JPH10303240A - ワイヤボンディング装置の超音波ホーン - Google Patents

ワイヤボンディング装置の超音波ホーン

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JPH10303240A
JPH10303240A JP9109360A JP10936097A JPH10303240A JP H10303240 A JPH10303240 A JP H10303240A JP 9109360 A JP9109360 A JP 9109360A JP 10936097 A JP10936097 A JP 10936097A JP H10303240 A JPH10303240 A JP H10303240A
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ultrasonic horn
wire bonding
ultrasonic
hole
bonding apparatus
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Mitsuhiro Ishizuka
充洋 石塚
Hiroshi Honda
坦 本田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンディング装置の超音波ホーンの軽量化に
より慣性を小さくしてボンディングの高速化を図る。 【解決手段】 超音波ホーンの他方端に締付ボルト11
で電歪素子部12を取り付けるためのネジ穴13を設け
る。ネジ穴13の下穴の径と同じ径を有するストレート
穴30を胴体1aの先端を貫通するように設ける。キャ
ピラリ7は先端部1cのスリット4によって把持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワイヤボンディン
グ装置の超音波ホーンに関し、特に超音波ホーンの軽量
化並びに超音波伝達効率および放熱効率の改善に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の超音波ホーンの構成を示す
斜視図であり、図7は超音波ホーンを伝わる超音波を説
明するために図6のA−A線矢視断面を用いた概念図で
ある。図6,図7に示すように、超音波ホーンの胴体1
にはエクスポネンシャルテーパが形成されており、胴体
1の一方端に行くほど先が細く、円錐台状になってい
る。このエクスポネンシャルテーパ部2は、中心線に垂
直な面の断面積を数1の関係をもって、つまりエクスポ
ネンシャルに変化させるようなテーパが形成されている
部分である。
【0003】
【数1】
【0004】胴体1の先端部3には、スリット4が形成
され、スリット4の両側にある胴体1の内面にはキャピ
ラリ7をはめ込むための凹部5が形成されている。ま
た、先端部2には、キャピラリ7を把持するため、スリ
ット4の幅を狭める方向に締め付けるネジ8が設けられ
ている。ネジ穴14にネジ8がねじ込まれる深さによっ
て把持する力は調整される。
【0005】一方、超音波ホーンの胴体1の他方端に
は、胴体1と圧接するようにランジュバン型電歪素子部
12が配設されている。ランジュバン型電歪素子部12
は、円筒形の素材の積層体である圧電素子9と、胴体1
と圧電素子9の間および締付ボルト11と圧電素子9の
間の間隔を保つために用いる円筒形のカラー10と、カ
ラー10ごと圧電素子9を胴体1に当接するように締め
付ける締付ボルト11からなる。
【0006】締付ボルト11がねじ込まれるように、胴
体1の中心線を中心として胴体1に他方端の側からネジ
穴13が明けられている。振動発生源であるランジュバ
ン型電歪素子部12は、胴体1の他方端に当接されるよ
うに、ネジ穴13を使って締付ボルト11で締結され
る。このように一本のボルトによって締結することで超
音波ホーンと電歪素子部12の構成を小型化するととも
に軽量化されている。
【0007】超音波ホーンの他方端に取り付けられた電
歪素子部12の発生する超音波振動は、縦波として超音
波ホーンの胴体1を伝わる。胴体1を伝わる超音波によ
って胴体1は、超音波ホーンの形状や材質で定まった共
振周波数で共振し、胴体1の内部に振幅しない節16が
発生する。符号15で示した2点鎖線は、中心線に垂直
な面の振幅を示している。中心線と2点鎖線15が交わ
っている場所の面は振幅しておらず、2点鎖線15と中
心線が離れるほどその位置における胴体断面の振幅が大
きいことを示している。中心線の上に2点鎖線15があ
る部分と下にある部分では振動の向きが逆になる。キャ
ピラリ7は、胴体1における振幅が大きくなる位置に取
