JPH03205937A - パケット交換機の流量制御装置および制御方法 - Google Patents

パケット交換機の流量制御装置および制御方法

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JPH03205937A
JPH03205937A JP2000339A JP33990A JPH03205937A JP H03205937 A JPH03205937 A JP H03205937A JP 2000339 A JP2000339 A JP 2000339A JP 33990 A JP33990 A JP 33990A JP H03205937 A JPH03205937 A JP H03205937A
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cell
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JP2000339A
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Toshiya Ouchi
大内 敏哉
Noboru Endo
昇 遠藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非同期で高速にパケット交換を行うATM交
換機において,パケットの到着頻度が異常に高いユーザ
を検出してこれを規制し、送受信バッファメモリを管理
する流量制御装置とその流量制御力法に関する。
(従来の技術〕 高速パケット通信において、網内の転送スループットを
向上させるために、パケット交換装置の処理を朗素化し
,ハードウェアを主体とする交換処理が採用されるよう
になりつつある。高速パケット通信の一手段である非同
期転送モード(ATM : Asynchronous
  T ransfer  Mode)のように、固定
長のセルによる通信もその一つである。この非同期転送
モードで使用される交換機をATM交換機と呼ぶ, ATM交換機の構威要素のlっであるバッファ共通型A
TMスイッチでは、そのバッファの領域はスイッチの各
出力回線に割り当てられるのではなく、入力されたセル
に対して順次劃り当てられる。すなわち、ATMスイッ
チは、特定の出力回線に出力すべきセルが集中的に入力
されたとき、それらのセルを一時的に格納するために、
そのスイッチ内部のバッファを無制限に割り当てる.バ
ッファ共通型ATMスイッチは,このように特定の出力
回線向けのセルの集中を吸収することができる.これは
、従来より、バッファ共通型ATMスイッチの利点とし
て指摘されている.しかし、バッファ容量は有限である
から、特定のユーザから入力するセルが多くなると、そ
の分だけ他の出力回線に出力すべきセルを格納するため
に割り当てられるバッファの総量は少なくなる。場合に
よっては、その量はゼロとなり、スイッチに入力するセ
ルは、全て廃棄されて、通信品質が劣化してしまう。
このように、何等かの原因によりセルを格納するバツフ
ァの領域が非常に少なくなり、その結果、セルの廃棄が
発生し易い状態、あるいはセルの廃棄が発生し、通信品
質が劣化している状態を輻輳状態と呼ぶ. 上述の内容より、次のことが言える. あるバッファ共通型ATM交換機において、輻輳が発生
する原因の一つとして、特定のユーザからのセル到着頻
度が高いということがあげられる.一般にユーザと回線
提供者とが契約する場合、一定時間内に送信できるセル
量の範囲内でユーザが送信セル量を申告する.しかしな
がら、ユーザは回線使用率を高くするために、高い頻度
でセルを送出する傾向にある。特定ユーザからのセル到
着量が多くなって、ATMスイッチにおいて輻輳が生じ
る原因としては、例えば、(イ)ユーザが、契約違反を
して、申告値の送出頻度を越えてセルを送出した場合、
(口)ユーザは、申告値の通りセルを送出しているが、
端末メードに障害や異常が生じたため、一度に多くのセ
ルが送出された場合,の2つのケースが考えられる。従
って、交換機側では、上記2つのケースを監視し、これ
らを検出してそのユーザに注意を与える必要がある.そ
のために、従来の共通バッファ型ATMスイッチでは、
出力回線毎にバッファ内セル数を計数するカウンタを設
け、バッファ内セル数が予め定めた閾値を越えた出力回
線に到着したセルは、廃棄するようにしている。このよ
うな輻輳制御方法としては、例えば、FATM交換アー
キテクチャの一提案』電子情報通信学会研究会(昭和6
3年)交換システムS S E88−56が挙げられる
【発明が解決しようとする課題〕
このように、従来の方法では、出力回線毎にバッファ内
のセル数を計数するカウンタを設けて、バッファ内のセ
ル数が予め定めた閾値を越えた出力回線に到着したセル
を全て廃棄していた。
しかしながら、これでは到着頻度の高いセルだけでなく
、到着頻度の低いセルまでも廃棄してしまう結果となる
. セルはヘッダ部と情報部からなるが、ヘッダ部には論理
チャネル番号が含まれている.この論理チャネル番号の
値が異なると、一般にセルの送信地点、到着地点の一方
または両方が異なることになる。従って、論理チャネル
番号が異なれば、セルを送受信するユーザの一部は異な
ることになる。
特定出力回線に出力すべきセルが集中してスイッチに到
着し、そのスイッチで輻輳が発生する場合、その出力回
線に出力すべきセルを送受信する全てのユーザが極めて
高い頻度でセルを送受信しているとは限らない。そのう
ちのある限られたユーザのみが、高い頻度で送受信して
いるものと考えられる. 従来の輻輳制御方法では、前述のように高い頻度で送受
信するユーザとともに、低い頻度でセルを送受信してい
るユーザが送出したセルまでも廃棄していたので、正し
く申告し、その申告値以下のセル送出量で送受信してい
たユーザまでも通信障害を受けることになる。
また、従来の輻輳制御方法では、バツファ共通型ATM
スイッチを対象にしているが、そのバツファ内のセル数
の閾値を出力回線毎だけに定めていたので、特定の出力
回線に出力されるセルが集中したときに、その出力回線
用だけにバツファの全領域が割り当てられるという状態
を回避することが可能になった。しかし、セルの集中を
吸収することができるというバツファ共通型ATMスイ
ッチの利点が失われる結果にもなっていた。
本発明の第1の目的は、このような従来の課題を解決し
、バッファ共通型ATVスイッチの利点を保ちながら、
セルの規制を行うことにより、バッファメモリを高い効
率で使用することができるパケット交換機の流量制御装
置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、スイッチの輻輳の主要原因であ
るセルのみを規制して,特定端末のみが異常発生したと
きに、他の端末からのセルの品質劣化を防ぐことができ
るパケット交換機の流量制御方法を提供することにある
〔課題を解決するための手段J 前記目的を達成するために、本発明によるパケット交換
機の流量制御方法は、(イ)バッファメモリに格納され
ているセルの総数が予め定められた第1の閾値を越えて
おり、かつバッファメモリに格納されているセルのうち
、特定の出力回線に出力されるセルの数が予め定められ
た第2の閾値を越えており、かつ出力回線に出力される
セルのうち、論理チャネル番号毎に観測された到着頻度
が予め定められた第3の閾値より高い論理チャネル番号
を有するセルを検出して、上記の3つの条件が満足して
いる期間中だけ、セルをスイッチの前段の入力回線処理
段で規制し、廃棄処分にすることに特徴がある.また,
(口)バッファメモリに格納されているセルの総数を計
数するカウンタスイッチのバッファメモリ内に格納され
ているセルの総数、およびその出力回線毎の内訳を計数
する計数回路と、その計数回路の計数結果を用いてスイ
ッチの輻輳を出力@線別および全出力回線対応に検出す
る輻輳検出回路と、スイッチに到着したセルの到着頻度
を観測するセル到着頻度観測回路と、その観測回路およ
び上記輻輳検出回路の出力を用いて規制対象セルを判定
し、入力を規制する規制回路を設けることにも特徴があ
る。
〔作  用〕
出力@線対応のバッファ内セル数が予め定められた閾値
を越えた時、その出力回線は輻輳状態であると判定され
るが、バッファ共通型ATVスイッチでは、特定の出力
回線にバッファメモリの全領域を割り当てることができ
るため、特定の出力回線が輻輳状態であると判定された
だけでは、入力セルを規制する必要はない。本発明にお
いては、バッファ内のセルの総数が予め全出力回線対応
に設定されている閾値を越えた場合、ATMスイッチに
入力されるセルのうち、輻輳状態と判定された出力回線
に出力すべきセルの一部を規制する。
これにより、特定の出力回線にバッファメモリの全領域
を割り当てることができる共通バッファ型ATMスイッ
チの利点を残したまま、輻輳を回避することができる。
また、本発明においては、ATMスイッチに輻輳が発生
した場合、輻輳状態と判定された出力回線に出力される
セルの中で、特に到着頻度の高い論理チャネル番号を持
つセルを識別し、これを規制対象セルとすることにより
、輻輳発生の主要原因となっている特定回線のセルのみ
