JPH10295906A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH10295906A
JPH10295906A JP12170997A JP12170997A JPH10295906A JP H10295906 A JPH10295906 A JP H10295906A JP 12170997 A JP12170997 A JP 12170997A JP 12170997 A JP12170997 A JP 12170997A JP H10295906 A JPH10295906 A JP H10295906A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機をパチンコホールの島設備に
取り付ける際には、パチンコ遊技機を人間の手で持ち上
げて運搬しなければならない。しかし、パチンコ遊技機
は大きく重いため、その運搬は容易ではなかった。 【解決手段】 パチンコ遊技機本体と、該パチンコ遊技
機本体の上下左右を囲む外枠体2と、該外枠体2を構成
する板状辺部に設けられたキャスター3と、把持部4
と、を備えるパチンコ遊技機であって、キャスター3及
び把持部4は、取り外し可能に設けられ又は上記外枠体
2の内側に収納可能に設けられるパチンコ遊技機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は球技媒体である遊技
球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機に関する。更に詳
しく言えば、運搬が容易なパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技
機は、縦が約81cm、横が約52cm、奥行きが外枠
において10cm、最大突起部間(例えばパチンコ遊技
機表側の上部受け皿の先端から遊技機裏側の賞球タンク
の先端までの奥行き)において25cm程度の大柄な略
直方体形状であり、20kg程度の重量を持つ。このパ
チンコ遊技機をパチンコホールの島設備に取り付ける際
には、ホール内の島設備間の通路等の狭い場所を運搬す
る必要がある。このため、大きな台車等の輸送設備を用
いることができず、人間の手で持ち上げて取付場所まで
運搬を行わねばならない。しかし、パチンコ遊技機は上
記の通りの大きさ及び重量を有するため、その運搬は容
易ではなかった。
【0003】また、近年、パチンコ遊技機は、従来より
用いられている遊技盤内の各種遊技機器に加え、液晶表
示パネルや発光ダイオード等を用いた表示装置や、各種
動作の制御を行う電子回路基板を装備することが多くな
っている。このため、重量が増加する傾向にあり、人間
の手による運搬は更に重労働となってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このパチンコ遊技機の
運搬の際の困難さを低減するための発明として、遊技機
の外枠に把持部を設けるという発明が、実開平8−67
8号公報において開示されている。この発明において
は、パチンコ遊技機運搬の際にパチンコ遊技機の外枠に
設けられた把持部を掴んで持ち上げて運搬することとし
て、運搬の困難さを軽減している。しかし、この発明に
おいては、パチンコ遊技機を運搬する際に遊技機の全重
量が把持部を掴む者の手に掛かることとなり、腕部及び
肩部の負担が大である。そしてこのために一人の人間が
同時に複数台のパチンコ遊技機を移動させることが困難
である。
【0005】本発明は、上記観点に鑑みてなされたもの
であり、容易に移動することができ、しかも、移動の際
に運搬者の手に重量負担がかかることがないパチンコ遊
技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
パチンコ遊技機本体と、該パチンコ遊技機本体の上下左
右を囲む外枠体と、該外枠体を構成する板状辺部に設け
られたキャスターと、を備え、該キャスターの車輪の外
周面の少なくとも一部は該外枠体から突出していること
を特徴とするパチンコ遊技機である。ここで、「板状辺
部」とは、外枠体の上下左右に位置する各辺を構成する
各板状部分をいう。本発明においては、キャスターは1
であっても、2以上設けられてもよい。請求項2記載の
発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機であって、上記
