JPH10296527A - 棒材切断機の騒音発生防止方法及びその装置 - Google Patents

棒材切断機の騒音発生防止方法及びその装置

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JPH10296527A
JPH10296527A JP12635697A JP12635697A JPH10296527A JP H10296527 A JPH10296527 A JP H10296527A JP 12635697 A JP12635697 A JP 12635697A JP 12635697 A JP12635697 A JP 12635697A JP H10296527 A JPH10296527 A JP H10296527A
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roller group
cutting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撓みと衝撃波の合体による棒材と搬送ローラ群
との間のむち打ち衝撃音の発生を防止する。この場合、
搬送ローラの高さ調整手段の機能を喪失させない。 【構成】ビレットを生産する切断機の切断刃に通される
棒材Wを挟み込んで強制的に送る強制ローラ4へ棒材を
送るローラ群5を、棒材切断時の破断衝撃波により棒材
が振れる振れ領域外まで待避させる。待避手段11,7
1は、搬送面調整をも行うことができるように、連続高
さ位置に搬送面を位置づける昇降手段55上に支持して
おくのが好ましい。待避動作は、不連続2位置選択運動
であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、棒材切断機の騒音
発生防止方法及びその装置に関する。更に詳しくは、丸
棒材などの先端部分を切断する固定側切断刃とこの切断
刃から前方に出ている先端部分を切り落とすための可動
側切断刃とにより切断する時にその棒材の後方部分が振
れて搬送用ローラに激しく当たる際の衝撃音の発生を防
止するための棒材切断機の騒音発生防止方法及びその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種工業分野で、材料要素として多くの
円柱体が用いられている。このような円柱体であり抗張
力が高い金属品(ビレットといわれる)には、高い寸法
精度が要求されることが多く、更に、量産品であるため
極端な低廉化も要求されている。このような円柱体状の
ビレットは、棒材例えば長尺の丸棒材の高速寸断により
“だるま落とし”式に量産されている。量産機として知
られる切断機は、棒材の先頭部の一部の全周例えば円筒
面を囲む穴を有する固定刃とこの固定刃よりも前方に出
ている最先端部分の全部又は一部を囲む面を有する可動
刃とを有している。精度が高い円柱体の量産のために
は、固定刃が有する前記穴の円筒内周面と棒材の円筒外
周面との間の隙間の精度が高く要求され、この精度は数
学的にも高度の研究がなされてきた。
【0003】このような切断機による棒材の高速切断時
に、長尺の棒材に破断衝撃波が発生して伝達される。ま
た、切断時に撓む棒材にこの破断衝撃波が伝播する。こ
のような撓みと衝撃波が合体して棒材を強く挟持してい
るピンチローラを通過し、ピンチローラよりも後方の棒
材部分に伝播する。このような伝播を受けた棒材の後方
部分は、ピンチローラを支点として後方部分がムチ打ち
状に揺れる現象を起こして衝撃的揺れが発生し、棒材を
支持している搬送ローラを衝撃的に打撃する。
【0004】このような打撃は、搬送ローラなどを含む
機械系の損傷を惹起するだけでなく、大きい衝撃音を発
生させる。このような切断機を設置している工場では、
防音壁を有する防音室に切断機を設置してその衝撃音が
工場外に漏れないような配慮がなされているが、完全無
人化することが困難なこの種の工場では、その防音室内
の作業員に健康及び精神の面から悪影響を及ぼすという
点で、社会問題になっている。
【0005】この種の棒材切断工場で他にもあった様々
な騒音問題は基準値をクリアーする程度にそれぞれに解
決されているが、前記した切断原理に基づく問題は未解
決状態に放置されている。従来は、搬送ローラにナイロ
ン層を被覆したり、搬送ローラ全体をナイロンで製作し
たり、搬送ローラをレジンモールド、ゴムタイヤにした
りして衝撃緩和による騒音対策を行ってきたが、このよ
うな対策は、そのナイロン被覆層、搬送ローラそのもの
がすぐに損傷するのでコスト上昇を招き、この分野では
