JP4192252B2 - 航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、航空管制用管制卓におけるヒューマンマシンインターフェースに関するものである。特にエンルート管制における航空機の順序付け等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
航空機等の安全、秩序、円滑等を維持することを目的として、地上からレーダ等で監視しながら飛行中の航空機に対して適切な指示、助言を行ったり、出発、到着の航空機に対して種々の指示、助言を行う航空交通管制(以下、管制という)が行われている。
【0003】
ここで、管制にはターミナル管制と呼ばれる管制がある。ターミナル管制とは、空港等のターミナルに航空機を安全に到着させるための管制である。その際、いくつかの方向からターミナル管制空域へ進入してくる航空機に対し、安全な間隔で最終進入させるように航空機の着陸順序を決め、間隔設定を行う。このターミナル管制に関する技術を説明したものとして特開平10−124800号に開示されているような管制卓がある。この管制卓は、従来、ターミナル管制官が行っていたターミナルへの進入順序、間隔等の決定を自動的に行うものである。
【0004】
一方、管制には、エンルート管制と呼ばれるものもある。エンルート管制とは、管制空域内を飛行中の航空機に行われる管制のことである。このエンルート管制では、特に航空路が交錯する点(合流点)を通過する航空機に対し、安全な間隔で合流点を通過できるように航空機の通過順序を決め、間隔設定を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、ターミナル管制とエンルート管制とでは、ある点における航空機の通過順序決定、間隔設定を行うという点では同じである。したがって、ターミナル管制用の管制卓をそのままエンルート管制に用いることができれば便利である。
【0006】
しかし、ターミナル管制は、着陸するための進入ルート上のある1地点(これを時刻予測基準点という)においてのみ通過時刻を予測し、各航空機の順序付け及び間隔を判断するだけでよいのに対し、エンルート管制では、ある航空機が他の航空機と合流する地点での安全間隔を維持させるだけではなく、その航空機の進行方向における、その次の航空機と合流する地点での安全間隔を維持することまで同時に考えることが要求される。そのため、時刻予測基準点は2地点以上設ける必要があり、ターミナル管制用の管制卓をそのままエンルート管制に用いることはできない。
【0007】
そこで、エンルート管制においても順序、間隔等の決定を自動的に行うことができる管制卓によるヒューマン・インタフェースの実現が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェースは、航空交通を管制する空域である航空交通管制域をエンルート管制する航空交通管制において、航空交通管制域内の航空路及び複数の航空路が交錯する地点である合流点を、航空機の通過方向に基づいた時間軸表示をし、また、合流点の中から洗濯された2つの合流点のうち、2番目に選択された方を第2基準点とし、第2基準点を通過する航空機の通過時刻を予測算出し、さらに、航空交通管制域内の全ての航空路及び合流点を時間軸で表示するモード又は第2基準点より上位に位置する部分の航空路及び合流点を時間軸で表示するモードを入力される指示に基づいて切り換えるものである。
【0009】
本発明に係る航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェースは、第1基準点を通過する航空機をオブジェクトとして、時間軸で示された航空路に表示し、その表示位置は、予測算出した航空機の通過時刻に基づいて定められるものである。
【0010】
本発明に係る航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェースは、第1基準点を通過する航空機のオブジェクトを移動させ、指示可能な値を表示しているタグと重ねると、指示可能な値に基づいて航空機が第2基準点を通過する時刻を予測算出し、その航空機のオブジェクトを、予測算出した航空機の通過時刻に基づいた表示位置で時間軸で示された航空路に表示するものである。
【0011】
