JPH10291584A - 吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋及びその形成方法 - Google Patents

吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋及びその形成方法

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JPH10291584A
JPH10291584A JP9117454A JP11745497A JPH10291584A JP H10291584 A JPH10291584 A JP H10291584A JP 9117454 A JP9117454 A JP 9117454A JP 11745497 A JP11745497 A JP 11745497A JP H10291584 A JPH10291584 A JP H10291584A
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moisture
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Akira Onishi
亮 大西
Toshiaki Abe
敏昭 阿部
Kensuke Hanai
謙介 花井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形成時に異物の混入の恐れがなく、しかも防
湿性に優れた吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋及びそ
の形成方法を提供すること。 【解決手段】 チューブ状に成型された合成樹脂フィル
ムからなる袋本体14と、少なくともポリオレフィン系
フィルムとアルミ箔とを積層してなる小型の積層シート
18aを複数枚接続して大面積の積層シート18に形成
し、この大型積層シートを袋本体14の外壁面に接着剤
20で貼り付けながら全体を包み込むように覆う高防湿
性素材からなる被覆外層17とから構成され、大型の積
層シート18における小型の積層シートa同士の接続部
18bがヒートシール又はホットメルト溶着により形成
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は吸湿性内容物収納
用の大型高防湿袋及びその形成方法に関し、更に詳細に
は粉状物、粒状物等をコンテナで輸送する際に大量の当
該粉粒状物等をばら荷状態で収容してコンテナ内に格納
する大型の高防湿袋及びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂ペレットのような粒状
物、化学肥料や工業薬品などのような粉状物、或いは穀
物等、いわゆる「ばら荷」の輸送は、輸送効率を高める
ために特別な輸送装置を用いている。このような特殊な
輸送装置は、実公平4−27832号公報に開示されて
いる。
【0003】この実用新案公報に開示されている考案
は、「ばら荷輸送装置」と称し、その構成を簡単に説明
すると次の通りである。すなわち、このばら荷輸送装置
は、合成樹脂フィルムで形成された大型の袋を含み、こ
の袋をコンテナ内に配置し、空気輸送などで当該袋にば
ら荷を充填し、その際ばら荷を充填した袋がその内圧で
コンテナの開閉扉側へ押し出ようとするのをバルクヘッ
ドと称する強靭な支えクロスで支持するように構成した
ものである。
【0004】このばら荷輸送装置は、扱いの面倒な粒状
物、粉状物、穀物又は飼料等を比較的に効率よく大量輸
送できることから非常に高い評価を得ている。このよう
なばら荷輸送装置として使用される合成樹脂フイルムか
らなる大型の袋は、中に充填して輸送する内容物の性質
上、異物の混入を避けなければならないため、インフレ
ーション法による成膜によってチューブ状に成形された
袋が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、例え
ばチップ状のポリアミド系樹脂のような吸湿性化学物質
の輸送が増えつつある。吸湿性化学物質は湿気を極度に
嫌うため、現在では防湿性の高い容器に入れて輸送して
いる。しかし、防湿性のある従来の容器は、この種の化
学物質の大量輸送には適しておらず、そのため例えばタ
ンクローリー車のタンクに入れ、充填口を厳重に密封し
て輸送することが考えられた。
【0006】しかしながら、大量の防湿性化学物質を船
舶などで海上輸送する時に何台ものタンクローリー車を
容器代わりに貨物船に乗せて行くこともできず(輸送コ
ストが高くなる)、そのため前述したばら荷輸送のよう
な方法でこの吸湿性化学物質の大量輸送ができたら輸送
コストは経済的となり、更には輸送効率も向上すること
からその実施が検討された。
【0007】しかし、従来のばら荷輸送で使用している
合成樹脂フィルムからなる大型の袋は、前述したように
インフレーション法による成膜によってチューブ状に成