好ましくない対策である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような技
術的背景に基づいてなされたものであり、下記のような
目的を達成する。
【0007】本発明の目的は、撓みと衝撃波の合体によ
る棒材と搬送ローラ群との間のむち打ち衝撃音の発生を
防止するための棒材切断機の騒音発生防止方法及びその
装置を提供することにある。
【0008】本発明の目的は、従来の搬送ローラの高さ
調整手段の機能を喪失させないで、撓みと衝撃波の合体
による棒材と搬送ローラ群との間のむち打ち衝撃音の発
生を防止するための棒材切断機の騒音発生防止方法及び
その装置を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、撓みと衝撃波の
合体による棒材と搬送ローラ群との間のむち打ち衝撃音
の発生を低廉に防止するための棒材切断機の騒音発生防
止方法及びその装置を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、搬送ローラ群の
搬送機能を活用しながら、撓みと衝撃波の合体による棒
材と搬送ローラ群との間のむち打ち衝撃音の発生を防止
するための棒材切断機の騒音発生防止方法及びその装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、棒材の周面を
囲み固定された切断刃を備える切断機とこの切断刃に通
される棒材を挟み込んで強制的に送る強制ローラとを備
えている機械系における騒音防止手段である。棒材は、
切断時には強制ローラに挟圧されて固定された状態にあ
り、棒材の先頭部分は固定刃に通されており、揺動する
ことはない。
【0012】切断時には強力な切断力が一瞬のうちに棒
材に作用する。切断時には破砕衝撃波が発生して棒材に
伝播し、この波は強制ローラよりも後方部分に伝播す
る。棒材と固定刃との間にも、棒材と強制ローラとの間
にも、理論上要求される僅かの隙間(数式により表現さ
れている摺動用の隙間程度)が設けられている。このた
め、棒材のうち強制ローラよりも後方の部分は、棒の軸
心線を中心とするある円錐面まで届く振幅を持って、更
には、振幅が場所ごとに変化して波状に振動する。棒材
のこのような振動現象は、いわゆるむち打ち現象と呼ば
れる。
【0013】このような現象は、本発明では棒材と搬送
ローラとの間の衝撃としては現れない。即ち、搬送ロー
ラ群が形成する搬送面は、棒材が揺れて振れる振れ領域
よりも外側に待避し、即ち、前記円錐面の外側に待避し
ている。この待避の待避動作は、搬送面の待避により行
われている。この待避ステップは、強制ローラによる棒
材の挟圧のステップの後にとられる。このような待避ス
テップの状態であっても、棒材の搬送は強制ローラによ
り可能である。この送り時の棒材の撓みは、製品の精度
には影響しない。
【0014】待避ステップは、ローラ群の同体の昇降又
は傾斜即ち回転運動による。なお、ローラ群は、その要
素が単体である場合を含む。ローラ群は、複数の群であ
ってもよい。ローラ群の要素が複数である場合は、ロー
ラ群の全体が同体に昇降運動又は回転運動する。傾斜運
動の場合は、搬送面の後方側がその前方側よりもより大
幅に待避してもよく、搬送面の前方側がその後方側より
もより大幅に待避してもよい。
【0015】待避手段は、スクリュータイプ(特公昭6
1−49046号)、シリンダタイプ、斜面スライドタ
イプ、その他の公知慣用手段のいずれのものも用いるこ
とができる。傾斜運動する場合には、ローラ群は待避手
段に回転自在に支持される。待避手段は、本発明に基づ
く動作以外に、棒材のサイズ特に棒材の直径サイズに応
じてローラ群の平行昇降運動をも可能にしている。
【0016】待避手段は、ローラ群を形成する複数のロ
ーラを回転自在に同体に支持する本体とこの本体を待避
自在に支持する支持手段とからなる。待避手段は単数で
よいが、前後方向に離散した複数の支持手段を備えるこ
ともできる。この支持手段は、その本体の前方部分を支
持する第1待避手段と本体の後方部分を支持する第2待
避手段とを備え、第2待避手段は可動部分を有し、可動
部分の運動により搬送面が領域外まで待避する。可動部
分は、前方のものでもよい。
【0017】第1待避手段及び第2待避手段は、シリン
ダの他には前記した公知慣用の手段である。第1待避手
段と第2待避手段はともに搬送面上で棒材が進行する進
行方向に傾斜する傾斜面同士で相対的に摺動しあう関係
により支持しあう2体の摺動体から形成することもでき
る。
【0018】各待避手段には、第1可動部分と第2可動
部分を備えさせることができる。この場合、第1可動部
分は連続変位(任意の連続位置に移動)し、第2可動部
