JPH10291006A - 圧延材の切断方法及び装置 - Google Patents
圧延材の切断方法及び装置Info
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- JPH10291006A JPH10291006A JP10034897A JP10034897A JPH10291006A JP H10291006 A JPH10291006 A JP H10291006A JP 10034897 A JP10034897 A JP 10034897A JP 10034897 A JP10034897 A JP 10034897A JP H10291006 A JPH10291006 A JP H10291006A
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Abstract
して、接合し、仕上げ圧延するに当って、ドラム型クロ
ップシャーにおける切断面形状を適正化し、引き続き行
われる接合の信頼性及び効率を向上する。 【解決手段】 ドラム型クロップシャーの刃先側面の傾
斜角度が鋼片の切断開始位置で適正となるよう、後行す
るシャーナイフの刃先が圧延材に食い込む時の初期のナ
イフ側面傾斜角θd0を、次式 θd0=α cos-1{Rd+Ru−t)/(Rd+Ru)} (ここで、0.45<α<0.7、Rd:シャー後行刃
の刃先半径、Ru:シャー先行刃の刃先半径、t:圧延
材の最大厚さ)により設定する。又、先行するシャーナ
イフの刃先が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側面傾
斜角θu0を1°より大きく4°より小さい範囲に設定す
る。
Description
及び装置に係り、特に、シートバーやスラブ、ビレット
あるいはブルーム等の金属片、特に鋼片を数本乃至は数
十本にわたって接合し、連続熱間圧延する際に用いるの
に好適な、先行圧延材の後端部や後行圧延材の先端部を
互いに接合可能な形状に切断するための圧延材の切断方
法及び装置に関する。
すべき鋼片を1本ずつ加熱、粗圧延、仕上圧延して、所
望の厚みになる熱延板に仕上げていたが、このような圧
延方法では、仕上圧延での、圧延素材の噛込不良による
ラインの停止が避けられず、又、圧延素材の先端、後端
部の形状不良に起因した歩留り低下も著しいという問題
があった。
圧延すべき先行鋼片の後端部と後行鋼片の先端部をつな
ぎ合わせ、これを熱間圧延ラインに連続的に供給して圧
延する連続圧延方法が採用されるようになってきてお
り、これに関する先行技術としては、特開昭58−11
2601、特開昭58−122109、特開昭60−2
44401に記載の技術や、先に発明者等が特開平7−
241601で提案した技術がある。
されている技術は、図15に示す如く、粗圧延機(図示
省略)から、ラインに沿って順次、巻取り・巻戻し装置
(コイルボックス)10、鋼片の先端及び後端の形状を
接合するに好適な形状に切断成形するための、例えば上
下一対の、刃を設置した回転ドラムを有する回転ドラム
式のクロップシャー12、入側挟持兼押圧装置14a
と、出側挟持兼押圧装置14bを有する例えば固定式の
接合装置(例えば溶接機)14、圧延材の長さを調整す
るためのルーパ16、仕上圧延機18を設置するという
ものである。
は、図16に例示する如く、切断対象の鋼片20表裏に
それぞれ配置される一対の回転ドラム22、24を有
し、各ドラム22、24には、対応する上刃26及び下
刃28からなる、例えば2組のシャーナイフが固定保持
されている。切断に際しては、例えば鋼片20が図中に
矢印Aで示す如く、右方向に移送される場合には、上側
の回転ドラム22を、図中に矢印Bで示す如く反時計方
向に回転し、下側の回転ドラム24を、同じく図中に矢
印Cで示す如く時計方向に回転することによって、鋼片
20を切断する。なお、シャーナイフは2組でなく、1
組であってもよい。
0−244401には、接合装置の入側に高周波誘導加
熱装置を設けることや、接合装置を移動式として、鋼片
の搬送速度に同期して移動しながら接合動作を行うこと
が記載されている。
が提案した技術では、クロップシャーと移動式の接合装
置を組合せると共に、コイルボックスとクロップシャー
の間に巻癖矯正用のレベラとセンタリング用のガイドを
設け、更に接合装置の出側に接合時に形成するバリを除
去するバリ除去装置及び接合部冷却装置を設けることを
提案している。
−241601に記載の技術で用いられている回転ドラ
ム式のクロップシャーを用いれば、ドラムの回転による
慣性を利用でき、小型の設備で大きな剪断力が得られる
ので、従来のギロチン式クロップシャーの問題を解決し
て、設備費を安くでき、刃の交換に代表されるメンテナ
