JPH10300174A - 多室型空気調和システムの誤配管・誤配線検出装置 - Google Patents

多室型空気調和システムの誤配管・誤配線検出装置

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JPH10300174A
JPH10300174A JP9103242A JP10324297A JPH10300174A JP H10300174 A JPH10300174 A JP H10300174A JP 9103242 A JP9103242 A JP 9103242A JP 10324297 A JP10324297 A JP 10324297A JP H10300174 A JPH10300174 A JP H10300174A
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JP
Japan
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indoor
unit
heat exchanger
predetermined
units
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Application number
JP9103242A
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English (en)
Inventor
Seiji Fukui
誠二 福井
Mitsuhisa Nakai
満久 中井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の室内ユニットの正常動作の確認が容易
で、工事の作業性がよく、時間および人手のかからない
多室型空気調和システムの誤配管・誤配線検出装置を提
供する。 【解決手段】室外ユニットに設けられた操作手段6と、
複数の室内ユニットの室内ユニット運転状態検出手段8
と、室内ユニットファン運転状態検出手段7と、記憶手
段3と、各状態を設定値と比較判定して所定の判定結果
の場合に出力信号を出力する比較判定手段4と、出力信
号を受けて異常表示をする表示手段5とを備えている。
温度、圧力、風量、ファン電圧、電流を検出して設定値
と比較判定する場合がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】この発明は、多室型空気調和シス
テムの誤配管・誤配線検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の誤配管・誤配線検出装置
は、特開平4−76340号公報に示すように多室型空
気調和システムにおいて、誤配管および誤配線を確認す
るためには、室内ユニット、分岐ユニットおよび室外ユ
ニットの配管および配線を行った後で室内の部屋に行
き、室内ユニット毎に単独運転を行い正常動作をしてい
るかを確認しなければならなかった。
【0003】次に、従来例における多室型空気調和シス
テムの制御回路について図10を用いて構成を説明す
る。図10に示すように室外ユニットAは、室外制御部
100を備え、これにインバータ回路101、102お
よび表示器104を接続する。また交流電源103の電
圧を整流し、圧縮器モータ1M、2Mに駆動電力を供給
する。分岐ユニットBはマルチ制御部60を備え、これ
にPMV61、62、63および温度センサ64、6
5、66を接続する。室内ユニットC1、C2、C3
は、室内制御部70、80、90を備え、これに運転操
作部71、81、91、室内温度センサ72、82、9
2および表示器73、83、93をそれぞれ接続する。
【0004】この構成により、室内運転操作部71、8
1、91を用いて、室内ユニットC1等の単独運転を行
うことで室外ユニットAに対する室内ユニットC1、C
2、C3の誤配管および信号線の誤接続を確認し、室内
ユニットおよび室外ユニットに表示する。なお、図中の
0 〜f3 は室内ユニットC1、C2、C3および分岐
ユニットBそれぞれからの制御信号であり、5は冷房お
よび暖房運転に切り替える四方弁である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような多室型空気調和システムにおいては、以下のよう
な問題点があった。すなわち、それぞれの部屋に行き、
各室内ユニット毎に運転を行い正常動作をしているかを
確認しなければならず、部屋の屋内、屋外での確認作業
が必要なため、工事の作業性が悪く、時間および人手が
かかるという課題を有している。
【0006】そこで、この発明は上記従来の課題を鑑
み、複数の室内ユニットの正常動作の確認が容易で、工
事の作業性がよく、時間および人手のかからない多室型
空気調和システムの誤配管・誤配線検出装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の多室型空
気調和システムの誤配管・誤配線検出装置は、室外ユニ
ットに設けられて誤配管・誤配線検出を確認するための
制御出力信号を複数の室内ユニットに出力する操作手段
と、複数の室内ユニットのそれぞれの室内ユニット運転
状態を検出する室内ユニット運転状態検出手段と、室内
ユニットのファン運転状態を検出する室内ユニットファ
ン運転状態検出手段と、所定の室内ユニット運転状態お
よび所定の室内ユニットファン運転状態を記憶する記憶
手段と、室内ユニット運転状態検出手段により検出され
た室内ユニット運転状態と所定の室内ユニット運転状態
とを比較判定するとともに室内ユニットファン運転状態
検出手段により検出された室内ユニットファン運転状態
と所定の室内ユニットファン運転状態とを比較判定して
所定の判定結果の場合に出力信号を出力する比較判定手
段と、出力信号を受けて異常表示をする表示手段とを備
えたものである。
【0008】請求項1記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内ユニット運転状態を検出するとともに室内ユニ
ットファン運転状態を検出して、それぞれ基準値と比較
判定することで、室内ユニットの1番から最大接続台数
まで複数台毎を同時に誤配管・誤配線の確認および異常
表示ができる。したがって、従来できなかった室外ユニ
ットからの遠隔操作により全室内ユニットの誤配管・誤
配線の確認ができ、また室外ユニットにより操作および
確認ができるため据え付け時の作業効率が向上できる。
その結果、複数の室内ユニットの正常動作の確認が容易
で、工事の作業性がよく、時間および人手がかからな
い。
【0009】請求項2記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置は、室外ユニットに設けられて
誤配管・誤配線検出を確認するための制御出力信号を複
数の室内ユニットに出力する操作手段と、複数の室内ユ
ニットのそれぞれの室内熱交換器の温度を検出する室内
熱交換器温度検出手段と、室内ユニットの風量を検出す
る室内風量検出手段と、所定の室内熱交換器温度および
所定の室内風量を記憶する記憶手段と、室内熱交換器温
度検出手段により検出された室内熱交換器温度と所定の
室内熱交換器温度を比較判定するとともに室内風量検出
手段により検出された室内風量と所定の室内風量を比較
判定して所定の判定結果の場合に出力信号を出力する比
較判定手段と、出力信号を受けて異常表示を示す表示手
段とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の温度を検出するとともに室内の風量
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【0011】請求項3記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置は、室外ユニットに設けられて
誤配管・誤配線検出を確認するための制御出力信号を複
数の室内ユニットに出力する操作手段と、前記複数の室
内ユニットのそれぞれの室内熱交換器の温度を検出する
室内熱交換器温度検出手段と、前記室内ユニットのファ
ン電圧を検出する室内ファン電圧検出手段と、所定の室
内熱交換器温度および所定の室内ファン電圧を記憶する
記憶手段と、前記室内熱交換器温度検出手段により検出
された室内熱交換器温度と前記所定の室内熱交換器温度
を比較判定するとともに前記室内ファン電圧検出手段に
より検出された室内ファン電圧と前記所定の室内ファン
電圧を比較判定して所定の判定結果の場合に出力信号を
出力する比較判定手段と、前記出力信号を受けて異常表
示を示す表示手段とを備えたものである。
【0012】請求項3記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の温度を検出するとともに室内のファ
ン電圧を検出して、それぞれ設定値と比較判定すること
で、室内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎
を同時に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができ
る。したがって、従来できなかった室外ユニットからの
遠隔操作により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認
ができ、また室外ユニットにより操作および確認ができ
るため据え付け時の作業効率の向上ができる。
【0013】請求項4記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置は、室外ユニットに設けられて
誤配管・誤配線検出を確認するための制御出力信号を複
数の室内ユニットに出力する操作手段と、複数の室内ユ
ニットのそれぞれの室内熱交換器の温度を検出する室内