本発明に係る航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェースは、航空路名は各航空路名にチェックボックスを設けた航空路リストとして別表示され、チェックボックスにチェック指示が入力されると、対応する時間軸表示された航空路を、他の航空路と区別して表示するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1は本発明の第1の実施の形態に係る管制卓のハードウェア構成を表す図である。図において、1は例えばコンピュータに代表されるような管制制御手段である処理装置である。2は、例えば管制卓用に指示を入力するための管制指示装置である。3は、例えばマウスに代表される、位置を示す指示等を入力するためのポインティング入力装置である。4は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PVD(Plane View Display)等に代表されるような表示装置である。また、ここには図示していないが、処理装置1が処理を行うために少なくとも必要なHDD等の記憶手段を管制卓は有しているものとする。
【0013】
図2は、図1の管制卓を中心とするシステムをさらに機能に分けて表した図である。表示処理部1Aは、各装置又は各部から入力されるデータに基づいて処理を行い、その処理結果を画像信号として表示装置4に送信し、表示させる。順序処理部1Bは、他のシステムから送信される航空路情報を表示処理部1Aに送信する。ポインティングデバイス処理部1Cは、ポインティング入力装置3により位置を示す指示が入力されると、その位置を検出し、位置データとして送信する。またポインティング入力装置3から入力されるその他の指示データも送信する。カーソル処理部1Dは、ポインティングデバイス処理部1Cが検出した位置データ等を表示処理部1A及び選択状態判定部1Eに送信する。選択状態判定部1Eは、ある航空機に対して変更指示及び変更するパラメータ(高度値、速度値、針路値)の選択が行われているかどうかを判断し、行われているものと判断している間は選択状態信号を送信する。表示形式格納部1Fは、後述する順序表示部4Aにおける表示形式を格納する。
【0014】
図3は表示装置4に表示される画面を表す図である。順序表示部4Aは、航空路及び合流点(以下、ここでは合流FIXという)が、飛行機が通過する時間に基づいて並べられ、ツリー形式のように表示される部分である。また、その合流FIXを通過する飛行機のオブジェクトが、通過時間に基づいた位置に表示される。レーダ表示部4Bは、後述するレーダ装置5から送信される位置データ、速度データ及び針路データに基づいて各航空機の現在位置が表示される部分である。高度表示部4Cは、順序表示部4Aに表示されている航空路がどの高度のものであるかを表すための高度値が表示される部分である。この表示位置に基づいて高度値の入力が行われると、順序表示部4Aでは入力された高度値に応じた航空路で表示が行われる。航空路表示部4Dは、順序表示部4Aに表示されている航空路の名称を表す航空路リストが表示される部分である。各航空路名の横にはチェックボックスが設けられている。この表示位置に基づいてチェックの指示を入力することにより、航空路使用不可を表す表示切換が行われる。
【0015】
5はレーダ装置である。レーダ装置5は、レーダによる測定により、航空機等の複数の飛行物体等の速度データ、位置データ及び針路データをを算出する。6はセクタ情報データベースである。セクタ情報データベース6は自管制空域(セクタ)の航空路のデータ、合流点、目標点等のFIXの位置を示すデータ等を有している。7は航空情報データベースである。航空情報データベース7は、少なくとも自管制空域を飛行する航空機の名称、航空路等のデータを有している。8はFDP(飛行計画情報処理システム:Flight Data Processing System)である。FDP8は、他の管制機関が有している飛行計画情報を自動的に受信し、処理を行うシステムである。
【0016】
本実施の形態のシステムでは、航空路及び合流点を時間軸に基づいて表示し、さらに2つの基準点を定めて、それぞれを通過する航空機の、通過までの残り時間に基づいた順序及び間隔でその航空機を表すオブジェクトを表示する。そのため、状況把握が容易になり、管制官の負担の軽減を図れる。ここで、実際には、処理装置1はコンピュータで構成されるので、表示処理部1A、順序処理部1B、ポインティングデバイス処理部1C、カーソル処理部1D、選択状態判定部1E及び表示形式格納部1Fは、それぞれ独立しているものではない。これらの機能は、あらかじめ定められたプログラムをCPUのような装置が実行することで実現される。したがって、これらの間で送受信されるデータ等は、実際には処理装置1内で内部的に処理されるものである。
【0017】
