JPH10294930A - ディジタルチューナおよびそのチャンネル切換方法 - Google Patents

ディジタルチューナおよびそのチャンネル切換方法

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JPH10294930A
JPH10294930A JP4206898A JP4206898A JPH10294930A JP H10294930 A JPH10294930 A JP H10294930A JP 4206898 A JP4206898 A JP 4206898A JP 4206898 A JP4206898 A JP 4206898A JP H10294930 A JPH10294930 A JP H10294930A
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    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送の利用者が所望のチャンネル
を迅速に選択することができるディジタルチューナおよ
びそのチャンネル切換方法を提供する。 【解決手段】 受信した映像/音声信号を各々デコード
する2つのデコーダ21a,21bを設け、これらデコ
ーダ21a,21bのうちいずれか一方のデコーダは、
操作者によって指定されたチャンネルの映像/音声信号
をデコードし、他方のデコーダはこれと並行して上記指
定されたチャンネルと順方向に隣接するチャンネルの映
像/音声信号をデコードする。後者のデコード結果は、
RAM24に記憶され、順方向へのチャンネル切換時に
読み出され、再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル放送
により供給される番組情報を受信するディジタルチュー
ナおよびそのチャンネル切換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の圧縮符号化技術の進歩等を背景と
して、テレビ番組の多チャンネル化が実現可能となり、
ディジタル放送によりテレビ番組を配信するサービスの
実施化が進められている。こうした放送の多チャンネル
化により、様々なジャンルに特化した番組を数多く提供
することが可能となり、利用者は番組の選択肢が広が
り、バラエティに富んだ情報を享受できるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方で
は、多チャンネル化によってチャンネル数が極めて多く
なったために(現状では数十ないし百程度)、利用者が
目的のチャンネルを探し出すまでに時間がかかり、その
ための負担も大きくなっている。また、一般にディジタ
ル放送においては、映像及び音声の情報がMPEG2、
MPEG1等により圧縮されたかたちで供給されるた
め、チューナ側にて受信した情報をデコード(すなわち
復号化、伸長等の復元処理)する必要がある。したがっ
て、受信した映像と音声がテレビ受像器において再生さ
れるまでには、従来のアナログ放送と比べてデコードに
要する時間(以下、デコード時間という)だけ余計に時
間がかかる。このため、利用者が目的のチャンネルを探
すために次々とチャンネルを切り換える操作(いわゆる
チャンネルサーフ)をする場合、一回一回の切り換えに
一定の時間(現状では1〜2秒程度)を要し、目的のチ
ャンネルに到達するまでに多くの時間がかかるという問
題があった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、ディジタル放送の利用者が所望のチャンネル
を迅速に選択することができるディジタルチューナおよ
びそのチャンネル切換方法を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、ディジタル放送により
複数のチャンネルで供給される圧縮符号化された番組情
報のうち指定されたチャンネルの番組情報を受信し、該
受信した番組情報をデコードしてこれを再生装置へ送出
するディジタルチューナにおいて、前記指定されたチャ
ンネルの番組情報をデコードする第1のデコーダと、前
記第1のデコーダによるデコード処理と並行して前記指
定されたチャンネルと隣り合うチャンネルのうち少なく
とも一方のチャンネルの番組情報をデコードする第2の
デコーダと、前記第2のデコーダによるデコード結果を
記憶する記憶手段とを備え、これによって、前記第2の
デコーダが番組情報をデコードしているチャンネルへの
切り換えが指定された場合、少なくとも前記第2のデコ
ーダによるデコード時間に相当する間、前記記憶手段に
記憶されたデコード済の番組情報を前記再生装置へ送出
することを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のディジタルチューナにおいて、前記第2のデコーダ