分は不連続に2位置に選択的に待避する。連続変位は棒
材のサイズに対応し、後者の待避は待避運動に対応す
る。第2可動部分は、第1可動部分に支持されているこ
とが好ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明による棒材切断機の騒音発生防止
方法及びその装置は、その原因そのものを取り除いたか
ら騒音発生がなく、従来通り搬送面の高さ調整手段をそ
のまま用いることができる。更に、切断の精度を落とす
ことなく、低廉に提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1〜4は、本発明の棒材切断機の騒音発
生防止方法の基本の実施形態の変形例を示している。図
1は、運動開始以前又は運動終了後を示し時系列表現さ
れる方法の初期又は終期を示している。図2〜4は、図
1の初期状態後の運動の中間状態を示す3形態を示して
いる。
【0021】図1は、切断方法も示している。棒材Wの
切断のためには、固定刃1と可動刃2とが用いられてい
る。固定刃1と可動刃2の前方に、ストッパ3が設けら
れている。ストッパ3の後面は、鉛直面に形成されてい
る。この鉛直面と固定刃1の前面である鉛直面との間の
長さが調整され、その長さが棒材の切断長さである。以
下、棒材はその断面が円である丸棒であるとする。
【0022】固定刃1は、中に穴が開けられている。そ
の穴の内周面は、円筒面である。その円筒面の直径と棒
材の直径とは、数学上厳密に理論化された関係にある。
その関数関係は、鋼材の物性、棒材の直径、切断速度な
どをパラメータとし、穴の直径が棒材の直径より大きい
とは限らない。
【0023】可動刃2としては、固定刃1と同様に棒材
の周面を完全に一周して囲むような円筒面の穴を持った
ものもある。図に示されている可動刃2は、その下端面
が半円筒面に形成されている。可動刃2は、特殊なパワ
ープレスの可動部に対して取りつけられている。そのプ
レスは、瞬間的に切断エネルギーを棒材に伝達できるよ
うに構成されている。
【0024】固定刃1の後方に、強制ローラ群4が設け
られている。強制ローラ群4は、地面などの基準系に対
して強固に固定された台上に固定されている。強制ロー
ラ群4は、ピンチローラともいわれ、2体が1対をなし
棒材を強く挟圧することができる組ローラの複数組であ
り、固定機能と搬送機能を有している。
【0025】固定機能とは、両ローラの両軸心線に直交
する方向には棒材を固定することができる機能である。
強制ローラ群4は、このようなピンチローラの組の複数
組から形成されることが好ましい。即ち、組ローラの組
数は2又は2以上であることが好ましい。強制ローラ群
4の後方に、搬送ローラ群5が配置されている。
【0026】図は搬送ローラ群5を1組示しているが、
複数組からなるローラ群を用いることができる。ここ
で、群とは同体に運動することができる複数の要素ロー
ラ7を含むことをいい、要素数は単一であってもよい。
1群の要素ローラ7が単一の場合には、部分群は複数が
設けられている。従って、搬送ローラ群5は本体6を備
えている。同体とは、本体6と複数の要素ローラ7が単
一の運動系に相対的に一体に属していることをいう。
【0027】図1では、強制ローラ群4により棒材Wが
既に強制送りされて強制ローラ群4と固定刃1と可動刃
2を通過してその先頭の端面がストッパ3の強制停止用
面に接して停止している。この強制送りの間は、強制ロ
ーラ群4により規定されている搬送面と搬送ローラ群5
により形成されている搬送面とは完全に又は実質的に同
一面になるように調整されている。その調整のための手
段は後述される。このような2つの搬送面が完全に一致
する必要はない。即ち、搬送ローラ群5により送られる
棒材Wの先頭端が円滑に強制ローラ群4に引き込まれる
ように調整されていさえすればよい。
【0028】図2〜4は、図1に示す状態即ち強制ロー
ラ群4による挟圧状態が成立した後の状態即ち待避状態
を示している。図2に示される待避状態は、本体6の任
意の部分がそれぞれに等距離平行に下降した状態を示し
ている。即ち、搬送ローラ群5に含まれる全てのローラ
要素7は、等距離下降してその搬送面が図1の状態の搬
送面に対して下方に平行移動している。ここで、搬送面
とは搬送ローラ群5の複数の要素ローラ7に棒材7が接
する共通接線を含む平面をいう。この場合、この平面
は、水平面に形成されている。
【0029】図3は、本体6の後方部分がより前方の部
分よりもより大幅に下方に待避して、本体6が傾斜した
状態を示している。即ち、より後方の要素ローラ7はそ
れより前方の要素ローラ7よりも大幅に下降している。
