JPH10288919A - 画像形成システムおよび画像形成方法 - Google Patents

画像形成システムおよび画像形成方法

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JPH10288919A
JPH10288919A JP9095783A JP9578397A JPH10288919A JP H10288919 A JPH10288919 A JP H10288919A JP 9095783 A JP9095783 A JP 9095783A JP 9578397 A JP9578397 A JP 9578397A JP H10288919 A JPH10288919 A JP H10288919A
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JP
Japan
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image
image forming
speed
recording medium
thickness
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JP9095783A
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Masashi Ooyumi
大弓  正志
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の種類に応じて最適の速度で画像形
成ができ、関連の情報を容易に知ることができる画像形
成システム,画像形成方法を提供する。 【解決手段】 厚み検知センサ360により記録媒体の
厚さを検知し、この検知した厚さに最適の定着速度と、
この定着速度による画像形成の所要時間をCPU101
により算出し、前記最適の定着速度で定着器356を駆
動し、前記所要時間を操作部109の表示器に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリンタ
等の画像形成装置および画像形成方法に関し、特にその
使用する記録媒体に対する最適化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー画像形成の多量化、高速化
を目的として、図10に示すような、各記録色に対応す
る記録用発光光源321〜324とその駆動部326、
および感光ドラム361〜364と現像器371〜37
4を中心とする画像形成部331〜334を有する画像
形成装置が開発されるようになってきた。そして、一般
的にはマゼンタ(M)371,シアン(C)372,イ
エロ(Y)373,ブラック(Bk)374の4色の現
像器によって、感光ドラム361〜364上の潜像を現
像し、その像を記録媒体370上に重ね合わせることで
カラー画像を形成し、記録媒体上に定着することで画像
の形成が行われることになる。
【0003】このような画像形成の構成をとることによ
り、画像形成媒体の搬送路に関しても、手差し給紙部3
53からの搬送の場合には、ほぼ直線的な媒体の搬送が
可能となる。このことにより、湾曲しにくい厚みのある
記録媒体の搬送も可能となってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、画像を記録する
媒体として、通常の用紙以外の厚紙など様々な媒体を利
用したいということが、利用上のニーズとして挙げられ
ており、前述したような構成の画像形成装置により、そ
の実現が可能となってきている。
【0005】しかしながら、特に電子写真方式などの画
像形成においては、記録媒体の種類によって最適な画像
を形成するための各種の条件が異なるため、多種多様な
記録媒体へ画像形成を行うことは、画質の問題から困難
となっている。
【0006】粉体の現像材により記録媒体上に形成され
た画像を記録媒体上に定着させるプロセスにおいて、一
般的に用いられている加熱式の定着においては、厚さや
材質といった異なる要因を有する記録媒体に対して、定
着に必要な熱量は異なるため、記録媒体の種類によっ
て、定着速度を切り替える必要がある。
【0007】そのため、同じ用紙サイズのコピーを同じ
枚数だけ出力する場合でも、用紙の種類によってトータ
ル的にコピーに要する時間が異なってくることになる。
特に多量のコピーを行う場合、通常の用紙へのコピーの
場合と定着速度を遅くする厚紙コピーの場合とで終了ま
でに要する時間も大きく異なってくる。例えば、通常の
用紙コピーの場合のコピー速度が毎分50枚、厚紙コピ
ーの場合のコピー速度が半分の毎分25枚とすると、5
00枚のコピーに要する時間は、通常用紙の場合は10
分で終了するのに対して厚紙の場合は20分かかること
となる。この用紙の違いによるコピー時間の相違によっ
て操作者に不要な待ち時間を与えることが問題となって
きている。
【0008】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、記録媒体の種類に応じて最適の速度で画像形
