JPH10288813A - 角度調整機能を有する把手 - Google Patents

角度調整機能を有する把手

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JPH10288813A
JPH10288813A JP9095787A JP9578797A JPH10288813A JP H10288813 A JPH10288813 A JP H10288813A JP 9095787 A JP9095787 A JP 9095787A JP 9578797 A JP9578797 A JP 9578797A JP H10288813 A JPH10288813 A JP H10288813A
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JP
Japan
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handle
shaft
arm
handle body
angle
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JP9095787A
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English (en)
Inventor
Shuzo Katayama
修三 片山
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FUTABA KINZOKU KOGYO KK
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FUTABA KINZOKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、把手に対して角度調整機能を
付与した角度調整機能を有する把手を提供する。 【解決手段】 プロジェクター1の持ち運び用の把手2
であって、ストレート状の把手部6と把手部6の両端部
から延びる1対のアーム部7とを有する略コ字状の把手
本体3と、プロジェクターの機枠1aの底部に固定され
る固定具4と、把手本体3を1対のアーム部7において
固定具4に角度切換え可能に夫々連結する1対の連結手
段5とを備え、連結手段5を介して把手本体3の角度を
切り換えて、プロジェクター1の機枠1aの底面からの
把手部6の突出量を調整することで、把手本体3をプロ
ジェクター1の脚部として活用して、プロジェクター1
の設置角度を切換えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型テレビやプロ
ジェクターなどのように、設置角度の調整が必要な可搬
式機器用の把手として好適な角度調整可能な把手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】可搬式機器用の把手として、略コ字状の
把手本体を機枠に回動自在に取付けたものや、可撓性を
有するベルトを機枠に沿った収納位置と途中部を機枠か
ら離間させた使用位置とに変形可能に取付けたものや、
機枠自体に把手部を一体的に形成したものなどが広く採
用されている。また、小型テレビやプロジェクターにお
いては、脚部に高さ調整手段を設けて、表示部等の角度
を調整することが一般に行われている。高さ調整手段と
しては、例えば、機枠にナット部材を固定し、このナッ
ト部材に対して、ネジ軸からなる脚部を螺合させ、脚部
を回転させてナット部材との螺合位置を調整すること
で、高さ調整できるように構成したものや、ナット部材
を2つに分割構成し、ボタン操作により、分割構成され
たナット部材をネジ軸に係合させた係合位置と、ネジ軸
から離間させた解放位置とに位置切換え可能に構成し
て、調整量が多い場合でもワンタッチで高さ調整できる
ようにしたものが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の可搬
式機器においては、把手と高さ調整手段とを別々に設け
ていたので、部品点数が増えるとともに製作コストが高
くなると言う問題があった。しかも、把手は機枠の上部
に、高さ調整手段は機枠の底部に設けるものであると言
った固定観念があり、これらを1つの手段で共通化させ
ようと言った発想すらなかった。
【0004】本発明の目的は、簡単な構成で、把手に対
して角度調整機能を付与した角度調整機能を有する把手
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
角度調整機能を有する把手は、設置角度の切換えが必要
な可搬式機器の持ち運び用の把手であって、ストレート
状の把手部と把手部の両端部から延びる1対のアーム部
とを有する略コ字状の把手本体と、可搬式機器の機枠の