は、前記指定されたチャンネルと隣り合うチャンネルの
うち少なくともいずれか一方のチャンネルの番組情報を
デコードすることを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のディジタルチューナに適用されるチャンネル切換方
法であって、予めチャンネル番号のシーケンスを入力し
ておく段階と、前記入力されたチャンネル番号のシーケ
ンスに従ってチャンネルを順次切り換えていく段階とを
備え、さらに、前記第2のデコーダは、次に切り換える
べきチャンネルの番組情報をデコードすることを特徴と
している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。 A:実施形態の構成 図1はこの発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。図1において、1はアンテナであり、通信衛星
(CS)あるいは放送衛星(BS)を介し送信される放
送波を受信する。この放送波は、主として映像及び音声
をディジタル圧縮符号化した信号(以下、映像/音声信
号と称する)であるが、必要に応じてテキスト情報も付
加される。
【0009】2はディジタルチューナであり、アンテナ
1より取り込まれる映像/音声信号をデコードしこれを
テレビ受像器3へ供給する。テレビ受像機3は、チュー
ナ2より供給される映像信号に対応した映像をモニタに
表示するとともに、該チューナ2より供給される音声信
号に対応した音声をスピーカより発音する。
【0010】ここで、ディジタルチューナ2の構成につ
いて説明する。まず、20は、アンテナ1が受信した放
送波の信号を取り込むチューナ部である。このチューナ
部20は、後述するCPU22の制御の下に、操作者に
よって指定されたチャンネルとこのチャンネルに順方向
(チャンネル切り換えの方向)に隣接するチャンネルと
を交互に切り換え、アンテナ1より供給される両チャン
ネルの映像/音声信号を並行して受信する。
【0011】また、21a,21bは、受信した映像/
音声信号を各々デコード(すなわち復号化、伸長等の復
元処理)するデコーダである。これらデコーダ21a,
21bのうちいずれか一方のデコーダは、操作者によっ
て指定されたチャンネルの映像/音声信号をデコード
し、他方のデコーダはこれと並行して上記指定されたチ
ャンネルと順方向に隣接するチャンネルの映像/音声信
号をデコードする。
【0012】CPU22は、バスBUSを介し接続され
るチューナ2の各部を制御する。すなわち、このCPU
22は、ROM23に記憶された所定の制御プログラム
を実行することにより、後述する種々の動作を実現す
る。RAM24は、ROM23から制御プログラムがロ
ードされる等、CPU22のワークエリアとして用いら
れる。
【0013】25はAV(オーディオ/ビジュアル)・
I/F(インタフェース)であり、デコードされた映像
/音声信号をさらにテレビ受像器3において再生可能な
信号に変換する。また、26は操作I/Fであり、リモ
コンRから発信される操作に対応した光信号を受信しこ
れを電気信号に変換してバスBUSに出力する。
【0014】ここで、リモコンRは、操作者が種々の操
作を行う操作子からなる操作面およびその操作に対応し
た光信号を発信する回路を有している。図2はリモコン
Rの操作面の構成例を示す平面図である。同図におい
て、R0は電源のオン/オフを指示するための電源ボタ
ン、R1,R2は音量を加減するためのボリュームアッ
プキーおよびボリュームダウンキー、R10はチャンネ
ル番号を入力するためのテンキー、R20は入力された
チャンネル番号によるチャンネルの選択を確定するため
の選択キー、R21,R22はチャンネルを順方向また
は逆方向に切り換えるための矢印キー、R30は後述す
るチャンネルスキャンを指示するためのスキャンキー、
R31は後述するプログラムモードの開始と終了を指示
するためのプログラムキー、R40は入力操作の取り消
しや処理の中止を指示するための取消キー、R50は入
力を案内するためのメッセージや入力情報を表示する液
晶パネルである。このリモコンRは、上述した各操作子
に対する操作を検出し該操作に対応した光信号を発信す
る。
【0015】さて、再び図1に戻ってディジタルチュー
ナ2の構成を説明する。図1において、28はICカー
ドCDが挿入されるカードI/Fであり、CPU22の
制御の下にICカードCDに対しデータの読み出しおよ
び書き込みを行う。ICカードCDには、利用者のID
番号(すなわち利用者固有の識別番号)やその利用者の
利用状況に応じた課金をするための利用履歴に関する情
報が記録される。このICカードCDがカードI/F2
8に挿入されると、ID番号を基に利用者の認証が行わ
れ、当該チューナ2の使用が可能となる。
【0016】また、30は電話回線Nに接続されたモデ