熱交換器温度検出手段と、室内ユニットの室内電流を検
出する室内電流検出手段と、所定の室内熱交換器温度お
よび所定の室内電流を記憶する記憶手段と、室内熱交換
器温度検出手段により検出された室内熱交換器温度と所
定の室内熱交換器温度を比較判定するとともに室内電流
検出手段により検出された室内電流と所定の室内電流を
比較判定して所定の判定結果の場合に出力信号を出力す
る比較判定手段と、出力信号を受けて異常表示を示す表
示手段とを備えたものである。
【0014】請求項4記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の温度を検出するとともに室内の電流
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【0015】請求項5記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置は、室外ユニットに設けられて
誤配管・誤配線検出を確認するための制御出力信号を複
数の室内ユニットに出力する操作手段と、複数の室内ユ
ニットのそれぞれの室内熱交換器の圧力を検出する室内
熱交換器圧力検出手段と、室内ユニットの風量を検出す
る室内風量検出手段と、所定の室内熱交換器圧力および
所定の室内風量を記憶する記憶手段と、室内熱交換器圧
力検出手段により検出された室内熱交換器圧力と所定の
室内熱交換器圧力を比較判定するとともに室内風量検出
手段により検出された室内風量と所定の室内風量を比較
判定して所定の判定結果の場合に出力信号を出力する比
較判定手段と、出力信号を受けて異常表示を示す表示手
段とを備えたものである。
【0016】請求項5記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の圧力を検出するとともに室内の風量
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【0017】請求項6記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置は、室外ユニットに設けられて
誤配管・誤配線検出を確認するための制御出力信号を複
数の室内ユニットに出力する操作手段と、複数の室内ユ
ニットのそれぞれの室内熱交換器の圧力を検出する室内
熱交換器圧力検出手段と、室内ユニットのファン電圧を
検出する室内ファン電圧検出手段と、所定の室内熱交換
器圧力および所定の室内ファン電圧を記憶する記憶手段
と、室内熱交換器圧力検出手段により検出された室内熱
交換器圧力と所定の室内熱交換器圧力を比較判定すると
ともに室内ファン電圧検出手段により検出された室内フ
ァン電圧と前記所定の室内ファン電圧を比較判定して所
定の判定結果の場合に出力信号を出力する比較判定手段
と、出力信号を受けて異常表示を示す表示手段とを備え
たものである。
【0018】請求項6記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の圧力を検出するとともに室内のファ
ン電圧を検出して、それぞれ設定値と比較判定すること
で、室内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎
を同時に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができ
る。したがって、従来できなかった室外ユニットからの
遠隔操作により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認
ができ、また室外ユニットにより操作および確認ができ
るため据え付け時の作業効率の向上ができる。
【0019】請求項7記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置は、室外ユニットに設けられて
誤配管・誤配線検出を確認するための制御出力信号を複
数の室内ユニットに出力する操作手段と、複数の室内ユ
ニットのそれぞれの室内熱交換器の圧力を検出する室内
熱交換器圧力検出手段と、室内ユニットの電流を検出す
る室内電流検出手段と、所定の室内熱交換器圧力および
所定の室内電流を記憶する記憶手段と、室内熱交換器圧
力検出手段により検出された室内熱交換器圧力と所定の
室内熱交換器圧力を比較判定するとともに室内電流検出
手段により検出された室内電流と所定の室内電流を比較
判定して所定の判定結果の場合に出力信号を出力する比
較判定手段と、出力信号を受けて異常表示を示す表示手
段とを備えたものである。
【0020】請求項7記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の圧力を検出するとともに室内の電流
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の多室型空気調和
システムの誤配管・誤配線検出装置について図1〜図9
に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態に
おける多室型空気調和システムの誤配管・誤配線検出装
置のブロック図である。1は室内ユニットU1〜Unの
それぞれに室内熱交換器の温度t1 〜tn を検出する室
内熱交換器温度検出手段、2はそれぞれの室内熱交換器
の圧力P1 〜Pn を検出する圧力検出手段、3はそれぞ
れ基準となる所定の、室内熱交換器温度tAO、tBO、室
内熱交換器圧力PAO、PBO、室内風量qAO、qBO、室内
ファン電圧VAO、VBO、室内電流IAO、IBOおよび室内
ユニットU1〜Unのそれぞれに送る冷媒を制御する分
流手段EVA 、EVB の分流量を記憶する記憶手段、4
は室内熱交換器温度tA 、tB と所定の室内熱交換温度
AO、tBOなどの検出値と設定値を比較判定する比較判
定手段、5はその比較判定された出力信号によって異常
表示を示す表示手段、6は室外ユニットにおいて多室型
空気調和システムの誤配管・誤配線検出を確認するため
の制御出力信号を出力する操作手段、7はそれぞれの室
内ユニットU1〜Unの室内ファン運転状態を検出する
室内ユニットファン運転状態検出手段、8はそれぞれの
室内ユニットU1〜Unの運転状態を検出する室内ユニ
ット運転状態検出手段、9はそれぞれの室内ユニットU
1〜Unの室内風量q1 〜qn を検出する室内風量検出
手段、10はそれぞれの室内ユニットU1〜Unのファ
ン電圧V1 〜Vn を検出する室内ファン電圧検出手段、
11はそれぞれの室内ユニットU1〜Unの室内電流I
1 〜In を検出する室内電流検出手段、12はそれぞれ
の室内ユニットU1〜Unに冷媒を所定の流量だけ流す
ために設けられた分流手段である。
【0022】図2は、この発明の実施の形態における多
室型空気調和システムの誤配管・誤配線検出装置の制御
回路の構成を示す図である。なお、この実施の形態にお
いては1台の室外ユニットに二台の分岐ユニットA、B
を接続し、その分岐ユニットA、Bのそれぞれに1台の
室内ユニットA1 、B1 を接続した場合の図である。た
だし、室内ユニットAn 、Bn について破線で示してい
る。
【0023】図2に示すように室外ユニットは、マイク
ロコンピュータおよびその周辺回路からなる室外制御部
10を備える。この室外制御部10にインバータ回路1
1および表示手段5の表示器12、操作部13、通信部
14、15を接続する。またインバータ回路11は、交
流電源の電圧を整流し、それを室外制御部10の指令に
応じて所定周波数の交流電圧に変換し、圧縮器モータ1
6に駆動電力を供給する。通信部14、15は、それぞ
れの分岐ユニットA、Bに対応して接続され、室外ユニ
ットおよび分岐ユニットA、Bそれぞれの指令・情報信
号を送信・受信する。操作部13は、誤配管・誤配線検
出を確認するために制御出力信号を出力する操作手段6
である。分岐ユニットA、Bにはそれぞれマイクロコン
ピュータおよび周辺回路からなる分岐制御部20、30
を備える。この分岐制御部20、30には、図に示すよ
うに通信部21、22、23、31、32、33、室内
ユニットへ送る冷媒を制御する電動膨張弁であるEV1
24、EVn 25、EV134、EVn 35を接続す
る。通信部21および31は、それぞれの分岐ユニット
A、Bに対応して接続され、室外ユニットおよび分岐ユ
ニットA、Bそれぞれの指令・情報信号を送信・受信す
る。通信部22、23、32、33は、それぞれの室内
ユニットA1 、B1 に対応して接続され、室内ユニット
1 、B1 および分岐ユニットA、Bそれぞれの指令・
情報信号を送信・受信する。電動膨張弁24、25、3
4、35は分流手段12である。
【0024】室内ユニットA1 、B1 は、それぞれコン
ピュータおよびその周辺回路からなる室内制御部40、
50を備える。この室内制御部40、50には、通信部
41、51、温度センサ42、52、圧力センサ43、
53、表示器44、54、リモコンからの運転信号を受
信する受信部45、55、風量センサ46、56、電圧
検出部47、57、カレントトランス48、58を接続
する。通信部41および51は、それぞれの分岐ユニッ
トA、Bに対応して接続され、室内ユニットA 1 、B1
および分岐ユニットA、Bはそれぞれの指令・情報信号
を送信・受信する。温度センサ42、52は、室内ユニ
ットA1 、B1 それぞれの室内熱交換器の温度を検出す
る室内熱交換器温度検出手段1である。圧力センサ4
3、53は、室内ユニットA、Bそれぞれの室内熱交換
器の圧力を検出する室内熱交換器圧力検出手段2であ
る。風量センサ46、56は、室内ユニットA1 、B1
それぞれの室内風量を検出する室内風量検出手段9であ
る。電圧検出部47、57は、室内ユニットA1 、B1
それぞれの室内ファン電圧を検出する室内ファン電圧検
出手段10である。カレントトランス48、58は、室
