JP2006043324A - リクライニング・ベッド用枕保持材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大きめのサイズの枕にも対応することができると共に従来よりも快適に寝られるリクライニング・ベッド用枕保持材を提供しようとするもの。
【解決手段】 寝台面が起伏して上半身が起き上がることができるリクライニング・ベッド2の上端縁に係脱可能な係止部3を有すると共に、枕5の収容口6側を長辺Aとし逆側を短辺Bとした略台形状の表面側生地7の左右の斜辺Cを内側に変位させて下面側生地8と縫製し、前記表面側生地7の短辺Bも下面側生地8と縫製し、前記枕5の収容口6に弛みを有する枕収容部9が形成された。
【選択図】 図1

Description

この発明は、リクライニングベッド用枕保持材に関するものである。
従来より、体の具合があまり良くない場合などに頭部の起伏が可能なリクライニング・ベッドが使用されている。このベッドは、例えば病院や老人施設での介護用に使用され、仰向けに寝ている状態から食事の際などに上半身が起き上がることができるようになっている。
ところが、上半身が起き上がるようにリクライニングさせた際に枕がずり落ちてしまうことがあった。すなわち、ベッド上で半身を起こして食事をする際、頭を時々ベッドに任せて首などの筋肉を休ませたいことがあるが、枕が背中の方へずり落ちているので、頭をベッドに任せようとすると胸を突き出す弓なりのような姿勢となってしまい安楽さが阻害されていた。このため、ベッド用枕取付具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図4に示すように、このベッド用枕取付具は、一枚の布地を三つ折りにして下側部2,中央部3及び上側部4の三部分を構成し、前記下側部2と中央部3の左右両側部を折り込みかつ連結縫着6して両側まち部5を形成し、この両側まち部5と同一巾の縦まち部7との間に一方向に開口する下袋部8を形成し、前記上側部4の左右両側部を前記両側まち部5に連結縫着11して上側部4と前記中央部3との間に他方向に開口12する上袋部10を形成して成る。
前記上袋部10は、折り込んだ布地の中央部3と上側部4とによって形成するとともに、この上側部4の左右両側端部を両側まち部5にそれぞれ連結縫着して形成した他方向に開口する開口部12を有し、この上袋部10の中間部の左右は縫着11して中袋部13を形成する。この中袋部13には所定の枕bを収容する、というものである。
しかし、このように三ツ折りにして縫製しただけでは枕の収容部にゆとりがなく、薄手の枕であれば収容することができるが、クッションが効いた大きめの枕では収容部がぱんぱんに膨れてしまい、左右の生地が中央に引き寄せられ、生地に重なりが発生してしまうという問題があった。生地に重なりがあると寝ている際にその部分に大きな違和感を感じ快適さを損なってしまう。
特開2001―224466号公報(第1頁、図1)
そこでこの発明は、大きめのサイズの枕にも対応することができると共に従来よりも快適に寝られるリクライニング・ベッド用枕保持材を提供しようとするものである。
前記課題を解決するためこの発明では次のような技術的手段を講じている。
(1)この発明のリクライニング・ベッド用枕保持材は、寝台面が起伏して上半身が起き上がることができるリクライニング・ベッドの上端縁に係脱可能な係止部を有すると共に、枕の収容口側を長辺とし逆側を短辺とした略台形状の表面側生地の左右の斜辺を内側に変位させて下面側生地と縫製し、前記表面側生地の短辺も下面側生地と縫製し、前記枕の収容口に弛みを有する枕収容部が形成されたことを特徴とする。
このリクライニング・ベッド用枕保持材では、枕の収容口側を長辺とし逆側を短辺とした略台形状の表面側生地の左右の斜辺を内側に変位させて下面側生地と縫製し、前記表面側生地の短辺も下面側生地と縫製し、前記枕の収容口に弛みを有する枕収容部が形成されたので、略台形状の表面側生地の左右の斜辺を内側に変位させて下面側生地と縫製することにより枕の収容口に弛みを有する枕収容部を形成することができ、前記弛みによって下側の生地を大きく変形させることなく枕サイズに対する融通性を得ることができる。
前記表面側生地と下面側生地とは連続する生地でもよいし別体の生地でもよい。
(2) 前記枕収容部の両端辺が枕の収容口に弛みが形成されるように縫製されて左右側部と区画されたこととしてもよい。
