JPH08273099A - 航空管制情報統合表示装置 - Google Patents

航空管制情報統合表示装置

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JPH08273099A
JPH08273099A JP7077940A JP7794095A JPH08273099A JP H08273099 A JPH08273099 A JP H08273099A JP 7077940 A JP7077940 A JP 7077940A JP 7794095 A JP7794095 A JP 7794095A JP H08273099 A JPH08273099 A JP H08273099A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空管制業務の遂行に必要な複数の情報を統
合表示するとともに情報入力環境の一元化が図れる構成
の航空管制情報統合表示装置を提供する。 【構成】 他の管制情報処理システムや入力装置2等か
ら入力される管制対象航空機に関する情報を表示装置3
上に統合表示するために、空域地図情報(マップ形成に
必要な情報)を格納する地図情報格納手段10と、表示
マップ上を移動する航空機識別画像を表示するための位
置情報表示制御手段11と、航空機の運航予定情報を表
示するための運航予定情報表示制御手段12と、選択さ
れた航空機についての飛行計画情報を表示するための飛
行計画情報表示制御手段13と、航空機に対する管制指
示内容等を表示するための管制指示情報入力・表示制御
手段14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば航空管制官が管
制対象となる航空機の運航状況を把握して管制指示を行
う際に用いる航空管制情報統合表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、航空交通管制業務(以下、ATC
業務)に資する管制情報処理システムとして、ターミナ
ルレーダ情報処理システム(Automated Radar Terminal
System、以下、ARTS),ターミナルレーダアルフ
ァニューメリック表示システム(Terminal Radar Alpha
numeric Display System、以下、TRAD)航空路レー
ダ情報処理システム(Radar Data Processing System、
以下、RDP),飛行計画情報処理システム(Flight D
ata Processing System、以下、FDP),洋上管制デ
ータ表示システム(Ocean Air Traffic Control Data P
rocessing System、以下、ODPS)等がある。
【0003】ARTSは、空港監視レーダ(Airport Su
rveillance Radar、以下、ASR)の情報を処理し、タ
ーミナル管制所の管制卓に設置された表示装置(Plan V
iewDisplay、以下、PVD)に航空機の位置,便名,高
度等の情報を表示するシステムであり、TRADは、レ
ーダ信号を受けてPVD上にターゲットデータを表示す
るシステムである。両者はターミナル管制に使用するシ
ステムという面では共通であるが、主として交通量の相
違からハードウエア,ソフトウエアの構成がやや異な
る。RDPは、航空路監視レーダ(Air Route Surveill
ance Radar、以下、ARSR)および洋上航空路監視レ
ーダ(Ocean Route Surveillance Radar、以下、ORS
R)からの情報を処理し、航空交通管制部(航空路管制
(エンルート管制)所)のPVD上に航空機の位置、便
名、高度等の情報を表示するシステムである。FDP
は、上記航空交通管制部への飛行計画情報を集中的に処
理し、運行票等、管制に必要な情報を航空管制官に提供
するとともに他の管制情報処理システムに必要な情報を
送受信するシステムである。ODPSは、上記FDPか
らの情報に基づき航空機の予想位置を導出し、導出した
結果を当該航空機の推定位置情報としてあたかもレーダ
画像の如くPVD上に表示して洋上管制に資するシステ
ムである。ところで、これらの管制情報処理システムの
操作環境となる管制卓には、上記PVDの他に、関連管
制情報処理システムの入出力端末,有線/無線通信シス
テム,気象情報表示装置等が組み込まれており、さら
に、航空機毎に運航票が個々の管制卓およびその近傍に
複数枚配置されている。そして、エンルート管制におい
ては、航空管制官の管轄空域を複数セクタに分割した各
々のセクタ毎に管制卓を配置しており、洋上管制におい
ては、エンルート管制用のものとは異なる形式のPVD
