JPH10289034A - モバイル型のコンピュータ並びにシステム - Google Patents

モバイル型のコンピュータ並びにシステム

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JPH10289034A
JPH10289034A JP9323470A JP32347097A JPH10289034A JP H10289034 A JPH10289034 A JP H10289034A JP 9323470 A JP9323470 A JP 9323470A JP 32347097 A JP32347097 A JP 32347097A JP H10289034 A JPH10289034 A JP H10289034A
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hand
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computer system
user
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JP9323470A
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English (en)
Inventor
Edward G Newman
エドワード・ジー・ニューマン
Michael D Jenkins
マイケル・ディ・ジェンキンズ
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Xybernaut Corp
Original Assignee
Xybernaut Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/163Wearable computers, e.g. on a belt

Abstract

(57)【要約】 【課題】多線式の電気ケーブルを利用することに起因す
る、不撓性、実質的に重い重量、嵩高性、干渉感受性、
及び比較的高いコストなど欠点が全くないユーザー支持
型のモバイル・コンピュータを提供すること。 【解決手段】コンポーネント接続の少なくとも一部、特
にはHMD(ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ)1
6とコンピュータ・ハウジング1(プロセッサを内包)
の間の接続において光ファイバー7を有するモバイル・
コンピュータとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザー支持型の
モバイル・コンピュータに関するものであり、より詳細
には、光ファイバを利用するコンピュータ・コンポーネ
ント接続手段に関する。本出願は、1995年10月2
日付けで米国特許商標庁に出願された米国特許出願08
/538,194号の一部継続出願である。
【0002】
【従来の技術】米国特許出願08/538,194号
(ニューマンその他1… Newman et al1)の親出願で
は、ユーザー支持型のモバイル・コンピュータが開示さ
れ請求されている。ニューマンその他は、音声起動手段
と、眼球追跡起動手段と、脳波起動手段(EEG)と、
頭部及び腕の追跡手段とを包含して、すべてが単独で使
用されるか或いはこれらの何らかの組合せで使用される
ように成した、様々な起動手段を包含するモバイル・コ
ンピュータの様々な実施例を説明している。ニューマン
その他1は、その中で説明された手離し式コンピュータ
装置のコンポーネントのいずれかを接続するための光フ
ァイバーの使用をも説明する。ニューマンその他1の一
般的なシステムを使用すれば、これらの起動手段の各々
は、ザイブナー社(Xybernaut Corporation)で現在使
用されている商業的な実施例の音声起動に取って代わる
ことが可能である。ザイブナー社によって商業化された
モバイル・アシスタント(Mobile Assistant…登録商
標)は、音声起動手段の現状を利用するものである。
【0003】これらの提示された起動手段の各々は、ト
ランスデューサ並びにコンバータ手段と電気的に接続し
ている。当該コンバータ手段は、プロセッサ手段と連絡
していて、ユーザーからの命令を受信し、その起動命令
を電気信号に変換することになる。いかなる起動手段か
らのいかなる命令をも認識して、これらのものをプロセ
ッサ手段に対する電気信号に変換するように成した、提
示手段もまた存在する。当該トランスデューサ並びにコ
ンバータ手段は、ユーザーによって支持されても支持さ
れなくてもどちらでも構わない。当該コンピュータ装置
は、プロセッサ手段と連絡していて、プロセッサ手段か
らの情報を受信し、受信した情報をユーザーのために表
示するように成した、ディスプレイ手段をも更に包含す
る。当該ディスプレイ手段(HMD)は、ユーザーによ
って完全に支持される。ユーザーは、脳波、眼球、音
声、頭部又は腕の追跡起動手段のいずれかを利用して、
両手が自由になる様式で情報を表示させるように当該コ
ンピュータ装置を操作することも可能である。これらの
起動手段の各々は、米国特許出願08/538,194
号の親出願で詳細に説明されている。更に、コンポーネ
ントのすべては、ヘッドセットのような単一のハウジン
グの中に収容され得るものであると、ニューマンその他
では企図されているが、現在のところ、モバイル・アシ
スタント(登録商標)は、各々のコンポーネントを他の
ものに接続するために電気的な接続ケーブルを使用して
いる。プロセッサ、起動手段、ディスプレイ手段及び電
源を包含する本件システムの上述のコンポーネントのす
べては、ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ装置のよ
うな1つのハウジングの中に収容されることも可能であ
る。
【0004】リモート・ホスト・コンピュータを備えて
本件装置の携帯可能なコンポーネントの幾つかを使用す
ることもまた、実行可能な実施例である。ニューマンそ
の他1のコンピュータ・コンポーネントは、最も重いコ
ンポーネントであるので、本発明の1つの実施例は、以
下のものだけを使用することを包含する。(a)起動手
段(音声、眼球追跡、脳波起動及び/又はその他の起動
手段)、(b)プロセッサ手段と電気的に連絡してい
て、プロセッサからの出力情報を受信し、受信した情報
をユーザーのために表示するように成したディスプレイ
を備えたヘッドセット、及び(c)起動手段とホスト・
コンピュータの間において情報を伝達するために無線周
波数、拡散性又は指向性の赤外線、超音波又はその他の
被変調搬送波を利用して、ホスト・コンピュータからの
戻り情報をも受信するように成したトランシーバーのよ
うな通信手段である。当該リモート・コンピュータは、
夫々に起動手段と、ディスプレイ手段を備えたヘッドセ
ットと、通信手段とを有してホスト・コンピュータと相