内ユニットそれぞれの室内電流を検出する室内電流検出
手段である。また室内制御部40、50において、所定
の室内熱交換器温度tAO、tBO、室内熱交換器圧力
AO、PBO、室内風量qAO、qBO、室内ファン電圧
AO、vBOおよび室内電流IAO、IBOを記憶する記憶手
段3と、記憶手段3に記憶された値と室内熱交換器温度
検出手段1、室内熱交換器圧力検出手段2、室内風量検
出手段9、室内ファン電圧検出手段10および室内電流
検出手段11からの検出値を比較判定する比較判定手段
4が内蔵されている。
【0025】図3は、図1および図2に示す多室型空気
調和システムの誤配管・誤配線検出装置の一部を利用し
た第1の実施の形態の動作の流れを示すフローチャート
で、同時に複数台毎確認する内の2台毎について示して
いる。最初にステップS1で分岐ユニットA、Bの室内
ユニットの室内ユニットファン運転状態の所定ファン運
転状態fAO、fBOを設定し、さらにステップS2で室内
ユニット運転状態の所定運転状態XAO、XBOを設定し、
次にステップS3で室外ユニット上にある誤配管・誤配
線検出の確認を要求する操作手段6よりの制御出力信号
の有無を判定し、制御出力信号が無い(NO)場合は、
ステップS4で通常の待機状態となり動作流れの最初に
もどる。
【0026】また制御出力信号が有る(Yes)場合
は、誤配管・誤配線検出を行う必要があると判断し、ス
テップS5で室内ユニットの番号を初期化(A =0、B
=0)とする。さらにステップS6で分岐ユニットA、
Bの室内ユニットに対応して取り付けられている室内熱
交換器温度検出手段1の室内ユニット運転状態の番号を
初期化(XA =0、XB =0)とする。次にステップS
7で分岐ユニットA、Bに対応して取り付けられている
分流手段12の電動膨張弁を初期化(EV(A )=0、
EV(B )=0)する。さらにステップS8で分岐ユニ
ットA、Bの室内ユニットの番号をカウントアップし、
A A+1 )番目および(B B+1 )番目である室内ユ
ニットA1 、B1 のみについて冷房運転を行い、次にス
テップS9で室内ユニットA1 に取り付けられている室
内ユニットファン運転状態fA のファン運転状態を読み
込み、さらにステップS10で室内ユニットB1 に取り
付けられている室内ユニットファン運転状態fB のファ
ン運転状態を読み込み、ステップS11で室内ユニット
A側の誤配管・誤配線の確認を行なう。
【0027】室内ユニットA1 の室内ユニットファン運
転状態fA を所定のファン運転状態fAOと比較・判定
し、fAO≠fA の時には、配管および配線の異常である
と判断し、ステップS12で誤配管・誤配線の異常を知
らせる異常表示を行う。次のステップS13で室内ユニ
ットA1 の冷房運転を停止する。さらにステップS14
で室内ユニットの番号を分岐ユニットAに接続できる室
内最大接続ユニット台数n1 と比較・判定を行い、A
1 のときには、最大接続台数に達していないと判断
し、ステップS8の状態にもどる。A ≧n1 のときには
所定の最大台数の検出が終了したと判断し、異常表示を
行った状態で動作流れの最初にもどる。
【0028】次にfAO=fA のときには、分岐ユニット
Aの配線の接続が正常であると判断し、ステップS15
で分岐ユニットAに取り付けられている電動膨張弁につ
いて電動膨張弁番号をカウントアップし、EV(A )=
EV(A +1)番目の分流量を(EVA =EV(A ))に
設定する。電動膨張弁の開閉度を変化させることで、室
内ユニット運転状態に変化を持たせ検出範囲を広げられ
る。次にステップS16で室内ユニットA1 に取り付け
られている室内ユニット運転状態検出番号をカウントア
ップし、(XA =XA+1 )番目である室内ユニット運転
状態Xa1の運転状態を読み込み、ステップS17でこの
室内ユニット運転状態Xa1と所定運転状態XAOの比較判
定を行い、XAO≠Xa1のときには、配管および配線が正
常であると判断し、次のステップS18で室内ユニット
1 の冷房運転を停止する。さらにステップS19で室
内ユニットの番号を分岐ユニットAに接続できる室内最
大接続ユニット台数n1 と比較・判定を行い、A ≧n1
のときには所定の最大台数の検出が終了したと判断し、
通常待機状態のステップS4へ移行する。A <n1のと
きには、最大接続台数に達していないと判断し、ステッ
プS8の状態にもどる。次にXAO=Xa1のときに配管お
よび配線の接続が異常があると判断し、ステップS12
に移行し、異常表示を行う。
【0029】同様にステップS11と並行して、ステッ
プS20で室内ユニットB側の誤配管・誤配線の確認を
行なう。室内ユニットB1 の室内ユニットファン運転状
態と所定のファン運転状態PBOの比較・判定を行い、f
BO≠fB の時には、配管および配線の異常であると判断
し、ステップS21で誤配管・誤配線の異常を知らせる
異常表示を行う。次のステップS22で室内ユニットB
1 の冷房運転を停止する。さらにステップS23で室内
ユニットの番号を分岐ユニットBに接続できる室内最大
接続ユニット台数n2 と比較・判定を行い、B <n2
ときには、最大接続台数に達していないと判断し、ステ
ップS8の状態にもどる。B ≧n2 のときには所定の最
大台数の検出が終了したと判断し、異常表示を行った状
態で動作流れの最初にもどる。次にfBO=fB のときに
は、分岐ユニットBの配線の接続が正常であると判断
し、ステップS24で分岐ユニットBに取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(B )=EV( B +1)番目の分流量を(E
B =EV(B ))に設定する。
【0030】次にステップS25で室内ユニットB1
取り付けられている室内ユニット運転状態検出番号をカ
ウントアップし、(XB =XB +1)番目である室内ユニ
ット運転状態Xb1の運転状態を読み込み、ステップS2
6でこの室内ユニット運転状態Xb1と所定運転状態XBO
の比較判定を行い、XBO≠Xb1のときには、配管および
配線が正常であると判断し、次のステップS27で室内
ユニットB1 の冷房運転を停止する。さらにSステップ
S28で室内ユニットの番号を分岐ユニットBに接続で
きる室内最大接続ユニット台数n2 と比較・判定し、B
≧n2 のときには、所定の最大台数の検出が終了したと
判断し、通常待機状態のステップS4へ移行する。B
2 のときには、最大接続台数に達していないと判断
し、ステップS8の状態にもどる。次にXBO=Xb1のと
きに配管および配線の接続が異常があると判断し、ステ
ップS21に移行し異常表示を行う。
【0031】この第1の実施の形態によれば、多室型空
気調和システムにおいて、室外ユニットよりの誤配管・
誤配線検出信号を用いて、室内ユニットのそれぞれに、
室内ユニット運転状態の運転状態および室内ユニットフ
ァン運転状態を検出し、所定の室内ユニット運転状態X
AO、XBOと室内ユニット運転状態Xa1、Xb1を比較判定
するとともに、所定の室内ユニットファン運転状態
AO、fBOと室内ユニットファン運転状態fA 、fB
比較判定し、室内ユニットに送る冷媒を制御すること
で、複数台毎を同時に確認を行い異常表示ができるた
め、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作によ
り室内全室の誤配管・誤配線の確認が迅速にできる。
【0032】図4は、図1および図2に示す多室型空気
調和システムの誤配管・誤配線検出装置の一部を利用し
た第2の実施の形態の動作の流れを示すフローチャート
で、同時に複数台毎確認する内の2台毎について示して
いる。最初にステップS1で分岐ユニットA、Bの室内
ユニットの室内風量の所定の風量qAO、qBOを設定し、
さらにステップS2で室内熱交換器の所定温度tAO、t
BOを設定し、次にステップS3で室外ユニット上にある
誤配管・誤配線検出の確認を要求する操作手段6よりの
制御出力信号の有無を判定し、制御出力信号が無い場合
は、ステップS4で通常の待機状態となり動作流れの最
初にもどる。また制御出力信号が有る場合は、誤配管・
誤配線検出を行う必要があると判断し、ステップS5で
室内ユニットの番号を初期化(A =0、B =0)する。
さらにステップS6で分岐ユニットA、Bの室内ユニッ
トに対応して取り付けられている室内熱交換器温度検出
手段1の熱交換器温度検出の番号を初期化(tA =0、
B =0)する。次にステップS7で分岐ユニットA、
Bに対応して取り付けられている分流手段12の電動膨
張弁を初期化(EV(A )=0、EV(B )=0)す
る。さらにステップS8で室内ユニットをカウントアッ
プし、(A A +1)番目および(B B +1)番目である
室内ユニットA1 、B1 のみについて冷房運転を行い、
次にステップS9で室内ユニットA1に取り付けられて
いる室内風量qA の風量を読み込み、さらにステップS
10で室内ユニットB1 に取り付けられている室内風量
B の風量を読み込み、ステップS11で室内ユニット
A 側の誤配管・誤配線の確認を行なう。室内ユニットA
1 の室内風量qA と所定の風量qAOの比較・判定を行
い、qAO<qA の時には、配管および配線の異常である
と判断し、ステップS12で誤配管・誤配線の異常を知
らせる異常表示を行う。次のステップS13で室内ユニ
ットA 1の冷房運転を停止する。さらにステップS14
で室内ユニットの番号を分岐ユニットAに接続できる室
内最大接続ユニット台数n1 と比較・判定し、 A <n1
のときには、最大接続台数に達していないと判断し、ス
テップS8の状態にもどる。A ≧n1 のときには所定の
最大台数の検出が終了したと判断し、異常表示を行った
状態で動作流れの最初にもどる。
【0033】次にqAO≧qA のときには、分岐ユニット
A の配線の接続が正常であると判断し、ステップS15