り付けられる。超音波ホーンは、例えば、中実丸軸の金
属から削り出されてエクスポネンシャルテーパを持つよ
うに加工される。超音波ホーンがエクスポネンシャルテ
ーパ部2を有しいている一つの目的は、超音波伝達効率
の向上である。
【0008】図8はワイヤボンディング装置の構成の一
部を示す概念図である。一般的なワイヤボンディング装
置は、超音波ホーンの先端部3に取り付けられたキャピ
ラリ7の前後方向の超音波振動を利用して超音波併用熱
圧着ボンディングを行っている。超音波ホーンの胴体1
は、フランジ6の部分でハウジング17に取り付けられ
る。ハウジング17は支点18に固着されて揺動自在に
支持されている。昇降機構19により支点18を中心に
先端部3を上下に揺動させてリードワイヤ20のボンデ
ィングを行う。例えば、リードワイヤ20をIC25に
ボンディングするときは、先端部3が下降し、リードワ
イヤ20をIC25に押しつけた状態で電歪素子部12
によってキャピラリ7を振動させて所定の位置にリード
ワイヤ20を超音波接合する。IC25は試料ホルダー
26により保持されている。キャピラリ7およびリード
ワイヤ20を移動するときには先端部3を上昇させ、前
後あるいは左右に超音波ホーンの胴体1を移動させて同
じように超音波接合し、リードワイヤ20を切断して一
本のリード線の溶接が終了する。リードワイヤ20はワ
イヤスプール21に巻とられており、リードワイヤ20
はワイヤクランプ22によって供給され、また切断され
る。このような動作を繰り返し、例えば、約0.1秒間
に1回W字型にキャピラリ7を移動させて1本のリード
線を溶接する。
【0009】電歪素子部12は、超音波発振器23から
供給された、超音波周波数を持つ電気エネルギーを超音
波振動に変換する。超音波発振器23の発振時間を時限
制御回路24にて制御することによって、電歪素子部1
2からの超音波の発振時間を制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波ホーンは
以上のように構成され、超音波ホーンが金属でできてい
るため質量が大きく、ボンディング動作を速くするため
に超音波ホーンの先端部を速く上下に動かそうとしても
慣性が大きく困難であるという問題がある。また、超音
波接合の際に、キャピラリはワイヤリードに超音波振動
を伝えるという重要な役割を担っているが、キャピラリ
の把持が十分でないため、キャピラリの取り付けがはず
れたり、緩んだりして超音波伝達を阻害するという問題
がある。さらに、超音波併用熱圧着ボンディングの際
に、外部過熱手段からの輻射熱を超音波ホーンが受け、
超音波ホーンの胴体が十数μmの伸びを生じるなどして
ボンディングポイントのずれが生じるという問題があ
る。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、超音波ホーンを軽量化して慣性
を小さくすることでボンディングの高速化を図ることを
目的とする。また、キャピラリを把持するポイントを増
やすことで、リードワイヤに対する安定した超音波伝達
を行い、あるいはキャピラリの振動方向を多様化するこ
とで超音波伝達の向きを多様化してリードワイヤの接合
強度を向上することを目的とする。さらに、放熱効率を
向上させることにより伸びを抑えて超音波ボンディング
の精度を向上させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るワイヤ
ボンディング装置の超音波ホーンは、一方端にキャピラ
リが取り付けられるとともに振動発生源が他方端に取り
付けられるよう構成され、ワイヤボンディング装置に取
り付けられるために前記他方端寄りに設けられたフラン
ジおよび該フランジと前記一方端との間に前記キャピラ
リに超音波を効率よく伝えるために断面積をエクスポネ
ンシャルに変化させるエクスポネンシャルテーパ部が形
成された胴体を持つ、ワイヤボンディング装置の超音波
ホーンであって、前記胴体のうちの少なくとも前記エク
スポネンシャルテーパ部の内部には、滑らかな内壁を持
つ中空部が設けられていることを特徴とする。
【0013】第2の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、第1の発明の超音波ホーンにおい
て、前記中空部は、前記一方端の端面を貫通しており、
前記胴体の前記一方端の外殻は前記キャピラリを把持す
るために前記中空部とつながるスリットによって2つの
部分に分割されていることを特徴とする。
【0014】第3の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、第1または第2の発明の超音波ホー
