JPH10291691A - 複数の重なり合ったシートを検出するためのシステムおよび現金支払い機構 - Google Patents
複数の重なり合ったシートを検出するためのシステムおよび現金支払い機構Info
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- JPH10291691A JPH10291691A JP9350378A JP35037897A JPH10291691A JP H10291691 A JPH10291691 A JP H10291691A JP 9350378 A JP9350378 A JP 9350378A JP 35037897 A JP35037897 A JP 35037897A JP H10291691 A JPH10291691 A JP H10291691A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 14
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
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- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
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- G07D7/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 構造が簡単で、多重銀行券を確実に識別する
こと。 【解決手段】 供給経路が通っていて、感知ステーショ
ン１２に存在する一枚のシートまたは多重シートからな
る対象物を透過した光エミッタ４８からの光を感知する
ように配列された光エミッタと光学的センサ５０とを有
する感知ステーションを含む。光学的センサは、その強
度が、光学的センサにより受信した透過光の強度により
変化する出力電圧を供給する。この出力は、ログ比アン
プ６０の第一の入力５８に供給される。感知ステーショ
ンに対象物が存在しない場合には、光学的センサの出力
を表す電圧が、アンプ６４の第二の入力に供給される。
アンプ６０の出力は、データ処理手段５２に供給され、
データ処理手段は、感知ステーションに一枚または多重
の対象物が存在するかどうかを判断する。
こと。 【解決手段】 供給経路が通っていて、感知ステーショ
ン１２に存在する一枚のシートまたは多重シートからな
る対象物を透過した光エミッタ４８からの光を感知する
ように配列された光エミッタと光学的センサ５０とを有
する感知ステーションを含む。光学的センサは、その強
度が、光学的センサにより受信した透過光の強度により
変化する出力電圧を供給する。この出力は、ログ比アン
プ６０の第一の入力５８に供給される。感知ステーショ
ンに対象物が存在しない場合には、光学的センサの出力
を表す電圧が、アンプ６４の第二の入力に供給される。
アンプ６０の出力は、データ処理手段５２に供給され、
データ処理手段は、感知ステーションに一枚または多重
の対象物が存在するかどうかを判断する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給経路に沿っ
た、複数の重なり合ったシートの通過を検出するための
装置に関する。本発明は、例えば、自動金銭受け払い機
（ＡＴＭ）の重なり合った銀行券の通過を検出するため
の装置に使用される。
た、複数の重なり合ったシートの通過を検出するための
装置に関する。本発明は、例えば、自動金銭受け払い機
（ＡＴＭ）の重なり合った銀行券の通過を検出するため
の装置に使用される。
【０００２】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】Ａ
ＴＭの現金支払い機構内部において、現金供給手段から
銀行券出口スロットまでの供給経路で、銀行券が重なり
合った場合、それを検出するための、簡単で信頼できる
手段を設置することは重要なことである。何故なら、上
記のように銀行券が重なり合うと、余分な金を支払って
しまうというような、望ましくない結果を生じる場合が
あるからである。説明の便宜上、重なり合った二枚また
はそれ以上のシートまたは銀行券を、以後、多重シート
または多重銀行券と呼ぶ。
ＴＭの現金支払い機構内部において、現金供給手段から
銀行券出口スロットまでの供給経路で、銀行券が重なり
合った場合、それを検出するための、簡単で信頼できる
手段を設置することは重要なことである。何故なら、上
記のように銀行券が重なり合うと、余分な金を支払って
しまうというような、望ましくない結果を生じる場合が
あるからである。説明の便宜上、重なり合った二枚また
はそれ以上のシートまたは銀行券を、以後、多重シート
または多重銀行券と呼ぶ。
【０００３】多重シートを検出するための周知のシステ
ムとしては、供給経路のシート検出用の感知ステーショ
ン等がある。感知ステーションとしては、感知ステーシ
ョンに存在する一枚または複数のシートからなる対象物
を、透過したエミッタからの光を感知するように配列さ
れている、光エミッタと光学的センサ等がある。上記光
学的センサは、その強度が光学的センサが受信した放射
光の強度により変化する出力電圧を供給する。光学的セ
ンサの出力電圧は処理回路に送られ、この電圧に基づい
て上記処理回路は、感知ステーションに存在するのが、
一枚のシートなのか、多重シートなのかを示す出力を供
給する。
ムとしては、供給経路のシート検出用の感知ステーショ
ン等がある。感知ステーションとしては、感知ステーシ
ョンに存在する一枚または複数のシートからなる対象物
を、透過したエミッタからの光を感知するように配列さ
れている、光エミッタと光学的センサ等がある。上記光
学的センサは、その強度が光学的センサが受信した放射
光の強度により変化する出力電圧を供給する。光学的セ