形されていることから袋成形時に異物の混入する恐れが
全くない点で優れているが、防湿性という点では不十分
であり、高い吸湿性内容物を包装する場合には適さな
い。
【0008】勿論、これまでも高防湿性素材による袋
は、重袋分野などで存在している。例えば内面にアルミ
箔をラミネート加工したクラフト紙等から作られた袋で
ある。しかし、重袋分野などに存在している高防湿性の
袋は、高防湿性素材を袋状に加工して形成されたもので
あり、加工時に袋の内部に異物の混入する危険性があ
り、異物の混入を極端に嫌う化学物質を輸送する袋とし
ては完全なものでは無かった。
【0009】また、このような高防湿性素材を用いて、
例えば前述したようなインフレーション法のような方式
で一気にチューブ状に形成することは素材の構成上不可
能であり、従ってこのような高防湿性素材で、例えば2
0フィートもある海上コンテナ内に設置する大型の袋を
作るとすれば、所定の大きさの高防湿性素材を何枚も繋
ぎ合わせて作らなければならない。そうすれば、今度は
袋の加工時に異物が混入する恐れが生じるのである。
【0010】この発明の目的は、このような従来の問題
点を解決するためになされたもので、形成時に異物の混
入の恐れがなく、しかも防湿性に優れた吸湿性内容物収
納用の大型高防湿袋及びその形成方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における吸湿性
内容物収納用の大型高防湿袋は、チューブ状に成型され
た合成樹脂フィルムからなる袋本体と、少なくともポリ
オレフィン系フィルムとアルミ箔とを積層してなる小型
の積層シートを複数枚接続して大面積の積層シートに形
成し、この大型積層シートを前記袋本体の外壁面に貼り
付けながら全体を包み込むように覆う高防湿性素材から
なる被覆外層とから構成され、前記大型積層シートにお
ける小型の前記積層シート同士の接続部がヒートシール
又はホットメルト溶着により形成されていることを特徴
とする。
【0012】更に、この発明における吸湿性内容物収納
用の大型高防湿袋では、小型の前記積層シート同士の前
記接続部が、更にアルミ箔付き粘着テープで覆われてい
ることを特徴とする。又、前記の小型の積層シートとし
て、ポリアミド系フィルム又はポリエステル系フィルム
とアルミ箔とを積層してなることを特徴とする。このよ
うにこの発明における吸湿性内容物収納用の大型高防湿
袋は、前部にバルクヘッドを張設して支持されるバルク
コンテナ用の内袋として使用されることが特に適してい
る。
【0013】また、この発明は吸湿性内容物収納用の大
型高防湿袋の形成方法であり、少なくともポリオレフィ
ン系フィルムとアルミ箔とを積層してなる小型の積層シ
ートを複数枚接続して大面積の積層シートに形成するこ
と、次いで、インフレーション法による成膜によって成
形された合成樹脂フィルム製の袋本体を、その両側部を
V字状に内側に折り込んでガセット部を形成すると共に
扁平状態にして前記大面積の積層シート上に一壁面を下
にして配置固着すること、その後扁平な前記袋本体の両
側部の前記ガセット部を交互に開いてほぼ平坦面にし、
その面に前記大面積の積層シートを折り重ねて固着し、
最後に前記大面積の積層シートを前記袋本体の上側の他
壁面に折り重ねて固着することで前記袋本体の全体を包
み込むように覆って全外壁面に貼り付けて被覆外層とす
ることから構成されている。又、前記の小型の積層シー
トとして、ポリアミド系フィルム又はポリエステル系フ
ィルムとアルミ箔とを積層してなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明における吸湿性内
容物収納用の大型高防湿袋を図に示される実施形態につ
いて更に詳細に説明する。図1は、この発明における吸
湿性内容物収納用の大型高防湿袋(以下、単に大型高防
湿袋と称す)10をバルクコンテナ装置、言い換えれ
ば、ばら荷輸送装置の内袋として使用している状態を、
コンテナそのもの(コンテナ本体)を省略して示す概略
構成説明図である。
【0015】このバルクコンテナ装置を簡単に説明する
と、一端面の全域又は一部に開口部を形成したコンテナ
本体(図示せず)内にこの発明の一実施形態に係る大型
高防湿袋10を設置する。そして、コンテナ本体の開口
部側を仕切るように柔軟で且つ強靭な支えクロス(バル
クヘッド)1がコンテナ本体の内壁を利用して大型高防
湿袋10の前部に張設される。
【0016】このバルクヘッド1は、この大型高防湿袋
10内に吸湿性の高い化学物質などが充填された時、そ
の内圧によりコンテ内本体の開口部側に押し出てくるの
を防止すべくその端部を支えるものである。そして、こ
のバルクヘッド1にはその下側中央部に導出穴2が形成
され、このバルクヘッド1で支える大型高防湿袋10の
端部に設けられたばら荷排出筒11がこの導出穴2から
外側に引き出せるようになっている。なお、図1におい
て符号12は、大型高防湿袋10にばら荷を空気輸送で