で分岐ユニットAに取り付けられている電動膨張弁につ
いて電動膨張弁番号をカウントアップし、EV(A )=
EV(A +1)番目の分流量を(EVA =EV(A ))に
設定する。電動膨張弁の開閉度を変化させることで、室
内熱交換器温度に変化を持たせ検出範囲を広げられる。
次にステップS16で室内ユニットA1 に取り付けられ
ている熱交換器検出番号をカウントアップし、(tA
A +1)番目である熱交換器温度ta1の温度を読み込
み、ステップS17でこの熱交換器温度ta1と所定温度
AOの比較・判定を行い、tAO≧ta1のときには、配管
および配線が正常であると判断し、次のステップS18
で室内ユニットA1 の冷房運転を停止する。さらにステ
ップS19で室内ユニットの番号を分岐ユニットAに接
続できる室内最大接続ユニット台数n1 と比較・判定を
行い、A ≧n1 のときには所定の最大台数の検出が終了
したと判断し、通常待機状態のステップS4へ移行す
る。A <n1 のときには、最大接続台数に達していない
と判断し、ステップS8の状態にもどる。
【0034】次にtAO<ta1のときに配管および配線の
接続が異常があると判断し、ステップS12に移行し、
異常表示を行う。同様にステップS14と並行して、ス
テップS20で分岐ユニットB側の誤配管・誤配線の確
認を行なう。室内ユニットB1 の室内風量qB と所定風
量qBOの比較・判定を行い、qBO<qB の時には、配管
および配線の異常であると判断し、ステップS21で誤
配管・誤配線の異常を知らせる異常表示を行う。次のス
テップS22で室内ユニットB1 の冷房運転を停止す
る。さらにステップS23で室内ユニットの番号を分岐
ユニットBに接続できる室内最大接続ユニット台数n 2
と比較・判定を行い、B <n2 のときには、最大接続台
数に達していないと判断し、ステップS8の状態にもど
る。B≧n2 のときには所定最大台数の検出が終了した
と判断し、異常表示を行った状態で動作流れの最初にも
どる。次にqBO≧qB のときには、分岐ユニットBの配
線の接続が正常であると判断し、ステップS24で分岐
ユニットBに取り付けられている電動膨張弁について、
電動膨張弁番号をカウントアップし、EV(B )=EV
B +1)番目の分流量を(EVB =EV(B ))に設定
する。次にステップS25で室内ユニットB1に取り付
けられている熱交換器検出番号をカウントアップし、
(tB =tB +1)番目である熱交換器温度tb1の温度を
読み込み、ステップS26でこの熱交換器温度tb1と所
定温度tBOの比較判定を行い、tBO≧tb1のときには、
配管および配線が正常であると判断し、次のステップS
27で室内ユニットB1 の冷房運転を停止する。さらに
ステップS28で室内ユニットの番号を分岐ユニットB
に接続できる室内最大接続ユニット台数n2 と比較・判
定を行い、B ≧n2 のときには、所定の最大台数の検出
が終了したと判断し、通常待機状態のステップS4へ移
行する。B <n2 のときには、最大接続台数に達してい
ないと判断し、ステップS8の状態にもどる。次にtBO
<tb1のときに配管および配線の接続が異常があると判
断し、ステップS21に移行し異常表示を行う。
【0035】この第2の実施の形態によれば、多室型空
気調和システムにおいて、室外ユニットよりの誤配管・
誤配線検出信号を用いて、室内ユニットのそれぞれにお
ける室内熱交換器の温度および室内風量を検出し、所定
の室内熱交換器温度tAO、t BOと室内熱交換器温度
a1、tb1を比較判定するとともに、所定の室内風量q
AO、qBOと室内風量qA 、qB を比較判定し、室内ユニ
ットに送る冷媒を制御することで、複数台毎を同時に確
認を行い異常表示ができるため、従来できなかった室外
ユニットからの遠隔操作により室内全室の誤配管・誤配
線の確認が迅速にできる。
【0036】図5は、図1および図2に示す多室型空気
調和システムの誤配管・誤配線検出装置の一部を利用し
た第3の実施の形態の動作の流れを示すフローチャート
で、同時に複数台毎確認する内の2台毎について示して
いる。最初にステップS1で分岐ユニットA、Bの室内
ユニットの室内ファン電圧の所定のファン電圧vAO、v
BOを設定し、さらにステップS2で室内熱交換器の所定
の温度tAO、tBOを設定し、次にステップS3で室外ユ
ニット上にある誤配管・誤配線検出の確認を要求する操
作手段6からの制御出力信号の有無を判定し、制御出力
信号が無い場合は、ステップS4で通常の待機状態とな
り動作流れの最初にもどる。また制御出力信号が有る場
合は、誤配管・誤配線検出を行う必要があると判断し、
ステップS5で分岐ユニットA、Bの室内ユニットの番
号を初期化(A =0、B =0)する。さらにステップS
6で室内ユニットに対応して取り付けられている室内熱
交換器温度検出手段1の熱交換器温度検出の番号を初期
化(tA =0、tB =0)する。次にステップS7で分
岐ユニットA、Bに対応して取り付けられている分流手
段12の電動膨張弁を初期化(EV(A )=0、EV(
B )=0)する。さらにステップS8で室内ユニットを
カウントアップし、(A A +1)番目および
B B +1)番目である室内ユニットA1 およびB1
みについて冷房運転を行い、次にステップS9で室内ユ
ニットA1 に取り付けられている室内ファン電圧検出手
段10のファン電圧vA を読み込み、さらにステップS
10で室内ユニットB1 に取り付けられている室内ファ
ン電圧検出手段10のファン電圧vB を読み込み、ステ
ップS11で室内ユニットA1 側の誤配管・誤配線の確
認を行なう。室内ユニットA1 の室内ファン電圧vA
所定のファン電圧vAOの比較・判定を行い、vAO<vA
の時には、配管および配線の異常であると判断し、ステ
ップS12で誤配管・誤配線の異常を知らせる異常表示
を行う。次のステップS13で室内ユニットA1 の冷房
運転を停止する。さらにステップS14で室内ユニット
の番号を分岐ユニットAに接続できる室内最大接続ユニ
ット台数n1 と比較・判定し、A <n1 のときには、最
大接続台数に達していないと判断し、ステップS8の状
態にもどる。A ≧n1 のときには所定の最大台数の検出
が終了したと判断し、異常表示を行った状態で動作流れ
の最初にもどる。
【0037】次にステップS11でvAO≧vA のときに
は、分岐ユニットA の配線の接続が正常であると判断
し、ステップS15で分岐ユニットA に取り付けられて
いる電動膨張弁について電動膨張弁番号をカウントアッ
プし、EV(A )=EV(A +1)番目の分流量を(EV
A =EV(A ))に設定する。電動膨張弁の開閉度を変
化させることで、室内熱交換器温度に変化を持たせ検出
範囲を広げられる。次にステップS16で室内ユニット
1 に取り付けられている熱交換器検出番号をカウント
アップし、(tA =tA +1)番目である熱交換器温度t
a1の温度を読み込み、ステップS17でこの熱交換器温
度ta1と所定の温度tAOの比較・判定を行い、tAO≧t
a1のときには、配管および配線が正常であると判断し、
次のステップS18で室内ユニットA1 の冷房運転を停
止する。さらにステップS19で室内ユニットの番号を
分岐ユニットAに接続できる室内最大接続ユニット台数
1と比較・判定し、A ≧n1 のときには所定の最大台
数の検出が終了したと判断し、通常待機状態のステップ
S4へ移行する。A <n1 のときには、最大接続台数に
達していないと判断し、ステップS8の状態にもどる。
次にステップS17でtAO<ta1のときに配管および配
線の接続が異常があると判断し、ステップS12に移行
し、異常表示を行う。
【0038】同様にステップS11と並行して、ステッ
プS20で室内ユニットB1 側の誤配管・誤配線の確認
を行なう。室内ユニットB1 の室内ファン電圧vB と所
定のファン電圧vBOを比較・判定を行い、vBO<vB
時には、配管および配線の異常であると判断し、ステッ
プS21で誤配管・誤配線の異常を知らせる異常表示を
行う。次のステップS22で室内ユニットB1 の冷房運
転を停止する。さらにステップS23で室内ユニットの
番号を分岐ユニットBに接続できる室内最大接続ユニッ
ト台数n2 と比較・判定し、B <n2 のときには、最大
接続台数に達していないと判断し、ステップS8の状態
にもどる。B ≧n2 のときには所定最大台数の検出が終
了したと判断し、異常表示を行った状態で動作流れの最
初にもどる。
【0039】次にステップS20でvBO≧vB のときに
は、分岐ユニットBの配線の接続が正常であると判断
し、ステップS24で分岐ユニットB に取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(B )=EV(B +1)番目の分流量を(E
B =EV(B ))に設定する。次にステップS25で
室内ユニットB1 に取り付けられている熱交換器検出番
号をカウントアップし、(tB =tB +1)番目である熱
交換器温度tb1の温度を読み込み、ステップS26でこ
の熱交換器温度tb1と前記所定温度tBOを比較判定を行
い、tBO≧tb1のときには、配管および配線が正常であ
ると判断し、次のステップS27で室内ユニットB1
冷房運転を停止する。さらにステップS28で室内ユニ
ットの番号を分岐ユニットBに接続できる室内最大接続
ユニット台数n2 と比較・判定を行い、B ≧n2 のとき
には、所定最大台数の検出が終了したと判断し、通常待
機状態のステップS4へ移行する。B <n2 のときに
は、最大接続台数に達していないと判断し、ステップS
8の状態にもどる。次にステップS26でtBO<tb1
ときに配管および配線の接続が異常があると判断し、ス
テップS21に移行し異常表示を行う。
【0040】この第3の実施の形態によれば、多室型空
気調和システムにおいて、室外ユニットからの誤配管・