キャスターを複数有する板状辺部を備え、該複数のキャ
スターは該板状辺部の長手方向に所定の間隔をもって設
けられるものである。本発明においては、複数のキャス
ターを備えた板状辺部は1であっても、2以上であって
もよい。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のパチンコ遊技機であって、パチンコ遊技機において
上記キャスターが設けられている任意の一の上記板状辺
部に対して該板状辺部以外の部位に把持部が設けられて
いるものである。本発明においては、キャスターを有す
る板状辺部が複数ある場合には、それぞれの板状辺部に
対してその板状辺部以外の部位に把持部を特定すること
ができればよいものである。即ち、その対応する把持部
は他のキャスターを有する板状辺部に設けられていても
よい。請求項4記載の発明は、請求項3記載のパチンコ
遊技機であって、上記キャスター及び上記把持部は、取
り外し可能に設けられ又は上記外枠体の内側に収納可能
に設けられるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ遊技機を
実施例により詳細に説明する。図1は、実施例1のパチ
ンコ遊技機の背面図である。なお、図においてはパチン
コ遊技機の右、左及び下側に3セット分のキャスターが
取り付けられているが、実際の使用時には1セット取り
付ければ十分である。図2は、実施例1のパチンコ遊技
機を図1の矢印A方向から見た側面図である。
【0009】図3(a)は、キャスターの正面図であ
る。図3(b)は、キャスターの側面図である。図4
(a)は、把手を寝かした状態を示す拡大平面図であ
る。図4(b)は、把手を起こした状態を示す拡大正面
図である。図5は、実施例2のパチンコ遊技機の背面図
である。図6は、実施例2のパチンコ遊技機において、
キャスターを収納した状態を示す説明図である。
【0010】〔実施例1〕 (1)パチンコ遊技機の構成 図1及び2に示す本実施例のパチンコ遊技機1は、従来
のパチンコ遊技機と略同様の外枠2を有し、その外枠2
に、着脱式のキャスター3と、折り畳み式の把手4とを
備える。この把手4は、外枠2の上辺に一つ設けられ、
キャスター3は、例えば外枠2の下辺に左右対称の位置
に2個取り付けられる。また、キャスター3は、左辺又
は右辺に取り付けることも可能である。この外枠2が特
許請求の範囲記載の「外枠体」に相当し、外枠2の上下
左右の各辺が「板状辺部」に相当する。
【0011】本実施例では、上辺、下辺等の各辺は、略
長方形の板状部材である。上辺、下辺ではパチンコ遊技
機1の左右方向を板の長手方向とし、左右の辺ではパチ
ンコ遊技機1の上下方向を板の長手方向とし、更にパチ
ンコ遊技機1の前後方向をそれぞれの板の幅方向として
組み合わされている。しかし、「板状辺部」はこの態様
に限られるものではなく、外周からパチンコ遊技機の重
量を支えることができ、キャスターを取り付けられてパ
チンコ遊技機が移動可能となるものであれば、どのよう
な態様であってもよい。ここで、パチンコ遊技機を遊技
可能な状態においた姿勢における上と下を、それぞれ
「上」、「下」とし、その姿勢で、パチンコ遊技機裏面
に向かったときの左と右を「左」、「右」とする。ま
た、パチンコ遊技機が遊技者に向かい合う方向を
「前」、反対方向を「後」とする。
【0012】外枠2の寸法は、縦約81cm、横約52
cm、前後約7cm、上下左右の枠の厚みが約20mm
であり、この外枠2には、従来の遊技盤、上部受け皿、
下部受け皿等を有する内枠が取り付けられるほか、その
下辺底面には、図1に示すように、キャスター固定穴2
11が設けられている。
【0013】このキャスター固定穴211は四角の断面
穴形状を有し、外枠2の下辺底面において間隔を空けて
左右対称の位置に2か所、上向きに設けられているもの
である。そして、深さは約15mmで3mm角断面の四
角穴であり、その四角穴の対角線がパチンコ遊技機1の
左右方向及び前後方向に一致するように設けられてい
る。このキャスター固定穴211には、後述するローラ
31のキャスター固定部33が嵌合され、ローラ31が
取り付けられる。
【0014】キャスター3は、図3に示すように、ロー
ラ31と、ローラ31を回動可能に支持する車軸支持部
32と、車軸支持部32に取り付けられキャスター3を
パチンコ遊技機に固定するキャスター固定部33と、か
らなる。ローラ31は外枠2の幅より広い約8cmの幅