互作用するように成した数人のユーザーと同時に連絡す
ることも可能である。従って、この第2の実施例では、
例えば、ヘッドセットを備えた数人のユーザーが、一緒
に働くか或いは遠隔的な場所で作業する数人のユーザー
の1人によって携帯され着用され或いは支持される1台
の携帯可能なモバイル・ホスト・コンピュータをそこか
ら離れて機能させることを許容することも実行可能であ
る。もう1つの実施例は、プロセッサ及び通信手段をデ
ィスプレイ手段のハウジングの中に組み込むものであ
る。頭部及び腕の追跡もまた、上述の起動手段と併せて
使用されることが可能である。頭部及び腕の追跡は、主
として、ユーザーの付属肢の表示を内包するコンピュー
タ・ディスプレイに関して、必要に応じて頭部及び1本
又はそれ以上の腕又は脚の位置をコンピュータに示すた
めに使用されるものである。これは、ユーザーがディス
プレイの中に表示されるか、或いは付属肢の運動によっ
てディスプレイに影響を与えることが可能であるように
成した、バーチャル・リアリティのアプリケーションに
おいて、しばしば使用される。これらの付属肢追跡信号
は、付属肢位置を反映するものであり、ユーザーがプロ
グラムされた事象の一部であるかのようにして、コンピ
ュータのプログラム及びディスプレイに影響を与える。
頭部及び腕の追跡装置に関して使用及び設計を説明した
記事は、バーチャル・リアリティ-スペシャル・リポー
ト、1994年冬季第1巻第4号のような雑誌の中にお
いて見出されることが可能である。このリポートでは、
頭部及び腕の追跡は、51ページの「バーチャル・リア
リティは良い教育手段か?(Is Virtual Reality a Goo
d Teaching Tool?)」という記事の中で説明されてい
る。更に、この実施例で使用される形式の追跡装置は、
マサチューセッツ州、ウォバーン、ギル・ストリート2
Aのエクソス社(Exos Inc., 2A Gill St., Woburn, Ma
ss)から入手されることが可能である。その他の供給業
者は、上記出版物のザ・バーチャル・リアリティ供給源
ガイドの中に列挙されている。具体例は、エクソス社の
「フォース・アーム・マスター(Force Arm Master)」及
びエクソス社の「ポジション・アームマスター(Positio
nArmMaster)」である。ポジション・アームマスター
は、「スレイブ又はシミュレーションに命令を与えて、
人体の運動を記録するために使用されることが可能であ
るように成した、人体の腕の運動に関するトランスデュ
ーサ(A transducer of human arm motions that provi
des commands to the slave or simulation and can be
used to record human motions)」として広告されて
いる。本質的には、頭部及び腕の追跡装置は、所定の基
準面に対する頭部及び腕の垂直方向及び水平方向の位置
に関する信号を提供するトランスデューサを包含する。
それらのプランは、3次元であり、追跡装置を着用して
いる身体に関する空間内におけるポイントと、コンピュ
ータ・シミュレーションに関する空間内におけるポイン
トとを説明している。これらのトランスデューサは、コ
ネティカット州、オールド・グリニッジ、私書箱407
号のディジソニック社(DigiSonic, Inc., P.O. Box 40
7, Old Greenwich, CT)から利用可能であるような、ト
ランスデューサ信号を受信して解釈するための回路に対
して結合される。音声、眼球追跡、又は脳波操作される
ユーザー支持型のコンピュータと一緒にそのような技術
を使用することは、現在及び将来のアプリケーションの
ために革命的であることになる新しい環境をコンピュー
タに提示する。頭部及び腕の追跡を遂行するためのコン
ポーネントは、当該技術者にとって利用可能なものであ
り、ゲームとバーチャル・リアリティ機器のためのもの
として一般に使用されている。
【0005】上述の様式において、当該システムは、以
下のように機能することになる。
【0006】第1の様式では、起動手段、ディスプレイ
・スクリーン及び通信手段を備えたヘッドセットを有す
るユーザーは、ディスプレイ手段の内部に収容されてユ
ーザーの身体に着用されるか、或いは身体から離れてい
るホスト・コンピュータとリンクされる。ユーザーは、
ホスト・コンピュータに命令して、機器の部品を修理す
るための特定の手順を表示させることになる。その後、
ホスト・コンピュータは、当該手順を捜し出してユーザ
ーに送り返し、ユーザーのヘッドセット上に表示するの
である。
【0007】第2の様式では、ホスト・コンピュータ
は、機器の部品を修理するためにチームとして作業して
いることが可能であるヘッドセットを有する数人のユー
ザーに対して応答するものであることも可能である。そ
れらのユーザーは、すべてが同じ手順から作業すること
も可能であり、或いは、ディスプレイ内における追加ウ
ィンドウとして表示されることになる異なった手順を要
求することも可能である。このようにすれば、チームの
メンバーは、相互連絡の一形態としてのチームのメンバ
ーの間における通信手段として当該システムを使用する
ことも可能であり、更に、当該システムのグラフィック
表示能力を使用して発見内容を比較するための手段とし
て当該システムを使用することも可能であることにな
る。チームに必要とされる情報は、数台のホスト・コン
ピュータの中に収容されていることも可能である。その
後、各々のヘッドセット内における通信手段は、数台の
ホストが各々のヘッドセットのために利用可能とされる
だけでなく、更に数台のヘッドセットが1台のホストの
中においても機能するようにして、形成され調整される
ことになる。
【0008】当然ながら、本件システムは、互いに相互
作用する数台のモバイル・コンピュータ装置のコンポー
ネントと共に機能することになる。上記の具体例の場合
と同様に、1台のモバイル・コンピュータのヘッドセッ
トは、他のモバイル・セットからのディスプレイを受信
することが可能であり、或いは、もう1台のモバイル・
コンピュータの起動手段を初期化することも可能であ
る。
【0009】本発明の1つの実施例の更なる特徴は、各
々のモバイル・コンピュータにおいて使用されるアダプ
タを利用して、その内部におけるセルラ式又はハード回
線式の電話通信の使用を許容する。そのセルラ式の電話
通信手段の代わりに、無線周波数、赤外線、レーザー又
は光ファイバー・トランシーバー或いはその他の通信手
段が使用されることも可能である。これらのものは、本
件の開示では、概して「通信手段(communication mean
s)」と呼ばれるものとする。通信手段は、ホスト・コ
ンピュータを介して、或いはその組込み式の通信能力を
備えたヘッドセットを使用することによって、アクセス
されることが可能である。従って、通信は、各ヘッドセ
ット、ヘッドセット及びホスト・コンピュータの間、更
