JPH10302508A - リモコン式スポットライト - Google Patents

リモコン式スポットライト

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JPH10302508A
JPH10302508A JP11304497A JP11304497A JPH10302508A JP H10302508 A JPH10302508 A JP H10302508A JP 11304497 A JP11304497 A JP 11304497A JP 11304497 A JP11304497 A JP 11304497A JP H10302508 A JPH10302508 A JP H10302508A
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JP
Japan
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remote control
spotlight
distance
light receiving
receiving element
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JP11304497A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanaka
弘行 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンとの距離が近くても、スポットライ
ト本体の照射方向の制御時間を短くする。 【解決手段】 スポットライト本体1の前面に各検知エ
リアが一部重複するように設けられた4つの赤外線受光
素子ブロック2に、リモコン6からの遠隔制御信号が検
知されると、4つの赤外線受光素子ブロック2の検知エ
リアの重複範囲の略中心がリモコン6に向くようにスポ
ットライト本体1の照射方向が制御されるリモコン式ス
ポットライトにおいて、スポットライト本体1とリモコ
ン6とに、それらの間の距離Lを測定する距離測定手段
7を、超音波と赤外線の送受信を行い、その往復にかか
る時間を基にして距離Lを求めるように設けるととも
に、この距離測定手段7で測定された距離Lをリモコン
6に送信する距離データ伝達手段8を設け、距離Lが短
い程リモコン6の遠隔制御信号の出力を小さくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン式スポッ
トライトに関する。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図10は、各種スタジオ、劇
場、ホ−ル、宴会場等に設置され、リモコンによって照
射方向が遠隔制御される従来のリモコン式スポットライ
トを示すもので、このリモコン式スポットライトは、特
開平8−180702号公報に開示されたものであっ
て、スポットライト本体1と、5つの赤外線受光素子ブ
ロック2、アーム3およびリモコン(不図示)とを備え
て構成されている。
【0003】スポットライト本体1は、内部にランプを
収容し、照射方向前面にレンズ1aと5つの赤外線受光
素子ブロック2の受光面とが設けられている。
【0004】5つの赤外線受光素子ブロック2は、リモ
コン(不図示)からの遠隔制御信号を受信するものであ
って、各受光面への赤外線の入射方向がそれぞれ制限さ
れるようにされており、各赤外線受光素子ブロック2の
有する検知エリアが、図8に示すように、平面視で略紡
錘形状となっている。また、5つの赤外線受光素子ブロ
ック2は、その1つである駆動停止用受光素子ブロック
2aの受光面の水平方向の両側に、2つのパン(水平)
用赤外線受光素子ブロック2b、2cの受光面が配設さ
れ、この2つのパン用赤外線受光素子ブロックを結ぶ方
向に垂直な方向であって駆動停止用受光素子ブロック2
aの受光面の両側に、2つのチルト(垂直)用赤外線受
光素子ブロック2d、2eの受光面が配設され、5つの
受光面が略十字をなすようにされている。そして、駆動
停止用受光素子ブロック2a以外の4つの赤外線受光素