を持つ。また、キャスター固定部33は約3mm角の四
角断面を有する長さ約15mmの棒状であり、その四角
断面の対角線の一がローラ31の軸と一致するように設
けられている。
【0015】このキャスター固定部33が上記キャスタ
ー固定穴211に嵌合され、外枠2にローラ31が取り
付けられる。このキャスター3が、特許請求の範囲記載
の「キャスター」に相当し、ローラ31が、「車輪」に
相当する。
【0016】把手4は、図4に示すように把持部材41
と二つの固定部材42とからなり、図1及び4に示すよ
うに、外枠2の上面の中央に設けられた把手収納溝22
内に回動可能に配設される。把持部材41はその両端を
蝶番抑えである固定部材42に回動可能に固定され、凸
状に折り曲げられた中央部が両端を軸として回動する。
このため、把持部材41は、倒れている状態では、図4
(a)及び2に示すように、把手収納溝22内に収納さ
れて外枠2外へ突出せず、起きている状態では図4
(b)、1及び2に示すように外枠2外へ突出する。こ
の把手4が、特許請求の範囲記載の「把持部」に相当す
る。
【0017】なお、本実施例においては、外枠2の下辺
だけでなく、図1に示すように、左右の辺にもキャスタ
ー固定穴212、213を2か所づつ設けている。これ
らの構成をキャスター固定穴211と略同様であり、そ
れぞれの四角穴の対角線はパチンコ遊技機1の上下方向
及び前後方向と一致している。
【0018】(2)パチンコ遊技機の使用方法 本実施例のパチンコ遊技機1のキャスター3は、主に人
間の手によるパチンコ遊技機の運搬を行う際に使用され
る。即ち、パチンコ遊技機の運搬を行う際には、図1に
示すように、例えばキャスター3を外枠2のキャスター
固定穴211に取り付け、把手4の把持部材41を把手
収納溝22内から起こして外枠2外へ突出させる。そし
て、運搬者は外枠2の下辺に取り付けられたキャスター
3のローラ31を接地させ、パチンコ遊技機1を直立さ
せた状態で把手4を掴み、ローラ31の転がりを利用し
て、パチンコ遊技機1を押したり引いたりして運搬する
ものである。
【0019】なお、本実施例においては、外枠2の左右
の辺にもキャスター固定穴212、213を2か所ずつ
設けているため、キャスター固定穴212、213にキ
ャスター3を取り付けて、パチンコ遊技機1の外枠2の
左辺又は右辺を下とした状態で運搬することもできる。
【0020】そして、本実施例のパチンコ遊技機1をパ
チンコホールの島設備に取り付ける際には、キャスター
3を外枠2から取り外し、把手4を倒して外枠2の把手
収納溝22内に収納する。そして、外枠2から突出する
部材がない状態としてパチンコ遊技機1を島設備に取り
付けるものである。
【0021】(3)パチンコ遊技機の効果 本実施例のパチンコ遊技機1は、キャスター3を左右対
称の位置に2個取り付けることができるものであるた
め、安定して運搬することが可能である。またキャスタ
ー3は、パチンコ遊技機1の大きさに対して十分な幅を
有するローラ31を備えるものであるため、ローラ31
の車軸がパチンコ遊技機1の前後方向となるようにキャ
スター3を取り付けた際に、前後に転倒することなく安
定してパチンコ遊技機1を運搬することができる。
【0022】更に、把手4を上辺に設けているため、キ
ャスター固定穴211にキャスター3を取り付けて、パ
チンコ遊技機1を下辺を下とした状態で運搬する場合に
は、運搬者は高さ80cm前後のパチンコ遊技機を腰を
かがめることなく楽な姿勢で運搬することができる。ま
た、キャスター固定穴212又は213にキャスター3
を取り付けて、パチンコ遊技機1を左辺又は右辺を下と
した状態で運搬する場合には、パチンコ遊技機1は上下
方向の寸法が左右方向の寸法よりも大きいものであるた
め、キャスター3のローラ31の軸間距離をより広くと
ることができ、運搬の際の進行方向の安定性を高くする
ことができる。
【0023】更に、本実施例のパチンコ遊技機1のキャ
スター3においては、キャスター固定部33の断面を四
角形状とし、その対角線をローラ31の軸方向と一致さ
せている。また、外枠2において、キャスター固定穴2
11、212、213の断面も四角形状とし、それぞれ
の対角線をパチンコ遊技機1の前後左右方向又は上下左
右方向と一致させている。このため、ローラ31の軸方
向をパチンコ遊技機1の前後、左右又は上下方向と容易
に一致させることができる。そして、運搬中も二つのロ