搬送面である平面は、水平面に対して傾斜している。
【0030】図4は、本体6の前方部分がより後方の部
分よりも大幅に下方に待避して、本体6が傾斜した状態
を示している。即ち、より前方の要素ローラ7はそれよ
り後方の要素ローラ7よりも大幅に下降している。この
場合も、搬送面である平面は、水平面に対して傾斜して
いる。
【0031】図2〜4の状態で、急激に可動刃2が下降
し、だるま落とし式に、棒材Wの定寸の先頭端部が、切
断される。いわゆるだるま落としと異なり、切断時に
は、抗張力が高い棒材は強制ローラ群4の中心領域に含
まれる点を支点とする天秤のように撓み運動し、特に、
強制ローラ群4より後方部分は大きい撓み力を受ける。
【0032】この撓み力を受けると、図5に示すように
(その撓みは強調されて表現されている)、抗張力が高
い棒材Wの中心軸心線は、切断前の軸心線を中心とする
概ね円錐面に一致するまで曲がって変位する。この変位
は振動的変位である。この場合、その円錐面の内部が棒
材Wが振れる振れ領域である。この振れ領域の形態は、
棒材の長さ、太さ、抗張力の程度など多くのパラメータ
を持つ関数で表され、円錐面でなく波状に形成されるの
普通である。
【0033】切断時には、更に、破断衝撃波が切断箇所
で発生する。この波は、棒材W中を伝播するから、強制
ローラ群4の内部を通過し棒材Wの後端面に達しその後
端面で反射して前方に向かう衝撃波である。この衝撃波
の衝撃力が撓み力に非線形に加えられる。このため、棒
材Wの振れ形態は、図5に示すような単純な形態では表
すことはできない。振れ領域は山と谷の膨らみが複数箇
所で現れるが、全体としては疑似円錐面の内部に形成さ
れる。
【0034】図5の本体6としては、図3の本体6が示
されている。本体6は全体に下降しているが、その後方
部分の下降距離が前方部分の下降距離よりも大きい。こ
のような下降の形態は任意に調整しうるが、少なくとも
搬送ローラ群5が形成する搬送面は、振れ領域の外に位
置している。
【0035】棒材が短くなるにしたがって振れ領域は変
動するから、全ての振れ領域を含む集合領域の外側に搬
送ローラ群5の搬送面又は要素ローラ7が待避してい
る。次に、本体6を昇降させ搬送ローラ群5及びその搬
送面を待避させる待避手段を説明する。図6は、待避手
段の実施形態1を示している。要素ローラ7としては、
Vローラが用いられている。
【0036】Vローラとは、断面がV字状に形成され中
心域が谷状に窪んだローラである。V字状ローラが用い
られる場合には、前記共通接平面は断面V字状の面と棒
材Wが接する複数の接点を含む平面として定義される。
待避手段は、前方に位置する第1待避手段11とより後
方に位置する第2待避手段12とから構成されている。
第1待避手段11は、基礎に支持された第1シリンダ
13と第1シリンダ13に支持され本体6を支持するた
めの第1支持手段14とから構成されている。第1支持
手段14は本体6側に固定された部材であり、第1シリ
ンダ13の伸縮部材であるピストンロッドの上端部分に
回転自在に結合し、第1シリンダ13に対して昇降自在
に支持されている。
【0037】その回転自在の回転位置は固定される。第
1シリンダ13は油圧駆動であり、その動作量は本体6
の前方側定点Pの位置を検出する位置センサー(図示せ
ず)により制御されている。
【0038】第2待避手段12は、基礎に支持された第
2シリンダ15と本体6を第2シリンダ15が支持する
ための第2支持手段16とから構成されている。第2支
持手段16は本体6側に固定された部材であり、第2シ
リンダ15の伸縮部材であるピストンロッドの上端部分
に回転自在に結合し、第2シリンダ15に対して昇降自
在に支持されている。その回転自在な回転位置は、固定
可能である。第2シリンダ15は油圧駆動であり、その
動作量は本体6の後方側定点Qの位置を検出する位置セ
ンサー(図示せず)により制御されている。第1待避手
段11と第2待避手段12からなる待避手段は、図2〜
図4のどの昇降方法にも適用することができる。
【0039】図7は、待避手段の実施形態2を示してい
る。この待避手段は、楔形第1待避手段17と楔形第2
待避手段18とから構成されている。楔形第1待避手段
17は、第1下方側楔19と第1上方側楔21とから構
成されている。第1下方側楔19は、基礎面24上に可
動に支持されている。その可動方向は前後方向である。
【0040】第1上方側楔21は、本体6の下端面に固
定されている。第1下方側楔19の上端面及び第1上方
側楔21の下端面は、摺動しあう斜面22,23をそれ
ぞれに有している。斜面22,23は、前後方向線を含
み基礎面24に平行な面に対して傾斜している。基礎面
