JPH10302990A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH10302990A
JPH10302990A JP10440097A JP10440097A JPH10302990A JP H10302990 A JPH10302990 A JP H10302990A JP 10440097 A JP10440097 A JP 10440097A JP 10440097 A JP10440097 A JP 10440097A JP H10302990 A JPH10302990 A JP H10302990A
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JP
Japan
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flash lamp
capacitor
voltage
discharging
connection
Prior art date
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Application number
JP10440097A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュランプ1の接続部9の接点の経時
的な破壊や、その接続部9のコネクタ等の接続忘れを防
止することができる照明装置を得る。 【解決手段】 フラッシュランプ1、コンデンサ2a、
接続部9、発光制御手段を有し、コンデンサ2aに充電
を行い、充電の完了後にその充電電荷により発光を行う
照明装置であって、接続部9のフラッシュランプ1側に
設けられ、コンデンサ2aの充電電荷を放電させる放電
手段と、放電手段による放電時に、コンデンサ2aの電
圧を検知する電圧検知手段5と、接続部9の異常を表示
する表示部とを備え、発光回数が設定値以上になったと
きに、放電手段によって放電を開始し、所定時間経過後
に電圧検知手段5の検知電圧を所定値と比較し、その検
知電圧が所定値を上回るときに、接続部9の異常を表示
部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュランプ
を有する照明装置に関するものであり、複写機の原稿照
明装置、定着装置、プリンタの定着装置、およびストロ
ボ発光を用いた露光、映像装置などに適用することがで
きるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複写機に使用される原稿照
明装置は、その光源としてキセノン放電管などのフラッ
シュランプを使用したものが知られている。このフラッ
シュランプは、プラグとソケットからなる接続部を介し
てフラッシュ電源に接続されるが、フラッシュランプに
かかる電圧が例えば、2KVというように高圧であり、
かつ流れる電流が2000Aというように大電流である
という使用背景がある。
【0003】そのため、従来からその接続部の破損が問
題になっていた。これは、高エネルギーのために、経時
的な接点の劣化が起こりやすく、フラッシュランプの発
光回数や発光電圧の増加により劣化が進み、最終的には
炭化して導通不良となるおそれがあるからである。
【0004】このような不都合を解消するために、実公
平7−31514号公報に記載されているフラッシュラ
ンプのコネクタ接続装置が知られている。このコネクタ
接続装置は、入力プラグの装着方向に弾性を有する弾性
手段を介してプラグをソケットに押し当てて固定するも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弾性手
段等を用いて接触抵抗を保持しようとしても限度があ
り、度重なるランプの脱着により接続部のコンタクト同
士の接触抵抗が徐々に高くなり、発熱あるいはアークな
どの現象により接続部が加速的に劣化してしまうことに
なる。
【0006】また、フラッシュランプを接続するため
に、端子台などにネジ止めするということもあるが、こ
のときのネジの締め忘れなどのセットミスが多々発生し
てしまう。この場合に、そのまま使用すると、フラッシ
ュランプが発光しない。そればかりか、フラッシュラン
プの発光エネルギーを蓄えるコンデンサが充電され、大
きなエネルギーを保ったまま、メンテナンス従事者に触
れられ、メンテナンス従事者が感電することがあり得
る。このような事態は、上述の接続部のコネクタを差し
忘れた場合にも起こり得る。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたものであり、フラッシュランプ