ンサの出力電圧は処理回路に送られ、この電圧に基づい
て上記処理回路は、感知ステーションに存在するのが、
一枚のシートなのか、多重シートなのかを示す出力を供
給する。
【０００４】上記の周知のシステムの場合には、一枚の
銀行券と二枚の銀行券との間の識別、および一枚のきれ
いな銀行券と一枚の汚れた銀行券との間の識別の信頼性
に問題があった。その理由は、入射光が一枚の銀行券を
透過した場合の光学的センサの電圧出力は、通常、エミ
ッタからの光が直接センサに当たった場合の（すなわ
ち、感知ステーションに銀行券が存在しない場合の）、
光学的センサの出力の２０％であるからであり、入射光
が二枚の銀行券を透過した時の光学的センサの電圧出力
は、通常、入射光が二枚の銀行券を透過した場合の、セ
ンサの出力の２０％に過ぎないからである。例えば、感
知ステーションに銀行券が存在しない場合の出力が５ボ
ルトである場合、一枚の銀行券が存在した場合の出力
は、通常、１ボルトであり、二枚の銀行券が存在した場
合の出力は、通常、０．２ボルトである。銀行券が存在
しない場合のセンサ出力と、一枚の銀行券が存在した場
合のセンサ出力との間に比較的大きな差があるが、一枚
の銀行券が存在した場合のセンサ出力と、二枚の銀行券
が存在した場合のセンサ出力との間の差は、比較的小さ
いことに気がつくと思う。それ故、一枚の銀行券と多重
銀行券に対するセンサ出力に関しては、非常にハッキリ
した差がなく、多重銀行券の場合の非常に小さなセンサ
出力は、センサ出力を処理するために使用される回路に
内蔵されている、アナログ−デジタル（Ａ／Ｄ）コンバ
ータのノイズ・レベルに接近する場合がある。
銀行券と二枚の銀行券との間の識別、および一枚のきれ
いな銀行券と一枚の汚れた銀行券との間の識別の信頼性
に問題があった。その理由は、入射光が一枚の銀行券を
透過した場合の光学的センサの電圧出力は、通常、エミ
ッタからの光が直接センサに当たった場合の（すなわ
ち、感知ステーションに銀行券が存在しない場合の）、
光学的センサの出力の２０％であるからであり、入射光
が二枚の銀行券を透過した時の光学的センサの電圧出力
は、通常、入射光が二枚の銀行券を透過した場合の、セ
ンサの出力の２０％に過ぎないからである。例えば、感
知ステーションに銀行券が存在しない場合の出力が５ボ
ルトである場合、一枚の銀行券が存在した場合の出力
は、通常、１ボルトであり、二枚の銀行券が存在した場
合の出力は、通常、０．２ボルトである。銀行券が存在
しない場合のセンサ出力と、一枚の銀行券が存在した場
合のセンサ出力との間に比較的大きな差があるが、一枚
の銀行券が存在した場合のセンサ出力と、二枚の銀行券
が存在した場合のセンサ出力との間の差は、比較的小さ
いことに気がつくと思う。それ故、一枚の銀行券と多重
銀行券に対するセンサ出力に関しては、非常にハッキリ
した差がなく、多重銀行券の場合の非常に小さなセンサ
出力は、センサ出力を処理するために使用される回路に
内蔵されている、アナログ−デジタル（Ａ／Ｄ）コンバ
ータのノイズ・レベルに接近する場合がある。
【０００５】多重シートを検出するための他の周知のシ
ステムは、例えば、ＥＰ−Ｂ−０３４４９３８に開示さ
れている。このシステムは、シートが供給経路に沿って
送られている際に、その間をシートが通過する第一およ
び第二の協力して動作するローラを含む。第一のローラ
は、固定回転軸を持ち、第二のローラは、一枚のシート
または多重シートがローラの間を通過するとき、第一の
ローラから離れることができるように、第一のローラの
方に弾力により押し付けられている。第二のローラに関
連する電圧発生手段は、第二のローラが第一のローラに
接近する方向に、または遠ざかる方向に運動した場合
に、その運動に従って直線的に変化する出力電圧を発生
する。この出力電圧は、処理回路へ送られ、この処理回
路は、一枚のシートまたは多重シートがローラ間を通過
したかどうかを判断する。この周知のシステムは、光学
的センサを使用する周知の多重シート検出システムと比
較すると、比較的複雑であるという欠点を持つ。
ステムは、例えば、ＥＰ−Ｂ−０３４４９３８に開示さ
れている。このシステムは、シートが供給経路に沿って
送られている際に、その間をシートが通過する第一およ
び第二の協力して動作するローラを含む。第一のローラ
は、固定回転軸を持ち、第二のローラは、一枚のシート
または多重シートがローラの間を通過するとき、第一の
ローラから離れることができるように、第一のローラの
方に弾力により押し付けられている。第二のローラに関
連する電圧発生手段は、第二のローラが第一のローラに
接近する方向に、または遠ざかる方向に運動した場合
に、その運動に従って直線的に変化する出力電圧を発生
する。この出力電圧は、処理回路へ送られ、この処理回
路は、一枚のシートまたは多重シートがローラ間を通過
したかどうかを判断する。この周知のシステムは、光学
的センサを使用する周知の多重シート検出システムと比
較すると、比較的複雑であるという欠点を持つ。
【０００６】本発明の一つの目的は、構造が簡単で、光
学的センサを使用する上記周知のシステムの上記問題を
軽減する、多重シート検出システムを提供することであ
る。
学的センサを使用する上記周知のシステムの上記問題を
軽減する、多重シート検出システムを提供することであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給経路が通
っていて、感知ステーションに存在する一枚のシートま
たは多重シートからなる対象物を透過した、光エミッタ
からの光を感知するように配列された、光エミッタ（４
８）と光学的センサ（５０）とを有する感知ステーショ
ン（１２）を含む、供給経路に沿った多重シートの通過
を検出するためのシステムを提供し、第一および第二の
入力（５８、６４）と一つの出力を有し、上記光学的セ
ンサ（５０）の出力が、上記第一の入力（５８）に供給
され、感知ステーション（１０）に対象物が存在しない
場合に、上記光学的センサの出力を表す電圧が、上記第
