JPH102958A - 航空機運航管理システムのユーザ・インタフェース装置 - Google Patents

航空機運航管理システムのユーザ・インタフェース装置

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JPH102958A
JPH102958A JP8152708A JP15270896A JPH102958A JP H102958 A JPH102958 A JP H102958A JP 8152708 A JP8152708 A JP 8152708A JP 15270896 A JP15270896 A JP 15270896A JP H102958 A JPH102958 A JP H102958A
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aircraft
control
display
unit
management system
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Application number
JP8152708A
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English (en)
Inventor
Ryuji Otsuka
竜治 大塚
Keiichiro Nakagami
恵一郎 中上
Takefumi Nakamura
武文 中村
Takashi Sagawa
隆司 佐川
Tamotsu Sasaki
保 佐々木
Kakuichi Shiomi
格一 塩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Ship Research Institute
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Ship Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データリンクの有効な利用とともに、管制官
の業務負荷の増大を抑え、その円滑化を実現する航空機
運航管理システムのユーザ・インタフェース装置を提供
する。 【解決手段】 レーダ等を使用したターミナル管制にお
ける航空機運航管理システムのユーザ・インタフェース
装置であって、データリンク406による管制機関と航
空機410との通信を行い、航空機410のヘディング
情報、高度情報及び速度情報に対する管制指示をコンポ
ジットディスプレイ102上にアナログ的に入力する入
力手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機運航を管理
するターミナル管制用管制卓を有する航空機運航管理シ
ステムのユーザ・インタフェース装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、以下に示すようなものがあった。図13はかか
る従来のターミナル管制用管制卓の概略構成図、図14
は管制空域の説明図、図15は計器飛行方式(IFR)
による航空機の航行例を示す図、図16は計器飛行方式
(IFR)における運航票(FPS)の一例を示す図で
ある。
【0003】まず、初めに航空機運航管理に関する用語
について説明を行う。 ACC(Area Control Center):
航空交通管制部とは、航空路管制業務及び一部進入管制
業務を行う機関であり、具体的には管轄する空域内の管
制区を計器飛行により飛行する航空機に対して管制間隔
の設定、上昇承認、下降承認等の管轄承認を行う。
【0004】ARTS(Automated Rada
r Terminal System):ターミナルレ
ーダ情報処理システムとは、空港監視レーダの情報及び
フライトプランを、電子計算機システムによって処理
し、ターミナル管制所の管制卓の表示装置上に、航空機
の位置、便名等の情報を表示するシステムである。 FDP(Flight Data Processin
g System):飛行計画情報処理システムとは、
A管制部に設置された電子計算機によって、A,B,C
及びDの各管制部からの飛行計画情報を自動的に受信
し、集中的に処理を行った上で運航票(FPS)等管制
に必要な情報をプリンタ及びCRT表示装置によって管
制官に提供するシステムである。
【0005】FP(Flight Plan):飛行計
画とは、航空機が飛行しようとするとき、航空交通業務
機関に提出を義務付けられている計画書のことで、機
種、便名、出発地、目的地、飛行経路、飛行高度、飛行
速度、無線設備など航空機を管制する上で必要な項目の
他、時間で表示した燃料量、搭載している救急用具等、
捜索・救難の場合に必要な項目を記載することになって
いる。特に、計器飛行方式(IFR)により出発する航
空機については、提出した飛行計画(FP)に関して、
航空交通業務機関の承認を受ける事が義務付けられてい
る。
【0006】FPS(Flight Progress
Strip):運航票とは、航空管制に必要な各航空
機毎の情報が盛り込まれ、関係する各管制卓に配置され
る。管制官は管制承認の発出やレーダ管制に入るまでの
プランニング、また洋上空域でのマニュアル管制を、こ
の運航票(FPS)を基本として行っている。図16に
その運航票(FPS)の一例を示す。これによれば、日
本航空354便は飛行計画情報処理システム(FDP)
により計算機番号0657、二次レーダ個別コード17
67を割り当てられ、高度37,000フィート、飛行
経路として大分VORDME、航空路V37、串本VO
