JPH10295043A - 携帯型電子機器用電源装置 - Google Patents

携帯型電子機器用電源装置

Info

Publication number
JPH10295043A
JPH10295043A JP9098704A JP9870497A JPH10295043A JP H10295043 A JPH10295043 A JP H10295043A JP 9098704 A JP9098704 A JP 9098704A JP 9870497 A JP9870497 A JP 9870497A JP H10295043 A JPH10295043 A JP H10295043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonance
circuit
power supply
portable electronic
storage battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9098704A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyokazu Hoshi
東洋一 保志
Yuzo Yamazaki
勇三 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJIDEN ENJI KK
Original Assignee
FUJIDEN ENJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJIDEN ENJI KK filed Critical FUJIDEN ENJI KK
Priority to JP9098704A priority Critical patent/JPH10295043A/ja
Publication of JPH10295043A publication Critical patent/JPH10295043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空中に飛来している電波を捕捉してそのエネ
ルギーを利用して駆動用電源としての蓄電池を自動的に
充電可能として電源機能を維持させる。 【解決手段】 駆動用電源となる蓄電池2と、コンデン
サCとアンテナ3に付設された巻線コイルN2 とを有し
てこれらの回路定数で決まる共振周波数の電波を捕捉す
る共振回路5と、共振回路5の共振電圧を整流して蓄電
池2を充電する整流回路6とを備えることで、空中に飛
来している電波中、共振回路5の共振周波数に合致する
周波数の電波を共振回路5で捕捉し、コンデンサCの両
端に共振電圧を生じさせ、この共振電圧を整流回路6で
整流して蓄電池2に供給することで、蓄電池2が共振回
路5によって電波が捕捉されている時には自動的に充電
されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電子機器用
電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型オーディオ機器や携帯型電
話機に代表されるような各種の携帯型電子機器では、小
型・軽量・省電力及び高機能化の傾向にあり、その発達
はLSIないしはVLSIの製造技術の発達に負うとこ
ろが大きい。ここに、携帯型電子機器の駆動用電源とし
ては、その携帯性からして、各種の乾電池や蓄電池(2
次電池)が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯型電子機器なる製
品に占めるこのような駆動用電源の体積や重量の割合は
比較的多く、十数%を占めるのが通常である。従って、
携帯型電子機器の一層の小型化や軽量化を図る上で支障
を来すことは多々ある。また、乾電池の場合には使い捨
てであり、寿命に限りがあり、頻繁な電池交換を必要と
する。蓄電池の場合には、充電時間と充電頻度とによっ
ては、手間がかかり面倒で煩わしい。
【0004】そこで、本発明は、空中に飛来している電
波を捕捉してそのエネルギーを利用して駆動用電源とし
ての蓄電池を自動的に充電可能とすることにより電源機
能を維持させることができる携帯型電子機器用電源装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の携
帯型電子機器用電源装置は、駆動用電源となる蓄電池
と、コンデンサとアンテナに付設された巻線コイルとを
有してこれらの回路定数で決まる共振周波数の電波を捕
捉する共振回路と、この共振回路から出力される共振電
圧を整流して前記蓄電池を充電する整流回路と、を備え
ている。
【0006】従って、空中に飛来している電波中、共振
回路の共振周波数に合致する周波数の電波はこの共振回
路で捕捉され、コンデンサの両端には共振電圧が生ず
る。この共振電圧は整流回路で整流されて直流電圧とな
って蓄電池に供給される。これにより、蓄電池は共振回
路によって電波が捕捉されている時には自動的に充電動
作を受けることになる。ここに、空中に飛来している電
波の持つエネルギー密度は、一般に、非常に希薄である
が、携帯型電子機器の1日における使用時間の比率は僅
かであるのに対して、電波は殆ど1日中飛来しているの
で、このような電波を利用した充電であってもその時間
積分量はかなり有用な値となり得る。よって、基本的に
は蓄電池に対して所有者による充電作業は不要となり、
充電作業を要するとしてもそのインターバルを延ばすこ
とができる。これにより、駆動用電源に蓄電池を用いた
場合の煩わしさから解放される。また、別の観点からす
れば、蓄電池は空中を飛来している電波を利用して随時
充電されているので、小型であっても電源としての機能
を維持し得ることになり、蓄電池の一層の小型化を通し
て携帯型電子機器自体の小型化を図る上で有効となる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の携