二の入力（６４）に供給されるログ比アンプ（６０）
と；上記アンプ（６０）の出力の供給を受け、上記アン
プの出力に基づいて、上記感知ステーションに、一枚の
対象物または多重対象物が存在するかどうかを判断する
ように、配置されているデータ処理手段（５２）とを特
徴とする。
っていて、感知ステーションに存在する一枚のシートま
たは多重シートからなる対象物を透過した、光エミッタ
からの光を感知するように配列された、光エミッタ（４
８）と光学的センサ（５０）とを有する感知ステーショ
ン（１２）を含む、供給経路に沿った多重シートの通過
を検出するためのシステムを提供し、第一および第二の
入力（５８、６４）と一つの出力を有し、上記光学的セ
ンサ（５０）の出力が、上記第一の入力（５８）に供給
され、感知ステーション（１０）に対象物が存在しない
場合に、上記光学的センサの出力を表す電圧が、上記第
二の入力（６４）に供給されるログ比アンプ（６０）
と；上記アンプ（６０）の出力の供給を受け、上記アン
プの出力に基づいて、上記感知ステーションに、一枚の
対象物または多重対象物が存在するかどうかを判断する
ように、配置されているデータ処理手段（５２）とを特
徴とする。
【０００８】ログ比アンプという用語は、二つの入力と
一つの出力とを有し、その出力電圧が、二つの入力にそ
れぞれ供給される入力電圧の比の対数に比例する、演算
増幅器回路を意味することを理解されたい。
一つの出力とを有し、その出力電圧が、二つの入力にそ
れぞれ供給される入力電圧の比の対数に比例する、演算
増幅器回路を意味することを理解されたい。
【０００９】好適には、本発明のシステムにおいては、
上記ログ比アンプの出力が、感知ステーションに一枚の
シートまたは多重シートが存在するかどうかにより、直
線的に変化することが好ましい。
上記ログ比アンプの出力が、感知ステーションに一枚の
シートまたは多重シートが存在するかどうかにより、直
線的に変化することが好ましい。
【００１０】また、好適には、本発明のシステムにおい
ては、感知ステーションに多重シートが存在する場合に
は、上記処理手段が、多重シートが二枚であるのか、三
枚であるのかを判断することができることが好ましい。
ては、感知ステーションに多重シートが存在する場合に
は、上記処理手段が、多重シートが二枚であるのか、三
枚であるのかを判断することができることが好ましい。
【００１１】検出した多重シートに含まれるシートの数
を、判断するための上記システムの能力が、重要である
ことを理解されたい。何故なら、例えば、上記システム
が、現金払い出し機構で使用される場合には、通常は、
回収ボックス内に迂回される多重銀行券を構成している
銀行券の数の記録を保管することができるからである。
上記記録は、回収ボックスが空になった場合の調整に役
に立つ。現金支払い機構の動作中は、多重銀行券が三枚
以上の銀行券を含む可能性は非常に少ない。
を、判断するための上記システムの能力が、重要である
ことを理解されたい。何故なら、例えば、上記システム
が、現金払い出し機構で使用される場合には、通常は、
回収ボックス内に迂回される多重銀行券を構成している
銀行券の数の記録を保管することができるからである。
上記記録は、回収ボックスが空になった場合の調整に役
に立つ。現金支払い機構の動作中は、多重銀行券が三枚
以上の銀行券を含む可能性は非常に少ない。
【００１２】添付の図面を参照しながら本発明を説明す
るが、これは単に例示としてのものに過ぎない。
るが、これは単に例示としてのものに過ぎない。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１について説明すると、多重銀
行券検出手段は、ＡＴＭの現金支払い機構１４に内蔵さ
れている感知ステーション１２に設置されている光学的
システム１０を含む。現金支払い機構１４は、その長い
方の縁部で支持されている、同一の予め定めた額面の銀
行券１８のスタックを、含むように配置されている現金
カセット１６を含む。上記カセット１６は、抽出機構２
０に関連する。現金支払い動作中に、カセット１６から
一枚またはそれ以上の銀行券を払い出さなければならな
い場合には、抽出機構２０が上記スタック１８から、一
枚ずつ銀行券を引出し、供給ローラ２２、２４、２６に
より、各銀行券を、案内手段２８を通して、供給ローラ
３０へ供給する。銀行券の供給方向は、その長手方向に
対して直角である。現金支払い機構１４は、それぞれが
抽出機構に関連する一つまたはそれ以上のカセットを含
むことができるが、本実施形態の場合には、一つのカセ
ットおよび抽出機構について説明する。
行券検出手段は、ＡＴＭの現金支払い機構１４に内蔵さ
れている感知ステーション１２に設置されている光学的
システム１０を含む。現金支払い機構１４は、その長い
方の縁部で支持されている、同一の予め定めた額面の銀
行券１８のスタックを、含むように配置されている現金
カセット１６を含む。上記カセット１６は、抽出機構２
０に関連する。現金支払い動作中に、カセット１６から
一枚またはそれ以上の銀行券を払い出さなければならな
い場合には、抽出機構２０が上記スタック１８から、一
枚ずつ銀行券を引出し、供給ローラ２２、２４、２６に
より、各銀行券を、案内手段２８を通して、供給ローラ
３０へ供給する。銀行券の供給方向は、その長手方向に
対して直角である。現金支払い機構１４は、それぞれが
抽出機構に関連する一つまたはそれ以上のカセットを含
むことができるが、本実施形態の場合には、一つのカセ
ットおよび抽出機構について説明する。
【００１４】抽出された各銀行券は、供給ローラ３０お
よびもう一つの供給ローラ３２により、感知ステーショ
ンを通過する。（後でさらに詳細に説明する方法で）光
学的システム１０が、多重銀行券を検出した場合には、
迂回ゲート３４が、ローラ３６を通して、回収ボックス
３８に多重銀行券を迂回させる。
よびもう一つの供給ローラ３２により、感知ステーショ