RTAC、航空路W27、大島VORTAC、御宿VO
RTACを経て東京国際空港までの管制承認を取得、福
岡空港をグリニッジ時刻23時36分に離陸、対気速度
486ノットで飛行中、大島上空を00時30分に通過
予定である。
【0007】IFR(Instrument Flig
ht Rules):計器飛行方式とは、管制圏のある
飛行場での離陸及び上昇飛行又は着陸及びそのための降
下飛行を定められた飛行経路により、常時、管制機関
(管制官)の指示に従って飛行する他、上記以外の管制
区での飛行においても、定められた飛行経路を管制機関
の指示に従って飛行する方式である。
【0008】RDP(Radar Data Proc
essing System):航空路レーダ情報処理
システムとは、航空路監視レーダの情報を処理するため
に航空交通管制部(ACC)に設置されたシステムであ
り、各管制卓に設置された表示装置に航空機の位置、便
名などの情報を表示するものである。 VFR(Visual Flight Rules):
有視界飛行方式とは、計器飛行方式(IFR)以外のす
べての飛行方式である。
【0009】ハンドオフとは、隣り合った管制区域の管
制官同志で、航空機の管制を移管することを言う。ま
ず、管制空域について説明する。管制空域は、図14に
示すように、管制圏1と進入管制区2、航空交通管制区
3からなり、更に、洋上管制区4や非管制空域5が広が
っている。航空交通管制区3は、ACCの管制官が受け
持ち、管制圏1は飛行場のコントロールタワーにいる管
制官が、進入管制区2はターミナル管制業務(アプロー
チコントロール)を行う管制官が受け持っている。
【0010】次に、航空交通管制業務の概要について説
明する。航空機の飛行方式は、VFRとIFRの2つに
大別される。そのIFRでは、航空管制官の指示に従っ
て飛行し、無線標識施設を結ぶ航空路を航空機に搭載し
ている計器で測定しながら飛行する。飛行場のコントロ
ールタワーにいる管制官の業務(飛行場管制業務)は、
一般に空港の標点から半径5海里(約9km)の平面及
び高さ3000フィート(約900m)の円柱状の空域
を管制圏と呼ぶ、この空域内で目視間隔をとり航空機を
安全に管制することである。
【0011】ターミナル管制業務は、空港周辺の一定空
域(進入管制区)において飛行するIFRの航空機に対
し、管制間隔の設定及び着陸順序の設定等のためのレー
ダ誘導を行うことである。航空路管制業務は、空港周辺
の区域を除く区域を飛行する全てのIFRの航空機に対
して行われる管制業務であり、具体的に航空機が飛行す
る経路、高度、時刻等を指定し、航空機からの位置通報
もしくはレーダ監視により航空機相互間の安全間隔を設
定することである。
【0012】次に、計器飛行方式(IFR)による航空
機の航行例について説明する。図15に示すように、 (1)航空機10の出発に対し、福岡ACCは、福岡空
港の管制塔経由で目的地(東京国際空港11)までの経
路、高度等を指示する。 (2)福岡ターミナル管制所は、福岡進入管制区におい
て航空機10のレーダ誘導を行い、管轄区域境界線C1
付近において福岡ACCに航空機10の管制移管を行
う。
【0013】(3)福岡ACCは、レーダあるいは航空
機10からの位置通報により他機との間隔を設定し、管
轄区域境界線C2付近において東京ACCに航空機10
の管制移管を行う。 (4)東京ACCは、他機との間隔を設定しながら一定
高度まで降下させ管轄区域境界線C3付近において航空
機10の管制移管を行い、東京ターミナル管制所との交
信を指示する。
【0014】(5)東京ターミナル管制所は、東京進入
管制区13において航空機10を着陸進入開始点までレ
ーダ誘導を行う。 次に、ターミナル管制卓について説明する。ターミナル
管制卓は、図13に示すように、左側の席Aに、レーダ
情報表示操作部21、その左端及び上部に音声選択部2
2を有し、右隣りの席Bに、運航票(FPS)が保持さ
れるストリップホルダー23、FDPデータ入出力装置
24等が設けられている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】今日、世界中の全ての
地域で航空交通の需要が増え続けている。この問題を解
決すべく、新たな技術の融合とグローバルな統一を目指
している。その中で管制官とパイロット間通信のデータ
リンク化が検討されている。現在の管制業務は、音声通
信による管制指示、レーダによる航空機の位置、高度な
どの確認、運航票(FPS)の管理などにより行われて
いる。
【0016】将来の管制業務は、通信のデータリンク化
によって、大きく変化していくものと考えられる。そこ
で、本発明は、データリンクの有効な利用とともに、管
制官の業務負荷の増大を抑え、その円滑化を実現する航
空機運航管理システムのユーザ・インタフェース装置を
提供することを目的とする。
【0017】より具体的には、現状においては、管制官
とパイロット間通信は、主に音声によって行われてお
り、表示画面にはレーダ情報による表示が行われ、パイ
ロットに対しては口頭で管制指示を伝える。更に、管制
指示値を紙の運航票であるストリップに書き込むととも
に、別の卓でFDPに対してキーボード入力するように
している。
【0018】このような現状において、音声による通信
のみでは、情報の確認がし難く、安全な通信であるとは
言い難い面がある。また、表示画面と運航票(FPS)
が保持されるストリップホルダーを併せて視認する必要
があり、表示画面から視線が離れるほか、疲労し易い作
業となっている。本発明は、上記問題点を除去し、管制
官とパイロットとの音声による通信のみに依存すること
