JPH10296692A - シートの穴明け方法 - Google Patents
シートの穴明け方法Info
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- JPH10296692A JPH10296692A JP10459097A JP10459097A JPH10296692A JP H10296692 A JPH10296692 A JP H10296692A JP 10459097 A JP10459097 A JP 10459097A JP 10459097 A JP10459097 A JP 10459097A JP H10296692 A JPH10296692 A JP H10296692A
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Abstract
ート9の構造を簡素化することができるグリーンシート
の穴明け方法を提供すること。 【解決手段】所定の距離を開けて垂直方向に位置決めし
たパンチ1とダイス8との間にグリーンシート14を水
平方向に位置決めし、パンチ1を移動させてグリーンシ
ート14に穴を明け、パンチ1の先端に付着した抜き滓
をダイス8の下部側面に設けた穴8bから噴出する圧縮
空気により吹き飛ばし、吹き飛ばした抜き滓を吸引して
外部に排出するようにすると共に、穴8bから噴出する
圧縮空気の圧力を、圧力計21で検出し、絞り弁22を
操作してダイス8のグリーンシート14に当接する面の
圧力が略大気圧となる大きさに選定する。
Description
ミック基板を形成するための表面にフィルム状の保護シ
ートを被せたセラミック・グリーンシート(以下、単に
グリーンシートという)等の通気性の乏しい材料に穴明
けをするための穴明け方法に関する。
リーンシートに穴明けをするパンチ装置が開示されてい
る。この技術を要部を示す正面断面図である図2を参照
しながら説明する。1はパンチで、図の上下方向に移動
自在である。2はブッシングで、パンチ1の大径部1a
を案内し、パンチホルダ3に保持されている。なお、ブ
ッシング2の先端側は細径に形成され、パンチホルダ3
との間に径方向の隙間4が設けられている。また、ブッ
シング2の細径部には半径方向の穴2aが設けられてい
る。5はガイドブロックで、パンチ1の先端の小径部1
bに嵌合する穴5aを備え、パンチホルダ3に保持され
ている。6は環状のブッシングで、パンチ1の周囲に複
数個配置され、パンチホルダ3に保持されている。7は
空気通路で、一方は図示しない圧縮空気源に接続され、
空気通路7aは隙間4に、空気通路7bはブッシング6
に接続されている。8はダイスで、穴8aがパンチ1の
軸心に合うようにして下面プレート9に固定されてい
る。なお、穴8aの下部には穴8bが接続しており、穴
8bは穴10を介して図示しない吸引装置に接続されて
いる。11は環状のブッシングで、ダイス8の周囲に複
数個配置され、ブッシング6に対向するようにして下面
プレート9に保持されている。12は空気通路で、一方
は図示しない圧縮空気源に接続され、他方はブッシング
11に接続されている。そして、空気通路12はブッシ
ング11の手前で穴8bに連通する穴8cに接続されて
いる。13は連通口で、穴10の周りに複数個設けら
れ、穴10と大気とを接続している。14はワークであ
るグリーンシートで、図示しないフレームに外周を支持
され、図示しない移動装置により移動される。なお、グ
リーンシート14と下面プレート9との間の隙間は0ま
たはほぼ0である。
気源を動作させ、ブッシング6,11から空気を噴出さ
せておく。また、図示しない吸引装置を動作させ、穴8
bおよび穴10を負圧にしておく。そして、グリーンシ
ート14を所定の位置に位置決めし、図示しない駆動装
置によりパンチ1を小径部1bの先端が穴8aを貫通す
るまで下降させる。すると、グリーンシート14にはパ
ンチ1と同一径の穴が形成され、パンチ1に押し出され
小径部1bの先端に付着した抜き滓は穴8bから噴出す
る圧縮空気により吹き飛ばされて穴10を介して図示し
ない吸引装置に吸引される。パンチ1が上昇すると、空
気通路7aおよび穴2aから供給される圧縮空気が隙間
4およびパンチ1とブッシング3との隙間を介して穴5
aから噴出し、グリーンシート14あるいは穴8aに滞
留している抜き滓を吹き飛ばす。その後、グリーンシー
ト14を所定量だけ移動させ、上記の動作を繰り返す。
このとき、ブッシング6,11から噴出する圧縮空気は
いわゆるエアベアリングを構成してグリーンシート14
の水平方向の移動はスムーズである。
14の表面に傷がつくことあるいは表面に塵埃が付着す
ることを防止するため、表面にフィルム状の保護シート
を被せ、保護シートを被せた状態で穴明けすること、お
よび、多数のパンチ1を駆動して1度に多数の穴明けを
することにより作業性を向上させることが要求されてき
ている。保護シートの抜き滓は静電気等により穴8aに
付着しやすいから、上記の要求を満たすため、吸引装置
の吸引力を強くしていた。
ないため、グリーンシート14が弾性変形して穴8aに
吸着されてしまい、移動が困難になるだけでなく、位置
決め精度が低下した。また、吸着によりグリーンシート