子ブロック2b、2c、2d、2eの各検知エリアPA
1、PA2、TA1、TA2が、駆動停止用受光素子ブ
ロック2aの検知エリアCA内で一部重複するようにさ
れている。したがって、リモコンの送信出力が一定の場
合には、スポットライト本体1とリモコンとの間の距離
が近いと、4つの検知エリアPA1、PA2、TA1、
TA2の全ての重複範囲は広くなっている。
【0005】アーム3は、スポットライト本体1の外側
に配設されてスポットライト本体1を支持する部材であ
り、内部には、パン駆動ブロック4とチルト駆動ブロッ
ク5とが取り付けられている。パン駆動ブロック4とチ
ルト駆動ブロック5は、例えばモーターと歯車を備えて
構成され、それぞれスポットライト本体1をパン方向に
回転またはチルト方向に回転させるものである。そし
て、パン駆動ブロック4とチルト駆動ブロック5とは、
赤外線受光素子ブロック2にリモコンからの遠隔制御信
号が受信された後、その赤外線受光素子ブロック2の方
へ照射方向を向けるようにスポットライト本体1を駆動
制御するようにされている。
【0006】このようなリモコン式スポットライトのリ
モコンによる遠隔制御の基本動作について、リモコンに
よる遠隔制御時の様子を示す図9を用いて説明する。
【0007】スポットライト本体1をパン駆動及びチル
ト駆動させて、リモコンからの遠隔制御信号が5つの検
知エリアCA、PA1、PA2、TA1、TA2の重複
範囲に入ってくる位置を位置Aとする。この位置Aを通
過した後、さらにパン駆動及びチルト駆動を続けて、5
つの検知エリアの重複範囲から出る位置を位置Bとす
る。位置Bに到達すると、それまでの駆動方向とは垂直
の方向であって、5つの検知エリアの重複範囲の内側に
向けてスポットライト本体1を駆動し、再びリモコンか
らの遠隔制御信号が5つの検知エリアの重複範囲を出る
位置を位置Cとする。
【0008】位置Cに到達すると、それまでの駆動方向
とは垂直の方向であって、5つの検知エリアの重複範囲
の内側に向けてスポットライト本体1を駆動する。そし
て、再びリモコンからの遠隔制御信号が5つの検知エリ
アの重複範囲を出る位置を位置Dとする。このようにし
て求められた位置Bと位置Dとの中点の位置Eを求め、
位置Eへ向けてスポットライト本体1を駆動することに
より、リモコン式スポットライトは、5つの検知エリア
の重複範囲の略中心、すなわちリモコンからの遠隔制御
信号の飛来する方向に、照射方向を向けられるように姿
勢制御されるようにされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のリモコン式スポットライトにおいては、4
つの赤外線受光素子ブロック2b、2c、2d、2eの
4つの検知エリアの重複範囲の境界点の位置Bと位置D
から求められてその中点位置である位置Eへ向けるよう
に、スポットライト本体1を駆動制御しており、スポッ
トライト本体1とリモコンとの間の距離が近い場合に
は、4つの赤外線受光素子ブロック2b、2c、2d、
2eの各検知エリアの重複範囲が広くなるため、位置A
から位置Eに至るパン、チルトの駆動の経路が長くなっ
て、重複範囲の中心に照射方向を向ける制御に時間が長
くかかるようになるという問題点があった。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、リモ
コン式スポットライトとリモコンとの間の距離が近い場
合にも、照射方向の制御時間を短くしたリモコン式スポ
ットライトを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、ランプ
を収容したスポットライト本体と、このスポットライト
本体をパン方向に駆動するパン駆動ブロックと、前記ス
ポットライト本体をチルト方向に駆動するチルト駆動ブ
ロックと、前記スポットライト本体の前面に水平方向に
設けられ互いに一部重複する検知エリアを有する2つの
パン用赤外線受光素子ブロックと、この2つのパン用赤
外線受光素子ブロックを結ぶ方向に垂直な方向であって
前記スポットライト本体の前面に2つ設けられ前記2つ
のパン用赤外線受光素子ブロックとの間で4つの検知エ
