M5Aとで相
関値算出回路が構成されている。次に、上記の如く構成
されたマッチドフィルタ10Aの動作を、図3を参照し
て説明する。図3では、PN符号系列P1〜P5が‘0
1101’であり、時刻t=t1でスペクトラム拡散信
号DINが‘0’、遅延信号S1〜S4が‘1101’
である場合を示している。クロックCLKの1サイクル
は、チップ区間と称されている。以下において、時刻t
iのiは、奇数であるとする。
【0024】(ti)クロックCLKの立ち上がりのタ
イミングでスペクトラム拡散信号DIN及び遅延信号S
1〜S4がそれぞれフリップフロップDL1A〜DL5
Aに保持され、遅延信号S1〜S5として出力される。
例えば時刻t=t1では、遅延信号S1〜S5が‘01
101’に変化し、イクスクルーシブノアゲートM1A
〜M5Aの出力D1〜D5は‘11111’に変化す
る。時刻t=t3では、遅延信号S1〜S5が‘101
10’に変化し、イクスクルーシブノアゲートM1A〜
M5Aの出力D1〜D5は‘00100’に変化する。
【0025】クロックCLKの立ち上がりにより、スイ
ッチング素子SW11〜SW15及びSWrがオフにな
り、スイッチング素子SW21〜SW25がオンにな
る。この直前のキャパシタC1〜C5の電圧をそれぞれ
V1〜V5で表す。キャパシタC1〜C5及び共通線C
OMに保持されている電荷の総和は、クロックCLKの
立ち上がり前後で不変であるので、 C1・V1+C2・V2+C3・V3+C4・V4+C5・V5 =(C0+C1+C2+C3+C4+C5)DOUT (1) が成立する。ここにC0は、共通線COMの容量であ
る。キャパシタの容量C1〜C5の総和に対し容量C0
が無視できるとすると、相関値DOUTは、一致度D1
〜D5に対応した電圧V1〜V5をそれぞれキャパシタ
の容量C1〜C5で重み付けした平均値となる。キャパ
シタC1〜C5が互いに等しい場合には、相関値DOU
Tは電圧V1〜V5の単なる平均値になる。すなわち、
相関値DOUTは、1サイクル前の一致度D1〜D5の
平均をアナログ変換した値となる。
【0026】図3では、時刻t=t3及び時刻t=13
で相関値DOUTが「最大値」(又は「最小値」)に変
化するので、図8の判定回路11において、1サイクル
前の区間t1〜t11が1シンボル区間であると判定さ
れる。また、判定回路11により、相関値DOUTが
「最大値」のとき、この1シンボル区間でのベースバン
ドデータは‘1’であると判定され、相関値DOUTが
「最小値」のとき、この1シンボル区間でのベースバン
ドデータは‘0’であると判定される。実際には、ノイ
ズの混入や受信電波の干渉を考慮して、「最大値」の替
わりに、「最大値より少し小さい設定値以上」が用いら
れ、「最小値」の替わりに、「最小値より少し大きい設
定値以下」が用いられる。
【0027】(ti+1)クロックCLKの立ち下がり
により、スイッチング素子SW11〜SW15及びSW
rがオンになり、スイッチング素子SW21〜S2W2
5がオフになる。これにより、一致度D1〜D5に対応
した電圧がそれぞれキャパシタC1〜C5でサンプリン
グされ、また、共通線COMがグランド電位にリセット
される。
【0028】本第1実施形態によれば、キャパシタC1
〜C5とスイッチング回路23とにより図9の加算回路
21に対応した平均値算出回路が構成されているので、
平均値算出回路並びにこれを用いた相関値算出回路、マ
ッチドフィルタ10A及び通信機の構成が従来よりも簡
単になる。 [第2実施形態]PN符号系列の値との関係で、干渉波
排除能力をより向上させるために、受信側においてのみ
PN符号系列の各桁を2ビットにする場合がある。図4
は、この場合を考慮した本発明の第2実施形態のマッチ
ドフィルタ10Bを示す。
【0029】マッチドフィルタ10Bでは、キャパシタ
C1〜C5にそれぞれ、キャパシタC21〜C25がス
イッチング素子SW31〜SW35を介して並列接続さ
れている。キャパシタC1〜C5及びC21〜C25の
容量は互いに同一である。PN符号保持回路22Aから
出力されるPN符号系列の各桁は2ビットであり、2ビ