および管制卓が配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
各管制情報処理システムにあっては、ターミナル管制,
エンルート管制,洋上管制における各管制卓がそれぞれ
独自の構成になっているため、以下に述べるような問題
点があった。すなわち、管制卓は、航空管制官を取り巻
く環境と共に徐々に整備されてきたものであり、その設
計思想や整備された時期の技術水準が必ずしも同一でな
い。そのため、各管制卓の構成要素あるいは他の管制情
報処理システムとの連携が最適化されておらず、特に使
用するPVDの相違により操作環境を共通にすることが
できなかった。それ故に航空管制官は、管制現場や担当
する空域が変わる度に当該現場ないし空域に配された管
制卓の操作方法を修得しなければならず、管轄空域の変
更に柔軟に対応できないという問題点があった。
【0005】また、航空管制官を取り巻く環境の変化と
して、最も初期には、航空機の操縦者からの位置通報の
みに基づいて管制指示等を行っており、相対する客体
(情報を交換する対象)は操縦者だけであったが、後
に、運航票や上記各種管制情報処理システムを使用する
ようになってから、航空管制官は、操縦者,運航票,お
よびPVDの3つの客体を持つことになった。さらに、
近時においては、地域別に行われてきた航空管制の範囲
が飛躍的に拡大し、他の管制空域と接することになった
結果、例えば、監視対象となる航空機の管轄空域が切り
換わる場合等に、隣接空域を担当する他の航空管制官と
の間で連絡・調整を取り交わす頻度が増大してきた。こ
れによって、航空管制官は上記3つの客体に他の航空管
制官という客体を追加した状態で、個々の航空機の正確
な運航状況を常時監視・把握し、適切な管制指示を与え
るための判断をしなければならなかった。
【0006】航空管制官がATC業務を行う上で注意を
要する事項としては、航空機位置の把握,管制間隔の設
定,交通流の秩序維持,管制移管の準備,近未来の交通
予測等があり、これは管制現場において、PVDの監視
業務,無線周波数のモニタ,航空機への無線通信,運航
票への記入業務,関連管制情報処理システム端末への入
力,有線(Land Line)による他の航空管制官との調整
といった作業内容につながる。航空管制官は、これらの
作業を周期的に繰り返しているが、例えば、航空機に対
して管制指示を与えた際に、その指示の内容を運航票に
記入するとともに、同一の内容のデータを関連管制情報
処理システムに対して入力しなければならない、という
ような重複業務を余儀なくされていた従来のシステムで
は、このような管制指示に伴う付随作業が、本来、最も
重要な業務である管制間隔の設定に必要な時間的余裕を
圧迫する、という問題を生じさせていた。このような問
題は、管制対象となる航空機数の飛躍的増加に伴い、運
輸多目的衛星(MTSAT)による衛星データリンク
等、航空機の位置情報の取得手段がますます多様化する
ことが予想される次世代の航空管制において、航空機の
安全運航の確保を最優先させる観点からは、特に重要視
されるべき要素である。
【0007】本発明の課題は、上記従来の問題点に鑑
み、管轄空域,あるいは担当空域に拘わらず、共通の操
作環境を実現するとともに情報入力形態を一元化し得る
構成の航空管制情報統合表示装置を実現することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、図1の概念図に示すように、上記ARS
R,ORSR,ASRの他、今後の性能向上が期待され
る航空機位置情報入手手段、例えば個別選択呼出機能付
き二次監視レーダ(SSRモードS),そのデータリン
ク(モードSデータリンク),VHFデータリンク,衛
星データリンク等により、複数の管制情報処理システム
(上記RDP,ARTS,TRAD,ODPS,FD
P,自動従属監視(ADS),航空交通流管理(ATF
M)等)を経由して得られる航空機関連情報と、自装置
の入力手段より入力される入力情報とに基づいて、少な
くとも管制対象となる航空機の位置情報,運航予定情
報,飛行計画情報,管制指示情報を統合表示する航空管
制情報統合表示装置1を構築する。
【0009】この航空管制情報統合表示装置1は、図2
の機能ブロック構成図に示すように、上記位置情報,運
航予定情報,飛行計画情報,管制指示情報,入力情報を
取得する情報取得手段20と、前記航空機の飛行範囲を
網羅した空域地図情報を格納する地図情報格納手段10
と、前記格納された空域地図情報と前記航空機の位置情
報とに基づき該当空域地図上を移動する航空機識別画像
の表示領域を形成する位置情報表示制御手段11と、前
記該当空域地図上の位置に応じて変化する前記航空機の