ンを通過する。（後でさらに詳細に説明する方法で）光
学的システム１０が、多重銀行券を検出した場合には、
迂回ゲート３４が、ローラ３６を通して、回収ボックス
３８に多重銀行券を迂回させる。
【００１５】一枚の銀行券が検出された場合には、その
銀行券は積み上げホイール４０へ送られ、静止ベルト手
段４６上に載る。積み上げホイール４０は、そのシャフ
ト４４に沿って、間隔をおいて平行に配置されている、
複数の積み上げプレート４２を備える。必要な数の銀行
券がベルト手段４６上に供給されると、上記ベルト手段
４６は、上記銀行券を現金支払いスロット（図示せず）
に送る。
銀行券は積み上げホイール４０へ送られ、静止ベルト手
段４６上に載る。積み上げホイール４０は、そのシャフ
ト４４に沿って、間隔をおいて平行に配置されている、
複数の積み上げプレート４２を備える。必要な数の銀行
券がベルト手段４６上に供給されると、上記ベルト手段
４６は、上記銀行券を現金支払いスロット（図示せず）
に送る。
【００１６】図２について説明すると、光学的システム
１０は、光エミッタとしてのＬＥＤ４８、およびホトト
ランジスタ５０の形をした光学的センサ５０からなる。
データ処理手段５２は、適当なエミッタ電圧制御回路５
６に関連する、デジタル−アナログ（Ｄ／Ａ）コンバー
タ５４により、エミッタ４８への電圧出力を制御する。
光学的センサ５０は、感知ステーション１２に銀行券が
存在しない場合には、エミッタ４８から光を直接受信
し、感知ステーション１２に、一枚の銀行券または多重
銀行券１８’が存在する場合には、これらの銀行券を透
過したエミッタ４８からの光を、受信するように配置さ
れている。センサ５０の出力電圧は、このセンサ５０に
入射したエミッタ４８からの光の強度により変化する。
この出力電圧は、ログ比アンプ６０の第一の入力５８、
およびピーク電圧容量性記憶手段６２に送られる。上記
記憶手段６２は、センサ５０のピーク出力に対応する電
圧を、一時的に蓄えるコンデンサ（図示せず）を含み、
この蓄えられたピーク電圧は、アンプ６０の第二の入力
６４へ送られる。上記アンプ６０の出力は、Ａ／Ｄコン
バータ６６を通して、データ処理システム５２へ送られ
る。
１０は、光エミッタとしてのＬＥＤ４８、およびホトト
ランジスタ５０の形をした光学的センサ５０からなる。
データ処理手段５２は、適当なエミッタ電圧制御回路５
６に関連する、デジタル−アナログ（Ｄ／Ａ）コンバー
タ５４により、エミッタ４８への電圧出力を制御する。
光学的センサ５０は、感知ステーション１２に銀行券が
存在しない場合には、エミッタ４８から光を直接受信
し、感知ステーション１２に、一枚の銀行券または多重
銀行券１８’が存在する場合には、これらの銀行券を透
過したエミッタ４８からの光を、受信するように配置さ
れている。センサ５０の出力電圧は、このセンサ５０に
入射したエミッタ４８からの光の強度により変化する。
この出力電圧は、ログ比アンプ６０の第一の入力５８、
およびピーク電圧容量性記憶手段６２に送られる。上記
記憶手段６２は、センサ５０のピーク出力に対応する電
圧を、一時的に蓄えるコンデンサ（図示せず）を含み、
この蓄えられたピーク電圧は、アンプ６０の第二の入力
６４へ送られる。上記アンプ６０の出力は、Ａ／Ｄコン
バータ６６を通して、データ処理システム５２へ送られ
る。
【００１７】記憶手段６２に蓄えられたピーク電圧は、
感知ステーション１２に銀行券が存在しない場合、すな
わち、センサが受信した光の強度が最大である場合に
は、光学的センサ５０の出力に対応する。蓄えられた電
圧は、ログ比アンプ６０の動作に関する限り、基準電圧
として使用される。記憶手段６２に蓄えられた電圧は減
少する傾向にあるが、現金支払い機構１４を含む各取引
の開始時に、エミッタ４８はオンになり、それにより光
学的センサ５０が、その最大出力電圧を発生する。この
最大出力電圧は、記憶手段６２に蓄えられた電圧をリフ
レッシュさせ、それにより、いま説明したこの電圧をそ
のピーク値に回復させる。それ故、ログ比アンプ６０の
動作中は、センサ５０のピーク出力に対応する基準電圧
が、アンプ６０の入力６４へ供給される。
感知ステーション１２に銀行券が存在しない場合、すな
わち、センサが受信した光の強度が最大である場合に
は、光学的センサ５０の出力に対応する。蓄えられた電
圧は、ログ比アンプ６０の動作に関する限り、基準電圧
として使用される。記憶手段６２に蓄えられた電圧は減
少する傾向にあるが、現金支払い機構１４を含む各取引
の開始時に、エミッタ４８はオンになり、それにより光
学的センサ５０が、その最大出力電圧を発生する。この
最大出力電圧は、記憶手段６２に蓄えられた電圧をリフ
レッシュさせ、それにより、いま説明したこの電圧をそ
のピーク値に回復させる。それ故、ログ比アンプ６０の
動作中は、センサ５０のピーク出力に対応する基準電圧
が、アンプ６０の入力６４へ供給される。
【００１８】アンプ６０からの電圧出力（Ｖｏｕｔ）
は、下記式により表すことができる。
は、下記式により表すことができる。
【００１９】 Ｖｏｕｔ＝Ａ．ｌｏｇ Ｖｒｅｆ／Ｖｉｎｐｕｔ 但し、Ｖｒｅｆは基準電圧であり、Ｖｉｎｐｕｔはアン
プ６０の入力５８に直接供給される、光学的センサの電
圧出力であり、Ａはアンプ６０の利得を表す定数であ
る。
プ６０の入力５８に直接供給される、光学的センサの電
圧出力であり、Ａはアンプ６０の利得を表す定数であ
る。
【００２０】センサ５０の出力は、感知ステーション１
２に存在する追加の各銀行券に対して、ほぼ同じ分数
（例えば、１／５）で減少するので、ログ比アンプ６０
の出力は、感知ステーション１２に存在する銀行券の数
に比例する。
２に存在する追加の各銀行券に対して、ほぼ同じ分数
（例えば、１／５）で減少するので、ログ比アンプ６０
の出力は、感知ステーション１２に存在する銀行券の数
に比例する。
【００２１】本実施形態の場合には、「Ａ」の数値は、
５ボルトの基準電圧に対して下記のように選ばれる。す
なわち、ログ比アンプ６０の出力は、感知ステーション