次に管制卓を中心とするシステムの処理を表示処理、操作処理及び設定処理に分けて説明する。まず、ある管制空域(セクタ)を飛行する飛行機のエンルート管制における表示処理について説明する。管制指示入力装置2又はポインティング入力装置3から表示方向及び高度値の指示が入力されると、表示処理部1Aは、セクタ情報データベース6から、セクタ内の航空路及び合流FIXのデータを読み込み、その位置関係に基づいて表示処理を行う。ここで、表示方向の指示が入力されるのは、順序表示部4Aでは画面の上方向から下方向に向けて時間軸をとり、航空機が通過する順序にあわせて航空路及び合流FIXが上下関係をもって並べられるからである。そのため、時間軸に沿った方向を決定する必要がある。したがって、航空機が通過する方向によっては、同じ航空路、同じ合流FIXでも表示が異なる。ここでは、例えば東方向から西方向への飛行方向に対する表示と西方向から東方向へび飛行方向に対する表示とに区別する。そして、順序表示部4A及びレーダ表示部4Bに表示させる。レーダ表示部4Bは、2次元表示により、そのままの位置関係で表示される。表示の際、表示処理部1Aは、合流FIXの名称のデータに基づいて、順序表示部4Aとレーダ表示部4Bとにおいて同じ合流FIXと判断したものについては、同色で表示させる。また、順序表示部4Aには、目盛り時間間隔を例えば1分とした目盛りを表示させる。
【0018】
表示処理部1Aは、レーダ装置5から送信される速度データ、位置データ及び針路データに基づいて表示処理を行い、レーダ表示部4Bには、航空機の現在位置を表示させる。
【0019】
一方、表示処理部1Aは、航空情報データベース7に基づいて、表示されている航空路を飛行予定としている航空機を判断し、そのオブジェクトを順序表示部4Aに表示させる。そのオブジェクト表示の際に、表示処理部1Aは、レーダ装置5から送信された航空機の位置データ、FDP8から送信された飛行機の目標点のデータ及びセクタ情報データベース6に記憶された飛行予定航空路による途中飛行経路に基づいて現在位置を始点とし、始点に最も近い目標点を終点とする経路の経路長を算出する。そして、その経路長及びレーダ装置から送信された速度データに基づいて、その航空機が目標点を通過するまでの残り時間を算出する。そして、残り時間、目標点、設定された時間間隔に基づいて、経路の航空路上に、飛行機名と共に各飛行機のオブジェクトを表示させる。
【0020】
次に、管制官はポインティング入力装置3を操作し、順序表示部4Aとレーダ表示部4Bに表示された合流FIXの中から第1基準点を選択するための指示を行う。ポインティングデバイス処理部1Cは、その指示に基づく位置を検出し、その位置データを表示処理部1Aに送信する。表示処理部1Aは、位置検出部1Fが検出した位置データに基づいて、選択された第1基準点の合流FIXを判断する。そして、第1基準点として定められた色で、あらためてその点を順序表示部4A及びレーダ表示部4Bにそれぞれ表示させる。この第1基準点とは、航空路上にある合流FIXのうち、管制官が最も着目しようとする点をいうものとする。
【0021】
表示処理部1Aは、第1基準点を判断すると、セクタ情報データベース6に記憶された航空路及び合流FIXのデータに基づいて、第1基準点を通過する航空路を判断する。そして、航空情報データベース7に基づいて、その航空路を飛行予定としている航空機を判断し、そのオブジェクトを表示する。そのオブジェクト表示の際に、表示処理部1Aは、レーダ装置5から送信された航空機の位置データ及びセクタ情報データベース6に記憶された飛行予定航空路による第1基準点までの途中飛行経路に基づいて現在位置を始点とし、第1基準点を終点とする経路の経路長を算出する。そして、その経路長及びレーダ装置から送信された速度データに基づいて、その航空機が目標点を通過するまでの残り時間を算出する。そして、残り時間、第1基準点、設定された時間間隔に基づいた、経路の航空路上の位置に、飛行機名と共に各飛行機のオブジェクトを表示させる。ここで、そのオブジェクトの色は第1基準点の表示と同色で表示させる。
【0022】
同様にして、管制官はポインティング入力装置3を操作し、順序表示部4Aとレーダ表示部4Bに表示された合流FIXの中から第2基準点を選択するための指示を行う。この第2基準点とは、第1基準点を通過するある航空機の航空路上にある次の合流FIXを表す点である。表示処理部1Aは、選択された第2基準点の合流FIXを判断し、さらに第2基準点を通過する航空機を判断し、順序表示部4Aにオブジェクトを表示させる。その際、順序表示部4Aとレーダ表示部4Bとにおいて第2基準点として選択された合流FIX及び第2基準点を通過する航空機のオブジェクトは、第2基準点として定められた色で、あらためて表示させる。
【0023】