リアが一部重複するようにされたチルト用赤外線受光素
子ブロックと、前記4つの赤外線受光素子ブロックに遠
隔制御信号を送信する赤外線発信部を有するリモコン
と、前記4つの赤外線受光素子ブロックの前記遠隔制御
信号の受信状態により前記パン駆動ブロックと前記チル
ト駆動ブロックとを駆動制御する制御部とを備え、前記
リモコンからの遠隔制御信号を検知した前記赤外線受光
素子ブロックの方向へ前記スポットライト本体の照射方
向を向けるように前記パン駆動ブロックとチルト駆動ブ
ロックとの少なくとも一方を駆動制御して、前記4つの
赤外線受光素子ブロックの検知エリアの重複範囲の略中
心に前記スポットライト本体の照射方向を向けるリモコ
ン式スポットライトにおいて、前記スポットライト本体
と前記リモコンとに、それらの間の距離を測定する距離
測定手段を設け、この距離測定手段で測定された距離が
短い程、前記リモコンからの遠隔制御信号の出力を小さ
くしたことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載のリモコン式スポットライトにおいて、前記距離測
定手段を、前記スポットライト本体に設けられ距離測定
信号を前記リモコンへ発信する超音波発信部と、前記リ
モコンに設けられ前記距離測定信号を受信する超音波セ
ンサ部と、この超音波センサ部の受信直後に前記リモコ
ンの赤外線発信部から前記スポットライト本体へ距離測
定返信信号を送信させる信号制御部と、前記スポットラ
イト本体に設けられ前記距離測定信号が発信されてから
前記距離測定返信信号が受信されるまでの時間を計測す
る計時手段と、この計時手段で計測された時間から距離
を求める演算手段とを備えて構成するとともに、前記ス
ポットライト本体と前記リモコンとに、前記演算手段に
よって算出された距離データを前記スポットライト本体
から前記リモコンに送信する距離データ伝達手段を設
け、前記リモコンに受信された前記距離データに応じて
前記遠隔制御信号の出力を制御したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は、本発明のリモコ
ン式スポットライトの一実施の形態を示すもので、この
リモコン式スポットライトは、スポットライト本体1
と、4つの赤外線受光素子ブロック2、アーム3および
リモコン6とを備えて構成されている。
【0014】スポットライト本体1は、略角筒形状をな
し、内部にランプが収容されるとともに、前面側にレン
ズ1aが設けられて構成されており、内部には、その受
光面が前面側に露出するように設けられた4つの赤外線
受光素子ブロック2と、その4つの赤外線受光素子ブロ
ック2に接続された制御部1bが収容されている。ま
た、スポットライト本体1とリモコン6は、それらの間
の距離を測定するための距離測定手段7と、この距離測
定手段7で測定された距離データをスポットライト本体
1からリモコン6に送信する距離データ伝達手段8とを
有するようにされている。
【0015】4つの赤外線受光素子ブロック2は、リモ
コン6からの距離測定のためのトリガ信号と距離測定返
信信号および遠隔制御信号を受信するものであって、そ
れらの信号の受信状況を制御部1bに伝えるようにされ
ている。また、各赤外線受光素子ブロック2は、受光面
への赤外線の入射方向がそれぞれ制限されるようにされ
ており、遠隔制御信号の検知エリアが、スポットライト
本体1の前面側で略紡錘形状となっている。また、4つ
の赤外線受光素子ブロック2は、スポットライト本体1
の前面に、2つのパン用赤外線受光素子ブロック2b、
2cの受光面が水平方向に位置するように配設され、こ
の2つのパン用赤外線受光素子ブロックを結ぶ方向に垂
直な方向に、2つのチルト用赤外線受光素子ブロック2
d、2eの受光面が配設され、4つの受光面がそれぞれ
正方形の頂点に位置するようにされている。そして、4
つの赤外線受光素子ブロック2b、2c、2d、2eの
各検知エリアPA1、PA2、TA1、TA2が、一部
重複するようにされている。
【0016】アーム3は、略コ字状に形成され、その略
コ字状の開口側を下方に向けてスポットライト本体1を