運航予定情報の表示領域を形成する運航予定情報表示制
御手段12と、前記航空機の飛行計画情報の表示領域を
形成する飛行計画情報表示制御手段13と、前記入力情
報を含む前記航空機への管制指示情報の表示領域を形成
する管制指示情報入力・表示制御手段14と、を有し、
これら複数の表示領域を表示装置3上に統合表示するよ
うに構成されている。表示装置3は単一あるいは複数で
あっても良い。なお、前記管制指示情報の表示領域は、
自装置における情報入力を促す入力指示領域を兼ね、入
力装置2と共に情報入力手段を構成するものである。
【0010】上記構成の航空管制情報統合表示装置1に
おける、より好ましい構成としては、前記情報取得手段
20が取得した情報を互いに関連付けて格納する航空機
情報格納手段21と、所定の更新指令の受理を契機に航
空機情報格納手段21の格納情報を更新する情報更新手
段22と、を備え、この更新後の格納情報に基づいて少
なくとも前記航空機識別画像,運航予定情報,飛行計画
情報,および管制指示情報の表示を更新するようにす
る。さらに、航空機情報格納手段21の格納情報を選択
する情報選択手段31と、前記選択された情報に関連す
る全ての情報を航空機情報格納手段21から抽出する情
報抽出手段32と、を備え、この抽出された情報を各々
対応する前記表示制御手段11〜14に導くようにす
る。各表示制御手段11〜14により形成される各々の
表示領域の形状およびサイズは、任意に設定可能になる
ように構成しても良い。
【0011】なお、以上の航空管制情報統合表示装置1
は、イベント駆動型の処理により実現することもでき
る。この場合は、少なくとも前記航空機関連情報または
入力情報の取得,情報の選択,各表示領域の形状または
サイズの設定変更を個々のイベントとして把握し、これ
らイベントの発生を契機に当該発生したイベントに対応
する表示制御を該当表示制御手段11〜14に促すイベ
ント処理制御手段を設けると良い。さらに、このような
イベント駆動型の処理に於いては、例えば各種情報の表
示および変更の対象となる航空機という存在物について
その振る舞いを表すメソッドおよび格納する関連情報を
定義した航空機オブジェクト/クラスを割り当て、個々
の航空機の前記該当空域内への進入/各種航空機情報の
変更/前記該当空域内からの離脱を、それぞれ個々の航
空機に対応するオブジェクトの生成/当該オブジェクト
に対するイベント通知(メソッド呼び出し)/オブジェ
クトの削除の形で処理することが、上記一連の機能を少
ないメモリ空間で実現する上で有効である。
【0012】
【作用】本発明の航空管制情報統合表示装置1では、管
制対象となる航空機の位置情報,運航予定情報,飛行計
画情報,管制指示情報の表示領域が表示画面上に統合さ
れ、管制指示情報の表示領域については情報入力を指示
するための領域をも兼ねる。この場合、航空機の位置情
報,運航予定情報,飛行計画情報,管制指示情報は、互
いに関連付けされて表示されるため、一の航空機に関す
る全ての情報を同一視覚範囲で把握することができる。
しかも自装置において入力された情報に基づいて表示情
報の内容が自動更新されると共に、この入力情報ないし
更新情報が関連航空管制情報処理システムや他の航空管
制情報統合表示装置にも送られるので、従来のように関
連管制情報処理システムに対する情報入力と運航票への
情報記入とを重複して行う必要がなくなる。さらに、空
域地図情報を管轄空域について予め準備し、必要に応じ
て任意の一つを選択ないし縮尺変更して使用することに
より、航空機の位置情報入手手段や管制種別,管制空
域,あるいは担当空域に拘わらず、常に統一された形態
での情報表示または入力操作環境が実現される。
【0013】このように、管制卓の構成要素が有機的に
結合して最適化されるため、従来必要とした物理的な運
航票卓を不要とすることもできる。なお、実際の使用に
際しては、一つの担当空域について複数の航空管制情報
統合装置1を配備し、一方の装置を操作する担当航空管
制官が航空機に対する管制指示に専念し、他の装置を操
作する担当航空管制官が当該空域のトラフィックおよび
他の空域のトラフィックを同時に把握しながら他の空域
を担当する航空管制官や関係機関との連絡・調整を行う
ようにすれば、管制対象となる航空機数の増加にも適切
に対応することが可能になる。この場合は、各表示制御
手段11〜14により形成される各々の表示領域の形状
およびサイズを各航空管制官の担当業務に応じて任意に
設定すると良い。
【0014】
【実施例】次に、本発明の好適な一実施例を図面を参照
して詳細に説明する。図1に示したとおり、本発明の航
空管制情報統合表示装置1には、種々の航空機位置情報
の入手手段により複数の管制情報処理システムを経由し
