JPH10293155A - プログラマブル電源 - Google Patents

プログラマブル電源

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JPH10293155A
JPH10293155A JP9116298A JP11629897A JPH10293155A JP H10293155 A JPH10293155 A JP H10293155A JP 9116298 A JP9116298 A JP 9116298A JP 11629897 A JP11629897 A JP 11629897A JP H10293155 A JPH10293155 A JP H10293155A
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amplifier
voltage
pass filter
low
power supply
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JP9116298A
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Masayuki Kamata
雅行 鎌田
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパイク状のノイズ電圧によるDUTの破壊
を防止できるプログラマブル電源を提供すること。 【解決手段】 抵抗器R11とコンデンサC13とによ
り、ローパスフィルタLOを形成して、D/A変換器1
と増幅器2との間に接続し、D/A変換器1から出力さ
れるアナログ電圧の設定電圧に応じて抵抗器R11の抵
抗値を可変してローパスフィルタLOの過度応答特性を
可変してローパスフィルタLOのスルーレートを増幅器
2のスルーレートと等しくし、D/A変換器1から出力
されるアナログ電圧をローパスフィルタLOと、増幅器
2とケーブル6を通して、テストヘッド8に実装されて
いるDUT9に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータな
どで制御されるプログラマブル電源に係わり、特に、デ
ィジタル/アナログ(以下、D/Aという)変換器から
出力されるようなアナログ電圧の設定電圧に応じてロー
パスフィルタの過度応答特性を変更し、ローパスフィル
タのスルーレートを増幅器のスルーレートと等しくして
増幅器にアナログ電圧を印加することにより、増幅器か
らテストヘッダに実装されている被測定物(以下、DU
Tという。)に供給する出力電圧を滑らかに変化させる
ようにしたプログラマブル電源に関する。
【0002】
【従来の技術】ICテスタによりDUTをテストヘッダ
に実装してテストを行う場合、通常は制御部と電源とを
含むテスタ本体とテストヘッドとを数メートル(5〜1
0m程度)離してケーブルで接続してテスタ本体からD
UTに電源の供給を行うようにしている。
【0003】図8はこのように数メートル離れたテスタ
本体とテストヘッドとをケーブルで接続してDUTに電
源を供給する従来のプログラマブル電源の構成を示す回
路図である。図8において、D/A変換器1から出力さ
れたアナログ電圧は増幅器2の入力端子2aに印加さる
ようになっている。
【0004】入力端子2aは差動増幅器3の非反転入力
端に接続され、差動増幅器3の出力端は反転増幅器4の
入力端に接続されている。反転増幅器4の出力端は増幅
器2の電源出力端子2bに接続されている。反転増幅器
4の出力端と入力端との間には、位相補償コンデンサ5
が接続されている。増幅器2の電源誤差検出端子2cは
差動増幅器3の反転入力端に接続されている。かくし
て、差動増幅器3と反転増幅器4と位相補償コンデンサ
5とにより、前記増幅器2を構成している。
【0005】増幅器2の電源出力端子2bはケーブル6
を介してテストヘッド8の電源入力端子8aに接続され
ている。また、増幅器2の電源誤差検出端子2cはケー
ブル10を介してテストヘッド8の電源電圧検出端子8
bに接続されている。これらのケーブル6、10は通常
5〜10m程度の長さを有している。
【0006】電源入力端子8aに印加された増幅器2の
出力電圧は、テストヘッド8に実装されたDUT9に印
加されるようになっている。DUT9の印加電圧はテス
トヘッド8の電源電圧検出端子8bにおいて検出される
ようになっている。DUT9には、並列に電源バイパス
コンデンサ11が接続されている。
【0007】次に、図8の従来のプログラマブル電源の