成ができ、関連の情報を容易に知ることのできる画像形
成装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成装置を次の(1)〜(6)の
とおりに、また画像形成方法を次の(7)のとおりに構
成する。
【0010】(1)記録媒体の種類を検知する種類検知
手段と、この種類検知手段で検知した記録媒体の種類に
応じて最適の画像形成速度を設定する速度設定手段と、
この速度設定手段で設定した速度によって画像形成する
場合の所要時間を表示する表示手段とを備えた画像形成
システム。
【0011】(2)種類検知手段は、記録媒体の厚みを
検知するセンサである前記(1)記載の画像形成システ
ム。
【0012】(3)表示手段は、画像形成の進行に伴
い、画像形成に要する残時間の表示を更新するものであ
る前記(1)記載の画像形成システム。
【0013】(4)表示手段は、通常の画像形成より時
間がかかる場合、その警告をも併せて表示するものであ
る前記(1)記載の画像形成システム。
【0014】(5)表示手段は、通常の画像形成より時
間がかかる場合、関連する情報をも併せて表示するもの
である前記(1)記載の画像形成システム。
【0015】(6)関連する情報は、画像形成速度であ
る前記(5)記載の画像形成システム。
【0016】(7)記録媒体の種類を検知するステップ
と、このステップで検知した記録媒体の種類に応じて最
適の画像形成速度を設定するステップと、このステップ
で設定した速度で画像形成する場合の所要時間を表示す
るステップとを備えた画像形成方法。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を複写機
の実施例により詳しく説明する。
【0018】なお本発明は、実施例のようなスタンドア
ロンの形に限らず、プリンタとホストコンピュータのよ
うにラインで結ばれた形で実施でき、この場合ホストコ
ンピュータの表示器を表示手段として用いる。また、画
像形成システムに限らず、画像形成方法の形で実施でき
る。
【0019】
【実施例】
(実施例1)まず、実施例1の“複写機”全体について
説明を行う。複写機は図3に示すように、リーダ部30
1とプリンタ部302から構成される。
【0020】原稿台310上と原稿圧板311の間にお
かれた原稿を、ランプ312で照射しながら矢印V方向
に走査していく。原稿からの反射光像はミラー群31
3,レンズ314を通してRGB3色のフィルタが施さ
れたCCD315上に結像し、CCDによりRGBの各
色の信号に光電変換される。
【0021】電気信号となった画像信号は画像処理部4
01にて、図4に示すような流れで以下のような処理を
行う。CCD315からの信号はA/D&S/H部41
0においてデジタルデータへの変換を行い、シェーディ
ング補正部411と入力マスキング部412により画像
データを補正する。変倍動作時には変倍処理部413で
変倍処理を行う。次に、LOG変換部414でRGBの
データをCMYのデータに替えて、画像データの圧縮,
記憶,伸長を行う圧伸部415に入る。格納された画像
データは、後述のプリンタのそれぞれの色に同期して読
み出され、マスキング・UCR部416にてマスキング
処理された後、γ補正部417とエッジ強調部418に
よりCMYKの出力画像データを作り、プリンタ部30
2に送出される。
【0022】325はレーザ光を感光ドラム上に走査さ
せるポリゴンスキャナであり、331は初段のマゼンタ
(M)の画像形成部であり、332,333,334は
同様の構成のシアン(C),イエロ(Y),ブラック
(K)の各色についての画像形成部を示す。
【0023】画像制御部326により各色の同期をと
り、リーダ部301からの画像データに応じてMCYK
独立に駆動されるレーザ素子321〜324からのレー
ザビームを各色の感光ドラム上に走査する。画像形成部
331において、340はレーザ光の露光により潜像を
形成する感光ドラムである。341は、ドラム340上
にトナー現像を行う現像器であり、現像器341内の3
42は現像バイアスを印加し、トナー現像を行うスリー
ブである。343は現像スリーブ342上の現像剤から
の反射光量により現像剤濃度を検出する現像剤濃度セン
サである。344は感光ドラム340を所望の電位に帯
電させる1次帯電器であり、345は転写後のドラム3
40の表面を清掃するクリーナであり、346はクリー
ナ345で清掃された感光ドラム340の表面を除電
し、1次帯電器344において良好な帯電を得られるよ
うにする補助帯電器であり、347はドラム340上の
残留電荷を消去する前露光ランプであり、348は、転
写ベルト354の内部から放電を行い、感光ドラム34
0上のトナー画像を転写部材に転写する転写帯電器であ
る。349は感光ドラム340上に形成される現像から
の反射光量を検出する現像濃度センサである。
【0024】一方、紙などの画像形成媒体370は、用
紙送り装置351,352、再給紙装置350または手
差し用紙送り装置353から給紙搬送され、転写ベルト
354上に送られる。そして、前記感光ドラム340上