ットのうち上位ビットの全桁はP1〜P5としてそれぞ
れイクスクルーシブノアゲートM1A〜M5Aの一方の
入力端に供給され、下位ビットの全桁はQ1〜Q5とし
てそれぞれスイッチング素子SW31〜SW35の制御
入力端に供給されている。
【0030】上式(1)から、相関値DOUTは、一致
度D1〜D5の重み付け平均値に比例し、重みはQ1〜
Q5により可変になっている。相関値DOUTの最大値
と最小値の平均値を0とすると、i=1〜5の各々につ
いて、PN符号系列の第i桁の2ビットPiQiが‘1
1’、‘10’、‘00’及び‘01’のときそれぞれ
重みは1、0.5、−0.5、−1となる。
【0031】[第3実施形態]スペクトラム拡散信号D
INはアナログ電圧であってもよく、図5は、これを考
慮した本発明の第3実施形態のマッチドフィルタ10C
を示す。アナログシフトレジスタ20Bでは、サンプル
ホールド回路DL1B〜DLnBが縦続接続されてい
る。一致度演算回路としては、乗算回路M1B〜MnB
が用いられている。PN符号保持回路22Bから出力さ
れているPN符号系列P1〜Pnはいずれも1又は−1
に対応したアナログ電圧である。
【0032】他の点は図2と同一である。なお、サンプ
ルホールド回路DL1B〜DLnBの替わりにCCDを
用いた構成であってもよい。 [第4実施形態]以上の実施形態では、スペクトラム拡
散信号DINが1ビットのストリームである場合を説明
したが、これは多ビットのストリームであってもよい。
図6は、これを考慮した本発明の第4実施形態のマッチ
ドフィルタ10Dを示す。
【0033】スペクトラム拡散信号DINは、DIN0
〜DIN3の4ビットストリームであり、DIN0が最
下位ビットであるとする。スペクトラム拡散信号DIN
0〜DIN3はそれぞれマッチドフィルタ100〜10
3に供給される。マッチドフィルタ100〜103はい
ずれも、例えば図2に示すマッチドフィルタ10Aと同
一構成である。但し、図2のキャパシタC1〜C5の容
量Cは、マッチドフィルタ100〜103で互いに異な
り、その容量比は1:2:4:8となっている。
【0034】マッチドフィルタ100〜103の相関値
出力端は、A/D変換回路24の入力端に共通に接続さ
れている。A/D変換回路24の入力電圧は、出力端接
続前のマッチドフィルタ100〜103の出力電圧の重
み付き平均値になる。この重みは、前記容量比である。
A/D変換回路24からは、デジタルの相関値DOUT
が取り出される。
【0035】[第5実施形態]図6において、最下位ビ
ット用のマッチドフィルタ100の、図2に示すキャパ
シタC1〜C5の容量は、寄生容量のばらつきを考慮し
て所定値以上にする必要がある。また、上記容量比でキ
ャパシタ容量が定められるので、最上位ビット用のマッ
チドフィルタ103のキャパシタの面積が大きくなる。
【0036】そこで、図7に示す第5実施形態のマッチ
ドフィルタ10Eでは、マッチドフィルタ100A〜1
03Aの全てについて、図2に示すキャパシタC1〜C
5の容量を互いに同一にしている。マッチドフィルタ1
00A〜103Aの出力電圧はそれぞれ、A/D変換回
路240〜243でデジタル化される。A/D変換回路
241〜243の出力R1〜R3はそれぞれ、乗算回路
M11〜M13でk1〜k3倍にされ、A/D変換回路
240の出力R0と共に加算回路21Aに供給されて、
これらの総和がデジタル相関値DOUTとして求められ
る。
【0037】A/D変換回路240〜243の分解能を
それぞれVDD/N0〜VDD/N3とすると、N1・
k1/N0=2、N2・k2/N0=22 、N3・k3
/N0=23 となるように定められている。相関値DO
UTの分解能は、VDD・n/(24 N0)となる。こ
こにnは、図1中のnである。
【0038】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば図7において、乗数k1、k2及びk3
が2j である場合には、乗算回路M11〜M3を用いず
に、A/D変換回路241〜243の出力配線を上位側
へjビットシフトさせて加算回路21Aの入力端に接続