に、制御装置としてのヘッドセットによって活性化され
るホスト・コンピュータの間においても為されることが
可能になる。オペレーションの1つのシナリオは、タン
ク機関車即ち鉄道の機関車を修理するユーザーのチーム
に従ったものということになる。そのホスト・コンピュ
ータ・ユニットは、チームのリーダーの身体において支
持される。チームのその他のメンバーは、彼らのヘッド
セットを使用してホスト・コンピュータを作動させる。
チームの1人のメンバーが、修理現場から2マイルのメ
ンテナンス工場に後方配置されたホスト・コンピュータ
に記憶された情報を必要とする。チームのこのメンバー
は、このヘッドセット通信手段及びセルラ式電話リンク
を使用して、メンテナンス工場におけるリモートのホス
ト・コンピュータを捕捉する。要求された当該情報は、
彼のヘッドセットで照会されて観察される。正しい基準
材料を入手した後、それは、チームの他のメンバーがそ
れを彼らのヘッドセットで観察することによって利用で
きるように、修理現場のホストにダウンロードされる。
従って、ローカルだけでなくリモートのホストもまた、
チームのメンバーのヘッドセットによって作動されるこ
とが可能である。その後、情報は、リモート・ホストか
ら入手されてローカルのホスト・コンピュータにダウン
ロードされ、或いは逆に、ローカル・ホストからリモー
トの(メンテナンス工場)ホストにアップデートされる
ことも可能である。
【0010】チームの各メンバーは、ヘッドセットから
ヘッドセットへの通信リンクを使用して彼らの間で通信
することが可能であり、更に、必要に応じてホスト即ち
リモートのコンピュータに通信することも可能である。
ローカルの通信は、ヘッドセットをホストにリンクさ
せ、更にヘッドセットをヘッドセットにリンクさせる様
々な手段を使用することが可能である。拡散性の赤外線
は、盗聴に関する機密保護の潜在能力、通過幅、廉価な
コンポーネントのコスト及び通信の確実性の故に、ロー
カルのリンク作業のための媒体として有益である。
【0011】以下のものは、当該装置のヘッドセット部
分の中にすべてのコンポーネントを有して、本発明の手
離し式コンピュータが使用されるとき、使用され得るこ
とになる様々な実施例である。
【0012】A. 無線ヘッドセットからホスト・コン
ピュータへ − 航空機のような複雑な機械の修理を試
みるユーザーが、モバイル・アシスタント(登録商標)
のコンピュータ部分との無線通信リンクを有するヘッド
・マウンテッド式又はボディ・マウンテッド式のディス
プレイを装備される。当該ユーザーは、コンピュータ・
ユニットをウエストのベルトに着用し、更に、例えばヘ
ッドセット・ユニットをも着用している。ヘッドセット
とユーザー支持型コンピュータの間における配線の欠如
は、配線をもつれさせたり、それらを目標物の近くで傷
付けたりすることを心配することなく、ユーザーの頭部
及び腕の自由な運動を許容する。修理の間に、ユーザー
は、小さな開口部の中へ腹ばいで入り込まなければなら
ない。この個所では、ユーザーは、開口部の中へもぐり
込むことを試みる前に、コンピュータ・ユニットを取り
外し、それを当該小さな開口部の外に置いておくことに
なる。ヘッドセットからホストへの通信が無線通信であ
るので、ホスト・コンピュータの制御は、それでも実行
可能である。ユーザーは、ホスト・コンピュータに音声
命令を出し、或いは、眼球追跡アイピースでカーソルを
位置決めして命令を呼び出すことになる。
【0013】B. 数台の無線ヘッドセットからホスト
・コンピュータへ − メンテナンス要員のチームが、
航空機に関するメンテナンス・チェックを行っている。
チームの各々のメンバーは、チームのリーダーの身体に
支持されるモバイル・アシスタント(登録商標)のホス
ト・コンピュータに対する無線通信リンク機構を有する
モバイル・アシスタント(登録商標)のヘッドセットを
装備される。チームの各々のメンバーは、通信すること
が可能であり、ホスト・コンピュータの様々な機能を作
動させることも可能である。チームの様々なメンバーに
異なったデータが必要とされる場合、各々が、彼らのデ
ータのための独立したプレゼンテーション・ウィンドウ
を利用することになる。更に、各々のヘッドセットは、
ヘッドセットの間において相互連絡のための通信を許容
する回路構成を有する。これは、音声命令を使用して当
該モードに切り換えることによって、或いは、ヘッドセ
ットの中に装備される眼球追跡能力を使用してユーザー
のヘッドセット・ディスプレイ上における適切なアイコ
ンを作動させることによって達成される。
【0014】C. チームの位置から遠く離れた他のホ
ストへの無線通信 − 上述のシナリオを継続させて、
上記メンテナンス・チームのメンバーが、チームの位置
から遠く離れたコンピュータ上に配置されたデータを必
要とする。当該リモート・コンピュータは、メンテナン
ス・チームの位置から地理的にずれている。このずれ
は、チームの位置から数マイル或いは数千マイルである
ことも可能である。当該チームのメンバーのためのオプ
ションは、以下のものである。
【0015】無線周波数 − チームのメンバーとチー
ムのホスト・コンピュータの間における無線周波数の無
線通信をリモート・ホスト・コンピュータに使用して、
リモート・ホスト・コンピュータをリンクさせ、チーム
のコンピュータを介してデータを送り返し、続いて、要
求を出しているチームの当該メンバーのヘッドセットに
送信されるのである。メンテナンス・チームのすべての
メンバーが、リモート・コンピュータからの戻りデータ
を受信することが可能であり、或いは、離散的なユーザ
ーのヘッドセットのアドレス指定を使用することによっ
て、要求を出しているヘッドセットに戻りデータを限定
することも可能である。これは、ホストとリモートの各
モデムの間を連絡する無線周波数のトランシーバーを使
用して達成される。実際には、無線周波数のトランシー
バーは、ホストとリモートの各コンピュータの間におけ
るデータ伝送のためのパケット・モデムを使用すること
になる。デジタル式の無線周波数の無線通信では、エラ
ーチェック及び再伝送によってデータ転送の信頼性を保
証するために、パケット伝送が使用される。何故なら
ば、干渉及びフェーディングが、無線周波数のデータ転
送における一般的な問題だからである。
【0016】D. セルラ式電話 − もう1つのオプ
ションは、ローカル・ホスト・コンピュータとリモート
・コンピュータの間においてセルラ式電話のリンクを使
用することになる。リモート・データを必要とするメン
テナンス・チームのメンバーは、無線ヘッドセットを使
用して、チームのローカル・ホスト・コンピュータとリ
ンクする。これは、無線ヘッドセット及び音声又は眼球
追跡の起動手段を使用して、ローカル・ホスト・コンピ
ュータにおけるデジタルデータから電話へのモデムを介
してローカルのセルラ式電話をダイアルするようにし
て、メンテナンス・チームの当該メンバーによって達成