ここで、全表示モードと第2基準点より上位に位置する(時間的に第2基準点より前に通過される)合流FIXの部分について表示する部分表示モードとを定めておく。そして、管制官は、順序表示部4Aについて、セクタ内の全ての航空路及び合流FIXについて表示を行うか、第2基準点よりも上位に位置する合流FIXの部分について表示を行うかを選択できるものとする。そして、第2基準点を管制官が選択した時点で、部分表示モードが設定されていれば自動的に部分表示がなされる。設定の指示は、管制指示装置又はポインティング入力装置3から入力される。その指示に基づいて、表示処理部1Aは、表示形式格納部1Fに記憶された形式データに基づいた表示処理を行い、順序表示部4Aに表示させる。
【0024】
図4は操作処理に基づく画面を表す図である。次に速度等の指示の操作処理を図4に基づいて説明する。ここで、順序表示部4Aで、通常、図4(a)のような表示がなされている。管制官は、ある航空機に対し変更指示を行おうとする際、ポインティング入力装置3を操作し、表示されている航空機オブジェクトを別の場所に移動させる(以下、これをドラッグするという)。ポインティングデバイス処理部1Cは、その指示に基づく位置を検出し、その位置データをカーソル制御部1Dを介して表示処理部1Aに送信する。また、ドラッグにより選択状態判定部1Eが表示処理部1Aに選択状態信号を送信する。表示処理部1Aは、選択状態信号を送信されている間、送信された位置データに基づいてその動きに追従させるように表示させる(ただ、元の位置にあった航空機オブジェクトはそのままにしておく)。また、表示処理部1Aは、レーダ装置5から送信された航空機の位置データ、FDP8から送信された飛行機の目標点のデータ及びセクタ情報データベース6に記憶された飛行予定航空路による途中飛行経路に基づいて現在位置を始点とし、始点に最も近い目標点を終点とする経路の経路長を算出する。そして、それらに基づいて指示可能な速度、高度及び針路を全て算出し、速度指示用のタグ、高度指示用のタグ及び針路指示用のタグに分けて、順序表示部4Aに表示される航空路のそばに表示させる(図4(b))。
【0025】
管制官は、さらにポインティング入力装置3を操作し、表示されたタグ上に航空機のオブジェクトを移動させる。表示処理部1Aは、送信された位置データに基づいて、表示させたあるタグと重なったものと判断すると、さらに、そのタグが速度指示用のタグ、高度指示用のタグ又は針路指示用のタグのどれかを判断する。そして、そのタグに表示された値に基づいた場合に、その航空機が第1基準点及び第2基準点を通過するまでの残り時間を前述と同様にしてそれぞれ算出する。算出した第2基準点の残り時間に関しては、残り時間、第1基準点、設定された時間間隔に基づいた、経路の航空路上の位置に、飛行機名と共に順序表示部4Aにオブジェクト表示させる(図4(c))。ここで、図4(c)において111、112は、それぞれ従来から表示されていた第1基準点(ここではCAVIA)及び第2基準点(ここではSPENS)を通過するまでの残り時間を表示している航空機オブジェクトである。また113は変更指示を行うためにドラッグした航空機オブジェクトである。114は、指示に基づいた場合に第2基準点を通過するまでの残り時間に基づいて表示された航空機オブジェクトである。したがって、この時点では4つの航空機オブジェクトが表示されていることになる。
【0026】
ここで、針路について変更を指示した場合には途中飛行経路が変わる。そこで、この場合は、FDP8から送信された飛行機の目標点のデータに基づいて、次の目標点までの最短経路を飛行するものと仮定したときの経路長に基づいて残り時間を算出する。それらに基づいたオブジェクトを表示させる。
【0027】
管制官が例えばドロップ等により、ポインティング入力装置3の操作を終了すると、選択状態判定部1Eが表示処理部1Aに選択状態信号の送信を止める。表示処理部1Aは選択状態信号が送信されなくなると、算出した第1基準点の残り時間を、残り時間、第1基準点、設定された時間間隔に基づいた、経路の航空路上の位置に、飛行機名と共に順序表示部4Aにオブジェクト表示させ、それまで表示していた航空機オブジェクト111及び112を順序表示部4Aから消去する(図4(d))。この際、新しく表示されたオブジェクトが他の航空機のオブジェクトと重なってしまう場合があるが、その場合は、時間に基づいている縦の位置関係は変えないで横に並べて表示させることにより調整する。
【0028】
変更指示した後、表示処理部1Aは、レーダ装置5が算出した位置データ、速度データ及び針路データと管制官から指示された値とを比較する。そして、高度、速度、及び針路が指示された値に達していないと判断すると、その旨を表す色で航空機オブジェクトを表示させる。
【0029】