ンスの手間も少なくなるという利点がある。
回転ドラム式のクロップシャーでカットした鋼板端面の
板厚断面形状は、先行材の後端部及び後行材の先端部共
に、端面先端に向かって次第に板厚が減少していくよう
な尖った形状になり、このような回転ドラム式のクロッ
プシャーでカットした端面同士を接合すると、先端に向
かって板厚が減少していく断面形状の名残が残った状態
で接合が完了するため、その後の圧延性に悪影響が出る
という問題が判明した。
シートバー後端カットの進行過程を示す。図17におい
て、シートバー後端部40は、シャー上刃26の下面で
支持されながら、シャー下刃28が食い込んで切断さ
れ、後端クロップ41が切り離される。このとき、シャ
ー下刃28の初期側面傾斜(接触)角θd0は、シートバ
ーの板厚tとシャー下刃28の刃先半径Rdを用いて、
通常は、次式で与えられ、例えばθd0=14°程度とな
る。
dは、下死点(図では上死点)では0となり、切断中は
連続的に変化するため、シートバー後端部40の切断面
形状は垂直にならず、図18に示すような端面突き出し
部40aが発生する。
進行過程を示す。図19において、シートバー先端部5
0は、シャー下刃28の上面で支持されながら、シャー
上刃26が食い込んで切断され、先端クロップ51が切
り離される。このとき、シートバー先端部50の切断面
とシャー上刃26の側面との間に間隙gがあるため、剪
断力Fに起因する曲げモーメントMにより、シートバー
先端部50には、図18に示すような局所的な下反り部
50aが生じる。
ートバー後端部40と先端部50の接合時の端面突き合
わせ状態を示したものである。図18において、シート
バー板厚t=35mmである場合、シートバー後端部4
0の端面突き出し量γは5〜7mmとなっていた。又、
シートバー先端部50の下反り量δは10〜15mmと
なっていた。
ト接合すると、前記後端部の突き出しと先端部の下反り
に起因して、図20に示す如く、シートバー後端部40
の上面と先端部50の下面が優先的に加熱され、接合部
52に上下非対称の溶け出し54u、54dが形成され
ると共に、接合させるために、過大なアップセットが必
要となっていた。更に、この過大なアップセットに起因
して、後行材の下反り先端部が先行材の下に潜り込んで
しまい、板端の突き合わせ部にΔt=3〜5mmの目違
いが生じていた。
5−185111では、先行圧延材の後端部と後行圧延
材の先端部をそれぞれ別に切断して、左右対称形とする
ための、刃の向き及びドラムの回転方向が互いに逆向き
とされた2対の回転ドラム式クロップシャーを設けるこ
とが提案され、出願人も既に特願平8−296172
で、図21に示す如く、刃先が後行鋼片の下面に食い込
んでいく角度αを45°以下とすることにより、ドラム
型クロップシャーによる接合端面形状を改善する方法を
提案しているが、これらの方法でも、未だ十分とは言え
なかった。
くなされたもので、ドラム型クロップシャーにより、接
合に適した適正な切断面形状を得ることを課題とする。
後行圧延材を接合するべく、ドラム型クロップシャーを
用いて、先行圧延材の後端部を後行圧延材の先端部と接
合可能な形状に切断するに際して、後行するシャーナイ
フの刃先が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側面傾斜
角θd0を、次式 θd0=α cos-1{Rd+Ru−t)/(Rd+Ru)} …(2) ここで、0.45<α<0.7 Rd:シャー後行刃の刃先半径 Ru:シャー先行刃の刃先半径 t:圧延材の最大厚さ により設定することにより、先行圧延材の後端部が適正
な切断面形状となるようにして、前記課題を解決したも
のである。
く、ドラム型クロップシャーを用いて、後行圧延材の先
端部を先行圧延材の後端部と接合可能な形状に切断する
に際して、先行するシャーナイフの刃先の少くとも5〜
10mmについて、該刃先が圧延材に食い込む時の初期
のナイフ側面傾斜角θu0を、 1°<θu0<4° …(3) の範囲に設定することにより、後行圧延材の先端部が適
正な切断面形状となるようにして、前記課題を解決した
ものである。
く、ドラム型クロップシャーを用いて、先行圧延材の後
端部と後行圧延材の先端部を互いに接合可能な形状に切
断するに際して、後行するシャーナイフの刃先が圧延材
に食い込む時の初期のナイフ側面傾斜角θd0を、(2)
式により設定し、先行するシャーナイフの刃先の少くと
も5〜10mmについて、該刃先が圧延材に食い込む時
の初期のナイフ側面傾斜角θu0を、(3)式の範囲に設
定することにより、先行圧延材の後端部と後行圧延材の
先端部が共に適正な切断面形状となるようにして、前記
課題を解決したものである。
接合するべく、先行圧延材の後端部を後行圧延材の先端