を選択的に規制し、他のセルの品質を保証することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すパケット交換機の主
要部を示す構成図である。
第1図において、10−1.10−2,  ・・・・1
0−nは端末あるいは他の交換機からセルが送られてく
る入力回線、l−1.1−2,  ・・・1−nはライ
ンインタフェース回路(以下、LIFと記す)、70は
バッファ共通型ATMスイッチ、96はバツファ内セル
数カウンタ、90はスイッチ輻轢状態判定回路、100
−1,100−2,・・・・100−nは端末あるいは
他の交換機へセルを出力する出力回線、20,30.4
0および85は図示省略されている制御回路からの制御
信号線である。
ここで、回線上を通過するデータは、ヘッダ部と情報部
とから構成される固定長のパケット(以下,セルと記す
)である。回線上を通過するセルは、ヘッダ部と情報部
から構成されるが、ヘッダ部には論理チャネル番号(I
L)が含まれている。
複数の入力回線1 0−1.1 0−2,・・・1〇一
nが、それぞれLIF回路1−1.1−2,・・1−n
を介してバッファ共通型ATMスイッチ70に接続され
、複数の出力回線100−1,1 00−2,  1 
00−nとの間で交換動作が行われる。
本実施例では、バッファ共通型ATMスイッチ70にお
いて輻輳が発生したときに、バツファ内セル数カウンタ
96およびスイッチ輻轢状態判定回路90を用いて輻輳
発生を検出し、その検出出力をLIF回路1−nにフィ
ードバックすることにより、LIF回路1−nで入力セ
ルの一部を規制する。LIF回路1−nは,入力したセ
ルのヘッダ部を内部処理用に変換するヘッダ変換部10
lと到着したセルの頻度を観測する到着頻度Il!測部
102と、規制部103とから構成される。
ヘッダ変換部101では、制御回路からの信号線20の
信号(初期設定あるいは呼設定時に設定されたパラメー
タ)により、ヘッダ変換テーブル(図示省略)を参照し
て入力回a10−1から入力されたセルのヘッダ部をス
イッチ内部ヘッダに変換する。ヘッダ変換後のセルは、
第6図(b)に示されるようなヘッダ内容が付加される
。なお、ヘッダ変換テーブルの内容は、呼設定時に信号
線20を介して制御回路より書き替えられる。
到着頻度観測部102では、制御回路からの制御JiI
30の信号(初期設定あるいは呼設定時に設定された閾
値およびパラメータ)に基づいて,LIF回路1−1に
入力されるセルの到着頻度を論理チャネル番号(OL)
毎に観測し、セルの到着頻度の高低を判定する。なお、
判定に用いる閾値は、呼設定時に信号線30を介して制
御回路により与えられる。また、判定結果は、セルのヘ
ッダ部に付加される。
規制部103では、スイッチ輻轢状態判定回路90から
信号線60を介して伝達されるスイッチ内部の輻輳に関
する情報と、スイッチ内ヘッダに含まれているルート情
報(RT)と、到着頻度観測部102の観測結果(LS
T,LRJ)を用いて、入力セルを規制の対象にするか
否かを判定する。
規制の対象になるセルに対して、規制御作が行われる。
このようにして、輻輳発生の原因となっている出力回線
に出力されるセルのうち、到着頻度が高いセルが規制の
対象となる。つまり、輻輳発生の主原因となっているセ
ルが、規制されることになる。
第1図に示すように、スイッチの内部には、スイッチに
到着したセルを一時格納するバッファメモリ702が設
けられる。このバッファメモリ702は、全出力回線に
共通のバッファとして用いられ、セルの格納領域を出力
回線100−1,100−2,  ・・・・100−n
に対して固定的に割り当てたものではない。従って、特
定の出力回線に出力すべきセルが集中してスイッチに到
着した場合には、バッファメモリ702の全ての領域を
その出力回線に割り当てることも可能である。
バッファ内セル数カウンタ96は、バッファメモリ70
2内に格納されているセルの総数、およびそれらのセル
の出力回線毎の内訳を計数する。
勿論、バッファメモリ702内に格納できるセルの容量
には限界があるため、バッファメモリ702に多くのセ
ルが集中して到着した場合には、全てのセルを格納する
ことはできなくなる。多くのセルが集中してスイッチに
到着し、バッファメモリ702に格納できるセルの数が
極めて少なくなった状態が輻輳状態であって、特定の出
力回線に出力されるべきセルが集中的にスイッチに到着
した場合に、これらのセルが原因となって輻轢状態が発
生することもある。
スイッチ輻輳状態判定回路90は、バッファ内セル数カ
ウンタ96が計数したバッファメモリ702内に格納さ
れているセルの計数値から、スイッチ70の内部で輻輳
が発生しているか否かを判定する。また、上記セルの計
数値の出力回線毎の内訳を用いて、どの出力回線に出力
すべきセルがバッファメモリ702に多く格納されてい
るか、つまり輻輳の原因となっている出力回線はどの回
線であるかを検出する。輻輳状態の検出、および輻輳発
生の原因となっている出力回線の検出には、後述するよ
うな第1および第2の2種類の閾値を用いる。これらの
閾値は、信号線40を介して図示省略されている制御回
路から入力される。
LIF回路1−1.  1−2,  ・・−・1−nは
、輻輳が発生したときに、スイッチ輻輳状態判定回路9
0から信号線60を介して出力される制御信号に基づい
て、入力セルの一部を規制するように動作する。第1図
における50−1.50−2,−50−nは、LIF回
路1−1.1−2,・・・・1−nから出力されたセル
をATMスイッチ70に伝達する信号線であり、また9
5はスイッチ内部のバッファメモリ702にセルが書き
込まれたこと、あるいはバッファメモリ702からセル
が読み出されたことを、バッファ内セル数カウンタ96
に伝達する信号線である。また、80は、スイッチ内部
のカウンタによる計数値をスイッチ輻輳状態判定回路9
0に伝達する信号線である。
第6図は、本発明で使用されるセルのフォーマット図で
ある。
ここでは、(a)〜(d)の4種類のセルのフォーマッ
トが示されており、 (a)のヘッダ部はヘッダ変換部
101に入力される前のヘッダ内容であって、変換前の
論理チャネル番号(IL)のみから構成される。(b)
のヘッダ部は、ヘッダ変換部101で変換された後のヘ
ッダ内容であって、空/塞情報(E/F)、優先情報(
PRT)、ルート情II(RT)、論理チャネル番号(
OL)から構成される。(C)のヘッダ部は、到着頻度
観測部102から出力されるセルのヘッダ内容であって
、(b)の内容に加えて、さらにセルの到着頻度が非常
に高いか否かを示す廃棄情報(L R J )、セルの
到着頻度の高低を示す到着頻度情報(L S T)が付
加される。なお、LRJおよびLSTは、到着頻度観測
部102の観測結果である.(d)のヘッダ部は、バッ
ファメモリ702から読み出された後のセルのヘッダ内
容であって、変換後の論理チャネル番号(OL)のみか
ら構成される。
次に、第1図の要部であるバッファ共通型ATMスイッ
チ70(第7図)、バッファ内セル数カウンタ96(第
8図)、およびスイッチ輻棲状態判定回路90(第9図
)の詳細を説明し,それによりスイッチの輻輳状態の検
出方法を詳述する。
第7図は、第1図におけるバッファ共通型ATMスイッ
チの内部構成図である。
第7図において、701は多重回路、702はバッファ
メモリ、703−1〜703−nは読み出しアドレス管
理FIFO、704は空きアドレス管理FIFO、70
5は読み出しカウンタ、706,707は選択回路、7
0Bはパラレルシリアル変換多重分離回路である。
多重回路701は、n本の入力回線50−1.50−2
,  ・・・・50−nからそれぞれ入力されるセルを
時分割多重する回路である,ここに入力されるセルは、
第6図(b)に示すヘッダ部を持ったセルである。
バッファメモリ702は、多重されたセルに含まれる情
報部(DA) 、および論理チャネル番号(OL)を一
時格納する。
パラレルシリアル変換多重分離回路708は、バッファ
メモリ702から出力されたセルをパラレルシリアル変
換すると同時に、セルの行き先に従ってn本の出力回線
100−1,100−2,・・・100−nに分離する
空きアドレス管理FIFO704は、入力セルを格納す
るバッファメモリ702の空きアドレスを管理する。す
なわち、読み出しアドレス管理FIFO703−1〜n
から読み出されたアドレスを空きアドレスとして管理す
る。多重回路701かも出力されたセルのヘッダ部に含
まれるルート情報(R T)が,空きアドレス管理FI
FO704に入力されると、FIFO704はバッファ
メモリ702の空き領域アドレスを出力する。すなわち
、Do端子からバッファメモリ702および読み出しア
ドレス管理FIFO703−1〜nに対して、書き込み
データアドレスを送出し、次に書き込まれるセルの格納
アドレスを示す。セルの情報部<DA)および論理チャ
ネル番号(OL)は、FIF○704の出力が示すバッ
ファメモリ702の空き領域に格納される。
読み出しアドレス管理FIF○703−1〜nは、バッ
ファメモリ702から読み出されるセルの格納されてい
るアドレスを、セルの出力回線毎に管理する.すなわち
、読み出しアドレス管理FIFO703−IA−nの1