このように構成すると、表面側生地の左右の斜辺だけではなく枕収容部の両端辺も縫製することにより、枕収容部と区画された左右側部をティッシュなどの収容領域とすることができる。
(3)前記表面側生地の長辺からなる枕の収容口とベッドの上端縁との間に所定幅が形成されたこととしてもよい。
このように構成すると、ベッドの構造上、頭の上の位置に鉄柵などがあった場合でも、表面側生地の長辺からなる枕の収容口とベッドの上端縁との間に所定幅が存するので、この隙間から枕を枕収容部へと挿入し易い。
この発明は上述のような構成であり、次の効果を有する。
枕の収容口に形成される弛みによって下側の生地を大きく変形させることなく枕サイズに対する融通性を得ることができるので、大きめのサイズの枕にも対応することができると共に従来よりも快適に寝られるリクライニング・ベッド用枕保持材を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3に示すように、この実施形態のリクライニング・ベッド用枕保持材1は、寝台面が起伏して上半身が起き上がることができるリクライニング・ベッド2の上端縁に係脱可能な係止部3(図3参照)を有する。前記係止部3は筒状としており、リクライニング・ベッド2のマットレス4などの上端縁を挿入できるようにしている。
そして、枕5の収容口6側を長辺Aとし逆側を短辺Bとした略台形状の表面側生地7の左右の斜辺Cを内側に変位させて下面側生地8の左右の端辺Dと縫製(縫着)し、前記表面側生地7の短辺Bも下面側生地8と縫製し、前記枕5の収容口6に弛みを有する枕収容部9が形成されたこととしている。長辺Aが短辺Bより長い長さLは、左右それぞれ約3〜5cmとしている。縫製箇所や外周等には、バイアステープ10を設けている。
前記表面側生地7は、パイル地により形成している。また前記下面側生地8は、ベッド2の上側半分の寝台面の頭部から腰部に対応する領域を覆う程度の大きさのパイル地で形成している。この枕保持材1の下面には、ベッド2全体を覆う薄地のシーツを敷いておくとよい。なお、前記下面側生地8はシーツとして構成してもよい。また、前記下面側生地8はリクライニング・ベッド2の全面を被うようにしてもよい。
前記のように、ベッド2の寝台面の頭部に対応する上方領域のみを被うように下面側生地8を構成すると、クライニング・ベッド2の全体を被う場合よりも交換時に剥がしたりまたずらしたりする作業性が格段に高まり、その位置決めを行う際の上下・左右方向の調整を容易に行うことができる。さらに、リクライニング・ベッド2の全体を被う通常の大きさの場合と比較してサイズ・嵩低さなどの面からその洗濯や取替え、交換を容易に行うことができ、その回数を増やすことができ、シーツの衛生面等においても好ましいものとなる。シーツの頭部の領域は、頭髪の汚れや食べ物をこぼしたもの・鼻水などが付着することが多く、また本や新聞を読んだ時の手垢などで汚れやすいのである。
前記表面側生地7と下面側生地8とは別体の生地として縫着しているが、連続する生地としてもよい。前記表面側生地7や下面側生地8として前記パイル地(タオル地)や毛布地などを用いることができ、素材として麻、綿、合成繊維その他のシーツに好適な繊維全般を用いることができる。また、前記表面側生地7と下面側生地8とは縫製(縫着)することにより形成しており、面ファスナーやボタンを用いた場合と比較して接合部分の厚みを減らすことができ、首筋や背中に対する異物感を減少せしめることができる。
前記表面側生地7の枕収容部9(ベッド2の幅を3分割したうちの真ん中)の両端辺Eは、枕5の収容口6に弛みが形成されるように下面側生地8(辺E´)と縫製されて左右側部と区画されたこととしている。この箇所はティッシュの箱の収容域11としており、ティッシュペーパー引き出し用の開口部12を形成している。よって、食事の際や手が汚れた際、鼻をかむ際などにすぐ枕元からティッシュを抜き取ることができ非常に使い勝手がよい。なお、前記左右側部のうちいずれかは備品その他の小物類を挿脱自在に収容するポケット部としてもよい。前記ポケット部には薬袋や小銭入れ、体温計等の備品その他の小物類を収容することができ、必要な物を取り出し易く使い勝手に優れる。
前記表面側生地7の長辺Aからなる枕5の収容口6とベッド2の上端縁との間に所定幅Xが形成されている。
次に、この実施形態のリクライニング・ベッド用枕保持材の使用状態を説明する。