１２に、一枚の銀行券が存在する場合には１ボルトであ
り、感知ステーション１２に、二枚の銀行券が存在する
場合には２ボルトであり、感知ステーション１２に、三
枚の銀行券が存在する場合には３ボルトであり、以下同
様である。感知ステーション１２に銀行券が存在しない
場合には、アンプ６０の出力はゼロになる。
５ボルトの基準電圧に対して下記のように選ばれる。す
なわち、ログ比アンプ６０の出力は、感知ステーション
１２に、一枚の銀行券が存在する場合には１ボルトであ
り、感知ステーション１２に、二枚の銀行券が存在する
場合には２ボルトであり、感知ステーション１２に、三
枚の銀行券が存在する場合には３ボルトであり、以下同
様である。感知ステーション１２に銀行券が存在しない
場合には、アンプ６０の出力はゼロになる。
【００２２】供給経路２８に沿って送られた一枚の銀行
券、または多重銀行券が、光学的システム１０に到着す
ると、センサ５０の出力電圧は低下する。何故なら、そ
こに入射する光が、一枚の銀行券または多重銀行券を透
過し、それにより、アンプ６０からの出力電圧を、少な
くとも１ボルトに上昇させるからである。ログ比アンプ
６０の出力は、Ａ／Ｄコンバータ６６に送られ、このコ
ンバータは、この出力のデジタル表示を、データ処理手
段５２のメモリ位置６８に記憶させる。一枚の銀行券ま
たは多重銀行券が、感知ステーション１２を通過する
と、データ処理手段５２の制御下で、ログ比出力がさら
に読み出され、メモリ位置６８に記憶される。これらの
追加の読取り値は、一定の間隔（例えば、１ミリ間隔）
で、銀行券の幅全体にわたって測定される。これらの読
み取り値のタイミングは、送りローラ３０の一つに取り
付けられていて、タイミング・ディスク７２関連のセン
サ７０が発生する、タイミング・パルスにより決定され
る。ログ比アンプ６０の出力電圧が０ボルトに下がった
時、（すなわち、一枚の銀行券または多重銀行券が光学
的システム１０を通り抜けたとき）、上記読み取りおよ
び記憶動作は停止する。その後、データ処理手段５２
は、ログ比アンプ６０の標本化した出力の、記憶された
デジタル表示を合計し、一方、一枚の銀行券または多重
銀行券は、感知ステーション１２を通過し、その結果、
その幅全体の平均の厚さを表示する合計値が発生する。
この合計手順により、より暗い部分、より明るい部分ま
たは汚れた部分が平均される。きれいに銀行券を取り扱
う通常の場合には、重なり合った二枚の銀行券は、一枚
の銀行券の数値の二倍の合計値を持ち、三枚の銀行券
は、一枚の銀行券の数値の三倍の合計値を持つ。データ
処理手段５２は、可能な場合には、感知ステーションを
今通過した銀行券の数を判断するために、データ処理手
段５２のメモリ位置に保持している索引テーブルの内容
と、上記合計値とを比較する。メモリ位置７４のメモリ
・アップ・テーブル内の索引テーブルの内容は、それぞ
れ銀行券１、２および３に対応する数値の三つの別々の
領域からなる。データ処理手段１２が発生した合計値
が、これらの領域のどれかに該当する場合には、感知ス
テーション１２を、今通過した一枚の銀行券または多重
銀行券を含む、銀行券の数についての適正な判断が行わ
れる。上記合計値が、索引テーブルのどの領域にも一致
しない場合には、感知した銀行券は、枚数が不明の銀行
券を含む多重銀行券であると見なされる。通常の抽出動
作においては、抽出機構２０は、積み上げホイール４０
に送るために、現金カセット１６から一枚の銀行券を、
抽出することを理解されたい（図１参照）。データ処理
手段５２が、一枚の銀行券を感知したと判断した場合に
は、迂回ゲート３４は、図１に実線で示すそのホーム・
ポジションから移動せず、そのため、ベルト手段４６上
に積み上げるため、また現金支払い機構に送るために、
銀行券を積み上げホイール４０に送ることができる。
券、または多重銀行券が、光学的システム１０に到着す
ると、センサ５０の出力電圧は低下する。何故なら、そ
こに入射する光が、一枚の銀行券または多重銀行券を透
過し、それにより、アンプ６０からの出力電圧を、少な
くとも１ボルトに上昇させるからである。ログ比アンプ
６０の出力は、Ａ／Ｄコンバータ６６に送られ、このコ
ンバータは、この出力のデジタル表示を、データ処理手
段５２のメモリ位置６８に記憶させる。一枚の銀行券ま
たは多重銀行券が、感知ステーション１２を通過する
と、データ処理手段５２の制御下で、ログ比出力がさら
に読み出され、メモリ位置６８に記憶される。これらの
追加の読取り値は、一定の間隔（例えば、１ミリ間隔）
で、銀行券の幅全体にわたって測定される。これらの読
み取り値のタイミングは、送りローラ３０の一つに取り
付けられていて、タイミング・ディスク７２関連のセン
サ７０が発生する、タイミング・パルスにより決定され
る。ログ比アンプ６０の出力電圧が０ボルトに下がった
時、（すなわち、一枚の銀行券または多重銀行券が光学
的システム１０を通り抜けたとき）、上記読み取りおよ
び記憶動作は停止する。その後、データ処理手段５２
は、ログ比アンプ６０の標本化した出力の、記憶された
デジタル表示を合計し、一方、一枚の銀行券または多重
銀行券は、感知ステーション１２を通過し、その結果、
その幅全体の平均の厚さを表示する合計値が発生する。
この合計手順により、より暗い部分、より明るい部分ま
たは汚れた部分が平均される。きれいに銀行券を取り扱
う通常の場合には、重なり合った二枚の銀行券は、一枚
の銀行券の数値の二倍の合計値を持ち、三枚の銀行券
は、一枚の銀行券の数値の三倍の合計値を持つ。データ
処理手段５２は、可能な場合には、感知ステーションを
今通過した銀行券の数を判断するために、データ処理手
段５２のメモリ位置に保持している索引テーブルの内容
と、上記合計値とを比較する。メモリ位置７４のメモリ
・アップ・テーブル内の索引テーブルの内容は、それぞ
れ銀行券１、２および３に対応する数値の三つの別々の
領域からなる。データ処理手段１２が発生した合計値
が、これらの領域のどれかに該当する場合には、感知ス