帯型電子機器用電源装置において、共振周波数が異なる
複数個の共振回路を備え、各共振回路毎に設けられた複
数の整流回路の出力側が直列接続されている。従って、
周波数の異なる複数の電波を捕捉してそれらの持つエネ
ルギーを併せた分で蓄電池を充電することができるの
で、充電効率ないしは充電能力が向上する。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の携
帯型電子機器用電源装置において、共振回路中のコンデ
ンサが容量可変型コンデンサであり、自動的に最大共振
電圧を示す共振周波数を検出してその共振周波数となる
ように前記容量可変型コンデンサの容量を可変させる最
大エネルギー検出・周波数決定手段を備えている。空中
に飛来している電波の周波数や強度(エネルギー)は地
域によって異なるので、携帯型電子機器の携帯性を考慮
した場合、最大エネルギー検出・周波数決定手段を備え
て最大共振電圧、即ち、最大エネルギーを示す共振周波
数を自動追尾させることにより、常に充電効率ないしは
充電能力を最良にすることができる。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の携帯型電子機器用電源装置において、アンテナ
が、3次元の各方向に指向性を持たせた3つのアンテナ
要素により構成されている。携帯型電子機器の携帯性を
考慮した場合、その姿勢はランダムであるが、アンテナ
が3次元の各方向に指向性を持つので、如何なる方向か
ら飛来する電波であっても捕捉することができ、電波を
効率よく捕捉することができる。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の携
帯型電子機器用電源装置において、巻線コイルが、積層
される複数の印刷基板の各々に印刷形成された銅箔パタ
ーンにより構成されている。従って、巻線コイル部分を
その機能を阻害することなく小型・軽量化することがで
きるので、3次元構造のアンテナないしは巻線コイルを
携帯型電子機器のハウジング内に実装する上で支障とな
らない。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1又は2記
載の携帯型電子機器用電源装置において、整流回路と蓄
電池との間の充電経路上に流れる電流に応じて指示状態
が変化するインジケータを備えている。従って、アンテ
ナが3次元的な指向性を持たない場合には、アンテナの
向きが合っていないと電波の捕捉効率が悪いが、インジ
ケータによって充電電流の程度が指示させるので最大の
充電電流が流れる指示状態となるようにアンテナの向
き、従って、携帯型電子機器の姿勢を正すことが可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。まず、原理的な構成を示
す図1の回路図を参照して構成及び動作を説明する。対
象とするこの携帯型電子機器1は駆動用電源として蓄電
池2を備えている。一方、空中を飛来する各種の電波を
受信するアンテナ3を備えている。このアンテナ3には
変圧器4の1次巻線N1 が接続されている。この変圧器
4の2次巻線N2 の両端間には容量可変型のコンデンサ
Cが接続されている。ここに、2次巻線N2 が巻線コイ
ルとして機能し、2次巻線N2 とコンデンサCとにより
共振回路5が構成されている。従って、共振回路5の共
振周波数f0 は2次巻線N2 のインダクタンスとコンデ
ンサCの容量(キャパシタンス)とにより決定され、コ
ンデンサCが容量可変型であるので共振周波数f0 も可
変自在とされている。このような共振回路5の出力側に
は全波整流回路(整流回路)6が接続されている。この
全波整流回路6の出力端間に前記蓄電池2が接続されて
いる。
【0013】このような構成において、空中を飛来した
各種の電波はアンテナ3により受信され、変圧器4の1
次巻線N1 に流れる。これにより、1次巻線N1 に誘起
された交流電圧は1次巻線N1 と2次巻線N2 との比率
(巻線比)に応じて昇圧されて2次巻線N2 の両端に出
力される。ここに、アンテナ3には広範囲の周波数の電
波が飛来するが、共振回路5の共振周波数f0 に一致す
る周波数の電波成分のみがこの共振回路5により捕捉さ
れて共振動作することになる。このようにして共振回路
5に生じた共振電圧は全波整流回路6によって全波整流
されて直流電圧となる。この直流電圧が充電電圧として
蓄電池2に供給され、蓄電池2が充電される。
【0014】図1に示した原理的な構成を具体的に実現
する回路構成を図2に示す。即ち、図1中に示したアン
テナ3、変圧器4及び共振回路5の部分は、ラジオ受信
機において用いられているコア付きアンテナ7と同調回
路8とを利用して構成することができる。ここに、コア
付きアンテナ7は、広帯域で高透磁率特性を有する材料
による鉄心7aに2次巻線N2 に相当するコイル7bを
巻回し、このコイル7bの両端を同調回路8に接続する
ことにより構成されている。同調回路8は共振周波数の
変更ないしは選択が可能な構成、具体的には、携帯用ラ
ジオにおけるデジタル式選局回路を応用した構成とされ
ている。よって、コア付きアンテナ7で受信され同調回
路8で選択された共振周波数対応の周波数を持つ電波が
捕捉され、その共振電圧が全波整流回路6で整流されて
直流電圧となり、蓄電池2に供給される。
【0015】ここに、空中に飛来している電波の持つエ
ネルギー密度は、一般に、非常に希薄であるが、携帯型
電子機器1の1日における使用時間の比率は僅かである
のに対して、電波は殆ど1日中飛来しているので、この
ような電波を利用した蓄電池2の充電であってもその時
間積分量はかなり有用な値となり得る。よって、基本的
には蓄電池2に対して所有者による充電作業は不要とな
り、充電作業を要するとしてもそのインターバルを延ば
すことができる。また、蓄電池2は空中を飛来している
電波を利用して随時充電されているので、小型であって
も電源としての機能を維持し得ることになり、蓄電池2
2の一層の小型化を通して携帯型電子機器1自体の小型
