JPH1029918A - コンディショニングシャンプー組成物 - Google Patents

コンディショニングシャンプー組成物

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JPH1029918A
JPH1029918A JP20104796A JP20104796A JPH1029918A JP H1029918 A JPH1029918 A JP H1029918A JP 20104796 A JP20104796 A JP 20104796A JP 20104796 A JP20104796 A JP 20104796A JP H1029918 A JPH1029918 A JP H1029918A
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JP
Japan
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hair
acid
anacardic acid
weight
conditioning
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Withdrawn
Application number
JP20104796A
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English (en)
Inventor
Tsunetaro Kuwata
恒太郎 桑田
Mitsuo Konishi
満月男 小西
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚や毛髪に対して低刺激性で、髪へのコン
ディショニング効果に優れ、かつ、優れた抗菌性、紫外
線吸収作用を有するコンディショニングシャンプー組成
物を提供することを目的とする。 【解決手段】 アナカルド酸のアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩または塩
基性アミノ酸塩を活性成分とする界面活性剤、およびカ
チオン界面活性剤、カチオン化ポリマーから選ばれる少
なくとも一つを含有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚や毛髪に対し
て低刺激性で、毛髪へのコンディショニング効果に優
れ、かつ、優れた抗菌性、紫外線吸収作用を有するコン
ディショニングシャンプー組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄剤組成物は被洗浄物の種類により、
身体用、衣類用、硬質表面用などに分類され、処方も異
なり、それぞれの特徴を有している。この中で、シャン
プー、ボディシャンプー、石鹸、洗顔剤、ハンドソープ
など人体に直接接触する洗浄剤組成物は、優れた洗浄力
や起泡力の他に、皮膚や眼粘膜に対して低刺激性である
ことが必須となる。
【0003】最近、毛髪に対する美意識の個性化が一段
と浸透し、髪の毛にウェーブをかけたり、毛先をカール
したり、染めたり、あるいは脱色したりするといった整
髪行動が普及してきた。しかし、これらの整髪行動に関
わるヘアパーマ剤、ヘアダイ、ヘアブリーチなどの製品
や、ドライヤーの熱、ブラッシングなどにより毛髪はダ
メージを受け、毛髪の結晶構造はルーズとなる。このよ
うに損傷を負った毛髪をシャンプーで洗浄すると、毛皮
質(コルテックス)や毛髪内部のタンパク質が溶出し、
保湿性を失い多孔性となる。このため環境の湿度変化の
影響を受けやすくなり、乾燥しやすく、パサパサでつや
のない髪になる。また、近年の朝シャンブーム等による
洗髪頻度の増加により、毛髪の損傷はさらに加速されて
いる。
【0004】毛髪は、上述したような人為的要因以外に
も、乾燥、紫外線、海水、プールのカルキなどの環境的
要因により損傷を受ける。このなかで紫外線による毛髪
の損傷には、毛髪の赤色化やパサつき等があり、近年の
オゾン層破壊やアウトドアブーム、海洋レジャーブーム
などが原因で深刻化しつつある。以上のような背景か
ら、皮膚や毛髪に対して刺激が少なく、タンパク質に対
する変性作用が少ないこと、すなわち、マイルド性が高
いことがシャンプーに要求される重要な特性の一つにな
っている。
【0005】従来、シャンプー用界面活性剤としては、
アルキル硫酸エステル塩やα−オレフィンスルホン酸塩
が主流であったが、最近では、単一機能型(洗浄性)で
