JPH10292981A - 冷蔵庫用扉 - Google Patents
冷蔵庫用扉Info
- Publication number
- JPH10292981A JPH10292981A JP10139797A JP10139797A JPH10292981A JP H10292981 A JPH10292981 A JP H10292981A JP 10139797 A JP10139797 A JP 10139797A JP 10139797 A JP10139797 A JP 10139797A JP H10292981 A JPH10292981 A JP H10292981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- foamed
- magnet
- gasket
- refrigerator door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
帯で形成すると、そこに含まれる磁性粉が直接フランジ
部に接触し、フランジ部の鉄板や内箱が傷つきやすかっ
た。また、長期使用時には応力による変形が残存し、そ
の結果、扉との間に隙が生じ外気が侵入し冷蔵庫の運転
率が増すことに関して、鉄板や内箱に対する影響を少な
くし、長期使用時にも変形しにくく、外気が侵入し冷蔵
庫の電気エネルギー使用量が極端に増大しないことを図
る。 【解決手段】 27は磁性粉を含む発泡磁石帯、37は
コーティング層であり、扉を閉じたとき発泡磁石帯に含
まれる磁性粉が直接フランジ部に接触せず、フランジ部
の鉄板や内箱が傷つかない。また長期使用時にも変形し
にくく、外気が侵入し冷蔵庫の電気エネルギー使用量が
極端に増大しなくできる。
Description
構造を冷蔵庫本体と共に形成するガスケットに関するも
のである。
扉ガスケットは軟質塩化ビニルが多用されてきた。
ては比較的小型で安価な設備から製造できるうえ、成形
性に優れ、また塩素を含むことから難燃性を有し、材料
価格も安いので広範囲に使用されている汎用樹脂であ
る。しかし、焼却時に塩化水素を発生し、この塩化水素
が大気汚染防止法で規制されている点や、同じく焼却炉
等の設備が塩化水素によって傷められる。このことから
最近では塩化ビニルの使用が問題視されるようになって
きた。
り、その使途を短期商品である包装資材や家電,自動車
部品から長期商品である水道,下水パイプや下地シート
に代表されるような土木,建築資材へ転換しようとして
いる。
製ドアサシュを廃止することや、ガスケット構造を変更
し重量を減少させることにより、その使用量を削減して
いく傾向にある。しかし、塩化ビニルでない脱塩素系の
樹脂やエラストマーでガスケットを成形し実用化に供す
ることは、短期製品とはいえ10年以上もの寿命を有す
る冷蔵庫ではその適用が困難であった。
3269公報に示されているものがある。
庫用扉を説明する。図7は、現在の冷蔵庫の斜視図であ
る。図7において1は冷蔵庫本体であり、その前面開口
部に回転式の冷蔵室扉2、引き出し式の冷凍室扉3、同
じく引き出し式の野菜室扉4が設けてある。
同じなので冷蔵室用扉2を例に図8の要部断面図を用い
て詳細に説明する。
面板6と、金属表面板6の左右辺5に挿入された押出成
形からなるガスケット取り付け用サッシュ7と、金属表
面板6の上下辺に挿入した合成樹脂からなる射出成形品
のハンドル8及びキャップ9とで枠組みされている。
取り付け用サッシュ7のフランジ10に固定されている
補強板11と、扉裏板12の間に発泡断熱材13が注入
されている。さらに押出成形からなるガスケットの取り
付け用サッシュ7と、射出成形品のハンドル8及びキャ
ップ9で構成されたガスケット取り付け溝14にガスケ
ット15が嵌め込まれている。
で押出し成形されており、ガスケット取り付け溝14に
挿入される挿入部16は厚肉である。17はゴム磁石で
あり、通常塩素化ポリオレフィン系のゴムとフェライト
系の磁性粉を混合押出して成形している。18はゴム磁
石17を収納するための収納袋部であり、19は中空袋
部、20はひれ部であり、断熱のために空気室を持つ構
造となっている。これら部分の軟質塩化ビニルは薄肉と
なっている。
の鉄板製の外箱21は曲げ加工によって内向きフランジ
部22を形成し、ABSやPSで成形された内箱23に
密着するようにスポンジ24で留められている。また、
この外箱21と内箱23の間には、扉2と同じように発
泡断熱材13が注入されている。
冷蔵庫扉が閉られる時にフランジ部22に吸着すること
によって、冷蔵庫本体と共に密閉構造を形成し冷蔵庫の