テーション１２を、今通過した一枚の銀行券または多重
銀行券を含む、銀行券の数についての適正な判断が行わ
れる。上記合計値が、索引テーブルのどの領域にも一致
しない場合には、感知した銀行券は、枚数が不明の銀行
券を含む多重銀行券であると見なされる。通常の抽出動
作においては、抽出機構２０は、積み上げホイール４０
に送るために、現金カセット１６から一枚の銀行券を、
抽出することを理解されたい（図１参照）。データ処理
手段５２が、一枚の銀行券を感知したと判断した場合に
は、迂回ゲート３４は、図１に実線で示すそのホーム・
ポジションから移動せず、そのため、ベルト手段４６上
に積み上げるため、また現金支払い機構に送るために、
銀行券を積み上げホイール４０に送ることができる。
【００２３】二枚のまたは三枚の銀行券が検出された場
合には、検出された銀行券の数は、データ処理手段５２
のメモリ位置７６に記憶される。これらの記憶された数
は、回収ボックス３８（図１参照）が空になった場合
に、調整を行うために使用することができる。
合には、検出された銀行券の数は、データ処理手段５２
のメモリ位置７６に記憶される。これらの記憶された数
は、回収ボックス３８（図１参照）が空になった場合
に、調整を行うために使用することができる。
【００２４】データ処理手段５２は、またソレノイド７
８および接続手段８０により、迂回ゲート３４の位置を
制御する。それ故、多重銀行券が検出された場合には、
データ処理手段５２は、上記ゲート３４を、図１に鎖線
で示す動作位置に移動し、その結果、多重銀行券は、回
収ボックス３８に回収される。
８および接続手段８０により、迂回ゲート３４の位置を
制御する。それ故、多重銀行券が検出された場合には、
データ処理手段５２は、上記ゲート３４を、図１に鎖線
で示す動作位置に移動し、その結果、多重銀行券は、回
収ボックス３８に回収される。
【００２５】好適な実施形態の場合には、一つのカセッ
トに、同じ予め定めた額面の銀行券が使用されている
が、本発明は、複数の額面の銀行券を含む現金支払い機
構にも、使用することができる。異なるタイプの銀行券
の場合には、その幅全体にわたる銀行券の平均の厚さを
表す合計値が違ってくる。銀行券のタイプは、データ処
理手段５２のメモリ位置７４に保持されている、索引テ
ーブルの適当な領域に表示される。その結果、多重銀行
券検出システムは、異なる額面の銀行券を処理すること
ができる。
トに、同じ予め定めた額面の銀行券が使用されている
が、本発明は、複数の額面の銀行券を含む現金支払い機
構にも、使用することができる。異なるタイプの銀行券
の場合には、その幅全体にわたる銀行券の平均の厚さを
表す合計値が違ってくる。銀行券のタイプは、データ処
理手段５２のメモリ位置７４に保持されている、索引テ
ーブルの適当な領域に表示される。その結果、多重銀行
券検出システムは、異なる額面の銀行券を処理すること
ができる。
【００２６】ログ比アンプ６０の出力は、感知ステーシ
ョン１２に存在する銀行券の数に比例するので、例え
ば、銀行券が存在しない場合の出力と、一枚の銀行券が
存在する場合の出力との間の違いは、一枚の銀行券が存
在する場合の出力と、二枚の銀行券が存在する場合の出
力との間の差に等しく、上記システムは、一枚の銀行券
と多重銀行券とを確実に識別することができる。また、
上記システムは、例えば、二枚の銀行券と三枚の銀行券
とを確実に識別することができる。このことは調整手順
の場合に役に立つ。このシステムは、本来十分に高い信
頼性を持っているので、これら内蔵の協力して動作する
ローラのようなもっと複雑で、高価な多重シート検出シ
ステムの代わりに使用することができる。
ョン１２に存在する銀行券の数に比例するので、例え
ば、銀行券が存在しない場合の出力と、一枚の銀行券が
存在する場合の出力との間の違いは、一枚の銀行券が存
在する場合の出力と、二枚の銀行券が存在する場合の出
力との間の差に等しく、上記システムは、一枚の銀行券
と多重銀行券とを確実に識別することができる。また、
上記システムは、例えば、二枚の銀行券と三枚の銀行券
とを確実に識別することができる。このことは調整手順
の場合に役に立つ。このシステムは、本来十分に高い信
頼性を持っているので、これら内蔵の協力して動作する
ローラのようなもっと複雑で、高価な多重シート検出シ
ステムの代わりに使用することができる。
【図１】本発明の多重銀行券検出システムを含む、現金
支払い機構の一部の略図である。
支払い機構の一部の略図である。
【図２】多重銀行券検出システムおよび関連迂回手段
の、一部が略図であり、一部がブロック図である図面で
ある。
の、一部が略図であり、一部がブロック図である図面で
ある。
Claims (2)
- 【請求項１】 供給経路が通っていて、感知ステーショ
ンに存在する一枚のシートまたは多重シートからなる対
象物を透過した、光エミッタからの光を感知するように
配列された、光エミッタ（４８）と光学的センサ（５
０）とを有する感知ステーション（１２）を含む、供給
経路に沿った多重シートの通過を検出するためのシステ
ムであって、第一および第二の入力（５８、６４）と一
つの出力を有し、上記光学的センサ（５０）の出力が、
上記第一の入力（５８）に供給され、感知ステーション
（１０）に対象物が存在しない場合に、上記光学的セン
サの出力を表す電圧が、上記第二の入力（６４）に供給
されるログ比アンプ（６０）と；上記アンプ（６０）の
出力の供給を受け、上記アンプの出力に基づいて、上記
感知ステーションに、一枚の対象物または多重対象物が
存在するかどうかを判断するように、配置されているデ
ータ処理手段（５２）とを特徴とする複数の重なり合っ
たシートを検出するためのシステム。 - 【請求項２】 上記請求項の何れか１項に記載のシステ
ムを含む現金支払い機構（１４）において、保管カセッ
ト（１６）から銀行券を抽出するための抽出機構（２
０）と；抽出した銀行券をスタックするための積み上げ
手段（４０）へ、迂回手段（３４）を経由し、上記シス