部と接合可能な形状に切断するための圧延材の切断装置
において、刃先が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側
面傾斜角θd0 を、(2)式の値に設定可能な凹部が先
行面に形成された後行シャーナイフを有するドラム型ク
ロップシャーを備えることにより、良好な先行圧延材後
端部切断面形状が得られるようにしたものである。
く、後行圧延材の先端部を先行圧延材の後端部と接合可
能な形状に切断するための圧延材の切断装置において、
少くとも刃先5〜10mについて、該刃先が圧延材に食
い込む時の初期のナイフ側面傾斜角θu0を、(3)式の
範囲に設定可能なふくらみが後行面に形成された先行シ
ャーナイフを有するドラム型クロップシャーを備えるこ
とにより、良好な後行圧延材先端部切断面形状が得られ
るようにしたものである。
く、先行圧延材の後端部と後行圧延材の先端部を互いに
接合可能な形状に切断するための圧延材の切断装置にお
いて、刃先が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側面傾
斜角θd0を、(2)式の値に設定可能な凹部が先行面に
形成された後行シャーナイフを有するドラム型クロップ
シャーと、少くとも刃先5〜10mmについて、該刃先
が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側面傾斜角θu0を
(3)式の範囲に設定可能なふくらみが後行面に形成さ
れた先行シャーナイフを有するドラム型クロップシャー
を備えることにより、先行圧延材後端部及び後行圧延材
先端部に共に適正な切断面形状が得られるようにしたも
のである。
ー上刃26が先行し、シャー下刃28が後行するドラム
型クロップシャーを例にとって、本発明の実施形態を詳
細に説明する。
断時の後行ナイフであるシャー下刃28がシートバー後
端部40に食い込む時のシャー下刃28の刃先の側面傾
斜角θd0とシート後端部40の切断面形状の関係につい
て検討する。
角θd と切断深さGd を用いて、切断時のシャー下刃2
8の先端位置のライン方向移動量Sd は、次式で与えら
れる。
ー後端部40に形成される切断曲線は、次式で与えられ
る。
側面傾斜角を、 θd0=14°,8°,0° と段階的に変化させたときの、シートバー後端部40に
形成される切断曲線を図2に示す。図2において、実線
Dが初期側面接触角θd0=14°のときの切断曲線、一
点鎖線Eが同じくθd0=8°のときの切断曲線、破線F
が同じくθd0=0°のときの切断曲線である。
θd0を、前出(1)式で与えられる従来の初期側面接触
角14°から本発明による8°まで低減すると、シャー
下刃先端の移動量ΔSd は6mmから1mm程度まで低
減できる。この計算結果に基づくシートバー後端部40
の推定切断面形状を図3及び図4に示す。図3がθd0=
14°の従来例における推定切断面形状、図4がθd0=
8°とした本発明による場合の推定切断面形状である。
さくする必要はなく、従来の初期側面接触角14°の4
5〜70%程度、即ち、次式 6.3°<θd0<9.8° …(7) 程度が望ましい。
ー後端カット用のシャー下刃44による切断過程を示
す。該シャー下刃44の先行面には、初期側面傾斜角θ
d0を前出(2)式の範囲に設定可能とするための凹部4
4aが、例えば研磨により形成されている。このよう
に、シャー下刃44の側面を例えば研磨してシートバー
後端部40への食い込み時の初期側面傾斜角θd0を低減
するようにしたので、既に説明したように、シートバー
後端部40の切断面形状を矩形に近付けることができ
る。
ートバー先端カット用のシャー上刃42による切断過程
を示す。先端部の下反りは、切断中のシートバー端面と
シートバー切断面との間隙gに起因しているので、図6
に示すように、シャー上刃42の側面にふくらみ42a
を追加して、前記間隙gを低減し、シートバー先端部5
0とシャー上刃42の刃先側面が接触するようにした。
このようにすれば、剪断力Fによる板曲がりモーメント
Mを刃先側面反力Rによって受けることができ、シート
バー先端部50の下反りを防止できる。
ー上刃42による切断処理状態を示す。図7において、
シャー上刃42の初期側面傾斜角θu0を0より小とすれ
ば、全切断工程において、シャー上刃42の側面とシー
トバー先端部50との接触が可能となるが、前出(6)
式と同様の式で与えられる切り込み時の上刃のライン方
向移動量が大きくなるので、θu0の適正化が必要であ
る。
m、シャー上刃42の刃先半径Ru=550mmとし、
シャー上刃42の初期側面傾斜角θu0を1°、4°と段
階的に変化させたときに、(6)式と同様の式で与えら
れる切り込み時のシャー上刃42の先端位置Su の切断