中からの冷気の漏れを防ぐ。
来の構成のガスケット15は材質が塩化ビニルであり廃
棄された後に焼却されると塩化水素を発生し、この塩化
水素が大気を汚染する点や、同じく焼却炉等の設備が塩
化水素によって傷められるという課題があった。なお焼
却前にガスケット15だけを取り外すことも可能である
が、近年冷蔵庫は大型化し、かつ多扉化しているので、
短時間で容易に取り除き軟いと言う課題が生じる。
じて熱の侵入量が増加し、電気エネルギー使用量が増大
し地球温暖化を促進すると言う課題があった。
間ができ開閉時に音が出る課題やゴム磁石18を挿入す
るための作業が困難であると言う課題もあった。
の衝突力の差から、ガスケット15の内側部分の変形が
大きくなり密閉性が損なわれたり、ゴム磁石17の重量
から変形を生じ、上下方向の密閉性が損なわれると言う
課題もあった。
棄時の問題を解消し熱の侵入量の削減や長期使用時の変
形を少なくすることによって電気エネルギーの無駄をな
くし、さらに無音化や作業性の向上に寄与することを目
的とする。
本発明の冷蔵庫用扉のガスケットは、ガスケットに形成
されたアルニコ磁石,サマリウム・コバルト磁石,ネオ
ジウム・鉄・ボロン磁石から選ばれた1つまたは2つ以
上の磁性粉を含む磁性体とウレタン系発泡剤,EPDM
系発泡剤,シリコン系発泡剤とから選ばれた1つまたは
2つ以上の発泡剤との混合物からなる発泡磁石帯を設け
て、発泡磁石帯が前記フランジ部と密着することによっ
て密閉空間をなし、前記ガスケットが、スチレン系,オ
レフィン系,ウレタン系,エステル系,アミド系,結晶
ポリエチレン,シンジオタクチック1,2−ブタジエン
ラバー,トランス−1,4イソプレンラバーから選ばれ
た1つまたは2つ以上のハードセグメントを持ち、前記
ハードセグメントにゴム成分を主体とするソフトセグメ
ントを配合したサーモプラスチックエラストマーを使用
したものである。
スチックエラストマーを使用するので、廃棄された後に
焼却された場合でも塩化水素を発生しなくでき、同じく
焼却炉等の設備を塩化水素によって傷めない冷蔵庫用扉
が得られる。
発泡磁石帯に、ポリエチレンテレフタート,ポリエチレ
ンナフタレート,ポリフェニレンサルファイド,ポリブ
チレンテレフタレート,ポリサルフォン,ポリエーテル
ケトン,ポリアミドイミド,ポリイミド,ポリエチレ
ン,ポリプロピレンから選ばれた少なくとも1つまたは
2つ以上を組み合わせた複合材からなるフィルム層を形
成したものである。
るので発泡磁石帯に含まれる磁性粉が直接フランジ部に
接触しなくなるので、フランジ部の鉄板や内箱が傷つき
にくい冷蔵庫用扉が得られる。
は、スチレン系,オレフィン系,ウレタン系,エステル
系,アミド系,結晶ポリエチレン,シンジオタクチック
1,2−ブタジエンラバー,トランス−1,4イソプレ
ンラバーから選ばれた1つまたは2つ以上のハードセグ
メントを持ち、前記ハードセグメントにゴム成分を主体
とするソフトセグメントを配合したサーモプラスチック
エラストマー層を形成したものである。
エラストマー層を形成するので発泡磁石帯に含まれる磁
性粉が直接フランジ部に接触しなくなるので、フランジ
部の鉄板や内箱が傷つきにくいし、また発泡磁石帯と同
種のサーモプラスチックエラストマーを用いると接着性
にすぐれた冷蔵庫用扉が得られる。
は、フッ素ゴム,ニトリルゴム,スチレンゴム,ブタジ
エンゴム,ブチルゴムから選ばれた1つまたは2つ以上
のゴム成分を含む反応性のコーティング層を設けたもの
である。
のコーティング層を形成するので発泡磁石帯に含まれる
磁性粉が直接フランジ部に接触しなくなるので、フラン
ジ部の鉄板や内箱が傷つきにくいし、また発泡磁石帯の
ソフトセグメントと同種のゴム成分を用いると接着性に
すぐれた冷蔵庫用扉が得られる。
は、内箱と外箱の間に断熱材を充填した断熱箱体とその
開口部に設けられたフランジ部と、前記断熱箱体を密閉
する扉とその周縁部に設けられたガスケットとガスケッ
トに形成されたアルニコ磁石,サマリウム・コバルト磁
石,ネオジウム・鉄・ボロン磁石から選ばれた1つまた
は2つ以上の磁性粉を含む磁性体とウレタン系発泡剤,
EPDM系発泡剤,シリコン系発泡剤とから選ばれた1
つまたは2つ以上の発泡剤との混合物からなる発泡磁石
帯を設けて、発泡磁石帯が前記フランジ部と密着するこ
とによって密閉空間をなし、前記ガスケットが、スチレ
ン系,オレフィン系,ウレタン系,エステル系,アミド
系,結晶ポリエチレン,シンジオタクチック1,2−ブ
タジエンラバー,トランス−1,4イソプレンラバーか
ら選ばれた1つまたは2つ以上のハードセグメントを持