底部に固定される固定具と、把手本体を1対のアーム部
において固定具に角度切換え可能に夫々連結する1対の
連結手段とを備え、連結手段を介して把手本体の角度を
切り換えて、可搬式機器の機枠の底面からの把手部の突
出量を調整することで、把手本体を可搬式機器の脚部と
して活用して、可搬式機器の設置角度を切換えるもので
ある。したがって、この把手においては、把手部を回動
操作して可搬式機器の機枠の底面からの把手部の突出量
を調整した状態で、把手側を下側にして可搬式機器を設
置することで、可搬式機器の設置角度を調整することに
なる。また、可搬式機器を持ち運ぶ場合には、可搬式機
器とその設置面間に形成された隙間に手を入れて、可搬
式機器を縦向き姿勢にし、把手部を保持して持ち運ぶこ
とになる。
【0006】請求項2記載のように、連結手段は、固定
具に固定された軸体を有し、アーム部は軸体に対して回
動自在で且つ把手本体の持ち上げ方向に一定距離移動自
在に連結されるとともに、バネ部材を介して把手本体の
持ち上げ側へ常時付勢され、軸体とアーム部には把手本
体の持ち上げ側への操作により相互に噛合する係止歯と
係合歯が設けられ、バネ部材の付勢力に抗して把手本体
を持ち上げ側とは反対側へ操作して、係止歯と係合歯と
を相互に離間させてから、把手本体を回動させて係止歯
と係合歯との係合位置を切り換えて、可搬式機器に対す
る把手本体の取付け角度を切り換えるように構成するこ
とが考えられる。このように構成すると、可搬式機器を
持ち運ぶときには、係止歯と係合歯とが常時係合して、
軸部を中心とした把手本体の回動が規制されるので、安
定した姿勢で可搬式機器を持ち運ぶことが可能となる。
また、把手本体の角度調整は、バネ部材の付勢力に抗し
て、把手本体を持ち上げ側とは反対側へ操作することで
容易に行える。
【0007】請求項3記載のように、軸体に把手本体の
持ち上げ側へ延びるレバー部を形成し、レバー部の先端
部に係止歯を形成してもよい。このように構成すると、
レバー部のレバー長を大きく設定することで、係止歯に
作用する荷重を小さくすることが可能となる。請求項4
記載のように、アーム部に、係合歯を有する左右対称の
係合部材を固定してもよい。この場合には、1対のアー
ム部に固定する係合部材として同一部材を用いることが
可能となり、部品の種類が増えることによる係合部材の
組立性の低下を防止できる。
【0008】請求項5記載のように、アーム部及び係合
部材に軸部が挿通する長孔を形成し、この長孔を介して
アーム部を軸体に対して把手本体の持ち上げ方向に一定
距離移動自在に連結し、把手の持ち上げ時には軸体に長
孔の端縁を当接させて可搬式機器の自重を受け止めるよ
うに構成することが好ましい。つまり、軸体とアーム部
との連結部分は、構造的に弱くなりやすいが、アーム部
及び係合部材の長孔の口縁を軸部に係合させることで、
係合部材を活用して部品点数を増やすことなく、可搬式
機器の荷重を効果的に支持することが可能となる。請求
項6記載のように、軸体にアーム部の回動範囲を規制す
る回動規制部を形成してもよい。このように構成するこ
とで、部品点数を増やすことなく、アーム部の回動範囲
を規制することが可能となる。
【0009】請求項7に係る角度調整機能を有する把手
は、設置角度の切換えが必要な可搬式機器の持ち運び用
の把手であって、ストレート状の把手部と把手部の両端
部から延びる1対のアーム部とを有する略コ字状の把手
本体と、可搬式機器の機枠の底部に固定される固定具
と、1対のアーム部を固定具に角度切換え可能に夫々連
結する1対の連結手段とを備え、連結手段は、アーム部
に外装されるケーシングと、ケーシングの先端側の側壁
を挿通して固定具に固定される軸体と、ケーシングとア
ーム部間に介装され、アーム部を把手本体の持ち上げ側
へ常時付勢するバネ部材とを有し、アーム部をケーシン
グと軸体とに把手本体の持ち上げ方向にのみ一定距離移
動自在に連結し、軸体に把手本体の持ち上げ側へ延びる
レバー部を形成して、レバー部の先端部にアーム部側へ
立起した係止歯を形成し、レバー部側においてアーム部
に、アーム部の回動中心側から係止歯に係合する複数の
係合歯を有する係合部材を設けたものである。
【0010】したがって、この把手においては、バネ部
材の付勢力に抗して、把手本体を持ち上げ側とは反対側
へ操作することで、係止歯と係合歯との係合を解除して
把手本体を角度調整し、可搬式機器の機枠の底面からの
把手部の突出量を調整した状態で、把手側を下側にして
可搬式機器を設置することで、可搬式機器の設置角度を
調整することになる。また、可搬式機器を持ち運ぶ場合
には、可搬式機器とその設置面間に形成された隙間に手
を入れて、可搬式機器を縦向き姿勢にし、把手部を把持
して持ち運ぶことになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1に示すように、可搬式