化を図る上で有効となる。
【0016】本発明の第二の実施の形態を図3及び図4
に基づいて説明する。前記実施の形態で示した部分と同
一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。本実
施の形態では、変圧器4の2次側に複数、ここでは、2
つの2次巻線N21,N22が設けられているとともに、各
々の2次巻線N21,N22の両端間に容量可変型のコンデ
ンサC1 ,C2 が接続されている。これにより、2つの
共振回路5a,5bが形成されている。ここに、共振回
路5aの共振周波数f1 と共振回路5bの共振周波数f
2 とは異ならせて設定されている。また、各共振回路5
a,5bの出力側には全波整流回路(整流回路)6a,
6bが各々接続されているが、これらの全波整流回路6
a,6bの出力端子同士は直列に接続されている。これ
らの全波整流回路6a,6bの直列回路の両端間に蓄電
池2が接続されている。
【0017】本実施の形態によれば、共振回路5a,5
bの各々の共振周波数f1 ,f2 に一致する周波数を持
つ2つの電波がこれらの共振回路5a,5bにより捕捉
され、それらの共振電圧を全波整流回路6a,6bで全
波整流してなる直流電圧の和が蓄電池2に充電電圧とし
て供給される。よって、蓄電池2に対する充電効率ない
しは充電能力が向上する。特に、共振周波数f1 (又は
2 )を、受信可能な周波数帯域中で最もエネルギーの
高い電波の周波数に合致するように設定し、共振周波数
2 (又はf1 )を、受信可能な周波数帯域中で2番目
にエネルギーの高い電波の周波数に合致するように設定
すれば、その状況の中で最大限の充電能力を利用するこ
とができる。
【0018】図3に示した原理的な構成を具体的に実現
する回路構成を図4に示す。即ち、図2に示した場合と
同様に、ラジオ受信機において用いられているコア付き
アンテナ7と同調回路8とを利用して構成することがで
きる。ここに、コア付きアンテナ7は、広帯域で高透磁
率特性を有する材料による鉄心7aに2次巻線N21,N
22に相当するコイル7b1 ,7b2 を巻回し、これらの
コイル7b1 ,7b2を同調回路8に接続することによ
り構成されている。同調回路8は共振周波数の変更ない
しは選択が可能な構成、具体的には、携帯用ラジオにお
けるデジタル式選局回路を応用した構成とされている。
同調回路8の出力側に全波整流回路6a,6bが接続さ
れている。よって、コア付きアンテナ7で受信され同調
回路8で選択された共振周波数f1 ,f2 対応の周波数
を持つ電波が捕捉され、その共振電圧が全波整流回路6
a,6bで整流されて直流電圧となり、これらの直流電
圧の和が蓄電池2に供給される。
【0019】なお、本実施の形態では、共振回路、全波
整流回路を2つとしたが、さらに数を増やしてもよい。
【0020】本発明の第三の実施の形態を図5に基づい
て説明する。本実施の形態では、例えば図1に示した構
成に加えて、共振回路5の出力端子間に最大エネルギー
検出・周波数決定回路(最大エネルギー検出・周波数決
定手段)9が接続されている。この最大エネルギー検出
・周波数決定回路9は受信可能な周波数帯域中で最大エ
ネルギーを持つ周波数の電波を共振電圧を通じて検出
し、その最大エネルギーを示す周波数に一致する共振周
波数f0 となるようにコンデンサCの容量を可変させる
機能を果たすものである。より具体的には、当該携帯型
電子機器1が存在する状況において、予め設定された一
定周期毎に、受信可能な電波の周波数を逐一検索し、各
周波数毎に共振電圧を一旦記憶し、受信可能な電波の全
ての周波数の検索終了後に、最大の共振電圧を示した周
波数が共振周波数f0 となるようにコンデンサCの容量
が可変されることになる。
【0021】空中を飛来している電波の周波数やその強
度は地域(携帯型電子機器1が存在する状況)によって
異なるが、最大エネルギー検出・周波数決定回路9が最
大共振電圧、即ち、最大エネルギーを示す共振周波数を
自動追尾させるので、1つの共振回路5のみを用いなが
ら、常に充電効率ないしは充電能力を最良にすることが
できる。
【0022】本発明の第四の実施の形態を図6及び図7
に基づいて説明する。本実施の形態は、例えば、前述し
た各実施の形態中で用いられるアンテナ3付近の構成の
改良例を示す。即ち、本実施の形態では、XYZなる3
次元を考えた場合、X成分コイル10xとY成分コイル
10yとZ成分コイル10zとの3つのアンテナ要素を
互いに直交する位置関係で3次元的に組立て、これらの
X成分コイル10xとY成分コイル10yとZ成分コイ
ル10zとを直列接続することによりアンテナ10が構
成されている。これにより、本実施の形態のアンテナ1
0は如何なる方向から飛来する電波も捕捉可能となる無
指向性構造とされている。
【0023】一般に、図2等に示したアンテナの場合に
は、電波捕捉に関して指向性を示す。これに対して、携
帯型電子機器1の携帯性を考慮した場合、その姿勢はラ
ンダムであるが、本実施の形態のアンテナ10によれば
3次元の各方向に指向性を持つので、如何なる方向から
飛来する電波であっても捕捉することができ、電波の捕
捉効率が向上する。
【0024】ところで、本実施の形態のような3次元構
造のアンテナ10であっても、携帯型電子機器1の外観
性、省スペース等を考慮した場合には携帯型電子機器1
のハウジング内に組み込まれる。この場合には、特に小
型化設計が必要となるが、そのための一例としてはコイ
ルに関する印刷技術を利用することにより対処し得る。
図7に3次元構造のアンテナ10中の1つの要素、例え
ば、X成分コイル10xの構成例をモデル化して示す。
即ち、中心に高透磁率を示す材質によるコア11を配設
し、厚さ方向(コア11の軸心方向)には複数枚の印刷
基板12を積層することにより構成されている。ここ
に、各印刷基板12上には巻線コイルをなす渦巻状の銅
箔パターン13が印刷形成され、各々直列に接続されて
いる。14は絶縁層である。この銅箔パターン13の寸
法、巻数、印刷基板12の積層枚数等は、コスト、許容