動作について説明する。D/A変換器1でディジタル電
圧をアナログ電圧に変換して、アナログ電圧を増幅器2
の入力端子2aから差動増幅器3の非反転入力端に印加
され、さらに反転増幅器4を経て、増幅器2の電源出力
端子2bからケーブル6、テストヘッダ8の電源入力端
子8aを経てDUT9に印加される。DUT9に印加さ
れた電圧は電源電圧検出端子8bにおいて検出され、さ
らにケーブル10を経て増幅器2の電源誤差検出端子2
cに印加され、差動増幅器3の反転入力端に帰還され
る。
【0008】このようなプログラマブル電源において、
ケーブル6,10の長さは5〜10mにも及んでいるの
で、DUT9において電圧印加時に電圧変動があり、リ
ンギングなどの発生を抑制するために増幅器2のスルー
レートを大きくとる必要がある。そこで、反転増幅器4
に位相補償コンデンサ5を設け、増幅器2のスルーレー
トを0.1V/μs〜1V/μs程度にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この場合、図9に示す
ように、横軸に時間(μs)をとり、縦軸に電圧(V)
を取って示すように、DUT9への供給電圧E21(図
8参照)を、たとえば2V,5V,8Vのごとく、段階
的なステップ電圧を設定すると、増幅器2にこのステッ
プ電圧が印加されることになり、増幅器2はこのステッ
プ電圧に追従しきれなくなる。
【0010】このため、増幅器2は増幅器2のスルーレ
ートにしたがって、出力電圧を増加させることになる。
したがって、増幅器2のスルーレートを0.1V/μs
に対応した直性15において、それぞれスパイク電圧E
41,E42、E43が生じ、このスパイク電圧E4
1,E42、E43に続いてそれぞれセットリング波形
12,13,14が生じる。このスパイク電圧E41,
E42、E43が生じることにより、テストヘッド8に
実装されたDUT9が破壊されるという課題があった。
【0011】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、スパイク状のノイズを発生させる
ことなく、テストヘッド上のDUTに印加される電圧を
設定でき、DUTの破壊を防止することができるプログ
ラマブル電源を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のプログラマブル電源は、被測定物9を実
装したテストヘッド8と、被測定物9に電源供給を行う
増幅器2と、アナログ電圧の設定電圧に応じて過度応答
特性が任意に設定された抵抗R11とコンデンサC13
とからなり、増幅器2のスルーレートと等しいスルーレ
ートを有するローパスフィルタLOと、増幅器2の出力
電圧を被測定物9に印加するケーブル6と、被測定物9
に印加されている電圧を検出して前記増幅器2に負帰還
させるケーブル10とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明のプログラマブル
電源の実施の形態について図面を参照して説明する。図
1はこの発明の第1の実施の形態の構成を示す回路図で
ある。図1において、説明の簡略化のために図8で示し
た従来のプログラマブル電源と同一部分には、同一符号
を付すのみにとどめる。図1の実施の形態では、図8で
示した従来のプログラマブル電源の構成に新たにローパ
スフィルタLOをD/A変換器1の出力端と増幅器2の
差動増幅器3の非反転入力端との間に接続したものであ
り、その他の構成は図8と同じである。
【0014】ローパスフィルタLOは、抵抗器R11と
コンデンサC13とから構成され、図1の実施の形態に
おいては、抵抗器R11は可変抵抗器が使用されており
抵抗器R11の一端はD/A変換器1の出力端に接続さ
れ、抵抗器R11の他端は増幅器2の入力端子2aに接
続されている。
【0015】この入力端子2aとグランドとの間には、
コンデンサC13が接続されている。すなわち、ローパ
スフィルタLOは抵抗器R11とコンデンサC13とに
より積分回路の形態をなしており、D/A変換器1の設
定電圧に応じて抵抗器R11の抵抗値を任意に設定して
過度応答特性を可変することにより、増幅器2のスルー
レートと等しいスルーレートを有するようになってい
る。
【0016】次に、第1の実施の形態の動作を説明す
る。増幅器2の特性を、たとえば、 電圧増幅率=1、 スルーレート=0.1V/μs、 とする。また、抵抗器R11とコンデンサC13とによ
るローパスフィルタLOの過度応答特性は、D/A変換
器1の出力電圧E0 をD/A変換器1からこのローパス
フィルタLOに加えたときに、ローパスフィルタLOの