て得られる航空機関連情報と、自装置の情報入力手段か
ら入力される入力情報とが導かれる構成となっている。
航空管制情報統合表示装置1は、これら導かれた情報に
基づいて、少なくとも管制対象となる航空機の位置情
報,運航予定情報,飛行計画情報,管制指示情報を以下
の情報処理手法によって統合表示する。なお、これらの
情報は、同一画面上に統合表示しても良く、あるいは複
数の表示画面上に統合表示しても良い。
【0015】図2に示した航空管制情報表示システム1
の各種機能を、イベント駆動型処理によって具体的に実
現するための概略構成例を図3に示す。図3を参照する
と、本実施例の航空管制情報統合表示装置(便宜上、図
1および図2の場合と同一の符号1を付して説明する)
は、大別して、表示処理部40と、データ格納部41
と、制御部42とから構成される。表示処理部40は、
航空機位置情報表示処理部51、管制対象航空機運航予
定情報表示処理部52、飛行計画情報・関連情報表示処
理部53、および管制指示入力・表示処理部54から構
成される。データ格納部41は、空域マップデータファ
イル格納部55および航空機情報格納部56から構成さ
れる。制御部42は、イベント処理部57および連接デ
ータ通信処理部58から構成される。
【0016】図2に示した機能ブロック構成図との関連
では、主として、航空機位置情報表示処理部51が位置
情報表示制御手段11の機能を実現するものであり、管
制対象航空機運航予定情報表示処理部52が運航予定情
報表示制御手段12の機能を実現するものであり、飛行
計画情報・関連情報表示処理部53が飛行計画情報表示
制御手段13および情報更新手段22の各機能を実現す
るものである。また、管制指示入力・表示処理部54が
管制指示情報入力・表示制御手段14および情報更新手
段22の各機能を実現するものであり、航空機情報格納
部56が航空機情報格納手段21の機能を実現するもの
であり、連接データ通信処理部58が情報取得手段20
の機能を実現するものである。なお、図3では図示を省
略したが、表示装置3上の特定ポイントを指示選択する
後述のポインティングデバイスその他のデータ入力手段
により情報選択手段31および情報抽出手段32の各機
能を実現している。
【0017】図4は、本実施例の航空管制情報統合表示
装置1の表示装置3上に表示される表示レイアウトの一
例を示す図である。本実施例の航空管制情報統合表示装
置1では、図4に示すように、表示装置3における表示
領域を、GUI(Graphical User Interface)を用いた
4つの表示領域A〜Dに分割しており、航空管制官が必
要とする情報をこれら領域に分割して統合表示するとと
もに、管制指示に伴う入力作業の一元化をも可能にす
る。
【0018】図4において、航空機位置情報表示領域A
は、従来のPVDにおける位置情報等の表示領域に相当
する部分であり、本実施例では、空域地図情報(以下、
便宜上マップと称する)と該当するマップ上を移動する
航空機識別画像(例えばタグおよび所要データ)とを表
示する領域として用いる。この航空機位置情報表示領域
Aは、マップスケールの任意切替、表示領域の南北・東
西方向へのスクロール、任意担当空域の表示、空域の形
状(東西または南北に長い等)に対応した表示サイズ・
レイアウトの任意変更が可能なように構成されている。
【0019】管制対象航空機運航予定情報表示領域B
は、航空管制官が担当する航空機の運航予定情報をテキ
スト表示するための領域であり、そのレイアウトは用途
に応じて任意に設定し得るが、本実施例では、これから
入圏してくる個々の航空機に関する運航予定情報をリス
ト表示する領域「Inbound List」、担当空域内の空港か
ら出発する予定の航空機に関する運航予定情報をリスト
表示する領域「DEP List」、および、現在管制下にある
航空機に関する運航予定情報をリスト表示する領域「Co
ntrol List」、の3つの領域を設けている。そして、航
空機位置情報表示領域Aのマップ上で特定の航空機識別
画像を選択すると、該当航空機に対応する運航予定情報
の表示部分がハイライトされて、それを素早く視認する
ことができるようになっている。逆に、特定の運航予定
情報を選択すると、マップ上の該当航空機識別画像が選
択表示されて、目的の航空機の位置・状態を素早く視認
することができるようになっている。これらの運航予定
情報(list)の内容(各航空機の運航予定情報の表示位
置,序列等)は、後述の処理によって、ハンドオフ(管
制移管)時にその移管内容に応じて更新される。ハンド
オフは、例えば同表示領域Bの下部に表示されるハンド
オフボタン(Transter or Accept)等の選択により行う