誤配線検出信号を用いて、室内ユニットのそれぞれに、
室内熱交換器の温度および室内ファン電圧を検出し、所
定の室内熱交換器温度tAO、tBOと室内熱交換器温度t
a1、tb1を比較判定するとともに、所定の室内ファン電
圧vAO、vBOと室内ファン電圧vA 、vB を比較判定
し、室内ユニットに送る冷媒を制御することで、複数台
毎を同時に確認を行い異常表示ができるため、従来でき
なかった室外ユニットよりの遠隔操作にて室内全室の誤
配管・誤配線の確認が迅速にできる。
【0041】図6は、図1および図2に示す多室型空気
調和システムの誤配管・誤配線検出装置の一部を利用し
た第4の実施の形態の動作の流れを示すフローチャート
で、同時に複数台毎確認する内の2台毎について示して
いる。最初にステップS1で分岐ユニットA、Bの室内
ユニットの室内電流の所定の室内電流IAO、IBOを設定
し、さらにステップS2で室内熱交換器の所定温度
AO、tBOを設定し、次にステップS3で室外ユニット
上にある誤配管・誤配線検出の確認を要求する操作手段
6よりの制御出力信号の有無を判定し、制御出力信号が
無い場合は、ステップS4で通常の待機状態となり動作
流れの最初にもどる。また制御出力信号が有る場合は、
誤配管・誤配線検出を行う必要があると判断し、ステッ
プS5で室内ユニットの番号を初期化(A =0、B
0)する。さらにステップS6で分岐ユニットA、Bの
室内ユニットに対応して取り付けられている室内熱交換
器温度検出手段1の熱交換器温度検出の番号を初期化
(tA =0、tB =0)する。次にステップS7で分岐
ユニットA、Bに対応して取り付けられている分流手段
12の電動膨張弁を初期化(EV(A )=0、E
V(B )=0)する。さらにステップS8で室内ユニッ
トをカウントアップし、(A A +1)番目および(B
B+1)番目である室内ユニットA1 およびB1 のみ
について冷房運転を行い、次にステップS9で室内ユニ
ットA1 に取り付けられている室内電流検出手段11の
室内電流IA を読み込み、さらにステップS10で室内
ユニットB1 に取り付けられている室内電流検出手段1
1の室内電流IB の電流を読み込み、ステップS11で
室内ユニットA1 側の誤配管・誤配線の確認を行なう。
室内ユニットA 1 の室内電流IA と所定電流IAOの比較
・判定を行い、IAO<IA の時には、配管および配線の
異常であると判断し、ステップS12で誤配管・誤配線
の異常を知らせる異常表示を行う。次のステップS13
で室内ユニットA1 の冷房運転を停止する。さらにステ
ップS14で室内ユニットの番号を分岐ユニットA に接
続できる室内最大接続ユニット台数n1 と比較・判定を
行い、A<n1 のときには、最大接続台数に達していな
いと判断し、ステップS8の状態にもどる。A≧n 1
ときには所定の最大台数の検出が終了したと判断し、異
常表示を行った状態で動作流れの最初にもどる。
【0042】次にステップS11でIAO≧IA のときに
は、分岐ユニットAの配線の接続が正常であると判断
し、ステップS15で分岐ユニットAに取り付けられて
いる電動膨張弁について電動膨張弁番号をカウントアッ
プし、EV(A )=EV(A +1)番目の分流量を(EV
A =EV(A ))に設定する。電動膨張弁の開閉度を変
化させることで、室内熱交換器温度に変化を持たせ検出
範囲を広げられる。次にステップS16で室内ユニット
1 に取り付けられている熱交換器検出番号をカウント
アップし、(tA =tA +1)番目である室内熱交換器温
度ta1の温度を読み込み、ステップS17でこの室内熱
交換器温度ta1と所定の室内熱交換器温度tAOの比較・
判定を行い、tAO≧ta1のときには、配管および配線が
正常であると判断し、次のステップS18で室内ユニッ
トA1 の冷房運転を停止する。さらにステップS19で
室内ユニットの番号を分岐ユニットAに接続できる室内
最大接続ユニット台数n1 と比較・判定を行い、A ≧n
1 のときには所定の最大台数の検出が終了したと判断
し、通常待機状態のステップS4へ移行する。A <n1
のときには、最大接続台数に達していないと判断し、ス
テップS8の状態にもどる。次にtAO<ta1のときに配
管および配線の接続が異常があると判断し、ステップS
12に移行し、異常表示を行う。同様にステップ11と
並行して、ステップS20で室内ユニットB1 側の誤配
管・誤配線の確認を行なう。室内ユニットB1 の室内電
流IB と所定の室内電流IBOの比較・判定を行い、IBO
<IB の時には、配管および配線の異常であると判断
し、ステップS21で誤配管・誤配線の異常を知らせる
異常表示を行う。次のステップS22で室内ユニットB
1 の冷房運転を停止する。さらにステップS23で室内
ユニットの番号を分岐ユニットBに接続できる室内最大
接続ユニット台数n2 と比較・判定を行い、B <n2
ときには、最大接続台数に達していないと判断し、ステ
ップS8の状態にもどる。B ≧n2 のときには所定の最
大台数の検出が終了したと判断し、異常表示を行った状
態で動作流れの最初にもどる。
【0043】次にステップS20のIBO≧IB のときに
は、分岐ユニットBの配線の接続が正常であると判断
し、ステップS24で分岐ユニットBに取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(B )=EV(B +1)番目の分流量を(E
B =EV(B ))に設定する。次にステップS25で
室内ユニットB1 に取り付けられている熱交換器検出番
号をカウントアップし、(tB =tB +1)番目である熱
交換器温度tb1の温度を読み込み、ステップS26でこ
の熱交換器温度tb1と所定温度tBOを比較判定を行い、
BO≧tb1のときには、配管および配線が正常であると
判断し、次のステップS27で室内ユニットB 1の冷房
運転を停止する。さらにステップS28で室内ユニット
の番号を分岐ユニットB に接続できる室内最大接続ユニ
ット台数n2 と比較・判定を行い、 B ≧n2 のときに
は、所定の最大台数の検出が終了したと判断し、通常待
機状態のステップS4へ移行する。B <n2 のときに
は、最大接続台数に達していないと判断し、ステップS
8の状態にもどる。
【0044】次にステップS26でtBO<tb1のときに
配管および配線の接続が異常があると判断し、前記ステ
ップS21に移行し異常表示を行う。この第4の実施の
形態によれば、多室型空気調和システムにおいて、室外
ユニットからの誤配管・誤配線検出信号を用いて、室内
ユニットのそれぞれに、室内熱交換器の温度および室内
電流を検出し、所定の室内熱交換器温度tAO、tBOと室
内熱交換器温度ta1、tb1を比較判定するとともに、所
定の室内電流IAO、I BOと室内電流IA 、IB を比較判
定し、室内ユニットに送る冷媒を制御することで、複数
台毎を同時に確認を行い異常表示ができるため、従来で
きなかった室外ユニットよりの遠隔操作により室内全室
の誤配管・誤配線の確認が迅速にできる。
【0045】図7は、図1および図2に示す多室型空気
調和システムの誤配管・誤配線検出装置の一部を利用し
た第5の実施の形態の動作の流れを示すフローチャート
で、同時に複数台毎確認する内の2台毎について示して
いる。最初にステップS1で分岐ユニットA,Bの室内
ユニットの室内風量の所定風量qAO、qBOを設定し、さ
らにステップS2で室内熱交換器の所定圧力PAO、PBO
を設定し、次にステップS3で室外ユニット上にある誤
配管・誤配線検出の確認を要求する操作手段6よりの制
御出力信号の有無を判定し、制御出力信号が無い場合
は、ステップS4で通常の待機状態となり動作流れの最
初にもどる。また制御出力信号が有る場合は、誤配管・
誤配線検出を行う必要があると判断し、ステップS5で
室内ユニットの番号を初期化(A =0、B =0)する。
さらにステップS6で分岐ユニットA、Bの室内ユニッ
トに対応して取り付けられている室内熱交換器圧力検出
手段1の熱交換器圧力検出の番号を初期化(PA =0、
B =0)する。次にステップS7で分岐ユニットA、
Bに対応して取り付けられている分流手段12の電動膨
張弁を初期化(EV(A )=0、EV(B )=0)す
る。さらにステップS8で室内ユニットをカウントアッ
プし、A A +1番目およびB B +1番目である室内
ユニットA1 およびB1 のみについて冷房運転を行い、
次にステップS9で室内ユニットA1 に取り付けられて
いる室内風量qA の風量を読み込み、さらにステップS
10で室内ユニットB1 に取り付けられている室内風量
B の風量を読み込み、ステップS11で室内ユニット
1 側の誤配管・誤配線の確認を行なう。ここで、室内
ユニットA1 の室内風量qA と所定風量qAOを比較・判
定し、qAO<qA の時には、配管および配線の異常であ
ると判断し、ステップS12で誤配管・誤配線の異常を
知らせる異常表示を行う。次のステップS13で室内ユ
ニットA1 の冷房運転を停止する。さらにステップS1
4で室内ユニットの番号を分岐ユニットAに接続できる
室内最大接続ユニット台数n1 と比較・判定し、A <n
1 のときには、最大接続台数に達していないと判断し、
ステップS8の状態にもどる。A ≧n1 のときには所定
の最大台数の検出が終了したと判断し、異常表示を行っ
た状態で動作流れの最初にもどる。
【0046】次にステップS11でqAO≧qA のときに
は、分岐ユニットA の配線の接続が正常であると判断
し、ステップS15で分岐ユニットAに取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(A )=EV(A +1)番目の分流量を(E
A =EV(A ))に設定する。電動膨張弁の開閉度を
変化させることで、室内熱交換器圧力に変化を持たせ検
出範囲を広げられる。次にステップS16で室内ユニッ
