JPH10299347A - 玄関用サッシ - Google Patents

玄関用サッシ

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Publication number
JPH10299347A
JPH10299347A JP11455497A JP11455497A JPH10299347A JP H10299347 A JPH10299347 A JP H10299347A JP 11455497 A JP11455497 A JP 11455497A JP 11455497 A JP11455497 A JP 11455497A JP H10299347 A JPH10299347 A JP H10299347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower frame
rail
sash
frame member
shoji
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11455497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Asahi
毅 朝日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C T S Kk
Original Assignee
C T S Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C T S Kk filed Critical C T S Kk
Priority to JP11455497A priority Critical patent/JPH10299347A/ja
Publication of JPH10299347A publication Critical patent/JPH10299347A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 下枠材が扁平でレ−ルのみが起立したサッ
シであっても、車椅子の通過がスム−ズになり、且つ歩
行弱者に対しても安全に通過できるようにすることであ
る。 【解決手段】 フラットに形成してある下枠材1にレー
ル4を備え、該レール4を走行する障子6の戸車8が閉
鎖する位置で、レール4に設けた窪み部10に戸車8が
落ち込み、障子6の下面が下枠材1の上面にタイト材9
を介して当接する玄関用サッシにおいて、前記フラット
の下枠材1の上面が玄関の床面とポーチとほぼ面一状に
設置し、該下枠材11上面における障子6の走行幅間以
外の室外側部と室内側部に、室外及び室内側からレール
4の上端部に向かって傾斜する通行板11を設けている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家屋の玄関に用いる
片引きないし引違い形式のサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、玄関用サッシとして、その下枠材
が上面をフラットに形成し、該下枠材にレールを突設
し、障子を戸車を介してレール上を走行するように嵌め
込み、障子を閉鎖した部位で、戸車がレールに設けた窪
み部に落ち込ませることにより、障子を下降させ、該障
子の下面をタイト材を介して下枠材に密接して気密を保
つように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記サッシであると、
下枠材が扁平でレールのみが起立しており、身障者の車
椅子での乗り越えが困難であり、また老人などの歩行弱
者には不都合があり危険でもあった。
【0004】本発明は上記の欠点を解消し、下枠材が扁
平でレールのみが起立したサッシであっても、車椅子の
通過がスムーズになり、且つ歩行弱者に対しても安全に
通過できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段は、フ
ラットに形成してある下枠材にレールを突設し、該レー
ルに戸車を介して走行する障子の戸車が閉鎖する位置
で、レールに設けた窪み部に戸車が落ち込み、障子の下
面が下枠材の上面にタイト材を介して当接する玄関用サ
ッシにおいて、該下枠材上面における障子の走行幅間以
外の室外側部と室内側部に、室外及び室内側からレール
の上端部に向かって登るように傾斜する通行板を設けて
いることを特徴とする。
【0006】また、前記下枠材上に、室内外に通じる凹
溝を通行板とレールを切欠して設けることが好ましい。
【0007】
【作用】以上のように、下枠材のレールによる段差を傾
斜する通行板によって解除したものであるから、フラッ
トに形成された下枠材の長所を生かしつつ、しかも欠点
である段差を取り除き、身障者などの通過の安全性を高
めることができるものである。
【0008】また、通行板とレールを切欠して凹溝を設
けたものであれば、障子を閉鎖しているときには、凹溝
は下降した障子によって閉鎖され、外部からの雨水の浸
入が防止され、一方障子を開放した時には、凹溝が室内
外に通じるから、玄関の掃除のために撒かれた水を凹溝
を通じて室外へ吐き出すことができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による玄関用サッシの実施
形態には、片引き形式と引違い形式とがあり、片引き形
式のものは図1と図2に基づいて説明する。下枠材1は
帯状をなすフラットな板体の幅方向の中央部に陥没部2
を備え、裏面に複数の支脚3を有し、前記陥没部2に下
枠材1と異なる材質のレール4を、陥没部2内に嵌る基
盤5から起立する状態で設けている。この下枠材1に嵌
める障子6は、木製のもので、下框7に戸車8を設けて
いる。更に障子6の下面における室内側と室外側にそれ
ぞれタイト材9を取り付けているもので、この障子6を
閉鎖した位置で、戸車8がレール4に設けている窪み部
10に落ち込み、障子6を下降してタイト材9を介して
障子6の下面が下枠材1に当接するようになっている。
【0010】上記下枠材1において障子6が走行する幅
を空けた室外側部と室内側部上に、それぞれ障子6の見
付け幅とほぼ同等の長さの通行板11を着脱自在に設け
たものである。
【0011】上記室外側に設ける通行板11は、下枠材
1の室外側の端部からレール4の上端部に向かって順次
高くなるように傾斜してあり、また室内側の通行板11
は下枠材1の室内側の端部からレール4の上端部に向か
って順次高くなるように傾斜しているものであり、片引