ンにおいて、前記振動発生源が前記他方端の前記胴体に
当接されるように締付ボルトで締結するために、前記胴
体に前記他方端の側から前記胴体の長手方向に向けてネ
ジ穴が明けられ、前記中空部は、前記長手方向に向けて
明けられ、前記ネジ穴におけるネジ下穴の径を持つスト
レート穴を含む異を特徴とする。
【0015】第4の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、第1または第2の発明の超音波ホー
ンにおいて、前記エクスポネンシャルテーパ部は、前記
中空部によってほぼ一定の肉厚を有するよう形成されて
いる外殻を含むことを特徴とする。
【0016】第5の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、第4の発明の超音波ホーンにおい
て、超音波ホーンの前記他方端において、前記外殻と結
合固定されるブッシングをさらに含み、前記ブッシング
に、前記振動発生源が前記他方端の前記胴体に当接され
るように締付ボルトで締結するために、前記胴体に前記
他方端の側から前記胴体の長手方向に向けて明けられた
ネジ穴が形成されていることを特徴とする。
【0017】第6の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、一方端にキャピラリが取り付けられ
るとともに振動発生源が他方端に取り付けられるよう構
成され、前記他方端寄りに設けられたフランジおよび該
フランジと前記一方端との間に前記キャピラリに超音波
を効率よく伝えるために断面積をエクスポネンシャルに
変化させるエクスポネンシャルテーパ部を持つ、ワイヤ
ボンディング装置の超音波ホーンであって、前記胴体の
うち少なくとも前記エクスポネンシャルテーパ部の内部
には中空部が設けられ、前記中空部は、少なくとも前記
エクスポネンシャルテーパ部において、前記振動発生源
から供給される超音波によって前記胴体に発生する節が
できる領域以外の領域に形成され、前記胴体の長手方向
に対し垂直な該胴体の断面の各形状が互いに相似形でな
いことを特徴とする。
【0018】第7の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、第6の発明の超音波ホーンにおい
て、前記中空部は、前記胴体の長手方向に対し垂直方向
に貫通する縦穴を含むことを特徴とする。
【0019】第8の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、第7の発明の超音波ホーンにおい
て、前記中空部は、前記長手方向に向けて前記一方端の
端面を突き抜ける貫通穴をさらに含むことを特徴とす
る。
【0020】第9の発明に係るワイヤボンディング装置
の超音波ホーンは、第1から第8の発明のうちのいずれ
かの超音波ホーンにおいて、前記中空部は、その内部を
伝わる音速が前記胴体とは異なる材質の固体物質で、少
なくともその一部が満たされていることを特徴とする。
【0021】第10の発明に係るワイヤボンディング装
置の超音波ホーンは、第9の発明の超音波ホーンにおい
て、前記胴体の材質は、前記固体物質に比べて剛性が高
く、前記固体物質は前記胴体の材料に比べて質量の小さ
い材質を用いることで、互いの縦弾性係数を異にしてい
ることを特徴とする。
【0022】第11の発明に係るワイヤボンディング装
置の超音波ホーンは、第10の発明の超音波ホーンにお
いて、前記胴体の材質および前記中空部を満たす固体物
質の材質のうちの少なくとも一方は、金属を含む焼成セ
ラミックであることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1において、図6または図7と同一符
号のものは図6または図7の同一符号部分に相当する部
分である。図1の超音波ホーンが図7の超音波ホーンと
異なる点は、図1の超音波ホーンの胴体1aにストレー
ト穴30が形成されている点である。このストレート穴
30は、ネジ穴13のネジ下穴と同じ径を有しており、
例えば、ネジ穴13の下穴を形成するときに同時に形成
する。つまり、ストレート穴3は、ネジ穴13の下穴を
延長して貫通穴としたものである。従って、ネジ下穴の
形成と同時にストレート穴30を形成することができ、
製造工程を増加させずに形成することができる。
【0024】このストレート穴30は、胴体1bの中心
線と重なる中心軸を有している。ストレート穴30は、
例えば、スリット4を形成した後に形成する。そのた
め、スリット4の内部が中心線と並行に筒状にえぐら
れ、キャピラリ7と当接する部分は、スリット4の上部
領域31と下部領域32に分かれる。キャピラリ7を把