なく、これを支援し、ビジュアルな画面上での視線の動
きを最小限にして、航空機の運航状況を視認し、安全・
かつ確実な管制を行い得る航空機運航管理システムのユ
ーザ・インタフェース装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕レーダ等を使用したターミナル管制における航空
機運航管理システムのユーザ・インタフェース装置であ
って、データリンクによる管制機関と航空機との通信を
行い、航空機のヘディング情報、高度情報及び速度情報
に対する管制指示を画面上にアナログ的に入力する入力
手段を設けるようにしたものである。
【0020】〔2〕上記〔1〕記載の航空機運航管理シ
ステムのユーザ・インタフェース装置において、前記画
面は航空機位置表示部と運航票表示部からなり、前記航
空機位置表示部と運航票表示部とを関連づけて管制を行
うようにしたものである。 〔3〕上記〔1〕記載の航空機運航管理システムのユー
ザ・インタフェース装置において、前記入力手段は前記
航空機位置表示部に対応するダイアル式入力部を有し、
前記航空機位置表示部から視線を離すことなく、管制指
示情報を迅速・確実に入力表示するようにしたものであ
る。
【0021】〔4〕上記〔3〕記載の航空機運航管理シ
ステムのユーザ・インタフェース装置において、管制指
示情報の入力方法は、前記航空機位置表示部に表示され
た値が増減する方式により前記航空機位置表示部に直接
入力するようにしたものである。 〔5〕上記〔2〕記載の航空機運航管理システムのユー
ザ・インタフェース装置において、前記航空機位置表示
部は、レーダ等により検出された情報を表示可能であ
り、運航の変更が必要な場合は、前記航空機位置表示部
の変更を行い、これに応じてパイロットに送信を行うよ
うにしたものである。
【0022】したがって、本発明によれば、 (1)視線の動きを最小限にすることができ、安全性の
向上を図ることができる。すなわち、 航空機位置表示部上で注視しているターゲットから視
線を逸らすことなく、管制指示値が入力できる。
【0023】アナログ的な入力デバイスでは、入力時
手元を見る必要がない。 (2)業務の円滑化を図ることができる。すなわち、 データリンクがなされた場合、管制指示はデータリン
クを使用し、航空機に送られることとなる。そのための
管制指示入力を航空機位置表示部上で行うことにより、
入力作業が効率的に行える。
【0024】航空機位置表示部のターゲット選択時、
他席のディスプレイにおいても、その作業状況が表示さ
れ、複数の管制官による連係業務を効率的に行うことが
できる。また、運航票表示画面(リストディスプレイ)
上に業務記録を残すことにより、障害等の発生時に対す
る復旧が容易に行えるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用される
航空機運航管理システムの概略全体構成図、図2は本発
明の実施例を示す航空機運航管理システムのユーザ・イ
ンタフェース装置の表示装置を示す図、図3は本発明の
実施例を示す航空機運航管理システムのユーザ・インタ
フェース装置のコンポジットディスプレイの構成図であ
る。ここで、航空機順序づけに関しては、航空機到着及
び航空機出発について順序づけることができる。
【0026】図1において、100は管制卓であり、第
1の席101にはコンポジットディスプレイ102が配
置され、このコンポジットディスプレイ102にはトラ
ックボール103、ハンドオフボタン104、ダイヤル
入力部105、マウス106が接続されている。また、
第2の席201には運航票表示部(リストディスプレ
イ)202が配置され、キーボード203、マウス20
4等が接続されている。
【0027】これらの席101,201はLAN301
により、インタフェース(I/F)401を介して、F
DP(航空機運航管理装置)402、航空機順序処理装
置(ここでは、航空機到着・出発順序付け装置)40
3、ACC(航空交通管制部)404、タワー(管制塔
管制部)405、管制官と航空機410との通信をディ
ジタル方式で行い、航空機410の位置情報、ヘディン
グ情報、高度情報、速度情報等を得るデータリンク40
6、レーダ407を有している。また、LAN301を
介して他の管制卓へも接続されている。
【0028】ここで、データリンク406は、(1)衛
星を利用した通信、(2)VHF帯を使った通信(VD
L:VHFディジタルリンク)、又は(3)2次レーダ
(SSR)を使った通信を用いることができる。図1及
び図2において、第1の席101の前面にコンポジット
ディスプレイ102が配置され、そのコンポジットディ
スプレイ102の左側にビジュアルな航空機位置表示部
102−1が配置され、右側にもビジュアルな航空機順
序表示部102−2が配置されている。なお、詳細は、
図11及び図12に基づいて後述する。
【0029】また、管制卓100に配置されたコンポジ
ットディスプレイ102の前方の操作部には、左側より
順に、トラックボール103、ハンドオフボタン10
4、ヘディングダイヤル105−1、高度(レベル)ダ
イヤル105−2、速度(スピード)ダイヤル105−
3、エンターバー(確定入力部)105−4からなるダ
イヤル入力部105が配置され、ヘディングダイヤル1
05−1、高度ダイヤル105−2、速度ダイヤル10
5−3はそれぞれ独立して配置され、独立して入力が可
能になっている。また、航空機順序表示部102−2の
表示を行うための入力装置としてのマウス106が接続
されている。
【0030】第2の席201には運航票表示部(リスト
ディスプレイ)202が配置され、前方の操作部には、