ようになっている。なお、ここでいう運航予定情報と
は、従来の物理的な運航票に印字される情報から、予定
飛行経路情報等、他の表示領域からも重複して得られる
情報を整理し、当該航空管制官が必要とする内容に最適
化したものである。
【0020】飛行計画情報・関連情報表示領域Cは、従
来のFDP等の情報入出力端末に相当する部分であり、
個々の航空機についての飛行計画情報や詳細予定運航情
報等の関連情報を表示するための表示領域である。そし
て、航空機位置情報表示領域Aのマップ上または管制対
象航空機運航予定情報表示領域Bのリスト上で特定の航
空機に関する情報を選択すると、当該航空機に関する飛
行計画情報等が表示されるようになっている。
【0021】管制指示入力・表示領域Dは、選択されて
いる現在の航空機の状態および管制指示内容(Headin
g,Flight Level,Air Speed等)を表示するための表示
領域であり、また、当該航空機に与えられる管制指示内
容の入力を促す入力指示領域でもある。この入力指示領
域を例えばポインティングデバイスでクリックすること
により、入力装置2からの管制指示内容の入力が受け付
けられる。この管制指示内容は、関連管制情報処理シス
テムにも送られ、運航予定変更処理等に用いられる。ま
た、各種データリンクによる管制指示伝達等が実用化さ
れた場合にも、この領域を使用して入力された管制指示
内容をそのまま航空機に送信処理することにより、管制
指示伝達に伴う特別な操作負担を航空管制官に対して負
わせる必要がなくなる。これにより、管制指示に伴う付
随作業を必要最小限に留めることが可能となる。
【0022】次に、各表示領域A〜Dにおける上記内容
の表示等を可能とするための処理について説明する。航
空機位置情報表示処理部51は、設定されたマップを空
域マップデータファイル格納部55から読み出してこれ
を航空機位置情報表示領域Aに表示するとともに、表示
空域内を飛行中の航空機に関する位置情報を航空機情報
格納部56から読み出してマップ上の対応部位に投影表
示する。なお、この航空機位置情報表示処理部51で
は、航空機位置情報表示領域Aに於いて、マップ上に表
示されている複数の航空機識別画像の中から任意の1つ
が選択指示された場合は、後述のイベント処理部57に
対してその旨を通知するとともに、後述の「選択航空機
識別ID」を更新する。そして、マップ上で当該航空機
の状態を素早く視認し得るように、例えば当該航空機識
別画像の色を非選択機と異なるものに変更する。
【0023】管制対象航空機運航予定情報表示処理部5
2は、管制対象となる航空機の運航予定情報を航空機情
報格納部56から読み出して分類し、これらを管制対象
航空機運航予定情報表示領域Bに設けられた各リスト領
域「Inbound List」,「DEPList」,「Control List」
の各々に時刻順に表示するとともに、特定の運航予定情
報のハイライト制御等を行う。また、ハンドオフ時に移
管内容に応じて運航予定情報の表示位置を更新し、隣接
空域に移管済みの航空機の運航予定情報については当該
リスト上から除去する。
【0024】飛行計画情報・関連情報表示処理部53
は、現在選択されている航空機に関する飛行計画情報や
詳細予定運航情報等の関連情報を航空機情報格納部56
から読み出し、これを飛行計画情報・関連情報表示領域
Cに表示する。また、自装置から入力される各種情報照
会要求を連接データ通信処理部58を介して関連管制情
報処理システムに送信し、その照会結果を飛行計画情報
・関連情報表示領域Cの該当領域に表示する。一方、運
航予定変更情報が入力された場合には、その内容を航空
機情報格納部56に格納されている当該航空機情報に反
映させるとともに、連接データ通信処理部58を介して
関連管制情報処理システムにも通知する。
【0025】管制指示入力・表示処理部54は、現在選
択されている航空機の位置情報および管制指示内容(He
ading,Flight Level,Air Speed等)を航空機情報格納
部56から読み出し、これを管制指示入力・表示領域D
の該当領域に表示する。また、管制指示入力・表示領域
Dを通じて当該航空機に与えられた管制指示内容を航空
機情報格納部56に格納されている航空機情報に反映す
るとともに、連接データ通信部58を介して関連管制情
報処理システムに通知する。
【0026】空域マップデータファイル格納部55は、
航空機位置情報表示処理部51に於いて表示対象となる
空域のマップを格納している。航空機情報格納部56
は、管制対象となる全ての航空機に関する情報(航空機
情報)、例えば個々の航空機を識別するための航空機識
別ID,管制移管状態等を表す航空機ステータス情報,
航空機位置情報(位置,高度,速度,進路),飛行計画