持する部分が分割されることにより、キャピラリ7を把
持する箇所が増えるので、キャピラリ7の安定した把持
と、それに伴う安定した超音波伝達が得られる。
【0025】超音波ホーンの他方端に取り付けられた電
歪素子部12は、締付ボルト12によって超音波ホーン
の他方端に当接しているため、超音波ホーンの胴体1a
に縦波を伝えることができる。この縦波は、胴体1a、
つまり超音波ホーンの外殻を伝わってキャピラリ7を前
後に振動させる。この超音波ホーンの先端部3b側に
は、エクスポネンシャルテーパ部2bが形成されてい
る。ストレート穴30がある分だけ断面積が同じ値だけ
小さくなり、正確にはエクスポネンシャルホーンとは異
なるが、擬似的にエクスポネンシャルホーンと同様の変
換効率を有しており、キャピラリ7を効率的に振動させ
ることができる。
【0026】このような超音波ホーンは、ワイヤボンデ
ィング装置に取り付けられて図8に示すと同様の機構に
よって先端部3を上下に揺動させられる。このとき、ス
トレート穴30による軽量化によって超音波ホーンの慣
性が小さくなるため、超音波ホーンの先端を上下に動か
す速度を向上させることができる。また、ストレート穴
30による軽量化を行っているが、同じ軽量化でも胴体
1aはストレート穴30の分だけ外径を小さくする場合
と違い、従来とほぼ同程度の剛性を保っており、高速化
に伴う応力の増加にも耐えられる。また、内壁も滑らか
に形成され剛性が劣化することを防止している。なお、
ここで滑らかとは、超音波振動を増幅するために形成さ
れる胴体の厚みのほぼ2分の1程度の大きな切り欠きが
ないことをいい、ネジ山等の小さな凹凸があってもよ
い。これらの点が総合的に作用して、ワイヤボンディン
グの速度を0.1秒/本程度である従来よりもさらに向
上させることができることとなる。なお、エクスポネン
シャルテーパ部2のテーパ形状を従来と異なるものとし
て中空部であるストレート穴30を除く胴体1aの断面
積がエクスポネンシャルで変化するようなエクスポネン
シャルホーンとしてもよく、実施の形態1の説明に用い
た上記態様に比べてさらに効率的に超音波を伝達できる
という点を除いては上記態様と同様の効果を奏する。
【0027】実施の形態2.なお、上記実施の形態では
中空とするためにストレート穴30を形成したが、実施
の形態2における超音波ホーンでは、その胴体1bの一
部に形成されるエクスポネンシャルテーパ部2bの肉厚
を一定にしている。図2は、実施の形態2による超音波
ホーンの形状を示す断面図である。図2において、符号
36で示されているのが胴体1bの外殻の肉厚である。
そのため、中空部35は、胴体1b内部の中空部35が
一定の径を有さず、超音波ホーンの他方端において電歪
素子部12に近い、あるいはそれ以上の径を有する。従
って、電歪素子部12に貫通穴を形成して、一本の、あ
るいは複数本の締付ボルトで締め付けることが困難にな
る。
【0028】そこで、ブッシング37を胴体1bの中空
部35に締結する。ブッシング37には胴体1bの中心
線と一致する中心軸を持つネジ穴38が設けられてお
り、締付ボルト11でブッシング37に電歪素子部12
を当接されるように締め付けて固定する。電歪素子部1
2が取り付けられたブッシング37に超音波を伝達する
ことで、ブッシング37から超音波ホーンの胴体1bに
超音波を伝達することができる。ブッシング37から胴
体1bに超音波を効率的に伝えるために、ブッシング3
7と胴体1bとの締結位置は、超音波が共振した際に振
動しない節の近傍にすることが好ましい。
【0029】図2に示す超音波ホーンは、図1の超音波
ホーンに比べてさらに軽量化が進んでいるため慣性によ
り高速化を妨げる効果は小さくなっている。また、胴体
1bの外殻が一定の肉厚を有するとともに内壁が滑らか
に形成されているため、従来と遜色のない剛性を保つこ
とができ、高速化に伴う応力の増加にも耐えられる。た
だし、図1の超音波ホーンに比べて超音波を伝達する効
率は低くなっている。ところで、図2に示す中空部36
も一方端の側の先端が貫通して外部とつながっており、
安定してキャピラリ7を把持できるという効果について
は、実施の形態1と同様である。このような効果はなく
なるが、中空部35が先端部3に達しないようにしても
よく、上記実施の形態と同様に軽量化の効果を得ること
ができる。
【0030】なお、図2の超音波ホーンにおいても胴体
1bの外殻34について中心線に垂直な面断面積がエク
スポネンシャルで変化するようにテーパの形状を変更し
て、超音波ホーンをエクスポネンシャルホーンとしても
よく、実施の形態2の説明で用いた上記態様に比べてさ
らに効率的に超音波を伝達できるという点を除いては上