24は、水平面であるのが好ましい。
【0041】楔形第2待避手段18は、第2下方側楔2
5と第2上方側楔26とから構成されている。第2下方
側楔25は、基礎面24上に可動に支持されている。可
動方向は前後方向である。第2上方側楔26は、本体6
の下端面に固定されている。第2下方側楔25の上端面
及び第2上方側楔26の下端面は、摺動しあう斜面2
7,28をそれぞれに有している。
【0042】斜面27,28は、前後方向線を含み基礎
面24に平行な面に対して傾斜している。斜面27と斜
面28は、基準面例えば基礎面24に対して逆方向に傾
斜している。第1下方側楔19と第2下方側楔25は、
それぞれに共通案内手段29により案内されて前後方向
に運動する。第1下方側楔19と第2下方側楔25との
間に、駆動手段31が介設されている。
【0043】駆動手段31としては、その実施形態1と
して油圧シリンダが用いられている。この油圧シリンダ
は、両側の2体のピストンロッド32,33を有してい
る。ピストンロッド32,33は、互いに逆方向に同時
に運動し、同じ長さだけ伸縮する。即ち、第1下方側楔
19と第1下方側楔25は、同じ距離だけ同時に互いに
逆方向に運動する。
【0044】この実施形態2は、図1の方法を実現す
る。即ち、本体6は平行移動により昇降する。駆動手段
31の動作により第1下方側楔19と第2下方側楔25
が等距離分だけ逆方向に移動し第1上方側楔21と第2
上方側楔26が前後方向には固定位置にとどまって昇降
する。楔効果と幾何学的配置により、本体6の両位置即
ち高さ位置及び前後位置の精度が高い。
【0045】図8は、駆動手段31の実施形態2を示し
ている。この実施形態2は、実施形態1と駆動手段31
の具体化の点でのみ相違している。駆動手段31として
は、サーボモータが用いられている。このサーボモータ
は、両側で出力するスクリュー軸34,35を有してい
る。
【0046】スクリュー軸34,35は、単一軸でよい
が互いに逆方向にねじが切られている。第1下方側楔1
9と第2下方側楔25の中には、スクリュー軸34,3
5に噛み合う雌ねじが切られた雌ねじ体(ナット)3
6,37が埋め込まれている。雌ねじ体36,37は、
第1下方側楔19及び第2下方側楔25に対してそれぞ
れに不動である。
【0047】この実施形態では、サーボモータ31が、
第1下方側楔19と第2下方側楔25の瞬時の送りの位
置精度を高くしている。この実施形態では、1回の切断
ごとに本体6の高速昇降を可能にする。
【0048】図9〜図13は、図1〜図2に示した本発
明方法の実施形態を実施するための好ましい実施装置の
実施形態4を示している。図9,10に示されるよう
に、本体6は、前方(図9中に矢aで示す)の第1昇降
支持手段41(図6の第1待避手段13に対応する手段
を含む)と後方の第2昇降支持手段42(図6の第2待
避手段15に対応する手段を含む)により昇降自在に支
持されている。
【0049】本体6は、前後方向に長く延びる1体のフ
レーム43から形成されている。フレーム43には、長
手方向に直交する方向に対向する2体の要素軸受44か
らなる軸受群45が固定され設けられている。1組の要
素軸受44には回転自在に回転軸要素46が支持されて
いる。回転軸要素46に、要素ローラ7が固着されてい
る。
【0050】回転軸要素46の延長端部に、2体のスプ
ロケット47が同軸に固着されている。隣り合う組のス
プロケット47の間に、チェーン48がかけられてい
る。複数のチェーン48により、全てのスプロケット4
7が同期して回転する。フレーム43の下端面に吊るさ
れた駆動装置ケーシング49には、1体のスプロケット
47を駆動するための駆動モータ51が設けられてい
る。
【0051】棒材Wを準備して待機させておくストック
フィールド52は、本体6の横に併設されている。移送
手段の説明は省略するが、その移送手段によりストック
フィールド52上の棒材は1本1本が要素ローラ7から
なるローラ群5に移送される。要素ローラはVローラで
あるから、1本の棒材Wは搬送ローラ群上で位置決めさ
れ安定している。
【0052】第1昇降支持手段41と第2昇降支持手段
42は、駆動部分を除いて、同一である。第1昇降支持
手段41にサーボモータ53が設けられている。サーボ
モータ53の出力軸には、駆動力伝達ロッド54が一体
連結している。駆動力伝達ロッド54の一端部は、第2
昇降支持手段42に接続されている。
【0053】図11〜図13は、第1昇降支持手段41
を詳細に示している。基礎台54上に昇降手段55が設
けられている。サーボモータ53の出力軸にウオームギ
ア56(図12)が固着されている。ウオームギア56