ーラ31の軸方向がずれてしまうことがない。
【0024】また、本実施例のパチンコ遊技機1におい
ては、パチンコホールの島設備に取り付ける際には、キ
ャスター3を取り外し、把手4を倒して外枠2から突出
する部材がない状態とする。このため、移動を容易にす
るためのこれらの機構が島設備への取り付けの際の障害
となることがなく、また、島設備側にこれらの設備が障
害とならないような特殊な仕組みを必要とすることがな
い。更に、キャスター3を取り外し可能としたため、すべ
てのパチンコ遊技機と同数組のキャスター3を用意する
必要がなく、一組のキャスター3を複数台のパチンコ遊
技機で共有することができる。
【0025】〔実施例2〕図5に示す実施例2のパチン
コ遊技機1bは、実施例1のパチンコ遊技機1と略同様
の構成を有するパチンコ遊技機であるが、キャスターを
パチンコ遊技機の下部空隙内に収納可能に配設した実施
例である。
【0026】(1)パチンコ遊技機の構成 パチンコ遊技機の内部には、通常、遊技盤に設置した各
種装置や遊技球の通路等を操作するための装置が収納さ
れているが、図5に示す下部空隙11bは通常使用され
ておらず、その空間は約4cmの高さを持つ。本実施例
においては、この下部空隙11b内に、キャスター3b
を外枠2bから出し入れ可能なように配設した。
【0027】本実施例のパチンコ遊技機1bに取り付け
られるキャスター3bは、ローラ31bと、ローラ31
bを回動可能に支持する車軸支持部32bと、車軸支持
部32bを出し入れする収納リンク34bと、収納リン
ク34bに取り付けられる車輪収納レバー35bとを備
える。
【0028】図5及び6に示すように、キャスター3b
は、外枠2b下辺の内側左右対称の位置に収納リンク3
4bを介して取り付けられ、いずれもパチンコ遊技機1
bの前後方向をローラ31bの軸と一致させるように取
り付けられている。このキャスター3bは、収納リンク
34bに取り付けられる車輪収納レバー35bを左右外
側下方に向かって押し出すことにより、ローラ31bの
下端が外枠2bから押し出され、突出するように構成さ
れている。そして、車輪収納レバー35bを内側上方に
向かって引くことにより、ローラ31bの下端が外枠2
b内に収納される。
【0029】(2)パチンコ遊技機の使用方法及び効果 本実施例のパチンコ遊技機1bにおいては、図5に示す
ように、運搬の際には車輪収納レバー35bを押し出し
て、ローラ31bの下端を外枠2bから突出させる。そ
して、ローラ31bを転がすことにより運搬するもので
ある。このため、運搬者はパチンコ遊技機1bの重量を
支える必要がなく、容易に運搬することができる。
【0030】また、パチンコ遊技機1bの島設備への取
り付け時や保管時には、図6に示すように、車輪収納レ
バー35bを上方に引き、ローラ31bの下端を外枠2
b内に収納する。このため、パチンコ遊技機1bの島設
備への取り付けの際にローラ31bが邪魔になることが
なく、島設備の改造、新設の必要もない。また、保管時
にも安定して保管することができ勝手にパチンコ遊技機
1bが転がっていってしまうことがない。そして、キャ
スターを別体で設けた場合の様に、キャスターを紛失し
てしまうということがない。
【0031】〔他の実施例〕尚、本発明は、上記具体的
な実施例に示すものに限らず、目的、用途に応じて本発
明の範囲内で種々変更した別の実施の形態をとることが
できる。即ち、ローラ31は厚みの薄い車輪としてもよ
く、それに応じてキャスター3を並列に複数設けるもの
とすることができる。ローラ31は厚みの薄い車輪とす
ることで、キャスター3の製造コストを低くすることが
でき、一方、キャスター3を並列に複数設けることでパ
チンコ遊技機の運搬時の安定性が損なわれることがな
い。
【0032】また、車軸支持部32を外枠2側に設け、
車軸を備えたローラ31のみ取り付け取り外す態様とす
ることもできる。そうすることで、ローラ31の軸方向
を外枠2において確定することができ、単純な構造で、
容易にパチンコ遊技機を運搬することができる。更に、
外枠の一辺あたりに設けるキャスターの数を複数とする
ことでパチンコ遊技機をより安定して運搬できる。そし
て、把手4は、折り畳み、伸縮等任意の方法で収納する
ことができる。また、着脱可能に設けるものとしてもよ
く、そうすることで把手4を複数台のパチンコ遊技機で
共有することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載のパチンコ遊技機は、外枠