し得る大きさ等を考慮して決定すればよいが、現実に銅
線コイルを巻線コイルとしてコア周りに実際に巻回した
場合と等価的になればよい。
【0025】本発明の第五の実施の形態を図8に基づい
て説明する。本実施の形態では、全波整流回路6と蓄電
池2との間の充電経路上に流れる電流に応じて発光光量
(指示状態)が変化する発光ダイオード15がインジケ
ータとして設けられている。従って、この発光ダイオー
ド15は蓄電池2に流れる電流量に応じてその発光量が
変化する。
【0026】前述した実施の形態のような3次元構造の
アンテナ10を備えたものであれば、携帯型電子機器1
の姿勢がどのような状態にあっても電波を確実に捕捉し
得るが、携帯型電子機器1によっては3次元構造のアン
テナ10を組み込めない場合もあり、1次元ないしは2
次元の指向性に留まる場合もある。このようなケースで
は、アンテナ3の向きが対象としている電波に対して適
正でないと受信効率の悪いものとなる。この点、本実施
の形態によれば、空中を飛来して受信された電波に基づ
く蓄電池2の充電動作に関してその充電電流に応じて発
光ダイオード15の発光状態が変わるので、発光ダイオ
ード15の発光状態が暗めであればアンテナ3の向きが
捕捉しようとしている電波に対して適正でないことを判
断できる。そこで、この発光ダイオード15の発光状態
が最高となる向きに携帯型電子機器1を合せることで電
波の捕捉効率、従って、蓄電池2に対する充電効率がよ
くなるように調整することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、駆動用電
源となる蓄電池と、コンデンサとアンテナに付設された
巻線コイルとを有してこれらの回路定数で決まる共振周
波数の電波を捕捉する共振回路と、この共振回路から出
力される共振電圧を整流して前記蓄電池を充電する整流
回路とを備えることで、空中を飛来している電波の持つ
エネルギーを利用して蓄電池を随時自動的に充電するこ
とができ、よって、基本的には蓄電池に対して所有者に
よる充電作業を不要にすることができ、充電作業を要す
るとしてもそのインターバルを延ばすことができ、これ
により、駆動用電源に蓄電池を用いた場合の煩わしさか
ら解放させることができる。さらには、蓄電池は空中を
飛来している電波を利用して随時充電されているので、
小型であっても電源としての機能を維持できるので、蓄
電池の一層の小型化を通して携帯型電子機器自体の小型
化を図る上で有効となる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、周波数の異
なる複数の電波を捕捉してそれらの持つエネルギーを併
せた分で蓄電池を充電することができるので、充電効率
ないしは充電能力を一層向上させることができる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、最大エネル
ギー検出・周波数決定手段を備えて最大共振電圧、即
ち、最大エネルギーを示す共振周波数を自動追尾させる
ようにしたので、空中に飛来している電波の周波数やエ
ネルギーが地域によって異なる状況下において、特に状
況が変わりやすい携帯型電子機器の携帯性を考慮した場
合でも、常に充電効率ないしは充電能力を最良にするこ
とができる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、携帯型電子
機器の携帯性を考慮した場合、その姿勢はランダムであ
るが、アンテナが3次元の各方向に指向性を持つので、
如何なる方向から飛来する電波であっても捕捉すること
ができ、電波を効率よく捕捉することができる。
【0031】請求項5記載の発明によれば、巻線コイル
が、積層される複数の印刷基板の各々に印刷形成された
銅箔パターンにより構成されており、巻線コイル部分を
その機能を阻害することなく小型・軽量化することがで
きるので、3次元構造のアンテナないしは巻線コイルを
支障なく携帯型電子機器のハウジング内に内蔵させるこ
とができる。
【0032】請求項6記載の発明によれば、整流回路と
蓄電池との間の充電経路上に流れる電流に応じて指示状
態が変化するインジケータを備えているので、アンテナ
が3次元的な指向性を持たない場合において、アンテナ
の向きが捕捉しようとする電波に対して合っていないと
その電波の捕捉効率が悪いが、インジケータによって充
電電流の程度が指示させるので最大の充電電流が流れる
指示状態となるようにアンテナの向き、従って、携帯型
電子機器の姿勢を正すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す原理的な回路
図である。
【図2】その実際的な構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す原理的な回路
図である。
【図4】その実際的な構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態を示す原理的な回路
図である。
【図6】本発明の第四の実施の形態を示す3次元構造の
アンテナの模式的な立体図である。
【図7】その一つのコイル構成を示す断面構造図であ
る。
【図8】本発明の第五の実施の形態を示す原理的な回路
図である。
【符号の説明】
2 蓄電池 3 アンテナ 5 共振回路 6 整流回路 9 最大エネルギー検出・周波数決定手段 10 アンテナ 10x,10y,10z アンテナ要素 12 印刷基板 13 銅箔パターン 15 インジケータ C コンデンサ N2 巻線コイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用電源となる蓄電池と、 コンデンサとアンテナに付設された巻線コイルとを有し
    てこれらの回路定数で決まる共振周波数の電波を捕捉す
    る共振回路と、 この共振回路から出力される共振電圧を整流して前記蓄
    電池を充電する整流回路と、を備えたことを特徴とする
    携帯型電子機器用電源装置。