個は、選択回路707により選択されることにより、メ
モリ702のDO端子から読み出すべきセルが格納され
ているアドレス信号を送出し、これをバッファメモリ7
02のRA端子に入力して、セルを読み出す。また、空
きアドレス管理FIF○704からの空きアドレスは、
ルート情報が示す出力回線番号に対応する読み出しアド
レス管理FIFO703−1−nの1つに、選択回路7
06を介して格納される。
空きアドレス管理FIF○704の数は1個であるため
、バッファメモリ702のセル格納領域は、複数の出力
回線に対して共通に用いられる。従って、バッファメモ
リ702は、共通バッファとして動作する。
読み出しカウンタ705は,バッファメモリ702から
セルを読み出す際のクロックを発生する。
このクロックの1周期は、lセル時間を回線数nで割り
算した値に等しい。ここで、1セル時間とは、パラレル
シリアル変換された後、あるいはシリアルパラレル変換
される前のセルの1つが回線を通過するために必要な時
間である。
選択回路706は、入力セルのルート情報に対応する読
み出しアドレス管理FIFO703−1〜nの1つを選
択する。また、選択回路707は,読み出しカウンタ7
05が出力する論理ビットパターンに従って、読み出し
アドレス管理FIFO703−1−nの1つをサイクリ
ックに選択する。
選択回路707が選択した読み出しアドレス管理FIF
○703−1=nの1個から、セルが格納されているバ
ッファメモリ702のアドレスが読み出される。選択回
路707は、出力回線番号1に対応する読み出しアドレ
ス管理FIFO703−1から回線番号nに対応する読
み出しアドレス管理FIFO703−nの順番で,サイ
クリックにFIFOを選択する。アドレス管理FIFO
703−1〜nから読み出されたバッファメモリ702
のアドレスより、セルが読み出される。これと同時に、
そのアドレスは、空きアドレスとして、空きアドレス管
理FIFO704に格納される。このようにして、セル
の読み出しが行われることになる。
信号線95aは、セルのヘッダに含まれる空き塞り情報
(E/F)を伝達する信号線であり、空きアドレス管理
FIF○704のRE(読み出しイネーブル)端子に接
続され、また95bは、ルート情報(RT)を伝達する
信号線であり、FIFO704のRC(読み出しクロッ
ク入力)端子に接続されている。また、信号線709は
、図示省略されているクロック回路に接続されている。
特定の出力回線に出力されるセルが集中してスイッチに
到着した場合には、その出力回線に対して他の回線より
も多くのセル格納領域が割り当てられる。また、多重回
路701から出力されたセルの空き塞り情報は、空きア
ドレス管理FIFO704の読み出しイネーブル入力端
子(R E)および選択回路706の制御信号入力に接
続されるので、その空き塞り情報が空きセルを示す場合
には、空きアドレス管理FI FO704から空きアド
レスは出力されない。また、読み出しアドレス管理FI
FO703の書き込みクロック入力(WC>にも書き込
みクロックが入力されない。その結果、空きセルはバッ
ファメモリ702に格納されずに,廃棄されることにな
る。
バッファメモリ702から読み出されるセルのフォーマ
ットは、第6図(d)に示すように、論理チャネル番号
(OL)のみのヘッダ部と情報部(DA)からなる。
第8図は、第1図におけるバッファ内セル数カウンタの
内部構成図である。
バッファ内セル数カウンタ96は、共通バツファ702
に格納されているセルの総数、およびその出力回線1 
00−1,1 00−2,・・・lOO−n毎の内訳を
計数する回路である。801bは、共通のバッファメモ
リ702に格納されているセルの総数を計数するカウン
タであり、801a−1,801a−2,・・・・80
1a−nは、共通バッファ702に格納されているセル
の数の出力回線毎の内訳を計数するカウンタである.8
03は、バッファメモリ702にセルがIII格納され
る毎に、セルが格納されたことを示す信号を出力する論
理積回路である。すなわち、前述のバツファ共通型AT
Mスイッチ70の多重回路701がら空きアドレス管理
FIF○704に出力されるセルの空き塞り情報(E/
F)とルート情報(RT)とが、信号線95a,95b
を介してバッファ内セル数カウンタ96にも送出される
。論理積回路803では、これら両信号の論理積をとっ
てセルの格納信号とする。
選択回路802は、バッファメモリ702に格納された
セルが出力される出力回線番号に対応するカウンタ80
1aを選択する回路である。すなわち、信号線95bを
介して送られてきたルート情報(RT)により、選択回
路802でそのルートに割り当てられた出力回線に対応
するカウンタ801a−1〜nの1つを選択する。第7
図の読み出しカウンタ705から出力され、信号線95
cを介して伝達される読み出しクロックは、バッファメ
モリ702からセルが1個だけ読み出されたことを示す
信号である。選択回路804は、出力回線番号1に対応
する出力回線別バッファ内セル数カウンタ801a−1
から回線番号nに対応する出力回線別バッファ内セル数
カウンタ801a−nの順序で、サイクリックにカウン
タを選択する。信号線80a−1,  ・・・・80a
−nおよび80bは,計数結果を出力する信号線であり
、また信号線85は、図示省略された制御回路に接続さ
れ、カウンタの初期化のリセット信号が送られてくる。
これらの信号線80a−1〜n,80bは,カウンタ8
01a−1 〜n,80lbのデータ出力端子(D○)
に接続され、また信号線85は、カウンタ80 1 a
−1 〜n, 80 l bのリセット端子(RS)に
接続される。
バッファメモリ702にセルが到着した時点で、セルの
ヘッダ部に含まれているルート情報(RT)および空き
塞り情報(E/F)がそれぞれ信号線95b、95aを
介してバッファ内セル数カウンタ96に入力される。そ
して、そのセルが空きセルでないときには、論理積回路
803からバッファメモリ702にセルが格納されたこ
とを示す信号が出力される。この論理積回路803の出
力は、バッファ内総セル数カウンタ80lbのカウント
アップ入力(UCK)に入力され、カウンタ8olbの
計数値をインクリメントする。論理積回路803の出力
は、バッファメモリ702に格納されたセルが出力され
る出力回線番号に対応する出力回線別バッファ内セル数
カウンタ801a−1〜nのカウントアップ入力(UC
K)にも選択回路802を介して入力され、カウンタ8
01a−1〜nの計数値をインクリメントする。
バッファメモリ702からセルが1個読み出されたとき
には、信号線95cを介してクロックが1個、バッファ
内総セル数カウンタ80lbのカウントダウン入力(D
 C K)に入力され、カウンタ80lbの計数値をデ
クリメントする。このクロックは、バッファメモリ70
2から読み出されたセルが出力される出力回線番号に対
応する出力回線別バッファ内セル数カウンタ801aの
カウントダウン入力(D C K)にも選択回路804
を介して入力され、カウンタ801aの計数値をデクリ
メントする。
このような構成を用いることにより、バッファメモリ7
02に格納されているセルの数を計数することができる
選択回路804の出力信号のうち、出力回線別バッファ
内セル数カウンタ801a−1のカウントダウン入力(
D C K)に入力される信号は、全てのカウンタ80
1の計数値出力入力(LCK)に入力される。この信号
がLCKに入力されると、その時点での計数値がD○よ
り出力される。そして、次に、LCKに信号が入力され
るまで出力値は保持される。カウンタ801a−1のカ
ウントダウン入力(DCK)に入力される信号は、1セ
ル時間周期に発生する。従って、計数結果出力は、1セ
ル時間の期間内で保持されることになる。これは、入力
インタフェース回路1−1の規制部103において、入
力セルを規制対象セルにするか、規制対象外セルにする
かを決定するが、その決定期間中にカウンタの計数値が
変化しないようにするためである。
第9[i!Iは、第1図におけるスイッチ輻輳状態判定
回路の内部構成図である。
スイッチ輻輳状態判定回路90は、バッファ内セル数カ
ウンタ96が計数したバッファメモリ702内に格納さ
れているセルの総数を用いて、スイッチの内部で輻輳が
発生しているか否かを判定する。また、そのセルの総数
の出力回線毎の内訳を用いて、どの出力回線に出力すべ
きセルがバッファメモリ702に多く格納されているか
、つまり輻@発生の原因となっている出力回線はどれで
あるかを検出する。
スイッチ輻轢状態判定回路90は、バッファメモリ70
2内に格納されているセルの総数を用いて、スイッチ7
0内部で輻輳が発生しているか否かを判定する出力回線
共通輻輳判定回路90l bと、バッファメモリ702
内に非常に多く格納されているのは、どの出力回線に出
力すべきセルであるかを検出する出力回線別輻輳判定回
路901a−1−nと、状態判定に用いる閾値(THI
〜TH4)を格納するレジスタ906−1〜4から構成
される。第8図に示すバッファ内セル数カウンタ96の
出力回線別セル数出力端子(DO)からの信号線80a
−1〜nは、出力回線別輻輳判定回路901a−1〜n
のバッファ内セル数入力端子(QC)に接続されている