キーボード203、マウス204が設けられている。図
4は本発明の実施例を示す航空機運航管理システムのユ
ーザ・インタフェース装置の航空機位置表示部の機能ブ
ロック図である。この図において、501はトラックボ
ール処理部、502は表示処理部、503は選択ターゲ
ット判定部、504は表示状況記憶部、505は選択タ
ーゲット表示制御部、506は表示データ生成部、50
7は選択格納部、508は自席コントロール機記憶部、
509はダイヤル処理部、510は選択ターゲット指示
格納部、511は制御指示内容記憶部、512はハンド
オフ受け記憶部、513は受信処理部、514はハンド
オフ制御部、515はハンドオフ送信待ち記憶部、51
6は送信部である。
【0031】トラックボール103には、トラックボー
ル処理部501が接続され、選択格納部507と選択タ
ーゲット指示格納部510との間には、ハンドオフボタ
ン104が接続され、表示処理部502には航空機位置
表示部102−1が接続されている。図5は本発明の実
施例を示す航空機運航管理システムのユーザ・インタフ
ェース装置の航空機位置表示部のダイヤル処理部の機能
ブロック図である。
【0032】この図において、521はヘディングダイ
ヤル105−1、高度ダイヤル105−2、速度ダイヤ
ル105−3、エンターバー105−4からなるダイヤ
ル入力部105に接続されるデータサンプリング部、5
22はA/D変換部、523は初期値格納部、524は
現在値格納部、525は数値検出部、526はデータ送
信部である。
【0033】以下、このダイヤル処理部の動作について
説明する。 (1) ターゲットが選択されたことが初期値格納部523
へ知らされる。 (2) ダイヤル(105−1〜105−3)から出力され
るアナログ信号をデータサンプリング部521へ転送す
る。 (3) データサンプリング部521にてサンプリングされ
たアナログデータを、ディジタルデータに変換するため
にA/D変換部522へ出力する。
【0034】(4) ターゲット選択されたときの上記ディ
ジタルデータを初期値格納部523に格納する。 (5) また、ダイヤル(105−1〜105−3)からの
信号は常時(2) ,(3)と同様にA/D変換し、現在値格
納部524に入力する。 (6) 初期値格納部523に格納されているデータと、現
在値格納部524に格納されているデータを比較するた
め数値検出部525へデータを転送する。
【0035】(7) 初期値格納部523のデータと、現在
値格納部524のデータの差分をデータ送信部526へ
転送し、データ送信部526より常時送信される。 (8) 確定入力部105−4から確定入力が通知されたと
き、データ送信部526から確定入力データが送信され
る。 (9) リセット入力は、ダイヤル(105−1〜105−
3)からデータ送信部526へ送られる。
【0036】図6は本発明の実施例を示す航空機運航管
理システムのユーザ・インタフェース装置の航空機順序
表示部の機能ブロック図である。この図において、60
1は航空機順序表示部102−2の表示を行うための入
力装置としてのマウス106に接続されるマウス入力
部、602は表示処理部、603は表示記憶部、604
は選択判定部、605は送信データ処理部、606は受
信データ処理部、607は表示データ生成部であり、表
示処理部602には航空機順序表示部102−2が接続
されている。
【0037】以下、この航空機順序表示部の動作につい
て説明する。 (1) 通常は、航空機順序処理装置403(図1参照)か
らの信号を受信データ処理部606で受信する。 (2) 受信したデータを表示データ生成部607に転送
し、表示できるデータを生成する。
【0038】(3) 寄生したデータを表示処理部602に
転送する。 (4) 航空機順序表示部102−2に表示する。 (5) マウス106にて選択する場合には、マウス106
からの入力をマウス入力部601で受信する。 (6) マウス入力部601にてデータを変換し、表示処理
部602にマウスデータを転送する。
【0039】(7) 航空機順序表示部102−2にて表示
するのと同時に、マウス106にて選択された範囲を表
示記憶部603に転送する。 (8) 選択判定部604にデータを転送し、選択された範
囲が有効であるか否かの判断を行う。 (9) 有効であれば、送信データ処理部605へデータを
転送する。無効であれば、無効であることを表示処理部
602に知らせ、無効表示を行う。
【0040】(10)送信データ処理部605に転送された
データを航空機順序処理装置403(図1参照)へ送信
する。そして、航空機順序表示部102−2には、後述
するように、航空機順序処理装置403から取り込まれ
た情報に基づいて、距離間隔を時間に換算したツリー構
造に表示する。以下、このシステムの動作を上記機能ブ
ロック図を用いて説明する。
【0041】図7は本発明の実施例を示す他席(または
管制部)から自席へのハンドオフを行う場合の動作を説
明する機能ブロック図である。 (A)まず、他席(または管制部)から自席へのハンド
オフの場合について、図7を参照しながら説明する。な
お、図7において、図4における機能ブロック中、この
動作に関係しない部分は省略している。
【0042】(1) まず、受信処理部513を介して他席
よりハンドオフ情報を受信する。 (2) 受信したハンドオフ情報をハンドオフ受け記憶部5
12、ハンドオフ制御部514へ通知する。また、位置
データを表示データ生成部506に送信する。 (3),(4),(5) ハンドオフ制御部514では、航空機位置
表示部102−1にハンドオフ依頼を受信したことを表
示するために、表示データ生成部506、表示処理部5