出力電圧EOUT は次の「数1」のようになる。
【0017】
【数1】 ここで、C=コンデンサC13の容量、 R=抵抗器R11の抵抗値、 である。
【0018】また、このとき前記「数1」を時間で微分
すると、次の「数2」のようになる。
【0019】
【数2】 これにより、ローパスフィルタLOのステップ入力電圧
0 に対する出力電圧EOUT の傾きの最大値は、 t=0、 のときとなる。したがって、ローパスフィルタLOのス
ルーレートの最大値は、次の(1)式に示すように、 EOUT (0)の傾き=E0 /CR・・・(1) となる。
【0020】これにより、抵抗器R11とコンデンサC
13とによるローパスフィルタLOのスルーレートを増
幅器2のスルーレートと等しくなるように、抵抗器R1
1とコンデンサC13との値を選定すれば、増幅器2は
負帰還増幅器として安定に動作し、スパイク状の電圧の
発生を抑制することができる。
【0021】図2はD/A変換器1の出力電圧E0 をE
61とした場合の説明図であり、図3は横軸に時間μs
をとり、縦軸にこの出力電圧E61(電圧Vとして現
す)をとって示す出力電圧波形の例を示す出力電圧波形
図である。
【0022】図3は、0Vの設定から2V(16),5
V(17),8V(18)の各出力電圧をD/A変換器
1で発生させたときの図2のD/A変換器1の出力電圧
E61を示している。
【0023】図3に示すようなD/A変換器1の出力電
圧E61の設定電圧がステップ状に変化して、ローパス
フィルタLOに印加しても、ローパスフィルタLOを構
成する抵抗器R11の抵抗値を可変することにより、D
/A変換器1の出力電圧E61の設定電圧に応じてロー
パスフィルタLOの過度応答特性を変化させて、ローパ
スフィルタLOのスルーレートを増幅器2のスルーレー
トと等しくして増幅器2に電圧を印加するこができる。
【0024】これにより、増幅器2が入力電圧に追従可
能となり、正常な負帰還増幅器として安定動作を行い、
スパイク状の電圧の発生がなくなり、DUT9の破壊を
防止することがでる。
【0025】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。図4は第2の実施の形態における主要部分
であるローパスフィルタLO部分の構成を示す回路図で
ある。図4に示すローパスフィルタLOは図1の抵抗器
R11が可変抵抗器により、ローパスフィルタLOの過
度応答特性を可変するようにしていたのに対して、複数
の抵抗器R81〜R83を直列に接続した直列回路を形
成し、この直列回路の一端をD/A変換器1の出力端に
接続し、直列回路の他端を図1で示した増幅器2の差動
増幅器3の非反転入力端に接続するとともに、コンデン
サC83を介してグランドに接続している。また、抵抗
器R81とR82にそれぞれ並列にリレー接点などの開
閉手段RL81,RL82が接続されている。
【0026】開閉手段RL81,RL82をD/A変換
器1の設定電圧に応じて適宜開閉することにより、抵抗
器R81〜R83による直列回路の合成抵抗値が変化
し、その変化された合成抵抗値とコンデンサC83とに
よる過度応答特性が得られ、コンデンサC83の両端に
ローパスフィルタLOの出力電圧E82が得られる。こ
の出力電圧E82は図1で示した増幅器2の差動増幅器
3の非反転入力端に印加される。
【0027】このような構成をなすローパスフィルタL
Oの合成抵抗値の設計例について説明する。ローパスフ
ィルタLOの合成抵抗値をRとし、D/A変換器1の出
力電圧、すなわち、ローパスフィルタLOの入力電圧を
0 とし、ローパスフィルタLOの出力電圧をEOUT
した場合に、前記(1)式より, EOUT (0)の値とコ
ンデンサC83の値より抵抗値を求める式は次の(2)
式のようになる。 R=E0 /{C×EOUT (0)}・・・(2) この(2)式より、 C=コンデンサC83の容量、 E0 =D/A変換器1の出力電圧、 EOUT (0)=ローパスフィルタLOのスルーレート、 を決めれば、そのときのローパスフィルタLOの抵抗値
を決めることができる。
【0028】コンデンサC83の容量を、 C=0.01μF、 スルーレート=0.1V/μs、 の条件において、 E0 =2Vのとき、R=2KΩ、 E0 =5Vのとき、R=5KΩ、 E0 =8Vのとき、R=8KΩ、 とすると、そのときのローパスフィルタLOの各抵抗
は、 R81=2KΩ、 R82=3KΩ、 R83=3KΩ、 とすれば、図5に示す時間μs対電圧(V)の電圧波形
図で示すような、ローパスフィルタLOの出力波形が得