。バッファ内総セル数出力端子(D○)からの信号線8
0bは、出力回線共通輻輳判定回路90lbのバッファ
内セル数入力端子(QC)に接続されている。また、出
力回線別輻轢判定回路901a−1−nの出力端子(S
○)から出力される判定結果は、信号線60a1−nを
介して入力ラインインタフェース回路1−1−nの規制
部103に送出される。出力回線別輻轢判定回路901
a−1=nのクロック入力端子(CK)には、図示省略
されている1セル時間周期のグロック回路の出力が信号
線907を介して接続される。また、出力回線共通輻輳
判定回路90lbの閾値入力端子(TH3,TH4)に
は、レジスタ906−3〜4の出力が信号線を介して接
続され、出力回線別輻輳判定回路901a−1〜nの閾
値入力端子(THI,TH2)には、レジスタ906−
1〜2の出力が信号線を介して接続される。これらのレ
ジスタ906−1〜4には、図示省略された制御回路か
ら閾値が初期設定時に信号線40−1〜4を介して送出
される。
出力回線別輻輳判定回路901a−1〜nは、加算器9
02−1〜2、比較器903−1〜2、一致検出回路9
04および状態レジスタ905がら構成されている。出
力回線別バッファ内セル数入力(QC)は、加算器90
2−1、902−2を介して入力信号の正負を判定する
比較器9o3−1,903−2のデータ入力(DI)に
接続される。
一方、2つの閾値入力(THI,TH2)も、加算器9
02−1,902−2に接続される。すなわち、加算器
902−1,902−2では、閾値THl,TH2毎に
、これらの閾値と出力回線別バッファ内セル数とが引算
され、それぞれ閾値を越えた値が比較器903−1,9
03−2に入力される。比較器903−1,903−2
では、それぞれ正負が判定される。比較器903−1,
903−2のデータ出力は、一致検出回路904に接続
され、さらに一致検出回路904の出力は論理積回路を
介して状態レジスタ905のクロック入力(C K)に
接続される。なお、比較器903−2のデータ出力のみ
は、状態レジスタ905のデー夕入力端子(DI)に接
続される。
出力回線共通輻輳判定回路90lbの構成は、出力回線
別輻輳判定回路901a−1〜nと同じである。
バッファメモリ702に格納されているセルのうち、出
力回線番号1に出力すべきセルの数は、信号線80a−
1を介して2つの加算器902−1,902−2に接続
され、これらの加算器902−1.2においてそれぞれ
閾値(THI,2)と引算され、差が計算される。なお
、2つの閾値(THI,2)の大きさは、それぞれバッ
ファメモリ702に格納することができるセルの最大数
をBとしたとき、このBを全出力回線数nで割算した商
に、定数kl,k2(kl,k2>1)をそれぞれ乗算
した値の近傍値である。例えば、THIはBの50%の
値、TH2はBの60%の値である。
2つの加算器902−1,902−2の出力の正負は、
比較器903で判定される。加算器902−1,902
−2の出力がOまたは正の場合、つまりバッファメモリ
702内の回線当りのセル数が閾値に等しい、あるいは
閾値よりも大きい場合には、比較器903−1.2はH
(論理レベルのうちのハイレベル)を出力する。状態レ
ジスタ905は,バッファメモリ702に格納されてい
るセルのうち、出力回線lに出力すべきセルの数に関す
る輻輳状態を出力する。すなわち、状態レジスタ905
は、出力回IIA lに出力すべきセルの数が極めて多
い場合には、出力回線1に関して輻輳状態であると判定
し、出力端子SOにHを出力する。状態レジスタ905
に格納される値は、2つの比較器903−1,903−
2の出力が一致する場合にのみ、1セル時間間隔で書き
換えられる。
つまり、それまで状態レジスタ905にL(論理レベル
のローレベル)が書き込まれている状態で、両比較器9
03−1.2の両方の出力がHになると、論理積回路の
出力であるクロック端子(G K)とデータ入力端子(
DI)にHが入力するため、内部状態値が書き換えられ
て、LからH状態となる。
この場合、直接,状態レジスタ905に書き込む入力は
、比較器903−2の出力である。
そして、出力回線別バッファ内セル数入力(QC)が2
つの閾値より小さくなった時、出力回線lに関する輻輳
が解除されたと判定し、状態レジスタ905の格納値を
Lとする。
このように、閾値を2つ用いる理由は、出力回線別の幅
輪状態の判定結果が出力回線別バッファ内セル数入力(
QC)の微小な変化によって影響されないようにするた
めである。
他の出力回線別輻轢判定回路901a−2〜nにおいて
も、全く同じようにして、出力回線別バッファ内セル数
入力(QC)が2つの閾値より大きくなったとき、出力
回線2〜nのそれぞれに対してスイッチが輻輳状態であ
ると判定して、状態レジスタ905の格納値をHにする
。逆に、出力回線別バッファ内セル数入力(QC)が2
つの閾値より小さくなったとき、出力回線2〜nに関す
るスイッチの輻輳状態が解除されたと判定し、状態レジ
スタ905の格納値をLとする。
次に、バッファメモリ702に格納されているセルの総
数については、信号線80bを介して出力回線共通輻峻
判定回路90lbの2つの加算器907−1,907−
2に入力され、加算器907−1.2において2つの閾
値(TH3,TH4)と引算が行われ、それぞれ差が計
算される。ここで、2つの閾値の大きさは、それぞれバ
ッファメモリ702に格納できる最大セル数Bに定数k
3,k4(k3,k4<1)を乗算して値の近傍値であ
って、例えばk3=0.75,k4=o,8である。
加算器907−1.2で引算された結果、正、Oまたは
負の値が比較器908−1,908−2に入力されてそ
こで判定される。加算器907−1.2の出力がOまた
は正の場合、つまりセルの総数が閾値に等しいか、ある
いは閾値よりも大きい場合には、比較器908−1.2
はHを出力する。
状態レジスタ910は、スイッチ内が輻輳しているか否
かの状態を出力し、スイッチが輻轢状態のときにはHを
出力する。そして、2つの比較器908−1.2の出力
が一致する場合にのみ、lセル時間間隔で値が書き換え
られる。例えば、バッファ内セル総数入力(QC)が2
つの閾値より太きくなったとき、スイッチが輻轢状態で
あると判定して、状態レジスタ910の格納値をHにす
る。
次に、バッファ内セル数入力(QC)が2つの閾値より
小さくなったときに、スイッチの輻轢状態が解除された
と判定して、状態レジスタ910の格納値をLに書き換
える。
2つの閾値を用いるので、スイッチの輻輳状態の判定結
果は、バツファ内セル数入力(QC)の微小な変化には
全く影響を受けない。
本発明においては、出力回線共通輻輳判定回路90lb
がスイッチの輻輳状態を示しているときに、出力回線別
輻輳判定回路901g−1−nも同時に輻輳状態を示し
た場合、その出力回線に出力されるセルの一部を規制対
象セルと判定することにより、LIF回路1−1〜nに
おいてこれを規制する.これにより、申告した値を越え
てセルを送出している特定ユーザのセルのみを規制する
ことができるとともに、スイッチの輻輳状態も回避する
ことができる。なお、出力回線共通輻輳判定回路90l
bがスイッチの輻晴状態と判定するまでは、たとえ出力
回線別輻輳判定回路901a−l〜nの1つが輻輳状態
を示したとしても、その出力回線に出力されるセルを規
制対象セルと判定しない。
このように、全体と回a毎の2種類の輻較状態判定回路
を用いてスイッチの輻轢状態を検出し、2種類の輻輳状
態が検出されたときにのみ規制対象セルの判定を行うの
で、特定の出力回線に出力されるセルに対してバッファ
メモリ702の大部分の領域を割り当てることができる
という共通バッファの利点をある程度残しながら、規制
対象セルの判定と輻輳状態の回避を可能にする。
スイッチ輻轢状態判定回路90のkl〜k4の値は、制
御系からの信号により変更が可能である。
k3=k4=oに設定した場合、出力回線共通輻轢判定
回路90lbは常に輻輳状態と判定するから、出力回線
別輻輳判定回路901aの判定結果のみにより、規制対
象セルの判定を開始することができる。
また、k3=k4=1に設定した場合、特定の出力回線
に出力されるセルに対して、共通バッファの全ての領域
を割り当てることが可能となる。
k3=k4=oの時には、特定出力回線に出力されるセ
ル共通バッファの全領域を使用できるという共通バッフ
ァの利点が失なわれる。k3=k4=1の時には、特定
の出力回線に出力されるセルがバッファの大部分を使用
できるために、他の回線に出力されるセルが廃棄され易
くなる。従って、k3,k4の値にはOと1との間に最
適値が存在すると考えられる。
また、k 1 /n, k 2/nにも、最適値がある
と考えられる。その値は、0.5〜0.6程度と考えら
れる。
次に、LIF回路1−1〜nの動作を詳述する。
第2図は、第1図におけるヘッダ変換部の内部構成図で
あり、第3図は、ヘッダ変換部で変換された後のヘッダ
の内容を示す図である。
ヘッダ変換部101は、入力セルのヘッダ部をスイッチ
内ヘッダに変換する機能を具備する。すなわち、ヘッダ
変換部101は、第6図(a)に示すヘッダ変換前のフ
ォーマットを第6図(b)のフォーマットのヘッダに変
換する。
ヘッダ変換部101は、シリアルパラレル変換部20!