充填する際の充填用導入筒である。
【0017】このようなバルクコンテナ装置に用いられ
る大型高防湿袋10は、インフレーション法による成膜
によって成形された合成樹脂フィルム製のチューブ13
を加工して形成された袋本体14を含む。この袋本体1
4の製法を簡単に説明すると、最初に、この合成樹脂フ
ィルム製のチューブ13は、断面を矩形にした状態でそ
の両側部が内側にV字状に折り込まれて(図5参照)ま
ち部即ちガセット部14aが形成されると共に、図2に
示されるように扁平状態にされる。
【0018】次いで、両側部にガセット部14aを形成
するように折り込まれ且つ扁平にされたチューブ13
は、図2に示されるように所定の長さの位置で4つの角
部が三角形になるように斜めの線上でヒートシールされ
る。すなわち、各このヒートシールの一端は、チューブ
13の端縁におけるガセット部14aのV字状折り込み
線14bに交差する位置にくるようにされ、他端は扁平
状チューブ13の両側縁とガセット部14aとの連接部
14cに位置する。
【0019】すなわち、ガセット部14aの各端縁と扁
平にされたチューブ13の両壁面の端縁との重合部がヒ
ートシール(ヒートシール部を14dで示す)され且つ
扁平チューブ13両端縁の中央部における重合部がヒー
トシール(ヒートシール部を14eで示す)される。そ
の後、必要があればこのヒートシール部14dに沿って
扁平なチューブ13の4つの角部15が三角形状に切り
落とされる。
【0020】これにより、扁平なチューブ13の両端部
は、内部に内容物を充填して膨らんだ時に両端部が四角
形状の端面となるように閉鎖される。と言うことは、こ
のチューブ13自体が箱形の袋本体14に形成されたこ
とになる。なお、この袋本体14の使用状態から補強が
必要な箇所には、両面接着剤により補強原反(補強クロ
ス)16が貼り付けられる。
【0021】そして、このようにして形成された袋本体
14の外壁面に、図5〜図8に示されるように高防湿性
素材からなる被覆外層17を貼り付けることにより全体
を覆って大型高防湿袋10が構成される。この被覆外層
17は、ポリオレフィン系フィルムとアルミ箔とポリエ
ステル系フィルムとを相互に接着した積層シート、又
は、ポリオレフィン系フィルムとアルミ箔とポリアミド
系フィルムとを相互に接着した積層シート18aを接続
してなる大面積の大型積層シート18で形成されてい
る。
【0022】このような大面積の大型積層シート18
は、現在の技術からすれば、特別な製造装置を設計して
生産すれば相当に大きなものが作れるが、それではコス
トが掛かりすぎるので、現在製造されている大きさの積
層シート18aを使用して被覆外層17を形成する。現
在入手可能な小型の積層シート18aの最大の幅は約1
mである。従って、最初に、この小型積層シート18a
を繋ぎ合わせて大面積の大型積層シート18を作り、こ
れで袋本体14の被覆外層17とする。
【0023】最初に、小型積層シート18aの接続の仕
方について説明すると、例えばポリオリフィン系フィル
ムとアルミ箔とポリエステル系フィルムとを相互に接着
して構成される小型積層シート18a同士の端部を図3
に示されるように合掌させるように突き合わせ、その合
わせ面をヒートシールするか又はホットメルト溶着す
る。
【0024】次いで、合掌状態に突き合わせて接合した
端部同士を、図4に示されるように積層シート18a表
面に倒して寝かせ、その接続部18bに高防湿性粘着テ
ープ19を貼って当該接続部を覆い隠す。この高防湿性
粘着テープ19の構造は、この積層シート18aと同等
の高防湿性をもち、その一表面に粘着剤が塗布されてい
るものである。
【0025】このようにして複数枚の小型積層シート1
8aを繋ぎ合わせて所望の大きさの大型積層シート18
にする。そして、この大型積層シート18で合成樹脂フ
ィルム製の袋本体14の外側を包み込むように貼り付け
て被覆外層17とするのである。その際の被覆方法につ
いて次に説明する。合成樹脂フィルム製の袋本体14を
大型積層シート18で包み込むように外面に貼り付けて
被覆外層17とする手順は、前述したように図5〜図8
に示されている。
【0026】すなわち、両側部を内側に折り込んでガセ
ット部14aを形成すると共に扁平状態に折り畳まれた
袋本体14は、図5に示されるように接続部18bを下
側に向けて広げられた大型積層シート18の幅方向ほぼ
中央部上に置かれ、その接触面同士が適宜の位置に配置
された接着剤20で接着される。
【0027】次いで、扁平な袋本体14は、図6に示さ
れるように一方のV字状ガセット部14aがほぼ平坦に
なるように折り広げられ、そして大型積層シート18が
袋本体14の図6で見て下側の壁面の縁部に沿って折り
曲げられ、ほぼ平坦面となったガセット部14aに、袋
本体14を包み込むように重ねられる。その時、両者の
重合面における適所に接着剤20が配置されて固定され
る。
【0028】このように一方のガセット部14aの外面
に大型積層シート18を接着固定した後、これとまった