られる。
【0029】次に、2Vの出力波形19、5Vの出力波
形20、8Vの出力波形21を図5に示す。また、ロー
パスフィルタLOを図1のローパスフィルタLOの抵抗
R11,コンデンサC13に置き換えたときの図1にお
ける増幅器2の出力電圧波形、すなわち、DUT9への
供給電圧E21の波形例を示す図6に示す。図6におい
て、供給電圧E21が2V(22)、5V(23)、8
V(24)として示しており、また直線25はスルーレ
ート2V/μsの直線である。
【0030】次に、この発明の第3の実施の形態の構成
を示す回路図を図7に示す。図7では、D/A変換器1
からのアナログ電圧を入力するローパスフィルタLOは
図4で示したのと同じ回路構成を有するローパスフィル
タLOが使用され、図4と同一部分には同一符号を付し
て重複説明を避ける。また、ケーブル6、10とテスト
ヘッド8の部分も図1と同じであるから、その説明を省
略する。
【0031】図7における増幅器2の内部構成が図1よ
りも詳細に示されている。差動増幅器3は、トランジス
タTR31,TR32を主体にして構成され、トランジ
スタTR31のベースは入力端子2aに接続され、トラ
ンジスタTR31,TR32のエミッタ同志は抵抗器R
3を介して電源E3の正極に接続されている。トランジ
スタTR32のベースには、電源誤差検出端子2cに接
続され、トランジスタTR31,TR32の各コレクタ
は抵抗器R35,R36を介して電源E33の正極に接
続されている。各電源E32,E33の負極はグランド
に接続されている。
【0032】図1における反転増幅器4を構成するトラ
ンジスタTR35のベースには、トランジスタTR31
のコレクタが接続されており、トランジスタTR35の
エミッタは抵抗器R38を介して電源E33の正極に接
続されている。トランジスタTR35のコレクタはバイ
アス設定用ダイオードD31,D32と抵抗器R37を
介して電源E32の正極に接続されている。トランジス
タTR33,TR34はプッシュプル増幅器を構成して
おり、トランジスタTR33のベースは前記トランジス
タTR35のコレクタに接続され、そのコレクタは電源
E33の正極に接続されている。
【0033】トランジスタTR33,TR34のエミッ
タ同志は電源出力端子2bに接続されている。トランジ
スタTR33のベースはダイオードD31と抵抗器R3
7との接続点に接続されており、トランジスタTR33
のコレクタは電源E32の正極に接続されている。
【0034】このように構成することにより、D/A変
換器1で設定されたアナログ電圧はローパスフィルタL
Oに入力され、図4で説明したローパスフィルタLOと
同様にして開閉手段RL81,RL82を適宜開閉させ
て抵抗器R31〜R33の抵抗値を設定し、D/A変換
器1の設定電圧に応じて過度応答特性を設定して増幅器
2のスルーレートにローパスフィルタLOのスルーレー
トを等しくして、ローパスフィルタLOの出力電圧を増
幅器2内のトランジスタTR31,TR32による差動
増幅器3の反転入力端、すなわち、トランジスタTR3
1のベースに印加する。このトランジスタTR31のコ
レクタから反転増幅器4を構成するトランジスタTR3
5のベースに入力電圧を出力する。
【0035】トランジスタTR35のコレクタからの出
力はプッシュプル増幅器を構成するトランジスタTR3
3,TR34で増幅され、ケーブル6および電源バイパ
スコンデンサ11を通してDUT9に供給電圧E21を
印加する。この供給電圧E21の誤差検出電圧は電源電
圧検出端子8bにおいて検出され、ケーブル10を通し
て差動増幅器3の反転入力端、すなわち、トランジスタ
TR32のベースに印加される。
【0036】その結果、トランジスタTR31のベース
に印加されるローパスフィルタLOの出力電圧とトラン
ジスタTR32のベースに印加される供給電圧E21と
の差に応じた出力をトランジスタTR35のベースに加
え、DUT9への供給電圧E21が設定電圧になるよう
にする。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、テストヘッドに実装
されるDUTにアナログ電圧を増幅して供給する増幅器
の入力端側にローパスフィルタを接続し、アナログ電圧
の設定値に応じてローパスフィルタの過度応答特性を変
更して、ローパスフィルタのスルーレートを増幅器のス
ルーレートと等しくするようにしたので、増幅器からD
UTに印加する供給電圧にスパイク状のノイズ電圧の重
畳を防止することができ、スパイク状のノイズ電圧によ