14が塑性変形することもあった。さらに多数のパンチ
1を高密度に配置すると、穴13の配置が困難になり、
下面プレート9の構造が複雑になった。
グリーンシート14の移動が容易で、下面プレート9の
構造を簡素化することができるシートの穴明け方法を提
供するにある。
距離を開けて垂直方向に位置決めしたパンチとダイスと
の間にシートを水平方向に位置決めし、前記パンチを移
動させて前記シートに穴を明け、前記パンチの先端に付
着した抜き滓を前記ダイスの下部側面に設けた穴から噴
出する圧縮空気により吹き飛ばし、吹き飛ばした前記抜
き滓を吸引して外部に排出するようにしたシートの穴明
け方法において、前記穴から噴出する圧縮空気の圧力
を、前記ダイスの前記シートに当接する面の圧力が略大
気圧となる大きさに選定することにより解決される。
置の要部を示す正面断面図で、図2と同じものまたは同
一機能を持つものは同一の符号を付してある。20は圧
力の検出口で、穴8bの上側に設けてある。21は圧力
計で、穴8b近傍の圧力を表示する。22は絞り弁で一
方は図示しない圧縮空気源に接続され、他方は穴8cを
介して穴8bに接続されている。なお、図2におけるブ
ッシング6,11は設けていない。
置を動作させ、穴8a、穴8bおよび穴10を負圧にす
る。次に、圧力計21の指示が大気圧になるように減圧
弁22の開度を調節する。以下、上記従来と同様にして
穴明け作業を行なう。
ト14を所定量だけ移動させる際、グリーンシート14
は弾性変形せず、スムーズに移動する。
圧になるようにしたが、実用に差し支えない程度の負圧
としても良い。また、圧力計21はダイス8の総てに設
ける必要はない。さらに、圧力計21を設けずに、移動
装置に加わる負荷を検出するようにしてもよい。また、
本方法は、表面にフィルム状の保護シートを被せたセラ
ミック・グリーンシートに限らず、フィルムやテープ状
のシートの穴明けに適用することができる。
所定の距離を開けて垂直方向に位置決めしたパンチとダ
イスとの間にシートを水平方向に位置決めし、前記パン
チを移動させて前記シートに穴を明け、前記パンチの先
端に付着した抜き滓を前記ダイスの下部側面に設けた穴
から噴出する圧縮空気により吹き飛ばし、吹き飛ばした
前記抜き滓を吸引して外部に排出するようにしたシート
の穴明け方法において、前記穴から噴出する圧縮空気の
圧力を、前記ダイスの前記シートに当接する面の圧力が
略大気圧となる大きさに選定するから、多数の穴を同時
に穴明けする場合でもグリーンシートの移動が容易で、
しかも下面プレートの構造を簡素化することができる。
断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の距離を開けて垂直方向に位置決めし
たパンチとダイスとの間にシートを水平方向に位置決め
し、前記パンチを移動させて前記シートに穴を明け、前
記パンチの先端に付着した抜き滓を前記ダイスの下部側
面に設けた穴から噴出する圧縮空気により吹き飛ばし、
吹き飛ばした前記抜き滓を吸引して外部に排出するよう
にしたシートの穴明け方法において、前記穴から噴出す
る圧縮空気の圧力を、前記ダイスの前記シートに当接す
る面の圧力が略大気圧となる大きさに選定することを特
徴とするシートの穴明け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10459097A JP3611945B2 (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | シートの穴明け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10459097A JP3611945B2 (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | シートの穴明け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296692A true JPH10296692A (ja) | 1998-11-10 |
JP3611945B2 JP3611945B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=14384658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10459097A Expired - Fee Related JP3611945B2 (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | シートの穴明け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3611945B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10459097A patent/JP3611945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3611945B2 (ja) | 2005-01-19 |
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