曲線を図9に示す。図9において、実線Gがθu0=1
°、破線Jがθu0=4°の場合をそれぞれ示す。有効剪
断深さを板厚の95%とした場合、初期側面接触角θu0
を(3)式の範囲にすれば、前記上刃先端位置Sの移動
量を2mm以下にすることができる。この反り計算結果
に基づくシートバー先端部の推定切断面形状を図10に
示す。
ト用シャーナイフ44の実施例を図11に示す。シート
バー40の材質が低炭素鋼、板厚t=35mm、材料速
度Vs=最大150mpm、上下ナイフの刃先半径Ru
=Rd=550mm、シャー上刃26の刃先角αu =7
3°、シャー下刃26の刃先角αd =66.5°である
場合、シャー下刃44先端の初期側面傾斜角θd0=8°
とした。
先端カット用のシャーナイフ42の実施例を図12に示
す。この実施例では、シャー上刃42先端の初期側面傾
斜角θu0=2.5°とするべく、上刃先端からh=10
mmの範囲に、高さg′=2.2mmの傾斜を追加し
た。その他の条件は、図11と同様とした。
ーの接合時の端面突き合わせ状態を図13に示す。図に
おいて、シートバー後端部40の端面突き出し量γを1
mm以下まで低減することができた。又、シートバー先
端部50の下反り量δも5mm以下に低減することがで
きた。
と、図14に示すように、シートバーの板厚方向の均等
加熱が可能となり、上下均等の溶け出し54u、54d
が得られると共に、接合部52の盛り上がりも十分で、
接合界面もほぼ垂直とすることができた。又、アップセ
ット量も従来の70%まで低減可能となり、シートバー
後端部40と先端部50との突き合わせ部目違い量Δt
も1mm以下に低減できた。
ャー上刃が先行刃とされ、シャー下刃が後行刃とされた
クロップシャーを例にとって説明されていたが、本発明
の適用対象はこれに限定されず、逆の配置のクロップシ
ャーにも同様に適用できることは明らかである。又、切
断対象もシートバーに限定されない。
ーで切断した後のシートバー後端部断面の矩形化を図る
と共に、シートバー先端部の下反りを防止することが可
能となり、良好な切断面形状が得られる。従って、引き
続き行われる接合において、端部の板厚方向均等加熱に
よる接合効率の向上が可能となるという優れた効果を有
する。
端部切断時のシャー下刃の食い込み状態を示す断面図
バー後端部の切断形状の関係を示す線図
を示す断面図
例を示す断面図
の切断工程を示す断面図
の切断工程を示す断面図
断面図
の食い込み状況を示す断面図
部の切断形状の関係を示す線図
の例を示す断面図
シャーの実施例の構成を示す断面図
構成を示す断面図
の連続熱間圧延ラインの設備列を示す工程図
ャーの構成例を示す正面図
の切断工程を示す断面図
及び先端部の断面形状の例を示す断面図
の切断工程を示す断面図
の例を示す断面図
Claims (6)
- 【請求項1】先行圧延材と後行圧延材を接合するべく、
ドラム型クロップシャーを用いて、先行圧延材の後端部
を後行圧延材の先端部と接合可能な形状に切断するに際
して、 後行するシャーナイフの刃先が圧延材に食い込む時の初
期のナイフ側面傾斜角θd0を、次式 θd0=α cos-1{Rd+Ru−t)/(Rd+Ru)} ここで、0.45<α<0.7 Rd:シャー後行刃の刃先半径 Ru:シャー先行刃の刃先半径 t:圧延材の最大厚さ により設定することを特徴とする圧延材の切断方法。 - 【請求項2】先行圧延材と後行圧延材を接合するべく、
ドラム型クロップシャーを用いて、後行圧延材の先端部
を先行圧延材の後端部と接合可能な形状に切断するに際
して、 先行するシャーナイフの刃先の少くとも5〜10mmに
ついて、該刃先が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側
面傾斜角θu0を、 1°<θu0<4° の範囲に設定することを特徴とする圧延材の切断方法。 - 【請求項3】先行圧延材と後行圧延材を接合するべく、
ドラム型クロップシャーを用いて、先行圧延材の後端部
と後行圧延材の先端部を互いに接合可能な形状に切断す
るに際して、 後行するシャーナイフの刃先が圧延材に食い込む時の初
期のナイフ側面傾斜角θd0を、請求項1により設定し、 先行するシャーナイフの刃先の少くとも5〜10mmに
ついて、該刃先が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側
面傾斜角θu0を、請求項2により設定することを特徴と
する圧延材の切断方法。 - 【請求項4】先行圧延材と後行圧延材を接合するべく、
先行圧延材の後端部を後行圧延材の先端部と接合可能な
形状に切断するための圧延材の切断装置において、 刃先が圧延材に食い込む時の初期のナイフ側面傾斜角θ