図5は高度表示を表す説明図である。図ではSPENSの合流FIXに対して記述している。次に設定処理について説明する。ある合流FIXに対して、その高度の違いにより、1000フィート又は2000フィート間隔で航空路は複数存在する。そこで、管制官は、ある高度におけるエンルート管制を行う際に、管制指示装置2又はポインティング入力装置3からその高度値を入力指示する。表示処理部1Aは高度値が入力されると、表示形式格納部1Fに記憶された形式データに基づいて、前述したようにその高度の航空路に応じた表示処理を行い、順序表示部4Aに表示させる。
【0030】
また、指示の設定処理のところで説明したように、管制官は航空機に対して高度変更を指示できる。このとき、管制官により、表示している高度と異なる高度がある航空機に対して指示されると、表示形式格納部1Fに記憶された形式データに基づいて、前述したようにその高度の航空路に応じた表示処理を行い、新たね順序表示部4Aを画面上のいずれかの場所に表示させる。
【0031】
図6は航空路に関する設定処理を表す図である。ここで、他の設定処理として、ある航空路が使用できなくなった場合の処理について説明する。管制官は、ある航空機が使用できなくなったものという情報を得た場合、ポインティング入力装置3を操作し、航空路表示部4Dに表示されている航空路名のとなりにあるチェックボックスにおいて、チェック指示を入力する。その際、ポインティングデバイス処理部1Cは、その指示に基づく位置を検出し、その位置データをカーソル制御部1Dを介して表示処理部1Aに送信する。表示処理部1Aは、送信された位置データに基づいて、航空路W28のチェックボックスがチェックされたものと判断すると、例えば、航空路W28を薄く表示させたり、また実線表示を点線表示に表示させたりして、他の航空路と表示を区別する。また、他のシステムから入力された航空路情報データは順序処理部1Bに入力される。順序処理部1Bは、そのデータを表示処理部1Aに送信する。表示処理部1Aは、航空路情報データを処理し、チェック指示を受けたときと同様に、使用できない航空路を他の航空路と区別して順序表示部4Aに表示させる。
【0032】
以上のように第1の実施の形態によれば、順序表示部4Aにおいて、飛行機の通過方向に基づいて時間軸に沿った航空路及び合流FIXの表示を行うようにしたので、航空路等の状況を把握しやすい。しかも、東西における通過方向に基づいて表示を行うようにしたので、より状況把握が容易になる。また、順序表示部4Aとレーダ表示部4Bとの対応する合流FIXを同色で表示するようにしたので、対応関係を把握しやすくすることができる。また、合流FIXのうち、最初に選択したものを第1基準点、次に選択したものを第2基準点とし、第1基準点又は第2基準点を通過する航空機について、それぞれの通過までの残り時間を算出して、その時間に基づいて、順序付けし、間隔をとって航空機オブジェクトを表示するようにしたので、航空機の通過順序及び間隔を素早く把握することができ、管制業務の負担を軽減させることができる。しかも、これを2地点表示することにより、2地点での通過順序及び間隔を把握することができ、航空機の安全を図ることができる。しかも、第1基準点と第1基準点に対応する航空機オブジェクトとを同色表示し、また第2基準点と第2基準点に対応する航空機オブジェクトとを同色表示するようにしたので、より対応関係が把握しやすくなる。また、管制空域内の全体表示かそれとも第2基準点より上位の部分の表示かを選択できるようにしたので、都合のいい画面の大きさで見ることができる。それに、第2基準点より上位の部分の表示が選択されていれば、第2基準点を選択したときに順序表示部4Aが自動的にその画面に変わるので、操作を少なくすることができる。
【0033】
また、ドラッグをするだけで、自動的に変更指示可能な高度値、速度値及び針路値を算出し、タグとして表示するので、特に管制官の技量に左右されない管制を行うことができる。また、その際に、指示を行うタグにオブジェクトを重ねることで、自動的にその指示値に基づいた第1の基準点及び第2の基準点までの残り時間を算出し、対応する位置に表示するようにしたので、変更を行ったときでも航空機の通過順序及び間隔を素早く把握することができ、管制業務の負担を軽減させることができる。また、現在の状況がその指示された値に達していない間は、別の色で表示するようにしたので、その状況が把握しやすい。
【0034】
さらに、高度値に基づいてその高度値に対応した航空路及び合流点の表示を行うようにしたので、高度に応じた表示を行うことができる。しかも、変更指示に基づいて高度値が変更されると、その高度値に基づいて新たな表示を行うようにしたので、その航空機の状況を把握することができ、安全を図ることができる。また、使用できない航空路を薄く表示したりして、他の航空路と区別して表示するようにしたので、使用状況を素早く把握することができる。
【0035】
実施形態2.