  2. 【請求項2】 共振周波数が異なる複数個の共振回路を
    備え、各共振回路毎に設けられた複数の整流回路の出力
    側を直列接続したことを特徴とする請求項1記載の携帯
    型電子機器用電源装置。
  3. 【請求項3】 共振回路中のコンデンサが容量可変型コ
    ンデンサであり、自動的に最大共振電圧を示す共振周波
    数を検出してその共振周波数となるように前記容量可変
    型コンデンサの容量を可変させる最大エネルギー検出・
    周波数決定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の携帯型電子機器用電源装置。
  4. 【請求項4】 アンテナは、3次元の各方向に指向性を
    持たせた3つのアンテナ要素からなることを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の携帯型電子機器用電源装置。
  5. 【請求項5】 巻線コイルは、積層される複数の印刷基
    板の各々に印刷形成された銅箔パターンよりなることを
    特徴とする請求項4記載の携帯型電子機器用電源装置。
  6. 【請求項6】 整流回路と蓄電池との間の充電経路上に
    流れる電流に応じて指示状態が変化するインジケータを
    備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型電
    子機器用電源装置。
JP9098704A 1997-04-16 1997-04-16 携帯型電子機器用電源装置 Pending JPH10295043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9098704A JPH10295043A (ja) 1997-04-16 1997-04-16 携帯型電子機器用電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9098704A JPH10295043A (ja) 1997-04-16 1997-04-16 携帯型電子機器用電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10295043A true JPH10295043A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14226902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9098704A Pending JPH10295043A (ja) 1997-04-16 1997-04-16 携帯型電子機器用電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10295043A (ja)

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000030325A (ko) * 2000-02-22 2000-06-05 장경원 무선주파수를 직류전압으로 변환하여 밧데리를 충전하는구성회로
US6107698A (en) * 1998-09-14 2000-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Power supply circuit for electric devices
KR20020063050A (ko) * 2001-01-26 2002-08-01 최덕현 핸드폰 무선 충전 시스템
JP2002369531A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Sony Corp 電力回生装置
KR100383591B1 (ko) * 2000-08-04 2003-05-16 삼성전자주식회사 이동단말 충전장치
JP2004215477A (ja) * 2002-03-19 2004-07-29 Takion Co Ltd マイクロ波送電装置、マイクロ波受電装置及びマイクロ波送電法
KR20050098474A (ko) * 2004-04-07 2005-10-12 삼성전자주식회사 스펙트럴 파워를 활용한 전원공급장치
EP1724649A2 (en) * 2001-05-18 2006-11-22 Seiko Instruments Inc. Power supply apparatus and electronic equipment
JP2007517483A (ja) * 2003-10-29 2007-06-28 ユニバーシティ オブ ピッツバーグ オブ ザ コモンウェルス システム オブ ハイヤー エデュケーション エネルギー獲得回路
JP2007174797A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Sony Corp 充電装置及び携帯型電子機器
KR100768919B1 (ko) 2004-12-23 2007-10-19 삼성전자주식회사 전원 생성 장치
KR100867405B1 (ko) 2007-02-09 2008-11-06 (주)애니쿼터스 Rfid 리더기의 무선 주파수를 이용한 이동 통신 단말기배터리 충전 장치
WO2009057989A3 (en) * 2007-10-31 2009-10-15 Mimos Berhad Adaptive rectifier device for tapping ubiquitous radio waves
US7643312B2 (en) 2003-10-17 2010-01-05 Powercast Corporation Method and apparatus for a wireless power supply