の接続部の接点の経時的な破壊や、その接続部のコネク
タ等の接続忘れを防止することができる照明装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フラッシュランプ、上記フラッシュランプの発光エネル
ギーを蓄えるコンデンサ、上記フラッシュランプと上記
コンデンサとを電気的に接続する接続部、上記フラッシ
ュランプの発光を制御する発光制御手段を有し、上記コ
ンデンサに充電を行い、充電の完了後にその充電電荷に
より上記フラッシュランプの発光を行う照明装置であっ
て、上記接続部のフラッシュランプ側に設けられ、上記
コンデンサの充電電荷を放電させる放電手段と、上記放
電手段による放電時に、上記コンデンサの電圧を検知す
る電圧検知手段と、上記接続部の異常を表示する表示部
とを備え、発光回数が設定値以上になったときに、上記
放電手段によって放電を開始し、所定時間経過後に上記
電圧検知手段の検知電圧を所定値と比較し、その検知電
圧が所定値を上回るときに、上記接続部の異常を上記表
示部に表示することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、フラッシュラン
プ、上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄えるコ
ンデンサ、上記フラッシュランプと上記コンデンサとを
電気的に接続する接続部、上記フラッシュランプの発光
量が所定の光量になるように上記コンデンサの充電電圧
を制御して発光印加電圧を制御する発光制御手段を有
し、上記コンデンサに充電を行い、充電の完了後にその
充電電荷により上記フラッシュランプの発光を行う照明
装置であって、上記接続部のフラッシュランプ側に設け
られ、上記コンデンサの充電電荷を放電させる放電手段
と、上記放電手段による放電時に、上記コンデンサの電
圧を検知する電圧検知手段と、上記接続部の異常を表示
する表示部とを備え、上記発光制御手段によって制御さ
れる発光印加電圧が設定値以上になったときに、上記放
電手段によって放電を開始し、所定時間経過後に上記電
圧検知手段の検知電圧を所定値と比較し、その検知電圧
が所定値を上回るときに、上記接続部の異常を上記表示
部に表示することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、フラッシュラン
プ、上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄えるコ
ンデンサ、上記フラッシュランプと上記コンデンサとを
電気的に接続する接続部、上記フラッシュランプの発光
を制御する発光制御手段を有し、上記コンデンサに充電
を行い、充電の完了後にその充電電荷により上記フラッ
シュランプの発光を行う照明装置であって、上記接続部
のフラッシュランプ側に設けられ、上記コンデンサの充
電電荷を放電させる放電手段と、上記放電手段による放
電時に、上記コンデンサの電圧を検知する電圧検知手段
と、上記接続部の異常を表示する表示部とを備え、発光
完了信号が出力されなかったときに、上記放電手段によ
って放電を開始し、所定時間経過後に上記電圧検知手段
の検知電圧を所定値と比較し、その検知電圧が所定値を
上回るときに、上記接続部の異常を上記表示部に表示す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる照明装置の実施の形態について説明する。図1
には、本発明に使用されるフラッシュランプの接続部9
の構成を示している。図1に示すように、フラッシュラ
ンプ(図示せず)からの電線のうち、トリガ線からの電
線49およびランプの電極からの電線50、51にはそ
れぞれフラッシュランプの入力用プラグ57、58、5
9が取り付けられ、プラグ保持手段としてのプラグホル
ダ60とプラグカバー61により、絶縁性の弾性体62
を介して、適度な自由度をもって保持されている。
【0012】一方、トリガユニット(図示せず)からの
出力ソケット63およびフラッシュ電源(図示せず)か
らの出力ソケット64、65はブラケット66に固定さ
れている。ソケット63とソケット64との間隔と、ソ
ケット64とソケット65との間隔とは互いに異なって
いる。
【0013】また、プラグホルダ60およびプラグカバ
ー61も上記ソケット63とソケット64との間隔と同
じ間隔でプラグ57、58を保持し、上記ソケット64
とソケット65との間隔と同じ間隔でプラグ58、59
を保持しているため、プラグをソケットに逆に差し込ん