挟持するように配設され、その略コ字状の開口側先端に
はチルト(垂直)軸を有するとともに、略コ字状の上部
の略中央部には上方にのびるパン(水平)軸を有してお
り、このパン軸の先端部である基台3aで天井に固定さ
れるようにされている。また、パン軸には、例えばモー
ターと歯車を備えて構成され、アーム3に収容されるパ
ン駆動回路9によって駆動制御されるパン駆動ブロック
4が設けられている。また、チルト軸についても、例え
ばモーターと歯車を備えて構成され、アーム3に収容さ
れるチルト駆動回路10によって駆動制御されるチルト
駆動ブロック5が設けられている。そして、チルト軸を
回転させてスポットライト本体1を上下に回動可能に構
成され、また、パン軸を回転させてスポットライト本体
1を水平方向に回動可能とするようにされている。ま
た、パン駆動ブロック4とチルト駆動ブロック5とは、
赤外線受光素子ブロック2にリモコン6からの遠隔制御
信号が受信されたとき、制御部1bからの命令によって
制御されるパン駆動回路9とチルト駆動回路10とによ
って駆動制御されて、遠隔制御信号を受信した赤外線受
光素子ブロック2の方へ照射方向を向けるようにしてス
ポットライト本体1を駆動制御するようにされている。
【0017】リモコン6は、赤外線発信部11と、信号
制御部12とを備え、信号制御部12で発生させた遠隔
制御信号を、赤外線発信部11から送信するようにされ
ている。また、リモコン6の送信出力を下げると、4つ
の赤外線受光素子ブロック2b、2c、2d、2eの各
検知エリアが狭くなって、4つの検知エリアPA1、P
A2、TA1、TA2の全てが重複する範囲が狭くな
る。
【0018】距離測定手段7は、スポットライト本体1
とリモコン6との間の距離を測定するもので、超音波発
信部13と、超音波センサ部14、計時手段15および
演算手段16とを備えて構成されている。
【0019】超音波発信部13は、スポットライト本体
1に設けられ、リモコン6の赤外線発信部11から発信
される距離測定開始のトリガ信号が赤外線受光素子ブロ
ック2に受信されると、制御部1bからの命令によって
超音波による距離測定信号を発信するようにされてい
る。また、超音波センサ部14は、リモコン6に設けら
れ、超音波発信部13からの距離測定信号を受信すると
信号制御部12に距離測定信号が到達したことを示す信
号を送るようにされ、この信号を受けると同時に、信号
制御部12は、赤外線発信部11から赤外線による距離
測定返信信号を送信させる。
【0020】計時手段15は、スポットライト本体1に
設けられ、制御部1bからの命令によって、超音波発信
部13より距離測定信号が発信されてから距離測定返信
信号が受信されるまでの時間Tの計測をするようにされ
ている。また、演算手段16は、スポットライト本体1
に設けられ、例えばMPUやCPUにより構成されて、
計時手段15で計測された時間Tの値を計時手段15か
ら受けて、登録されてある次の式で、スポットライト本
体1とリモコン6との間の距離Lを求めるものである。
ここで、演算手段16には、超音波の伝搬速度C1の値
および赤外線の伝搬速度C2の値が格納されている。
【0021】 L=(C1・C2・T)/(C1+C2) L:スポットライト本体1とリモコン6との間の距離 C1:超音波の伝搬速度 C2:赤外線の伝搬速度 T:計時手段15によって計測された時間 距離データ伝達手段8は、距離測定手段7の演算手段1
6によって算出された距離Lの値を距離データとしてス
ポットライト本体1からリモコン6に送信するためのも
ので、距離データ送信部17と距離データ受信部18と
を備えて構成されている。距離データ送信部17は、例
えば赤外線発信装置であってスポットライト本体1に設
けられ、演算手段16での算出が終了すると求められた
距離データを発信するようにされている。距離データ受
信部18は、例えば赤外線受信装置であってリモコン6
に設けられ、距離データ送信部17からの距離データを
受信して信号制御部12に伝えるようにされている。
【0022】また、リモコン6の信号制御部12は、例
えばMPUやCPUにより構成される主制御部12a
と、例えば可変低抵抗器である出力制御部12bとを備