US7885050B2 (en) 2004-07-29 2011-02-08 Jc Protek Co., Ltd. Amplification relay device of electromagnetic wave and a radio electric power conversion apparatus using the above device
CN102035563A (zh) * 2009-09-30 2011-04-27 创杰科技股份有限公司 无线通信模块
KR101056481B1 (ko) 2008-03-28 2011-08-12 명지대학교 산학협력단 전자기 공명파를 이용하여 이동 단말의 배터리를 무선으로 재충전하는 방법 및 장치
EP2396868A2 (en) * 2009-02-10 2011-12-21 QUALCOMM Incorporated Wireless power transfer for portable enclosures
US8228194B2 (en) 2004-10-28 2012-07-24 University Of Pittsburgh - Of The Commonwealth System Of Higher Education Recharging apparatus
KR101243592B1 (ko) * 2008-05-13 2013-03-25 퀄컴 인코포레이티드 무선 전력 전달을 위한 수신 안테나
US8854224B2 (en) 2009-02-10 2014-10-07 Qualcomm Incorporated Conveying device information relating to wireless charging
US8878393B2 (en) 2008-05-13 2014-11-04 Qualcomm Incorporated Wireless power transfer for vehicles
JP2015513884A (ja) * 2012-02-09 2015-05-14 ヒューマヴォックス リミテッド エネルギーハーベスティングシステム
JP2015531222A (ja) * 2012-06-26 2015-10-29 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 残響空隙部内の複数の経路に沿う無線電力回収
US9312924B2 (en) 2009-02-10 2016-04-12 Qualcomm Incorporated Systems and methods relating to multi-dimensional wireless charging
JP2016182306A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 大阪瓦斯株式会社 手足温度調節装置
KR20170136595A (ko) * 2015-04-10 2017-12-11 오시아 인크. 무선 충전형 배터리 장치
US11146093B2 (en) 2017-03-31 2021-10-12 Ossia Inc. Actively modifying output voltage of a wirelessly chargeable energy storage apparatus

Cited By (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6107698A (en) * 1998-09-14 2000-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Power supply circuit for electric devices
KR20000030325A (ko) * 2000-02-22 2000-06-05 장경원 무선주파수를 직류전압으로 변환하여 밧데리를 충전하는구성회로
KR100383591B1 (ko) * 2000-08-04 2003-05-16 삼성전자주식회사 이동단말 충전장치
KR20020063050A (ko) * 2001-01-26 2002-08-01 최덕현 핸드폰 무선 충전 시스템
EP1722284A3 (en) * 2001-05-18 2006-11-29 Seiko Instruments Inc. Power supply apparatus and electronic equipment
EP1724649A2 (en) * 2001-05-18 2006-11-22 Seiko Instruments Inc. Power supply apparatus and electronic equipment
EP1724649A3 (en) * 2001-05-18 2007-01-03 Seiko Instruments Inc. Power supply apparatus and electronic equipment
EP1729187A3 (en) * 2001-05-18 2007-01-03 Seiko Instruments Inc. Power supply apparatus and electronic equipment
JP2002369531A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Sony Corp 電力回生装置
JP2004215477A (ja) * 2002-03-19 2004-07-29 Takion Co Ltd マイクロ波送電装置、マイクロ波受電装置及びマイクロ波送電法
US7643312B2 (en) 2003-10-17 2010-01-05 Powercast Corporation Method and apparatus for a wireless power supply
JP2007517483A (ja) * 2003-10-29 2007-06-28 ユニバーシティ オブ ピッツバーグ オブ ザ コモンウェルス システム オブ ハイヤー エデュケーション エネルギー獲得回路