ムであり、CPU22から供給されるデータ信号によっ
て変調した伝送信号を電話回線Nへ送出する一方、電話
回線Nを介し送信されてくる伝送信号を復調し得られる
データ信号をCPU22へ供給する。すなわち、このデ
ィジタルチューナ2は、電話回線Nを介してディジタル
放送のサービスセンタに設置されたホストコンピュータ
(図示略)と接続されており、ICカードCDに記録さ
れた利用履歴に応じて課金処理されるようになってい
る。
【0017】さらに、32はハードディスクであり、後
述するチャンネルスキャンの動作モードにおいてチャン
ネルスキャン情報が格納される。このチャンネルスキャ
ン情報の内容及び用途については後述する。
【0018】B:実施形態の動作 次に、上記構成からなる実施形態の動作を説明する。本
実施形態において、操作者は、(1)チャンネル番号に
よる直接選択、(2)矢印キーR21によるチャンネル
サーフ、および(3)チャンネルスキャン、の各方式に
よってチャンネルを選択することが可能である。以下、
これら各方式によるチャンネル選択時の動作に着目して
説明を行う。
【0019】(1)チャンネル番号による直接選択 はじめに、チャンネル番号によってチャンネルを直接選
択する場合を説明する。まず、操作者がリモコンRのテ
ンキーR10を操作してチャンネル番号を入力した後、
選択キーR20を押圧すると、当該チャンネル番号に対
応する光信号が発信され、これが操作I/F26によっ
て受光され電気信号としてCPU22に供給される。こ
れにより、CPU22は、操作者によって指定されたチ
ャンネル番号を検出する。
【0020】そして、CPU22は、操作者によって指
定されたチャンネルおよびこれと順方向側に隣接するチ
ャンネルの双方の信号を受信すべく、同調するチャンネ
ルを交互に高速に切り換える制御信号をチューナ部20
へ供給する。これにより、チューナ部20は、CPU2
2から供給される制御信号に基づき、操作者によって指
定されたチャンネルと順方向側の隣接チャンネルの双方
に対する同調を高速に切り換え、双方の信号を受信す
る。すなわち、CPU22による受信チャンネルの切り
換え速度が送信波の伝送速度に対して十分に速いことか
ら、チューナ部20は2チャンネルの放送波を並行して
受信することが可能となる。
【0021】こうして、受信された信号のうち、操作者
によって指定されたチャンネルの信号はデコーダ21a
によってデコードされ、順方向側の隣接チャンネルの信
号はデコーダ21bによってデコードされる。そして、
デコーダ21aによってデコードされた映像/音声信号
は、AV・I/F25を介してテレビ受像機3によって
再生可能な信号に変換された後、該受像機3へ供給され
る。これにより、テレビ受像機3においては、操作者に
よって指定されたチャンネルの映像と音声が再生され
る。
【0022】一方、デコーダ21bによってデコードさ
れた映像/音声信号は、RAM24に設定されたリング
バッファに順次書き込まれる。このリングバッファは、
少なくともデコーダ21a,21bのデコード時間(お
よそ1〜2秒程度)に相当する時間だけ遡った分の信号
を常に記憶するよう設定されている。
【0023】このように、指定されたチャンネルの番組
が再生される間、CPU22のバックグラウンド処理に
おいて、当該チャンネルと順方向側に隣接するチャンネ
ルの信号が並行してデコードされ、その結果が随時RA
M24に書き込まれている。
【0024】(2)矢印キーR21によるチャンネルサ
ーフ 次に、順方向矢印キーR21を次々と押圧してチャンネ
ルを順方向に切り換えていく、いわゆる順方向のチャン
ネルサーフについて説明する。上記(1)において指定
されたチャンネルの再生中に、操作者がリモコンRの順
方向矢印キーR21を押圧すると、当該操作に対応する
光信号が発信され、これが操作I/F26によって受光
され電気信号に変換された後CPU22に供給される。
これにより、CPU22は、順方向側に隣接するチャン
ネルへの切換指示があったことを検出する。
【0025】これにより、CPU22は、上記(1)の
場合と同様、切換先チャンネルおよび該チャンネルとさ
らに順方向側に隣接するチャンネルの双方から供給され
る信号を受信するようチューナ部20の同調を制御す
る。これにより、両信号は並行して受信され、切換先チ
ャンネルの信号はこれまでと同じデコーダ21bによっ
てデコードされ、該切換先チャンネルとさらに順方向側
に隣接するチャンネルの信号はデコーダ21aによって
デコードされる。
【0026】一方、CPU22は、切換指示があった時
点で、既にバックグランド処理でデコード済である切換
先チャンネルの映像/音声信号をRAM24のリングバ
ッファから読み出し、これをAV・I/F25へ出力す
る。これにより、順方向矢印キーR21が押圧された場
合、デコード時間を待つことなく、テレビ受像機3の再