される。これは、必要なリモート・コンピュータとの電
話のリンクを確立する。その後、当該リンクは、商用の
電話回線を使用して、そのハード回線又はセルラ式電話
の番号(近距離又は長距離の通話)で必要なリモート・
コンピュータと連絡する。そのデジタルデータから電話
へのモデムを使用する当該リモート・コンピュータは、
ローカル・ホスト・コンピュータとのモデム対モデムの
接続を確立し、データ伝送が実行可能になる。無線ヘッ
ドセットを使用するローカルのメンテナンス・チームの
当該メンバーは、これで、リモート・コンピュータから
のデジタルデータを要求することが可能になるのであ
る。
【0017】その他の伝送手段 − リモート・コンピ
ュータと通信するためのその他のオプションは、データ
転送のための必要な範囲と信頼性を有することになるレ
ーザー又はその他の通信方式を包含することも可能であ
る。そのようなリンク機構のためのシナリオは、上述の
ものと同様であることになる。
【0018】様々な無線手段を使用するモバイル・アシ
スタント(バージニア州、フェアファクス(Fairfax, Vi
rginia)のザイブナー社の登録商標)のコンポーネント
の間におけるすべての通信は、ハード回線又は光ファイ
バー接続を使用して行われ得ることも自明であるが、先
に述べたように、光ファイバーが好適な接続手段であ
る。
【0019】この通信手段は、本発明のモバイル・コン
ピュータを使用しつつ、部品を注文し、リモート・コン
ピュータのデータベースを更新し、或いはその他の情報
を伝えるユーザーにとって非常に役立つことになる。従
って、ユーザーは、手懸けている作業を支援させるべく
部品供給業者又はコンサルタントに電話を掛けるため
に、彼又は彼女からモバイル・コンピュータを分離させ
る必要がないのである。この種の通信接続は、以下の通
りに達成され得ることになる。
【0020】本発明のコンピュータ装置は、複数の人物
及び/又はコンピュータの間における手離し式の電話通
信を提供するようにして、電話システムとインターフェ
ースされることが可能である。1つ又はそれ以上のこれ
らのものは、本件コンピュータ装置を使用することによ
って、電話通信を実行するものであることも可能であ
る。先に述べたように、通信は、家庭及び中小企業にお
いて一般に見出されるRJ−11壁ジャック、中堅企業
及び大企業において見出される複数回線電話交換システ
ム、セルラ式通信、無線周波数の通信インターフェー
ス、及び以上のいずれかのものに対するコードレス付属
品を包含することが可能であるが、これらに限定される
ものではない。
【0021】基本的なシステムは、本発明の装置、即ち
音声起動及びヘッド・マウンテッド・ディスプレイを備
えた手離し式の身体装着型コンピュータと、電話システ
ムと、従来的なアナログ音声信号と2つのコンポーネン
トの間におけるコンピュータ・データとの両方を統合す
るように成した2つのものの間における独特な電子的イ
ンターフェースとを組み込んでいる。
【0022】私設電話だけでなく公衆電話の通信をも本
システムの中に統合することは、既存のコンピュータ・
システムと共に現在使用されているような音声/データ
・モデム(変調器/復調器)を使用して達成される。当
該モデムは、ホスト・コンピュータに組み込まれている
ものであるか、或いは、それは、「PCMCIA」即ち
「PCカード」としてホスト・コンピュータの中に挿入
されることが可能なものである。更に、ヘッドセット内
における通信手段もまた、通信手段を介してリモート装
置にインターフェースするために組込み式のモデムを利
用することが可能である。当該システムのためにそれら
の通信手段を使用すれば、データ及び音声は、ヘッドセ
ットとモバイル・システムの間だけでなく、各モバイル
・システムの間においても伝送され受信されることが可
能になる。
【0023】コンピュータ・グラフィックの画像、静止
画像又は動画ビデオの通信は、セルラ式無線又はハード
回線システムのような通信システムを利用することが可
能である。そのようなシステムは、必要に応じて、ほぼ
リアルタイムであるか又はリアルタイムの速度で上述の
データの伝送を可能にすることになる、複数チャンネ
ル、データ圧縮、又はその両方を使用して機能すること
が可能である。ホスト・コンピュータは、遠隔的な場所
におけるもう1つのコンピュータと通信するために使用
されることになる。各々のコンピュータは、データ及び
画像を表示し、且つホスト・コンピュータを制御するた
めの起動装置としても機能することになる、ヘッドセッ
トを有するユーザーのために役立つことになる。例え
ば、セルラ式の電話が無線通信手段として使用されるな
らば、当該コンピュータは、リモート・ホスト・コンピ
ュータ、セルラ又はその他の電話番号にアクセスし、接
続を確立することになる。各ホスト・コンピュータの間
におけるデータの伝送が必要とされる場合、ユーザー
は、ローカル・ホスト・コンピュータの中に装備される
音声/データ・モデムを介してデータ・モードに切り換
えて、データの伝送を確立する。ダイアル操作及び切換
え操作のシーケンスは、ホストのオペレータによる音声
又はその他の起動手段によって制御されることが可能で
ある。これは、電話システムを介するホストの音声起動
式コンピュータ制御を維持しつつ、本発明の装置から電
話システムへの音声入力信号の通過を許容する。このイ
ンターフェースは、製造の間に取付けられるか或いはユ
ーザー搭載されて、本発明のコンピュータ装置の中に統
合されることが可能である。このアプローチは、本発明
のコンピュータ装置を使用している個人によって実行さ
れている作業を混乱させることなく、音声とデータ伝送
の間におけるシームレスな切換えと、1つ又はそれ以上
の離れた場所の間における受信とを提供する。
【0024】本発明のモバイル・コンピュータが、No
vel、Banyan又はArcnetのような何らか
の所望のコンピュータのローカル・ネットワーク或いは
「インターネット」などのような広域ネットワークとイ
ンターフェースされ、接続されて使用され得るものであ
ることは、言うまでもない。
【0025】これは、電話システムの音声起動式コンピ
ュータ制御を維持しつつ、本発明の装置から電話システ
ムへの音声入力信号の通過を許容する。そのインターフ
ェースは、製造の間に取付けられるか或いはユーザー搭
載されて、本発明のコンピュータ装置の中に統合される
ことが可能である。このアプローチは、本発明のコンピ
ュータ装置を使用している個人によって実行されている
作業を混乱させることなく、音声とデータ伝送の間にお
けるシームレスな切換えと、1つ又はそれ以上の離れた
場所の間における受信とを提供する。
【0026】モバイル・アシスタント(登録商標)内に
おける音声及びビデオの信号を内部又は外部のコンポー
ネント又は装置に対して転送する本システムは、多線式
の電気ケーブルを利用することになっている。これらの
ケーブルは、不撓性、実質的に重い重量、嵩高性、干渉
感受性、及び比較的高いコストなどのような数多くの欠
