JPH10294734A - 交換機におけるトラヒック制御装置およびトラヒック制御方法 - Google Patents

交換機におけるトラヒック制御装置およびトラヒック制御方法

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JPH10294734A
JPH10294734A JP10013997A JP10013997A JPH10294734A JP H10294734 A JPH10294734 A JP H10294734A JP 10013997 A JP10013997 A JP 10013997A JP 10013997 A JP10013997 A JP 10013997A JP H10294734 A JPH10294734 A JP H10294734A
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flow rate
cells
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variable
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JP10013997A
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Taiji Ebisawa
泰治 海老澤
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換機を介してUBRサービスを利用する全
加入者が、許容帯域を超えた使用帯域で交換機を利用す
ることになったとき、廃棄すべきセルを各加入者間で公
平に分担するようにする。 【解決手段】 入力されたセルが、固定帯域セルか可変
帯域セルかを識別して両者を分離し、固定帯域セル総流
量と可変帯域セル総流量とをそれぞれ算出する流入セル
分析手段11と、算出された固定帯域セル総流量と可変
帯域セル総流量との和である総セル流量が、許容セル流
量を超えたときの廃棄セル量を、可変帯域サービスの各
加入者に所定の割合をもって割り振るための指示をする
流入セル量判定手段12と、その指示に従って、入力さ
れる可変帯域セルに対してセル廃棄を行う流入セル制限
手段13とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換機におけるトラ
ヒック制御装置およびトラヒック制御方法に関する。交
換機を介する通信サービス、例えばATM(Async
hronous Transfer Mode)交換機
を介するATM通信サービスにおいては、加入者(ユー
ザ)に対して種々の形式でその使用帯域が提供される。
【0002】上記ATM通信サービスシステムの場合に
おける上記の形式として下記の2つがある。 <1> 第1は固定帯域(CBR:Constant
Bit Rate)サービスである。このサービスは、
該サービスによる契約をした各加入者は、予め定めた固
定の帯域を常に確保できる、というサービスである。
【0003】<2> 第2は可変帯域(UBR:Uns
pecified Bit Rate)サービスであ
る。このサービスは、該サービスによる契約をした各加
入者は、予め申告した固定帯域は一応捕捉するものの、
通信中の全加入者の総使用帯域が、交換機において交換
可能な帯域を超えたときには、その超過分の帯域は除去
して通信を維持する、というサービスである。
【0004】各ATM交換機において上述した固定帯域
サービスおよび可変帯域サービスの一方のみが扱われる
単独形と、これらサービスの双方を同時に扱う共用形と
が存在する。本発明は主として、この共用形の交換機に
ついて述べる。
【0005】
【従来の技術】図19は固定帯域サービスを図解的に表
す図である。本図において、参照記号EXは交換機、例
えばATM交換機を表す。また図中のMax24は、交
換機EXが交換し得る許容帯域を例示的に表している。
この固定帯域サービスを提供する交換機EXは、固定帯
域サービスの適用を受ける加入者A′および加入者B′
を配下に収容しており、しかも、その固定帯域は図示す
るようにそれぞれ10であるものとする。
【0006】そうすると交換機EXは、上位装置(図示
せず)に向って、各々の帯域10の回線を常時確保す
る。これが固定帯域サービスである。しかしこの固定帯
域サービスでは、本図に示すように、新たな加入者
(“新加入者”)が帯域10でさらに契約しようとする
と、総要求帯域は30(=10+10+10)になる。
そうすると、交換機EXの許容帯域(24)に対し、6
(=30−24)だけ帯域不足となり、その新加入者を
収容する回線を確保できなくなる。このような不利は、
次に述べる可変帯域サービスにより解消することができ
る。
【0007】図20は可変帯域サービスを図解的に表す
図である。本図の見方は図19と同じである。ここで可
変帯域サービスを受ける加入者AおよびBに加えて、新
たな加入者(“新加入者”)が帯域10を一応申告して
可変帯域サービスの提供を受けようとする。このような
場合、この可変帯域サービスであると、交換機EXは、
空き帯域4(=24−20)に相当する回線をその新加
入者に使用させることができる。
【0008】上述の図19および図20は、固定帯域サ
ービスと可変帯域サービスをそれぞれ個別に扱う交換機
について示したが、これらの両サービスを共用した交換
機もある。前述のとおり本発明はこの共用形交換機を対
象として述べる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した共用形交換機
において、仮に、可変帯域サービスの適用を受けるある
加入者のトラヒックが、ファイル転送等に起因して瞬間
的に増大したとする。このとき、交換機EXは固定帯域
サービスの適用を受けている加入者A′,B′…に対し
ては、そのトラヒックの増大に拘らず、契約した固定帯
域は確保しなければならない。