トA1 に取り付けられている熱交換器検出番号をカウン
トアップし、PA =PA +1番目である熱交換器圧力Pa
の温度を読み込み、ステップS17でこの熱交換器圧力
Paと前記所定圧力PAOを比較・判定を行い、PAO≧P
a のときには、配管および配線が正常であると判断し、
次のステップS18で室内ユニットA1 の冷房運転を停
止する。さらにステップS19で室内ユニットA1 の番
号を分岐ユニットA に接続できる室内最大接続ユニット
台数n1 と比較・判定し、A ≧n1 のときには所定の最
大台数の検出が終了したと判断し、通常待機状態のステ
ップS4へ移行する。A <n1 のときには、最大接続台
数に達していないと判断し、ステップS8の状態にもど
る。次にPAO<Pa のときに配管および配線の接続が異
常があると判断し、ステップS12に移行し、異常表示
を行う。
【0047】同様にステップS11と並行して、ステッ
プS20で分岐ユニットBの室内ユニット側の誤配管・
誤配線の確認を行なう。室内ユニットB1 の室内風量q
B と所定の風量qBOの比較・判定を行い、qBO<qB
時には、配管および配線の異常であると判断し、ステッ
プS21で誤配管・誤配線の異常を知らせる異常表示を
行う。次のステップS22で室内ユニットB1 の冷房運
転を停止する。さらにステップS23で室内ユニットの
番号を分岐ユニットBに接続できる室内最大接続ユニッ
ト台数n2 と比較・判定を行い、B <n2 のときには、
最大接続台数に達していないと判断し、ステップS8の
状態にもどる。B ≧n2 のときには所定の最大台数の検
出が終了したと判断し、異常表示を行った状態で動作流
れの最初にもどる。
【0048】次にステップ20でqBO≧qB のときに
は、分岐ユニットBの配線の接続が正常であると判断
し、ステップS24で分岐ユニットB に取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(B )=EV(B +1)番目の分流量を(E
B =EV(B ))に設定する。次にステップS25で
室内ユニットB1 に取り付けられている熱交換器検出番
号をカウントアップし、P B =PB +1番目である熱交換
器圧力Pb の圧力を読み込み、ステップS26でこの熱
交換器圧力Pb と前記所定圧力PBOの比較判定を行い、
BO≧Pb のときには、配管および配線が正常であると
判断し、次のステップS27で室内ユニットB1 の冷房
運転を停止する。さらにステップS28で室内ユニット
の番号を分岐ユニットBに接続できる室内最大接続ユニ
ット台数n2 と比較・判定を行い、B≧n2 のときに
は、所定最大台数の検出が終了したと判断し、通常待機
状態のステップS4へ移行する。B <n2 のときには、
最大接続台数に達していないと判断し、ステップS8の
状態にもどる。
【0049】次にステップ20でqBO<qB のときに配
管および配線の接続が異常があると判断し、ステップS
21に移行し異常表示を行う。この第5の実施の形態に
よれば、多室型空気調和システムにおいて、室外ユニッ
トからの誤配管・誤配線検出信号を用いて、室内ユニッ
トのそれぞれに、室内熱交換器の圧力および室内風量を
検出し、所定の室内熱交換器圧力PAO、PBOと室内熱交
換器圧力Pa 、Pb を比較判定するとともに、所定の室
内風量qAO、q BOと室内風量qA 、qB を比較判定し、
室内ユニットに送る冷媒を制御することで、複数台毎を
同時に確認を行い異常表示ができるため、従来できなか
った室外ユニットよりの遠隔操作にて室内全室の誤配管
・誤配線の確認が迅速にできる。
【0050】図8は、図1および図2に示す多室型空気
調和システムの誤配管・誤配線検出装置の一部を利用し
た第6の実施の形態の動作の流れを示すフローチャート
で、同時に複数台毎確認する内の2台毎について示して
いる。最初にステップS1で分岐ユニットA、Bの室内
ユニットの室内ファン電圧の所定ファン電圧vAO、v BO
を設定し、さらにステップS2で室内熱交換器の所定圧
力PAO、PBOを設定し、次にステップS3で室外ユニッ
ト上にある誤配管・誤配線検出の確認を要求する操作手
段6よりの制御出力信号の有無を判定し、制御出力信号
が無い場合は、ステップS4で通常の待機状態となり動
作流れの最初にもどる。また制御出力信号が有る場合
は、誤配管・誤配線検出を行う必要があると判断し、ス
テップS5で室内ユニットの番号を初期化(A =0、B
=0)する。さらにステップS6で分岐ユニットA、B
の室内ユニットに対応して取り付けられている室内熱交
換器圧力検出手段1の熱交換器圧力検出の番号を初期化
(PA =0、PB =0)とする。次にステップS7で分
岐ユニットA、Bに対応して取り付けられている分流手
段12の電動膨張弁を初期化(EV(A )=0、EV(
B )=0)する。さらにステップS8で室内ユニットを
カウントアップし、A A +1番目およびB B +1番
目である室内ユニットA1 およびB1 のみについて冷房
運転を行い、次にステップS9で室内ユニットA1 に取
り付けられている室内ファン電圧vA のファン電圧を読
み込み、さらにステップS10で室内ユニットB1 に取
り付けられている室内ファン電圧vB のファン電圧を読
み込み、ステップS11で室内ユニットA1 側の誤配管
・誤配線の確認を行なう。ここで室内ユニットA1 の室
内ファン電圧vA と所定ファン電圧vAOの比較・判定を
行い、vAO<vA の時には、配管および配線の異常であ
ると判断し、ステップS12で誤配管・誤配線の異常を
知らせる異常表示を行う。次のステップS13で室内ユ
ニットA1 の冷房運転を停止する。さらにステップS1
4で室内ユニットの番号を分岐ユニットAに接続できる
室内最大接続ユニット台数n1 と比較・判定し、A <n
1 のときには、最大接続台数に達していないと判断し、
ステップS8の状態にもどる。A ≧n 1 のときには所定
の最大台数の検出が終了したと判断し、異常表示を行っ
た状態で動作流れの最初にもどる。
【0051】次にステップS11でvAO≧vA のときに
は、分岐ユニットAの配線の接続が正常であると判断
し、ステップS15で分岐ユニットAに取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(A )=EV(A +1)番目の分流量を(E
A =EV(A ))に設定する。電動膨張弁の開閉度を
変化させることで、室内熱交換器圧力に変化を持たせ検
出範囲を広げられる。次にステップS16で室内ユニッ
トA1 に取り付けられている熱交換器検出番号をカウン
トアップし、(PA =PA +1)番目である熱交換器圧
力Pa の圧力を読み込み、ステップS17でこの熱交換
器圧力Pa と所定圧力PAOの比較・判定を行い、PAO
a のときには、配管および配線が正常であると判断
し、次のステップS18で室内ユニットA1 の冷房運転
を停止する。さらにステップS19で室内ユニットの番
号を分岐ユニットAに接続できる室内最大接続ユニット
台数n 1 と比較・判定し、A ≧n1 のときには所定の最
大台数の検出が終了したと判断し、通常待機状態のステ
ップS4へ移行する。A <n1 のときには、最大接続台
数に達していないと判断し、ステップS8の状態にもど
る。次にステップS17でPAO<Pa のときに配管およ
び配線の接続が異常があると判断し、ステップS12に
移行し、異常表示を行う。
【0052】同様にステップS11と並行して、ステッ
プS20で室内ユニットB側の誤配管・誤配線の確認を
行なう。室内ユニットB1 の室内ファン電圧vB と所定
ファン電圧vBOの比較・判定を行い、vBO<vB の時に
は、配管および配線の異常であると判断し、ステップS
21で誤配管・誤配線の異常を知らせる異常表示を行
う。次のステップS22で室内ユニットB1 の冷房運転
を停止する。さらにステップS23で室内ユニットの番
号を分岐ユニットBに接続できる室内最大接続ユニット
台数n2 と比較・判定し、B <n2 のときには、最大接
続台数に達していないと判断し、ステップS8の状態に
もどる。B ≧n2 のときには所定の最大台数の検出が終
了したと判断し、異常表示を行った状態で動作流れの最
初にもどる。
【0053】次にステップ20でvBO≧vB のときに
は、分岐ユニットBの配線の接続が正常であると判断
し、ステップS24で分岐ユニットBに取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(B )=EV(B +1)番目の分流量を(E
B =EV(B ))に設定する。次にステップS25で
室内ユニットB1 に取り付けられている熱交換器検出番
号をカウントアップし、P B =PB +1)番目である熱交
換器圧力Pb の圧力を読み込み、ステップS26でこの
熱交換器圧力Pb と所定圧力PBOを比較判定を行い、P
BO≧Pb のときには、配管および配線が正常であると判
断し、次のステップS27で室内ユニットB 1 の冷房運
転を停止する。さらにステップS28で室内ユニットの
番号を分岐ユニットBに接続できる室内最大接続ユニッ
ト台数n2 と比較・判定を行い、B ≧n2 のときには、
所定の最大台数の検出が終了したと判断し、通常待機状
態のステップS4へ移行する。B <n2 のときには、最
大接続台数に達していないと判断し、ステップS8の状
態にもどる。次にPBO<Pb のときに配管および配線の
接続が異常があると判断し、ステップS21に移行し異
常表示を行う。
【0054】この第6の実施の形態によれば、多室型空
気調和システムにおいて、室外ユニットからの誤配管・
誤配線検出信号を用いて、室内ユニットのそれぞれに、
室内熱交換器の圧力および室内ファン電圧を検出し、所
定の室内熱交換器圧力PAO、PBOと室内熱交換器圧力P
a 、Pb を比較判定するとともに、所定の室内ファン電