点を有する。剛直なケーブルは、特にHMDに接続され
る場合には、それを使用して作業することが少々困難で
ある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、上述の欠点が全くないユーザー支持型のモバイル・
コンピュータを提供することである。
【0028】本発明のもう1つの目的は、モバイル・コ
ンピュータ・システムにおいて使用される電気ケーブル
のすべてではないにしろ少なくともその一部に取って代
わる光ファイバー手段を提供することである。
【0029】本発明のもう1つの目的は、光ファイバー
の使用の故に、より大きな信頼性とより低い干渉の確率
とを有するモバイル・コンピュータ・システムを提供す
ることである。
【0030】更に、本発明のもう1つの目的は、以前に
使用されていたものよりも実質的に軽い重量を有するユ
ーザー支持型のモバイル・コンピュータを提供すること
である。
【0031】更に尚、本発明のもう1つの目的は、使用
される配線の重量の実質的な削減の故に、ヘッドセット
が寸法を実質的に縮小されるように成した、ユーザー支
持型のモバイル・コンピュータを提供することである。
【0032】本発明の更にもう1つの目的は、実質的に
少ない電力消費量しか必要としない、軽量で信頼性が高
いユーザー支持型のモバイル・コンピュータを提供する
ことである。
【0033】本発明の更に尚もう1つの目的は、ユーザ
ーにより快適に着用されることが可能である、実質的に
軽いHMDを提供することである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的及
びその他の目的は、そのコンポーネント接続の少なくと
も一部、特にはHMDとプロセッサの間の接続において
光ファイバーを有するモバイル・コンピュータによって
達成される。本発明のシステムは、コンピュータ・ハウ
ジングと、前記コンピュータ・ハウジングをユーザーに
取付ける手段と、両手が自由になる様式で前記コンピュ
ータを起動させる手段と、ヘッド・マウンテッド・ディ
スプレイのようなコンピュータ・ディスプレイ手段とを
含んで成る。本発明において使用される手離し式の起動
手段は、音声起動手段、眼球追跡起動手段、脳波起動法
及びそれらの混合物から構成されるグループの中から選
択される。これらの起動手段は、所望されるならば、ペ
ン起動、頭部及び腕の追跡手段などのようなその他の手
離し式起動手段と共に使用されることも可能である。
【0035】本発明の装置又はシステムは、米国特許出
願08/538,194号の親出願において開示された
システム、装置又は方式の各々と共に使用されることが
可能である。本発明において使用される光ファイバー即
ち光ファイバー束は、第4,657,346号、第4,
741,584号、第5,345,529号、第5,4
00,424号、及び第5,461,683号の各々の
米国特許明細書において開示された形式のものであり、
夫々の開示は、引例として本件開示に組み込まれるもの
とする。
【0036】
【発明の実施の形態】モバイル・コンピュータは、現
在、音声及びビデオの信号を身体装着型コンピュータか
らそのディスプレイ又は周辺機器に転送するために重い
多線式ケーブルを利用している。モバイル・コンピュー
タ、特にそのヘッドセットでは、ユニットの重さが重要
なファクタである。モバイル・コンピュータの重量又は
寸法を削減するものは、いかなるものであっても非常に
重要である。今日のモバイル・コンピュータで使用され
るケーブルは、HMDユニットの重量の少なくとも35
%を構成する。HMDは、相当な量の時間に渡って着用
されるので、光ファイバーのHMD−プロセッサ接続の
使用による重量の大きな削減は、非常に望ましいことで
ある。ビデオ信号をコンピュータのモニター又はヘッド
・マウンテッド・ディスプレイ(HMD)に転送し配給
するために使用される従来的なケーブルは、概して重い
配線の太い束である。これらの配線は、非常に剛直で、
使用が厄介なものである。何故ならば、モバイル・コン
ピュータのユーザーは、これらの配線を支持しなければ
ならないばかりでなく、手離し式の操作と当該システム
の本質とを妨げないようにそれらを配置することも必要
だからである。人間工学の観点から見ると、HMDのバ
ランスは、ヘッド・マウンテッド・ディスプレイを長期
の時間に渡って着用するユーザーにとって非常に重要で
ある。ケーブルの重さは、HMDにケーブルが取付けら
れる側面にHMDを片寄らせ、従って、当該装置を不安
定でアンバランスにさせることになるのである。殆どの
ヘッド・マウンテッド・ディスプレイのシステムでは、
画像を観察するために必要なすべてのコンポーネント
が、実際にHMDの中に装備される。これは、画像がデ
ィスプレイの実際の寸法よりも遥かに大きく見えるよう
にするための光学機器と、ディスプレイそれ自体と、バ
ックライト(アクティブ・マトリクス方式の液晶ディス
プレイにおいて典型的に使用される)と、標準的なVG
Aアナログ信号をLCDが表示し得るフォーマットに変
換するために使用される電子機器とを包含する。本発明
では、いかなる適当なディスプレイ手段が使用されるこ
とも可能であると企図されており、例えば、エレクトロ
・ルミネセンス方式のディスプレイなどのようなLCD
に関するその他の代替物が使用され得ることになる。更
に、本件開示で指摘されたように、バックライト、光学
機器、ディスプレイ手段又はドライバ電子機器のように
HMDの中において普通に見出されるコンポーネント
は、モバイル・コンピュータ・システムの中においてど
こかほかの場所に配置されることも可能である。何らか
の適当なディスプレイ手段を、今日使用されているHM
Dの中において普通に見出される何らかのコンポーネン
トの有無に関わらず、本件のシステムの中に包含させる
こともまた、本発明の精神の範囲内である。
【0037】これらのディスプレイの実装は、数多くの
構成で為されることが可能であるが、大抵、すべてのコ
ンポーネントは、普通にHMDの中に収容される。この
種の実装に関わる問題は、以下の通りである。
【0038】1. 重量と当該重量の配分は、ヘッド・
マウンテッド・ディスプレイの成功にとって非常に重要
である。その重量は、長期の時間に渡ってHMDを着用
したユーザーが首に過度の緊張を訴えることがないよう
にして、一様に配分されなければならない。しかしなが
ら、殆どのHMDでは、その重量の大部分は、頭の前方
部分において担持される。当該重量を釣り合わせるべく
努めている各社は、頭の後方部分に対して、電子機器を
移動させたり、釣合い錘を付け加えたりした。(注記:
その開発業者は、HMDの全体の重量を削減するとい
う使命に反して、システムに重量を付け加えているので
はあるが、テストは、まさに頭の前方部分に対抗するよ
うな頭の全体に渡る総重量の配分の故に、当該ユニット
が軽く感じられるという全般的な効果を示すことになっ
たのである。) 2. 人間工学もまた、HMDシステムの全般的な受容