02を経て航空機位置表示部102−1に、ハンドオフ
入力状態を表示する。
【0043】(6) 表示を見た操作者がハンドオフを受け
付けるため、トラックボール103からトラックボール
処理部501へターゲット選択入力する。 (7) トラックボール処理部501から選択されたことを
選択ターゲット判定部503へ通知する。 (8) 選択ターゲット判定部503では表示状況記憶部5
04からトラックボール103のカーソル位置と航空機
ターゲット位置を入力し、選択されたターゲットを特定
する。その後、自席コントロール機記憶部508とハン
ドオフ受け記憶部512の内容を確認し、選択されたタ
ーゲットがハンドオフ入力状態にあるターゲットと判定
する。
【0044】(9),(10),(11) 選択ターゲット判定部50
3から表示データ生成部506−表示処理部502を介
して、航空機位置表示部102−1にターゲット選択状
態を表示する。また、選択ターゲット判定部503から
選択格納部507へデータを転送する。更に、選択ター
ゲット判定部503からダイヤル処理部509及び送信
部516へデータを転送する。
【0045】(12)表示を見た操作者がハンドオフボタン
104を操作して、ハンドオフ実行を入力する。 (13),(14),(15)ハンドオフ実行を表示する。つまり、選
択格納部507から自席コントロール機記憶部508、
表示データ生成部506、送信部516及びハンドオフ
受け記憶部512へそれぞれ送信し、更に、表示データ
生成部506から表示処理部502を介して航空機位置
表示部102−1に表示する。
【0046】また、当該機がハンドオフされ、自席のコ
ントロール対象となると、ハンドオフ受け記憶部512
のデータを消去し、自席コントロール機記憶部508に
データを書き込む。図8は本発明の実施例を示す自席か
ら他席へのハンドオフの場合の動作を説明する機能ブロ
ック図である。
【0047】以下、自席から他席へのハンドオフの場合
について、図8を参照しながら説明する。なお、図8に
おいて、図4における機能ブロック中、この動作に関係
しない部分は省略している。 (1) トラックボール103から他席にハンドオフしたい
ターゲットを選択入力し、トラックボール処理部501
に送信する。
【0048】(2) ターゲットが選択されたことをトラッ
クボール処理部501から選択ターゲット判定部503
へ通知する。 (3) 選択ターゲット判定部503では表示状況記憶部5
04からトラックボール103のカーソル位置と航空機
ターゲット位置を入力し、選択されたターゲットを特定
する。その後、自席コントロール機記憶部508の内容
を確認し、選択されたターゲットが自席のコントロール
下にあるターゲットと判定する。
【0049】(4) 選択ターゲット判定部503から選択
ターゲット表示制御部505へ選択されたターゲットの
データを転送する。また、選択ターゲット判定部503
からダイヤル処理部509及び送信部516へターゲッ
トのデータを送信する。 (5) 制御指示内容記憶部511を確認し、過去に制御指
示がある場合はそのデータを、無い場合は表示状況記憶
部504に記憶されているデータを選択ターゲット表示
制御部505へ転送する。
【0050】(6),(7),(8) 転送されてきたデータを航空
機位置表示部102−1に表示する。つまり、表示デー
タ生成部506、表示処理部502を介して航空機位置
表示部102−1に表示する。また、その内容を選択タ
ーゲット指示格納部510へ転送する。 (9) 表示を見た操作者がハンドオフボタン104を操作
してハンドオフ実行を入力する。
【0051】(10),(11),(12)ハンドオフ送信中表示を行
う。つまり、選択ターゲット指示格納部510から表示
データ生成部506、表示処理部502を介して航空機
位置表示部102−1に表示する。また、送信中に他の
ターゲットもハンドオフを行えるように、ハンドオフ送
信待ち記憶部515にデータを記憶し、ハンドオフ先の
席へハンドオフ情報を送信部516を介して送信する。
【0052】(13),(14) ハンドオフ先の席よりハンドオ
フ了承を受信する。つまり、受信処理部513から受信
し、ハンドオフ制御部514へ送信する。 (15)ハンドオフ送信待ち記憶部515を確認し、受信し
た内容がどのターゲットのハンドオフの応答かを確認す
る。 (16),(17),(18)ハンドオフ終了を表示する。つまり、ハ
ンドオフ制御部514から表示データ生成部506、表
示処理部502を介して航空機位置表示部102−1に
ハンドオフ終了を表示する。また、ハンドオフ送信待ち
記憶部515、自席コントロール機記憶部508の内容
を消去する。
【0053】図9は本発明の実施例を示すヘディング、
高度、速度の変更を行う場合の動作を説明する機能ブロ
ック図である。以下、ヘディング、高度、速度の変更を
行う場合について、図9を参照しながら説明する。な
お、図9において、図4における機能ブロック中、この
動作に関係しない部分は省略している。
【0054】(1) トラックボール103にて、変更した
い航空機のターゲットを選択し入力し、トラックボール
処理部501へ送信する。 (2) ターゲットが選択されたことをトラックボール処理
部501から表示処理部502及び選択ターゲット判定
部503へ送信する。 (3) 選択ターゲット判定部503では表示状況記憶部5
04からトラックボール103のカーソル位置と航空機
ターゲット位置を入力し、選択されたターゲットを特定
する。その後、自席コントロール機記憶部508の内容
を確認し、選択されたターゲットが自席のコントロール
下にあるターゲットと判定する。