でもセットされず、誤接続が防止できるように構成され
ている。
【0014】さらに、プラグホルダ60およびプラグカ
バー61は一体に結合されているため、弾性体62はプ
ラグの装着方向に圧縮された状態となり、プラグ57、
58、59はそれぞれソケット63、64、65に押し
付けられた状態となり、電気的接続状態が安定に保たれ
るようになっている。
【0015】次に、本発明の電気的な構成の例について
説明する。図2に示すように、フラッシュランプ1の両
端は、図1に示した接続部9を介してフラッシュ電源2
に接続されている。また、フラッシュランプ1の両端に
は、開閉手段としてのリレーのa接点(メーク接点)1
0aと抵抗r0とを直列に接続したものが並列に接続さ
れている。
【0016】フラッシュ電源2の内部には、図2に示す
ように、フラッシュランプ1を発光させるためのエネル
ギーを蓄積するコンデンサ2aと、後述するように異常
発生時等にそのコンデンサ2aの蓄積エネルギーを放電
するためのリレーのb接点(ブレーク接点)2bと、こ
のリレー接点2bに直列に接続された放電用の抵抗r3
とが設けられている。
【0017】また、フラッシュ電源2は、電源3から電
源スイッチ14を介して供給される交流電源3を所定の
電圧に昇圧し、整流して直流に変換する。フラッシュ電
源2は、CPU(中央処理装置)4からデータバスを介
して入力される制御信号によりコンデンサ2aの充電電
圧を制御し、もって、フラッシュランプ1への発光印加
電圧を制御するように構成されている。
【0018】CPU4は、フラッシュランプ1の発光エ
ネルギーをコンデンサ2aに蓄積するための充電信号
と、フラッシュランプ1を発光させるためのトリガ信号
をフラッシュ電源2に出力する。
【0019】フラッシュ電源2は、図10に示すよう
に、CPU4からの充電信号と、充電電圧信号(出力デ
ータ)によりコンデンサ2aに発光エネルギーを所定電
圧まで蓄積し、充電を完了すると、充電完了信号をCP
U4に出力し、CPU4からのトリガ信号によりフラッ
シュランプ1のトリガ電極にトリガ電圧を印加し、フラ
ッシュランプ1を放電発光させる。
【0020】コンデンサ2aの電圧を検知するために、
抵抗R1と抵抗R2とからなる電圧検知器5が図示のよ
うに設けられ、この電圧検知器5が検知する検知電圧
(分圧電圧)がCPU4に入力されるようになってい
る。CPU4からのトリガ信号によりフラッシュランプ
1が放電発光すると、コンデンサ2aの電圧は、略0V
となる。このときの電圧検知器5からCPU4への入力
信号は0Vになる。CPU4からのトリガ信号によりフ
ラッシュランプ1を発光させ、一定時間後にコンデンサ
2aの電圧が0Vになれば発光完了と判断することがで
きる。
【0021】図5に示すように、フラッシュランプ1は
一定電圧下において発光回数が増えるに伴い経時的に光
量が落ちてくる。そこで、図6に示すように、常に一定
の光量を得るために、フラッシュランプ1もしくは被照
射面16の光量を計測手段15によって測定し、光量が
所定の光量になるように制御する。測定方法として、例
えば、フラッシュランプ1の光量もしくは被照射面16
の反射光量を直接計測することができる。また、複写機
などの光学ユニットでは、フラッシュランプ1からの照
射光を原稿面に反射させた後、この反射光をミラーによ
って感光体に照射しているが、この場合は、感光体上の
帯電電位を測定することで代用することができる。
【0022】図2および図11に示すように、上記計測
手段15によって測定された光量データは、CPU4に
入力される。CPU4はこの光量データ信号をもとに、
光量が足りないときはフラッシュランプ1の電圧を少し
ずつ上げるようにフィードバック制御する。光量が多す
ぎるときは、フラッシュランプ1の発光電圧を下げるよ
うにフィードバック制御する。従って、フラッシュラン
プ1の光量は一定に保たれる。
【0023】フラッシュランプ1と並列に、従って、コ
ンデンサ2aと並列に、リレーのメイク接点10aと放
電抵抗r0の直列接続でなる放電回路が接続されてい
る。上記リレー接点10aは、リレーコイル10bが励
磁されることによってオンするもので、リレーコイル1
0bは、リレー駆動回路12を介しCPU4からの指令
によって通電が制御される。上記リレー接点10aがオ
ンすると、コンデンサ2aに累積されている電荷が抵抗
r0を介して放電される。上記リレー接点10aと抵抗
r0からなる放電回路は、前記接続部9を境にしてフラ
ッシュ電源2の反対側、すなわちフラッシュランプ1側
に設けられている。従って、接続部9に電気的な異常が