生内容が迅速に切り換えられる。そして、CPU22
は、リングバッファからデコード済の信号をすべて読み
出すと、これに続いてデコーダ21bによって順次デコ
ードされる信号をAV・I/F25へ出力する。これに
より、切換先チャンネルの再生が継続して行われる。一
方、デコーダ21aによってデコードされる順方向側の
隣接チャンネルの信号は、CPU22のバックグラウン
ド処理において、RAM24に別途設定された前述と同
様のリングバッファに順次書き込まれる。こうして、順
方向へのチャンネル切り換えが行われる。
【0027】そして、操作者がさらにリモコンRの順方
向矢印キーR21を押圧すると、前述と同様、CPU2
2は、リングバッファに書き込まれた切換先チャンネル
のデコード済信号から再生を開始する一方、切換先チャ
ンネルの再生中は、当該切換先チャンネルと順方向側に
隣接するチャンネルの信号のデコードおよびとその記録
動作がバックグラウンドで行われる。
【0028】こうして、操作者が順方向矢印キーR21
を次々と押圧した場合でも、常に順方向側に隣接するチ
ャンネルの信号がバックグラウンドでデコードされてい
るため、チャンネル切換時にデコード時間に相当する待
ち時間を伴うことなく、スムーズに順方向へのチャンネ
ルサーフを行うことが可能になる。
【0029】(3)チャンネルスキャン 次に、まずスキャンすべきチャンネルのプログラム入力
について説明し、次いで当該入力されたプログラムに基
づき自動的にチャンネルをスキャンするチャンネルスキ
ャンについて説明する。
【0030】まず、操作者がプログラムキーP31を押
圧すると、CPU22は、これを認識し、以下動作モー
ドをプログラムモードとする。このプログラムモードに
おいては、操作者がテンキーR10によるチャンネル番
号の入力と選択キーR20による入力の確定を繰り返す
ことによりチャンネルスキャンの対象となるチャンネル
を順次指定してしていく。この指定されたチャンネル番
号は、CPU22によって順次認識される。
【0031】操作者は、上記のように所望のチャンネル
をすべて入力すると、再びプログラムキーP31を押圧
することによりプログラム入力の終了を指示する。CP
U22は、プログラムモードにおいてプログラムキーP
31が押圧されると、プログラム入力が終了したものと
認識し、指定されたチャンネル番号のシーケンスからな
る情報をチャンネルスキャン情報としてハードディスク
32に格納した後、当該プログラムモードを終了させ
る。
【0032】その後、一旦電源をオフにして再度電源を
立ち上げると、ハードディスク32から前回プログラム
されたチャンネルスキャン情報が読み出され、RAM2
4にロードされる。これにより、チャンネルスキャン情
報が最新のものに更新される。
【0033】次いで、操作者がスキャンキーR30を押
圧すると、CPU22は、チャンネルスキャンが指示さ
れたことを認識し、RAM24に記憶されたチャンネル
スキャン情報を参照する。CPU22は、このチャンネ
ルスキャン情報によって示されるチャンネル番号のシー
ケンスに従って再生チャンネルを順次切り換えていく。
また、この場合もCPU22は上記(2)の場合と同
様、次に切り換えるべきチャンネル(この場合、順方向
に隣接するチャンネルではなく次にスキャンするチャン
ネルになる)の信号をバックグラウンドでデコードして
おり、RAM24に設定したリングバッファにその結果
を記憶させている。そして、チャンネルの切換時には、
リングバッファに記憶された信号から再生を開始するこ
とにより、デコードの待ち時間を伴うことなく、迅速な
チャンネルスキャンが可能となる。
【0034】そして、このチャンネルスキャン中に選択
キーR20が押圧されると、CPU22は、チャンネル
スキャンを停止させる。したがって、操作者は、チャン
ネルスキャン中に所望のチャンネルに切り換わったタイ
ミングで選択キーR20を押圧することにより、当該チ
ャンネルを選択することが可能になる。
【0035】C:変形例 (1)なお、実施形態では衛星放送としたが、本発明
は、これに限らず、地上波放送やCATV等の有線放送
にも適用可能である。要はチューナ側でデコードを必要
とする番組情報を多チャンネルで放送する形態であれば
適用でき、放送の形態によって限定されるものではな
い。
【0036】(2)また、実施形態では、一例として1
台のチューナ部20が2チャンネルを交互に切り換えて
同時受信するものとして説明したが、本発明は、これに
限らず、チューナ部20を2機設け、これによって2チ
ャンネルを同時受信するように構成してもよい。
【0037】(3)また、実施形態では、構成の簡単の
ため順方向へのチャンネルサーフのみに対応しうる構成
としたが、これに限らず、順方向と逆方向の双方のチャ
ンネルサーフに対応させるべく、選択されているチャン
ネルと順方向、逆方向の双方に隣接するチャンネルの信