記態様と同様の効果を奏する。
【0031】また、上記実施の形態では、ブッシング3
7を用いて電歪素子部12を取り付ける場所を形成した
が、ブッシング37に相当する部材と胴体1cを一体的
に形成してもよく、実施の形態2の説明に用いた上記態
様と同様の効果を奏する。一体成形した場合には、継ぎ
目がないのでネジが緩むことがなく、ブッシング37に
相当する部材と胴体1cの締結状態を安定して保てると
いう効果がある。
【0032】実施の形態3.また、上記実施の形態1,
2では、中空部30,35の断面が中心線を中心とする
円の形状を有しているが、超音波ホーンの胴体に垂直に
縦穴を設けてもよい。図3は、この発明の実施の形態3
による超音波ホーンの構成を示す斜視図である。図3に
示すように、縦穴40,41が胴体1cに垂直に貫通し
ている。縦穴40,41は超音波が共振したときにでき
る節の部分を避けて形成される。このように一部を残し
ていることで剛性の低下を抑制できる。その際に、節を
避けて残すことにより、超音波が乱れるのを抑え、超音
波が伝達される効率の低下を小さくすることができる。
【0033】ここで、胴体1cには実施の形態1と同様
に、ストレート穴46がその中心軸を胴体1cの中心線
と一致するように形成されている。図3の胴体1cは図
1の胴体1aに比べて縦穴40,41の内部が空洞にな
っている分だけ軽量化が進んでいる。なお、ストレート
穴46を設けない場合でも、従来に比べて軽量化されて
いるので、従来に比べて慣性を小さくして高速化すると
いう効果は奏する。
【0034】また、ボンディングを行う際にワイヤリー
ドを加熱するときに発生する輻射熱を受けた超音波ホー
ンの温度が上昇するが、縦穴を貫通穴とすることで、放
熱面積を増加させ温度上昇を抑制することができる。温
度上昇を抑えるので、ボンディングを行う際の超音波ホ
ーン自身の熱による伸縮によってボンディング位置のず
れを少なくすることができる。このように垂直穴とする
と水平穴とする場合に比べ、ワイヤボンディングの際に
上下に揺動する超音波ホーンに発生する応力に対する剛
性という点からは、縦方向の外殻が残っているので有利
である。
【0035】実施の形態4.また、上記各実施の形態に
対し、中空部を形成する前の超音波ホーンの胴体を異種
材質の部品で組み立てることもできる。図4は実施の形
態4による超音波ホーンの断面図である。図5は図4の
超音波ホーンの内部を伝わる超音波の状態を説明するた
めの概念図である。実施の形態4の超音波ホーンの胴体
1dの外殻50は、その中空部に挿入された内部部品5
1とは異なる材質でできている。符号53,54で示し
て部分には縦穴が明いている。この縦穴は、図からもわ
かるように図3の超音波ホーンと同様に垂直に貫通して
いる。
【0036】図4に示した超音波ホーンにおいて、材質
の違う外殻50と内部部品51とを伝わる超音波の速度
が異なる。そのため、図5の2点鎖線60と点線61と
に示すように、それぞれの中を伝わる超音波で発生する
節16a,16bの位置が異なる。超音波ホーンの共振
周波数および材質の物理的性質である縦弾性係数並びに
材料内音速の関係は、一般に数2で表される。
【0037】
【数2】
【0038】数2から超音波ホーンの長さl(エル)
は、縦弾性係数Eの平方根に比例して変化することがわ
かる。節16a,16bの位置が異なることにより、縦
波位相差が得られる。これら異種の材質でできた外殻5
0と内部部品51を伝わる縦波の位相差によってキャピ
ラリ7の上下振動が生じる。そのため、ワイヤボンディ
ング装置でのボンディング接合面に、キャピラリ7の前
後方向の動作に加え、上下方向の振動成分が伝達され、
ボンディング時の接合性を大幅に改善することができ
る。例えば、超音波ホーンの外殻50の材質として、高
い剛性を保つため、ステンレスを用いると、このステン
レスの縦弾性係数が2.0×106kg/cm2以上であ
ることから、中空部に圧入する内部部品51の材質は、
アルミニウムのように縦弾性係数が2.0×106kg
/cm2よりも小さくかつ軽い材質を用いるのが好まし
い。このような効果を生むための材質の組合せは、縦弾
性係数の異なる材質の組み合わせであればよい。縦弾性
係数が異なれば、質量も異なり、材料内音速が異なる。
このような組合せは、含有する金属成分を異ならせた焼
成セラミックでも実現することができる。含有する金属
成分が異なる焼成セラミック同士は、その縦弾性係数が
異なる。従って、同じ焼成セラミックを用いて外殻50
と内部部品51の金属成分を異ならせれば、上記実施の
形態4に記載した構造を有する超音波ホーンを簡単に製