く同様な方法で他方のガセット部14aにも大型積層シ
ート18を包み込むように貼り付け固定する。その後、
図7に示されるように外面に大型積層シート18が貼り
付け固定された両ガセット部14aは、再びV字状に折
り戻されて図5に示されるような扁平な状態にされる。
【0029】その後、各ガセット部14aの外面に貼り
付けられ、その外方に突出する大型積層シート18の自
由端部が、図8に示されるように扁平な袋本体14の上
側に位置する壁面側に折り曲げられて重ねられ、適宜の
位置に設けられた接着剤20によって貼り付け固定され
る。次いで、大型積載シート18の両端部は、合掌状態
に合わせられてヒートシールにより接合(接合部を符号
21で示す)される。
【0030】この接合部21にも、高防湿性粘着テープ
19を貼ることが好ましい。これにより、袋本体14
は、少なくとも幅方向については大型積載シート18
に、その形ち通りに包み込まれると同時にその全外面に
接着固定されたことになる。しかし、大型積層シート1
8はチューブ状になっただけで、両端部は未だ閉鎖され
てはいない。
【0031】そこで、図9に示されるようにチューブ状
になった大型積載シート18の両端開放部は、袋本体1
4の形成手順で説明した端部のヒートシール部14dに
沿ってその外側を同様にヒートシールにより接合(ヒー
トシール部を符号17aで示す)して閉鎖する。これに
より大型積層シート18は、袋本体14の外周囲を完全
に包囲して被覆外層17として機能することになる。こ
のようにして袋本体14の外周に高防湿性素材からなる
被覆外層17を貼り付けた大型高防湿袋10が形成さ
れ、その扁平時の状態が図10に示されている。
【0032】図10に示される扁平な大型高防湿袋10
に内容物を充填すると、両側部をV字状に内方に折り込
んでガセット部14aを形成し且つそれぞれ両端部を前
述したように斜めにヒートシールしたチューブ13は、
断面が四角形状に膨らんでコンテナに収容するのに適し
た形状となる。
【0033】その後、この大型高防湿袋10に、ばら荷
を空気輸送で充填する際の充填用導入筒12やばら荷排
出筒11が適宜の手段で取り付けられる。なお、この充
填用導入筒12は、内容物であるばら荷が大型高防湿袋
10に充填された後に、ハンドシーラーと称する簡易な
ヒートシール装置によってヒートシールされて密封され
る。
【0034】このような方法で形成すれば大型高防湿袋
を比較的に簡単に製造することができ、その結果吸湿性
の高い、例えばチップ状のポリアミド系樹脂のような化
学物質をバルクコンテナ装置でその性状に変化を与える
ことなく大量に収容して輸送することができ、その輸送
コストを従来に比べて著しく安価にすることができる。
【0035】
【発明の効果】前述したように、この発明における吸湿
性内容物収納用の大型高防湿袋及びその形成方法によれ
ば、少なくともポリオレフィン系フィルム、ポリアミド
系フィルム又はポリエステル系フィルムとアルミ箔とを
積層してなる小型の積層シートを複数枚接続して大面積
の積層シートに形成し、この大型積層シートを、インフ
レーション法による成膜によって成形された合成樹脂フ
ィルム製の袋本体の外壁面に高防湿性素材からなる被覆
外層を貼り付けながら全体を包み込むように覆って形成
することにより、形成時に異物の混入の恐れがなく、し
かも防湿性に優れたバルクコンテナ装置の使用に好適な
吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋を簡単に形成でき
る。
【0036】その結果、吸湿性の高い化学物質をバルク
コンテナ装置でその性状に変化を与えることなく大量に
収容して輸送することができ、その輸送コストを従来に
比べて著しく安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における吸湿性内容物収納用の大型高
防湿袋の使用に好適なバルクコンテナ装置の構成を概略
的に示す構成説明図である。
【図2】チューブ状から形成された扁平な袋本体を示す
平面図である。
【図3】袋本体の外周囲を包み込んで被覆外層となる大
型の積層シートを、小型の積層シートを繋ぎ合わせて形
成する一工程を示す断面図である。
【図4】小型の積層シートを接続して大型の積層シート
を形成する時の接続部の構成を拡大して示す断片的な断
面図である。
【図5】袋本体に被覆外層となる大型の積層シートを包
み込むように被覆する工程を概略的に示す説明図であ
る。
【図6】袋本体に被覆外層となる大型の積層シートを包
み込むように被覆する工程を概略的に示す説明図であ
る。
【図7】袋本体に被覆外層となる大型の積層シートを包
み込むように被覆する工程を概略的に示す説明図であ
る。
【図8】袋本体に被覆外層となる大型の積層シートを包
み込むように被覆する工程を概略的に示す説明図であ
る。
【図9】袋本体の外周囲に被覆外層を貼り付けて形成さ
れたこの発明における吸湿性内容物収納用の大型高防湿