【0010】そうすると、上記の瞬間的に増大したトラ
ヒックに対処するため、交換機はその増大したトラヒッ
クにより帯域超過となった時点から、その超過分のセル
を廃棄しなければならない。そしてこのセル廃棄によ
り、可変帯域サービスの適用を受ける各加入者(A,B
…)のデータ転送品質は劣化することになる。このと
き、いずれも同一条件でサービスの提供を受けようとし
ている上記加入者A,B…が、無秩序にその劣化の影響
を受けることになれば、これら加入者A,B…にとって
公平の理念に反することになる、という問題がある。
【0011】したがって本発明は、トラヒックの瞬間的
な増大等があってデータ品質の劣化が避けられないと
き、その劣化の影響が可変帯域サービスの各加入者に公
平に現れるようにする、交換機におけるトラヒック制御
装置およびトラヒック制御方法を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】まず本発明の原理につい
て述べる。本発明に係るトラヒック制御装置は、上記の
課題に鑑み、複数のサービスクラス(例えば、上記の固
定帯域サービスクラスや上記の可変帯域サービスクラ
ス)のセルが混在されて伝送される回線における、セル
のトラヒックの制御を行うトラヒック制御装置である。
そして、かかるトラヒック制御装置において、本発明
は、概括的に、検出手段と調整手段とを有すること
を特徴とするものである。より具体的には、 上記回線におけるトラヒックの輻輳を検出する検出
手段と、 上記検出手段からの輻輳検出を受けて、同種の上記
サービスクラスに属する複数の加入者のセルに対する廃
棄の程度を、該加入者毎に調整する調整手段とを有する
ことを特徴とするトラヒック制御装置である。
【0013】なお、上記調整手段による調整手法として
は、例えば、 i)均等にセルを廃棄する手法や ii)使用帯域の比率に応じてセルを廃棄する手法 が挙げられる。なお、以下の説明は、上記複数のサービ
スクラスとして、固定帯域サービスクラスおよび可変帯
域サービスクラスがある場合を例にとって行う。
【0014】図1は本発明の基本構成を示すブロック図
である。本図において、EXは前述した交換機であり、
この交換機EXの一部に、本発明に係るトラヒック制御
装置10が形成される。このトラヒック制御装置10
は、図示する3つの主要な構成要素11,12および1
3を有する。これらは流入セル分析手段11、流入セル
量判定手段12および流入セル制限手段である。
【0015】流入セル分析手段11は、各々の加入者
(A,B…,A′,B′…)からセルハイウェイ14を
介し入力されたセルが、固定帯域サービスが適用される
固定帯域セルか可変帯域サービスが適用される可変帯域
セルかを識別して両者を分離し、固定帯域セルの全ての
流量である固定帯域セル総流量と該可変帯域セルの全て
の流量である可変帯域セル総流量とをそれぞれ算出す
る。
【0016】流入セル量判定手段12は、流入セル分析
手段11により算出された固定帯域セル総流量と可変帯
域セル総流量との和である総セル流量が、当該交換機E
Xを通過し得る許容セル流量を超えたときに、その超え
た分の超過セル流量に相当する廃棄セル量を、可変帯域
サービスの適用を受ける各加入者(A,B…)に所定の
割合をもって割り振るためのセル廃棄指示を出力する。
【0017】流入セル制限手段13は、流入セル量判定
手段12から出力されたセル廃棄指示に従って、当該交
換機EXに入力される各加入者(A,B…)毎の可変帯
域セルに対してセル廃棄を行う。なお、図中のTC/T
Uは、上記の固定帯域セル総流量(TC)および可変帯
域セル総流量(TU)を表す情報であり、DISは上記
のセル廃棄指示を示す情報である。
【0018】上記の構成によれば、例えばトラヒックの
瞬間的な増大により、交換機EXを通過し得る許容セル
流量を超えたとき、その超過セル流量に相当する廃棄セ
ル流量を、各加入者A,B…が公平に負担することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施例を示す図で
ある。本図では、バースト的に発生するセルを一時的に
バッファするためのセルバッファ手段15がさらに示さ
れている。また、図1に示した流入セル分析手段11
は、図2において、流入セル分析装置20と固定帯域セ
ルカウンタ21と可変帯域セルカウンタ22とから構成
する。ATM交換システムにおいて、加入者トラヒック
総計として帯域超過が検出された場合、可変帯域サービ
スを利用する加入者A,B…に対するセル廃棄数を制御
するために、流入セル分析装置20、流入セル制限装置
24、流入セル量判定装置23およびバッファ手段15
を具備する。これにより、可変帯域サービスを利用する
加入者の申告帯域に見合った転送セル数を保証する。な
お、このトラヒック制御装置10は、入力ハイウェイ単
位にそれぞれ設けられる流入セル分析装置20(21,
22を含む)および流入セル制限装置24と、装置10
に1つだけ設けられる流入セル判定装置23とからな
る。以下に各々の機能を説明する。
【0020】流入セル分析装置20:流入するセルを固
定帯域セルと可変帯域セルを判断して、これらのセルの
個数を、固定帯域セルカウンタ21と可変帯域セルカウ
ンタ22とにそれぞれ設定する。 流入セル制限装置24:固定帯域セルと可変帯域セルに
分離されたセルのうち可変帯域セルで、流入可能な数以
外のセルを廃棄する。
【0021】流入セル量判定装置23:当該装置10で
流入可能なセル数と入力ハイウェイ毎の、固定帯域セル
カウンタ21と可変帯域セルカウンタ22をもとに、各
ハイウェイで平等に可変帯域セルを廃棄できるように算
出して、各ハイウェイ毎の流入セル制限装置24にセル
廃棄指示DISを出す。本トラヒック制御装置10は、
上位装置で流量制限された場合も考慮して、上位装置か
ら流量制限の通知LUを受けるポートを用意している。
同様に下位装置に対して流量制限の通知LDを出すポー
トも用意している。
【0022】上位装置からの流量制限の通知LUは、当