に形成されたトナー像を転写ベルト354により搬送さ
れる転写媒体に転写することで、マゼンタの画像が転写
媒体上に形成される。この電子写真プロセスをシアン,
イエロ,ブラックで各現像ステーションにおいて同様に
行うことで、原稿に対応したカラー画像が転写媒体上に
形成される。画像形成媒体は、定着前搬送路355を通
過し、定着器356によってトナー像を転写媒体に加熱
定着させ、転写媒体上の画像として出力される。画像面
を裏返して排出する裏面排紙を行う場合には記録媒体は
反転搬送路357に搬送され、反転搬送路で反転された
後、排紙される。また、両面の画像形成を行うモードで
は、定着された画像形成媒体は、反転搬送路357から
再給紙搬送路358へと搬送され、再給紙装置350に
送り込まれ、2面目の画像形成を行うための媒体として
配置される。
【0025】そして、360が画像形成媒体の厚みを検
知する厚み検知センサである。361は記録媒体を一度
停止し、画像形成部への記録媒体の搬送のタイミングを
決定するレジストローラである。
【0026】この画像形成装置では図示しない操作部に
よって、操作者から装置への操作、および装置から操作
者への指示が可能となっている。
【0027】図1に記録媒体の種類として、記録媒体の
厚さを検知し、その結果に基づき定着速度を変化させた
画像形成を行うとともに、コピー時間の表示を行う、本
実施例のブロック図を示す。360は媒体の厚みの検知
を行う厚み検知センサ、101は本機体のシーケンス制
御を司る中央処理装置(CPU)、102は制御プログ
ラムが記録されたROM、103はCPU101が制御
シーケンスにおいて記憶に用いるRAM、104はアナ
ログ値をデジタル値に変換するA/Dコンバータであ
る。105はCPU101からの命令によりモータ駆動
をはじめとする各負荷のオン/オフ制御の信号を与える
I/Oポート、106はモータの速度基準信号を生成す
るCLK生成回路、107はI/Oポート105からの
オン/オフ信号およびCLK生成回路106からの速度
基準信号に基づきモータを速度制御駆動するモータ駆動
部、108はモータ駆動部107によって駆動される定
着駆動モータである。109は操作者への表示を表示す
る操作部、356は定着機構部、370は画像形成媒体
である。
【0028】図3に示すように、厚み検知センサ360
を給紙搬送路上に設けることにより、これから画像形成
を行うために給紙を行った画像形成媒体に対して、画像
形成を行う前に、その厚みの検知を行う。そして、媒体
の厚みとして検知されたアナログ信号を、A/Dコンバ
ータ104によりデジタル値に変換する。
【0029】図2に一般的に知られた厚み検知センサ3
60の例を示す。発光ダイオード201からの照射光
は、測定面である反射面203で反射し、受光位置セン
サ202に入射する。ここで、反射面は記録媒体表面で
ある。センサ群から反射面までの距離によって、この受
光センサ202に対する入射位置が変化することによ
り、受光位置に応じたアナログ信号204が出力され
る。現状のこのようなセンサでの分解能は約十ミクロン
程度であり、電子写真のプロセスの各パラメータを変更
する必要が生じる程の媒体の厚みの違いの検知は可能と
なっている。
【0030】記録媒体の厚みの違いを考慮し、最適な画
質の維持を行うために変更が必要な電子写真プロセスの
パラメータとして、定着熱量制御が挙げられる。記録媒
体の厚みが厚い程、裏面から加える熱量が定着に関与で
きなくなるために、結果として、より多くの熱量を与え
る必要が生じる。そこで、定着速度はより遅くなるよう
に制御を行えばよい。
【0031】定着器356の機構の概略を図5に示す。
定着器356は、回転自在に配設された定着ローラ50
1と、定着ローラ501に圧接しながら回転する加圧ロ
ーラ502の間に画像形成媒体370を挟持すること
で、転写媒体370上の未定着の現像剤像を、加熱およ
び加圧することで転写媒体370に定着を行う熱ローラ
定着方式が広く用いられており、これに加え、離型剤供
給塗布手段である離型剤塗布装置503とクリーニング
装置504a,505bを有する構成となっている。定
着ローラ501および加圧ローラ502の内部には、加
熱手段としてハロゲンランプなどの加熱ヒータ506
a,506bが配設されて、ローラ501,502の加
熱が可能となっている。そして、定着ローラ501,加
圧ローラ502の一方または両方の表面に、温度を測定
する手段として、サーミスタなどの温度測定装置507
が当接されており、ヒータ506a,506bによって
加熱されたローラ表面の温度を検出する。その検出され
た温度の信号は、複写機全体の動作制御を行う不図示の
処理装置に入力される。その温度の情報をもとに、処理
装置はローラの表面温度が定着に必要な温度の範囲に維
持されるように制御を行う。
【0032】定着速度の制御に関して以下に述べる。通
常、定着器のように回転駆動を行うためにかなり大きな
負荷トルクを要する場合には、その回転駆動体としては
DCモータが利用される。このDCモータでは、ロータ
の回転周波数をホール素子などで検出し、その周波数に
基準周波数に対するPLL制御を行うことで回転数制御