テムを通して、抽出した銀行券を供給するための送り手
段（例えば、３０）とを含み、上記迂回手段が、上記シ
ステムが、上記抽出した対象物が多重銀行券であると判
断した場合に、抽出した対象物を回収ボックス（３８）
に送るように配置されている現金支払い機構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GBGB9626848.7A GB9626848D0 (en) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | System for detecting multiple superposed sheets |
| GB9626848.7 | 1996-12-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10291691A true JPH10291691A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=10805000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9350378A Pending JPH10291691A (ja) | 1996-12-24 | 1997-12-19 | 複数の重なり合ったシートを検出するためのシステムおよび現金支払い機構 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5965865A (ja) |
| EP (1) | EP0854452B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10291691A (ja) |
| DE (1) | DE69723414T2 (ja) |
| ES (1) | ES2202561T3 (ja) |
| GB (1) | GB9626848D0 (ja) |
| ZA (1) | ZA9711130B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001039139A1 (fr) * | 1999-11-25 | 2001-05-31 | Fujitsu Limited | Processeur de billets |
| US6354584B1 (en) | 1998-10-14 | 2002-03-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus, image forming apparatus having the same and image reading apparatus having the same |
| JP2008044754A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Ricoh Co Ltd | 媒体搬送装置、画像形成装置 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6241244B1 (en) * | 1997-11-28 | 2001-06-05 | Diebold, Incorporated | Document sensor for currency recycling automated banking machine |
| US6364556B1 (en) * | 1999-12-22 | 2002-04-02 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for print media detection |
| US20050098622A1 (en) * | 2001-10-09 | 2005-05-12 | Gregory Jantsch | Dispensing of currency |
| US7387236B2 (en) * | 2001-10-09 | 2008-06-17 | Delaware Capital Formation, Inc. | Dispensing of currency |
| DE50205040D1 (de) * | 2002-09-26 | 2005-12-29 | Leuze Electronic Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Betrieb eines Sensors zur Erfassung von Bögen in einer bogenverarbeitenden Maschine |
| US7018121B2 (en) * | 2004-03-11 | 2006-03-28 | Lexmark International, Inc. | Combined paper and transparency sensor for an image forming apparatus |
| US20070001383A1 (en) * | 2005-06-20 | 2007-01-04 | Gregory Jantsch | Dispensing of currency |
| CN102456246B (zh) * | 2010-10-19 | 2014-04-30 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 纸币重张的检测方法及装置、自助终端 |
| US8727336B2 (en) * | 2011-10-31 | 2014-05-20 | Ncr Corporation | Condition determining |