はなく、複合機能型(低刺激性、コンディショニング効
果など)が求められてきており、アミノ酸系界面活性
剤、スルホコハク酸系界面活性剤、タウリン塩系界面活
性剤、サッカライド系界面活性剤が使用されてきてい
る。毛髪の損傷を防止したり、または損傷を最小限にく
い止めるため、コンディショニング剤を配合し、毛髪に
なめらかさを付与して毛髪の表面状態を整えたり、パサ
つきを防止して、しっとり感や柔らかさを付与してい
る。
【0006】すすぎ時の毛髪のきしみを防止し、パサつ
きを防いで、しっとり感、柔らかさを付与するといった
コンディショニング剤には、カチオン界面活性剤、カチ
オン化ポリマー、シリコーン誘導体およびタンパク質誘
導体が知られている。この中で、カチオン界面活性剤や
カチオン化ポリマーは、“trigger−mecha
nism”により、洗髪後のすすぎ時に析出するカチオ
ン界面活性剤(またはカチオン化ポリマー)/アニオン
界面活性剤複合塩(アニオン−カチオン複合塩)が毛髪
に吸着し、均一な皮膜を形成することによりコンディシ
ョニング効果を発現する。また、毛髪のパサつきを防止
して、しっとり感を付与するために配合される成分とし
ては、上記以外にも、プロピレングリコール、グリセリ
ンなどの多価アルコール、アミノ酸、エステル油などが
知られている。
【0007】上述したように、紫外線による毛髪の損傷
(赤色化、パサつきなど)は、従来から言われているこ
とであり、これらを防ぐために、ヘアスプレーやムース
など、すすぎ流さないで使用する商品に紫外線吸収剤を
配合するという技術が知られている。また、最近では、
リンスやトリートメントのようなすすぎ流して使用する
タイプの商品に紫外線吸収剤を配合して、紫外線による
損傷を防ごうとする試みも行われている。しかし、すす
ぎ流して使用するタイプでは、紫外線吸収剤を配合して
もすすぎ流されてしまったり、毛髪への付着が不均一で
あったりして、効果が発揮されないのが現状である。
【0008】さらに、従来のアニオン界面活性剤を主成
分とするコンディショニングシャンプー組成物には抗菌
性が全くなく、消費者による使用中の微生物汚染(二次
汚染)による製品の劣化を防止するために抗菌剤が添加
されている。代表的な抗菌剤としては、パラオキシ安息
香酸エステル(パラベン)が知られているが、これらの
抗菌剤には、(1)毒性・刺激性、(2)製品中の成分
やタンパク質による抗菌活性の低下、(3)臭い・色、
(4)製品組成物への低溶解性、(5)配合禁忌、な
ど、処方の上で多くの問題があり、製品の処方を煩雑な
ものにしている。
【0009】また、カチオン界面活性剤の第4級アンモ
ニウム塩は、強い抗菌性を有することが知られている。
しかし、第4級アンモニウム塩は、(1)アニオン界面
活性剤に比べ、皮膚刺激性、毒性が高いこと、(2)ア
ニオン界面活性剤、タンパク質、食塩などにより抗菌活
性が著しく低下すること、(3)血液に入ると溶血作用
があること、(4)銅、真鍮などに対して腐食性がある
こと、などの問題があった。
【0010】アナカルド酸はカシューナッツの殻から採
取されるカシュー油(CashewNut Shell
Liquid;CNSL)中の1成分である。カシュ
ー油のうち熱処理をしていない、いわゆる天然カシュー
油は、アナカルド酸を主成分として含み、その他にカル
ドール、カルダノールなどを含んでいる。その含有量は
カシュー油の産地により若干差があるが、例えば、イン
ド産の天然カシュー油はアナカルド酸約70重量%、カ
ルドール約25重量%、カルダノールおよび2−メチル
カルドールを数重量%含有している。
【0011】アナカルド酸は、下記一般式(1)
【化1】 (式中、Rは下記式(2)で表される基である。)
【0012】
【化2】 で表される6位に炭素数15のアルキル基またはアルケ
ニル基を有するサリチル酸誘導体であり、中波長紫外線
領域(280〜320nm)に強い吸収帯を有してい
る。
【0013】また、カルドール、カルダノールおよび2
−メチルカルドールは、それぞれ下記一般式(3)、
(4)、(5)
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】 (式(3)〜(5)中、Rは一般式(1)と同じ基であ
る。)で表される1価あるいは2価フェノール誘導体で
ある。
【0016】アナカルド酸は様々な生理活性(特開平6
−329536号公報)や抗菌性(J.Agric.F
ood Chem.1993,41,1016)が見い