情報,運航予定情報,管制指示情報等を、各航空機別に
纏めて格納している。その他、管制対象外の航空機の情
報についても、マップの表示領域が管轄空域よりも広く
設定された場合には必要となるので格納している。
【0027】イベント処理部57は、前述のイベント処
理実行制御手段の機能を実現するものである。具体的に
は、表示処理部40および連接データ通信処理部58か
らの各種イベントの発生通知を受理し、その内容を航空
機情報格納部56に反映する等の処理を施した上で、必
要に応じて本装置内の各処理部51〜54に対して表示
更新イベント・連接データ送信イベント等の通知を行う
ものである。ここで受理する主なイベントとしては、航
空機情報生成イベント,管制移管イベント,航空機選択
イベント,航空機位置情報更新イベント,航空機運航予
定情報更新イベント,管制指示入力イベント,航空機情
報抹消イベント等がある。イベント処理部57は、これ
らイベントの通知を受理した場合は、各々以下のような
処理を行う。
【0028】航空機情報生成イベントは、関連管制情報
処理システムから、担当空域に対する入圏フライトや空
港からの出発フライトに関する飛行計画情報・運航予定
情報の送付を受けたときに連接データ通信処理部58か
ら通知されるイベントである。この場合は、航空機情報
格納部56に当該航空機の情報領域を確保し、管制対象
航空機運航予定情報表示処理部52に対してリスト表示
更新イベントを通知する。これにより管制対象航空機運
航予定情報表示領域Bの該当領域に当該航空機に関する
運航予定情報がテキスト表示される。その他、航空機位
置情報表示処理部51によりマップの表示領域を管轄空
域よりも広く設定している場合等にも本イベントの通知
が行われる。この場合は、航空機情報格納部56に当該
航空機についての情報領域を確保するが、管轄空域外の
航空機なので、管制対象航空機運航予定情報表示領域B
中には当該航空機の運航予定情報を表示させない。管制
移管イベント(入圏・出発)は、関連管制情報処理シス
テムあるいは隣接空域の航空管制情報統合表示装置から
連接データ通信処理部58を介して通知されるイベント
である。このイベントを受理した場合は、航空機情報格
納部56の当該航空機の航空機ステータス情報を更新
し、航空機位置情報表示領域Aに表示された当該航空機
識別画像の一部を明滅させる等、ハンドオフ状態を表す
表示を行わせる。また、移管完了後、管制対象航空機運
航予定情報表示部52に対してリストの表示更新イベン
トを通知する。管制移管イベント(出圏)は、ハンドオ
フ時に通知されるイベントである。この場合は、航空機
情報格納部56の当該航空機の航空機ステータス情報を
更新し、航空機位置情報表示領域Aに表示されている当
該航空機識別画像の一部を明滅させる等、ハンドオフ状
態を表す表示を行わせる。また、移管(出圏)完了後、
管制対象航空機運航予定情報表示部52に対してリスト
表示更新イベント、すなわち当該航空機の運航予定情報
の削除を通知する。情報参照・更新系イベントには、航
空機選択イベント,管制指示入力イベント,航空機位置
情報更新イベントおよび航空機運航予定情報更新イベン
ト等がある。航空機選択イベントは、任意の航空機を選
択指示するイベントであり、航空機位置情報表示処理部
51または管制対象航空機運航予定情報表示処理部52
から通知され、後述の「選択航空機識別ID」を更新し
た後、両表示処理部51,52に対して、航空機位置情
報表示領域Aの当該航空機の識別画像を選択表示すると
ともに管制対象航空機運航予定情報表示領域Bの当該航
空機の運航予定情報をハイライト表示させる表示更新イ
ベントを通知し、飛行計画情報・関連情報表示処理部5
3および管制指示入力・表示処理部54に対しても当該
航空機の情報を表示させるべく、表示更新イベントを通
知する。なお、「選択航空機識別ID」とは、現在選択
中の航空機を識別するための情報であり、具体的には、
航空機情報格納部56に格納されている航空機情報の位
置を示すポインタ、あるいはオブジェクトID等に類す
るものである。この「選択航空機識別ID」は、本装置
のイベント処理部57および各表示処理部51〜54に
よって共用され、当該情報の参照および更新の対象とな
る。また、管制指示入力イベントは、管制指示入力・表
示処理部54から通知されるイベントであり、このイベ
ントを受理した場合は、航空機情報格納部56の当該航
空機の管制指示情報および運航予定情報を更新するとと
もに、管制指示入力・表示処理部54および管制対象航
空機運航予定情報表示処理部52に対して表示更新イベ
ントを通知する。航空機位置情報更新イベントは、関連
管制情報処理システムから連接データ通信処理部58を