を行っている。そのため、回転速度の変更は基準周波数
を変更することで可能となる。
【0033】つまり、記録媒体の厚みの検知を行った値
に基づき、CPUから設定可能な分周比による分周によ
って任意の周波数を生成するCLK生成回路をCPU制
御することにより、定着速度の制御が可能となる。この
とき、記録媒体の厚みの値に対するそれぞれの制御値の
生成については、CPUによる演算やルックアップテー
ブルの利用などが考えられる。
【0034】また、定着速度の設定においては、前述の
構成以外にも、複数の基準周波数の中からの一つの周波
数を選択するような回路によっても実現可能である。
【0035】図6に記録媒体の厚みを検知し、定着速度
の制御を行うとともに、コピー時間に要する時間を表示
するシーケンスのフローチャートを示す。
【0036】操作部109(図1参照)から画像形成を
行うための各種モード設定を行いコピー枚数Vを決定す
る(S1−1)。操作者からのコピースタートの入力
(S1−2)により、給紙シーケンスを開始する(S1
−3)。そしてレジストローラ361(図3参照)で記
録媒体を挟持した時点で厚みの検知を行い、デジタル化
された厚み値Dの入力を行う(S1−4)。厚み値Dが
範囲D1〜D2の間にあるかどうか判定し(S1−
5)、その範囲内にある場合、定着速度を規定する制御
データCS=CS1とする(S1−6)。範囲外にある
場合、Dが範囲D2〜D3の間にあるかどうか判定し
(S1−7)、その範囲内にある場合、定着速度を規定
する制御データCS=CS2とする(S1−8)。Dが
それ以外の場合、定着速度を規定する制御データCS=
CS3とする(S1−9)。そして、定着速度制御デー
タCSに基づき定着モータ駆動部107(図1参照)に
所要の周波数を送出する(S1−10)。それととも
に、コピー出力枚数値vを初期値である0とし(S1−
11)、(S1−1)で設定されたコピー枚数Vと、決
定された定着速度制御データCSからコピー時間Tの算
出を行う(S1−12)。
【0037】T=(V−v)*CS*(L+l)*n*
N/(X*n*R) ここで、 モータ速度基準周波数MS=X/CS(CSは分周比) 分周用基準周波数=X モータの速度基準周波数MSとモータ出力回転数比=n モータ出力から定着ローラまでのメカ的な減速比=N 定着ローラ直径=R 円周率=π 用紙副走査長=L 用紙間隔=l すでに出力されたコピー枚数=m そして、算出されたコピー時間Tを操作部に表示する
(S1−13)。これらの制御量に基づいた定着熱量に
よる加熱定着を含む画像形成シーケンス(S1−14)
を行うとともに、コピー出力枚数に応じてvを増加させ
(S1−15)、変化するTを表示していき、設定され
たコピー枚数Vまでの画像形成処理を遂行する(S1−
16)。
【0038】また、ここで区分分けに用いた値D1〜D
3は予めプログラム上で決められた値である。
【0039】図7に操作部109の表示例を示す。コピ
ー残数V−vとともに、コピー残時間Tを表示する。例
として、コピー置数500枚、コピー残数400枚(7
01)、判別されたコピー速度=毎分25枚として、コ
ピー残時間16分(702)を表示しているものを示
す。
【0040】ここで、媒体の厚みを3区分に分け、CP
Uが制御量を決定するシーケンスを例としたが、区分数
や制御量の決定方法はこれに限定されるものではない。
【0041】また、画像形成速度の変更を定着速度のみ
の切り替えにより実現しているが、それ以外の画像形成
全体の速度を切り替える方法などにおいても同様であ
る。
【0042】以上説明したように、本実施例によれば、
記録媒体の厚さに応じて定着速度が自動的に変更される
と共に、画像形成に要する時間が表示されるので、操作
者は最適の画像を得ることができ、また待ち時間を正確
に知ることができる。
【0043】(実施例2)実施例1と同様のハードウエ
ア構成の複写機において、用紙自動判別の結果、画像形
成に通常よりも時間が要する場合に警告または画像形成
速度を表示する例を実施例2として説明する。
【0044】図8に記録媒体の厚みを検知し、定着速度
の制御を行うとともに、コピー時間に関する警告および
コピー速度を表示する本実施例のシーケンスのフローチ
ャートを示す。
【0045】操作部109から画像形成を行うための各
種モード設定を行いコピー枚数Vを決定する(S2−
1)。操作者からのコピースタートの入力(S2−2)
により、給紙シーケンスを開始する(S2−3)。そし
てレジストローラ361で記録媒体を挟持した時点で厚
みの検知を行い、デジタル化された厚み値Dの入力を行
う(S2−4)。厚み値Dが範囲D1〜D2の間にある
かどうか判定し(S2−5)、その範囲内にある場合、
定着速度を規定する制御データCS=CS1とする(S
2−6)。範囲外にある場合、Dが範囲D2〜D3の間
にあるかどうか判定し(S2−7)、その範囲内にある
場合、定着速度を規定する制御データCS=CS2とす
る(S2−8)。Dがそれ以外の場合、定着速度を規定
する制御データCS=CS3とする(S2−9)。そし
て、CS=CS1以外の場合には、算出されたコピー速