出されている有用化合物であり、にきび治療剤、虫歯予
防剤、食品および化粧料の酸化防止剤、口腔用抗菌剤、
抗肥満症剤、抗潰瘍剤、皮膚劣化防止剤等、主に医薬品
としての利用が期待されている。但し、フリーのアナカ
ルド酸は非常に皮膚刺激性が高く、かぶれを起こすとい
う問題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮膚や毛髪
に対して低刺激性で、毛髪へのコンディショニング効果
に優れ、かつ、優れた抗菌性、紫外線吸収作用を有する
コンディショニングシャンプー組成物を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に対し鋭意研究を行った結果、驚くべきことにアナカル
ド酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニ
ウム塩、有機アミン塩または塩基性アミノ酸塩を活性成
分とする界面活性剤とカチオン界面活性剤、カチオン化
ポリマーなどのコンディショニング剤を組み合わせるこ
とにより、皮膚や毛髪に対して低刺激性で、毛髪へのコ
ンディショニング効果に優れ、かつ、優れた抗菌性、紫
外線吸収作用を有するコンディショニングシャンプー組
成物となることを見い出し、本発明に至ったものであ
る。
【0019】すなわち、本発明は、アナカルド酸のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、有
機アミン塩または塩基性アミノ酸からなる界面活性剤
と、カチオン界面活性剤および/またはカチオン化ポリ
マーを含有するコンディショニングシャンプー組成物で
あって、界面活性剤を1〜50重量部、カチオン界面活
性剤、カチオン化ポリマーから選ばれる少なくとも1つ
を0.1〜15重量部含有することを特徴とするコンデ
ィショニングシャンプー組成物である。
【0020】また、本発明は、上記コンディショニング
シャンプー組成物において、アナカルド酸に含まれるカ
ルドールの含有率が5重量%以下であることを特徴とす
るものであり、さらに、上記コンディショニングシャン
プー組成物において、アナカルド酸に含まれるカルダノ
ールの含有率が10重量%以下であることを特徴とする
ものである。
【0021】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、アナカルド酸塩はアナカルド酸に適当な塩基を
加えることにより調製することができる。ここで使用さ
れるアナカルド酸は、天然カシュー油から種々の方法に
より精製することができる。例えば、イオン交換樹脂
法、液−液分配法、薄層クロマトグラフィー法、鉛塩法
などにより精製できる。特に弱塩基性アニオン交換樹脂
IRA−68(オルガノ社製)により精製すると、高純
度で、しかも、着色のないアナカルド酸を得ることがで
きる。精製したアナカルド酸が着色している場合には、
活性炭などの脱色剤を用いて脱色することができる。
【0022】得られるアナカルド酸は、アナカルド酸の
芳香核に結合した炭素数15の直鎖炭化水素基中の二重
結合数が0、1、2、3個であるエノマーの混合物(不
飽和アナカルド酸)であるが、これらをそのまま混合物
で用いてもよいし、各エノマーに分離したものを用いて
もよい。エノマーの組成比には特に制限はなく、天然カ
シュー油から上記の精製法により得られたアナカルド酸
エノマー混合物をそのまま用いることもできるし、各エ
ノマーに分離し、任意の組成比にしたものを用いること
もできる。さらには、二重結合を水添して飽和(飽和ア
ナカルド酸)としたものを用いてもよいし、不飽和アナ
カルド酸と飽和アナカルド酸を任意の組成比で混合した
ものを用いてもよい。二重結合の水添には種々の公知の
方法があるが、例えば、触媒にPd−Cを用いて、水素
圧10〜20atmで水添を行うと収率良く飽和アナカ
ルド酸を得ることができる。ここで使用されるアナカル
ド酸の純度は90重量%以上で、好ましくは95重量%
以上、さらに好ましくは98重量%以上である。これよ
りアナカルド酸純度が低いと良好な界面活性能が得られ
ないばかりか、皮膚に対する刺激性が高くなる場合もあ
り好ましくない。
【0023】天然CNSL中で、アナカルド酸に次いで
含有率の高いカルドールは、アナカルド酸と極性等物性
が似かよっており、分離が難しく、皮膚刺激性が高い。
このため、精製アナカルド酸に含有されるカルドール
は、5重量%以下が好ましい。これより含有率が高い場
合には、本発明により調製された界面活性剤は、カルド