号をバックグラウンドでデコードし、記憶する構成にし
てもよい。この場合、チューナ部及びデコーダを各々3
セット設け、これによって3チャンネルを平行して受
信、デコードする構成をとればよい。
【0038】(4)また、実施形態では、隣接チャンネ
ルより受信される信号のデコード結果を1〜2秒程度の
再生時間に相当するデータ量だけRAM24に設定した
リングバッファに書き込む構成としたが、本発明は、か
かる構成に限定されるものではない。デコードに伴う遅
延時間は、デコーダ21a,21bの性能等に応じて変
わるものであるから、その遅延時間が例えばデータの1
フレーム程度に相当するのであれば、バッファの容量を
その1フレーム分だけ記憶可能な大きさに設定すれば足
りる。また、必ずしもリングバッファとして構成する必
要はなく、例えば2つのバッファについてデータの書き
込みと読み出しを交互に行ういわゆるピンポンバッファ
のように構成するなど、デコードの遅延時間に相当する
受信データを随時記録可能な態様であれはバッファをど
のように構成してもよい。
【0039】(5)また、実施形態では、チャンネルス
キャン情報をハードディスク32に記録するものとして
説明したが、電源をオフしても記憶内容が保存されるも
のであれば、ハードディスク32に限らず、これに代え
て書き込み可能なROMとするなどその他の記憶媒体を
採用してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、チャンネル切換時に番組情報のデコード時
間に相当する待ち時間を伴わないので、迅速なチャンネ
ル切換が可能となる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明による効果に加え、利用者は高速なチャ
ンネルサーフを楽しむことができる。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1記載の発明による効果に加え、利用者は、多くのチ
ャンネルの中から特定のチャンネルを選択しておき、当
該選択したチャンネルについてのみチャンネルスキャン
させることができるので、迅速に所望のチャンネルを選
択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 同実施形態におけるリモコンRの操作面の構
成例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…ディジタルチューナ、3…テレビ受
像器、20…チューナ部、21a,21b…デコーダ
(第1および第2のデコーダ)、22…CPU、23…
ROM、24…RAM(記憶手段)、25…AV・I
F、26…操作IF、28…カードIF、30…モデ
ム、32…ハードディスク、BUS…バス、CD…IC
カード、R…リモコン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル放送により複数のチャンネル
    で供給される圧縮符号化された番組情報のうち指定され
    たチャンネルの番組情報を受信し、該受信した番組情報
    をデコードしてこれを再生装置へ送出するディジタルチ
    ューナにおいて、 前記指定されたチャンネルの番組情報をデコードする第
    1のデコーダと、 前記第1のデコーダによるデコード処理と並行して前記
    指定されたチャンネルと異なるチャンネルの番組情報を
    デコードする第2のデコーダと、 前記第2のデコーダによるデコード結果を記憶する記憶
    手段とを備え、 これによって、前記第2のデコーダが番組情報をデコー
    ドしているチャンネルへの切り換えが指定された場合、
    少なくとも前記第2のデコーダによるデコード時間に相
    当する間、前記記憶手段に記憶されたデコード済の番組
    情報を前記再生装置へ送出することを特徴とするディジ
    タルチューナ。
  2. 【請求項2】 前記第2のデコーダは、前記指定された
    チャンネルと隣り合うチャンネルのうち少なくともいず
    れか一方のチャンネルの番組情報をデコードすることを
    特徴とする請求項1記載のディジタルチューナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディジタルチューナに適
    用されるチャンネル切換方法であって、 予めチャンネル番号のシーケンスを入力しておく段階
    と、 前記入力されたチャンネル番号のシーケンスに従ってチ
    ャンネルを順次切り換えていく段階とを備え、さらに、 前記第2のデコーダは、次に切り換えるべきチャンネル
    の番組情報をデコードすることを特徴とするチャンネル
    切換方法。
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