.レジスタ202、メモリ203、およびレジスタ20
4から構成される。シリアルパラレル変換部201にお
いてS/P変換された入力セルは、レジスタ202に書
き込まれる。一方、メモリ203には、変換後のヘッダ
の内容が記憶されている。これらの内容は、図示省略さ
れている制御回路から呼設定時に信号線20a,20b
を介してこのメモリ203に書き込まれる。
変換後のヘッダの内容は、第3図に示すように、変換前
のヘッダ部に書き込まれていた論理チャネル番号(IL
)をアドレスとして用いることにより、メモリ203か
ら読み出すことができる。変換内容としてメモリ203
から読み出されたOL(論理チャネル番号)、RT(ル
ート情報)、PRT(優先情報)、E/F(空き塞り情
報)の4つは、レジスタ204に格納される。また、レ
ジスタ202に格納されていたセルの情報部(DA)も
、これと同時にレジスタ204に格納される。レジスタ
204に格納された5つの情報は、ヘッダ変換後のセル
として,信号線104を介して次のブロックである到着
頻度観測部102に伝達される。
第4図は、第1図における到着頻度観測部の内部構成図
である。
到着頻度観測部102では、入力セルの到着頻度を論理
チャネル番号(OL)毎に観測し、この観測結果を予め
定めた閾値と比較することにより、入力セルの到着頻度
が高いか否かを判定する。判定結果は、セルのヘッダ部
に付加されて送出される。すなわち、第6図(b)に示
すヘッダ構成のセルが到着頻度Hsj部102に入力さ
れると、ここで第6図(C)に示すフォーマットのヘッ
ダにされて出力される。すなわち、第6図(b)に示す
構成のセルに、到着頻度観測部の判定結果であるLST
(到着率情報)とLRJ(セル廃棄情報)が付加される
。LSTは、入力セルの到着率が高いか否かを示す情報
であり、またLRJは、入力セルの到着率が極めて高く
,セルを廃棄すべきであることを示す情報である。これ
らのLRJ,LST等は、特定のビットで形成されたフ
ォーマットを有している名称である。
第4図の回路構成は、リーキーパケット回路を用いた場
合の到着頻度観測部を実現するための回路である。リー
キーパケット回路は、第11図(b)に示すように、セ
ルを水と考えた場合の穴のあいたバケツのことであり、
このバケツに水が一度に多く入ってきたときには、溢れ
た水は廃棄(規制)され、水が正常の速度で入ってきた
ときには、バケツから溢れることなく、穴を通して次の
段に水を移すような原理に基づいている。従って、厳密
には、lセル時間間隔で入力したセルの数を計数する方
法によりこの原理を実行すればよいのであるが、それほ
どまでに厳密性が要求されないので、第4図では、第1
1図(a)に示すように、セルが到着した場合には、カ
ウント値をデクリメントし、lセル時間経過する毎に、
カウント値をインクリメントするとともに,それぞれ上
限と下限の値を予め設定しておく。このようにすれば、
ユーザが申告値を越えずにセルを送出した場合には、カ
ウント値は上限値と下限値の間で、上昇と下降を繰り返
すことになるが、申告値を越えてセルを送出した場合に
は、カウント値は下限値に到達してしまい、何等かの規
制が必要となる。この下限値に到達したときに、そのユ
ーザの論理チャネル番号を持つセルを規制しようという
ものである。従って、第4図においても、規制のための
値を下限値に設定している。第4図においては、第11
図(a)のlセル時間が経過した時にインクリメントす
る値をk、セル到着時にデクリメントする値をNに、そ
れぞれ設定している。
到着頻度観測部102は、レジスタ401、選択回路4
02,414、4201論理チャネル番号カウンタ40
3、タイマ405、メモリ404、加算器407,40
9,411,412,413,415、425、乗算器
408、最大値回路4lO,レジスタ423、424、
42l1正負判定器417、比較回路416−1〜3、
一致判定回路418、ゲート419から構成される。
第4図において、ヘッダ変換部101から信号線104
を介して入力したセルは、到着頻度観測部102のレジ
スタ401に一時格納される。すなわち、レジスタ40
1には、DA(情報部)、OL(論理チャネル番号)、
RT(ルート情報)、PRT(優先情報)、E/F(空
き塞り情報)が格納される。この中の論理チャネル番号
(OL)のみが、選択回路402に入力される。一方、
到着頻度観測部102内の論理チャネル番号カウンタ(
OLCNT)403から出力される論理チャネル番号も
、選択回路402に入力される。lセル時間を1周期と
するクロツクを発生するクロック回路(図示省略されて
いる)から信号線422を介して送られてきたクロック
がカウンタ403に入力することにより、論理チャネル
番号カウンタ403は、1セル時間を周期として論理チ
ャネル番号を発生する。選択回路402は、レジスタ4
01から入力された論理チャネル番号と論理チャネル番
号カウンタ403から入力される論理チャネル番号の両
者を、lセル時間内に交互に選択する。選択回路402
は、信号線422から入力されるクロックに従って、l
セル時間周期でそれぞれの論理チャネル番号を選択する
。そして、選択された論理チャネル番号はメモリ404
に入力されて、メモリ404の読み出しアドレスとして
使用される。
このメモリ404には、9種類の値が格納されている。
すなわち、タイムスタンプ(TS)、セルの到着頻度を
示すカウンタ値(CB’)、1セル時間経過する度にカ
ウンタ値(CB’)に加えられる値(k)、カウンタ値
(CB’)の最大値(C’max)、セルが1つ到着す
る度にカウンタ値(CB’)から差し引かれる値(N)
、観測された到着頻度の高低を判断する際に使用される
閾値(THI,TH2,TH3)、セルの到着頻度の高
低の判定結果を示す値(L S T)である。これらの
値は、信号線30を介して図示省略された制御回路から
呼設定時に設定される。Nの値は、論理チャネル番号毎
に申告されるセルの平均到着間隔と比例するように設定
される。
タイマ回路405は、信号線422を介して伝達された
クロツクを用いて動作し、その出力は加算器407と選
択回路402の出力で選択されるメモリブロック404
のタイムスタンプ格納領域(TS)にそれぞれ入力され
る。加算器407では、タイマ出力とメモリ404に格
納されているタイムスタンプの差が計算される。メモリ
404内のタイムスタンプ(TS)の値は、同じ論理チ
ャネル番号が前回選択回路402から出力された時刻を
示している。従って、加算器407では、同一論理チャ
ネルに関する前の時刻と今回の時刻の差が計算され、そ
の出力は同一論理チャネル番号に関するメモリブロック
404の内容が読み出された時間間隔を示すことになる
。加算器407の出力は、次に乗算器408で固定値k
と乗算される。
ここで、kは、1セル時間経過する度にカウンタに加算
される値であるため、乗算器408の出力の大小は同一
論理チャネル番号に関するメモリブロック404の内容
が読み出される時間間隔の大小を示すことになる。乗算
器408の出力は、加算器409においてカウンタ値(
CB’)に加えられる。このカウンタ値は、前回同一論
理チャネル番号(OL)が示すメモリブロックが読み出
されたときのセルの到着頻度を示している。すなわち、
第11図(a)におけるリーキーパケット回路のカウン
タ値に相当する。加算結果は最大値回路410に入力さ
れ、到着頻度の最大値(C’ max)も最大値回路4
10に入力される。最大値回路410では、加算器40
9の出力が到着頻度の最大値(C’ max)より小さ
い時には加算器409の出力を出力し、加算器409の
出力が到着頻度の最大値よりも大きい時には最大値C’
maxを出力する。その結果、カウンタ値の最大値はC
’maXとなる。これは、第11図(a)に示すリーキ
ーパケットの上限値である。加算器415において、最
大値回路410の出力と選択回路414の出力の差が計
算され、その結果は正負判定器417、および加算器4
1 1,412,420に入力される。選択回路414
は、メモリブロック404から出力されたN(セル1個
入力毎にカウンタから差引かれる値)と、レジスタ42
3に格納されている値(0が格納されている)を交互に
選択する。
なお、選択回路402において、レジスタ40lに格納
されている論理チャネル番号が選択された場合には、選
択回路414はNの値を選択し、また論理チャネル番号
カウンタ403から出力された論理チャネル番号が選択
された場合には、選択回路414はレジスタ423の格
納値を選択する。Nおよびレジスタ423の格納値は、
それぞれlセル時間周期に選択される。レジスタ423
にはOが格納されているので、実際には、セル到着時に
のみ最大値回路410の出力がら値Nが差し引かれるこ
とになる。
正負判定器417は、加算器415出力の正負を判定す
る。選択回路425は、加算器415出力がOまたは正
の時には、レジスタ424の格納値を選択し、加算器4
15出力が負の時には、メモリ404に格納されている
Nを選択する。加算器415出力と選択回路425出力
は、加算器420で加算される。加算器420出力は、
セルの到着頻度を示す値として、メモリ404のカウン
タ値(CB’)格納領域に格納される。加算器4l5出
力と選択回路425出力を加算することにより,カウン
タ値(CB’)の最小値をOに設定することが可能にな
る。この最小値は、第11図(a)のリーキーパケット
回路のカウンタの下限値に相当する。
1セル時間が経過する度毎に、カウンタ値にkが加えら
れて、1セル到着する度毎にNが差し引かれるので、セ
ルの到着頻度が高い場合にはカウンタ値は小さくなり、
セルの到着頻度が低い場合にはカウンタ値は大きくなる
。これにより、第11図(a)に示すリーキーパケット
のカウンタの動作が可能となる。
正負判定器417は、加算器415の出力の正負を判定
するものである。加算器415の出力が負の場合には、
正負判定器417はセルの到着頻度が非常に高いと判断
して、セルを廃棄すべきであることを示す信号(L R
 J )を出力する。このLRJ信号は、選択回路42
5の制御信号として使用されると同時に、レジスタ42
1に格納される。
次に、到着頻度観測部102における到着頻度の高低判
断の方法について、詳述する。
加算器411,412において,加算器415の出力と
メモリ404に格納されている2つの閾値(THI,T
H2)との差がそれぞれ計算され、比較器416−1〜
2においてこの差の正負が判定される。一致判定回路4
18は、比較器416−1および4 1 6−2の出力
が一致する場合のみ、ゲート419を開く信号を発生す