ールによる皮膚刺激性が高くなり、また、界面活性能も
低下するので好ましくない。また、不純物として精製ア
ナカルド酸に含有されるカルダノールは、10重量%以
下が好ましく、さらに好ましくは5重量%以下である。
カルダノールはカルドールに比べると、皮膚刺激性は低
いものの、界面活性能を著しく低下させるためである。
【0024】ここで使用される塩基とは、アナカルド酸
のカルボキシル基と塩を形成できる塩基であり、アルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニア、有機アミ
ン、塩基性アミノ酸である。例えば、アルカリ金属塩と
しては、リチウム、ナトリウム、カリウムなどの水酸化
物、炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、リン酸水素塩であ
り、アルカリ土類金属塩としては、マグネシウム、カル
シウムなどの水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸
塩、リン酸水素塩である。有機アミンとしては、トリエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエチルアミ
ン、トリメチルアミンがあり、塩基性アミノ酸として
は、リジン、アルギニン、オルニチン、ヒドロキシリジ
ン、ヒスチジンがある。塩基性アミノ酸は、光学活性体
であってもよいし、ラセミ体であってもよい。
【0025】この中で、水酸化リチウム、炭酸リチウ
ム、炭酸水素リチウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素カリウム、トリエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、アンモニア、リジン、アルギニン、オ
ルニチンが好ましい。これらは単独で用いてもよいし、
任意の割合で組み合わせて用いてもよい。アナカルド酸
塩界面活性剤の配合量は、コンディショニングシャンプ
ー組成物中1〜50重量部であり、好ましくは5〜30
重量部である。配合量がこの濃度以下では、十分な洗浄
性と泡立ちを得ることができない。また、最高50重量
部で十分に効果が達成されるので、この濃度以上にする
必要はない。
【0026】本発明で使用されるコンディショニング剤
は、洗髪後、すすぎ時にアナカルド酸塩とアニオン−カ
チオン複合塩を形成できる成分であり、カチオン界面活
性剤、カチオン化ポリマーである。カチオン界面活性剤
としては、具体的には、塩化および臭化アルキル(C8
〜C22)トリメチルアンモニウム、塩化および臭化ジ
アルキル(C8〜C22)ジメチルアンモニウムや塩化
および臭化アルキル(C8〜C22)ジメチルベンジル
アンモニウム塩などの第4級アンモニウム塩が挙げられ
る。
【0027】カチオン化ポリマーとしては、天然系カチ
オン化ポリマーと合成系カチオン化ポリマーがあるが、
天然系カチオン化ポリマーとしては、カチオン化セルロ
ースやカチオン化グアーガム、エトキシル化メチルグル
コシドヒドロキシプロピルジメチルドデシルアンモニウ
ムクロリドなどのアルコキシメチルグリコシドの4級塩
誘導体、ヒマシ油4級塩誘導体、ジエチルアミノプロピ
ルラノリン酸ベンジルアンモニウムクロライド、トリエ
チルアミノプロピルラノリン酸エトサルフェート、ホホ
バ油4級塩誘導体などがある。合成系カチオン化ポリマ
ーとしては、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプ
ロピルジエチレントリアミンコポリマーやアジピン酸/
エポキシプロピルジエチレントリアミンコポリマー、ポ
リメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムク
ロライド、アクリルアミド/β−メタクリロイルオキシ
エチルトリメチルアンモニウムメソサルフェートコポリ
マー、ジアリルジメチルアンモニウムクロライドポリマ
ー、アクリルアミド/ジアリルジメチルアンモニウムク
ロライドコポリマー、ジメチルサルフェートによるメチ
ル/オクタデシルジメチルアミノエチルメタクリレート
四級化体、メチルブロマイドによるポリジメチルアミノ
エチルメタクリレート四級化体、ビニルピロリドン/ジ
メチルアミノエチルメタクリレートポリマー四級化体、
エチルメタクリレート/アビエチルメタクリレート/ジ
エチルアミノエチルメタクリレートポリマー四級化体、