上述の実施の形態では、順序表示部4A及びレーダ表示部4Bの双方について合流FIXのみの表示としたが、これを目標点も含めた他のFIXも表示させるようにしてもよい。また、順序表示部4A又はレーダ表示部4Bのどちらか一方について表示させるようにしてもよい。
【0036】
実施形態3.
上述の実施の形態では、東西方向としたが、これを南北方向としてもよい。また、上述の実施の形態では、方向を1つとしたが、これを双方向に対して順序表示するようにしてもよい。
【0037】
実施形態4.
上述の実施の形態で説明している管制卓を中心とするシステムは、エンルート管制に用いることを前提として説明したが、これを他の管制に用いてもよい。
【0038】
実施形態5.
また、上述の実施の形態で説明している管制卓を中心とするシステムは、航空管制用に用いることを前提として説明したが、これを例えば海上交通管制卓や物流管制卓を中心とするシステムに用いてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、航空交通管制のエンルート管制において、航空交通管制域内の航空路及び複数の航空路が交錯する地点である合流点を、航空機の通過方向に基づいた時間軸表示するようにしたので、航空路と合流点との関係を把握しやすくなる。
【0040】
また、本発明によれば、航空機をオブジェクトとして、時間軸で示された航空路に表示し、その表示位置は、予測算出した航空機の通過時刻に基づいて定めるようにしたので、航空機の通過順序及び間隔を素早く把握することができ、管制業務の負担を軽減させることができる。しかも、これを2地点表示することにより、2地点での通過順序及び間隔を把握することができ、航空機の安全を図ることができる。
【0041】
また、本発明によれば、第1基準点を通過する航空機のオブジェクトを移動させ、指示可能な値を表示しているタグと重ねると、指示可能な値に基づいて航空機が第2基準点を通過する時刻を予測算出し、その航空機のオブジェクトを、予測算出した航空機の通過時刻に基づいた表示位置で時間軸で示された航空路に表示するようにしたので、管制指示の変更に基づく航空機の状況を素早く把握することができ、管制業務の負担を軽減させることができる。
【0042】
また、本発明によれば、航空路名は各航空路名にチェックボックスを設けた航空路リストとして別表示され、チェックボックスにチェック指示が入力されると、対応する時間軸表示された航空路を、他の航空路と区別して表示するので、例えば、使用不可能の航空路にチェックさせることにより、状況把握を素早く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る管制卓のハードウェア構成を表す図である。
【図2】図1の管制卓を中心とするシステムをさらに機能に分けて表した図である。
【図3】表示装置4に表示される画面を表す図である。
【図4】操作処理に基づく画面を表す図である。
【図5】高度表示を表す説明図である。
【図6】航空路に関する設定処理を表す図である。
【符号の説明】
1 処理装置
1A 表示処理部
1B 順序処理部
1C ポインティングデバイス処理部
1D カーソル処理部
1E 選択状態判定部
1F 表示形式格納部
2 管制指示入力装置
3 ポインティング入力装置
4 表示装置
4A 順序表示部
4B レーダ表示部
4C 高度表示部
4D 航空路表示部
5 レーダ装置
6 セクタ情報データベース
7 航空機情報データベース
8 FDP
Claims (12)
- 航空交通を管制する空域である航空交通管制域をエンルート管制する航空交通管制において、
前記航空交通管制域内の航空路及び前記複数の航空路が交錯する地点である合流点を、航空機の通過方向に基づいた時間軸表示をし、
また、前記合流点の中から選択された2つの合流点のうち、2番目に選択された方を第2基準点とし、該第2基準点を通過する航空機の通過時刻を予測算出し、
さらに、前記航空交通管制域内の全ての航空路及び合流点を時間軸で表示するモード又は第2基準点より上位に位置する部分の航空路及び合流点を時間軸で表示するモードを入力される指示に基づいて切り換えることを特徴とする航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。 - 前記航空交通管制域内の航空機の位置を表示するためのレーダ表示と前記時間軸表示とにおいて、対応する合流点をそれぞれ同色表示することを特徴とする請求項1記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 入力される指示に基づいて表示を行う高度値が選択されると、選択された高度に基づいた航空路及び合流点で、前記時間軸表示することを特徴とする請求項1又は2記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 前記第2基準点より上位に位置する部分の航空路及び合流点を時間軸で表示するモードになっている場合には、前記第2基準点が選択された時に、前記第2基準点より上位に位置する部分の航空路及び合流点を時間軸で表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 航空交通を管制する空域である航空交通管制域をエンルート管制する航空交通管制において、