該装置10の能力として総許容帯域が例えば100と仮
定したとき、上位装置側の処理能力が不足していて、当
該装置10からの入力ハイウェイの帯域が90に制約さ
れたとすると、当該装置10の出力ハイウェイの帯域
を、能力100から能力90に絞る必要がある。ただし
この機能は、上位装置の処理能力が十分あって、下位装
置10側の最大帯域を十分カバーできるならば必要無
い。
【0023】バッファ手段15:ATM交換システム内
を、加入者の申告帯域量に見合ったセルが透過できるよ
うにするためには、バースト的に連続発生した特定加入
者(コネクション)のセルを、次のセルスロットに乗せ
るまで待ち合わせる必要があり、このためのものであ
る。なお、流入セル制限装置24内に本機能を導入して
も構わない。すなわち、バッファ手段15の設置位置
は、図2に示す位置には限定しない。
【0024】図3は流入セル分析装置20を一層具体的
に表した一例を示す図である。この流入セル分析装置2
0では、セル分離部31を設ける。ここでは、流入した
各セルに付与された例えばタグ(TAG)を調べる。各
タグはそれぞれ流入したセルが固定帯域セルなのか、可
変帯域セルなのかを表示する、いわばフラグである。な
お、このタグは、例えば53バイトのセルの中のヘッダ
部分に書き込まれてもよいし、あるいは、このセルにタ
グがさらに付加されるようにしてもよい。
【0025】流入したセルが固定帯域サービスの適用を
受ける加入者(A′,B′…)からのものか、可変帯域
サービスの適用を受ける加入者(A,B…)からのもの
かは、当該交換機EXとのコネクションから判断でき、
当該交換機EXの最も加入者側で付与された上記のタグ
を伴う各セルが、このセル分離部31において、固定帯
域セルと可変帯域セルとに分離される。
【0026】さらに次段の、固定帯域および可変帯域セ
ル数加算部32において、分離された固定帯域セルおよ
び可変帯域セルの数がそれぞれ加算される。加算の都
度、カウンタ用レジスタ33および34に一時格納され
る。図4は流入セル制限装置24を一層具体的に表した
一例を示す図である。本図において、セル分離部41は
図3のセル分離部31と全く同一の構成を有し、ここで
固定帯域セルと可変帯域セルに分離されたセルは、固定
帯域セルハイウェイ42および可変帯域セルハイウェイ
43にそれぞれ送出される。このハイウェイ43からの
可変帯域セルは、セル廃棄部44にて、既述の超過セル
に相当する分だけ廃棄されて、セル結合部45に入力さ
れる。セル結合部45は上記ハイウェイ42からの固定
帯域セルと、部分的にセル廃棄された可変帯域セルとを
結合して、セルハイウェイ14を介し、交換機EX内の
スイッチ(図示せず)に入力する。
【0027】ここで上記流入セル制限手段13(特に、
上記のセル廃棄部44)の果す機能について、一例を挙
げる。この第1例によれば、流入セル制限手段13は、
可変帯域セルの各々について有意情報を含まない空セル
か否かを判別する空セル判別部(後述の77)を有し、
この空セル判別部により空セルであると判別された可変
帯域セルを優先してセル廃棄を行う。なお、空セルか否
かは、前述したタグ(TAG)の中に有意情報の有無を
示すビットを含ませることにより、判断可能である。あ
るいは、その有意情報の有無を、53バイトのセルのヘ
ッダ部分における所定エリアに予め書き込むようにし、
この所定エリアを見て判断することも可能である。
【0028】流入セル制限手段13の果す上記機能の第
2例を以下に示す。この第2例は、可変帯域サービスの
適用を受ける加入者(A,B…)の数がN(Nは自然
数)であるとき、流入セル量判定手段12(23)は、
各加入者毎のセル廃棄指示として、廃棄セル量の1/N
に相当するセル廃棄セル量を、各加入者に割り振り、流
入セル制限手段13(44)は、その割り振りに応じて
可変帯域セルを廃棄するものである。
【0029】図5は複数の加入者から均等にセル廃棄を
行う様子を表す図である。すべてが有意情報セルの場合
は特に可変帯域サービスを利用する加入者間で均等にセ
ルの廃棄をするのが公平である。その方法を、以下に述
べる。加入者Aから送られてくるセルを、A(0),A
(1),A(2),…,A(n)として、加入者Bから
送られてくるセルを、B(0),B(1),…,B
(n)とし、加入者Cから送られてくるセルを、C
(0),C(1),…,C(n)とする。加入者からの
セルが規定帯域を満たしていない場合は、空セルを挿入
することとすれば、交換機EXの内部のハイウェイには
必ず加入者の順番にセルが流れている。図5を参照する
と、A(0),B(0),C(0),A(1),B
(1),…,B(n),C(n)という順である。この
順であれば、3連続してセルを廃棄すれば、各加入者に
対して均等にセル廃棄が実施され、公平である。
【0030】流入セル制限手段13の果す上記機能の第
3例は次のとおりである。可変帯域サービスの適用を受
ける加入者(A,B…)の数がN(Nは自然数)であっ
てそれぞれが使用帯域(BR)としてBR1,BR2…
BRNを申告しているとき、流入セル量判定手段12
(23)は、各加入者毎のセル廃棄指示として、廃棄セ
ル量をその使用帯域BR1,BR2…BRNの比率で割
り振り、流入セル制限手段13(44)は、その割り振
りに応じて可変帯域セルを廃棄するものである。
【0031】図6は流入セル分析装置と流入セル制限装
置を一層具体的に表した一例を示す図である。本図の構
成は図3の構成と図4の構成を合体して、図4のセル分
離部41を排除したものである。すなわち、トラヒック
制御装置10の入力において固定帯域セルと可変帯域セ
ルとに分離した後は、この装置10の出力に至るまで両
セルを分離したまま処理するものである。
【0032】すなわち、図6の態様によると、流入セル
分析手段11(31)により分離された固定帯域セルお
よび可変帯域セルをそれぞれ個別に転送する固定帯域セ
ルハイウェイ42および可変帯域セルハイウェイ43を