介して通知されるイベントである。この場合は、航空機
情報格納部56の当該航空機の位置情報を更新するとと
もに、航空機位置情報表示処理部51に対して表示更新
イベントを通知する。但し、航空機位置情報表示処理部
51への表示更新イベントの通知タイミングは、位置情
報入手手段およびマップの表示領域の広さに応じて任意
に設定してもよい。航空機運航予定情報更新イベント
は、飛行計画情報・関連情報表示処理部53、または関
連管制情報処理システムから連接データ通信処理部58
を介して通知されるイベントである。この場合は、航空
機情報格納部56の当該航空機の運航予定情報を更新す
るとともに、管制対象航空機運航予定情報表示部52に
対してリストの表示更新イベントを通知する。航空機情
報抹消イベントは、ハンドオフ(出圏)後,航空機の着
陸後,あるいは、マップが表示されている領域から一定
距離離れた後に、当該航空機の情報領域を解放するイベ
ントである。
【0029】連接データ通信処理部58は、関連管制情
報処理システムおよび他の航空管制情報統合表示装置と
の連接に必要な情報の授受を行うものである。具体的に
は、入圏/出発予定の航空機情報(飛行計画情報等),
管轄空域内/マップ表示領域内の航空機位置情報,ハン
ドオフ情報(入出圏),管制指示/運航予定変更情報,
各種情報照会要求/結果等の情報が授受される。
【0030】次に、本実施例の航空管制情報統合表示装
置1の動作の一例を、前述の「選択航空機識別ID」を
用い、特定の航空機を選択して表示させる場合を例に挙
げて説明する。図5は、この場合の手順説明図であり、
Sは処理ステップを表す。
【0031】図5を参照すると、複数の航空機情報から
特定のものを選択して表示する機能は、以下に述べる三
段階のイベント処理によって実現される。 [第一段階]まず、航空機位置情報表示処理部51また
は管制対象航空機運航予定情報処理部52において航空
機選択イベントが発生すると(S1)、「選択航空機識
別ID」が選択イベントの発生した処理部によって更新
される(S2)。 [第二段階]その後、選択イベントの発生を通知された
イベント処理部57によって選択航空機更新イベントの
発生を表示処理部40に通知する(S3)。 [第三段階]次に、表示処理部40が「選択航空機識別
ID」を検索キーとして、航空機情報格納部56にアク
セスし(S4,S6)、必要とする情報のみを抽出して
それぞれに接続された情報表示領域に表示処理を行う
(S5)。このように、イベント駆動型の処理と「選択
航空機識別ID」をキーとする検索方式を組み合わせる
ことで、情報のアクセス効率が良く、レスポンスの高い
選択表示機構が実現されている。また、その他、現在選
択されている航空機に対する管制指示入力および運航予
定変更入力についても、「選択航空機識別ID」をキー
とする航空機選択機構を採用し、航空機情報格納部56
の当該航空機情報に直接的にアクセスして入力内容を反
映させ、それと同時にイベント処理部57から連接デー
タ通信処理部58を介して関連管制情報処理システムに
通知する形態をとっている。
【0032】なお、上記イベント駆動型の処理において
は、本実施例の航空管制情報統合表示装置1の各機能を
オブジェクト指向プログラミング言語を用いてオブジェ
クト/クラスにより実現すれば、各種イベントの通知、
およびそれに伴う表示更新処理の実装が容易であり、し
かも管制の対象となる個々の航空機に関する情報がオブ
ジェクトとして纏めて管理され、その生成・削除が容易
に行えるため、航空機情報を格納する上でメモリ使用効
率およびアクセス効率が良好なものとなって、本発明の
課題解決手法として非常に有効なものとなる。また、イ
ベント駆動型の処理は、本来、ハードウエアによる並列
処理の実装に適しているが、イベント通知により駆動さ
れる処理を各処理部毎に並列処理するハードウエア構成
を採ることにより、装置全体として極めてレスポンスの
高いインタフェースが実現される。さらに、上記イベン
ト駆動型の処理を分散OS(Operating System)上に実
現すれば、ハードウエアおよびソフトウエアの実装がさ
らに容易となり、本装置の信頼性の向上に資するものと
なる。
【0033】このように、本実施例の航空管制情報統合
表示装置1は、管制対象となる航空機の関連情報を統合
表示し、しかも情報入力作業を一元化したので、重複作
業を廃した効率的なATC業務を実施するための環境を
航空管制官に提供することができる。これにより、航空
管制官が、最も重要な業務である管制間隔の設定判断に
時間的余裕をもって臨むことができ、航空機の安全運航
を確保する上で極めて好ましい状態が形成される。ま
た、航空機位置情報の取得手段や管制空域の種類に拘わ
らず共通の操作環境を実現したので、航空管制官の機器