【0055】(4) 選択ターゲット判定部503から選択
ターゲット表示制御部505へ選択されたターゲットの
データを転送する。また、選択ターゲット判定部503
からダイヤル処理部509及び送信部516へターゲッ
トのデータを転送する。 (5) 制御指示内容記憶部511を確認し、過去に制御指
示がある場合はそのデータを、無い場合は表示状況記憶
部504に記憶されているデータを選択ターゲット表示
制御部505へ転送する。
【0056】(6),(7),(8) 転送されてきたデータを航空
機位置表示部102−1に表示する。つまり、選択ター
ゲット表示制御部505から表示データ生成部506、
表示処理部502を介して航空機位置表示部102−1
に表示する。また、その内容を選択ターゲット指示格納
部510へ転送する。 (9) 変更したいデータを操作者がダイヤル処理部509
から選択ターゲット指示格納部510へ入力する。(ダ
イヤル処理部509でアナログ的なダイヤル情報をサン
プリングしたデータが定期的に入力される)。
【0057】(10),(11),(12)変更したデータをリアルタ
イムに航空機位置表示部102−1に表示する。つま
り、選択ターゲット指示格納部510から表示データ生
成部506、表示処理部502を介して航空機位置表示
部102−1に表示する。 (13)航空機位置表示部102−1を見た操作者がデータ
の変更をダイヤル処理部509から確定入力する。
【0058】(14),(15),(16)送信部516にデータを送
り、パイロットに通知する。また、パイロットに通知中
であることを表示する。その表示は、選択ターゲット指
示格納部510から表示データ生成部506、表示処理
部502を介して航空機位置表示部102−1に表示す
る。 (17)パイロットから変更指示了承の通知を受信処理部5
13を介して、選択ターゲット指示格納部510に受信
する。
【0059】(18),(19),(20)変更指示が発生したことを
記憶する制御指示内容記憶部511にデータを記憶す
る。また、パイロットが指示を了承したことを表示す
る。つまり、選択ターゲット指示格納部510から表示
データ生成部506、表示処理部502を介して航空機
位置表示部102−1に表示する。また、選択ターゲッ
ト指示格納部510から送信部516へ送信する。
【0060】図10は本発明の実施例を示す表示の変更
を伴わない通常時の動作を説明する機能ブロック図であ
る。以下、通常時について、図10を参照しながら説明
する。なお、図10において、図4における機能ブロッ
ク中、この動作に関係しない部分は省略している。 (1) 航空機より位置情報、ヘディング情報、高度情報、
速度情報を受信処理部513を介して受信する。
【0061】(2),(3) 変更情報をリアルタイムに表示す
る。つまり、表示データ生成部506、表示処理部50
2を介して航空機位置表示部102−1に表示する。 (4) 表示内容を表示状況記憶部504に格納する。図1
1は本発明の実施例を示す航空機位置表示部への航空機
位置表示方法の説明図である。
【0062】以下、具体的な航空機位置表示部102−
1への航空機位置表示方法について、図11を用いて説
明する。図11において、点線701は飛行経路、タグ
702は航空機の特定コード(コールサイン)、例え
ば、JAL008、高度120、速度36Hを示してい
る。また、A,B,…は、管制している席を示してい
る。
【0063】このタグ702の表示は、空港における到
着又は離陸に応じて、その表示態様を変化させることが
できる。例えば、トラックボール103でANA144
を選択することにより、図11の枠703内に示すよう
に、表示がANA144:80(高度)、28H(速
度)から、330(ヘディング)、80(高度)、28
H(速度)が表示される。
【0064】この管制指示入力手順について更に詳細に
説明すると、(1) 航空機が選択されていない状況では、
便名、高度、速度が表示されており、(2) ポインティン
グデバイスとしてのトラックボール103により、例え
ば、ANA144が選択されると、便名、ヘディング、
高度、速度が表示され、更に、1分後の位置が表示され
る。(3) 選択されている航空機に対しては、ダイヤル1
05−1〜105−3等により、ヘディング、高度、速
度の入力を可能とする。管制指示の入力後、エンターバ
ー105−4で確認入力することにより、運航票表示部
(リスト表示部:ストリップ形式による表示部)が更新
される。
【0065】なお、ヘディング、高度、速度の入力に要
するダイヤル105−1〜105−3はハードウェアと
して、トラックボール103の横に設置する。また、航
空機位置表示部102−1において、複数の航空機を同
時に選択することにより、例えば、選択された航空機の
時間的間隔を調整するためのアルゴリズムを起動し、各
航空機に対する必要な管制指示のリストを得る。
【0066】このように構成したので、本発明によれ
ば、管制官とパイロットとの音声による通信のみに依存
することなく、これを支援し、ビジュアルな画面上での
航空機の位置に係る情報と航空機の到着順序情報による
確認を実行し得る安全・かつ確実な管制を行うことがで
きる。図12は本発明の実施例を示す航空機到着順序表
示部への航空機順序表示方法の説明図である。
【0067】以下、具体的な航空機順序表示部102−
2への航空機到着順序表示方法について、図12を用い
て説明する。航空機を特定するコード(例えば、JAS
288)が速度を時間に変換した間隔でツリー構造に配
列し、下方から上方に空港に到着する航空機到着順序を
航空機順序表示部102−2へ表示するようにしてい