機器としてのプロジェクター1の底部には本発明に係る
把手2が組付けられ、この把手2の把手本体3を、プロ
ジェクター1の底面に沿った(a)に図示の収納位置
と、プロジェクター1の底面から下方へ突出させた
(b)に図示の突出位置とに択一的に位置切換えするこ
とで、プロジェクター1からの映像の投射方向が切り換
えれるように構成されている。但し、小型テレビや種々
の映写装置等の可搬式機器に対しても本発明を適用でき
る。
【0012】把手2は、図2、図3に示すように、略コ
字状の把手本体3と、プロジェクター1の機枠1aの底
部に固定された固定具4と、把手本体3を固定具4に収
納位置と突出位置とに角度切換え可能に連結する1対の
連結手段5とを備えている。把手本体3は、合成樹脂材
料からなる外装部内に金属製の芯材をインサート成形し
たもので、ストレート状の把手部6と、把手部6の両端
部から延びる1対のアーム部7とから略コ字状に形成さ
れ、アーム部7の回動中心側部分(基端側部分)には芯
材としての金属部分を露出させたアーム基部8が設けら
れている。但し、把手本体3全体を金属材料で構成した
り、強度的に問題なければ樹脂材料等で構成することも
可能である。
【0013】固定具4は、略L字状の1対の金属板から
構成され、プロジェクター1の機枠1aの底面等に相互
に一定間隔あけて固定されている。固定具4の縦壁部に
は後述する軸体22を固定するためのネジ挿通孔9と、
軸体22との相対回転を規制するための3つの係止孔1
0が形成されている。但し、固定具4として、両端に縦
壁部を形成した略コ字状の金属板を用いてもよいし、プ
ロジェクター1の機枠1aに縦壁部を形成し、機枠1a
に対して直接的にネジ挿通孔9及び3つの係止孔10を
形成してもよい。
【0014】連結手段5について説明すると、図2〜図
6に示すように、アーム基部8の回動中心側の基端部及
び把手部6側の先端部には、アーム部7の長さ方向に細
長い長孔11、12が夫々形成されている。アーム基部
8の基端側部分には係合部材13が固定され、係合部材
13には長孔11に対応させてアーム部7の長さ方向に
細長い長孔14が形成され、係合部材13の先端部には
5つの歯を有する係合歯15が形成されている。係合部
材13は1対の係合突部16をアーム基部8に装着させ
た状態で、アーム部7に回転不能にビス止めされてい
る。係合部材13は左右対称に構成されて、左右のアー
ム基部8には同一形状の係合部材13が取付けられてい
る。
【0015】アーム基部8を外装する、ケーシング本体
17と蓋体18とからなるケーシング19が設けられ、
アーム基部8はその長孔12に装着した固定ネジ20を
介してケーシング本体17に把手本体3の持ち上げ方向
であるアーム部7の長手方向に一定距離だけ移動自在に
連結されている。ケーシング本体17の側壁部には貫通
孔21が形成され、貫通孔21には軸体22が回転自在
に取付けられ、軸体22の端部はケーシング本体17か
ら外部に突出され、途中部に形成された鍔部23を介し
て抜け止めされている。ケーシング本体17から外部に
突出した軸体22の端面には、前述した固定具4の係止
孔10に係合する3つの係合突部24が形成され、軸体
22はネジ部材25を介して固定具4に固定されてい
る。
【0016】ケーシング本体17内において軸体22に
は長孔11、14を挿通する支軸部26が形成され、ア
ーム基部8は長孔11、14を介して支軸部26に対し
て把手本体3の持ち上げ方向に一定距離だけ移動自在に
連結されている。鍔部23にはアーム基部8の両側に伸
びる回動規制部27が一体的に形成され、この回動規制
部27により、ケーシング19及び把手本体3に対する
軸体22の回動範囲が規制されている。
【0017】鍔部23にはアーム部7の先端部側に伸び
るレバー部28が形成され、レバー部28の先端部には
係合歯15に係合可能な2つの歯を有する係止歯29が
アーム基部8側へ突出状に形成されている。アーム部7
の合成樹脂部分の基端部にはケーシング19内に伸びる
挿入部30が形成され、挿入部30の端部にはケーシン
グ本体17の側壁の方へ伸びるバネ受部31が設けら
れ、バネ受部31とケーシング本体17の途中部に形成
された隔壁部33間には圧縮コイルバネからなるバネ部
材32が設けられ、アーム部7はバネ部材32により把
手本体3の持ち上げ側に常時付勢されている。
【0018】次に、前記把手2の作用、効果について説
明する。図1(a)、図6(a)に示すように、把手本
体3をプロジェクター1の底面と略平行に配置させた状
態では、バネ部材32の付勢力により、1対の係止歯2
9が係合歯15の途中部の1対の歯に係合し、この状態
が維持されることになる。また、この状態において、把
手部6はプロジェクター1の前側へ突出され、プロジェ
クター1を縦向き姿勢にした状態で、把手部6を保持し