造できる。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明のワイ
ヤボンディング装置の超音波ホーンによれば、フランジ
よりも一方端側にあるエクスポネンシャルホーン部に滑
らかな内壁を持つ中空部を設けることで剛性を保ちつつ
軽量化が図られているので、ワイヤボンディング時の超
音波ホーンの動作を高速化してボンディング速度を向上
できるという効果がある。
【0040】請求項2記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、胴体の一方端まで中空部
が貫通し、そのためスリットで分割された外殻の2箇所
でキャピラリがそれぞれつかまれるため、キャピラリが
安定しているので、超音波の伝達が効率的に行える。
【0041】請求項3記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、主ネジ穴の下穴と同じ径
を持つストレート穴によって軽量化するので、製造工程
を増やすことなく簡単に製造できるという効果がある。
【0042】請求項4記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、外殻が同じ肉厚であるの
で、剛性を保ちつつ中空部を大きく形成でき、慣性を小
さくする割合を大きくしてボンディングの高速化を高め
るという効果がある。
【0043】請求項5記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、胴体の他方端から主ネジ
穴より大きな穴を明けることを可能にするので製造を容
易にするという効果がある。
【0044】請求項6記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、共振時に節が形成される
場所以外の胴体に中空部を形成するので、ボンディング
速度を向上するための軽量化に伴う剛性の低下と超音波
伝達効率の低下を抑制できるという効果がある。
【0045】請求項7記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、垂直方向に貫通する縦穴
によって放熱効率が上昇するため、超音波ホーンの熱に
よる伸縮を抑えることができるという効果がある。
【0046】請求項8記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、貫通穴によって一層の軽
量化が進むとともにキャピラリの保持機能が向上し超音
波ホーンを高速に動かせるとともに超音波の伝達効率の
改善がボンディング時間の短縮に寄与するためボンディ
ングの高速化が図れるという効果がある。
【0047】請求項9記載の発明のワイヤボンディング
装置の超音波ホーンによれば、音速が異なる材料を用い
ているので複数の共振周波数を持たせることができ、そ
れらの位相差によって発生する上下振動によりリードワ
イヤの接合強度を向上させてボンディングの効率を向上
させることができるという効果がある。
【0048】請求項10記載の発明のワイヤボンディン
グ装置の超音波ホーンによれば、必要な剛性を得ると同
時に軽量化を図り、しかも超音波ホーンに異なる共振周
波数を持たせることができるという効果がある。
【0049】請求項11記載の発明のワイヤボンディン
グ装置の超音波ホーンによれば、焼成セラミックの金属
成分によって容易に共振周波数を異ならせることがで
き、ボンディングの効率化を図ることが簡単にできると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による超音波ホーンの構成を示
す断面図である。
【図2】 実施の形態2による超音波ホーンの構成を示
す断面図である
【図3】 実施の形態3による超音波ホーンの構成を示
す斜視図である。
【図4】 実施の形態4による超音波ホーンの構成を示
す断面図である。
【図5】 図4の超音波ホーンの動作を説明するための
概念図である。
【図6】 従来の超音波ホーンの構成を示す斜視図であ
る。
【図7】 従来の超音波ホーンの動作を説明するための
概念図である。
【図8】 ワイヤボンディング装置における超音波ホー
ンの動きを説明するためのワイヤボンディング装置の一
部の斜視図である。
【符号の説明】
1a〜1d 胴体、2a〜2d エクスポネンシャルテ
ーパ部、3a〜3d選択部、4 スリット、6 フラン
ジ、7 キャピラリ、11 締付ボルト、12 ランジ
ュバン型電歪素子部、30 ストレート穴、40,41
縦穴、50外殻、51 内部部品。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方端にキャピラリが取り付けられると