あると、リレー接点10aがオンになっても、コンデン
サ2aの電荷が放電されず、あるいは放電されても放電
時間が長くなる。そこで、前記電圧検知器5の検知電圧
を監視することにより、接続部9が正常に接続されてい
るかどうかを判断するようになっている。すなわち、リ
レー接点10aをオンにして放電を開始し、一定時間後
電圧検知器5の検知電圧が一定以上であれば接続部9が
異常であると判断し、後述のように操作部(図示せず)
上の表示器6に異常であることを表示するように構成さ
れている。表示器6は、発光ダイオード(LED)、液
晶表示器(LCD)などにより構成されている。
【0024】CPU4にはROM7が接続され、このR
OM7には上述のような制御を行うプログラムや、複写
動作用のプログラムが予め格納されている。また、CP
U4にはRAM8が接続され、このRAM8にはフラッ
シュランプ1の発光電圧、発光回数等のデータが書き換
えられ格納されている。また、CPU4の出力には、リ
レーのコイル10bを駆動するリレー駆動回路12が接
続され、このリレー駆動回路12によりリレーのa接点
10aが開閉されるように構成されている。
【0025】次に、以上のように構成される実施の形態
の動作について説明する。図7にステップ604で示す
ように、発光回数(RAM8内の発光回数データ)が設
定値aを越えたとき、放電プログラムを以下のようにし
て実行する。
【0026】まず、CPU4から充電信号がフラッシュ
電源2に供給されると、コンデンサ2aの充電が開始さ
れ(ステップ605)、その充電電圧が予め設定された
一定電圧V0になると(ステップ606)充電が停止さ
れる(ステップ607)。次いで、リレー駆動回路12
の駆動により、リレーのコイル10bが励磁されてその
a接点10aが閉じるので、コンデンサ2aが抵抗r0
を介して放電を開始する(ステップ608)。尚、この
ときには、フラッシュ電源2内のリレーのb接点2bは
開状態にある。
【0027】コンデンサ2aが放電を開始すると、図3
の実線で示す曲線のように、その充電電圧がV0から徐
々に低下していき、正常時には、放電開始から時間ta
が経過後にVaになる。この充電電圧の変化は電圧検知
器5で検知され、この検知電圧はCPU4に供給され
る。
【0028】ところが、接続部9が接続不良を起こし始
めると、図3の一点鎖線で示すように、コンデンサ2a
の放電曲線が変化し、放電開始から時間taが経過後の
コンデンサ2aの電圧はVa1となる。この場合の等価
回路は図4に示すようになり、接続部9は抵抗r1、抵
抗r2のような抵抗分で表現できる。このため、この放
電回路の放電抵抗Rは、R=r0+r1+r2となって
増加するので、放電時定数が正常時よりも大きくなり、
このときには、Va<Va1となる。
【0029】また、接続部の9のコネクタがセットされ
ておらず、接続部9が開放状態の場合には、図4に示す
抵抗r1、抵抗r2が高抵抗となる。このため、コンデ
ンサ2aの充電電圧は、図3の点線で示すように、放電
開始から時間taを経過してもほとんど低下せず、時間
taの経過時の電圧はVa2となる。また、Va2は、
V0≒Va2>Vaの関係がある。これは、接続部9に
おけるフラッシュランプ1のコネクタのいずれか一方が
外れて開放状態にある場合にも同様である。
【0030】従って、コンデンサ2aの放電開始から時
間taを経過した時点における電圧検知器5の検知電圧
を比較すれば、接続部9の接続状態の良否を判断するこ
とができる。そこで、CPU4がコンデンサ2aの放電
開始から時間taを経過した時点で、電圧検知器5の検
知電圧を読み込み、この検知電圧を正常時の電圧(基準
電圧)Vaと比較する。この比較の結果、検知電圧が図
3に示すVa1のように基準電圧Vaを上回ると判断し
た場合には(図7のステップ611)、CPU4は、接
続部9が異常である旨を表示器6に表示させる(ステッ
プ612)。それと同時に、機械動作(複写動作)を停
止させる。
【0031】尚、発光回数は、フラッシュランプ1の交
換時、または接続部メンテナンス時にリセット(=0)
しておく。また、発光回数設定値aは、接続部の劣化程
度が軽度であると予想される回数以内に設定しておけば
よい。
【0032】このように、発光回数が設定値を超えたと
きにコンデンサ2aの放電プログラムを実行し、検知電
圧を正常時の電圧Vaと比較することで、接続部9に異
常があるか否かを判断し、接続部9が異常であれば表示
器6に異常であることを表示するようにしたため、使用
者、メンテナンス従事者に対して、接続部9の接続不良
を報知することができる。従って、経時的なソケットと