すればよい。また、A/D変換回路240〜243とし
てレファランス電圧入力端を有するものを用い、レファ
ランス電圧を適当に定めることにより、k1=k2=k
3=1にして、乗算回路M11〜M13を省略した構成
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すマッチドフィルタ回路
図である。
【図2】本発明の第1実施形態のマッチドフィルタ回路
図である。
【図3】図1の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施形態のマッチドフィルタ回路
図である。
【図5】本発明の第3実施形態のマッチドフィルタ回路
図である。
【図6】本発明の第4実施形態のマッチドフィルタ回路
図である。
【図7】本発明の第5実施形態のマッチドフィルタ回路
図である。
【図8】従来のDS方式スペクトラム拡散通信用受信機
の概略構成を示すブロック図である。
【図9】従来のマッチドフィルタ回路図である。
【符号の説明】
10P、10、10A〜10E、100〜103、10
0A〜103A マッチドフィルタ 20、20A、20B シフトレジスタ 21A 加算回路 23 スイッチング回路 24、240〜243 A/D変換回路 DL1〜DLn 遅延素子 DL1A〜DL5A フリップフロップ DL1B〜DL5B サンプルホールド回路 M1〜Mn 一致度演算回路 M1A〜M5A イクスクルーシブノアゲート M1B〜M5B 乗算回路 SW11〜SW1n、SW21〜SW2n、SW31〜
SW3n、SWr スイッチング素子 C1〜C5、C21〜C25 キャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G06F 17/18 G06F 15/36 A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1〜nキャパシタと、 入力信号D1〜Dnに応じた電荷をそれぞれ該第1〜n
    キャパシタに保持させ、次に該第1〜nキャパシタを並
    列接続させ、並列接続された該第1〜nキャパシタの電
    圧を平均値として出力するスイッチング回路と、 を有することを特徴とする平均値算出回路。
  2. 【請求項2】 上記第1〜nキャパシタの一端には第1
    基準電位が印加され、 上記スイッチング回路は、 上記入力信号D1〜Dnの入力端と該第1〜nキャパシ
    タの他端とのそれぞれの間に接続された第11〜1nス
    イッチング素子と、 共通配線と、 該第1〜nキャパシタの他端と該共通配線との間に接続
    された第21〜2nスイッチング素子と、 一端が該共通配線に接続され、他端に第2基準電位が印
    加されたリセット用スイッチング素子と、 を有し、該第11〜1nスイッチング素子及び該リセッ
    ト用スイッチング素子と該第21〜2nスイッチング素
    子との一方がオンのとき他方がオフにされることを特徴
    とする請求項1記載の平均値算出回路。
  3. 【請求項3】 上記第1〜nキャパシタは、 一端に上記第1基準電位が印加された第11〜1n容量
    素子と、 一端に第3基準電位が印加された第21〜2n容量素子
    と、 該第11〜1n容量素子の他端と該第21〜2n容量素
    子の他端とのそれぞれの間に接続された第31〜3nス
    イッチング素子と、 を有することを特徴とする請求項1又は2記載の平均値
    算出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    平均値算出回路と、 信号S1〜Snと信号P1〜Pnとのそれぞれの一致度
    を上記入力信号D1〜Dnとして算出する一致度演算回
    路と、 を有することを特徴とする相関値算出回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の相関値算出回路と、 第1〜n遅延素子が縦続接続され、第1遅延素子に入力
    信号が供給され、各遅延素子がクロックに同期して入力
    値を保持するシフトレジスタと、 を有し、上記信号S1〜Snは該第1〜n遅延素子の出