| EP4111429A4 (en) * | 2020-02-26 | 2023-12-27 | Shenzhen Xpectvision Technology Co., Ltd. | CURRENCY COUNTING MACHINES |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4352559A (en) * | 1976-11-10 | 1982-10-05 | Ardac, Inc. | Logarithmic primary testing system for security validation |
| US4154437A (en) * | 1977-07-15 | 1979-05-15 | Diebold, Incorporated | Multiple bill detector for currency dispensers |
| GB2108935B (en) * | 1981-11-10 | 1985-06-12 | Ncr Co | Sheet handling apparatus |
| US4513439A (en) * | 1982-07-12 | 1985-04-23 | Ardac, Inc. | Security validator |
| US4577763A (en) * | 1984-03-28 | 1986-03-25 | Ncr Corporation | Cash dispensing system |
| GB2205649B (en) * | 1987-06-12 | 1991-04-24 | Ncr Co | Apparatus for detecting the passage of multiple superposed sheets along a feed path |
| GB8807631D0 (en) * | 1988-03-30 | 1988-05-05 | Ncr Co | Apparatus for detecting passage of multiple superposed sheets along feed path |
| GB8813025D0 (en) * | 1988-06-02 | 1988-07-06 | Ncr Co | Apparatus for detecting passage of multiple superposed sheets along feed path |
-
1996
- 1996-12-24 GB GBGB9626848.7A patent/GB9626848D0/en active Pending
-
1997
- 1997-07-16 US US08/893,340 patent/US5965865A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-08 ES ES97309863T patent/ES2202561T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-08 DE DE69723414T patent/DE69723414T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-08 EP EP97309863A patent/EP0854452B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-10 ZA ZA9711130A patent/ZA9711130B/xx unknown
- 1997-12-19 JP JP9350378A patent/JPH10291691A/ja active Pending
-
1999
- 1999-05-05 US US09/305,879 patent/US6237847B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6354584B1 (en) | 1998-10-14 | 2002-03-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus, image forming apparatus having the same and image reading apparatus having the same |
| WO2001039139A1 (fr) * | 1999-11-25 | 2001-05-31 | Fujitsu Limited | Processeur de billets |
| US6781111B2 (en) | 1999-11-25 | 2004-08-24 | Fujitsu Limited | Paper processing apparatus |
| JP2008044754A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Ricoh Co Ltd | 媒体搬送装置、画像形成装置 |
| JP4732274B2 (ja) * | 2006-08-18 | 2011-07-27 | 株式会社リコー | 媒体搬送装置、画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5965865A (en) | 1999-10-12 |
| EP0854452A3 (en) | 2000-05-24 |
| DE69723414D1 (de) | 2003-08-14 |
| EP0854452B1 (en) | 2003-07-09 |
| ES2202561T3 (es) | 2004-04-01 |
| EP0854452A2 (en) | 1998-07-22 |
| ZA9711130B (en) | 1999-06-10 |
| US6237847B1 (en) | 2001-05-29 |
| DE69723414T2 (de) | 2004-04-15 |
| GB9626848D0 (en) | 1997-02-12 |
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