プラグ同士の接続劣化を発見することができ、もって接
続部の破損を防止することができる。
【0033】次に、別の実施の形態について説明する。
図2について説明したように、CPU4は、フラッシュ
ランプ1の発光量が一定になるようにフラッシュ電源2
のコンデンサ2aの充電電圧を制御している。回路抵抗
の増大、フラッシュランプ1の劣化その他種々の原因で
発光量が低下すると、これを補うためにコンデンサ2a
の充電電圧すなわち発光印加電圧を上げる。しかし、発
光印加電圧が増大すると、接続部に発光印加電圧の2乗
に比例する負担がかかってしまい、接続部が破損してし
まう恐れがある。そこで、図8に示すように、ステップ
702で発光動作を行い、ステップ703でそのときの
発光量に応じて発光電圧をコントロールする。つぎにス
テップ704で発光印加電圧が設定値bを越えたかどう
かを判断し、越えたときは、図7のステップ605〜6
12に示す放電プログラムを実行する。
【0034】検知電圧を正常と判断できる電圧(基準電
圧)Vaと比較した結果、検知電圧が図3に示すVa1
のように基準電圧Vaを上回ると判断した場合には、C
PU4は、接続部9が異常である旨を表示器6に表示さ
せる。それと同時に、CPU4からフラッシュ電源2へ
の充電信号の出力を停止(OFF)させ、機械動作(複
写動作)を停止させる。
【0035】このように、発光印加電圧が設定値を超え
たときにコンデンサ2aの放電プログラムを実行し、検
知電圧を正常時の電圧Vaと比較することで、接続部9
に異常があるか否かを判断し、接続部9が異常であれば
表示器6に異常であることを表示するようにしたため、
使用者、メンテナンス従事者に対して、接続部9の接続
不良を報知することができる。従って、経時的なソケッ
トとプラグ同士の接続劣化を発見することができ、もっ
て接続部の破損を防止することができる。
【0036】次に、さらに別の実施の形態について説明
する。上述のように、フラッシュ電源2は、CPU4か
らのトリガ信号によってフラッシュランプ1を発光させ
る。発光を完了したらフラッシュ電源2はCPU4に発
光完了信号を出力するように構成されている。
【0037】ここで、ソケットとプラグ同士の接続劣
化、接続不良等によってフラッシュランプ1に電圧が印
加されていない場合、あるいは、トリガ機構の故障、フ
ラッシュランプ1の電極の異常等によってフラッシュラ
ンプ1自体の発光システムに異常がある場合には、フラ
ッシュランプ1は発光せず、従って、フラッシュ電源2
からCPU4へ発光完了信号が出力されない。そこで、
フラッシュ電源2からCPU4へ発光完了信号が出力さ
れない場合には、図9に示すように放電プログラムを実
行する。すなわち、ステップ802で発光動作し、ステ
ップ803で発光完了信号が出力されたかどうか判断
し、発光完了信号が出力されていない場合は、図7に示
すステップ605〜612を実行する。
【0038】検知電圧を正常と判断できる電圧(基準電
圧)Vaと比較した場合、フラッシュランプ1自体の発
光システムのみに異常がある場合には、検知電圧はVa
となり、接続部9の接続は正常と判断する。一方、ソケ
ットとプラグ同士の接続劣化、接続不良等の接続部9に
異常がある場合には、検知電圧が図3に示すVa1のよ
うに基準電圧Vaを上回り、CPU4は、接続部9が異
常である旨を表示器6に表示させる。それと同時に、C
PU4からフラッシュ電源2へのトリガ信号の出力を停
止(OFF)させ、機械動作(複写動作)を停止させ
る。
【0039】このように、フラッシュ電源2からCPU
4へ発光完了信号が出力されないときにコンデンサ2a
の放電プログラムを実行し、検知電圧を正常時の電圧V
aと比較することで、接続部9に異常があるか否かを判
断し、接続部9が異常であれば表示器6に異常であるこ
とを表示するようにしたため、使用者、メンテナンス従
事者に対して、接続部9の接続不良を報知することがで
きる。従って、経時的なソケットとプラグ同士の接続劣
化を発見することができ、もって接続部の破損を防止す
ることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、フラッシ
ュランプ、上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄
えるコンデンサ、上記フラッシュランプと上記コンデン
サとを電気的に接続する接続部、上記フラッシュランプ
の発光を制御する発光制御手段を有し、上記コンデンサ
に充電を行い、充電の完了後にその充電電荷により上記
フラッシュランプの発光を行う照明装置であって、上記