備え、流入セル制限手段13(44)は、固定帯域セル
ハイウェイ42からの固定帯域セルをそのまま一方の入
力に受信すると共に、可変帯域セルハイウェイからの可
変帯域セルに対しセル廃棄部44にてセル廃棄を行って
得た制限可変帯域セルを他方の入力に受信して、両受信
入力を整列して出力するセル結合部45を有する。
【0033】これに対し、図3および図4の双方によっ
て表される態様によれば、流入セル分析手段11(3
1)は、分離した固定帯域セルおよび可変帯域セルの双
方を多重化して1本のセルハイウェイ14に乗せるため
の第1多重化部(後述)を有し、流入セル制限手段13
(44)は、セルハイウェイ14からの出力セルを再び
固定帯域セルと可変帯域セルとに分離するセル分離部4
1と、この分離された可変帯域セルに前記セル廃棄を行
って得た制限可変帯域セルと出力セルとを多重化して出
力する後述の第2多重化部(セル結合部45に相当)と
を有する。
【0034】流入セル量判定手段12をなす、図2の流
入セル量判定装置23は、下記の種々の機能のうちの少
なくとも1つの機能を果す。 (i)可変帯域サービスの適用を受ける加入者(A,B
…)の数がNであるとき、各加入者毎のセル廃棄指示D
ISとして、廃棄セル量の1/Nに相当するセル廃棄セ
ル量を、各加入者に割り振る。
【0035】(ii)可変帯域サービスの適用を受ける加
入者(A,B…)の数がNであってそれぞれが使用帯域
(BR)としてBR1,BR2…BRNを申告している
とき、各加入者毎のセル廃棄指示DISとして、廃棄セ
ル量を該使用帯域BR1,BR2…BRNの比率で割り
振る。図2において、上記セル廃棄指示DISは、流入
セル量判定手段12(図1)をなす流入セル量判定装置
23と、流入セル量制限手段13(図1)をなす流入セ
ル量制限装置24との間のやりとりにより伝達されるも
のであり、そのための通信手段が存在する。その形態と
して下記の3通りが考えられる。
【0036】(i)流入セル量判定手段12が流入セル
分析手段11から、固定帯域セル総流量および可変帯域
セル総流量に関する流量情報を取得するための通信手段
Iを有し、この通信手段Iはその流量情報を、定期的リ
ード方式により伝達する。 (ii)流入セル量判定手段12が流入セル分析手段11
から、固定帯域セル総流量および可変帯域セル総流量に
関する流量情報を取得するための通信手段IIを有し、こ
の通信手段IIはその流量情報を、その流量情報が変化し
たときのみ割込みを起動する割込み通知方式により伝達
する。
【0037】(iii) 流入セル量判定手段12が流入セル
分析手段11から、固定帯域セル総流量および可変帯域
セル総流量に関する流量情報を取得するための通信手段
IIIを有し、この通信手段III はその流量情報を、その
流量情報が変化したときにDMA通信方式により伝達す
る。流入セル量判定手段12をなす流入セル量判定装置
23は、既述のように、上位装置から流量制限の通知L
Uを受けたとき、これも廃棄セル量の判定に際し考慮す
る必要がある。このような場合には、トラヒック制御装
置10は次のような構成をとる。すなわち交換機EXよ
り上位にある上位装置において流入セル流量が制限され
る場合、この上位装置より制限流入セル流量を示す制限
情報の提供を受けるために、流入セル分析手段11(2
0)は、この上位装置に対して、総セル流量の情報を送
信する送信部(後述の67)を備え、流入セル量判定手
段12(23)は、送信したその総セル流量情報に応答
して提供された上記の制限情報によって低減された許容
セル流量をもとに廃棄セル量を設定するものである。な
お、ここに言う上位装置とは、さらに上位にある交換機
あるいはネットワークの総称である。
【0038】以上本発明の概要について説明したが、こ
の説明により把握される種々の方法は、次のように要約
される。 (1)まず基本的には次の第1ステップ〜第4ステップ
なる方法である。 第1ステップ:各々の加入者から入力されたセルが、固
定帯域サービスが適用される固定帯域セルか可変帯域サ
ービスが適用される可変帯域セルかを識別して両者を分
離する。
【0039】第2ステップ:固定帯域セルの全ての流量
である固定帯域セル総流量と該可変帯域セルの全ての流
量である可変帯域セル総流量とをそれぞれ算出する。 第3ステップ:算出された固定帯域セル総流量と可変帯
域セル総流量との和である総セル流量が、当該交換機E
Xを通過し得る許容セル流量を超えたときに、その超え
た分の超過セル流量に相当する廃棄セル量を、可変帯域
サービスの適用を受ける各加入者に所定の割合をもって
割り振るためのセル廃棄指示を出力する。
【0040】第4ステップ:出力された前記セル廃棄指
示に従って、当該交換機に入力される各前記加入者毎の
前記可変帯域セルに対してセル廃棄を行う。 (2)上記(1)のステップに対し、バースト的に発生
するセルを一時的にバッファするためのステップをさら
に含む。これは、図2のバッファ手段15により行われ
る。ただし、このバッファ手段15が置かれる位置は図
示の場合に限定せず、さらに後段でもよい。
【0041】(3)上記(1)の第3ステップに関し、
可変帯域サービスの適用を受ける加入者A,B…の数が
Nであるとき、各加入者毎のセル廃棄指示として、廃棄
セル量の1/Nに相当するセル廃棄セル量を、各加入者
に割り振るようにする。この例を次に示す。ATM交換
システムで処理可能な単位時間内セル数を100〔Cel
l〕とする。
【0042】加入者Aが20〔Cell〕、加入者Bが50
〔Cell〕、加入者Cが30〔Cell〕、加入者Dが40
〔Cell〕をそれぞれ流した場合、全加入者のセルを合計
すると、140〔Cell〕なので、このATM交換システ
ムで処理可能な総セル数を40(=140−100)
〔Cell〕超過している。そこでこの40〔Cell〕を4加
入者に割り振ると、1加入者当たり10〔Cell〕の廃棄
となる。この結果、各加入者へのセルの割り振りは、加
入者Aが10〔Cell〕、加入者Bが40〔Cell〕、加入