る。従って、加算器411と412の両方の出力が負の
とき、高到着頻度を示す信号がゲート419から出力さ
れて、メモリ404の到着頻度判定結果格納領域(L 
S T)に格納される.2つの閾値(THI,TH2)
の値は、最大値回路410の値、つまり第11図(a)
のリーキーパケットの上限値の何分の1かに相当する値
になる。一方、加算器411と412の出力の両方がO
または正になったときに、低到着頻度を示す信号がゲー
ト419から出力され、メモリ404のLSTの内容が
変更される。
このように本実施例では、2つの閾値を用いるので、判
定結果が加算器415の出力の微小変化に影響を受けな
くなる。
一方、加算回路413において、カウンタ値(CB’)
から1セル入力毎に引き算される値(N)と閾値(TH
3)との差が計算される。差の正負は比較器416−3
で判定される。ここでNは、論理チャネル番号毎に申告
されるセルの平均到着間隔と比例するので,Nが小さい
ほどセルの到着頻度が高いことになる。従って、加算器
413の出力が負の時には、セルの到着頻度が高いこと
になる。この比較器4 1 6−3の出力とメモリ40
4のLSTからの出力の論理積をとった出力が、レジス
タ421のLST領域にセットされる。すなわち、メモ
リ404に格納されたLSTと比較器4 1 6−3の
出力の両者が高到着頻度を示すとき、入力セルの到着頻
度は高いと判定されて、高到着頻度を示す情報LSTが
レジスタ421に格納されることになる。レジスタ40
1に格納されていた入力セルの情報部(DA)も、直接
レジスタ421に転送されて、DA領域に格納される。
レジスタ421の各格納値は、信号線105を介して次
の規制部103に伝達される。
第5図は、第1図における規制部の内部構成図である。
規制部103は、第5図に示すように、レジスタ501
、505、507、選択回路502,506、論理和回
路504、および論理積回路503から構成される。
規制部103では、第4図の到着頻度観測部102から
信号線105を介して入力するセルのヘッダ部の情報(
LST,LRJ,RT)および第9図の出力回線共通輻
輳判定回路90lbから信号線60bを介して入力する
出力、ならびに出力回線別輻輳判定回路901a−1−
nから信号線60a−1〜nを介して入力する出力を用
いて、入力セルを規制対象セルとするか、または規制対
象外セルとするかを決定する。そして、決定に沿って規
制対象セルの規制処理を行う。規制部103から出力さ
れるセルは、第6図(b)に示すフォーマットで、信号
線50−1を介してATMスイッチ70に出力される。
規制部103の内部では、信号線105を介して入力さ
れるセルを、レジスタ501に一時格納する。レジスタ
501は、7つに分割された格納領域を有し、それらの
格納領域に、セルの情報部(DA)、論理チャネル番号
(OL)、ルート情報(RT)、優先情報(PRT)、
空/塞情報(E/F)、到着頻度情報(LST)、廃棄
情報(LRJ)がそれぞれ格納される。一方、信号線6
0a−1−nを介して出力回線別am判定回路901a
−1〜nから入力した信号は、ATVスイッチのバッフ
ァメモリ702に格納されているセル数がそれぞれ出力
回線毎に設定された閾値より大きいか否かを示す情報を
有し、セル数が閾値より大きいときには、輻輳状態であ
ると判定される。また、信号線60bを介して出力回線
共通輻輳判定回路90lbから入力した信号は、ATM
スイッチのバッファメモリ702に格納されているセル
総数がある閾値より大きいか否かを示している。レジス
タ501に格納されているセルのルート情報(R T)
は、選択回路502の制御信号入力部に入力されて、出
力回線別輻輳判定回路901a−1−nからの信号線6
0a−1−nを回線別に分離するための情報にされる。
選択回路502の出力は、到着セルの行先である出力回
線100−1−nにおいて、それぞれ輻輳状態が発生し
ているか否かを示しており、いずれも論理積回路503
に入力される。
論理積回路503には、この選択回路502の出力と、
レジスタ501からのセルの到着頻度情報(LST)と
、信号線60bを介して転送された出力回線共通輻轢判
定回路90lbからの出力とがそれぞれ入力される。
論理積回路503は、上記入力信号のうちの全てがHレ
ベルの場合にだけHレベルの出力を与える。すなわち,
論理積回路503の出力は、入力セルの到着頻度が高く
、出力回線共通輻輳判定回路90lbの出力がATMス
イッチでの輻輳状態の発生を示し、かつ出力回線別輻輳
判定回路90la−1−nのうちのセルの行き先となっ
ている出力回線で輻輳状態の発生を示している場合にの
み、到着セルを規制対象セルと判定して、入力セルを規
制すべきであることを示す信号となる。論理積回路50
3の出力は、論理和回路504を介して選択回路506
の制御信号入力部に入力される。一方、レジスタ501
に格納されているセルの廃棄に関する情報(LRJ)が
論理和回路504に入力される。また、レジスタ501
に格納されているセルの空/塞情報(E/F)と、レジ
スタ505に格納されている空きセルを示す論理ビット
パターンが、それぞれ選択回路506に入力される。 
選択回路506では、入力セルが規制対象セルと判定さ
れた場合には、レジスタ505の格納値が選択され、入
力されたセルは空きセルにされる。空きセルは、スイッ
チ70において廃棄される。
一方、入力セルが規制対象外セルと判定された場合には
、レジスタ501に格納されている入力セルの空/塞情
報が選択回路506において選択される。選択回路50
6の出力は、レジスタ507の空/塞情報(E/F)格
納領域に書き込まれる。
レジスタ507には、レジスタ501に格納されている
セルの情報部(DA)、論理チャネル番号(OL)、ル
ート情報(RT)、優先情報(PRT)が直接転送され
て、格納される。レジスタ507の格納値は、回線50
−1を介してATMスイッチ70に転送される。
以上が本発明の第1の実施例である。このセル規制方法
では、ATMスイッチ70で輻轢が発生したときに、輻
轢が発生する原因になっている出力回線に出力されるセ
ルのみが廃棄されるので、他の出力回線に出力されるセ
ルの品質を劣化させない。
さらに、輻輳が発生している出力回線に出力するセル中
で、到着頻度の高い論理チャネル番号を有するセルのみ
を廃棄するため、輻轢状態の主要な原因となっているセ
ルのみ、つまり申告値を越えてセルを送出しているユー
ザあるいは申告値の範囲内であっても高い頻度でセルを
送出しているユーザのセルのみを規制することができる
また、ATMスイッチにおいて、全出力回線対応の輻輳
が発生するまで、輻輳が発生している出力回線が存在し
ても規制対象セルの判定は行われないため、特定の出力
回線に出力されるセルに対して、バッファメモリの大部
分の領域を割り当てることを許容する共通バツファの利
点を保持しながら、規制対象セルの判定を行うことが可
能である。
さらに、幅轢が発生していなくても、到着頻度が非常に
高く、申告値を違反している論理チャネル番号を有する
セルを廃棄するので、スイッチの輻轢を事前に防止する
ことができる。
第12図は、本発明のパケット流量制御方法を示すフロ
ーチャートである。
これまでの動作で述べたように、本発明では、既にAT
Mスイッチのバツファに格納されているセルの数を出力
回線毎にバツファ内セル数カウンタ96においてカウン
トし、このカウント結果を参照することにより、スイッ
チ輻轢状態判定回路90において輻輳発生を検出し、そ
の検出出力をラインインタフェース回路の規制部103
にフイードバックする。
一方、到着頻度観測部102では、新たに入力するセル
の到着頻度を論理チャネル番号毎に観測し、セルの到着
頻度の高低を判定する。そして、判定の結果をセルに付
加して、次段の規制部lO3に転送する。
規制部103では、到着頻度観測部102からの情報と
スイッチ輻輳状態判定回路90からの信号を受け取り、
入力セルを規制対象にするか否かを判定し、規制部10
3から出力されるセルに判定結果を付加してATMスイ
ッチ70に転送する。
ATMスイッチ70では、規制対象セルが入力したとき
には、スイッチにおいて廃棄処分にする。
すなわち、第12図に示すように、既に共通パッファに
格納されているセルに対して、バツファ内セル数カウン
タで総セル数と出力回線別セル数とを別似にカウントす
る(ステップ1101)。このカウント結果を、信号線
80a−1−nおよび80bを介してスイッチ輻輳状態
判定回路に転送する。スイッチ輻輳状態判定回路90で
は、上記カウント結果から、出力回線別および共通の輻
轢状態を別個に判定する(ステップ1102)。この判
定結果を、信号線60a−1xnおよび60bを介して
ラインインタフェース回路の規制部lO3に転送する。
一方、新たに入力したセルに対して、到着頻度観測部1
02では、論理チャネル番号毎に観測を行う(ステップ
1103)。そして、入力セルの到着頻度を予め定めら
れた閾値(THI,TH2)と比較することにより、頻
度が高いか否かを判定する(ステップllO4)。頻度
が高い場合には、セルに高頻度を示すLSTを付加し、
そのセルを規制部103に信号a105を介して転送す
る(ステップ1105)。
規制部103では、到着頻度観測部102から入力した
セルの情報、およびスイッチ輻轢状態判定回路90から
フィードバックされた情報を基に、入力セルを規制対象
とするか、規制対象外セルとするかを決定し(ステップ
1106)、規制対象セルに決定されたセルにはその旨
の情報を付加して、信号線50−1を介してATMスイ
ッチ7oに転送する。ATMスイッチ70では、規制対
象セルに対して廃棄処分にする(ステップ+107)。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第10図は、第2の実施例を示す規制部の内部構成図で
ある。
第2の実施例では、第1の実施例の利点を残しながら、
回線別のFIF○メモリを設けることにより、ATMス
イッチで輻輳が発生した時に、あるユーザが申告値を越
えてセルを送出したり、申告値の範囲内で非常に高い頻
度でセルを送出したりしても、その継続時間が短い場合
には、送出セルを廃棄せずに保持する。そして、その継
続時間が長時間にわたった場合に初めてそのセルを廃棄
するという方法を採用する。すなわち、第1の実施例に
比べて、規制の対象と判定されたユーザへのサービスを
より向上させている。ただ、ここで留意しているのは、
メモリで先に格納されたセルを追越して後のセルが先に
送出されないようにすることである。
この規制部+03は、レジスタ501、1004、メモ
リ1003−1 〜n,メモリ1006、空きアドレス