接続部のフラッシュランプ側に設けられ、上記コンデン
サの充電電荷を放電させる放電手段と、上記放電手段に
よる放電時に、上記コンデンサの電圧を検知する電圧検
知手段と、上記接続部の異常を表示する表示部とを備
え、発光回数が設定値以上になったときに、上記放電手
段によって放電を開始し、所定時間経過後に上記電圧検
知手段の検知電圧を所定値と比較し、その検知電圧が所
定値を上回るときに、上記接続部の異常を上記表示部に
表示するようにしたため、使用者、メンテナンス従事者
に対して、接続部の接続不良を報知することができる。
従って、経時的なソケットとプラグ同士の接続劣化を発
見することができ、もって接続部の破損を防止すること
ができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、フラッシュ
ランプ、上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄え
るコンデンサ、上記フラッシュランプと上記コンデンサ
とを電気的に接続する接続部、上記フラッシュランプの
発光量が所定の光量になるように上記コンデンサの充電
電圧を制御して発光印加電圧を制御する発光制御手段を
有し、上記コンデンサに充電を行い、充電の完了後にそ
の充電電荷により上記フラッシュランプの発光を行う照
明装置であって、上記接続部のフラッシュランプ側に設
けられ、上記コンデンサの充電電荷を放電させる放電手
段と、上記放電手段による放電時に、上記コンデンサの
電圧を検知する電圧検知手段と、上記接続部の異常を表
示する表示部とを備え、上記発光制御手段によって制御
される発光印加電圧が設定値以上になったときに、上記
放電手段によって放電を開始し、所定時間経過後に上記
電圧検知手段の検知電圧を所定値と比較し、その検知電
圧が所定値を上回るときに、上記接続部の異常を上記表
示部に表示するようにしたため、使用者、メンテナンス
従事者に対して、接続部の接続不良を報知することがで
きる。従って、経時的なソケットとプラグ同士の接続劣
化を発見することができ、もって接続部の破損を防止す
ることができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、フラッシュ
ランプ、上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄え
るコンデンサ、上記フラッシュランプと上記コンデンサ
とを電気的に接続する接続部、上記フラッシュランプの
発光を制御する発光制御手段を有し、上記コンデンサに
充電を行い、充電の完了後にその充電電荷により上記フ
ラッシュランプの発光を行う照明装置であって、上記接
続部のフラッシュランプ側に設けられ、上記コンデンサ
の充電電荷を放電させる放電手段と、上記放電手段によ
る放電時に、上記コンデンサの電圧を検知する電圧検知
手段と、上記接続部の異常を表示する表示部とを備え、
発光完了信号が出力されなかったときに、上記放電手段
によって放電を開始し、所定時間経過後に上記電圧検知
手段の検知電圧を所定値と比較し、その検知電圧が所定
値を上回るときに、上記接続部の異常を上記表示部に表
示するようにしたため、使用者、メンテナンス従事者に
対して、接続部の接続不良を報知することができる。従
って、経時的なソケットとプラグ同士の接続劣化を発見
することができ、もって接続部の破損を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用するフラッシュランプの接続部の
例を示す一部断面正面図である。
【図2】本発明にかかる照明装置の実施の形態の電気的
な構成を示すブロック図である。
【図3】上記実施の形態に適用するコンデンサの放電を
示すグラフである。
【図4】上記実施の形態に適用するフラッシュランプの
接続部の異常時における電気的な等価回路を示す回路図
である。
【図5】フラッシュランプの発光回数に対する光量と所
定の光量を得るための発光電圧との関係を示すグラフで
ある。
【図6】上記実施の形態に適用する発光制御手段の例を
示す簡略図である。
【図7】本発明にかかる照明装置の実施の形態を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明にかかる照明装置の別の実施の形態を示
すフローチャートである。
【図9】本発明にかかる照明装置のさらに別の実施の形
態を示すフローチャートである。
【図10】本発明に適用可能な発光動作の例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明に適用可能な発光電圧コントロールの