エチルメタクリレート/オレイルメタクリレート/ジエ
チルアミノエチルメタクリレートポリマー四級化体、ア
クリルアミド/エチルメタクリロイロキシトリメチルア
ンモニウムクロライドコポリマー、ポリ(ビニルピロリ
ドン/メソイミダゾリニウムクロライド)コポリマー、
ジエチルメチルポリオキシプロピレンアンモニウムクロ
ライドなどが挙げられる。
【0028】また、ポリエチレンイミンのように、元々
カチオン性を持たなくても、組成物中の酸成分により、
カチオン性を発現するようなポリマーを用いてもよい。
この場合、ポリマーを組成物に添加する前に、あらかじ
め酸成分を作用させカチオン化ポリマーとしてもよい
し、組成物中でポリマーと酸成分を作用させて、カチオ
ン化ポリマーとしてもよい。これらのコンディショニン
グ剤は、単独で用いてもよいし、任意の割合で組み合わ
せて用いてもよい。
【0029】本発明のコンディショニングシャンプー組
成物におけるコンディショニング剤の配合量は、コンデ
ィショニング剤の種類により大幅に変わるが、コンディ
ショニングシャンプー組成物中0.1〜15重量部であ
り、好ましくは0.3〜10重量部である。配合量がこ
の濃度以下では、コンディショニング剤としての良好な
効果が得られない。また、最高10重量部で十分に効果
が達成されるので、この濃度以上にする必要はない。
【0030】洗髪後、毛髪に吸着したアナカルド酸塩と
コンディショニング剤のアニオン−カチオン複合塩は、
均一な皮膜を形成するので、毛髪の櫛通り性を良くし、
滑らかにしっとりさせる。また、毛髪全体に均一に行き
渡った、中紫外線領域(280〜320nm)に強い吸
収帯を有するアナカルド酸が紫外線を効率よく吸収する
ので、毛髪を紫外線の害から保護することができる。
【0031】本発明のコンディショニングシャンプー組
成物には、上記必須成分の他に、所望により通常用いら
れている他の成分を適宜加えることができる。例えば、
アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテルス
ルホン酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N−
アシルアミノ酸塩などのアニオン界面活性剤、アルキル
ジメチルアミノベタイン、アルキルアミドジメチルアミ
ノベタイン、イミダゾリニウムベタインなどの両性界面
活性剤、脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
などのノニオン界面活性剤、ポリビニルアルコールなど
の高分子界面活性剤、上記コンディショニング剤以外に
も、可溶性コラーゲン誘導体や加水分解ケラチンなどの
タンパク誘導体、メチルポリシロキサンやメチルフェニ
ルポリシロキサンなどのシリコーン誘導体などのコンデ
ィショニング剤を、本発明の効果を損なわない範囲にお
いて任意に併用することができる。
【0032】さらに、その他の添加剤として、トコフェ
ロール類、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブ
チルヒドロキシアニソール(BHA)、没食子酸エステ
ル類、ノルジヒドログアヤレチック酸、リン酸、クエン
酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク
酸、フマール酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイ
ト、フィチン酸、EDTA、ローズマリーエキスなどの
酸化防止剤、グリセリン、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、3−メチル−1,3−ブチレ
ングリコール(イソプレングリコール)、ポリエチレン
グリコール、ソルビトール、乳酸ナトリウム、2−ピロ
リドン−5−カルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナト
リウム、パンテノール、O−カルボキシメチルキチン、
N−カルボキシメチルキトサン、O−メチルキチン、モ
ノカルボキシル化キトサン誘導体、ジカルボキシル化キ
トサン誘導体などの保湿剤、クインスシードガム、キサ
ンタンガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、
カルボキシビニルポリマー、ポリオキシエチレングリコ
ールジステアレートなどの粘度調整剤、パール化剤、動
植物の天然エキスおよびその誘導体、pH調整剤、塩化