えて構成されている。また、主制御部12aは、スポッ
トライト本体1とリモコン6との間の距離Lに対応し
て、その距離Lが短くなるほど低くなるように赤外線発
信部11の電流値または電圧値の設定がされたテーブル
データ19が、読み出し可能に格納されている。そし
て、主制御部12aは、受信した距離データに応じて電
流(電圧)設定値を読み出し、そのデータに基づいて出
力制御部12bを制御することにより、赤外線発信部1
1からの遠隔制御信号の送信出力を制御する。このよう
にして、距離Lに応じてリモコン6に遠隔制御信号の出
力を自動調節させると、距離Lが近くなるほど遠隔制御
信号の出力は小さくなるようにされ、4つの赤外線受光
素子ブロック2b、2c、2d、2eの各検知エリアP
A1、PA2、TA1、TA2の全てが重複する範囲が
狭くなるのである。
【0023】このように構成されたリモコン式スポット
ライトにおいては、リモコン6を操作することにより、
従来例と同様に、スポットライト本体1が遠隔制御信号
を送信するリモコン6の方へ照射方向を向けるように駆
動制御される。
【0024】このように、本実施の形態におけるリモコ
ン式スポットライトにおいては、スポットライト本体1
とリモコン6とに、それらの間の距離を測定する距離測
定手段7を設け、この距離測定手段7で測定された距離
Lが短い程、リモコン6からの遠隔制御信号の出力を小
さくしたため、スポットライト本体1とリモコン6との
間の距離が近い場合には、4つの赤外線受光素子ブロッ
ク2b、2c、2d、2eの各検知エリアPA1、PA
2、TA1、TA2が狭くなり、この重複範囲でのスポ
ットライト本体1のパン、チルトの駆動の経路を短くで
きて、スポットライト本体1の照射方向の制御にかかる
時間を短くできる。
【0025】なお、上記実施の形態においては、距離デ
ータ伝達手段8を、距離データ送信部17を赤外線発信
装置として、距離データ受信部18を赤外線受信装置と
したものを例示したが、本発明はこれに限らず、図7に
示すように、超音波発信部から距離データを送信させ、
この距離データを、超音波センサ部で、超音波による距
離測定信号と識別できるように受信可能とさせたもので
あってもよい。このようにすれば、スポットライト本体
とリモコンとのどちらにおいても部品点数が削減でき
る。
【0026】
【発明の効果】このように構成したため本発明は、請求
項1、および請求項2記載の発明にあっては、互いに重
なる検知エリアを有する複数の赤外線受光素子ブロック
にリモコンから遠隔制御信号を送信することによりリモ
コンの方へスポットライト本体の照射方向を向けるよう
に制御されるリモコン式スポットライトにおいて、スポ
ットライト本体とリモコンとに、それらの間の距離を測
定する距離測定手段を設け、この距離測定手段で測定さ
れた距離が短い程、リモコンからの遠隔制御信号の出力
を小さくしたため、スポットライト本体とリモコンとの
間の距離が近い場合には、4つの赤外線受光素子ブロッ
クの各検知エリアが狭くなり、リモコンの発信位置がこ
の重複範囲の略中心にくるようにさせるスポットライト
本体のパン、チルトの駆動の経路を短くできて、スポッ
トライト本体の照射方向の制御にかかる時間を短くでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモコン式スポットライトの一実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】同上のスポットライト本体とアームを示すもの
で、一部を破断した斜視図である。
【図3】同上のリモコンの要部を示すブロック図であ
る。
【図4】同上のリモコンのテーブルデータを示す説明図
である。
【図5】同上のリモコンの動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】同上のスポットライト本体とアームの動作を説
明するフローチャートである。
【図7】同上の超音波発信部と超音波センサ部とを距離
データ伝達手段として兼用した場合の形態を示すブロッ
ク図である。
【図8】従来のリモコン式スポットライトにおけるスポ