KR20050098474A (ko) * 2004-04-07 2005-10-12 삼성전자주식회사 스펙트럴 파워를 활용한 전원공급장치
US8681465B2 (en) 2004-07-29 2014-03-25 Jc Protek Co., Ltd. Amplification relay device of electromagnetic wave and a radio electric power conversion apparatus using the device
USRE48475E1 (en) 2004-07-29 2021-03-16 Jc Protek Co., Ltd. Amplification relay device of electromagnetic wave and a radio electric power conversion apparatus using the device
US8259429B2 (en) 2004-07-29 2012-09-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Amplification relay device of electromagnetic wave and a radio electric power conversion apparatus using the device
US7885050B2 (en) 2004-07-29 2011-02-08 Jc Protek Co., Ltd. Amplification relay device of electromagnetic wave and a radio electric power conversion apparatus using the above device
US8228194B2 (en) 2004-10-28 2012-07-24 University Of Pittsburgh - Of The Commonwealth System Of Higher Education Recharging apparatus
KR100768919B1 (ko) 2004-12-23 2007-10-19 삼성전자주식회사 전원 생성 장치
JP2007174797A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Sony Corp 充電装置及び携帯型電子機器
KR100867405B1 (ko) 2007-02-09 2008-11-06 (주)애니쿼터스 Rfid 리더기의 무선 주파수를 이용한 이동 통신 단말기배터리 충전 장치
WO2009057989A3 (en) * 2007-10-31 2009-10-15 Mimos Berhad Adaptive rectifier device for tapping ubiquitous radio waves
KR101056481B1 (ko) 2008-03-28 2011-08-12 명지대학교 산학협력단 전자기 공명파를 이용하여 이동 단말의 배터리를 무선으로 재충전하는 방법 및 장치
US9954399B2 (en) 2008-05-13 2018-04-24 Qualcomm Incorporated Reverse link signaling via receive antenna impedance modulation
KR101243592B1 (ko) * 2008-05-13 2013-03-25 퀄컴 인코포레이티드 무선 전력 전달을 위한 수신 안테나
US9184632B2 (en) 2008-05-13 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Wireless power transfer for furnishings and building elements
US9991747B2 (en) 2008-05-13 2018-06-05 Qualcomm Incorporated Signaling charging in wireless power environment
US8878393B2 (en) 2008-05-13 2014-11-04 Qualcomm Incorporated Wireless power transfer for vehicles
US8892035B2 (en) 2008-05-13 2014-11-18 Qualcomm Incorporated Repeaters for enhancement of wireless power transfer
US8965461B2 (en) 2008-05-13 2015-02-24 Qualcomm Incorporated Reverse link signaling via receive antenna impedance modulation
US9236771B2 (en) 2008-05-13 2016-01-12 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for adaptive tuning of wireless power transfer
US9130407B2 (en) 2008-05-13 2015-09-08 Qualcomm Incorporated Signaling charging in wireless power environment
US9190875B2 (en) 2008-05-13 2015-11-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus with negative resistance in wireless power transfers
US9178387B2 (en) 2008-05-13 2015-11-03 Qualcomm Incorporated Receive antenna for wireless power transfer