る。
【0068】すなわち、航空機順序表示部102−2に
おいては、航空機の航空順序及び時間的な相互の間隔が
示される。縦方向に等間隔に航空機を並べることによ
り、合流点における間隔を等しくすることができる。ま
た、管制受け持ち空域外から進入する航空機の進入時刻
や順序を予測することができる。
【0069】この表示情報は、図1に示す航空機順序処
理装置403からの情報に基づいている。更に、航空機
順序表示部102−2においても、領域705の選択を
行うことができる。この例では、管制席Cから管制席A
に高度を下げながら合流し、管制席Fで着陸態勢に入
る。
【0070】また、離陸した航空機は管制席Bで飛び立
っていく航空機の管制が行われることがわかる。離陸し
たJAL002:15(高度)、18H(速度)は、航
空機順序表示では点線として表示され、ついには表示さ
れなくなっていく。このように航空機の運行状態をビジ
ュアルに、しかもダイナミックに的確に表示することが
できる。
【0071】そこで、管制官は、航空機位置表示部10
2−1、航空機順序表示部102−2、運航票表示部2
02を視線を動かすことなく、画面上でビジュアルに、
しかもダイナミックに的確に確認することができ、確実
な管制を行うことができる。このように構成したので、
他席から自席へ、また自席から他席へのハンドセット時
にも、これを画面上で視覚的に確認しながら支援し、安
全、かつ確実な管制の移管を実行することができる。
【0072】なお、上記実施例においては、ターミナル
管制について述べたが、適宜航空路管制について適用す
ることができる。また、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもので
はない。
【0073】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。デー
タリンクの有効な利用とともに、管制官の業務負荷の増
大を抑え、その円滑化を実現する航空機運航管理システ
ムのユーザ・インタフェース装置を提供することができ
る。
【0074】また、より具体的には、 (1)管制官は視線の動きを最小限にすることができ、
安全性の向上を図ることができる。すなわち、 航空機位置表示部上で注視しているターゲットから視
線を逸らすことなく、管制指示値が入力できる。
【0075】アナログ的な入力デバイスでは、入力時
手元を見る必要がない。 (2)業務の円滑化を図ることができる。すなわち、 データリンクがなされた場合、管制指示はデータリン
クを使用し、航空機に送られることとなる。そのための
管制指示入力を航空機位置表示部上で行うことにより、
入力作業が効率的に行える。
【0076】航空機位置表示部のダーゲット選択時、
他席のディスプレイにおいても、その作業状況が表示さ
れ、複数の管制官による連係業務を効率的に行うことが
できる。 また、運航票表示画面(リストディスプレイ)上に業
務記録を残すことにより、障害等の発生時に対する復旧
が容易に行えるようになる。
【0077】更に、他席から自席へ、また自席から他
席へのハンドセット時にも、これを画面上で視覚的に確
認しながら支援し、安全、かつ確実な管制の移管を実行
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される航空機運航管理システムの
概略全体構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す航空機運航管理システム
のユーザ・インタフェース装置の表示装置を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示す航空機運航管理システム
のユーザ・インタフェース装置のコンポジットディスプ
レイの構成図である。
【図4】本発明の実施例を示す航空機運航管理システム
のユーザ・インタフェース装置の航空機位置表示部の機
能ブロック図である。
【図5】本発明の実施例を示す航空機運航管理システム
のユーザ・インタフェース装置の航空機位置表示部のダ
イヤル処理部の機能ブロック図である。
【図6】本発明の実施例を示す航空機運航管理システム
のユーザ・インタフェース装置の航空機順序表示部の機
能ブロック図である。
【図7】本発明の実施例を示す他席(または管制部)か
ら自席へのハンドオフを行う場合の動作を説明する機能
ブロック図である。
【図8】本発明の実施例を示す自席から他席へのハンド
オフの場合の動作を説明する機能ブロック図である。
【図9】本発明の実施例を示すヘディング、高度、速度
の変更を行う場合の動作を説明する機能ブロック図であ
る。
【図10】本発明の実施例を示す表示の変更を伴わな
い、通常時の動作を説明する機能ブロック図である。
【図11】本発明の実施例を示す航空機位置表示部への
航空機位置表示方法の説明図である。
【図12】本発明の実施例を示す航空機到着順序表示部
への航空機順序表示方法の説明図である。
【図13】従来のターミナル管制用管制卓の概略構成図
である。
【図14】管制空域の説明図である。
【図15】計器飛行方式(IFR)による航空機の航行
例を示す図である。
【図16】計器飛行方式(IFR)における運航票(F