前記航空交通管制域内の航空路及び前記複数の航空路が交錯する地点である合流点を、航空機の通過方向に基づいた時間軸表示をし、
また、前記合流点の中から選択された2つの合流点のうち、最初に選択された方を第1基準点とし、該第1基準点を通過する航空機の通過時刻を予測算出し、前記第1基準点を通過する航空機をオブジェクトとして、前記時間軸で示された前記航空路に表示し、その表示位置は、予測算出した前記航空機の通過時刻に基づいて定められ、
さらに、前記航空機に変更を与える旨の指示が入力されると、前記航空機に指示可能な値を算出し、タグとして表示するようにし、前記第1基準点を通過する航空機のオブジェクトを移動させ、指示可能な値を表示しているタグと重ねると、前記指示可能な値に基づいて前記航空機が前記第2基準点を通過する時刻を予測算出し、その航空機のオブジェクトを、予測算出した前記航空機の通過時刻に基づいた表示位置で前記時間軸で示された前記航空路に表示することを特徴とする航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。 - 前記航空交通管制域内の航空機の位置を表示するためのレーダ表示と前記時間軸表示とにおいて、対応する合流点をそれぞれ同色表示することを特徴とする請求項5記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 入力される指示に基づいて表示を行う高度値が選択されると、選択された高度に基づいた航空路及び合流点で、前記時間軸表示することを特徴とする請求項5又は6記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 前記指示可能な値に基づいて前記航空機への管制指示がなされたと判断すると、前記飛行機の現在状況を表す値のデータと前記管制指示の値のデータとを比較し、前記現在状況を表す値と前記管制指示の値とが異なる場合には、前記飛行機のオブジェクトをその旨を表す色で表示することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 航空交通を管制する空域である航空交通管制域をエンルート管制する航空交通管制において、
前記航空交通管制域内の航空路及び前記複数の航空路が交錯する地点である合流点を、航空機の通過方向に基づいた時間軸表示をし、
また、前記合流点の中から選択された2つの合流点のうち、2番目に選択された方を第2基準点とし、該第2基準点を通過する航空機の通過時刻を予測算出し、前記第2基準点を通過する航空機をオブジェクトとして、前記時間軸で示された前記航空路に表示し、その表示位置は、予測算出した前記航空機の通過時刻に基づいて定められ、
さらに、前記航空機に変更を与える旨の指示が入力されると、前記航空機に指示可能な値を算出し、タグとして表示するようにし、前記第1基準点を通過する航空機のオブジェクトを移動させ、指示可能な値を表示しているタグと重ねると、前記指示可能な値に基づいて前記航空機が前記第2基準点を通過する時刻を予測算出し、その航空機のオブジェクトを、予測算出した前記航空機の通過時刻に基づいた表示位置で前記時間軸で示された前記航空路に表示することを特徴とする航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。 - 前記航空交通管制域内の航空機の位置を表示するためのレーダ表示と前記時間軸表示とにおいて、対応する合流点をそれぞれ同色表示することを特徴とする請求項9記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 入力される指示に基づいて表示を行う高度値が選択されると、選択された高度に基づいた航空路及び合流点で、前記時間軸表示することを特徴とする請求項9又は10記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
- 前記指示可能な値に基づいて前記航空機への管制指示がなされたと判断すると、前記飛行機の現在状況を表す値のデータと前記管制指示の値のデータとを比較し、前記現在状況を表す値と前記管制指示の値とが異なる場合には、前記飛行機のオブジェクトをその旨を表す色で表示することを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の航空路管制用航空機順序・間隔付けヒューマン・インタフェース。
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