圧vAO、vBOと室内ファン電圧vA 、vB を比較判定
し、室内ユニットに送る冷媒を制御することで、複数台
毎を同時に確認を行い異常表示ができるため、従来でき
なかった室外ユニットよりの遠隔操作により室内全室の
誤配管・誤配線の確認が迅速にできる。
【0055】図9は、図1および図2に示す多室型空気
調和システムの誤配管・誤配線検出装置の一部を利用し
た第6の実施の形態の動作の流れを示すフローチャート
で、同時に複数台毎確認する内の2台毎について示して
いる。最初にステップS1で分岐ユニットA、Bの室内
ユニットの室内電流の所定電流IAO、IBOを設定し、さ
らにステップS2で室内熱交換器の所定圧力PAO、PBO
を設定し、次にステップS3で室外ユニット上にある誤
配管・誤配線検出の確認を要求する操作手段6よりの制
御出力信号の有無を判定し、制御出力信号が無い場合
は、ステップS4で通常の待機状態となり動作流れの最
初にもどる。また制御出力信号が有る場合は、誤配管・
誤配線検出を行う必要があると判断し、ステップS5で
室内ユニットの番号を初期化(A =0、B =0)する。
さらにステップS6で分岐ユニットA、Bの室内ユニッ
トに対応して取り付けられている室内熱交換器圧力検出
手段1の熱交換器圧力検出の番号を初期化(PA =0、
B =0)する。次にステップS7で分岐ユニットA、
Bに対応して取り付けられている分流手段12の電動膨
張弁を初期化(EV(A )=0、EV(B )=0)とす
る。さらにステップS8で室内ユニットをカウントアッ
プし、A A +1番目およびB B +1番目である室内
ユニットA1 およびB1 のみについて冷房運転を行い、
次にステップS9で室内ユニットA1 に取り付けられて
いる室内電流IA の電流を読み込み、さらにステップS
10で室内ユニットB1 に取り付けられている室内電流
B の電流を読み込み、ステップS11で室内ユニット
1 側の誤配管・誤配線の確認を行なう。室内ユニット
1 の室内電流IA と所定電流IAOの比較・判定を行
い、IAO<IA の時には、配管および配線の異常である
と判断し、ステップS12で誤配管・誤配線の異常を知
らせる異常表示を行う。次のステップS13で室内ユニ
ットA 1の冷房運転を停止する。さらにステップS14
で室内ユニットの番号を分岐ユニットA に接続できる室
内最大接続ユニット台数n1 と比較・判定を行い、A
1 のときには、最大接続台数に達していないと判断
し、ステップS8の状態にもどる。A ≧n1 のときには
所定の最大台数の検出が終了したと判断し、異常表示を
行った状態で動作流れの最初にもどる。
【0056】次にステップS11でIAO≧IA のときに
は、分岐ユニットA の配線の接続が正常であると判断
し、ステップS15で分岐ユニットA に取り付けられて
いる電動膨張弁について、電動膨張弁番号をカウントア
ップし、EV(A )=EV(A +1)番目の分流量を(E
A =EV(A ))に設定する。電動膨張弁の開閉度を
変化させることで、室内熱交換器圧力に変化を持たせ検
出範囲を広げられる。次にステップS16で室内ユニッ
トA1 に取り付けられている熱交換器検出番号をカウン
トアップし、(PA =PA +1)番目である熱交換器圧力
a の圧力を読み込み、ステップS17でこの熱交換器
圧力Pa と所定圧力PAOを比較・判定を行い、PAO≧P
a のときには、配管および配線が正常であると判断し、
次のステップS18で室内ユニットA1 の冷房運転を停
止する。さらにステップS19で室内ユニットの番号を
分岐ユニットA に接続できる室内最大接続ユニット台数
1と比較・判定を行い、A ≧n1 のときには所定の最
大台数の検出が終了したと判断し、通常待機状態のステ
ップS4へ移行する。A <n1 のときには、最大接続台
数に達していないと判断し、ステップS8の状態にもど
る。次にPAO<Pa のときに配管および配線の接続が異
常があると判断し、ステップS12に移行し、異常表示
を行う。
【0057】同様にステップS11と並行して、ステッ
プS20で室内ユニットB1 側の誤配管・誤配線の確認
を行なう。室内ユニットB1 の室内電流IB と所定電流
BOの比較・判定を行い、IBO<IB の時には、配管お
よび配線の異常であると判断し、ステップS21で誤配
管・誤配線の異常を知らせる異常表示を行う。次のステ
ップS22で室内ユニットB1 の冷房運転を停止する。
さらにステップS23で室内ユニットの番号を分岐ユニ
ットB に接続できる室内最大接続ユニット台数n2 と比
較・判定を行い、B <n2 のときには、最大接続台数に
達していないと判断し、ステップS8の状態にもどる。
B ≧n2 のときには所定の最大台数の検出が終了したと
判断し、異常表示を行った状態で動作流れの最初にもど
る。次にステップS20でIBO≧IB のときには、分岐
ユニットB の配線の接続が正常であると判断し、ステッ
プS24で分岐ユニットBに取り付けられている電動膨
張弁について、電動膨張弁番号をカウントアップし、E
V(B )=EV(B +1)番目の分流量を(EVB =EV
B ))に設定する。次にステップS25で室内ユニッ
トB1 に取り付けられている熱交換器検出番号をカウン
トアップし、(PB =PB +1)番目である熱交換器圧力
b の圧力を読み込み、ステップS26でこの熱交換器
圧力Pb と所定圧力PBOの比較判定を行い、PBO≧Pb
のときには、配管および配線が正常であると判断し、次
のステップS27で室内ユニットB1 の冷房運転を停止
する。さらにステップS28で室内ユニットの番号を分
岐ユニットBに接続できる室内最大接続ユニット台数n
2 と比較・判定を行い、 B ≧n2 のときには、所定の最
大台数の検出が終了したと判断し、通常待機状態のステ
ップS4へ移行する。B <n2 のときには、最大接続台
数に達していないと判断し、ステップS8の状態にもど
る。次にPBO<Pb のときに配管および配線の接続が異
常があると判断し、ステップS21に移行し異常表示を
行う。
【0058】この第7の実施の形態によれば、多室型空
気調和システムにおいて、室外ユニットからの誤配管・
誤配線検出信号を用いて、室内ユニットのそれぞれに、
室内熱交換器の圧力および室内電流を検出し、所定の室
内熱交換器圧力PAO、PBOと室内熱交換器圧力Pa 、P
b を比較判定するとともに、所定の室内電流IAO、I BO
と室内電流IA 、IB を比較判定し、室内ユニットに送
る冷媒を制御することで、複数台毎を同時に確認を行い
異常表示ができるため、従来できなかった室外ユニット
よりの遠隔操作により室内全室の誤配管・誤配線の確認
が迅速にできる。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の多室型空気調和システム
の誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤
配管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けるこ
とにより、室外ユニットから全室内ユニットを操作で
き、また室内ユニット運転状態を検出するとともに室内
ユニットファン運転状態を検出して、それぞれ基準値と
比較判定することで、室内ユニットの1番から最大接続
台数まで複数台毎を同時に誤配管・誤配線の確認および
異常表示ができる。したがって、従来できなかった室外
ユニットからの遠隔操作により全室内ユニットの誤配管
・誤配線の確認ができ、また室外ユニットにより操作お
よび確認ができるため据え付け時の作業効率が向上でき
る。その結果、複数の室内ユニットの正常動作の確認が
容易で、工事の作業性がよく、時間および人手がかから
ない。
【0060】請求項2記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の温度を検出するとともに室内の風量
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【0061】請求項3記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の温度を検出するとともに室内のファ
ン電圧を検出して、それぞれ設定値と比較判定すること
で、室内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎
を同時に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができ
る。したがって、従来できなかった室外ユニットからの
遠隔操作により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認
ができ、また室外ユニットにより操作および確認ができ
るため据え付け時の作業効率の向上ができる。
【0062】請求項4記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の温度を検出するとともに室内の電流
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【0063】請求項5記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の圧力を検出するとともに室内の風量
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【0064】請求項6記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の圧力を検出するとともに室内のファ
ン電圧を検出して、それぞれ設定値と比較判定すること
で、室内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎
を同時に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができ
る。したがって、従来できなかった室外ユニットからの
遠隔操作により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認
ができ、また室外ユニットにより操作および確認ができ
るため据え付け時の作業効率の向上ができる。
【0065】請求項7記載の多室型空気調和システムの
誤配管・誤配線検出装置によれば、室外ユニットに誤配
管・誤配線検出を確認するための操作手段を設けること
により、室外ユニットから全室内ユニットを操作でき、
また室内熱交換器の圧力を検出するとともに室内の電流
を検出して、それぞれ設定値と比較判定することで、室
内ユニットの1番から最大接続台数まで複数台毎を同時
に誤配管・誤配線の確認および異常表示ができる。した
がって、従来できなかった室外ユニットからの遠隔操作
により全室内ユニットの誤配管・誤配線の確認ができ、
また室外ユニットにより操作および確認ができるため据
え付け時の作業効率の向上ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における多室型空気調和
システムの誤配管・誤配線検出装置におけるブロック図
である。
【図2】その制御回路構成図である。
【図3】第1の実施の形態におけるフローチャートであ
る。
【図4】第2の実施の形態におけるフローチャートであ
る。
【図5】第3の実施の形態におけるフローチャートであ
る。
【図6】第4の実施の形態におけるフローチャートであ
る。
【図7】第5の実施の形態におけるフローチャートであ
る。
【図8】第6の実施の形態におけるフローチャートであ
る。
【図9】第7の実施の形態におけるフローチャートであ
る。
【図10】従来の空気調和システムの誤配管・誤配線検
出装置の制御回路の構成図である。
【符号の説明】
1 室内熱交換器温度検出手段 2 室内熱交換器圧力検出手段 3 記憶手段 4 比較判定手段 5 表示手段 6 操作手段 7 室内ユニットファン運転状態検出手段 8 室内ユニット運転状態検出手段 9 室内風量検出手段 10 室内ファン電圧検出手段 11 室内電流検出手段 12 分流手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニットに設けられて誤配管・誤配
    線検出を確認するための制御出力信号を複数の室内ユニ
    ットに出力する操作手段と、前記複数の室内ユニットの
    それぞれの室内ユニット運転状態を検出する室内ユニッ
    ト運転状態検出手段と、前記室内ユニットのファン運転
    状態を検出する室内ユニットファン運転状態検出手段
    と、所定の室内ユニット運転状態および所定の室内ユニ
    ットファン運転状態を記憶する記憶手段と、前記室内ユ
    ニット運転状態検出手段により検出された室内ユニット
    運転状態と前記所定の室内ユニット運転状態とを比較判
    定するとともに前記室内ユニットファン運転状態検出手
    段により検出された前記室内ユニットファン運転状態と
    前記所定の室内ユニットファン運転状態とを比較判定し
    て所定の判定結果の場合に出力信号を出力する比較判定
    手段と、前記出力信号を受けて異常表示をする表示手段
    とを備えた多室型空気調和システムの誤配管・誤配線検
    出装置。
  2. 【請求項2】 室外ユニットに設けられて誤配管・誤配
    線検出を確認するための制御出力信号を複数の室内ユニ
    ットに出力する操作手段と、前記複数の室内ユニットの
    それぞれの室内熱交換器の温度を検出する室内熱交換器
    温度検出手段と、前記室内ユニットの風量を検出する室
    内風量検出手段と、所定の室内熱交換器温度および所定
    の室内風量を記憶する記憶手段と、前記室内熱交換器温
    度検出手段により検出された室内熱交換器温度と前記所
    定の室内熱交換器温度を比較判定するとともに前記室内
    風量検出手段により検出された室内風量と前記所定の室
    内風量を比較判定して所定の判定結果の場合に出力信号
    を出力する比較判定手段と、前記出力信号を受けて異常
    表示を示す表示手段とを備えた多室型空気調和システム
    の誤配管・誤配線検出装置。
  3. 【請求項3】 室外ユニットに設けられて誤配管・誤配
    線検出を確認するための制御出力信号を複数の室内ユニ
    ットに出力する操作手段と、前記複数の室内ユニットの
    それぞれの室内熱交換器の温度を検出する室内熱交換器
    温度検出手段と、前記室内ユニットのファン電圧を検出
    する室内ファン電圧検出手段と、所定の室内熱交換器温
    度および所定の室内ファン電圧を記憶する記憶手段と、
    前記室内熱交換器温度検出手段により検出された室内熱
    交換器温度と前記所定の室内熱交換器温度を比較判定す
    るとともに前記室内ファン電圧検出手段により検出され
    た室内ファン電圧と前記所定の室内ファン電圧を比較判
    定して所定の判定結果の場合に出力信号を出力する比較
    判定手段と、前記出力信号を受けて異常表示を示す表示
    手段とを備えた多室型空気調和システムの誤配管・誤配
    線検出装置。
  4. 【請求項4】 室外ユニットに設けられて誤配管・誤配
    線検出を確認するための制御出力信号を複数の室内ユニ
    ットに出力する操作手段と、前記複数の室内ユニットの
    それぞれの室内熱交換器の温度を検出する室内熱交換器
    温度検出手段と、前記室内ユニットの室内電流を検出す
    る室内電流検出手段と、所定の室内熱交換器温度および
    所定の室内電流を記憶する記憶手段と、前記室内熱交換
    器温度検出手段により検出された室内熱交換器温度と前
    記所定の室内熱交換器温度を比較判定するとともに前記
    室内電流検出手段により検出された室内電流と前記所定
    の室内電流を比較判定して所定の判定結果の場合に出力
    信号を出力する比較判定手段と、前記出力信号を受けて
    異常表示を示す表示手段とを備えた多室型空気調和シス
    テムの誤配管・誤配線検出装置。
  5. 【請求項5】 室外ユニットに設けられて誤配管・誤配
    線検出を確認するための制御出力信号を複数の室内ユニ
    ットに出力する操作手段と、前記複数の室内ユニットの
    それぞれの室内熱交換器の圧力を検出する室内熱交換器
    圧力検出手段と、前記室内ユニットの風量を検出する室
    内風量検出手段と、所定の室内熱交換器圧力および所定
    の室内風量を記憶する記憶手段と、前記室内熱交換器圧
    力検出手段により検出された室内熱交換器圧力と前記所
    定の室内熱交換器圧力を比較判定するとともに前記室内
    風量検出手段により検出された室内風量と前記所定の室
    内風量を比較判定して所定の判定結果の場合に出力信号
    を出力する比較判定手段と、前記出力信号を受けて異常
    表示を示す表示手段とを備えた多室型空気調和システム
    の誤配管・誤配線検出装置。
  6. 【請求項6】 室外ユニットに設けられて誤配管・誤配
    線検出を確認するための制御出力信号を複数の室内ユニ
    ットに出力する操作手段と、前記複数の室内ユニットの
    それぞれの室内熱交換器の圧力を検出する室内熱交換器
    圧力検出手段と、前記室内ユニットのファン電圧を検出
    する室内ファン電圧検出手段と、所定の室内熱交換器圧
    力および所定の室内ファン電圧を記憶する記憶手段と、
    前記室内熱交換器圧力検出手段により検出された室内熱
    交換器圧力と前記所定の室内熱交換器圧力を比較判定す
    るとともに前記室内ファン電圧検出手段により検出され
    た室内ファン電圧と前記所定の室内ファン電圧を比較判
    定して所定の判定結果の場合に出力信号を出力する比較
    判定手段と、前記出力信号を受けて異常表示を示す表示
    手段とを備えた多室型空気調和システムの誤配管・誤配
    線検出装置。
  7. 【請求項7】 室外ユニットに設けられて誤配管・誤配
    線検出を確認するための制御出力信号を複数の室内ユニ
    ットに出力する操作手段と、前記複数の室内ユニットの
    それぞれの室内熱交換器の圧力を検出する室内熱交換器
    圧力検出手段と、前記室内ユニットの電流を検出する室
    内電流検出手段と、所定の室内熱交換器圧力および所定
    の室内電流を記憶する記憶手段と、前記室内熱交換器圧
    力検出手段により検出された室内熱交換器圧力と前記所
    定の室内熱交換器圧力を比較判定するとともに前記室内
    電流検出手段により検出された室内電流と前記所定の室
    内電流を比較判定して所定の判定結果の場合に出力信号
    を出力する比較判定手段と、前記出力信号を受けて異常
    表示を示す表示手段とを備えた多室型空気調和システム
    の誤配管・誤配線検出装置。
JP9103242A 1997-04-21 1997-04-21 多室型空気調和システムの誤配管・誤配線検出装置 Pending JPH10300174A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104613599A (zh) * 2015-01-29 2015-05-13 广东美的制冷设备有限公司 连接关系的判断方法、判断装置和一拖多空调器
CN113566274A (zh) * 2021-07-16 2021-10-29 广东积微科技有限公司 一种适用于多联机系统的自动检测复位的控制方法

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