上半身が起き上がるようにベッド2をリクライニングして傾斜させると通常であれば枕5は下方にずれ落ちようとするが、このリクライニング・ベッド用枕保持材1はリクライニング・ベッド2の上端縁に係脱自在の係止部3を有すると共に枕5を保持する枕収容部9を有するので、枕5の下方への変位を防止することができる。よって、ベッド2上で半身を起こして食事をしている際(首等は食器の方に乗り出している)に頭を枕に戻して首などの筋肉を休ませたいときも、枕はずれ落ちずに元々横になっていた通りの位置に在るので、そのまま頭を後ろに動かすと楽な仰向けの姿勢に戻ることができ、首を休めながら食事をリラックスして摂ることができ、体の具合があまり良くないとき(例えば病気の際やご老人)には特に使い勝手がよく非常に助かる。特に長期入院したり、長期療養したりする際に極めて役に立つものである。
このリクライニング・ベッド用枕保持材1では、枕5の収容口6側を長辺Aとし逆側を短辺Bとした略台形状の表面側生地7の左右の斜辺Cを内側に変位させて下面側生地8と縫製し、前記枕5の収容口6に弛みを有する枕収容部9が形成されたので、略台形状の表面側生地7の左右の斜辺Cを内側に変位させて下面側生地8と縫製することにより枕5の収容口6に弛みを有する枕収容部9を形成することができ、前記弛みによって下側の生地を大きく変形させることなく枕サイズに対する融通性を得ることができ、大きめのサイズの枕にも対応することができると共に従来よりも快適に寝られるという利点がある。
また、前記枕収容部9の両端辺Eが枕の収容口6に弛みが形成されるように縫製されて左右側部と区画されたこととしており、表面側生地7の左右の斜辺Cだけではなく枕収容部9の両端辺Eも縫製することにより、枕収容部9と区画された左右側部をティッシュなどの収容領域とすることができるという利点がある。
さらに、前記表面側生地7の長辺Aからなる枕の収容口6とベッド2の上端縁との間に所定幅Xが形成されており、ベッド2の構造上、頭の上の位置に鉄柵や頭部カバー体13などがあった場合でも、表面側生地7の長辺Aからなる枕の収容口6とベッド2の上端縁との間に所定幅Xが存するので、この隙間から枕を枕収容部9へと挿入し易いという利点がある。
枕の収容口に形成される弛みによって下側の生地を大きく変形させることなく枕サイズに対する融通性を得ることができるので、大きめのサイズの枕にも対応することができると共に従来よりも快適に寝られるリクライニング・ベッド用枕保持材を提供することができる。
ができ、ことによって、な用途にも適用することができる。
この発明のリクライニング・ベッド用枕保持材の実施形態で縫製前の状態を説明する平面図。 図1のリクライニング・ベッド用枕保持材の縫製後の状態を説明する平面図。 図1のリクライニング・ベッド用枕保持材の使用状態を説明する斜視図。 従来のベッド用枕取付具の斜視図(特開2001−224466号公報の図1)。
符号の説明
2 ベッド
3 係止部
5 枕
6 収容口
7 表面側生地
8 下面側生地
9 枕収容部
A 長辺
B 短辺
C 斜辺
E 枕収容部の端辺
X 所定幅

Claims (3)

  1. 寝台面が起伏して上半身が起き上がることができるリクライニング・ベッド(2)の上端縁に係脱可能な係止部(3)を有すると共に、枕(5)の収容口(6)側を長辺(A)とし逆側を短辺(B)とした略台形状の表面側生地(7)の左右の斜辺(C)を内側に変位させて下面側生地(8)と縫製し、前記表面側生地(7)の短辺(B)も下面側生地(8)と縫製し、前記枕(5)の収容口(6)に弛みを有する枕収容部(9)が形成されたことを特徴とするリクライニング・ベッド用枕保持材。
  2. 前記枕収容部(9)の両端辺(E)が枕(5)の収容口(6)に弛みが形成されるように縫製されて左右側部と区画された請求項1記載のリクライニング・ベッド用枕保持材。
  3. 前記表面側生地(7)の長辺(A)からなる枕(5)の収容口(6)とベッドの上端縁との間に所定幅(X)が形成された請求項1又は2記載のリクライニング・ベッド用枕保持材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014084219A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Hitachi Ltd エレベーターシステム

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