て、プロジェクター1を持ち運べるように構成されてい
る。更に、プロジェクター1の持ち運び時には、係止歯
29が係合歯15に噛合する方向への荷重が作用するの
で、把手本体3がプロジェクター1と相対的に回動する
ことはなく、プロジェクター1の持ち運びが容易に行え
ることになる。しかも、持ち運び時には、支軸部26が
長孔11、14の基端側の口縁に係合するので、係合歯
15及び係止歯29に対して大きな荷重が作用すること
を防止して、その破損等を確実に防止できる。また、長
孔11、14が破損した場合でも、係止歯29が係合歯
15に圧接されて、持ち上げたプロジェクター1の荷重
が支持されるので、把手2からプロジェクター1が直ち
に脱落することがないので、持ち運び時における安全性
を一層向上できる。
【0019】一方、プロジェクター1の設置角度を調整
する時には、図6(b)に矢印で示すように、把手本体
3をケーシング19側へ押し込んで、係止歯29を係合
歯15から離間させた状態で、回動規制部27により規
制されるまで把手本体3を回動させ、この状態で把手本
体3の押し込み操作を中断すると、図6(c)に示すよ
うに、バネ部材32の付勢力により、係止歯29が係合
歯15のプロジェクター2側の1対の歯に係合し、把手
本体3が傾斜した状態に保持され、図1(a)に示すよ
うに、プロジェクター1を横向き姿勢にすることで、例
えば5°だけ前方上がりの傾斜状にプロジェクター1が
設置されることになる。ところで、プロジェクター1を
図1(a)に示すように設置したときには、把手部6に
対して上方への荷重が作用して、プロジェクター1の自
重により係止歯29が係合歯15から離脱しようとする
が、プロジェクター1に対する把手本体3の回動角度θ
を、例えば30°以内に設定することで、バネ部材32
として大型なものを用いることなく、係止歯29が係合
歯15から離脱することを防止できる。
【0020】尚、本実施例では、部品の種類を少なくす
るため左右対称の係合部材13を用いたが、係合歯15
に使用しないものが発生して、スペース的に不利になる
ので、必ずしも左右対称に構成しなくてもよい。また、
係合部材13に形成する係合歯15の歯数を増やすこと
で、3段階以上に角度調整できるように構成することも
可能である。更に、係止歯29は1本だけ設けてもよ
く、この場合に連結手段5を大型にすることなく、3段
階以上に角度調整できるように構成することが可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る角度調整機能を有する把手
によれば、把手に対して、可搬式機器を持ち運ぶための
把手本来の機能と、可搬式機器の角度を調整するたの角
度調整手段としての機能を付与することが可能となり、
2つの機能を有する手段を別々に設ける場合と比較し
て、部品点数を少なくして組立性を向上できるととも
に、製作コストを低減できる。しかも、回動した把手本
体が可搬式機器の脚部になって、可搬式機器の角度が調
整されるので、可搬式機器を持ち運ぶ場合には、可搬式
機器とその設置面間に形成される隙間に手を入れて、可
搬式機器を縦向き姿勢にし、把手部を把持して持ち運ぶ
ことが可能となり、把手の操作性が低下することもな
い。
【0022】請求項2記載のように構成すると、係止歯
と係合歯との係合により把手本体の回動が規制させれ、
安定した姿勢で可搬式機器を持ち運ぶことが可能とな
り、可搬式機器の持ち運び性を向上できる。また、把手
本体の角度調整も、バネ部材の付勢力に抗して、把手本
体を持ち上げ側とは反対側へ操作することで容易に行う
ことが可能となり、角度調整の操作性も向上する。
【0023】請求項3記載のように構成すると、係止歯
に作用する荷重を小さく設定して、係止歯の破損を効果
的に防止できる。請求項4記載のように構成すると、係
合歯の強度を十分に確保するために別途係合部材を設け
るので、部品点数は増えるが、係合部材を左右対称に構
成してあるので、1対のアーム部に対して同じ係合部材
を組付けることが可能となり、部品の種類が増えること
による組立性の低下を防止できる。請求項5記載のよう
に構成すると、係合部材により軸体とアーム部との連結
部分の強度を部品点数を増やすことなく容易に向上でき
る。
【0024】請求項6記載のように、軸体に対して回動
規制部を一体的に形成すると、部品点数を増やすことな
く、アーム部の回動範囲を規制することが可能となる。
請求項7に係る角度調整機能を有する把手によれば、請
求項1乃至3と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プロジェクターにおける把手の使用説明図
【図2】 把手の要部を横断した平面図
【図3】 連結手段及び固定金具の取付け方法を示す斜
視図
【図4】 連結手段の分解斜視図
【図5】 軸体及びアーム部の基端部付近の斜視図