格納用FIFO1008、1009一l〜n、出力アド
レス格納用FIFOIO12、1013−1〜n、選択
回路502、506、l005、1007、1018、
1015、分配回路l○11、1010、アドレス判定
回路1016、アドレス発生回路1019、論理積回路
503、および論理和回路1002から構成されている
先ず、信号線105から入力されたセルは、レジスタ5
01に一時格納される。このレジスタ5o1に格納され
たセルのルート情報(RT)は、選択回路502および
選択回路1001の各制御信号入力部に入力される。選
択回路502の入力としては、第1の実施例と同じよう
に、出力回線別輻輳判定回路901a−1〜nから信号
線60a一1〜nを介して入力した信号が接続される。
また、出力回線共通輻輳判定回路90lbから信号線6
0bを介して入力した信号は、直接論理積回路503の
入力に接続される。出力回線別輻轢判定回路901a−
1〜nの出力は、ATMスイッチのバッファメモリ70
2に格納されているセルのうち、出力回線1−nに出力
されるセル数が出力回線用に設定した閾値より大きいか
否かを示す信号であり、到着セルの行き先である出力回
線で輻輳が発生しているか否かを示す。また、出力回線
共通輻輳判定回路90lbの出力は、ATMスイッチの
バッファメモリ702に格納されているセル数がある閾
値より大きいか否かを示す信号である。
選択回路502の出力と、レジスタ501に格納されて
いるセル到着頻度情報(LST)と、出力回線共通輻輳
判定回路90lbからの出力とが、論理積回路503に
入力される。論理積回路5o3は、入力セルの到着頻度
が高く、出力回線共通輻輳判定回路90lbの出力がA
TMスイッチ70で輻輳が発生していることを示してお
り、出力回線別輻輳判定回路901a−1〜nの出力が
セルの行き先である出力回線で輻輳が発生してぃること
を示す場合にのみ、到着セルを規制対象セルと判定して
、入力セルを規制すべきであることを示す信号を発生す
る。論理積回路503の出力は、論理和回路l002を
介してレジスタ1004の輻輳情報(CON)格納領域
に格納される。この輻輳情報(CON)は、入力セルが
規制対象セルであるか否かを示す情報である。
一方、レジスタ501に格納されている論理チャネル番
号(OL)は、n個の規制済み論理チャネル番号格納メ
モリ1003−1〜nの読み出しアドレス入力(RA)
に入力される。なお、このメモリ1003のn個のデー
タ出力(Do)は、選択回路1001の入力に接続され
る。規制済み論理チャネル番号格納メモリ1003−1
〜nには、どのセルが規制部103の中で既に規制され
ているか否かを示す情報が、論理チャネル番号(OL)
毎に格納されている。このように、メモリ1 003一
1〜nは各出力回線対応にn個設けられているため、既
に規制されているセルがどの出力回線で発生している輻
輳のために規制されているかを、メモリ1 003の内
容から知ることができる。
また、レジスタ501に格納されているルート情報(R
 T)が選択回路1001の制御信号入力部に接続され
ることにより、この選択回路1001の出力は、入力セ
ルと同一の論理チャネル番号を有し、同一の出力回線に
出力されるセルが既に規制部103の中で規制されてい
るか否かを示すことになる。この選択回路1001の出
力も、論理和回路1002を介してレジスタ1004の
輻輳情報(CON)格納領域に格納される。入力セルと
同一の論理チャネル番号のセルが既に規制部103で規
制されている場合には、論理積回路503の出力とは無
関係に入力セルは規制される。この理由は、前述のよう
に、セルの追越しを防止するためである。
一方、レジスタ501に格納されている入力セルの廃棄
情報(L R J )は、選択回路506の制御信号入
力部に接続されている。選択回路506には、レジスタ
501に格納されているセルの空/塞情報(E/F)と
レジスタ505の格納値(空セルを示す論理ビットパタ
ーンが格納される)がそれぞれ入力されている。セルを
廃棄することをLRJが示す場合には、レジスタ505
の格納値が選択され、セルを廃棄する必要がない場合に
は、レジスタ501に格納されている入力セルの空/塞
情報(E/F)が選択される。この選択回路506の出
力は、レジスタ1 004の空/塞情報(E/F)格納
領域に書き込まれる。なお、空きセルは、ATMスイッ
チ70において廃棄される。
レジスタ501に格納されているセルの情報部(DA)
、論理チャネル番号(OL)、ルート情報(RT)、優
先情報(PRT)は、直接レジスタ1004に転送され
て、一時格納される。レジスタ1004に格納されてい
る輻輳情報(CON)の出力は、各規制済み論理チャネ
ル番号格納メモリ100 3 − 1− nのデータ入
力(DI)に接続される。
この輻輳情報(CON)は、同時に、選択回路1005
の制御信号入力部、l 007の制御信号入力部、およ
び分配回路101 1の制御信号入力部にも接続されて
おり、また、レジスタ1004のルート情報(RT)も
選択回路1005の制御信号入力部に接続されている。
輻輳情報(CON)の内容が入力セルを規制対象にする
ことを示している場合にのみ、選択回路1005は、ル
ート情報(RT)が示す出力回線番号に対応するメモリ
1003の書き込みアドレス(WA)に入力セルのOL
を送り、輻輳情報(CoN)をそのメモリ1003のデ
ータ入力(DI)から書き込む。入力セルが規制対象セ
ルであると判定される度毎に、メモリ1003−1−n
の内容が書き換えられる。
輻輳情報(CON)以外のレジスタ1004の格納値は
、メモリl 006のデータ入力(DI)に入力され、
さらにメモリ1 006のデータ出力(D○)は信号線
50−lを介してATMスイッチ70に接続される。
規制対象セルは、メモリ1006に一時格納される。ま
た、空きアドレス格納FIFOIO09−l〜nは、規
制対象セルがメモリ10.06に格納されているアドレ
スを一時的に格納しておくバッファメモリである。ここ
では、短時間だけ非常に高い頻度で(場合によっては、
申告値を越えて)セルを送出した結果、輻輳発生の原因
になったユーザのセルを一時格納し、後から送られてき
た同一ユーザのセルに追い越されることなく、出力回線
に送出される。なお、空きアドレスP I F0 10
08は、規制対象外セルを格納するメモリ1006の領
域のアドレスを格納する。
空きアドレスFIF01008、1009−1〜nに格
納されているメモリ1 006の空きアドレスは、選択
回路1 007を介してメモリ1006の書き込みアド
レス入力(WA)および分配回路1011に入力される
。メモリ1006の空き領域のうち、規制対象外セルを
格納する領域のアドレスは、PIF01008に格納さ
れている。また、メモリ1 006の空き領域のうち、
規制対象セルを格納する領域のアドレスは、出力回線1
00−1〜n対応に設けられたn個のFIF.0100
9−1〜nに格納されている.規制対象セルを格納する
メモリ1 006の領域、そこに格納することが可能な
セルの数、規制対象外セルを格納するメモリ1006の
領域、およびそのセルの数は、初期設定時に、あるいは
呼設定時に設定される。
分配回路10l1の出力は、出力アドレス格納用FIF
01012、1013−1〜nに入力される。規制対象
外セルを格納しているメモリ1006の領域を示すアド
レスは、FIFOl012に格納されている。また、規
制対象セルを格納しているメモリ1006の領域を示す
アドレスは、FIFO1013−1 〜nに格納されて
いる。
レジスタ1 004に格納されている輻輳情報(CON
)、およびルート情報(RT)は、選択回路1 007
と分配回路1011の制御信号入力部に接続されて、ル
ート別の分配および輻輳情報による分配に寄与される。
すなわち、入力セルが規制対象セルであることを輻輳情
報(CON)が示している場合には、選択回路1007
は、n個の規制対象セル用空きアドレス格納FIFO1
009のうち、ルート情報(RT)が示す出力回線番号
に対応するPIFOIO09よりアドレスを取り出し、
メモリ1 006のそのアドレスが指示する領域に、レ
ジスタ1 004に格納されている輻輳情報以外の情報
を格納する。同時に、FIFO1009から取り出され
たアドレスは、ルート情報(RT)が示す出力回線番号
に対応する規制対象セル用FrFO1013に書き込ま
れる。一方、入力セルが規制対象外セルであることを輻
輳情報(C O N)が示す場合には、選択回路l00
7は、規制対象外セル用空きアドレス格納FIFO10
08からアドレスを取り出し、メモリl006のそのア
ドレスが指示する領域に、レジスタ1004に格納され
ている輻輳情報(C O N)以外の情報を格納する。
同時に、PIF01 008から取り出されたアドレス
は、規制対象外セル用PIFO1012に書き込まれる
出力アドレス格納用FIFO1012、1013−1〜
nに格納されているアドレスは、選択回路1015、1
018を介してメモリ1 006の読み出しアドレス入
力(RA)、および分配回路1010に入力される。選
択回路1015の制御信号入力部には、出力回線共通輻
輳判定回路90lbから信号線60bを介して転送され
た値が入力され、ATMスイッチ70が輻輳状態である
か否かが伝達される。分配回路1010は、アドレス判
定回路1016の指示に従って入力される出力アドレス
を、(n+1)個のFIFO1008、l009に分配
する。アドレス判定回路1016は、分配回路10lO
に入力されるアドレスが規制対象外セルに割り当てられ
たアドレスであるか、あるいはどの出力回線対応の規制
対象セルに割り当てられたアドレスであるかを判定する
。ATMスイッチ70が輻輳状態である場合には、選択
回路1015は、規制対象外セル用FIFO1012に
格納されている出力アドレスのみを選択する。
これにより、メモリ1 006のそのアドレスが示す領
域から規制対象外セルが読み出され、ATMスイッチ7
0に転送される。同時に、そのアドレスは、規制対象外
セル用PIF01008に格納される.従って、ATM
スイッチ70が輻輳状態である場合には、メモリ1 0
06に格納されている規制対象セルは、メモリ1 00
6中で待機することになる。
メモリ1006に格納できる規制対象セルの個数には限
界があるので、ATMスイッチ70の輻輳状態が長時間
継続したときには、規制対象セルのいくつかは、メモリ
l 006から溢れて、廃棄される。すなわち、メモリ
l 006が満杯になると、空きアドレス格納FIFO
1009−1−nに空きアドレスが無くなってしまうの