PS)の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 管制卓 101 第1の席 102 コンポジットディスプレイ 102−1 航空機位置表示部 102−2 航空機順序表示部 103 トラックボール 104 ハンドオフボタン 105 ダイヤル入力部 105−1 ヘディングダイヤル 105−2 高度ダイヤル 105−3 速度ダイヤル 105−4 エンターバー(確定入力部) 106,204 マウス 201 第2の席 202 運航票表示部(リストディスプレイ) 203 キーボード 301 LAN 401 インタフェース(I/F) 402 FDP(航空機運航管理装置) 403 航空機順序処理装置 404 ACC(航空交通管制部) 405 タワー(管制塔管制部) 406 データリンク 407 レーダ 410 航空機 501 トラックボール処理部 502,602 表示処理部 503 選択ターゲット判定部 504 表示状況記憶部 505 選択ターゲット表示制御部 506 表示データ生成部 507 選択格納部 508 自席コントロール機記憶部 509 ダイヤル処理部 510 選択ターゲット指示格納部 511 制御指示内容記憶部 512 ハンドオフ受け記憶部 513 受信処理部 514 ハンドオフ制御部 515 ハンドオフ送信待ち記憶部 516 送信部 521 データサンプリング部 522 A/D変換部 523 初期値格納部 524 現在値格納部 525 数値検出部 526 データ送信部 601 マウス入力部 602 表示処理部 603 表示記憶部 604 選択判定部 605 送信データ処理部 606 受信データ処理部 607 表示データ生成部 701 飛行経路(点線) 702 タグ 703 枠 705 領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中上 恵一郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 中村 武文 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 佐川 隆司 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 保 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 塩見 格一 東京都三鷹市新川6−38−1 運輸省電子 航法研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ等を使用したターミナル管制にお
    ける航空機運航管理システムのユーザ・インタフェース
    装置であって、 データリンクによる管制機関と航空機との通信を行い、
    航空機のヘディング情報、高度情報及び速度情報に対す
    る管制指示を画面上にアナログ的に入力する入力手段を
    具備する航空機運航管理システムのユーザ・インタフェ
    ース装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の航空機運航管理システム
    のユーザ・インタフェース装置において、前記画面は航
    空機位置表示部と運航票表示部からなり、前記航空機位
    置表示部と運航票表示部とを関連づけて管制を行うこと
    を特徴とする航空機運航管理システムのユーザ・インタ
    フェース装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の航空機運航管理システム
    のユーザ・インタフェース装置において、前記入力手段
    は前記航空機位置表示部に対応するダイアル式入力部を
    有し、前記航空機位置表示部から視線を離すことなく、
    管制指示情報を迅速・確実に入力表示することを特徴と
    する航空機運航管理システムのユーザ・インタフェース
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の航空機運航管理システム
    のユーザ・インタフェース装置において、管制指示情報
    の入力方法は、前記航空機位置表示部に表示された値が
    増減する方式により前記航空機位置表示部に直接入力す
    ることを特徴とする航空機運航管理システムのユーザ・
    インタフェース装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の航空機運航管理システム
    のユーザ・インタフェース装置において、前記航空機位
    置表示部は、レーダ等により検出された情報を表示可能
    であり、運航の変更が必要な場合は、前記航空機位置表
    示部の変更を行い、これに応じてパイロットに送信を行
    うことを特徴とする航空機運航管理システムのユーザ・
    インタフェース装置。
JP8152708A 1996-06-13 1996-06-13 航空機運航管理システムのユーザ・インタフェース装置 Pending JPH102958A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7911638B2 (en) 2002-12-27 2011-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and image processing program
JP2012122913A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Nec Corp 航空管制装置、航空管制システムおよび航空管制方法
JP2015049226A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 日本電気株式会社 レーダ情報処理装置およびレーダ情報処理方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980728