に噛み合って軸直角方向の回転軸心線を有して回転する
駆動歯車57が後述するように回転自在に支持されてい
る。
【0054】駆動歯車57は、適切な手段により鉛直方
向には移動しないように支持されている。駆動歯車57
の中心孔に、図13に示すように、同軸に動力伝達歯車
58が嵌め込まれている。動力伝達歯車58は、キー6
0(図12)により、駆動歯車57に一体に強固に固定
されている。動力伝達歯車58の中心孔には、同軸にね
じが切られ雌ねじが形成されている。
【0055】動力伝達歯車58に噛み合って同軸に制御
スクリュー59が螺合している。動力伝達歯車58は、
複数の支持用玉ベアリング61を介して支持台62に支
持されている。支持台62は、基礎台54に固定されて
いる。制御スクリュー59は、軸方向即ち鉛直方向には
推進可能であるが回転しないように回転止めが施されて
いる。
【0056】図13に示すように、駆動歯車57には同
軸に、制御用ギア63が固定されている。制御用ギア6
3には、図12に示すように、回転数取出用ギア64が
噛み合っている。回転数取出用ギア64には、一体に回
転円板65が同軸に固定されている。回転円板65の回
転分数を検出手段66により検出する方法は、電気的手
段、光学的手段等として周知慣用技術であり詳記しな
い。
【0057】サーボモータ53、歯車群、検出手段66
等からなるこのような昇降手段55により制御量だけ昇
降する制御スクリュー59に、第1待避手段(図6の第
1待避手段11に相当する手段)71が設けられてい
る。第1待避手段71は、昇降用シリンダ72を含む。
【0058】昇降用シリンダ72の本体シリンダケーシ
ング73が、制御スクリュー59の上端に固定されてい
る。本体シリンダケーシング73が形成するシリンダ室
74に断面積が大きい動作用ピストン75が嵌め込まれ
ている。動作用ピストン75の最低下降位置はシリンダ
室74の下側内面により、動作用ピストン75の最高上
昇位置はシリンダ室74の上側内面により、それぞれに
位置決めされている。
【0059】即ち、動作用ピストン75の昇降幅はシリ
ンダ室74の上下の内面間の距離Lである。動作用ピス
トン75は、2位置選択式ピストンである。動作用ピス
トン75には、一体に昇降体76が形成されている。昇
降体76は、いわゆるピストンロッドである。昇降体7
6には、複数のボルト77によりジョイントピン支持台
78が強固に結合されている。
【0060】ジョイントピン支持台78には、横方向に
挿入用穴が開けられている。この挿入穴に、ジョイント
ピン79が挿入されている。ジョイントピン79に、両
側フレーム43R,43Lが強固にボルト81により固
着されている。両側フレーム43R,43Lは、図9,
10に示したフレーム43である。両側フレーム43
R,43Lに、複数の要素ローラ7が回転自在に支持さ
れている。
【0061】ボルト81を緩めると、両側フレーム43
R,43Lの傾斜角度を調整することができる。図10
に示されるフレーム43の傾斜角度は調整されており、
搬送ローラ群5が形成する搬送面は、水平に調整されて
いる。このような水平調整を人為的に行った時点で、制
御スクリュー59の回転数座標のプログラム原点が零点
調整される。
【0062】棒材Wの直径にあわせて、サーボモータ5
3による制御スクリュー59の制御回転数が決定され
る。その回転数は第1昇降支持手段41と第2昇降支持
手段42とで同じである。即ち、フレーム43は、水平
を維持したまま鉛直方向に平行移動することができる。
図1に示す本体6の位置と図2に示す本体6の位置は、
第1昇降支持手段41の昇降用シリンダ72と第2昇降
支持手段42の昇降用シリンダ72の2位置間同時動作
によって得られる。この2位置待避動作は、瞬間的に可
能である。
【0063】図14は、本発明方法を実施しその装置を
動作させるためのブロック回路を示している。この図に
示すブロック回路は、図1〜2に示す方法を図11〜図
13に示す待避手段71を用いて実施する場合のもので
ある。運転制御パネル(図示せず)に入力手段81が設
けられている。入力手段81からコントローラ82に、
駆動手段であるサーボモータ53の回転数N、棒材Wの
サイズDが入力される。
【0064】コントローラ82とサーボモータ53とは
双方向に接続されている。コントローラ82が出力する
昇降信号83とサーボモータ53の実回転数信号84と
の交信が行われる。コントローラ82は、プレスに動作
信号85を送る。プレスの動作と可動刃2の動作は同じ
である。
【0065】図15は、装置系の動作ステップを示して
いる。制御パネルのスタートボタンを押して(ステップ
1)、装置系の動作の初期条件として各機器の電源をO