    ともに振動発生源が他方端に取り付けられるよう構成さ
    れ、ワイヤボンディング装置に取り付けられるために前
    記他方端寄りに設けられたフランジおよび該フランジと
    前記一方端との間に前記キャピラリに超音波を効率よく
    伝えるために断面積をエクスポネンシャルに変化させる
    エクスポネンシャルテーパ部が形成された胴体を持つ、
    ワイヤボンディング装置の超音波ホーンにおいて、 前記胴体のうちの少なくとも前記エクスポネンシャルテ
    ーパ部の内部には、滑らかな内壁を持つ中空部が設けら
    れていることを特徴とする、ワイヤボンディング装置の
    超音波ホーン。
  2. 【請求項2】 前記中空部は、前記一方端の端面を貫通
    しており、 前記胴体の前記一方端の外殻は前記キャピラリを把持す
    るために前記中空部とつながるスリットによって2つの
    部分に分割されていることを特徴とする、請求項1記載
    のワイヤボンディング装置の超音波ホーン。
  3. 【請求項3】 前記振動発生源が前記他方端の前記胴体
    に当接されるように締付ボルトで締結するために、前記
    胴体に前記他方端の側から前記胴体の長手方向に向けて
    ネジ穴が明けられ、 前記中空部は、前記長手方向に向けて明けられ、前記ネ
    ジ穴におけるネジ下穴の径を持つストレート穴を含む、
    請求項1または請求項2記載のワイヤボンディング装置
    の超音波ホーン。
  4. 【請求項4】 前記エクスポネンシャルテーパ部は、前
    記中空部によってほぼ一定の肉厚を有するよう形成され
    ている外殻を含むことを特徴とする、請求項1または請
    求項2記載のワイヤボンディング装置の超音波ホーン。
  5. 【請求項5】 超音波ホーンの前記他方端において、前
    記外殻と結合固定されるブッシングをさらに含み、 前記ブッシングに、前記振動発生源が前記他方端の前記
    胴体に当接されるように締付ボルトで締結するために、
    前記胴体に前記他方端の側から前記胴体の長手方向に向
    けて明けられたネジ穴が形成されていることを特徴とす
    る、請求項4記載のワイヤボンディング装置の超音波ホ
    ーン。
  6. 【請求項6】 一方端にキャピラリが取り付けられると
    ともに振動発生源が他方端に取り付けられるよう構成さ
    れ、前記他方端寄りに設けられたフランジおよび該フラ
    ンジと前記一方端との間に前記キャピラリに超音波を効
    率よく伝えるために断面積をエクスポネンシャルに変化
    させるエクスポネンシャルテーパ部を持つ、ワイヤボン
    ディング装置の超音波ホーンにおいて、 前記胴体のうち少なくとも前記エクスポネンシャルテー
    パ部の内部には中空部が設けられ、 前記中空部は、少なくとも前記エクスポネンシャルテー
    パ部において、前記振動発生源から供給される超音波に
    よって前記胴体に発生する節ができる領域以外の領域に
    形成され、前記胴体の長手方向に対し垂直な該胴体の断
    面の各形状が互いに相似形でないことを特徴とする、ワ
    イヤボンディング装置の超音波ホーン。
  7. 【請求項7】 前記中空部は、前記胴体の長手方向に対
    し垂直方向に貫通する縦穴を含む、請求項6記載のワイ
    ヤボンディング装置の超音波ホーン。
  8. 【請求項8】 前記中空部は、前記長手方向に向けて前
    記一方端の端面を突き抜ける貫通穴をさらに含む、請求
    項7記載のワイヤボンディング装置の超音波ホーン。
  9. 【請求項9】 前記中空部は、その内部を伝わる音速が
    前記胴体とは異なる材質の固体物質で、少なくともその
    一部が満たされていることを特徴とする、請求項1から
    請求項8のいずれか一項に記載のワイヤボンディング装
    置の超音波ホーン。
  10. 【請求項10】 前記胴体の材質は、前記固体物質に比
    べて剛性が高く、前記固体物質は前記胴体の材料に比べ
    て質量の小さい材質を用いることで、互いの縦弾性係数
    を異にしていることを特徴とする、請求項9記載のワイ
    ヤボンディング装置の超音波ホーン。
  11. 【請求項11】 前記胴体の材質および前記中空部を満
    たす固体物質の材質のうちの少なくとも一方は、金属を
    含む焼成セラミックであることを特徴とする、請求項1
    0記載のワイヤボンディング装置の超音波ホーン。
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