    力信号S1〜Snであり、上記信号P1〜PnはPN符
    号系列であることを特徴とするマッチドフィルタ。
  6. 【請求項6】 上記第1〜n遅延素子はいずれもフリッ
    プフロップであり、 上記第1〜n一致度演算回路はイクスクルーシブオアゲ
    ート又はイクスクルーシブノアゲートである、 ことを特徴とする請求項5記載のマッチドフィルタ。
  7. 【請求項7】 上記第1〜n遅延素子はいずれもサンプ
    ルホールド回路であり、 上記第1〜n一致度演算回路は乗算回路である、 ことを特徴とする請求項5記載のマッチドフィルタ。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の平均値算出回路と、 第1〜n遅延素子が縦続接続され、第1遅延素子に入力
    信号が供給され、各遅延素子がクロックに同期して入力
    値を保持するシフトレジスタと、 該第1〜n遅延素子の出力信号S1〜SnとPN符号系
    列P1〜Pnとのそれぞれの一致度を上記入力信号D1
    〜Dnとして算出する一致度演算回路と、を有し、上記
    第1〜nキャパシタは、 一端に第1基準電位が印加された互いに同一容量の第1
    1〜1n容量素子と、 一端に第3基準電位が印加された互いに同一容量の第2
    1〜2n容量素子と、 該第11〜1n容量素子の他端と該第21〜2n容量素
    子の他端とのそれぞれの間に接続された第31〜3nス
    イッチング素子と、 を有し、上記PN符号系列は各桁が2ビットであり、該
    2ビットの一方についての該PN符号系列の第1〜n桁
    がそれぞれ上記第1〜n一致度演算回路に供給され、該
    2ビットの他方についての該PN符号系列の第1〜n桁
    でそれぞれ該第31〜3nスイッチング素子がオン/オ
    フ制御されることを特徴とするマッチドフィルタ。
  9. 【請求項9】 各桁がmビットの入力データに対し該m
    ビットの各々について請求項5記載のマッチドフィルタ
    を有することを特徴とする多ビットマッチドフィルタ。
  10. 【請求項10】 上記m個のマッチドフィルタがそれぞ
    れ第1〜mマッチドフィルタとして備えられ、j=2〜
    mの各々について、第jマッチドフィルタの上記第1〜
    nキャパシタの容量がそれぞれ第(j−1)マッチドフ
    ィルタの該第1〜nキャパシタの容量の2倍であり、該
    m個のマッチドフィルタの各相関値出力端が共通に接続
    されていることを特徴とする請求項9記載の多ビットマ
    ッチドフィルタ。
  11. 【請求項11】 上記m個のマッチドフィルタがそれぞ
    れ第1〜mマッチドフィルタとして備えられ、 j=2〜mの各々について第jマッチドフィルタの相関
    値出力に対する重みが第(j−1)マッチドフィルタの
    相関値出力に対する重みの2倍になるようにして該第1
    〜mマッチドフィルタの相関値出力の重み付き平均を算
    出する重み付き平均演算回路を有することを特徴とする
    請求項9記載の多ビットマッチドフィルタ。
  12. 【請求項12】 上記重み付き平均演算回路は、 上記第1〜mマッチドフィルタの出力端にそれぞれ接続
    された第1〜mA/D変換回路と、 該第2〜mA/D変換回路の出力端にそれぞれ接続さ
    れ、該第2〜mA/D変換回路の出力をそれぞれk2〜
    km倍する第2〜m乗算回路と、 該第1A/D変換回路の出力と該第2〜m乗算回路の出
    力との総和を算出する加算回路と、 を有し、j=2〜mの各々について、比rj=kj/
    (第jA/D変換回路の分解能)が比rj−1の2倍で
    あることを特徴とする請求項11記載の多ビットマッチ
    ドフィルタ。
  13. 【請求項13】 請求項5乃至12のいずれか1つに記
    載のマッチドフィルタを有することを特徴とする通信
    機。
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