d0を、次式 θd0=α cos-1{Rd+Ru−t)/(Rd+Ru)} ここで、0.45<α<0.7 Rd:シャー後行刃の刃先半径 Ru:シャー先行刃の刃先半径 t:圧延材の最大厚さ の値に設定可能な凹部が先行面に形成された後行シャー
ナイフを有するドラム型クロップシャーを備えたことを
特徴とする圧延材の切断装置。 - 【請求項5】先行圧延材と後行圧延材を接合するべく、
後行圧延材の先端部を先行圧延材の後端部と接合可能な
形状に切断するための圧延材の切断装置において、 少くとも刃先5〜10mmについて、該刃先が圧延材に
食い込む時の初期のナイフ側面傾斜角θu0を、 1°<θu0<4° の範囲に設定可能なふくらみが後行面に形成された先行
シャーナイフを有するドラム型クロップシャーを備えた
ことを特徴とする圧延材の切断装置。 - 【請求項6】先行圧延材と後行圧延材を接合するべく、
先行圧延材の後端部と後行圧延材の先端部を互いに接合
可能な形状に切断するための圧延材の切断装置におい
て、 請求項4の後行シャーナイフを有するドラム型クロップ
シャーと、 請求項5の先行シャーナイフを有するドラム型クロップ
シャーを備えたことを特徴とする圧延材の切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034897A JP3360716B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 圧延材の切断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034897A JP3360716B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 圧延材の切断方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10291006A true JPH10291006A (ja) | 1998-11-04 |
JP3360716B2 JP3360716B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=14271608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10034897A Expired - Fee Related JP3360716B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 圧延材の切断方法及び装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3360716B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000040361A1 (fr) * | 1998-12-30 | 2000-07-13 | Shanghai Baosteel Group Corporation | Procede de determination de parametres d'un mecanisme de cisaille rotative selon des conditions requises techniques |
JP2020121317A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯のサイドトリマー、鋼帯の剪断装置、鋼帯の剪断方法及び鋼帯の製造方法 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP10034897A patent/JP3360716B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2000040361A1 (fr) * | 1998-12-30 | 2000-07-13 | Shanghai Baosteel Group Corporation | Procede de determination de parametres d'un mecanisme de cisaille rotative selon des conditions requises techniques |
JP2020121317A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯のサイドトリマー、鋼帯の剪断装置、鋼帯の剪断方法及び鋼帯の製造方法 |
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JP3360716B2 (ja) | 2002-12-24 |
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