JPH10295425A

JPH10295425A - 小物入れ

Info

Publication number: JPH10295425A
Application number: JP14571197A
Authority: JP
Inventors: Ritsuko Hirasawa; りつ子平澤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-04-28
Filing date: 1997-04-28
Publication date: 1998-11-10

Abstract

(57)【要約】【目的】ベッドで寝ている人が、はずしたメガネや、
ＴＶリモコン、体温計、等を枕の横においていて、ベッ
ドの下に落してしまったり、新聞、雑誌、を読みたいと
き手が届かない等の不自由さを減少できる小物入れを提
供する。【構成】下布（１）の両側に、ある巾をもつ上布
（２）を重ねまわりを縫い合わせる。上布（２）の内端
から外側に向け、止め縫い（３）を数個所設ける。する
と両側から向いあった物入れとなり、この左右に紐
（４）を設ける。物入れを両側にして二つ折し、手摺り
等にまたがせるように掛け、止めて使う小物入れとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、手摺り等にまたがせ
るように掛け、両側が使える小物入れ。

【０００２】

【従来の技術】従来、小物入れは飾り箱、かご、などの
ような置型や、片面を使う郵便差しのような型のもがあ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】現在、ベッドで寝てい
る人が、はずしたメガネ、リモコン、体温計等を枕の横
においていてベッドの下に落してしまったり、新聞、雑
誌、を読みたいとき手が届かない、特に病院では手の届
くところにあれば便利な品物の置場所がない等、不自由
をしいられている。本発明は、ベッドの手摺り等にまた
がせるように掛け、止めるだけの簡単な構造で、両側使
える小物入れを提供することを目的としている。

【０００４】

【発明が解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、下布（１）の両側に、ある巾をもつ上布（２）を
重ねまわりを縫い合わせて、上布（２）の内端から外側
に向け、止め縫い（３）を数個所設ける。そして左右に
紐（４）を設け、物入れを両側にして二つ折し、手摺り
等にまたがせるように掛ける小物入れとする。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本体となる下布（１）と上布（２）について、説
明すれば、だらりと伸縮しない生地、ビニール、やぶれ
にくい和紙などが良く、下布（１）１枚、上布（２）２
枚を１組とする。図１のようにまわりを縫い合わせる。
四方の角は丸くしても良い。布テープ（５）は薄い生地
をテープ状に断ち、本体の端を図３に示すとおりにくる
む。また、下布（１）と上布（２）の周りに折り返し部
を設け、裏に返し縫いする方法もよい。また、布端は縁
かがり縫いをするだけでもよい。止め縫い（３）を数個
所設けることで大小の物入れができる。また、物入れの
口巾を狭くすると、体温計のような細いものを入れら
れ、止め縫い（３）短くすれば下部が隣の物入れにつな
がり、小さな物でも取りやすくなる。紐（４）は、ボタ
ン、面テープ、などを用いて止め具にしてもよい。本発
明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用すると
きには、手摺り状のところに、物入れが両側になるよう
二つ折しまたがせて掛け、手摺りの下で左右の紐（４）
で止める。取付け、取外しの簡単な小物入れとなる。

【０００６】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており、下記に記載されるような効果がある。（イ）小さく折たたむことができるので病院や、家へ持
ち運びが簡単である。（ロ）紐（４）を面テープにすれば片手が不自由な人で
も手摺り等にまたがせるように掛けて圧着するだけで取
付けが簡単にできる。（ハ）ベッドの手近な手摺りに掛ければ寝たままの人で
もメガネ、リモコンや、体温計、筆記用具、手紙、ラジ
オ、新聞、雑誌等を入れて、必要なとき自由に手にする
ことができる。（ニ）大小の物入れがあり入れるものにより使いわけら
れる。（ホ）本体の上布（２）を網状の布や透明なビニールに
すれば物入れの中の物が見えて便利である。（ヘ）やわらかい布製ならメガネなどに傷がつきにく
い。（ト）下布（１）と上布（２）布テープ（６）を多彩な
色使いにすれば使う人の好のみに応じられ心を和ませる
ことができる。（チ）布テープ（６）をプリント柄にすると色盲の人も
物入れ口がはっきりして使いやすい。（リ）メモ、や注意事項など大切なことは物入れ口の外
面にはさみ止めておくことができる。（ヌ）ベッドでは手摺りと一緒に取外しができ、治療や
介護にじゃまにならない。以上、特に病人がベッドの手摺りに掛けて使うときは、
使い勝手が良くメガネ、リモコン、体温計等を落すよう
なこともなくなり、ベッド生活の人にとっての不自由さ
を減少できる小物入れである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の平面図

【図２】本発明の裏面図

【図３】本発明ＡＡ′拡大断面図

【図４】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１………下布２………上布３………止め縫い４………紐５………布テープ６………面テープＡＡ′……断面位置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】下布（１）の両側に、ある巾をもつ上布
（２）を重ね、まわりを縫い合わせ、上布（２）の内端
から外側に向け止め縫い（３）を数個所設け、左右に紐
（４）を設け、物入れを両側にして二つ折し、手摺り等
にまたがせるように掛ける小物入れ。