JPH10290507A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH10290507A
JPH10290507A JP9097300A JP9730097A JPH10290507A JP H10290507 A JPH10290507 A JP H10290507A JP 9097300 A JP9097300 A JP 9097300A JP 9730097 A JP9730097 A JP 9730097A JP H10290507 A JPH10290507 A JP H10290507A
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coupled
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Yukinori Kita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタ又は周辺機器に設けた被結合部に嵌入
して確実にロックすることができるとともに、ロック解
除を容易に行う。 【解決手段】コネクタ20の嵌合部22の一側内壁面に
は係止凸部24が形成される。結合部14の一側中間部
には弾性を有するアーム部15が一体に設けられ、アー
ム部15の中間部には係止凸部24に係合する係止凸部
16が突設されている。結合部14へのコネクタ20の
嵌合時において、係止凸部16と係止凸部24とが互い
にかみ合い、結合部14とコネクタ20とを嵌合状態に
保持する。アーム部15の先端部に一体に設けられた解
除操作部18は電気接続箱10を貫通するように設けら
れた透孔10aを介してコネクタ20の嵌合側とは反対
側、すなわち、R/B12の上面側に露出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
詳しくは、自動車の電気回路に使用される各種電気装置
を収納する電気接続箱をワイヤーハーネス又は周辺機器
に接続するための結合部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用の電気回路に使用される
リレーボックス(以下、R/Bという)やヒュージブル
リンクボックス(以下、F/Bという)などの各種電気
装置を収納するとともに、ワイヤーハーネス等の配線類
の接続分岐点として、自動車内に電気接続箱が設置され
ている。
【0003】図4は従来の電気接続箱の一部を示す。電
気接続箱を構成する電気装置30は射出成型により合成
樹脂で形成されている。電気装置30には結合部31が
一体に設けられている。結合部31は、図示しないワイ
ヤーハーネスを接続したコネクタ35又は周辺機器に設
けられた被結合部に嵌合される。結合部31の一対の対
向面32には、コネクタ35又は被結合部の内周面に形
成された係止凹部36に対応する係止凸部33が設けら
れている。結合部31とコネクタ35又は被結合部との
嵌合時において、両係止凸部33は係止凹部36と係合
してコネクタ35又は被結合部からの結合部の抜け出し
を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の電気
装置30においては、結合部31に設けた係止凸部33
とコネクタ35又は被結合部に設けた係止凹部36との
係合に基づいて結合部31とコネクタ35又は周辺機器
の被結合部とを結合するようにしている。そのため、両
者の結合強度は低く、両者の嵌合を解除する方向に所定
以上の力が作用すると結合部31がコネクタ35又は被
結合部から抜け出してしまう。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、コネクタ又は周辺機器
に設けた被結合部に嵌入して確実にロックすることがで
きるとともに、ロック解除を容易に行うことができる電
気接続箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、コネクタ又は周辺機器の被結合
部に嵌合される結合部と、この結合部とコネクタ又は被
結合部とを嵌合状態に保持するためのロック手段と、コ
ネクタ又は被結合部の嵌合側とは反対側においてロック
手段によるロックを解除するためのロック解除手段を設
けた電気接続箱をその要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気接続箱において、ロック手段は、結合部の先端部
から基端部に向かって延びるように設けられかつ弾性を
有するアーム部と、アーム部に対して一体に形成されか
つコネクタ又は周辺機器の被結合部に係合する係止部と
を備え、ロック解除手段は、アーム部に一体に形成さ
れ、コネクタ又は周辺機器の被結合部の装着側とは反対
側に露出する解除操作部であることをその要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1に、本実施形態の電
気接続箱1を斜め下方から見た分解斜視図を示す。電気
接続箱10は直方体状のアッパケース11と、アッパケ
ース11に組付けられる電気装置としてのリレーボック
ス(R/B)12とからなる。R/B12は合成樹脂を
用いた射出成形によって形成されている。アッパケース
11に対してロアケースを嵌合してもよい。
【0009】R/B12の上面側にはヒューズ又はリレ
ー等の電子部品が取り付けられる。図3に示すように、
R/B12の一側には凹部13が形成され、同凹部13
内には結合部14がR/B12と一体に形成されてい
る。図2に示すように、結合部14は平面長方形状をな