ナトリウム、塩化カリウムなどの無機塩、金属イオン封
鎖剤、防腐剤、殺菌剤、栄養剤、収れん剤、清涼化剤、
角質剥離・溶解剤、抗脂漏剤、消炎剤、消臭剤、抗ヒス
タミン剤、ホルモン、紫外線吸収剤、色素、香料などを
配合することができる。また、ふけ、痒みの防止を目的
として、トリクロロカルバニリド、イオウ、サリチル
酸、ジンクピリチオン(Z−pt)、イソプロピルメチ
ルフェノールなどの薬剤を配合することもできる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、実施例により本発明をさら
に詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定
されるものではない。 〔アナカルド酸の精製〕インド産のCNSLから、弱塩
基性アニオン交換樹脂IRA−68(オルガノ社製)を
用いて精製したアナカルド酸を用いた。アナカルド酸の
純度は98.5重量%であった。粗アナカルド酸はCN
SLを活性炭処理して脱色したものを用いた。アナカル
ド酸純度は73.3重量%であり、カルドール、カルダ
ノールの含有率は、それぞれ12.5重量%、11.2
重量%であった。
【0034】〔飽和アナカルド酸の調製〕飽和アナカル
ド酸は、不飽和アナカルド酸をエタノールに溶解し、触
媒に10%Pd−Cを用いて、水素圧20atmで側鎖
二重結合を水添して得た。 〔アナカルド酸塩の調製〕アナカルド酸塩は、不飽和ま
たは飽和アナカルド酸を適当な溶媒(水、エタノール)
中、塩基と作用させ調製した。
【0035】
【実施例】
(実施例1)本発明の界面活性剤を用いた配合例1〜6
のコンディショニングシャンプー組成物の、皮膚刺激
性、使用時の官能性、毛髪の赤色化防止効果、抗菌性
を、下記の方法に基づいて評価した。その評価結果を表
1に示した。 〔皮膚刺激性試験〕各コンディショニングシャンプー組
成物について、10重量%水溶液を調製し、この水溶液
にモルモットを1日4時間、3日間浸漬する。計12時
間浸漬した後、2日間おいて反応の出現を判定する。反
応の判定方法は、紅斑・浮腫・弛緩・落屑・亀裂の五項
目により行った。 ◎:ほとんど刺激はない。(紅斑が発現する) ○:軽度の刺激性がある。(紅斑・弛緩が発現する) △:中程度の刺激性がある。(紅斑・浮腫・弛緩・落屑
が発現する) ×:強度の刺激性がある。(紅斑・浮腫・弛緩・落屑・
亀裂が発現する)
【0036】〔使用時の官能性評価〕各コンディショニ
ングシャンプー組成物について、男女各10人のパネリ
ストに洗髪させ、すすぎ時のきしみなさ、洗髪後のしっ
とり感、柔らかさ、なめらかさについて官能評価を行っ
た。評価は以下の基準に従い、4段階で判定した。 ◎:パネラー20名中15名以上が良好と判定した。 ○:パネラー20名中12名以上が良好と判定した。 △:パネラー20名中8名以上が良好と判定した。 ×:パネラー20名中8名以下が良好と判定した。
【0037】〔毛髪の赤色化防止効果の評価〕各コンデ
ィショニングシャンプー組成物を、10gの毛髪束に塗
布し、温水ですすぎ、乾燥後、光を照射して、赤色化防
止効果を評価した。光源には、Solra Simul
aor Model1600(Solar Light
Co.製)を使用した。評価はコンディショニングシ
ャンプー未塗布毛髪束と比較して、以下の基準に従い、
4段階で判定した。 ◎:未塗布毛髪よりも良好 ○:未塗布毛髪よりもやや良好。 △:未塗布毛髪と同等。 ×:未塗布毛髪よりも劣る。
【0038】〔抗菌性試験〕90mm径のシャーレ中で
固化させたポテトデキストロース寒天培地上に、被験菌
種の胞子懸濁液(1.0×105個/ml)100μl
を塗布した。この培地上に、各コンディショニングシャ
ンプー組成物(100%)50μlを染み込ませた濾紙
を中央に置き、28℃にて7日間培養を行った。培養終
了後の菌の生育状況を観察し、各菌の生育状況により抗
菌性を評価した。抗菌性の評価方法は、菌の生育阻止帯
の大きさで行った。 ◎:生育阻止帯15mm以上 ○:生育阻止帯5mm以上15mm未満 △:生育阻止帯0mm以上5mm未満 ×:濾紙上にも菌が生育
【0039】なお、使用した被験菌種は以下に示すとお
りである。 A:Bacillus subtilis(好気性胞子
形成菌) B:Staphylococcus aureus(黄
色ブドウ球菌) C:Propionibacterium acnes
(ニキビ菌) D:Brevibacterium ammoniag
enes