者Cが20〔Cell〕、加入者Dが30〔Cell〕となり、
合計100〔Cell〕となる。
【0043】(4)上記(1)の第3ステップに関し、
可変帯域サービスの適用を受ける加入者A,B…の数が
Nであってそれぞれが使用帯域(BR)としてBR1,
BR2…BRNを申告しているとき、各加入者毎のセル
廃棄指示として、廃棄セル量をその使用帯域BR1,B
R2…BRNの比率で割り振るようにする。この例を次
に示す。
【0044】ATM交換システムで処理可能な単位時間
内セル数を100〔Cell〕とする。加入者Aが20〔Ce
ll〕、加入者Bが50〔Cell〕、加入者Cが30〔Cel
l〕、加入者Dが40〔Cell〕をそれぞれ流した場合、
全加入者のセルを合計すると、140〔Cell〕なので、
このATM交換システムで処理可能な総セル数を40
(=140−100)〔Cell〕超過している。
【0045】そこでこの40〔Cell〕を各加入者の使用
帯域の割合で分けると、40/140の廃棄つまり全体
の29%の廃棄となる。この廃棄セル分が各加入者に割
り振られるので、加入者Aは6〔Cell〕(=20/14
0×40)のセル廃棄、加入者Bは15〔Cell〕(=5
0/140×40)のセル廃棄、加入者Cは9〔Cell〕
(=30/140×40)のセル廃棄、加入者Dは12
〔Cell〕(=40/140×40)のセル廃棄となる。
この結果、各加入者の割り当てセル流量は、加入者Aが
14〔Cell〕、加入者Bが35〔Cell〕、加入者Cが2
1〔Cell〕、加入者Dが28〔Cell〕となり、合計98
〔Cell〕となる。 (5)上記(1)の第4ステップにおいて、可変帯域セ
ルの各々について有意情報を含まない空セルか否かを判
別し、空セルであると判別された可変帯域セルを優先し
てセル廃棄を行うようにする。
【0046】(6)上記(1)の第1ステップに関し、
少なくとも、固定帯域セルか可変帯域セルかの識別をす
るための情報(タグ)を、入力された各セルに付与する
ようにする。 (7)上記(1)の第4ステップは、複数の加入者A,
B,C…からの入力セルCA,CB,CC…を、A,
B,C…の順に繰り返し配列するテップと、これら入力
セルから、これら加入者の数に等しい数のセルを1単位
として少なくとも1単位分のセルを廃棄するステップと
を有する(図5参照)。
【0047】以下、上述した本発明のトラヒック制御装
置10について細部の構成例を示す。図7は流入セル分
析装置20の一詳細例を示す図である。本図において、
51は各加入者ハイウェイ対応に設けられた、加入者識
別およびタグ付与部である。各加入者識別およびタグ付
与部51が接続されている、当該交換機EXコネクショ
ンに応じて、各々(51)がいずれの加入者に接続して
いるか即座に識別できる。
【0048】そこで各々(51)はその識別に応じて、
取り扱うセルが、固定帯域セルか可変帯域セルかが定ま
るので、それぞれに応じたビットを書き込んだタグ(T
AG)を、各入力セルに付与する。各識別および付与部
51にて各々のタグが付与された入力セル群は一旦多重
化部52にて多重化され、セル分配部53より、流入セ
ル制限装置24に送られる。
【0049】図8は加入者識別およびタグ付与部51の
具体例を示す図である。加入者ハイウェイからの入力セ
ルは一旦セルバッファ54に格納され、ここから1つ1
つ取り出される。一方、タグジェネレータ55からは上
記のタグが1つ1つ出力される。そしてこれらのセルと
タグはオアゲートORで結合され、セルとタグが一体に
なって多重化部52に送られる。
【0050】図9は図8の回路の動作を表す図である。
入力セルは、セルとセルが殆んど隙間なく現れるので、
1セル毎にタグを付加するためには、セルとセルとの間
に隙間を作る必要がある。例えば入力セルのセルが時間
間隔t0で現れるならば、その時間間隔をt1に拡大し
てセルを並べなければならない(t1>t0)。このた
めにセルバッファ54より所定のクロックCLに同期さ
せてセルを読み出す。またタグジェネレータ55からも
そのクロックCLに同期させてタグを出力する。
【0051】なお、セルの読み出しが拡大された時間間
隔で読み出されるので、その分、セル速度が下がってし
まう。したがって、実際には図示したセルの系列と同一
のセルの系列をもう一系統あるいは複数系統形成して並
列処理する必要がある。このことはタグについても同様
である。上述のとおり、流入セル分析手段11は、少な
くとも、固定帯域セルか可変帯域セルかの識別をするた
めの情報を、入力された各セルに付与する識別情報付与
部(上述の加入者識別およびタグ付与部51)を有する
のが好ましい。
【0052】図10は図7におけるセル分配部53の具
体例を示す図である。多重化部52からのセルおよびタ
グの対は順次セルバッファ61に格納され、セル読出部
62により順次取り出される。さらにタグ抽出部63に
てタグの部分だけが抽出され(セルはそのまま流れ
る)、抽出されたタグはパターンマッチング部64に入
力される。タグが有するビットパターンが例えば“X”
なら固定帯域セルであり、例えば“Y”ならば可変帯域
セルである。
【0053】そのまま流れるセルはセル排出部65よ
り、流入セル制限装置24に送られる。他方、タグに応
じて振り分けられたセルの数は加算カウンタ66(図3
の32に相当)で計数される。既述した送信部は67で
示され、上位装置に対し、総セル流量の情報を送信す
る。図11は図10における構成要素64,65および
66での機能を図解的に表す図である。入力されたセル
は一旦バッファaに格納された後、タグの内容に応じ
て、図中の上側(固定帯域)か下側(可変帯域)に振り
分けられる。
【0054】振り分けられたセルはそれぞれ図中のバッ
ファbおよびcに格納され、その直後のカウンタeおよ
びfにより、固定帯域ハイウェイおよび可変帯域ハイウ
ェイにそれぞれセルを送出する毎にその送出数が計数さ
れる。図12は図11に示す構成の出力段の一例を示す
図である。流入セル分析装置20からのセルは多重化部