【図6】 把手の作動説明図
【符号の説明】
1 プロジェクター 1a 機枠 2 把手 3 把手本体 4 固定具 5 連結手段 6 把手部 7 アーム部 8 アーム基部 9 ネジ挿通孔 10 係止孔 11 長孔 12 長孔 13 係合部材 14 長孔 15 係合歯 16 係合突部 17 ケーシング本
体 18 蓋体 19 ケーシング 20 固定ネジ 21 貫通孔 22 軸体 23 鍔部 24 係合突部 25 ネジ部材 26 支軸部 27 回動規制部 28 レバー部 29 係止歯 30 挿入部 31 バネ受部 32 バネ部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置角度の切換えが必要な可搬式機器の
    持ち運び用の把手であって、 ストレート状の把手部と把手部の両端部から延びる1対
    のアーム部とを有する略コ字状の把手本体と、 前記可搬式機器の機枠の底部に固定される固定具と、 前記把手本体を1対のアーム部において固定具に角度切
    換え可能に夫々連結する1対の連結手段とを備え、 前記連結手段を介して把手本体の角度を切り換えて、可
    搬式機器の機枠の底面からの把手部の突出量を調整する
    ことで、把手本体を可搬式機器の脚部として活用して、
    可搬式機器の設置角度を切換える角度調整機能を有する
    把手。
  2. 【請求項2】 前記連結手段は、固定具に固定された軸
    体を有し、アーム部は軸体に対して回動自在で且つ把手
    本体の持ち上げ方向に一定距離移動自在に連結されると
    ともに、バネ部材を介して把手本体の持ち上げ側へ常時
    付勢され、軸体とアーム部には把手本体の持ち上げ側へ
    の操作により相互に噛合する係止歯と係合歯が設けら
    れ、バネ部材の付勢力に抗して把手本体を持ち上げ側と
    は反対側へ操作して、係止歯と係合歯とを相互に離間さ
    せてから、把手本体を回動させて係止歯と係合歯との係
    合位置を切り換えて、可搬式機器に対する把手本体の取
    付け角度を切り換える請求項1記載の角度調整機能を有
    する把手。
  3. 【請求項3】 軸体に把手本体の持ち上げ側へ延びるレ
    バー部を形成し、レバー部の先端部に係止歯を形成した
    請求項2記載の角度調整機能を有する把手。
  4. 【請求項4】 前記アーム部に、係合歯を有する左右対
    称の係合部材を固定した請求項2又は3記載の角度調整
    機能を有する把手。
  5. 【請求項5】 アーム部及び係合部材に軸部が挿通する
    長孔を形成し、この長孔を介してアーム部を軸体に対し
    て把手本体の持ち上げ方向に一定距離移動自在に連結
    し、把手本体の持ち上げ時には軸体に長孔の端縁を当接
    させて可搬式機器の自重を受け止める請求項4記載の角
    度調整機能を有する把手。
  6. 【請求項6】 軸体にアーム部の回動範囲を規制する回
    動規制部を形成した請求項2〜5のいずれか1項記載の
    角度調整機能を有する把手。
  7. 【請求項7】 設置角度の切換えが必要な可搬式機器の
    持ち運び用の把手であって、 ストレート状の把手部と把手部の両端部から延びる1対
    のアーム部とを有する略コ字状の把手本体と、可搬式機
    器の機枠の底部に固定される固定具と、1対のアーム部
    を固定具に角度切換え可能に夫々連結する1対の連結手
    段とを備え、 前記連結手段は、アーム部に外装されるケーシングと、
    ケーシングの側壁を挿通して固定具に固定される軸体
    と、ケーシングとアーム部間に介装され、アーム部を把
    手本体の持ち上げ側へ常時付勢するバネ部材とを有し、 前記アーム部をケーシングと軸体とに把手本体の持ち上
    げ方向にのみ一定距離移動自在に連結し、 前記軸体に把手本体の持ち上げ側へ延びるレバー部を形
    成して、レバー部の先端部にアーム部側へ立起した係止
    歯を形成し、 前記レバー部側においてアーム部に、アーム部の回動中
    心側から係止歯に係合する複数の係合歯を有する係合部
    材を設けた、 ことを特徴とする角度調整機能を有する把手。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100504420B1 (ko) * 1998-07-07 2005-07-29 세이코 엡슨 가부시키가이샤 투사형 표시 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100504420B1 (ko) * 1998-07-07 2005-07-29 세이코 엡슨 가부시키가이샤 투사형 표시 장치

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