【0040】 [配合例1] (重量部) (1)不飽和アナカルド酸TEA塩 15.0 (2)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 (3)ポリエチレングリコールモノステアレート 1.0 (4)1,3−ブチレングリコール 3.0 (5)ポリオキシエチレン(40)ラノリンアルコール 2.0 (6)カチオン化セルロース 2.0 (7)α−トコフェロール 0.2 (8)香料、色素 適量 (9)精製水 残余 *TEA:トリエタノールアミン
【0041】 [配合例2] (重量部) (1)不飽和アナカルド酸L−Lys塩 15.0 (2)ラウリルエーテル硫酸Na塩 5.0 (3)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 (4)プロピレングリコール 2.0 (5)カチオン化セルロース 1.0 (6)ポリエチレングリコールモノステアレート 0.5 (5)ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 (6)香料、色素 適量 (7)精製水 残余 *L−Lys:L−リジン
【0042】 [配合例3] (重量部) (1)不飽和アナカルド酸Na塩 15.0 (2)ラウリルエーテル硫酸Na塩 5.0 (3)ポリエチレングリコールモノステアレート 1.0 (4)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 2.5 (5)プロピレングリコール 1.0 (6)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 (7)ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 (8)香料、色素 適量 (9)精製水 残余
【0043】 [配合例4] (重量部) (1)飽和アナカルド酸Na塩 15.0 (2)ラウリルエーテル硫酸Na塩 5.0 (3)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 5.0 (4)ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 モノピログルタメートモノイソステアレート 3.0 (5)カチオン化セルロース 2.0 (6)プロピレングリコール 1.0 (7)ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 (8)香料、色素 適量 (9)精製水 残余
【0044】 [配合例6] (重量部) (1)不飽和アナカルド酸Na塩 10.0 (2)2−ラウロイル−N−カルボキシ− N−ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン 5.0 (3)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 (4)セタノール 3.0 (5)ヒアルロン酸ナトリウム 1.5 (6)ヒアルロン酸 1.0 (7)ポリエチレンイミン 0.5 (8)ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 (9)香料、色素 適量 (10)精製水 残余
【0045】
【表1】
【0046】(比較例1)下記比較配合組成物7〜12
を調製し、実施例1と同様にして、皮膚刺激性、使用時
の官能性、毛髪の赤色化防止効果、抗菌性を評価した。
評価結果を表2に示した。 [配合例7] (重量部) (1)不飽和アナカルド酸TEA塩 15.0 (2)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 (3)ポリエチレングリコールモノステアレート 1.0 (4)1,3−ブチレングリコール 3.0 (5)ポリオキシエチレン(40)ラノリンアルコール 2.0 (6)α−トコフェロール 0.2 (7)香料、色素 適量 (8)精製水 残余
【0047】 [配合例8] (重量部) (1)不飽和アナカルド酸Na塩 15.0 (2)ラウリルエーテル硫酸Na塩 5.0 (3)ポリエチレングリコールモノステアレート 1.0 (4)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 2.5 (5)プロピレングリコール 1.0 (6)ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 (7)香料、色素 適量 (8)精製水 残余