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フラッシュランプ 2 フラッシュ電源 2a コンデンサ 4 CPU 5 電圧検知手段 6 表示部 9 接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュランプ、 上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄えるコンデ
    ンサ、 上記フラッシュランプと上記コンデンサとを電気的に接
    続する接続部、 上記フラッシュランプの発光を制御する発光制御手段を
    有し、 上記コンデンサに充電を行い、充電の完了後にその充電
    電荷により上記フラッシュランプの発光を行う照明装置
    であって、 上記接続部のフラッシュランプ側に設けられ、上記コン
    デンサの充電電荷を放電させる放電手段と、 上記放電手段による放電時に、上記コンデンサの電圧を
    検知する電圧検知手段と、 上記接続部の異常を表示する表示部とを備え、 発光回数が設定値以上になったときに、上記放電手段に
    よって放電を開始し、所定時間経過後に上記電圧検知手
    段の検知電圧を所定値と比較し、その検知電圧が所定値
    を上回るときに、上記接続部の異常を上記表示部に表示
    することを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 フラッシュランプ、 上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄えるコンデ
    ンサ、 上記フラッシュランプと上記コンデンサとを電気的に接
    続する接続部、 上記フラッシュランプの発光量が所定の光量になるよう
    に上記コンデンサの充電電圧を制御して発光印加電圧を
    制御する発光制御手段を有し、 上記コンデンサに充電を行い、充電の完了後にその充電
    電荷により上記フラッシュランプの発光を行う照明装置
    であって、 上記接続部のフラッシュランプ側に設けられ、上記コン
    デンサの充電電荷を放電させる放電手段と、 上記放電手段による放電時に、上記コンデンサの電圧を
    検知する電圧検知手段と、 上記接続部の異常を表示する表示部とを備え、 上記発光制御手段によって制御される発光印加電圧が設
    定値以上になったときに、上記放電手段によって放電を
    開始し、所定時間経過後に上記電圧検知手段の検知電圧
    を所定値と比較し、その検知電圧が所定値を上回るとき
    に、上記接続部の異常を上記表示部に表示することを特
    徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 フラッシュランプ、 上記フラッシュランプの発光エネルギーを蓄えるコンデ
    ンサ、 上記フラッシュランプと上記コンデンサとを電気的に接
    続する接続部、 上記フラッシュランプの発光を制御する発光制御手段を
    有し、 上記コンデンサに充電を行い、充電の完了後にその充電
    電荷により上記フラッシュランプの発光を行う照明装置
    であって、 上記接続部のフラッシュランプ側に設けられ、上記コン
    デンサの充電電荷を放電させる放電手段と、 上記放電手段による放電時に、上記コンデンサの電圧を
    検知する電圧検知手段と、 上記接続部の異常を表示する表示部とを備え、 発光完了信号が出力されなかったときに、上記放電手段
    によって放電を開始し、所定時間経過後に上記電圧検知
    手段の検知電圧を所定値と比較し、その検知電圧が所定
    値を上回るときに、上記接続部の異常を上記表示部に表
    示することを特徴とする照明装置。
JP10440097A 1997-04-22 1997-04-22 照明装置 Pending JPH10302990A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6610579B2 (en) * 1998-12-01 2003-08-26 Fujitsu Limited Semiconductor device having a high-dielectric capacitor
JP2009049140A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
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