ち、前記ハードセグメントにゴム成分を主体とするソフ
トセグメントを配合したサーモプラスチックエラストマ
ーからなることを特徴としたものであり、廃棄された後
に焼却された場合に塩化水素を発生しなくでき、同じく
焼却炉等の設備を塩化水素によって傷めないという作用
を有する。
リエチレンテレフタート,ポリエチレンナフタレート,
ポリフェニレンサルファイド,ポリブチレンテレフタレ
ート,ポリサルフォン,ポリエーテルケトン,ポリアミ
ドイミド,ポリイミド,ポリエチレン,ポリプロピレン
から選ばれた少なくとも1つまたは2つ以上を組み合わ
せた複合材からなるフィルム層を設けたことを特徴とす
るもので、フィルム層を形成するので発泡磁石帯に含ま
れる磁性粉が直接フランジ部に接触しなくなり、フラン
ジ部の鉄板や内箱が傷つきにくいと言う作用を有する。
またフィルム層は薄くできるので、鉄板と磁石層が近接
し結果的に磁石帯を薄くでき、ガスケットの薄型化が図
れるため、多扉化になってもガスケットを通じて侵入し
てくる熱量を増加させない作用もある。
体化したスチレン系,オレフィン系,ウレタン系,エス
テル系,アミド系,結晶ポリエチレン,シンジオタクチ
ック1,2−ブタジエンラバー,トランス−1,4イソ
プレンラバーから選ばれた1つまたは2つ以上のハード
セグメントを持ち、前記ハードセグメントにゴム成分を
主体とするソフトセグメントを配合したサーモプラスチ
ックエラストマー層を設けたことを特徴とするもので、
サーモプラスチックエラストマー層によって発泡磁石帯
に含まれる磁性粉が直接フランジ部に接触しなくなり、
フランジ部の鉄板や内箱が傷つきにくいと言う作用を有
する。また、収納袋部がなくなるので、隙間ができず開
閉時に音がしなくなる。また一体成形による加工が行な
えるため、作業が省略できて組み立て性が高められると
言う作用を有する。
ッ素ゴム,ニトリルゴム,スチレンゴム,ブタジエンゴ
ム,ブチルゴムから選ばれた1つまたは2つ以上のゴム
成分を含む反応性のコーティング層を設けたことを特徴
とするもので、コーティング層によって発泡磁石帯に含
まれる磁性粉が直接フランジ部に接触しなくなり、フラ
ンジ部の鉄板や内箱が傷つきにくいと言う作用を有す
る。また、コーティング層は非常に薄いので、鉄板と磁
石層が近接し結果的に発泡磁石帯を薄くでき、ガスケッ
トの薄型化が図れるため、多扉化になってもガスケット
を通じて侵入してくる熱量を増加させない作用もある。
さらに、重量の軽い発泡磁石帯を使用するので重みによ
る変形を生じず、密閉性が損なわれない作用を有する。
を用いて説明する。なお、従来と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
1による冷蔵庫用扉25の要部断面図である。図1にお
いて26はエラストマーガスケットである。27は発泡
磁石帯であり、アルニコ磁石,サマリウム・コバルト磁
石,ネオジウム・鉄・ボロン磁石から選ばれた1つまた
は2つ以上の磁性粉を含む磁性体とウレタン系発泡剤,
EPDM系発泡剤,シリコン系発泡剤とから選ばれた1
つまたは2つ以上の発泡剤との混合物を発泡して形成す
る。28はガスケット膜で、スチレン系,オレフィン
系,ウレタン系,エステル系,アミド系,結晶ポリエチ
レン,シンジオタクチック1,2−ブタジエンラバー,
トランス−1,4イソプレンラバーから選ばれた1つま
たは2つ以上のハードセグメントを持ち、前記ハードセ
グメントにゴム成分を主体とするソフトセグメントを配
合したサーモプラスチックエラストマーから構成されて
いる。
ついて、その動作を説明する。発泡磁石帯27は、発泡
体の中に高磁性の磁性体を含み、前記フランジ部と密着
することによって密閉空間をなす。また、磁石とフラン
ジ部鉄板の間に遮蔽物がなく、閉時の密着性がよい。ま
た、前記サーモプラスチックエラストマーは塩素を含ま
ないので、廃棄された後に焼却処理されても塩化水素を
発生せず、また焼却炉等の設備を塩化水素によって傷め
ないことが実現できる。また、これらサーモプラスチッ
クエラストマーは繰り返し成形できることから、成形不
良品も再利用できる。
2による冷蔵庫用扉29の要部断面図である。図2にお
いて30は複合ガスケットであり31はフィルム層であ
る。
ついて、その動作を説明する。発泡磁石帯27は、発泡
体の中に高磁性の磁性体を含み、前記フランジ部と密着
することによって密閉空間をなす。この時フィルム層を
形成するので発泡磁石帯に含まれる磁性粉が直接フラン
ジ部に接触しなくなり、フランジ部の鉄板や内箱が傷つ
きにくい。またフィルム層は薄くできるので、鉄板と発
泡磁石体が近接し結果的に磁石帯を薄くでき、ガスケッ