67によって再び多重化され、流入セル制限装置24に
入力される。この多重化部67が、図3および図4に関
連して既に説明した、「分離した固定帯域セルおよび可
変帯域セルの双方を多重化して1本のセルハイウェイ1
4に乗せるための第1多重化部」である。
【0055】図13は流入セル制限装置24の一詳細例
を示す図である。本図において、流入セル制限手段13
をなす流入セル制限装置24は、複数の加入者(A,
B,C…)からの入力セルCA,CB,CC…(図5)
を、A,B,C…の順に繰り返し配列するセル整列部7
2と、これら入力セルから、加入者の数に等しい数のセ
ルを1単位として少なくとも1単位分のセルを廃棄する
セル廃棄部73とを有する。
【0056】セル整列部72は、加入者(A,B,C)
別にセルバッファ71に蓄積されたセル群を、空セル判
別部77により空セルを除いてA→B→C→A→B→C
のように順次取り出すセレクタで実現できる。セル廃棄
部73は、空セル判別部77を含むと共に、ABCAB
C…と整列されたセル群をABCの単位で抜き取る機能
を果す。本図では、セルマスク部74とパルスジェネレ
ータ75で構成する。ここに得られた制限可変帯域セル
はバッファhを経由して多重化部76に入力される。他
方、固定帯域セルはバッファgを経由して多重化部76
に入力される。両者を多重化した後、交換機EX内のス
イッチ(図示せず)に送る。ここに示した多重化部76
が、既に述べた「分離された可変帯域セルに前記セル廃
棄を行って得た制限可変帯域セルと出力セルとを多重化
して出力する第2多重化部」(セル結合部45に相当)
である。
【0057】図14は図13におけるセルマスク部74
の動作を図解的に表すタイムチャートであり、セル整列
部72より入力された空セルを除去したセルがアンドゲ
ートANDに入力される。他方、パルスジェネレータ7
5からの歯抜けのパルスPGがそのアンドゲートAND
に入力される。したがって、図中の“セル廃棄”が、廃
棄されたセル群を表す。
【0058】図15は図14において1単位のセル群お
よび2単位のセル群を廃棄する例を図解的に表すタイム
チャートである。ただし、簡単のため加入者がA,Bお
よびCの3者である場合を例にとっている。2単位で
は、ABCABCのようにセルが廃棄され、1単位では
ABCのようにセルが廃棄される。図16は図13に示
すパルスジェネレータ75の一構成例を示す図であり、
流入セル量判定装置23よりのパルスジェネレート入力
PGIをインタフェース82で受け、バスを介してこれ
をCPU85に伝える。CPU85はこれをもとにクロ
ック発生部83、レベル信号制御部84を制御する。ク
ロック発生部83からの出力とレベル信号制御部84か
らの出力は、同図中に83および84のタイムチャート
で表され、アンドゲートANDにより歯抜けのパルスP
Gを得る。
【0059】レベル信号制御は、流入セル量判定装置2
3からの廃棄指示に従って1または0の論理信号を出力
する。なお、インタフェース82は、既述の通信手段の
一部を構成し、定期的リード方式、割込み通知方式ある
いはDMA通信方式による通信を実現する。図17は流
入セル量判定装置23の一構成例を示す図である。全体
の制御はCPU91が司り、バスを介して、インタフェ
ース92、レジスタ93,94、インタフェース95,
96と信号のやりとりを行う。
【0060】CPU91の主たる役目は、流入セル分析
装置20から得た、固定帯域セルの総流量(レジスタ9
3)および可変帯域セルの総流量(レジスタ94)か
ら、既に詳しく述べた種々の演算により、廃棄セル量を
定めることである。このとき、上位インタフェース95
を介して得た、上位装置からの流量制限の通知LUも加
味する。
【0061】算出された廃棄セル量の情報は、インタフ
ェース92を介し、流入セル量制限装置24に伝達され
る。このインタフェース92は既述の通信手段の一部を
構成し、定期的リード方式、割込み通知方式あるいはD
MA通信方式による通信を実現する。図18は図17に
おける上位装置インタフェースおよび下位装置インタフ
ェースに関連する部分をさらに具体的に説明する図であ
る。本図において、αは本発明の対象となっている交換
機EX、βは同種の他の交換機、γは交換機αおよびβ
に対して上位にある交換機である。
【0062】上位の交換機γは、下位の交換機αおよび
βより、使用帯域の情報を得て、自内の計算部で、自ら
が処理可能な帯域を勘案して、下位の交換機に流量制限
通知LUαおよびLUβを返す。上位の能力が下位の能
力の合計よりも低い場合に使用する例である。交換機の
能力がα=80,β=80およびγ=100とすると、
γの最大が100なのでαとβが最大セルを流すと、総
セル量は160となり、60は廃棄する必要がある。そ
こでαとβを30ずつ減らすと次の例のときに問題があ
る。加入者A〜Dが可変セル20を使い、加入者Eが可
変セル20を使い、加入者F〜Hが固定セル20を使う
ときである。
【0063】このとき、Bからの入力を50とすると、
固定の加入者の1人に10しか流れなくなる。γから見
ると、固定セルは20×3=60、可変セルは20×5
=100であり、100−60=40が可変セルの最大
となる。この40を5で割ると40÷5=8、すなわ
ち、1加入者当り8を減ずる必要があり、γはαに対
し、8×4=32に規制すべきことをLUαにて通知す
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、U
BRサービスを利用する加入者に対し公平な回線サービ
スを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】流入セル分析装置20を一層具体的に表した一
例を示す図である。
【図4】流入セル制限装置24を一層具体的に表した一
例を示す図である。
【図5】複数の加入者から均等にセル廃棄を行う様子を
表す図である。
【図6】流入セル分析装置と流入セル制限装置を一層具
体的に表した一例を示す図である。