袋を扁平状体で示す平面図である。
【図10】袋本体の外周囲に被覆外層を貼り付けて形成
されたこの発明における吸湿性内容物収納用の大型高防
湿袋を扁平状体で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バルクヘッド 2 導出穴 10 吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋 11 ばら荷排出筒 12 充填用導入筒 13 チューブ 14 袋本体 14a ガセット部 14b V字状折り込み線 14c 連接部 14d ヒートシール部 14e ヒートシール部 15 角部 16 補強原反 17 被覆外層 17a ヒートシール部 18 大型(大面積)の積層シート 18a 小型の積層シート 18b 接続部 19 高防湿性粘着テープ 20 接着剤 21 接合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ状に成型された合成樹脂フィル
    ムからなる袋本体と、少なくともポリオレフィン系フィ
    ルムとアルミ箔とを積層してなる小型の積層シートを複
    数枚接続して大面積の積層シートに形成し、この大型積
    層シートを前記袋本体の外壁面に貼り付けながら全体を
    包み込むように覆う高防湿性素材からなる被覆外層とか
    ら構成され、 前記大型積層シートにおける小型の前記積層シート同士
    の接続部がヒートシール又はホットメルト溶着により形
    成されていることを特徴とする吸湿性内容物収納用の大
    型高防湿袋。
  2. 【請求項2】 小型の前記積層シート同士の前記接続部
    が、更にアルミ箔付き粘着テープで覆われていることを
    特徴とする請求項1に記載の吸湿性内容物収納用の大型
    高防湿袋。
  3. 【請求項3】 前記吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋
    が、前部にバルクヘッドを張設して支持されるバルクコ
    ンテナ用の内袋として使用されることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の吸湿性内容物収納用の大型高防湿
    袋。
  4. 【請求項4】 前記の小型の積層シートとして、ポリア
    ミド系フィルム又はポリエステル系フィルムとアルミ箔
    とを積層してなることを特徴とする請求項1、2又は3
    に記載の吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋。
  5. 【請求項5】 少なくともポリオレフィン系フィルムと
    アルミ箔とを積層してなる小型の積層シートを複数枚接
    続して大面積の積層シートに形成すること、次いで、イ
    ンフレーション法による成膜によって成形された合成樹
    脂フィルム製の袋本体を、その両側部をV字状に内側に
    折り込んでガセット部を形成すると共に扁平状態にして
    前記大面積の積層シート上に一壁面を下にして配置固着
    すること、その後扁平な前記袋本体の両側部の前記ガセ
    ット部を交互に開いてほぼ平坦面にし、その面に前記大
    面積の積層シートを折り重ねて固着し、最後に前記大面
    積の積層シートを前記袋本体の上側の他壁面に折り重ね
    て固着することで前記袋本体の全体を包み込むように覆
    って全外壁面に貼り付けて被覆外層とすることからなる
    吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋の形成方法。
  6. 【請求項6】 前記の小型の積層シートとして、ポリア
    ミド系フィルム又はポリエステル系フィルムとアルミ箔
    とを積層してなることを特徴とする請求項5に記載の吸
    湿性内容物収納用の大型高防湿袋の形成方法。
JP9117454A 1997-04-22 1997-04-22 吸湿性内容物収納用の大型高防湿袋及びその形成方法 Pending JPH10291584A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009025192A1 (ja) * 2007-08-21 2009-02-26 Nippon Shokubai Co., Ltd. アクリル系樹脂ペレットの製造方法及びフィルムの製造方法

Cited By (3)

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WO2009025192A1 (ja) * 2007-08-21 2009-02-26 Nippon Shokubai Co., Ltd. アクリル系樹脂ペレットの製造方法及びフィルムの製造方法
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