US8854224B2 (en) 2009-02-10 2014-10-07 Qualcomm Incorporated Conveying device information relating to wireless charging
JP2012517796A (ja) * 2009-02-10 2012-08-02 クアルコム,インコーポレイテッド 可搬エンクロージャ用の無線電力伝達
US9312924B2 (en) 2009-02-10 2016-04-12 Qualcomm Incorporated Systems and methods relating to multi-dimensional wireless charging
EP2396868A2 (en) * 2009-02-10 2011-12-21 QUALCOMM Incorporated Wireless power transfer for portable enclosures
US9583953B2 (en) 2009-02-10 2017-02-28 Qualcomm Incorporated Wireless power transfer for portable enclosures
CN102035563A (zh) * 2009-09-30 2011-04-27 创杰科技股份有限公司 无线通信模块
JP2015513884A (ja) * 2012-02-09 2015-05-14 ヒューマヴォックス リミテッド エネルギーハーベスティングシステム
US9853499B2 (en) 2012-06-26 2017-12-26 The Boeing Company Wireless power harvesting along multiple paths in a reverberent cavity
JP2015531222A (ja) * 2012-06-26 2015-10-29 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 残響空隙部内の複数の経路に沿う無線電力回収
JP2016182306A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 大阪瓦斯株式会社 手足温度調節装置
JP2018514177A (ja) * 2015-04-10 2018-05-31 オシア,インク. 無線充電式電池装置
KR20170136595A (ko) * 2015-04-10 2017-12-11 오시아 인크. 무선 충전형 배터리 장치
US10559971B2 (en) 2015-04-10 2020-02-11 Ossia Inc. Wirelessly chargeable battery apparatus
JP2020195280A (ja) * 2015-04-10 2020-12-03 オシア インク. 無線充電式電池装置
US11043833B2 (en) 2015-04-10 2021-06-22 Ossia Inc. Wirelessly chargeable battery apparatus
US11146093B2 (en) 2017-03-31 2021-10-12 Ossia Inc. Actively modifying output voltage of a wirelessly chargeable energy storage apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10295043A (ja) 携帯型電子機器用電源装置
US11070075B2 (en) Electronic device including non-contact charging module and battery
US10468913B2 (en) Electronic device including non-contact charging module
TWI539709B (zh) 無線電力饋送系統
US7699231B2 (en) Reader/writer and mobile communication apparatus
US8686684B2 (en) Magnetic inductive charging with low far fields
US7990103B2 (en) Portable electronic apparatus, and battery charging system comprising an antenna arrangement for a radio receiver
KR101279856B1 (ko) 근거리 통신용 안테나 및 무선 충전 전력전달용 코일을 실장하는 안테나 장치
JPS59141801A (ja) 携帯無線装置用のダイポ−ルアンテナ
KR102203090B1 (ko) 변압기 및 어댑터
CN109155526B (zh) 无线可再充电蓄能器
JP5003653B2 (ja) アンテナ装置
JP5881089B2 (ja) 複合電子部品、その実装基板及びこれを含む電源安定化ユニット
JP5494723B2 (ja) 携帯端末
JP3448848B2 (ja) 積層型電池の基板への実装構造
KR101782793B1 (ko) 근거리 통신용 안테나 및 무선 충전용 전력 전달용 코일을 실장하는 안테나 장치를 외부 장치에 실장하는 방법
US20240154463A1 (en) Short-range wireless communication device
KR102480123B1 (ko) 코일 모듈
JP2008199753A (ja) 電源回路
CN218159936U (zh) 一种平面变压器和电源转换电路
WO2023204225A1 (ja) ワイヤレス受電装置
JPH03857Y2 (ja)
JP2013143515A (ja) 受電コイル