操作慣熟訓練の効率化にも資するとともに、機器の誤操
作によって生じるATC業務上の不具合の発生確率を低
減することができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の航空管制情報統合表示装置によれば、これを組み込ん
だ管制卓の操作環境が管轄空域に拘わらず共通となるの
で、従来の管制卓構成上の不整合に起因するATC業務
の能率低下の発生要因が低減する。これにより、管制空
域種別の再編を含めた、次世代の航空管制方式基準の策
定にも柔軟に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の航空管制情報統合表示装置を含む環境
を示す概念図。
【図2】本発明の航空管制情報統合表示装置の機能ブロ
ック構成を示す図。
【図3】本発明の航空管制情報統合表示装置をイベント
駆動処理により実現する場合の概略構成を示すブロック
図。
【図4】本実施例の航空管制情報統合表示装置で表示さ
れる表示レイアウトの一例を示す説明図。
【図5】本実施例に於いて特定の航空機を選択して表示
する場合の手順説明図。
【符号の説明】
1 航空管制情報統合表示装置 2 入力装置 3 表示装置 10 地図情報格納手段 11 位置情報表示制御手段 12 運航予定情報表示制御手段 13 飛行計画情報表示制御手段 14 管制指示情報入力・表示制御手段 20 情報取得手段 21 航空機情報格納手段 22 情報更新手段 31 情報選択手段 32 情報抽出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置ないしシステムより送られる航
    空機関連情報から少なくとも管制対象となる航空機の位
    置情報,運航予定情報および飛行計画情報を取得すると
    ともに自装置の情報入力手段より入力された入力情報を
    取得する情報取得手段と、 前記航空機の飛行範囲を網羅した空域地図情報を格納す
    る地図情報格納手段と、 前記格納された空域地図情報と前記航空機の位置情報と
    に基づき該当空域地図上を移動する航空機識別画像の表
    示領域を形成する位置情報表示制御手段と、 前記該当空域地図上の位置に応じて変化する前記航空機
    の運航予定情報の表示領域を形成する運航予定情報表示
    制御手段と、 前記航空機に関する飛行計画情報の表示領域を形成する
    飛行計画情報表示制御手段と、 前記入力情報を含む前記航空機への管制指示情報の表示
    領域を形成する管制指示情報入力・表示制御手段と、を
    有し、 これら複数の表示領域を統合表示して成ることを特徴と
    する航空管制情報統合表示装置。
  2. 【請求項2】 前記情報取得手段が取得した情報を互い
    に関連付けて格納する航空機情報格納手段と、所定の更
    新指令の受理を契機に前記航空機情報格納手段の格納情
    報を更新する情報更新手段と、を有し、この更新後の格
    納情報に基づいて少なくとも前記航空機識別画像,運航
    予定情報,飛行計画情報,および管制指示情報の表示を
    更新する構成であることを特徴とする請求項1記載の航
    空管制情報統合表示装置。
  3. 【請求項3】 前記航空機情報格納手段の格納情報を選
    択する情報選択手段と、前記選択された格納情報に関連
    する情報を前記航空機情報格納手段から抽出する情報抽
    出手段と、を有し、この抽出された情報を各々対応する
    前記表示制御手段に導く構成であることを特徴とする請
    求項1または2記載の航空管制情報統合表示装置。
  4. 【請求項4】 前記各表示制御手段により形成される各
    々の表示領域の形状およびサイズが任意に設定可能な構
    成であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    の項記載の航空管制情報統合表示装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記航空機関連情報または入
    力情報の取得,情報の選択,各表示領域の形状またはサ
    イズの設定変更を個々のイベントとして把握する手段
    と、これらイベントの発生を契機に当該発生したイベン
    トに対応する表示制御を該当表示制御手段に促すイベン
    ト処理制御手段とを有することを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかの項記載の航空管制情報統合表示装
    置。
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