【図7】流入セル分析装置20の一詳細例を示す図であ
る。
【図8】加入者識別およびタグ付与部51の具体例を示
す図である。
【図9】図8の回路の動作を表す図である。
【図10】図7におけるセル分配部53の具体例を示す
図である。
【図11】図10における構成要素64,65および6
6での機能を図解的に表す図である。
【図12】図11に示す構成の出力段の一例を示す図で
ある。
【図13】流入セル制限装置24の一詳細例を示す図で
ある。
【図14】図13におけるセルマスク部74の動作を図
解的に表すタイムチャートである。
【図15】図14において1単位のセル群および2単位
のセル群を廃棄する例を図解的に表すタイムチャートで
ある。
【図16】図13に示すパルスジェネレータ75の一構
成例を示す図である。
【図17】流入セル量判定装置23の一構成例を示す図
である。
【図18】図17における上位装置インタフェースおよ
び下位装置インタフェースに関連する部分をさらに具体
的に説明する図である。
【図19】固定帯域サービスを図解的に表す図である。
【図20】可変帯域サービスを図解的に表す図である。
【符号の説明】
10…トラヒック制御装置 11…流入セル分析手段 12…流入セル量判定手段 13…流入セル制限手段 14…セルハイウェイ 15…バッファ手段 20…流入セル分析装置 21…固定帯域セルカウンタ 22…可変帯域セルカウンタ 23…流入セル量判定装置 24…流入セル制限装置 31…セル分離部 32…固定帯域セルおよび可変帯域セル数加算部 41…セル分離部 42…固定帯域セルハイウェイ 43…可変帯域セルハイウェイ 44…セル廃棄部 45…セル結合部 67…送信部 72…セル整列部 73…セル廃棄部 74…セルマスク部 77…空セル判別部 EX…交換機 A,B…可変帯域サービスの適用を受ける加入者 A′,B′…固定帯域サービスの適用を受ける加入者 DIS…セル廃棄指示 LU…流量制限の通知

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサービスクラスのセルが混在され
    て伝送される回線における、セルのトラヒックの制御を
    行うトラヒック制御装置において、 前記回線におけるトラヒックの輻輳を検出する検出手段
    と、 前記検出手段からの輻輳検出を受けて、同種の前記サー
    ビスクラスに属する複数の加入者のセルに対する廃棄の
    程度を、該加入者毎に調整する調整手段とを有すること
    を特徴とするトラヒック制御装置。
  2. 【請求項2】 各々の加入者から入力されたセルが、固
    定帯域サービスが適用される固定帯域セルか可変帯域サ
    ービスが適用される可変帯域セルかを識別して両者を分
    離し、該固定帯域セルの全ての流量である固定帯域セル
    総流量と該可変帯域セルの全ての流量である可変帯域セ
    ル総流量とをそれぞれ算出する流入セル分析手段と、 該流入セル分析手段により算出された前記固定帯域セル
    総流量と前記可変帯域セル総流量との和である総セル流
    量が、当該交換機を通過し得る許容セル流量を超えたと
    きに、その超えた分の超過セル流量に相当する廃棄セル
    量を、前記可変帯域サービスの適用を受ける各前記加入
    者に所定の割合をもって割り振るためのセル廃棄指示を
    出力する流入セル量判定手段と、 該流入セル量判定手段から出力された前記セル廃棄指示
    に従って、当該交換機に入力される各前記加入者毎の前
    記可変帯域セルに対してセル廃棄を行う流入セル制限手
    段とからなることを特徴とする、交換機におけるトラヒ
    ック制御装置。
  3. 【請求項3】 バースト的に発生する前記セルを一時的
    にバッファするためのセルバッファ手段をさらに含む請
    求項2に記載のトラヒック制御装置。
  4. 【請求項4】 前記可変帯域サービスの適用を受ける前
    記加入者の数がN(Nは自然数)であるとき、前記流入
    セル量判定手段は、各該加入者毎の前記セル廃棄指示と
    して、前記廃棄セル量の1/Nに相当するセル廃棄セル
    量を、各該加入者に割り振る請求項2記載のトラヒック
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記可変帯域サービスの適用を受ける前
    記加入者の数がN(Nは自然数)であってそれぞれが使
    用帯域(BR)としてBR1,BR2…BRNを申告し
    ているとき、前記流入セル量判定手段は、各該加入者毎
    の前記セル廃棄指示として、前記廃棄セル量を該使用帯
    域BR1,BR2…BRNの比率で割り振る請求項2記
    載のトラヒック制御装置。
  6. 【請求項6】 当該交換機より上位にある上位装置にお
    いて流入セル流量が制限される場合、該上位装置より制
    限流入セル流量を示す制限情報の提供を受けるために、
    前記流入セル分析手段は、該上位装置に対して、前記総
    セル流量の情報を送信する送信部を備え、 前記流入セル量判定手段は、送信した該総セル流量情報
    に応答して提供された前記制限情報によって低減された
    前記許容セル流量をもとに前記廃棄セル量を設定する請
    求項2記載のトラヒック制御装置。
  7. 【請求項7】 前記流入セル制限手段は、前記可変帯域
    セルの各々について有意情報を含まない空セルか否かを
    判別する空セル判別部を有し、該空セル判別部により空
    セルであると判別された該可変帯域セルを優先して前記
    セル廃棄を行う請求項2記載のトラヒック制御装置。
  8. 【請求項8】 前記流入セル分析手段により分離された
    前記固定帯域セルおよび前記可変帯域セルをそれぞれ個
    別に転送する固定帯域セルハイウェイおよび可変帯域セ
    ルハイウェイを備え、 前記流入セル制限手段は、 前記固定帯域セルハイウェイからの固定帯域セルをその