ットライト本体とアームを示すもので、一部を破断した
斜視図である。
【図9】同上の赤外線受光素子ブロックの検知エリアを
示すもので、(a) はスポットライト本体の前面からの距
離と検知エリアとの関係を示す模式図、(b) は各検知エ
リアのそれぞれの重複状態を示す模式図、(c) はリモコ
ンの送信出力を変化させたときの検知エリアの重複範囲
を示す模式図である。
【図10】同上のスポットライト本体の照射方向の制御
時における、赤外線受光素子ブロックの検知エリアとリ
モコンの遠隔制御信号の照射位置との関係を、時間の経
過順に(a) 、(b) 、(c) 、(d) の順で示した模式図であ
る。
【符号の説明】
1 スポットライト本体 1b 制御部 2 赤外線受光素子ブロック 4 パン駆動ブロック 5 チルト駆動ブロック 6 リモコン 7 距離測定手段 8 距離データ伝達手段 11 赤外線発信部 12 信号制御部 13 超音波発信部 14 超音波センサ部 15 計時手段 16 演算手段 L 距離

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプを収容したスポットライト本体
    と、このスポットライト本体をパン方向に駆動するパン
    駆動ブロックと、前記スポットライト本体をチルト方向
    に駆動するチルト駆動ブロックと、前記スポットライト
    本体の前面に水平方向に設けられ互いに一部重複する検
    知エリアを有する2つのパン用赤外線受光素子ブロック
    と、この2つのパン用赤外線受光素子ブロックを結ぶ方
    向に垂直な方向であって前記スポットライト本体の前面
    に2つ設けられ前記2つのパン用赤外線受光素子ブロッ
    クとの間で4つの検知エリアが一部重複するようにされ
    たチルト用赤外線受光素子ブロックと、前記4つの赤外
    線受光素子ブロックに遠隔制御信号を送信する赤外線発
    信部を有するリモコンと、前記4つの赤外線受光素子ブ
    ロックの前記遠隔制御信号の受信状態により前記パン駆
    動ブロックと前記チルト駆動ブロックとを駆動制御する
    制御部とを備え、前記リモコンからの遠隔制御信号を検
    知した前記赤外線受光素子ブロックの方向へ前記スポッ
    トライト本体の照射方向を向けるように前記パン駆動ブ
    ロックとチルト駆動ブロックとの少なくとも一方を駆動
    制御して、前記4つの赤外線受光素子ブロックの検知エ
    リアの重複範囲の略中心に前記スポットライト本体の照
    射方向を向けるリモコン式スポットライトにおいて、前
    記スポットライト本体と前記リモコンとに、それらの間
    の距離を測定する距離測定手段を設け、この距離測定手
    段で測定された距離が短い程、前記リモコンからの遠隔
    制御信号の出力を小さくしたことを特徴とするリモコン
    式スポットライト。
  2. 【請求項2】 前記距離測定手段を、前記スポットライ
    ト本体に設けられ距離測定信号を前記リモコンへ発信す
    る超音波発信部と、前記リモコンに設けられ前記距離測
    定信号を受信する超音波センサ部と、この超音波センサ
    部の受信直後に前記リモコンの赤外線発信部から前記ス
    ポットライト本体へ距離測定返信信号を送信させる信号
    制御部と、前記スポットライト本体に設けられ前記距離
    測定信号が発信されてから前記距離測定返信信号が受信
    されるまでの時間を計測する計時手段と、この計時手段
    で計測された時間から距離を求める演算手段とを備えて
    構成するとともに、前記スポットライト本体と前記リモ
    コンとに、前記演算手段によって算出された距離データ
    を前記スポットライト本体から前記リモコンに送信する
    距離データ伝達手段を設け、前記リモコンに受信された
    前記距離データに応じて前記遠隔制御信号の出力を制御
    したことを特徴とする請求項1記載のリモコン式スポッ
    トライト。
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