性において一役買うものである。研究は、HMDを着用
しているユーザーは自意識が強くなるということを示し
た。
【0039】本発明の1つの実施例は、ヘッド・マウン
テッド・ディスプレイのシステム内において従来的に見
出されるユーザーに情報を表示するために必要なすべて
の主要なコンポーネント、即ち、光学機器、液晶ディス
プレイ(LCD)、バックライト及びLCDのためのド
ライバ電子機器が、ここでは、プロセッサ・ハウジング
の中に収容されるように成した、ファイバー束の実装に
関わることになる。先に述べたように、HMDの中に従
来的に見出されるこれらのコンポーネントのいずれかの
ものの有無に関わることなく、何らかの適当なHMD
が、本発明のシステムにおいて使用されることも可能で
ある。情報(画像)をコンピュータ(プロセッサ)から
ユーザーに配給するための機構は、プロセッサ・ハウジ
ングの内部においてユーザーが着用する特殊ガラス又は
その他のディスプレイ手段にまで達する光学機器に対し
て取付けられるファイバー束である。もう1つの実施例
は、画像がレンズの内側部分(ユーザーの眼球に最も近
いレンズの側面)において映し出されるように成した、
ユーザーが着用する従来的な補正ガラスの修正であるこ
とになる。これは、ヘッド・マウンテッド・ディスプレ
イの寸法と重量が、画像を映し出すために必要なファイ
バー束及びガラスの物理的な寸法まで、削減されること
を許容するものとなる。
【0040】単独観察とグループ観察の両方のために使
用される08/779,265号の同時係属出願におい
て開示されたようなヘッド・マウンテッド・ディスプレ
イもまた、本発明のシステムにおいて使用されることが
可能である。
【0041】利点は、ヘッド・マウンテッド・ディスプ
レイの重量における削減(従来的なコンポーネントは、
ここでは当該プロセッサ・ハウジングの中にあるので)
と、当該物理的な装置の寸法が、ユーザーがヘッド・マ
ウンテッド・ディスプレイを着用し得る個所のところま
で少ししか侵入しないように、且つ知らされていない観
察者には目立たないほどに小さめであることと、電磁妨
害雑音の除去とを包含するものである。
【0042】身体装着の用途では、ユーザーの身体から
突出する縒り合わせケーブル又はそこから離れて位置決
めされるケーブルを有することは、好ましいことではな
い。これは、ユーザーの身体に近接するものではない配
線は、ユーザーが機器の廻りにおいて行動する間に目標
物に当ってもつれてしまう傾向があるからである。これ
は、システムだけでなくユーザーをも損傷の危険に曝す
ことになる。理想的には、当該ケーブルは、隣接する目
標物に当ってもつれてしまう危険を最小限にするため
に、ユーザーの身体に対して整合するものであるか或い
は可能な限りそれに接近して位置決めされるべきであ
る。更に、これらの配線ケーブルは、それらの多層形状
の故に、重くて剛直なものである傾向がある。これらの
重い配線ケーブルがモバイル・コンピュータにおける適
当な使用のために束ねられる場合には、明白に、その重
量は重大なものとなるのである。従って、配線の本数、
これらのケーブルの絶縁コーティング、及び情報をモニ
ター又はHMDに配給するために必要な配線の重複度の
故に、軽くてより柔軟でより効率的なこれらの束の代替
物が準備されることが可能であれば、非常に好適である
ことになる。
【0043】ビデオ情報をコンピュータからヘッド・マ
ウンテッド・ディスプレイに通信するための光ファイバ
ー・リンクの使用は、上述の問題のすべてを取り除くも
のである。内部コンポーネント及び外部付属物に対する
その他の光ファイバー・リンク機構もまた、これらの接
続を改良することが可能である。
【0044】本件システムの細部は、米国特許出願08
/538,194号の親出願で開示されたシステムに従
うものであり、その開示内容は、引例として本件開示に
組み込まれるものとする。
【0045】いかなる適当な形式の光ファイバーも、本
発明においてビデオ信号を配給するために使用される接
続手段として使用されることが可能であり、適当であれ
ば、電話通信において使用され、或いはTV送信又はT
Vケーブル送信において使用されるような光ファイバー
・リンク機構もまた、使用されることが可能である。先
に述べたように、本発明におけるコネクタとして有益で
ある典型的な光ファイバーは、第4,657,346
号、第4,741,584号、第5,345,529
号、第5,400,424号、及び第5,461,68
3号の各々の米国特許明細書で説明されている。
【0046】
【実施例】図1が剛直な電気配線から成る先行技術の接
続を示していることを除けば、図1では、本発明のもの
と同様のコンピュータ1が側面から示されているが、図
2は、柔軟な光ファイバー接続7を備えた同じコンピュ
ータ1を示している。コンピュータ・ハウジング2は、
従来的なコンピュータのために必要とされるコンポーネ
ントのすべてを内包しているが、ヘッドセット又は補助
電源、モニター、キーボードのような何らかの所望の機
能に対するものであるか或いはその他の何らかの所望の
機能又は手段に対するものである接続のためのアウトレ
ット3を有している。破線で示された周辺アウトレット
即ちコンジット3は、コンピュータ1が着用されるとき
に人体(即ちウエストライン)に対して整合するような
角度で上向きに傾斜されている。従来的な硬質の電気的
な配線から成るケーブル又はその他のコネクタ4は、コ
ンジット3の中に嵌まり込み、コンピュータ1の背面部
分5から伸延されることになる。ケーブル4が非常に剛
直なので、配線即ちケーブル4を幾分でも扱い易くして
おくためにスタンド8を介して調整が為されなければな
らないことに留意すること。図2で示されたような光フ
ァイバー接続7の使用は、剛直でない光ファイバー7の
容易な取扱いを許容する。更に、先に述べたような光フ
ァイバー接続7のその他の利点に関して、光ファイバー
接続7の容易な曲げ易さとその扱い易さは、非常に好適
である。
【0047】図3では、制御ボタン11が右利き及び左
利きの両方のユーザーにとって容易にアクセス可能であ
るように成した、当該コンピュータの頂部正面10が示
されている。コンピュータ・ハウジング2が右利き使用
から左利き使用に変更してひっくり返されるときも、ボ
タン11及びマウス・レバー12の制御装置は、容易に
アクセスして使用できるように常にユーザーの前方に面
する。逆に言えば、右側側面15が装着時に上向き又は
下向きであるときも、制御装置11及び12は、常にユ
ーザーの前方に面し、光ファイバー接続7及びアウトレ
ット3は、常にユーザーの後方に面するのである。制御
装置即ちボタン11の機能を転換し即ち逆転させるため
に、制御装置又はソフトウェアが準備されることも可能
である。バーサ・ポイント(Versa Point)は、930
12、カリフォルニア州、カルナリヨ、フリン街547
のインターリンク・エレクトロニクス社(Interlink El