    まま一方の入力に受信すると共に、前記可変帯域セルハ
    イウェイからの前記可変帯域セルに前記セル廃棄を行っ
    て得た制限可変帯域セルを他方の入力に受信して、両受
    信入力を整列して出力するセル結合部を有する請求項2
    に記載のトラヒック制御装置。
  9. 【請求項9】 前記流入セル分析手段は、分離した前記
    固定帯域セルおよび前記可変帯域セルの双方を多重化し
    て1本のセルハイウェイに乗せるための第1多重化部を
    有し、 前記流入セル制限手段は、 前記セルハイウェイからの出力セルを再び前記固定帯域
    セルと前記可変帯域セルとに分離する分離部と、 この分離された可変帯域セルに前記セル廃棄を行って得
    た制限可変帯域セルと前記出力セルとを多重化して出力
    する第2多重化部とを有する請求項2記載のトラヒック
    制御装置。
  10. 【請求項10】 前記流入セル量判定手段が前記流入セ
    ル分析手段から、前記固定帯域セル総流量および前記可
    変帯域セル総流量に関する流量情報を取得するための通
    信手段を有し、該通信手段は該流量情報を、定期的リー
    ド方式により伝達する請求項2記載のトラヒック制御装
    置。
  11. 【請求項11】 前記流入セル量判定手段が前記流入セ
    ル分析手段から、前記固定帯域セル総流量および前記可
    変帯域セル総流量に関する流量情報を取得するための通
    信手段を有し、該通信手段は該流量情報を、該流量情報
    が変化したときのみ割込みを起動する割込み通知方式に
    より伝達する請求項2記載のトラヒック制御装置。
  12. 【請求項12】 前記流入セル量判定手段が前記流入セ
    ル分析手段から、前記固定帯域セル総流量および前記可
    変帯域セル総流量に関する流量情報を取得するための通
    信手段を有し、該通信手段は該流量情報を、該流量情報
    が変化したときにDMA通信方式により伝達する請求項
    2記載のトラヒック制御装置。
  13. 【請求項13】 前記流入セル分析手段は、少なくと
    も、前記固定帯域セルか前記可変帯域セルかの識別をす
    るための情報を、入力された各前記セルに付与する識別
    情報付与部を有する請求項2記載のトラヒック制御装
    置。
  14. 【請求項14】 前記流入セル制限手段は、 複数の加入者(A,B,C…)からの入力セル(CA,
    CB,CC…)を、A,B,C…の順に繰り返し配列す
    るセル整列部と、 該入力セルから、該加入者の数に等しい数のセルを1単
    位として少なくとも1単位分のセルを廃棄するセル廃棄
    部とを有する請求項4記載のトラヒック制御装置。
  15. 【請求項15】 各々の加入者から入力されたセルが、
    固定帯域サービスが適用される固定帯域セルか可変帯域
    サービスが適用される可変帯域セルかを識別して両者を
    分離する第1ステップと、 該固定帯域セルの全ての流量である固定帯域セル総流量
    と該可変帯域セルの全ての流量である可変帯域セル総流
    量とをそれぞれ算出する第2ステップと、 算出された前記固定帯域セル総流量と前記可変帯域セル
    総流量との和である総セル流量が、当該交換機を通過し
    得る許容セル流量を超えたときに、その超えた分の超過
    セル流量に相当する廃棄セル量を、前記可変帯域サービ
    スの適用を受ける各前記加入者に所定の割合をもって割
    り振るためのセル廃棄指示を出力する第3ステップと、 出力された前記セル廃棄指示に従って、当該交換機に入
    力される各前記加入者毎の前記可変帯域セルに対してセ
    ル廃棄を行う第4ステップとからなることを特徴とす
    る、交換機におけるトラヒック制御方法。
  16. 【請求項16】 バースト的に発生する前記セルを一時
    的にバッファするためのステップをさらに含む請求項1
    5に記載のトラヒック制御方法。
  17. 【請求項17】 前記可変帯域サービスの適用を受ける
    前記加入者の数がN(Nは自然数)であるとき、前記第
    3ステップにおいて、各該加入者毎の前記セル廃棄指示
    として、前記廃棄セル量の1/Nに相当するセル廃棄セ
    ル量を、各該加入者に割り振る請求項15記載のトラヒ
    ック制御方法。
  18. 【請求項18】 前記可変帯域サービスの適用を受ける
    前記加入者の数がN(Nは自然数)であってそれぞれが
    使用帯域(BR)としてBR1,BR2…BRNを申告
    しているとき、前記第3ステップにおいては、各該加入
    者毎の前記セル廃棄指示として、前記廃棄セル量を該使
    用帯域BR1,BR2…BRNの比率で割り振る請求項
    15記載のトラヒック制御方法。
  19. 【請求項19】 前記第4ステップにおいて、前記可変
    帯域セルの各々について有意情報を含まない空セルか否
    かを判別し、該空セルであると判別された該可変帯域セ
    ルを優先して前記セル廃棄を行うステップを含む請求項
    15記載のトラヒック制御方法。
  20. 【請求項20】 前記第1ステップは、少なくとも、前
    記固定帯域セルか前記可変帯域セルかの識別をするため
    の情報を、入力された各前記セルに付与するステップを
    含む請求項15記載のトラヒック制御方法。
  21. 【請求項21】 前記第4ステップにおいて、 複数の加入者(A,B,C…)からの入力セル(CA,
    CB,CC…)を、A,B,C…の順に繰り返し配列す
    るステップと、 該入力セルから、該加入者の数に等しい数のセルを1単
    位として少なくとも1単位分のセルを廃棄するステップ
    とを有する請求項17記載のトラヒック制御方法。
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