トの薄型化が図れるため、多扉化になってもガスケット
を通じて侵入してくる熱量を増加させないことが実現で
きる。
3による冷蔵庫用扉32の要部断面図である。図3にお
いて33は一体化ガスケットであり、34はサーモプラ
スチックエラストマー層であり、ガスケットのサーモプ
ラスチックエラストマー28と同種の場合は一体化して
いる。
ついて、その動作を説明する。発泡磁石帯27は、発泡
体の中に高磁性の磁性体を含み、前記フランジ部と密着
することによって密閉空間をなす。この時サーモプラス
チックエラストマー層34を形成するので発泡磁石帯に
含まれる磁性粉が直接フランジ部に接触しなくなり、フ
ランジ部の鉄板や内箱が傷つきにくい。また、収納袋部
がなくなるので、隙間ができず開閉時に音がしなくな
る。さらに一体成形による加工が行なえるため、作業が
省略できて組み立て性が高められる。
4による冷蔵庫用扉35の要部断面図である。図4にお
いて36は複層ガスケットであり、37はコーティング
層である。
ついて、その動作を説明する。発泡磁石帯27は、発泡
体の中に高磁性の磁性体を含み、前記フランジ部と密着
することによって密閉空間をなす。この時コーティング
層を形成するので発泡磁石帯に含まれる磁性粉が直接フ
ランジ部に接触しなくなり、フランジ部の鉄板や内箱が
傷つきにくい。また、コーティングは発泡磁石帯27の
みならず、ガスケットのサーモプラスチックエラストマ
ー28まで塗布でき、均一な平面が得られる。さらに重
量の軽い発泡体エラストマーを使用し、さらにコーティ
ング層も薄く軽いので重みによる変形は長期間にわたっ
て生じず、密閉性が損なわれず、その結果電気エネルギ
ー使用量が極端に増大しないことが実現できる。
明は、ガスケットに形成されたアルニコ磁石,サマリウ
ム・コバルト磁石,ネオジウム・鉄・ボロン磁石から選
ばれた1つまたは2つ以上の磁性粉を含む磁性体とウレ
タン系発泡剤,EPDM系発泡剤,シリコン系発泡剤と
から選ばれた1つまたは2つ以上の発泡剤との混合物か
らなる発泡磁石帯を設けて、発泡磁石帯が前記フランジ
部と密着することによって密閉空間をなし、前記ガスケ
ットが、スチレン系,オレフィン系,ウレタン系,エス
テル系,アミド系,結晶ポリエチレン,シンジオタクチ
ック1,2−ブタジエンラバー,トランス−1,4イソ
プレンラバーから選ばれた1つまたは2つ以上のハード
セグメントを持ち、前記ハードセグメントにゴム成分を
主体とするソフトセグメントを配合したサーモプラスチ
ックエラストマーからなるので、廃棄された後に焼却処
理された場合に、焼却時に塩化水素を発生しなくでき、
同じく焼却炉等の設備を塩化水素によって傷めなくでき
る。
に記載の発明に加えて発泡磁石帯にポリエチレンテレフ
タート,ポリエチレンナフタレート,ポリフェニレンサ
ルファイド,ポリブチレンテレフタレート,ポリサルフ
ォン,ポリエーテルケトン,ポリアミドイミド,ポリイ
ミド,ポリエチレン,ポリプロピレンから選ばれた少な
くとも1つまたは2つ以上を組み合わせた複合材からな
るフィルム層を設けるので、磁石帯を薄くでき、結果的
にガスケットの薄型化が図れるため、多扉化になっても
ガスケットを通じて侵入してくる熱量を増加させない作
用がある。
に記載の発明に加えて発泡磁石帯に一体化したスチレン
系,オレフィン系,ウレタン系,エステル系,アミド
系,結晶ポリエチレン,シンジオタクチック1,2−ブ
タジエンラバー,トランス−1,4イソプレンラバーか
ら選ばれた1つまたは2つ以上のハードセグメントを持
ち、前記ハードセグメントにゴム成分を主体とするソフ
トセグメントを配合したサーモプラスチックエラストマ
ー層を設けたことにより、収納袋部に隙間ができること
がなく開閉時に音がなくなるし、また一体成形や注入発
泡による加工が行なえるため作業が省略できて組み立て
性を高くできる。
記載の発明に加えて発泡磁石帯にフッ素ゴム,ニトリル
ゴム,スチレンゴム,ブタジエンゴム,ブチルゴムから
選ばれた1つまたは2つ以上のゴム成分を含む反応性の
コーティング層を設けたことにより、コーティング層を
形成するので発泡磁石帯に含まれる磁性粉が直接フラン
ジ部に接触しなくなり、フランジ部の鉄板や内箱が傷つ
きにくい。また、コーティングは発泡磁石帯27のみな
らず、ガスケットのサーモプラスチックエラストマー2
8まで塗布でき、均一な平面が得られる。さらに重量の
軽い発泡体エラストマーを使用し、さらにコーティング
層も薄く軽いので重みによる変形は長期間にわたって生
じず、密閉性が損なわれず、その結果電気エネルギー使