度比C=CS/CS1および警告内容を操作部に表示す
る(S2−10)。ここで、CS1が標準のコピー速度
である。そして、定着速度制御データCSに基づき定着
モータ駆動回路に所要の周波数を送出する(S2−1
1)。これらの制御量に基づいた定着熱量による加熱定
置を含む画像形成シーケンス(S2−12)を行い画像
形成処理を遂行する。
【0046】また、ここで区分分けに用いた値D1〜D
3は予めプログラム上で決められた値である。
【0047】図9に操作部の表示の例を示す。コピー速
度が通常より遅くなる場合、つまりCS=CS1以外の
場合、コピー残数(V−v)とともに、コピー速度比C
(901)および警告内容(902)を表示する。例と
してC=1/3(CS3=3*CS1)とした表示を示
す。
【0048】以上説明したように、本実施例によれば、
操作者は最適の画像を得ることができると共に、待ち時
間を正確に知ることができ、更に待ち時間が通常より長
くなる場合その理由を知ることができるので、信頼性が
高まる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体に最適な画像の形成を可能とするとともに、画
像形成に要する時間,警告を操作者に表示することで、
不要な操作者の待ち時間を減ずることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の要部の構成を示す図
【図2】 厚み検知センサの説明図
【図3】 実施例1の構成を示す図
【図4】 画像処理系のブロック図
【図5】 定着器の構成を示す図
【図6】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図7】 操作部の表示例を示す図
【図8】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図9】 操作部の表示例を示す図
【図10】 従来例の構成を示す図
【符号の説明】 101 CPU 109 操作部(表示手段) 360 厚み検知センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の種類を検知する種類検知手段
    と、この種類検知手段で検知した記録媒体の種類に応じ
    て最適の画像形成速度を設定する速度設定手段と、この
    速度設定手段で設定した速度によって画像形成する場合
    の所要時間を表示する表示手段とを備えたことを特徴と
    する画像形成システム。
  2. 【請求項2】 種類検知手段は、記録媒体の厚みを検知
    するセンサであることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成システム。
  3. 【請求項3】 表示手段は、画像形成の進行に伴い、画
    像形成に要する残時間の表示を更新するものであること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 表示手段は、通常の画像形成より時間が
    かかる場合、その警告をも併せて表示するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 表示手段は、通常の画像形成より時間が
    かかる場合、関連する情報をも併せて表示するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 関連する情報は、画像形成速度であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 記録媒体の種類を検知するステップと、
    このステップで検知した記録媒体の種類に応じて最適の
    画像形成速度を設定するステップと、このステップで設
    定した速度で画像形成する場合の所要時間を表示するス
    テップとを備えたことを特徴とする画像形成方法。
JP9095783A 1997-04-14 1997-04-14 画像形成システムおよび画像形成方法 Withdrawn JPH10288919A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6804477B2 (en) * 2001-09-20 2004-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method for compensating for irregular recording material

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US6804477B2 (en) * 2001-09-20 2004-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method for compensating for irregular recording material

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