Nにする。入力手段81から前記パラメータをコントロ
ーラ82に入力する(ステップ2)。強制ローラ群4が
始動し(ステップ3)、プレスの可動部は初期位置に上
昇し可動刃2が上昇し、搬送ローラ群5が始動する(ス
テップ4)。
【0066】本体6は定位置に上昇する(ステップ
5)。この定位置である機械原点からの高さ座標は、入
力されているパラメータであるサーボモータ53の回転
数によって定まる。棒材Wは、搬送ローラ群5及び強制
ローラ群4の推進力により前進し、強制ローラ群4の送
り力により固定刃1を貫通してストッパ3により停止さ
せられる。この停止は、図示しないセンサーにより検出
される。
【0067】棒材Wがストッパ3に当たり(ステップ
6)、ピストン75が上昇位置にあるか下降位置にある
かが判断される(ステップ7)。ピストン75が下降し
ていなければ、昇降用シリンダ72が動作してそのピス
トン75が下降する(ステップ8)。本体6は一定高さ
幅分だけ下降する(ステップ9)。プレス・可動刃2が
動作して切断が行われる(ステップ10)。棒材Wの送
りが強制ローラ群4により行われる(ステップ11)。
棒材Wの後端が定点(図示せず)を通過したかどうか
が、定点通過センサー(図示せず)により検出される
(ステップ12)。
【0068】定点を通過していない場合には、ステップ
S6に戻る。定点を通過している場合には、図15のプ
ログラムではエンドにしたが、実際には、次の棒材が搬
送ローラ群5に導入され、前記ステップが繰り返され
る。
【0069】図16及び図17は、切断動作ごとに搬送
ローラ群5が昇降する点で、図15に示した既述の動作
プログラムと異なる。図16及び図17のステップ1,
2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
は、対応する図15のそれらに同じである。図16及び
図17では、ステップ10とステップ11との間に、ス
テップ10Aとステップ10Bが、挿入されている。
【0070】ステップ10Aとステップ10Bは、プレ
スの動作後に、ピストン75が上昇して本体6が定位置
である上昇位置へ上昇する動作である。この2つのステ
ップの追加により、1回の切断動作ごとに搬送ローラ群
5が昇降する。
【0071】これまでの説明では、棒材の強制ローラ群
4より後方の後方部分は自由に振れているが、その振れ
を拘束することができる。即ち、振れ領域は拘束可能で
ある。例えば、搬送ローラ群5の下降に対応して、ゴム
クッションの上端が下降前の搬送ローラ群5の搬送面ま
で上昇する。
【0072】あるいは、隣り合う要素ローラ7の間にゴ
ムクッションを不動に配置しておく。この不動に配置さ
れた複数のゴムクッションの上端を含む平面は、下降前
の搬送ローラ群5の搬送面よりも低い位置に設定されて
いる。
【0073】いずれにせよ、このようなゴムクッション
により棒材の振れは拘束され振れの振幅は減少する。こ
のようなゴムクッションは、位置決めされる必要がな
く、産業廃棄物をリサイクルして用いることができるの
で、そのためのコスト上昇は些少である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の棒材切断機の騒音発生防止方
法による実施形態1の初期動作位置を示す断面図であ
る。
【図2】図2は、実施形態1の次の動作位置を示す断面
図である。
【図3】図3は、実施形態2の次の動作位置を示す断面
図である。
【図4】図4は、実施形態3の次の動作位置を示す断面
図である。
【図5】図5は、実施形態3の棒材の振れを示す断面図
である。
【図6】図6は、本発明の棒材切断機の騒音発生防止装
置による実施形態1を示す正面図である。
【図7】図7は、本発明の棒材切断機の騒音発生防止装
置による実施形態2を示す正面図である。
【図8】図8は、本発明の棒材切断機の騒音発生防止装
置による実施形態3を示す正面図である。
【図9】図9は、本発明の棒材切断機の騒音発生防止装
置による実施形態4を示す平面図である。
【図10】図10は、図9の正面図である。
【図11】図11は、実施形態4の昇降支持手段及び第
1待避手段を示す正面図である。
【図12】図12は、図11の平面図である。
【図13】図13は、図11の側面図である。
【図14】図14は、本発明の棒材切断機の騒音発生防
止装置に用いるブロック回路図である。
【図15】図15は、動作の形態を示すフローチャート
である。
【図16】図16は、動作の他の形態を示すフローチャ
ートである。