用量が極端に増大しないことが実現できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 内箱と外箱の間に断熱材を充填した断熱
箱体とその開口部に設けられたフランジ部と、前記断熱
箱体を密閉する扉とその周縁部に設けられたガスケット
とガスケットに形成されたアルニコ磁石,サマリウム・
コバルト磁石,ネオジウム・鉄・ボロン磁石から選ばれ
た1つまたは2つ以上の磁性粉を含む磁性体とウレタン
系発泡剤,EPDM系発泡剤,シリコン系発泡剤とから
選ばれた1つまたは2つ以上の発泡剤との混合物からな
る発泡磁石帯を設けて、発泡磁石帯が前記フランジ部と
密着することによって密閉空間をなし、前記ガスケット
が、スチレン系,オレフィン系,ウレタン系,エステル
系,アミド系,結晶ポリエチレン,シンジオタクチック
1,2−ブタジエンラバー,トランス−1,4イソプレ
ンラバーから選ばれた1つまたは2つ以上のハードセグ
メントを持ち、前記ハードセグメントにゴム成分を主体
とするソフトセグメントを配合したサーモプラスチック
エラストマーからなることを特徴とした冷蔵庫用扉。 - 【請求項2】 請求項1記載の発泡磁石帯にポリエチレ
ンテレフタート,ポリエチレンナフタレート,ポリフェ
ニレンサルファイド,ポリブチレンテレフタレート,ポ
リサルフォン,ポリエーテルケトン,ポリアミドイミ
ド,ポリイミド,ポリエチレン,ポリプロピレンから選
ばれた少なくとも1つまたは2つ以上を組み合わせた複
合材からなるフィルム層を設けたことを特徴とする冷蔵
庫用扉。 - 【請求項3】 請求項1記載の発泡磁石帯に一体化した
スチレン系,オレフィン系,ウレタン系,エステル系,
アミド系,結晶ポリエチレン,シンジオタクチック1,
2−ブタジエンラバー,トランス−1,4イソプレンラ
バーから選ばれた1つまたは2つ以上のハードセグメン
トを持ち、前記ハードセグメントにゴム成分を主体とす
るソフトセグメントを配合したサーモプラスチックエラ
ストマー層を設けたことを特徴とする冷蔵庫用扉。 - 【請求項4】 請求項1記載の発泡磁石帯にフッ素ゴ
ム,ニトリルゴム,スチレンゴム,ブタジエンゴム,ブ
チルゴムから選ばれた1つまたは2つ以上のゴム成分を
含む反応性のコーティング層を設けたことを特徴とする
冷蔵庫用扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10139797A JPH10292981A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 冷蔵庫用扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10139797A JPH10292981A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 冷蔵庫用扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10292981A true JPH10292981A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14299611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10139797A Pending JPH10292981A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 冷蔵庫用扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10292981A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006120064A1 (de) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Modulares kältegerät |
KR100868066B1 (ko) | 2006-09-29 | 2008-11-13 | 서울시립대학교 산학협력단 | 알니코계 복합자석용 조성물, 알니코계 복합자석과 그제조방법, 및 이를 이용한 이종접합형 알니코계 복합자석 |
JP2010190503A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵保管機器用ガスケット及び冷蔵保管機器用ガスケットの製造方法 |