ectronics of 547 Flynn Rd., Carnarillo, Ca 93012)
の登録商標である。開口部22は、無線通信のために使
用され得るIrDAポートである。光ファイバー接続7
は、コンピュータ1の後方から伸延し、且つ図4及び図
5で示されるヘッド・マウンテッド・ディスプレイ16
まで伸延する。
【0048】図4では、光ファイバー接続即ち光ファイ
バー束7が、コンピュータ・ハウジング1をヘッド・マ
ウンテッド・ディスプレイ(HMD)16に接続してい
る。当該図面では、音響即ち音声の起動手段17が示さ
れているが、本件開示で先に述べられたその他の起動手
段が、本発明のシステムと共に使用されることも可能で
ある。本発明の1つの実施例では、VGA(又は更に高
い大きな解像度)アクティブ・マトリクスLCD、その
他の種類のディスプレイ(例えば、エレクトロ・ルミネ
センス方式)、輝度制御装置などがHMD16の中に収
容される。先に述べたように、何らかのその他の適当な
ディスプレイ手段が、これらのコンポーネントの幾つか
又はすべてを包含することなく、使用されることも可能
である。本発明の第2の実施例では、VGAアクティブ
・マトリクスLCD、輝度制御装置のようにHMD16
の中において一般的に見出されるコンポーネントは、す
べてがコンピュータ・ハウジング1の中に内包されて収
容され、光ファイバー7が、適切な信号又は各信号を遥
かに小さなヘッド・マウンテッド・ディスプレイ16に
伝える。一旦、LCD及びその他のコンポーネントがH
MD16から取り外されると、HMD16の寸法は、大
きく削減されることが可能である。ファイバー束7は、
ユーザーに情報を表示するために必要であるすべての主
要なコンポーネントが、図6で示されたように、ここで
はコンピュータ・ハウジング1の中に収容されるように
成した、第2の実施例において使用されることも可能で
ある。この第2の実施例では、画像が左側及び/又は右
側の各レンズの内側部分(ユーザーの眼球に最も近いレ
ンズの側面)において映し出されるように成した、従来
的な補正ガラスがHMD16として使用されることも可
能である。これは(第2の実施例では)、ヘッド・マウ
ンテッド・ディスプレイの寸法と重量が、画像を映し出
すために必要な光ファイバー束7及びガラスの物理的な
寸法まで、削減されることを許容するものとなる。図5
では、HMD16は、光ファイバー接続7を介してコン
ピュータ・ハウジング1(プロセッサを内包している)
に接続されて示されている。電源即ちバッテリーパック
19は、本発明のシステムのために必要な電力を供給す
るものである。図4及び図5は、電源手段19が従来的
な電気ケーブル20によってコンピュータ・ハウジング
1に接続されるように成した、本発明の一般的な手離し
式モバイル・コンピュータ・システムの使用を示してい
る。
【0049】図6では、光ファイバー束7は、コンピュ
ータ・ハウジング1を軽量の眼鏡型のヘッド・マウンテ
ッド・ディスプレイHMD22に接続している。HMD
22は、修正された眼鏡25に接続されるイヤホン24
を包含する。音響即ち音声の起動手段17が示されてい
るが、本件開示で先に述べられたその他の起動手段が、
本発明のシステムと共に使用されることも可能である。
本発明のこの実施例では、HMD16の中において一般
的に見出されるコンポーネント(図4を参照すること)
は、当該コンポーネントのすべて又は一部をコンピュー
タ・ハウジング1の中に収容せしめることが可能であ
り、光ファイバー束7が、適切な信号又は各信号を眼鏡
型のHMD22に伝える。光ファイバー束7は、眼鏡型
のHMD22に取付けられ、反映領域23が、光ファイ
バー束を介して転送される画像を映し出すのである。反
映領域23は、左右の眼鏡レンズの中に配置されること
も可能であることになる。
【0050】本発明の根底にある原理を説明すべく、本
発明の好適な実施例及び最も好適な実施例が、本文にお
いて説明され、添付図面において示されてきたが、本発
明の精神及び範囲から離れることなく、数多くの修正物
及び派生物が形成され得るものであると理解されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来的な電気ケーブルを使用するユーザー支持
型のモバイル・コンピュータ・システムにおいて使用さ
れるプロセッサを包含するコンピュータ・ハウジングの
側面図である。
【図2】本発明の光ファイバー接続を使用するユーザー
支持型のモバイル・コンピュータ・システムにおいて使
用されるプロセッサを包含するコンピュータ・ハウジン
グの側面図である。
【図3】コンピュータ・ハウジングからヘッド・マウン
テッド・ディスプレイまで走ることになる光ファイバー
接続を備えた身体装着型コンピュータの頂部斜視図であ
る。
【図4】ハウジングをHMDに接続するための光ファイ
バーの使用を示している、本発明のユーザー支持型シス
テムの概略図である。
【図5】ハウジングをHMDに接続するための光ファイ
バーの使用を示している、本発明のユーザー支持型シス
テムの装着概略図である。
【図6】情報を表示するために必要な殆どの主要なコン
ポーネントがプロセッサ・ハウジングの中に収容される
ように成した、本発明の1つの実施例を示している斜視
図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 コンピュータ・ハウジング 3 アウトレット/コンジット 4 ケーブル 5 背面部分 7 光ファイバー(接続/束) 8 スタンド 10 頂部正面 11 (制御)ボタン 12 マウス・レバー 15 右側側面 16 ヘッドマウンテッド・ディスプレイ(HMD) 17 音響即ち音声の起動手段 19 電源即ちバッテリーパック 20 従来的な電気ケーブル 22 軽量の眼鏡型のヘッド・マウンテッド・ディスプ
レイ(HMD) 23 反映領域 24 イヤホン 25 修正された眼鏡

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・ハウジング、電源、手離
    し式コンピュータ起動手段、プロセッサ及びディスプレ
    イ手段を含んで成る手離し式モバイル・コンピュータ・
    システムであって、前記ディスプレイ手段は、前記プロ
    セッサと連絡する接続手段を有し、前記プロセッサは、
    前記起動手段と連絡する接続手段を有して、前記起動手
    段からの命令を受信し、前記命令を電気信号に変換して
    処理するように成し、前記ディスプレイ手段は、前記プ
    ロセッサからの前記電気信号及び情報を受信する手段を
    有して、前記情報をユーザーのために表示するように成
    し、前記起動手段は、音声起動手段、脳波起動手段、眼
    球追跡起動手段及びそれらの混合物から構成されるグル
    ープの中から選択される手段を含んで成り、前記接続手
    段の少なくとも一部は、光ファイバー接続を含んで成る
    ように成した、頭記手離し式モバイル・コンピュータ・