で、メモリ1 006に次に格納すべき規制対象セルが
到着しても、メモリ1 006に書き込むことができな
くなり、ここで廃棄されてしまう。
ATMスイッチ70が輻輳状態でない場合には、選択回
路1015は、出力アドレスが格納されている全てのF
IFO1012,1013−1 〜nを一定の割合で選
択する。被選択FIFOから出力されたアドレスが示す
メモリ1 006の領域より、規制対象セルおよび規制
対象外セルが読み出される。同時に、読み出されたアド
レスは、アドレス判定回路1016の指示に従って、規
制対象セル用FIFO1009、および規制対象外セル
用FIFO1008に格納される。
出力アドレスを出力した結果、規制対象セル用PIF○
10l3のいずれかが空きなった場合には、空きになっ
たFIFOと同一の出力回線対応のメモリ1003を、
信号線1020−1〜nを介してリセットする。これは
、その出力回線に出力されるセルに対する規制が終了し
たことを示している。非常に高い頻度で(場合によって
は申告値を越えて)セルを送出した結果、輻@発生の原
因になったユーザが、短時間で適正なセル退出頻度に戻
ったときには、その出力回線に出力されるセルを規制対
象外セル格納領域に格納しても、このリセットのために
セルの追い越しが起こらないという利点がある. アドレス発生回路l019は、スイッチの初期設定時に
、あるいは呼設定時に、メモリ1006が備える格納領
域の全アドレスを発生して、選択回路1018を介して
メモリ1 006の読み出し入力(RA)および分配回
路1010に入力する。
選択回路1018は、スイッチの初期設定時にのみアド
レス発生回路1019の出力を選択して、メモリ100
6および分配回路1010に出力する。
第2の実施例においては、第1の実施例と同じように、
輻輳が発生したとき、輻輳が発生している出力回線に出
力すべきセルのうち発生頻度の高いセルのみを規制する
ので、他のセルの品質を劣化させないという利点がある
。さらに、第1の実施例にはない利点として、規制対象
セルを直ちに廃棄せずに、メモリ1006内に待機させ
ておき、短時間に輻輳が回復したときには、待機させて
いたセルを送出することができ、かつ後から入力したセ
ルに追い越されることなく送出できる.その結果、規制
対象セルの急激な品質劣化を防止できる. [発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、バツファ共通型
ATMスイッチの共通領域使用の利点を残しながら、規
制対象セルを判定して規制を行うことができるので、ス
イッチのバッファメモリを高い効率で無駄なく使用する
ことができる。また、スイッチの輻輳の主要な原因とな
っているセルのみを規制するので、ある特定の端末が故
障により、あるいは故意にセルを異常発生した時に、他
の端末が発生するセルの品質劣化を防止することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すパケット交換機の
主要部の構成図、第2図は第1図におけるヘッダ変換部
の内部構成図、第3図は第2図におけるヘッダ変換後の
ヘッダ内容を示す図、第4図は第1図における到着頻度
観測部の内部構成図、第5@は第1図における規制部の
内部構成図、第6図は本発明で使用されるセルのフォー
マット図、第7図は第1図におけるバッファ共通型AT
Vスイッチの内部構成図、第8図は第1図におけるバッ
ファ内セル数カウンタの内部構成図、第9図は第1図に
おけるスイッチ輻輳状態判定回路の内部構威図、第10
図は本発明の第2の実施例を示す規制部の内部構成図、
第11図はリーキーパケット回路の原理動作を示す図、
第12図は本発明のパケット流量制御方法を示すフロー
チャートである。 1−1〜l−n:ラインインタフェース回路(.LIF
)、70:バツファ共通型ATMスイッチ、90:スイ
ッチ輻輳状態判定回路、96:バツファ内セル数カウン
タ、101:ヘツダ変換部、l02:到着頻度観測部、
103:規制部、201:シリアルパラレル変換部、2
02,204,40 1,421,423,424,5
01,505,507,1004:レジスタ、203,
404 ;メモリ、402,414,425,502,
506,706,707,802,804,1007,
1015,1005.1018:選択回路、405:タ
イマ、403:論理チャネル番号カウンタ、410:最
大値回路、4l7:正負判定器、407,409,41
1,412,413,420,902−1,902−2
,907−1,907−2:加算器、408;乗算器、
416−1〜3,903−1,903−2,908−1
,908−2:比較回路、418:一致判定回路、41
9:ゲート、503.803=論理積回路、504:論
理和回路、70l:多重回路、702:バッファメモリ
、708:パラレルシリアル変換多重分離回路、703
−1〜703−n:読み出しアドレス管理FIF○、7
04:空きアドレス管理FIFO、705:読み出しカ
ウンタ、801b:共通バッファ内セル総数カウンタ、
80La−1〜n:出力回線別バッファ内セル数カウン
タ、901a−1〜n:出力回線別輻輳判定回路、90
1b:出力回線共通幅幀判定回路、906−1〜4:閾
値格納レジスタ、904,909:一致検出回路、90
5,910:状態レジスタ、1 003−1 〜n, 
 1 006 :メモリ、1016:アドレス判定回路
、1019:アドレス発生回路、1008.1009−
1 〜n:空きアドレス格納用FIF0,1012.1
013−1−n:出力アドレス格納用FIF.O% 1
011,1010:分配回路。 第 2 図 203 第 3 図 第 6 図 ヘッタ“部 情報部 スイッチ内ヘッダ 第 7 図 70 第 1 1 図(その2) (b) 第 1 2 図 手続ネ甫正書(自発) 1.事件の表示 平成2年特許願第339号 2.発明の名称 パケット交換機の流量制御装置および制御方法3.補正
をする者 事件との関係  特許出願人 住  所  東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地名
  称  (5 1 0)株式会社 日 立 製 作 
所代表者 三 田 勝 茂 4.代理人 住  所 東京都新宿区西新宿1丁目18番15号6.補正の対象 7.補正の内容 図面 第4図、第7図、第10図および第11図(そのl)を
別添の図面に補正する。 第 7 図 70

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、送受信地点毎に異なる論理チャネル番号を有する固
    定長パケット(セル)が複数の入力回線に到着すると、
    該セルを共通のバッファメモリに格納した後、これを読
    み出して宛先に対応する出力回線に出力するパケット交
    換機のスイッチにおいて、上記バッファメモリに格納さ
    れているセルの総数が予め定められた第1の閾値を越え
    ており、かつ該バッファメモリに格納されているセルの
    うち、特定の出力回線に出力されるセルの数が予め定め
    られた第2の閾値を越えており、かつ上記出力回線に出
    力されるセルのうち、論理チャネル番号毎に観測された
    到着頻度が予め定められた第3の閾値より高い論理チャ
    ネル番号を有するセルを検出して、上記の3つの条件が
    満足している期間中だけ、該セルを上記スイッチの前段
    の入力回線処理段で規制し、廃棄処分にすることを特徴
    とするパケット交換機の流量制御方法。 2、送受信地点毎に異なる論理チャネル番号を有する固
    定長パケット(セル)が複数の入力回線に到着すると、
    該セルを共通のバッファメモリに格納した後、これを読
    み出して宛先に対応する出力回線に出力するパケット交
    換機のスイッチにおいて、上記バッファメモリに格納さ
    れているセルの総数を計数するカウンタと、上記バッフ
    ァメモリに格納されているセル総数の出力回線毎の内訳
    を計数するカウンタと、該カウンタの計数値を基にスイ
    ッチの輻輳状態出力回線毎および全出力回線共通に判定
    するスイッチ輻輳状態判定手段と、セルの到着頻度を論
    理チャネル番号毎に観測して、特定の論理チャネル番号
    を有するセルの到着頻度の高低を判定する到着頻度観測
    手段と、該到着頻度観測手段の判定結果および上記スイ
    ッチ輻輳状態判定手段の判定結果を基に、到着したセル
    の一部を論理チャネル番号毎に規制する規制手段とを具
    備することを特徴とするパケット交換機の流量制御装置
    。 3、請求項2に記載のパケット交換機の流量制御装置に
    おいて、前記規制手段内に、規制対象セルを出力回線毎
    に一時格納するメモリを設けて、規制対象セルを直ちに
    廃棄することなく、上記メモリにセルが溢れるまで保持
    することを特徴とするパケット交換機の流量制御装置。 4、請求項2に記載のパケット交換機の流量制御装置に
    おいて、スイッチ輻輳状態判定手段内に、スイッチのバ
    ッファメモリに格納されているセルの総数と予め定めら
    れた第1の閾値とを比較し、比較結果の正負を判定する
    第1の判定回路および上記バッファメモリに格納されて
    いるセルのうち、出力回線毎のセル数と予め定められた
    第2の閾値とを比較し、比較結果の正負を判定する第2
    の判定回路を設けて、上記第1および第2の判定回路の
    出力と上記到着頻度観測手段の結果を付加したセルとを
    前記規制手段に入力することを特徴とするパケット交換
    機の流量制御装置。 5、請求項2に記載の規制手段において、前記バッファ
    メモリに格納されているセルの総数が予め定められた第
    1の閾値を越えたときに、格納セル数が予め定められた
    第2の閾値を越えていると判定された出力回線に出力す
    べき到着セルのうち、論理チャネル番号毎に観測された
    到着頻度が予め定められた第3の閾値より高い論理チャ
    ネル番号を有するセルを、規制対象セルと判定すること
    を特徴とするパケット交換機の規制対象セル判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0690255A (ja) * 1992-06-30 1994-03-29 American Teleph & Telegr Co <Att> データネットワーク輻輳制御方法
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