き式のサッシでは、室外側と室内側の両方に、開口部に
開口幅と同等の長さをもって設けている。また、各通行
板11の表面は滑り止め用のラバー12を面一状に設け
てある。
【0012】更に、両通行板11を下枠材1に着脱自在
に取り付ける手段は、下枠材1の室外側端部及び室内側
端部に、係止突条13を突設し、該係止突条13のレー
ル4と対面する側面が、上端から下端に至り深く食い込
むように傾斜してあり、また下枠材1のレール4寄り部
側に、頭部を膨大している係合突条14を設け、一方、
通行板11に前記係止突条13にレール4側より嵌め込
む支持突条15を備え、また前記係合突条14に対して
スナップ状に嵌るように狭持突条16を突設したもので
ある。従って通行板11を取り付けるには、まず支持突
条15を係止突条13に押し付けるように嵌め、次いで
狭持突条16を係合突条14に上から押さえ込むように
圧入することにより不動状態で取り付けられるものであ
る。
【0013】図2に示しているものは、上記下枠材1に
室内外に通じる凹溝17を設けているもので、凹溝17
は、室内外の各通行板11とレール4を互いに連続的に
切り欠き、下枠材1の上面を底とするものである。
【0014】次に引違い形式の場合は、図3に示すよう
に、レール4が2本ないし3本となり、下枠材1におけ
る各レール4に走行する各障子6の総体幅を除く室外側
部と室内側部上に、それぞれ前記例と同様の通行板1
1、11を取り付けるもので、この場合の各通行板11
は、各障子6の見付け幅とほぼ同等の長さをもって設け
るものである。
【0015】
【発明の効果】本発明による玄関用サッシであれば、傾
斜した通行板を下枠材の室外側と室内側に設けているこ
とから、下枠材に段差がなくなり、車椅子での通行が安
全で円滑になる。
【0016】また、レールと通行板を切欠して下枠材に
凹溝を設けることにより、障子を閉鎖したときには、そ
の障子によって凹溝が室内と室外とを遮断するため、雨
水が室内側へ浸入する恐れがなく、一方開放したときに
は、凹溝が室内外に通じるから、玄関内の水を室外へ容
易に掃き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による玄関用サッシの側面から見た縦断
面図である。
【図2】同じく室内側から見た縦断面図である。
【図3】本発明による玄関用サッシの類例を示す側面か
ら見た縦断面図である。
【符号の説明】
1 下枠材 4 レール 6 障子 8 戸車 9 タイト材 10 窪み部 11 通行板 17 凹溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットに形成してある下枠材(1)に
    レール(4)を突設し、該レール(4)に戸車を介して
    走行する障子(6)が閉鎖する位置で、レール(4)に
    設けた窪み部(10)に戸車(8)が落ち込み、障子
    (6)の下面が下枠材(1)の上面にタイト材(9)を
    介して当接する玄関用サッシにおいて、該下枠材(1)
    上面における障子(6)の走行幅間以外の室外側部と室
    内側部に、室外及び室内側からレール(4)の上端部に
    向かって登るように傾斜する通行板(11)を設けてい
    ることを特徴とする玄関用サッシ。
  2. 【請求項2】 前記下枠材(1)上に、室内外に通じる
    凹溝(17)を通行板(11)とレール(4)を切欠し
    て設けていることを特徴とする請求項1に記載の玄関用
    サッシ。
JP11455497A 1997-05-02 1997-05-02 玄関用サッシ Pending JPH10299347A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11455497A JPH10299347A (ja) 1997-05-02 1997-05-02 玄関用サッシ

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JP11455497A JPH10299347A (ja) 1997-05-02 1997-05-02 玄関用サッシ

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Publication Number Publication Date
JPH10299347A true JPH10299347A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14640716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11455497A Pending JPH10299347A (ja) 1997-05-02 1997-05-02 玄関用サッシ

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JP (1) JPH10299347A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005264493A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Shin Nikkei Co Ltd 下枠フラットサッシ
KR101028156B1 (ko) 2010-09-13 2011-04-08 이터건설 주식회사 고기밀성 미닫이 창호
JP2011196109A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Sumitomo Forestry Co Ltd 玄関ドア枠敷居部養生構造及び玄関ドア枠敷居部養生部材
KR101303504B1 (ko) * 2010-07-07 2013-09-03 (주)엘지하우시스 이탈방지장치를 구비한 수평 밀착 창호
JP2018141358A (ja) * 2018-05-17 2018-09-13 株式会社Lixil 出入口用建具

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KR101303504B1 (ko) * 2010-07-07 2013-09-03 (주)엘지하우시스 이탈방지장치를 구비한 수평 밀착 창호
KR101028156B1 (ko) 2010-09-13 2011-04-08 이터건설 주식회사 고기밀성 미닫이 창호
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