【0048】 [配合例9] (重量部) (1)飽和アナカルド酸Na塩 15.0 (2)ラウリルエーテル硫酸Na塩 5.0 (3)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 5.0 (4)ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 モノピログルタメートモノイソステアレート 3.0 (5)プロピレングリコール 1.0 (6)ジブチルヒドロキシトルエン 0.2 (7)香料、色素 適量 (8)精製水 残余
【0049】 [配合例10] (重量部) (1)ラウリル硫酸Na塩 15.0 (2)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 (3)ポリエチレングリコールモノステアレート 1.0 (4)1,3−ブチレングリコール 3.0 (5)ポリオキシエチレン(40)ラノリンアルコール 2.0 (6)カチオン化セルロース 2.0 (7)α−トコフェロール 0.2 (8)香料、色素 適量 (9)精製水 残余
【0050】 [配合例11] (重量部) (1)N−やし油脂肪酸アシル− L−グルタミン酸モノTEA塩 15.0 (2)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 (3)ポリエチレングリコールモノステアレート 1.0 (4)1,3−ブチレングリコール 3.0 (5)ポリオキシエチレン(40)ラノリンアルコール 2.0 (6)カチオン化セルロース 2.0 (7)α−トコフェロール 0.2 (8)香料、色素 適量 (9)精製水 残余
【0051】 [配合例12] (重量部) (1)粗不飽和アナカルド酸Na塩 15.0 (2)やし油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 (3)ポリエチレングリコールモノステアレート 1.0 (4)1,3−ブチレングリコール 3.0 (5)ポリオキシエチレン(40)ラノリンアルコール 2.0 (6)カチオン化セルロース 2.0 (7)α−トコフェロール 0.2 (8)香料、色素 適量 (9)精製水 残余
【0052】
【表2】
【0053】
【発明の効果】本発明のコンディショニングシャンプー
組成物は、アナカルド酸塩界面活性剤および特定のコン
ディショニング剤を含有し、皮膚や毛髪に対して低刺激
性で、毛髪へのコンディショニング効果に優れている。
さらに、優れた抗菌性、毛髪の赤色化の原因となる紫外
線の吸収作用に優れているなど、現代のニーズに合った
優れたコンディショニングシャンプー組成物である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナカルド酸のアルカリ金属塩、アルカ
    リ土類金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩または塩
    基性アミノ酸塩からなる界面活性剤と、カチオン界面活
    性剤および/またはカチオン化ポリマーを含有するコン
    ディショニングシャンプー組成物であって、コンディシ
    ョニングシャンプー中、界面活性剤を1〜50重量部、
    カチオン界面活性剤、カチオン化ポリマーから選ばれる
    少なくとも1つを0.1〜15重量部含有することを特
    徴とするコンディショニングシャンプー組成物。
  2. 【請求項2】 アナカルド酸に含まれるカルドールの含
    有率が5重量%以下であることを特徴とする請求項1に
    記載のコンディショニングシャンプー組成物。
  3. 【請求項3】 アナカルド酸に含まれるカルダノールの
    含有率が10重量%以下であることを特徴とする請求項
    1に記載のコンディショニングシャンプー組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015071374A1 (en) 2013-11-13 2015-05-21 L'oreal Use as a deodorant agent of a salified salicylic acid derivative, alone or in a mixture

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