るDUTの破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプログラマブル電源の第1の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のプログラマブル電源におけるD/A変換
器とその出力電圧の関係を説明するための説明図であ
る。
【図3】図2のD/A変換器の出力電圧波形を示す波形
図である。
【図4】この発明のプログラマブル電源の第2の実施の
形態におけるローパスフィルタの部分の回路構成を示す
回路図である。
【図5】図4のローパスフィルタの出力電圧波形を示す
波形図である。
【図6】この発明のプログラマブル電源の第2の実施の
形態における出力電圧の波形例を示す波形図である。
【図7】この発明のプログラマブル電源の第3の実施の
形態の回路構成を示す回路図である。
【図8】従来のプログラマブル電源の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】従来のプログラマブル電源の出力電圧の波形例
を示す波形図である。
【符号の説明】
1 D/A変換器 2 増幅器 3 差動増幅器 4 反転増幅器 5 位相補償コンデンサ 6,10 ケーブル 8 テストヘッド 9 DUT 11 電源バイパスコンデンサ C11,C83 コンデンサ LO ローパスフィルタ R11,R81〜R83 抵抗器 TR31〜TR35 トランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物(9) を実装したテストヘッド
    (8) と、 前記被測定物(9) に電源供給を行う増幅器(2) と、 アナログ電圧の設定電圧に応じて過度応答特性が任意に
    設定された抵抗(R11)とコンデンサ(C13) とからなり、
    前記増幅器(2) のスルーレートと等しいスルーレートを
    有するローパスフィルタ(LO)と、 前記増幅器(2) の出力電圧を前記被測定物(9) に印加す
    る第1のケーブル(6)と、 前記被測定物(9) に印加されている電圧を検出して前記
    増幅器(2) に負帰還させる第2のケーブル(10)と、を備
    えることを特徴とするプログラマブル電源。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラマブル電源にお
    いて、 前記ローパスフィルタ(LO)は、前記抵抗器(R11) を可変
    抵抗器として過度応答特性を変えることを特徴とするプ
    ログラマブル電源。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプログラマブル電源にお
    いて、 前記ローパスフィルタ(LO)は、直列に接続された複数個
    の抵抗器(R31) 〜(R33) と、 スルーレートを可変するために前記複数個の抵抗器(R3
    1) 〜(R33) のうちの所定の抵抗器に並列に接続されて
    その抵抗器の短絡と非短絡とを可能にする開閉手段(RL3
    1,RL32) と、 前記複数個の抵抗器(R31) 〜(R33) のうちの前記増幅器
    (2) の入力端側の端部とグランドとの間に接続されたコ
    ンデンサ(C83) と、からなることを特徴とするプログラ
    マブル電源。
  4. 【請求項4】 請求項4記載のプログラマブル電源にお
    いて、 前記増幅器(2) は、前記ローパスフィルタ(LO)の出力電
    圧と前記第2のケーブル(10)を通して前記被測定物(9)
    に印加されている検出電圧との差に応じて増幅する差動
    増幅器(3) と、 前記差動増幅器(3) の出力電圧を反転して前記第1のケ
    ーブル(6) を通して前記被測定物(9) に印加する反転増
    幅器(4) と、 前記反転増幅器(4) の出力端と入力端との間に接続さ
    れ、前記第1のケーブル(6) と前記第2のケーブル(10)
    とによる電圧レベル変動に起因するリンギングを補償す
    るための位相補償コンデンサ(5) と、からなることを特
    徴とするプログラマブル電源。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプログラマブル電源にお
    いて、 前記ローパスフィルタ(LO)は、コンデンサの容量を可変
    してスルーレートを可変することを特徴とするプログラ
    マブル電源。
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