【図17】図17は、図16の続きを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…固定刃 2…可動刃 3…ストッパ 4…強制ローラ群 5…搬送ローラ群 6…本体 7…要素ローラ 11,71…第1待避手段 12,72…第2待避手段 13…第1シリンダ 14…第1支持手段 15…第2シリンダ 16…第2支持手段 17…楔形第1待避手段 18…楔形第2待避手段 19…第1下方側楔 21…第1上方側楔 22,23…斜面 25…第2下方側楔 26…第2上方側楔 31…駆動手段 32,33…ピストンロッド 34,35…スクリュー軸 72…動作シリンダ(第1待避手段) 75…ピストン(第1待避手段) 81…入力手段 82…コントローラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒材を切断する切断刃を備える切断機と、 前記切断刃に通される前記棒材を挟み込んで強制的に送
    る強制ローラと、 前記強制ローラへ前記棒材を送るローラ群とからなる棒
    材切断機により前記棒材を切断する際の破断衝撃波によ
    る騒音の発生を防止するための棒材切断機の騒音発生防
    止方法であり、 前記破断衝撃波により前記棒材の前記強制ローラより後
    方部分が振れる振れ領域外まで前記ローラ群が形成する
    搬送面を待避させる待避ステップからなる棒材切断機の
    騒音発生防止方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記待避ステップは、前記強制ローラにより前記棒材が
    挟圧された後にとられることを特徴とする棒材切断機の
    騒音発生防止方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 更に、前記搬送面の前記待避の状態で前記棒材を前記強
    制ローラにより送る待避状態送りステップとからなるこ
    とを特徴とする棒材切断機の騒音発生防止方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記待避ステップは、前記ローラ群の全体が傾斜運動し
    て前記搬送面の後方側がその前方側よりもより大幅に待
    避することを特徴とする棒材切断機の騒音発生防止方
    法。
  5. 【請求項5】棒材を切断する切断刃を備える切断機と、 前記切断刃に通される前記棒材を挟み込んで強制的に送
    る強制ローラと、 前記強制ローラへ前記棒材を送るローラ群とからなる棒
    材切断機により前記棒材を切断する際の破断衝撃波によ
    る騒音の発生を防止するための棒材切断機の騒音発生防
    止装置であり、 前記破断衝撃波により前記棒材の自由端部が振れる振れ
    領域の外まで前記ローラ群の搬送面を待避させるための
    待避手段とからなる棒材切断機の騒音発生防止装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記待避手段は、 前記ローラ群を形成する複数のローラを回転自在に同体
    に支持する本体と、 前記本体を待避自在に支持する支持手段とからなり、 前記支持手段は、前記本体の前方部分を支持する第1支
    持手段と前記本体の後方部分を支持する第2支持手段と
    を備え、 前記支持手段は可動部分を有し、前記可動部分の運動に
    より前記搬送面が前記領域外まで待避することを特徴と
    する棒材切断機の騒音発生防止装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記可動部分はシリンダであることを特徴とする棒材切
    断機の騒音発生防止装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記第1支持手段も前記第2支持手段もともに前記可動
    部分を備え、前記両可動部分はともに2位置動作シリン
    ダであることを特徴とする棒材切断機の騒音発生防止装
    置。
  9. 【請求項9】請求項6において、 前記可動部分は第1可動部分と第2可動部分を備え、前
    記第1可動部分は連続移動し、 前記第2可動部分は不連続移動することを特徴とする棒
    材切断機の騒音発生防止装置。
  10. 【請求項10】請求項6において、 前記第1支持手段と前記第2待避手段はともに前記搬送
    面上で前記棒材が進行する進行方向に傾斜する傾斜面同
    士で相対的に摺動しあう関係により支持しあう2体の摺
    動体から形成されていることを特徴とする棒材切断機の
    騒音発生防止装置。
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