    システム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ・ハウジングは、外部
    周辺機器へ取付けるための周辺コネクタ手段を有するよ
    うに成した、請求項1に記載のコンピュータ・システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記手離し式起動手段は、単独であるか
    或いは頭部及び腕の追跡起動手段と組合せて使用される
    ように成した、請求項1に記載のコンピュータ・システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイ手段及び前記手離し式
    起動手段は、ユーザーによって着用され、前記コンピュ
    ータ・ハウジング及び前記プロセッサは、遠隔的な場所
    に配置されるように成した、請求項1に記載のコンピュ
    ータ・システム。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータ・ハウジング、前記プ
    ロセッサ、前記ディスプレイ手段及び前記手離し式起動
    手段は、ユーザーによって着用されるように成した、請
    求項1に記載のコンピュータ・システム。
  6. 【請求項6】 前記システムは、第2のコンピュータ・
    システムの独立したコンピュータ・ディスプレイ手段と
    相互作用して通信するための手段を有するように成し
    た、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  7. 【請求項7】 前記システムは、セルラ式電話、ハード
    回線電話、赤外線トランシーバー、双方向無線手段及び
    それらの混合物から構成されるグループの中から選択さ
    れる通信手段と通信するための手段を有するように成し
    た、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  8. 【請求項8】 前記手離し式起動手段は、音声命令を送
    信するための手段と音声認識モジュールとを包含するよ
    うに成した、請求項1に記載のコンピュータ・システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記手離し式起動手段は、コンピュータ
    の出力を制御するための頭部及び腕の追跡手段と協調し
    て働き且つ組合せて機能する、頭部領域内における筋肉
    からの電気信号に応答する起動手段と共に使用されるよ
    うに成した、請求項1に記載のコンピュータ・システ
    ム。
  10. 【請求項10】 コンピュータ・ハウジング、電源、手
    離し式起動手段、プロセッサ及びディスプレイ手段を連
    携させて含んで成る手離し式モバイル・コンピュータ・
    システムであって、前記プロセッサは、前記コンピュー
    タ・ハウジング内に収納され、光ファイバー接続手段に
    よって前記ディスプレイ手段に対して接続されるように
    成し、前記手離し式起動手段は、音声起動手段、眼球追
    跡起動手段、脳波起動法及びそれらの混合物から構成さ
    れるグループの中から選択される起動手段を含んで成
    り、前記光ファイバー接続手段は、少なくとも前記ディ
    スプレイ手段と前記プロセッサ又は前記コンピュータ・
    ハウジングとの間の必要な相互作用を提供するに足る十
    分な光ファイバー束を含んで成るように成した、頭記手
    離し式モバイル・コンピュータ・システム。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータ・ハウジングは、外
    部周辺機器へ取付けるための周辺コネクタ手段を有する
    ように成した、請求項10に記載のコンピュータ・シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記手離し式起動手段は、単独である
    か或いは頭部及び腕の追跡起動手段と組合せて使用され
    るように成した、請求項10に記載のコンピュータ・シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記ディスプレイ手段及び前記手離し
    式起動手段は、ユーザーによって着用され、前記コンピ
    ュータ・ハウジング及び前記プロセッサは、遠隔的な場
    所に配置されるように成した、請求項10に記載のコン
    ピュータ・システム。
  14. 【請求項14】 前記コンピュータ・ハウジング、前記
    プロセッサ、前記ディスプレイ手段及び前記手離し式起
    動手段は、ユーザーによって着用されるように成した、
    請求項10に記載のコンピュータ・システム。
  15. 【請求項15】 前記システムは、第2のコンピュータ
    ・システムの独立したコンピュータ・ディスプレイ手段
    と相互作用して通信するための手段を有するように成し
    た、請求項10に記載のコンピュータ・システム。
  16. 【請求項16】 前記システムは、セルラ式電話、ハー
    ド回線電話、赤外線トランシーバー、双方向無線手段及
    びそれらの混合物から構成されるグループの中から選択
    される通信手段と通信するための手段を有するように成
    した、請求項10に記載のコンピュータ・システム。
  17. 【請求項17】 前記手離し式起動手段は、音声命令を
    送信するための手段と音声認識モジュールとを包含する
    ように成した、請求項10に記載のコンピュータ・シス
    テム。
  18. 【請求項18】 前記手離し式起動手段は、コンピュー
    タの出力を制御するための頭部及び腕の追跡手段と協調
    して働き且つ組合せて機能する、頭部領域内における筋
    肉からの電気信号に応答する起動手段と共に使用される
    ように成した、請求項10に記載のコンピュータ・シス
    テム。
  19. 【請求項19】 モバイル・コンピュータのHMDの中
    において一般的に見出されるコンポーネントは、前記コ
    ンピュータ・ハウジングの中に配置され、それらの機能
    は、光ファイバー束を介して前記ディスプレイ手段に伝
    達されるように成し、それによって、小型且つ軽量のデ
    ィスプレイ手段を提供するように成した、請求項10に
    記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記ディスプレイ手段は、表示された
    項目に関する単独観察とグループ観察の両方をユーザー
    に提供するための手段を有するように成した、請求項1
    0に記載のシステム。
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