し、複数の端子孔14aを備えている。結合部14には
ワイヤーハーネス21を接続したコネクタ20又は周辺
機器の被結合部が嵌合される。
【0010】図3に示すように、コネクタ20は前記結
合部14を収容する筒状の嵌合部22と、結合部14の
平面形状と同一の平面形状を有しかつ嵌合部22と一体
に設けられた本体部23とからなる。嵌合部22の一側
内壁面には段差状の係止凸部24が形成されている。係
止凸部24は嵌合部22の開口部側において、本体部2
3側ほど嵌合部22の内壁面から離間するテーパ面25
を備えている。
【0011】周辺機器の被結合部は、前記結合部14を
収容する嵌合部と、嵌合部と一体に設けられかつ結合部
14の平面形状と同一の平面形状を有する本体部とを備
える。そして、この場合にも、嵌合部の一側内壁面には
コネクタ20の係止凸部24と同様の係止凸部が形成さ
れる。
【0012】結合部14の一側中間部にはその先端部か
ら基端部に向かって延びかつ弾性を有するアーム部15
が一体に設けられている。アーム部15の中間部には前
記係止凸部24に係合する係止部としての係止凸部16
が突設されている。係止凸部16は結合部14の基端部
側ほどアーム部15の外側面から離間するテーパ面17
を備えている。本実施形態において、アーム部15及び
係止凸部16によってロック手段が構成されており、結
合部14へのコネクタ20又は周辺機器の被結合部の嵌
合時において、係止凸部16と係止凸部24とが互いに
かみ合い、結合部14とコネクタ20又は周辺機器の被
結合部とを嵌合状態に保持する。
【0013】アーム部15の先端部にはロック解除手段
としての解除操作部18が一体に形成され、同操作部1
8は電気接続箱10を貫通するように設けられた透孔1
0aを介してコネクタ20又は周辺機器の被結合部の嵌
合側とは反対側、すなわち、R/B12の上面側に露出
している。
【0014】次に、R/B12にコネクタ20を嵌合す
る際の作用について説明する。コネクタ20を把持して
嵌合部22を結合部14に嵌合する。このとき、結合部
14の係止凸部16のテーパ面17とコネクタ20の係
止凸部24のテーパ面25とが接触すると、テーパ面2
5からテーパ面17側に向けて押圧力が作用する。この
押圧力によってアーム部15は内側へ弾性変形し、コネ
クタ20の嵌合を許容する。テーパ面17,25の接触
がなくなると、アーム部15は弾性復帰し、係止凸部1
6と係止凸部24とが互いにかみ合い、結合部14とコ
ネクタ20とが嵌合状態に保持される。
【0015】また、R/B12の結合部14からコネク
タ20を取り外すには、R/B12の上面側において、
解除操作部18を嵌合部22から離間する方向に押圧す
ると、アーム部15が弾性変形して係止凸部16と係止
凸部24との係合が解除される。この状態で、コネクタ
20を取り外し方向に引っ張ると、結合部14からコネ
クタ20を取り外すことができる。
【0016】また、R/B12の結合部14を直接周辺
機器の被結合部に嵌合したり取り外したりする際にも、
コネクタ20の場合と同様である。このように、本実施
形態によれば、R/B12の結合部14にアーム部15
及び係止凸部16よりなるロック手段を設け、係止凸部
16とコネクタ20又は周辺機器の被結合部に設けた係
止凸部24との係合により結合部14とコネクタ20と
を嵌合状態に保持するようにした。そのため、両者の結
合強度は高くなり、結合部14とコネクタ20との嵌合
状態を確実に保持することができる。
【0017】また、R/B12の上面側において、解除
操作部18を嵌合部22から離間する方向に押圧するこ
とによってアーム部15を弾性変形させて係止凸部16
と係止凸部24との係合を解除することができ、結合部
14とコネクタ20又は周辺機器の被結合部とのロック
解除を容易に行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コネクタ又は周辺機器に設けた被結合部に嵌入して確実
にロックすることができるとともに、ロック解除を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の電気接続箱の斜視図
【図2】一実施形態の要部平断面図
【図3】一実施形態の要部正断面図
【図4】従来の形態における結合部を示す部分正断面図
【符号の説明】
14…結合部、15…ロック手段を構成するアーム部、
16…ロック手段を構成する係止部としての係止凸部、
18…ロック解除手段としての解除操作部、20…コネ
クタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ又は周辺機器の被結合部に嵌合
    される結合部と、この結合部とコネクタ又は被結合部と
    を嵌合状態に保持するためのロック手段と、コネクタ又
    は被結合部の嵌合側とは反対側において前記ロック手段
    によるロックを解除するためのロック解除手段を設けた
    電気接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続箱において、 前記ロック手段は、結合部の先端部から基端部に向かっ
    て延びるように設けられかつ弾性を有するアーム部と、
    前記アーム部に対して一体に形成されかつコネクタ又は
    周辺機器の被結合部に係合する係止部とを備え、 前記ロック解除手段は、前記アーム部に一体に形成さ
    れ、コネクタ又は周辺機器の被結合部の装着側とは反対
    側に露出する解除操作部である電気接続箱。
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