体にキャスターを有するため、その車輪の突出部のみを
接地させて車輪を転がすことにより、容易に移動させる
ことが可能である。即ち、運搬者はパチンコ遊技機の重
量を支える必要がなく、またパチンコ遊技機を引きずる
こともなく、パチンコ遊技機を軽微な力で運搬すること
ができる。そして、運搬のための構造が大規模なものと
ならないため、狭い通路等においてもパチンコ遊技機を
移動させることができる。
【0034】請求項2記載のパチンコ遊技機は、同一の
板状辺部に所定の間隔で複数のキャスターを有するた
め、運搬者はその複数のキャスターにより安定してパチ
ンコ遊技機を運搬することができる。また、複数のキャ
スターは板状辺部の長手方向に間隔をとって配置される
ため、キャスターの軸間距離を長くとることができ、よ
り安定してパチンコ遊技機を運搬することができる。請
求項3記載のパチンコ遊技機はキャスターが設けられる
板状辺部以外の部位に把持部を有するため、上記キャス
ターにより移動させる際、運搬者は、キャスターの車輪
を接地させ、把持部によりパチンコ遊技機を把持して、
安定した状態で容易にパチンコ遊技機を移動させること
ができる。
【0035】請求項4記載のパチンコ遊技機はキャスタ
ー及び把持部が取り外し可能に設けられるか又は内側に
収納可能であるため、パチンコ遊技機を島設備に取り付
ける際にこれらを取り外し又は収納することにより、キ
ャスター及び把持部が構造的に島設備取付けの障害とな
ることがない。また、本発明のパチンコ遊技機を使用す
るにあたって、従来の島設備の改造、新設等の必要もな
い。更に、キャスター、把持部を取り外し可能に設けた
場合には、キャスター、把持部を複数のパチンコ遊技機
で共有することができる。そして、キャスター、把持部
を内部に収納可能に設けた場合には、キャスターや把持
部をパチンコ遊技機と別に保管する必要がなく、保管が
容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のパチンコ遊技機の背面図である。
【図2】実施例1のパチンコ遊技機を図1の矢印A方向
から見た側面図である。
【図3】(a)は、キャスターの正面図である。(b)
は、キャスターの側面図である。
【図4】(a)は、把手を寝かした状態を示す拡大平面
図である。(b)は、把手を起こした状態を示す拡大正
面図である。
【図5】実施例2のパチンコ遊技機の背面図である。
【図6】実施例2のパチンコ遊技機において、キャスタ
ーを収納した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1;パチンコ遊技機、2;外枠、211,212,21
3;キャスター固定穴、22;把手収納溝、3;キャス
ター、31;ローラ、33;キャスター固定部、32;
車軸支持部、4;把手、41;把持部材、42;固定部
材、1b;パチンコ遊技機、11b;下部空隙、2b;
外枠、3b;キャスター、31b;ローラ、32b;車
軸支持部、34b;収納リンク、35b;車輪収納レバ
ー、4b;把手。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機本体と、該パチンコ遊技
    機本体の上下左右を囲む外枠体と、該外枠体を構成する
    板状辺部に設けられたキャスターと、を備え、該キャス
    ターの車輪の外周面の少なくとも一部は該外枠体から突
    出していることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 上記キャスターを複数有する板状辺部を
    備え、該複数のキャスターは該板状辺部の長手方向に所
    定の間隔をもって設けられる請求項1記載のパチンコ遊
    技機。
  3. 【請求項3】 パチンコ遊技機において上記キャスター
    が設けられている任意の一の上記板状辺部に対して該板
    状辺部以外の部位に把持部が設けられている請求項1又
    は2記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 上記キャスター及び上記把持部は、取り
    外し可能に設けられ又は上記外枠体の内側に収納可能に
    設けられる請求項3記載のパチンコ遊技機。
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