CN106679299A (zh) * | 2017-01-19 | 2017-05-17 | 合肥华凌股份有限公司 | 门封条及其制备工艺和制冷设备 |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP10139797A patent/JPH10292981A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006120064A1 (de) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Modulares kältegerät |
US8511766B2 (en) | 2005-05-10 | 2013-08-20 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Modular refrigeration device |
KR100868066B1 (ko) | 2006-09-29 | 2008-11-13 | 서울시립대학교 산학협력단 | 알니코계 복합자석용 조성물, 알니코계 복합자석과 그제조방법, 및 이를 이용한 이종접합형 알니코계 복합자석 |
JP2010190503A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵保管機器用ガスケット及び冷蔵保管機器用ガスケットの製造方法 |
CN106679299A (zh) * | 2017-01-19 | 2017-05-17 | 合肥华凌股份有限公司 | 门封条及其制备工艺和制冷设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3077644A (en) | Refrigerating apparatus | |
US6505839B1 (en) | Gasketed cover, cover for electronic equipment and process for producing the covers | |
JPH10292981A (ja) | 冷蔵庫用扉 | |
TWM420158U (en) | Front cover and electronic device using same | |
JPH10292980A (ja) | 冷蔵庫用扉 | |
JP6345039B2 (ja) | 気密材及びその製造方法 | |
JP2013088025A (ja) | 冷却貯蔵庫の扉装置 | |
JP2001355734A (ja) | シール構造 | |
KR20040084418A (ko) | 냉장고 | |
KR20030017309A (ko) | 냉장고 문의 마그네트 가스킷 구조체 | |
JP2000289145A (ja) | 複合体及びその製造方法 | |
JP2000161842A (ja) | 冷蔵庫用扉 | |
JPH11304351A (ja) | 冷蔵庫用扉 | |
JP2011126347A (ja) | ウェザストリップ | |
JP2001004031A (ja) | ガスケット及びその製造方法 | |
JP2001219738A (ja) | 自動車のベルトライン部遮音構造 | |
EP1472107A1 (en) | Seal able to provide a sealing action between a fixed part and a part which can be opened | |
JP2020133935A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2004028478A (ja) | 冷却装置 | |
JP2000257719A (ja) | 枠付ガスケット及びその製造方法 | |
CN111578605B (zh) | 密封部件 | |
JPH11211340A (ja) | サッシュおよびドアサッシュガスケット | |
JP2000356268A (ja) | 枠付ガスケット及びその製造方法 | |
JPH11159946A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH11236551A (ja) | 冷蔵庫用ガスケット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040409 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040512 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |